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【雲】 会社員 シロウ[ドMここに極まれり。 そう頭を抱えるけれど、 本心だった。 とうに消え去った理性の代わりに、 本能が返事をしたように。 ゆっくりと瞬く睫毛が起こす微かな風さえ 感じられそうなほど、サクライさんの顔が近づく。 肩越しに、もうあと数ミリ身体を捻れば 唇が合わさる距離。 上からの角度で、じっとこちらを見つめる サクライさんのその瞳の奥に潜む何か ───例えば感情とか、欲望とか、 そんなものが僕に見えればいいのに、と、 こちらも覚束ない視線を サクライさんに向けていた。] (D43) 2021/03/23(Tue) 15:58:55 |
【雲】 会社員 シロウ──── ぁ…っ、は、………は、い [途切れない喘鳴のせいでだらんと開いたままの 口を動かして返事を返せば、 くしゃりと髪が撫でられる。 それがとても気持ち良くてうっとりと目を 閉じれば、サクライさんがぼそりと呟く声が、 聞こえて。] ────── こい、びと、 それ、は、………… [身体を戻して奥歯を噛み締めた。 みし、と奥歯が鳴く音を飲み込んだ。] (D44) 2021/03/23(Tue) 16:00:45 |
【雲】 会社員 シロウぁ…っんん、んぁあああッっ! [リボンさえ無ければ、何度射精したかわからない。 後ろを穿つ動きは折々で変化して、 奥に深く差し込まれれば限界まで背が反って。 ああ、サクライさんのが全部、ほしい。 腸の行き止まりをノックされながら、 臀部には当たらない彼の肌が寂しかった。] (D45) 2021/03/23(Tue) 16:02:01 |
【雲】 会社員 シロウ[まるで、僕の心が全部、見透かされているよう。 僕が、サクライさんに提示された セーフワードを発する時。 それはたぶん、キスをされた時だって、 そう思っていたから─── ……サクライさん、ずる、い、 いま、このたいせい、タップ出来ない─── [がくがくと快感に身体を弾ませながら、 組み敷かれて初めて、僕はちょっと笑った。] (D47) 2021/03/23(Tue) 16:05:11 |
【雲】 会社員 シロウ────── して、ください。 [汗が流れる音のほうが大きいくらいの、 蚊の鳴くような小さな声で囁いた。 そうしたら、贈られたのは、 小鳥が啄むような、微かな微かな、 触れるだけの口付け。 ぐい、と引き寄せられる顎、 その手つきと力からは想像もつかないほど、 初心で、繊細な。 ふ、と瞼を伏せた。 責め立てられて出るやつじゃない、 感情を揺さぶられた時に出る涙が、 出そうだったから。 (D48) 2021/03/23(Tue) 16:08:09 |
【秘】 会社員 シロウ → Dom サクライあしたには、さよならですか、 恋人みたいにされたら、 居なくなったときの喪失感に 耐えられない気がするんです (-31) 2021/03/23(Tue) 16:09:18 |
【雲】 会社員 シロウ[探るように動いていたサクライさんの 動きが変わる。 長く、ギリギリまで引き抜かれ、 奥まで貫かれる。 頭の先から爪先まで身体が全部強張って、 サクライさんを締め付けて飲み込もうとした。 刺激され過ぎて腫れた前立腺に屹立がずり、と 触れれば声にならない悲鳴が喉に張り付いて、 腸内の襞が蠢いてサクライさんに縋った。 ] (D49) 2021/03/23(Tue) 16:11:30 |
【雲】 会社員 シロウサクライさ、───おく、に、ほしい、 ぜんぶ、いれて、ん、……ぅっ、ん…ッ! [腸の行き止まり、その奥。 そこを犯される恐ろしさを知っていて、 本能で拒否するはずの僕の身体が、 ……サクライさんを求めていた。 吐き散らかして失神して、ただの恐怖でしかなかった 記憶を、 いま、サクライさんに上書きされたい、と願って。]* (D50) 2021/03/23(Tue) 16:12:54 |
【墓】 大学生 寿 達也[ああ、欲しいなぁ、と彼の中を指で悪戯しながら内心思う。 でも自分は騎士だから。 お姫様の許可がないと彼にもっと、とおねだりすることは許されない。 そう思って彼を真似するかのように煽ってはみたのだけれど、彼の反応は思っていたのとは違っていた] わかりやすすぎ? [何がだろう、と頭を撫でてくれるのは気持ちがいいので、されるがままになる。 こうして甘えさせてくれるのも、彼が年上の余裕なのだろうなとも思うし。 髪を梳くのが好きなのだろうか。先ほどから髪をよく触れられる。 自分としてはあまり自分のくせ毛は好きではなくて、彼のような直毛に憧れたりもするのだけれど。 そして、頬に手を差し伸べられて彼の方を向かせられた] (+27) 2021/03/23(Tue) 18:10:04 |
【墓】 大学生 寿 達也―――え。 [思いがけない言葉がかえってきた。 今、このタイミングでされる質問じゃないはずなのに。 唐突に彼はどうしたというのだろうか。 彼の意図が把握できなくて、騎士としての顔が崩れてしまう] (+28) 2021/03/23(Tue) 18:10:23 |
