【神】 冷たい炸薬 ストレガ【ノッテアジト】 >>G10 テンゴ 「……なるほど、了解。 下にはその方向で張り紙でもしときます。 それと同時に変わらずの警戒ですね」 利点、利点ね……と呟きながら、 テンゴに続くリカルド(>>G11)の声に頷いた。 「表を休業にしとけば問題ない。 見栄っ張りの連中よりファミリー、だろ。 先に工房の調整しとくよ、お先に失礼」 そのまま会議室を後にするだろう。 (G12) 2022/08/18(Thu) 10:47:56 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ/* チョコラテリア時空は墓でもいいと思います! その後の会話は秘話でしましょうか……!! (-108) 2022/08/18(Thu) 10:55:22 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 無風 マウロ「ああ、それもそうか」 居場所を作った。 その言葉には、短く、故に虚飾の無い肯定だけが返った。 居場所が無いなら、自ら作るほかない。 長い時間を掛けて、途方も無い努力をして、持てる全てをもって。 何度心折れそうになったとしても。 それでも、それさえ掴めない者も世の中には居る。 そうして必死に伸ばした手を掴む者が居なければ、 底の底から引き上げられる事など、ありはしないのだ。 だからやはり、あなたは必要とされていた。 或いはその手を取って、或いは共に行く場所を用意する程度には。 他の誰でもない、あなたという個人、その人に。 そこに居て欲しいと願った者が、確かに居たんだろう。 (-109) 2022/08/18(Thu) 11:01:11 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 無風 マウロ煙草の匂いがして、息を吐く気配がする。 あなたが確かに今もそこに居るのだと錯覚させるような。 そんな感覚がしても、掃除屋がそちらを見る事は無い。 悄気込んだ顔など見られたくはないだろう。 「どれもこれも、もう叶いやしませんね」 口にするのは、何処までも残酷な現実。 何をしようとも、死者は決して戻っては来ない。 思い出の中で生き続ける、なんてのも綺麗事でしかない。 今こうしてここであなたの言葉を聞いているのだって、 恐らくは生者の身勝手な錯覚でしかないのだ。 どんな未来を描いたとしても、 アウグストも、あなたも、もう、そこには居ない。 「それでも、あんたのこれまでが無に帰した訳じゃない。 あんたが誰かにした事は、言った事は、これからも残り続ける。 たとえそれが呪いになろうとも、忘れたがらない奴は居る。 あんたの言葉を忘れず、あんたの夢や理想を拾い上げて これからも、たとえば飯を食う時には 必ずあんたの為の席を用意するような事をするような奴が」 「あんたにとって、それは良い事になりますかね?」 なんてのは、何もかも、きっと言うまでもない事なのだろうが。 (-110) 2022/08/18(Thu) 11:02:10 |
【秘】 どこにも行けない ヴェルデ → 小夜啼鳥 ビアンカ不機嫌な顔なら見慣れている。 それなのに、どうしてそんな顔をするのだろう。 「知らない、ガキだから」 どうしてそんな風に触れるのだろう。 「おれは言われないとわかんないし、」 「あんたも言えなかったら、ずっと何もわからない」 ▼ (-111) 2022/08/18(Thu) 11:15:03 |
ヴェルデは、あの日、開いた口から——「ッ、この強情女」 (c4) 2022/08/18(Thu) 11:15:20 |
【秘】 どこにも行けない ヴェルデ → 小夜啼鳥 ビアンカそんな風に悪態をつくのも、初めてのことだ。 ハイヒールに踏み付けられた足が痛む。 それは或いは、姉弟喧嘩にも似ていた。 溜息ひとつ。 お望み通りに手を離し、絵本を拾った。 いつか、あなたが投げて寄越したものだ。 古びたそれは、必要がなくなって手放されたのだろうけれど。 少年にとっては、大切なものだったから。 (-112) 2022/08/18(Thu) 11:16:02 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 陽炎 アベラルド人気のない路地裏。 たとえ裏社会の人間であっても、 今は大した用向きも無しに踏み入りはしないだろうその場所に。 あなたが立ち入ったのは、単なる近道か、それとも野暮用か。 止むに止まれぬ理由があったのかもしれない。 何れにしても、その日あなたはそこに居た。 「───ああ、良い所に」 幾つかの路地を入り、 何度目かの暗がりの傍を通り過ぎようとした時。 不意に、暗がりの先、路地の脇道から陰鬱な声がした。 路地裏に広がる薄闇が人の形を取ったように。 殺しを専門とし、確かな実力を持ったあなたであれば。 通りがかる少し前から、既に不穏な気配は感じていた事だろう。 「少し無駄話に付き合ってもらえません?」 「たとえばそう、くだらない仕事への愚痴だとか」 言葉の通り、不意打ちを仕掛けられるような事は無い。 喪服じみた黒支度の男は、今はただ暗がりに佇んでいるだけだ。 両腕は構える事無く、重力に従い下ろされたまま。 けれどその片手は、手にした拳銃の引き金に指を掛けている。 (-113) 2022/08/18(Thu) 11:38:55 |
