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カリナは、エリーの視線に気づいたがぷいとそっぽを向いた。 (a10) 2024/01/28(Sun) 15:02:56 |
【赤】 小悪魔 ロキ祭りの賑わいで隠された裏側。 聖女の祝福を賜った証である聖杯の形の痣を、静かに撫ぜる。 「聖女様のお気に入りになるのは大変だね」 他の参加者にも現れた痣を光らせ、祝福をより強いものとする。 それが聖女から自分たちに与えられた密命だ。 「……そっちはどうかな?やりきれそう?」 (*0) 2024/01/28(Sun) 15:26:03 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「……たまには為になること言うのね。 笑顔は得意じゃないからそっち方面でこれからもいくわ」 今まであなたの持っていた知識で改良した商品はいくつもある。 露店で売れなくとも卸売ならうまくいったりと、接客向いてないかもと愚痴ったのもいつの日やら。 「効果が確かでも付加価値がないとどれも地元の珍しい草の一言で終わりよね」 十分ほどで見つかるものをカリナはスキルを使って短縮することが可能だ。その上で鑑定まで使えばお目当てのものは比較的早くお目にかかれることになっただろう。 曰くその植物はたくさんの葉をつけ、花も咲かせる。 しかし、どれも同じように見える葉の中で数枚だけに妖精が加護を与えに来るという。 その葉から取れた朝露は浄化や治療薬の材料として重宝され取引されているそうだ。 「ついた。 ほら、外せないんでしょ。私の方の手首出して」 (-67) 2024/01/28(Sun) 15:28:30 |
【人】 寡黙 エミール「商人に冒険者に……」 色々居るものなんだな……と感慨に耽りながら周りを見回している。 男性も複数いるが、何人か出て行ってたから少しだけ居心地悪くなってきた気がする。 (80) 2024/01/28(Sun) 15:43:25 |
【人】 小悪魔 ロキ「症例って言われると、痛みが出ればまるで病気みたいだ。 聖女様の祝福を賜った証のありがた〜い痣なのにねえ?」 皮肉のように意地の悪い言葉を悪魔は軽く口にしつつ。 「痣が出ることがそもそも珍しいことみたいだし。 今までそんな話も噂も、聞いたこともないけど」 「もしかしたら、今回は物凄く痛むかもしれないし。 その時はよろしくね、かわいい薬師さん」 (81) 2024/01/28(Sun) 15:50:34 |
【人】 寡黙 エミール「…………角……」 あれは魔族か。 魔族でも聖女の祝福を受ける事があるのだな、と。 祭りは数年に一度あってるとはいえ、前例はそう知るものでもないため物珍し気だ。 ――というより。 なんかどっかで見たことがある気がする……が、全く覚えていない。 (83) 2024/01/28(Sun) 16:00:22 |
【人】 飄乎 シヴァ>>76 エリー 「遺跡探索してて進むのに要るっぽくて装備してたら 最後の部屋で外せなくなってンたワ、罠が過ぎる〜」 「ってか早ェンよ、昔の100億倍早くなってるくね? さっすが気分で営業時間変えてもヘーキなとこの 大将なだけあるワ、よっ若旦那!!」 そんなふうに一通り囃し立ててから、改めて紙を見やった。 「え〜っとォ。…うん、俺ちゃんも好み変わってねェし 言うことナシでバッチリだワ、さんきゅーエリ〜! 取りに来るンは明日とかで良さげ?」 支払いは言い値でされることとなる。相場からかけ離れすぎた額なら流石にツッコミが入ったかもしれないが、ジョークでなくあなたが吹っ掛けることもないだろう。 #Moordag (84) 2024/01/28(Sun) 16:00:48 |
【人】 栄枯 プリシラ>>77 エリー 「わ……すごい!そうね、スペシャリストならそれはそう! あたしも良く知ってる植物くらいはそうできるのに、 どうしてか思い当たらなかったわ。便利〜!」 森住まいが長いからか、不思議な力がまるでほんの限られただけのモノのように思い込んでた。そんなわけないのに。 それこそフォーマルなドレスに合いそう! ステンドグラス越しの光に透かして、それから抱きしめる。 「任せて、こんないい物ならきっとすぐにお代以上のお客さんを来させちゃいます。あたし自身も負けてられないな。着飾られる華として恥じないようにしていなくっちゃ」 「ありがとね、エリーさん。 何かあれば是非、お買い物に行こうと思います」 美人だから、という褒め言葉に気を良くしていたり。 (86) 2024/01/28(Sun) 16:39:26 |
