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【人】 鳴海 海音[ 宵稚は俺と一緒によくいるけれど。 俺が誰かといる時は入ってこなかった。 まあ、俺が宵稚を見つけると話を切り上げて 宵稚の方へ行ってたってのもあるけどな。 ああ、部長の話? そりゃあ俺ってば実力はあるし? 背もおそらく高い方だし? でも部長としてバスケ部を率いるより、 俺は宵稚と一緒にバスケをしたいだけだったから。 勝つことよりも一緒に楽しくできればよかったんだ。 だから断ったよ。 「二人で沢山点取るエースになりますから!」って宣言してさ。 ] [ 君は自分をモブだと思ってるの? 違うよ、全然違う。 君は俺の世界の中心。は大袈裟かな? 重い? それくらい大きな存在ってこと。 君がいるから 毎日が楽しくて。 君がいないと寂しくて。 探してしまうんだ。 君と触れた手が嬉しくて離し難かった。 そのことを今でも覚えている>>84 ] (94) 2022/08/16(Tue) 18:29:10 |
【人】 鳴海 海音[ 君の信頼や期待に応えようと>>85 いいとこ見せようとしたこともあったね。 でも失敗しても君は責めることはなかったね。 格好悪い俺も受け入れてくれているようで 俺を見ていてくれてるようで。 だから俺もけじめの為に『宵稚』って 呼び始めたんだ。 小中までの俺じゃないよ。 頼りになる君の親友だ。と。 それが俺の思惑とは別の意味で 君が受け取ったことに気がつかないまま>>85 ] ( 言いなりの人形じゃない。 君は君の意志で 俺のために動いてくれる。 そんな君が大切で、特別で いつしか俺の想いは 育っていってしまった。) (95) 2022/08/16(Tue) 18:29:25 |
【人】 鳴海 海音 [ 俺の掌に。 体の中に。 人の体の半分以上は水分なんだろ? きっと俺の水分は全部宵稚への想いになっていた。 少しずつ溜まっていって いつしか全部が想いに染まって。 それからは溢れるだけ。 体に収まりきらなくなったものは 溢れて体から出てしまうんだ。 俺はその栓の仕方を知らなかったんだ。 ] (97) 2022/08/16(Tue) 18:30:01 |
【人】 鳴海 海音ああ、音楽好きだよ 大声で歌うとスカッとするだろ? 確か小さい頃も……一緒に歌ったよな [ 小さい頃、大声で歌った記憶がある。 それはいつだったか、なんの歌だったか。 ただ”よいくん”はいたことは覚えていて。 だから一緒に歌ったと言う事実だけは 記憶に残ってるんだ。 だから彼が忘れていそうなら。 ] 小さい頃、だもんな。 きっとふとした時に思い出すかもよ 俺と一緒に歌った歌を思い出してくれよな (99) 2022/08/16(Tue) 18:31:57 |
【人】 鳴海 海音んーー、バスケは 俺がいなくても大丈夫だろ それに俺のバスケの相方は お前だけって決めてたんだ ってことで 軽音でもよろしくな! [ その時からか、いつからか 俺は自分がいなくても大丈夫なように 過ごしていた。 それはきっと深層心理な部分。 心にいつの間にかあった意識。 ”俺は鳴海の家の人間だから” その理由もおそらく今は残らない記憶の一つ。 それでも宵稚だけには この意識は適用されなかったみたいだ。 ] (100) 2022/08/16(Tue) 18:33:06 |
【人】 鳴海 海音[ 軽音同好会が 1日だけの軽音部になって 学園祭や体育祭、この際どんなイベントでもいい 晴れ舞台で演奏することも 俺は宵稚と一度は叶えてみたかった夢だ。 たとえそれが叶わなくとも目指してたってことは いい思い出になったんじゃないかな。 ] [ 音楽の傍らでバスケも趣味程度には続けていたさ。 ストリートバスケ。3on3。 村の子に教えたり、上級生とコートの奪い合いしたり。 宵稚だって続けていたことを知っていたから たまに呼び出したりしてな。 歌いながら音楽に合わせて バスケをしたこともあったな 音に合わせて動くこと、いつもより特別で 楽しかった覚えがある。 でも音楽やるものにとって指は大事だから 段々と、誘う回数も減っていった。 ] (101) 2022/08/16(Tue) 18:33:21 |