【神】 piacere ラウラ【ノッテアジト】 いつも通り。変わらない様子で壁際にいる。 それぞれの声は、言葉は勿論聞こえていた。聞いていた。 「……了解、です」 だから返事をして、それだけ。 解散する流れになればその場から静かに立ち去るだろう。 今日もまた少し、仏頂面の彼と飄々とした彼の姿を探す。 見つかるはずもないけれど、無意識下で追うことは止められない。 (G13) 2022/08/18(Thu) 11:42:59 |
【見】 郵便切手 フラン【バー:アマラント】 ここ数日、毎夜のように配達員は仕事終わりにバーに現れる。 目的があるかなんてわからないし、 ありもしないかもしれないが。 「……今日も、開いてない」 提げられたままの『CLOSED』のプレート。 職場にアマラント宛の荷物が受取人不在で持ち帰られているのを見た。 だから此処は、先日来たときからこのままなんじゃないかと思ったりして。 店主の意味ありげな笑顔を思い浮かべながら、 青年は幾ら見つめようと裏返る筈のない板をじっと見ていた。 (@2) 2022/08/18(Thu) 11:56:44 |
【神】 暗殺屋 レヴィア女は、余計なお喋りはしない。 静かな会議が終わり、退室するものが出れば。 その流れに乗って、女も席を立つ。 同じファミリーだからと、安心できる状況でも無くなってしまった。 これだけの被害が出ても掴めない尻尾はまるで、ノッテやアルバの動向が分かっているかのようだ。 となれば、ネズミがいるかもしれない。 誰がネズミなのか、誰を信用すればいいのか、どう立ち回るべきなのか。 ……などという思考は。 「興味が無いわ。」 廊下を歩きながら、独り言を呟いた。 (G14) 2022/08/18(Thu) 12:00:28 |
【人】 冷たい炸薬 ストレガ【街中】 工房に詰めかけるソルジャー人員に上の意向と 仕事の邪魔すんじゃねえの意を伝えてから少し後。 やってられんとばかりに街に繰り出して アイスコーヒーを買い、適当なベンチに腰掛けた。 「はあ〜〜〜〜〜〜…………」 面倒だ、とは零さないが。 ろくでもない予感がずっとある。 なんとも、憂鬱な状況だった。 (12) 2022/08/18(Thu) 12:03:10 |
【人】 piacere ラウラ【マウロの部屋】 >>10 リカルド様 語るリカルド様を見つめながら、ラウラはやはり皆様を羨ましいと思いました。 その言葉はたった一人に告げたのみで、この場では口にしませんが。 「…ツィオ様は、……確かに 軽薄に見えます、が。 それだけでは無いのだと、…見ていて 感じます、から」 幼馴染の貴方達を理解出来るなどと思わない。 それでも見てきたものがある。 菫色は今までだってずっと、貴方達を映してきたのだから。 あっさりと渡された写真立てを片手で受け取り、大切そうに胸に抱いてほんの少しだけ微笑む。 それは いつものように 作られたものではなくて、ラウラ本人の心からの笑み……だったのかもしれない。「…必ず、マウロ様にお返し致します。 ……リカルド様、ありがとう ございます」 続く話の頃にはいつも通りの表情で、けれど実は驚いている。 あの方が自分宛に何かを残すのだろうか、とか。 何が書かれているのか、とか。とにかく気になって。 そろそろ問題ないだろうかと冷やしている手に視線を向け水を止め。 懐から取り出したハンカチで手を拭いて、チラリと貴方を見上げた。 ついで手のひらを見せるのはきっと、もう大丈夫だという女なりの意思表示。 それからサイドテーブル近くに早足で向かい、そこに置かれた便箋に手を伸ばして──ラウラは、動きを止めた。 (13) 2022/08/18(Thu) 12:10:26 |
【秘】 デッドヘッド ヴェネリオ → 永遠の夢見人 ロッシ夢かまことか。 眠りの浅い男も懐かしい香りにさそわれれば、これは何度目だ。 『情報屋』 誰がいるのかがわかる。 『こんなものは夢でいい。 現実でなくていいんだ。 だから、教えられるのなら教えてくれ。 ――ノッテファミリーに、樹木子はいたのか』 もうじきこの抗争は終わる。 その前に片付けないとならないことがある。 そのために幹部は知っておかないといけないことが、あった。 (-114) 2022/08/18(Thu) 12:12:25 |