【秘】 飄乎 シヴァ → 宝石集め カリナ「やっぴー褒めらりた〜! 俺ちゃん学者は名乗れンけど、 知識の総量だけなら歳の割には強めな自信あるんだワ」 たまにはと言われているが良いのだろうか? 良いらしい。本人の認識としてもたまにはなのである。 「ね、新しい文化て納得がないとマジ根付かん。 妖精の朝露で全然いいじゃんね、っとぉ、ハァ〜イ」 素直に袖をまくりつつ右手を差し出す。腕輪の状態は良い。いつに見ても手入れは欠かされていない。 こうしたことから窺えるように、根は几帳面で真面目なものだから。一見しての態度はふざけ倒していても、あなたとの縁が続いているのかもしれない。 ただ、留め具のあたりに少し傷がついていた。本当にわずかなものなのだが。想像するに、絶対に外れないように何かしらの対処をした際についてしまったのだろうと思える。 今は余計なものはなく、その傷ひとつ以外は元の状態だ。 (-68) 2024/01/28(Sun) 16:54:33 |
【人】 薄荷 アンジュ>>82 エリー 差し出された手を握って返した。商談成立の握手の瞬間はちょっとだけ息を呑む。 「分かりました。入用のお薬も教えていただければ見繕います。 お時間がある時でしたらいつでもご案内しますので……といってもここでは露店形式ではありますが」 ちゃんとした土地と店を持って構えるのは、資金も何もかもが足りない。 とはいえ店先にならば多様な薬を置いているから、来ていただく方が都合が良かったりもするけれど。 「物はともかく人を見る目は……これから鍛えることにします」 素材の品質を見極めるために目を肥やしたけど、悪人にのせられたことは今まで無かったから。 そうならないように気を付けたいものだ。 (88) 2024/01/28(Sun) 17:58:39 |
【秘】 宝石集め カリナ → 飄乎 シヴァ「む」 ものはいつか朽ちるとはいえどんなふうに扱ってきたかなど見たらすぐに分かる。 傷は細かくとも職人魂が整えたいと唸りそうになる。取り外せはしないからその腕ごと。 「……めっちゃ大事にしてるじゃん」 安い買い物ではなかったから、呪いのせいで外せないから。 そんな理由なのはわかっていても、あなたに大切にされている自分の商品を見て気が良くなるのは仕方ないと思う。 ――魔石の修繕には金も銀もいらない。 祈りを捧げるのはこの石に込められた力の源に対して。 「ティア・ピュリフィケーション」 あなたの腕輪に落ちた雫は水滴になることなく馴染むようにその藍に染み渡った。 その瞬間澄んだような気分になったかもしれないし、ミントガムを噛んだときのようなスッキリとした感覚で収まったかもしれない。 「ねぇ」 「呪いのせいで死んだら笑ってあげる。 だけど、そうじゃなくていなくなるつもりってある?」 (-69) 2024/01/28(Sun) 19:15:12 |
【秘】 小悪魔 ロキ → 薄荷 アンジュ「痣が光った人は、精神が不安定になることがあるんだって」 「祝福って言ってるけど、もしかして本当は病気だったり?」 (-70) 2024/01/28(Sun) 19:25:25 |
【教】 白昼夢 ファリエ「言うと思った」 あなたの体に触れようと手を伸ばしても空を切るばかりで。 あなたの心に触れようと言葉を尽くしても木霊するばかりで。 虚像をすり抜ける刺すような冷気を感じているのはきっと私だけ。 ひとつ。またひとつ。 一緒に居れば居るほどにすれ違うような気がした。 そのどれもが劇的なひとつでなくとも、積み重なって隔たりを生み。 そうして何者も入る隙の無かった筈の距離は、一人分よりも広い空虚が占有してしまった。 それでもか細い糸を切らないで居るのは、あなたと二人きりの時間が女にとって孤独のどん底だったから。 あなたは世界で祀られる聖女だけれど、私の世界はあなただけだった。 ──思う。 あなたと私は『ずっと一緒』だと祈った言葉は置き去りにしてきて良かったのだろうか。 なんて。帰るのを望んでいるのは私の方なのにね。 (/8) 2024/01/28(Sun) 19:33:27 |
【教】 白昼夢 ファリエ「一緒に?リッカってそういうことできるの?」 無邪気な言葉に大きく首を傾げた。 毎度のことながら今回は更に突拍子もない。 時間だとか、他人の目だとか、そもそも何をすれば良いのか。 疑問は尽きない。 だからだろう。また"いつもの"だと先入観が本当に無邪気か判別させなかった。 「はあ……私が考えることじゃないよね。 リッカだったら何でもアリなんだろうし。 いいよ。一緒に行こう」 疑問を隅に置けばあっさりと了承。 誘いそのものは断るつもりは無かった、というよりは諦めていた。 無意識にまるで頭を撫でるかのように持ち上がりかけた腕が止まってだらんと垂れた。 たとえ相手が正真正銘の聖女でも子供のお願いには弱いのがファリエという女だった。 (/9) 2024/01/28(Sun) 19:35:50 |