【人】 鳴海 海音[ いつも一緒だった俺達は、 毎年のお祭りだって一緒だった。 それが当然のように。 でもさ、いつか宵稚に彼女が出来たら…… その時は笑顔で男になった宵稚を 見送るつもりだったんだ。本当だよ本当 そんなことはあったかな、どうだろ 俺の場合は「バスケが恋人だから」とか 高校なら「音楽に嫉妬されたくないから」なんて 言ってただろうな。 女子達の宵稚を狙うあのギラついた目。 恋する瞳。俺はすぐ気がついた。 ……俺も同じ気持ちだったから。 ] (102) 2022/08/16(Tue) 18:33:53 |
【人】 鳴海 海音[ 村のお祭りにしては神妙で厳かなお祭りだった。 若者は賑やかなことが好きだからな。 退屈だと言うクラスメイトもいたか。 それでも俺はこの時だけ 聴ける音を毎年楽しみにしていた。 神事の雅楽と舞、 笙の音のアシストをする波の音。 海に揺蕩う灯籠を宵稚と静かに眺める海辺。 ] (103) 2022/08/16(Tue) 18:34:01 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚[ たった一度だけ見せた君の本音。 頬を伝う雫。 海に消えてしまいそうな宵稚を離したくなくて。 抱きしめたよ。力一杯に。 背中に回った手に 宵稚も同じ気持ちだと思ってしまった。 俺と離れたくないのだと。 でも君は強かった。 未来を見据えていた。 俺との違い。 俺の勘違い。 勘違いでも俺のこの想いは本物だったんだ。 ] (-45) 2022/08/16(Tue) 18:34:23 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚今日は、帰らない なんてのはどう? 二人でここで朝日を見よう [ 夜通し語り合ってさ、 二人で静かに海を見続けてもいい。 きっとこんな日はもうこないだろう。 そんな高校最後のお祭りだったらいいな。 ] (-46) 2022/08/16(Tue) 18:34:38 |
【秘】 鳴海 海音 → 闇崎 宵稚[ 全て俺のせい、 どこかで宵稚に後ろめたくて でも勘違いは止まらなくて 溢れた想いは零れてしまって。 覆水盆に返らず 溢れた想いはもう、戻ってこない。 空になれば枯れるだけ。 俺はきっとその時を待っていたのだろう。 ] (-47) 2022/08/16(Tue) 18:46:18 |
【人】 鳴海 海音[ 俺の音と宵稚の音は 上手くハーモニーを奏でられなかった。 出来たのは不協和音。 調律する弦は一本切れてしまった。 ] (105) 2022/08/16(Tue) 18:46:29 |
【人】 鳴海 海音 ごめんな、ごめん 俺もう一緒にいることが出来ないみたいだ [ この時の俺は自分ことばかりで 今この時悲しいのは自分だけと思い込んで 宵稚を一人にしてしまったこと。 ずっと一緒にいると言った言葉すら裏切って。 ] (108) 2022/08/16(Tue) 18:47:49 |
【独】 鳴海 海音/* よーしいい感じに日本語が迷子になってきたな 頑張れ!!私!!の脳!!動いて! 宵稚さんの言葉の表現が綺麗すぎて 凄い〜〜!!そういうのはどこで入手してくるんですか!! (-50) 2022/08/16(Tue) 18:51:42 |
【人】 闇崎 宵稚[そんな店もあったんだな、という感じだった。 子供の頃は全く気にはしなかったけど。 この田舎町の名物といえば、海産物だし。 よくよく思い出せば昔からあるような店だし、 潰れないあたり、需要があるのだろう。 まだ暖簾がある所は少ないけれど、 きっと夜に訪れれば、違って見えるのだろう。 提灯は、店のものと祭りのもので混在していた] (113) 2022/08/16(Tue) 21:30:46 |
【人】 闇崎 宵稚[海音といつ会うかわからないから。 イヤホンを外して歩いていれば、 昼から空けているスナックから、 ラジオの音が漏れ聞こえている。] 『―― リクエストの一曲行ってみましょう! 新曲でありながら昔懐かしいと話題の ――』 [先程俺が聞いていた番組と同じパーソナリティ。 時間的に、ランキングが終わって、 トークがひとつ挟まって、…というところか。] (114) 2022/08/16(Tue) 21:31:58 |
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