【独】 郵便切手 フラン【路地裏】 昼間の配達の時間帯。 「………」 表通りから一本外れただけで、人の気配がまばらになる。 やけに響く自分の足音が耳に残った。 続いていた石畳を叩く音が、唐突に止まる。 路地裏のゴミ捨て場。 ただゴミが積み上げられているだけのそこをじっと見つめて。 何か独り言を呟くでもなく時間が過ぎる。 脳裏に浮かぶ写真より鮮明な光景をかき消して、配達員はまた歩き始めた。 (-115) 2022/08/18(Thu) 12:18:00 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → どこにも行けない ヴェルデ女は人を綺麗に殺す。 余計な傷も痛みも与えない。 その方が、後処理が楽だから。 「そう。」 「残念ね。」 帰ってくるのは、やはり温度の無い言葉。 裸の紙幣の行く末がどうなるか、貴方が見届けられる事は無い。 引き金は躊躇いなく引かれた。 「…………。」 「馬鹿ね。」 倒れ伏す体を見下ろして。 その時の言葉と瞳だけが、僅かに温度を滲ませて。 少しだけ目を伏せて。 そうして。 全てを消し去るような後処理をすることも無く、 その場を後にするのだった。 (-117) 2022/08/18(Thu) 12:27:55 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* ハア〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ いや〜〜〜〜 ここで死んで楽になるのかなりよくないな よくないんだけど まあ死んだら死んだでその時はその時ですからね いやだあ〜 (-116) 2022/08/18(Thu) 12:28:22 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 陽炎 アベラルド/* 了解しました! あとすみません質問事項が増えてしまうのですが……高校からの知り合いならワンチャンアベラルドさんの本名知ってるんじゃないかと思いました。よろしければ本名で……呼びたいな……! 当時から偽ってたとかだったらこのままアビーで行きます! (-118) 2022/08/18(Thu) 12:30:01 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 小夜啼鳥 ビアンカ夜。 ナイト・バー「Pollo Nero」へと足を踏み入れる女が1人。 これまで来店したことは無く、そしてもちろん、 ここの従業員に知り合いがいる訳でもなく。 しかし女は、ここに来た。 ある目的のために。 「ここにビアンカという人がいると聞いたのだけれど。」 「取り次いでくださる?」 目に付いた従業員らしき人物に、そう声をかけた。 (-119) 2022/08/18(Thu) 12:33:28 |
【人】 ガット・リベロ ルチア【路地裏】 ふらふらと。 少女は歩く。 コーヒーショップは、仕事にならないから。お休みをもらって。 なんのあてもなく、ただ、周囲を窺って、なにかを探すように。 うつろな表情で、瞳だけをぐるぐると回しながら。 ……歩いている。 (14) 2022/08/18(Thu) 12:39:47 |
【秘】 情報屋 ロッシ → デッドヘッド ヴェネリオ『問題児がノッテにいたか? さてね』 『長く長く追い続けた恨みを晴らす先を失って、 ファミリーの為でなく己の為に動いている子ならいるが』 『お前がよく知っている子さ。次はいつ花をやるんだい?』 それが何度も逢瀬を重ねた誰かとは 違う誰かであったことに、あなたは気付いただろうか。 きっと気付いただろう。何せ彼と比べてサービスが良すぎる。 (-121) 2022/08/18(Thu) 13:04:30 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 鳥葬 コルヴォ怪しい人間がうろついていたと部下から報告が来たのは昼頃。 それを確かめるべくこんな場所に足を運んでいた。 上から見れば絡まった網の目のようになっているであろうその路地を目を細めながら歩く。 探るように、何かの気配を確かめるように意識を巡らせているその最中に、ふと気配を感じた。 次いで掛けられる言葉。 暗がりに浮き上がるその姿を、上から下まで眺めた。片手に持たれた銃を見て、顔を見る。 ──報告に上がった人物の容姿ではない。 舌打ち一つ。 「Buona sera。全くいい夜だ」 「俺みたいなのが捕まってよかったな。俺も今、丁度暇になったんだよ」 聞いてやろうか、と肩を竦める。相対するように体の向きを変えてから、自分も銃の位置を確かめた。 (-122) 2022/08/18(Thu) 13:14:36 |
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