【人】 白昼夢 ファリエ>>59 エミール 「お構いなく。わざわざ隠してるのをまた包帯巻きなおすのも手間でしょ? あなたがそこに在るっていうなら、私にはそれでおしまいです」 深く追求はしなかった。 たとえ嘘だとしても構わないと思う。 どこに痣が刻まれていようと、結局聖女に祝福されたという事実は覆らない。 「はい。教会に呼び出されるなんて初めてでこんなに簡単に終わると思っていなかったから、今日は1日お願いしていますよ」 人里離れた森林のような凪いだ瞳に優しさを見て取る。 明るく愛想を振りまく訳ではないけれど、子供たちに注がれる確かなそれは何度も見てきた。 どうやら、己の事を気遣ってくれているらしいことは伝わってくる。 子供のことよりも自分自身のことを考える時間を用意してくれる、のだろうか。 確かに今一人になって思考に耽っても生産的な結果になるイメージが浮かばないのは事実で。 「それじゃあ後で連れて行ってもらいましょうか。 いつも通りに戻るために」 見慣れた物分かりのいい子供のような微笑み携えて。 ひとまずはこの状況にひと段落つけられそうに見えた。 「──もちろんあなたの奢りですよね?」 (95) 2024/01/28(Sun) 19:55:34 |
【秘】 薄荷 アンジュ → 小悪魔 ロキ「……その噂は初めて耳にしました。 祝福を受けることを病とするなら……何か気持ちに作用するものでも用意した方が良さそうですね。その……ハーブとか、色々」 その言葉に、素直に答えつつ頷いた。 (-71) 2024/01/28(Sun) 19:59:43 |
【人】 白昼夢 ファリエ「この痣ってただのしるしなんですよね? 祝福なのに聖女様がそんな風に施すとは考えたくないです……」 また嫌な想像をしてしまった。 憶測でしかないのだから、聞きたくない情報は遮断できたら問題ないのだけれど。 女はそこまで器用ではない。 (97) 2024/01/28(Sun) 20:00:04 |
【人】 遊蕩 ディルク>>73 プリシラ 「本当にその通りだ。花を愛でるのも人生ってのも難しいものだね」 最も、この男がこれまで計画性をもって行動していたかは不明だ。 笑みの深まる貴女の瞳を覗き込むように見つめる。 「……ああ、今日は貴女という花に夢中だからね。 目移りは明日以降に、それじゃあ行こうか」 仮に目移りしたとして、その花がこちらを向いてくれるかどうか。 それならば今こうして向いてくれる花へと手を伸ばす。 代わりではないとはいえ、遊びであることは明白だ。 ある意味では気楽にいられるのかもしれないが。 教会の扉へと向かい開いて、貴女に先に出るよう促す。 その姿を見届ければ男もまたこの教会を後にするだろう。 (98) 2024/01/28(Sun) 20:11:36 |
【秘】 遊蕩 ディルク → 栄枯 プリシラ「…さて、どこがいいかな」 賑わう人々を眺め、いい店はないかと視線を動かす。 食事をしたいとは思いながらも特に食べたいものは思いつかない。 腹に入れば同じだろうとでも考えているのかもしれない。 「好みのものはある?肉に魚、野菜。あとはピザやパスタ」 他にも色々と。好みのものがあればそれにしようと。 視線を貴女に戻して、問いかける。 (-72) 2024/01/28(Sun) 20:15:15 |
【教】 聖女 リッカあなたの前に姿を見せるようになって幾年。 無邪気に振る舞い笑う聖女。 けれど、その手を求めたことはない。 今も同じ。 1度持ち上がりかけたその手に疑問を抱くこともなく。 ただあなたがその提案を 受けて くれたこと。それがどうにも嬉しいようで、やんわりと目を細めている。 ―――この世界をつくりあげた聖女。 望めば何だってできる。 だけど、ただひとつだけは叶わない。 きっと造作もないのだろう。 あなたが誰にも不審に思われないように、ともに祭りに参加するのなんて。 決して夜しか姿を見せることのできない聖女ではないのだ。 ではどうしていつも夜にしか姿を見せないのかなんて。 その答えを知るのもまた、この聖女当人だけ。 (/10) 2024/01/28(Sun) 20:56:07 |
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