【墓】 大学生 寿 達也 ………好きですよっ [そんなの当たり前じゃないですか、と言いたいくらい驚く。 なんでそんなことを訊かれているのだろう。 いまさらな言葉を欲しい人もいるということに気づいていなかったのだけれど。 でも、俺が彼を好きだというのと、怒っているということは別問題なはずで。 彼が自分に課題を突き付けていたなんて知らなくて、彼の瞳を見つめ返せば、彼は穏やかにほほ笑んでくれていた] (+29) 2021/03/23(Tue) 18:10:41 |
【墓】 大学生 寿 達也 なんですか、いきなり………。 それって無粋なんじゃないんですか? [だってここは一時の夢を紡ぐ場所だから。 たまたま自分たちは知り合いだったけれど、普通だったらここで願いを叶えた後は、知らないふりをするのが【大人の遊び】で【マナー】なのだろうし。 だから、リアルの感情を持ってきて、ここで彼に告白したりして、思いを告げるのはそれこそルール違反で、彼に迷惑をかける行為だと思っていたのに。 彼はなんのつもりなんだろう。 まだまだ、子供の尻尾が残る自分は、そういうところがちゃんとできてなくて、途方に暮れてしまう*] (+30) 2021/03/23(Tue) 18:11:07 |
【妖】 柊[ 微かに雄の匂いの残る口内で口付けを 繰り返せば、徐々にそれはなくなり、 甘さを増していく。 何度も角度を変えて貪った唇が ようやく離れる頃、じん、と痺れさえ覚え。 浅く呼吸を繰り返しながら、とろりととろけた 視線で見つめて、ねだった。 誘い文句の最後、浮かべた笑みに、触れた唇から 舌が差し込まれてまた口内を荒らして、 去っていくから。 ] ($16) 2021/03/23(Tue) 18:12:40 |
【妖】 柊ぁ、 ふ ………っはぁ、 [ 母音と吐息を落とすと、問いかけが されるから、それに満足げに笑みを浮かべ。 返事よりも早く、引き抜かれた指に びくびくと腰が震えて。 当てられた昂りに、悦びで 眉根が寄るのがわかった。 ] ………我慢、できな …ァ、は、 [ いじわるされるのもたまらない。 もっと焦らされて、焦らされて、 その先に深い快楽を感じることができたら、 それはきっととんでもなく気持ちいいのだろう けれど、でも─── ] ($17) 2021/03/23(Tue) 18:12:53 |
【妖】 柊早く欲しい、………奥、思いっきり突いてっ…? 好きにして…っ… めちゃくちゃにしても、いいから、 [ 食まれた耳たぶに、焦ったいほど優しい 腰使いに、甘やかな低い声に、 ぞくぞくと背筋がたまらなく震え。] ($18) 2021/03/23(Tue) 18:13:05 |
【秘】 Dom サクライ → 会社員 シロウ[駄目だ───── 誰より自由だった榛原を服従させて 傍に縛りつけて 俺と同じくらい雁字搦めにさせて…… そんなことをしても、意味が無いのに。 それなのに、寒くて、寂しくて 隣にあったはずの温もりが恋しくて。] (-35) 2021/03/23(Tue) 19:04:39 |
【雲】 Dom サクライ[口付けを受け入れてもらった時、 微かに浮かんだ笑みは 決して加虐的なものではなく。] ……ごめん。 [タップしにくい体勢やタイミングで これを言ったのを、困ったように笑って謝った。 でも、これでも紳士的に 振舞ってるつもりなんだけれど。 重ねた唇は、甘い。 埋め込んだ幹から伝わる熱さも相まって このままぐずぐずに煮崩れてしまいそうなくらい。 ふ、と瞼を伏せた横顔へと 宥めるためのキスをもう一度。] (D51) 2021/03/23(Tue) 19:05:50 |
【雲】 Dom サクライ[奥に、と史郎の声で乞われて 俺は薄く笑った。 俺の下卑た心も全部、この人には 読めてるんじゃないかって。] 良いの? このまま虐めても。 [前に抱いた男は其処をつついた途端嘔吐したし その前は痛いと泣き喚いたっけ。 本当に、奥の奥まで受け入れてもらったことは 片手の指に収まる程度。 でも、史郎を手に入れたい気持ちは もう、どうしようもなくって。] そしたら、準備、しよっか。 [俺は軽く微笑むと、史郎の上から身を起こし ベッドサイドからタオルを取り上げた。 経験上、吐いたり失禁したりする奴もいるんだから いざというときのために。 史郎の顔の下と、茎の下に 大判のタオルを挟んだら、OK。 どんなふうに汚れても、乱れても、大丈夫。] (D52) 2021/03/23(Tue) 19:06:14 |
【雲】 Dom サクライシロくん。 全部、入れるから。 [そう呼び掛けながら、俺は史郎が力を抜けるよう 再び乳首へそっと手を添え、 くりくりと摘むように弄りはじめる。 その間も、中に収まったままの雄茎を 奥へ奥へと進めようか。 奥の窄まりへ啄むようなキスを繰り返して 時折宥めるように腸壁の凝りをねっとりと捏ねて。 もう少しで、全部入る。 じりじりと熱に煽られた身体から、ぽたり、 史郎の背へと汗を落とした。] (D53) 2021/03/23(Tue) 19:06:39 |
【雲】 Dom サクライシロくん、此処、前にも入れた事あるんだ? [行き止まりを尚責め立てながら俺は尋ねる。 前に気持ちが良かったから、 此処を責められたいと言ったのか。 でも、そうじゃなくても 俺の心を締めている気持ちは 多分、晴らせなくて。] (D54) 2021/03/23(Tue) 19:07:03 |
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