【人】 四谷 隆史[もう良いと、肩を強く掴む彼に 泣いて酷いことになってた顔をあげる。 責めるわけでもなく、嫌悪でもなく ただ、俺が行ってしまった唾棄すべき真実を 落ち着くまで聞いて、待つセキさん 自分がそういう目にあっていても、 その行った相手ではなく、自死を求めるその姿を見て 死ぬべきなのは彼ではなく、彼にそう思わせた世界で 彼のように我が子を切り捨ててしまった己だったんだ。 ああなんだ、そうだったんだ。 あの怪異も言ってたじゃないか。 おかあさんと、お子様。2人とも―――……] (103) 2022/08/12(Fri) 10:17:20 |
【人】 四谷 隆史 ……すい、ません。 迷惑かけて……。 [ずび、と鼻を啜り、少しだけ落ち着いた顔に戻った俺は チハヤさんを探さなきゃ、と譫言みたいに呟いた。 最初に、こっから出たいと思う気持ちはなくなってて でも。同時に死にたくない、怖い、って気持ちはまだあって 迷惑かけてる貴方と別々になるのも怖いだなんて 結局中途半端で俺、ほんとサイテー。*]<line></line> (104) 2022/08/12(Fri) 10:17:42 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a31) 2022/08/12(Fri) 10:19:33 |
【人】 勢喜 光樹[四谷は、"正しい選択"をしたのだと思う。 「生まれて来たことが間違い」で 「無価値」で「無意味」な命だったと そう思わせることもなく、終わらせられたのだから。] 倫理的に考えれば お前は確かに、罪深い事をしたのかもしれない。 だが………それで、良かったんだ。 俺はそう思う。 [故に責めることも、突き放す理由も、もうなかった。 そうした方が、四谷にとっては楽なのかもしれないが そうしてやる程の優しさは、己には持ち合わせてはおらず。 情けとは違うけれど あくまでも、生まれるべきでなかった命として 過ちの一つを肯定してやるぐらいしか、出来なかった。] (106) 2022/08/12(Fri) 11:32:13 |
【人】 勢喜 光樹チハヤを見つけたら、もう帰れ。 これ以上、こんな場所にいる必要はない。 お前には。 他にもやるべきことが……あるはずだろう? [死ななければならない俺とは違い お前のような人間は、生きなければならない。 価値ある命を、不必要に失くした罪。 それは生きて、贖い続けるべきだとは思うから。 生きて此処から出ること。 それを再認識させるように言い聞かせたならば 掴んでいた肩口から、両手を離して。 代わりに、四谷の片腕を掴むことが叶ったなら チハヤを探すため、再び病棟内を歩き始めることだろう。*] (108) 2022/08/12(Fri) 11:53:38 |
【人】 勢喜 光樹────ッ! [急いで駆け寄る。 その時、もしかしたら四谷の腕は 咄嗟に離してしまっていたかもしれない。 誰かが、廊下の影に飲み込まれていく寸前 長く垂れた髪の間から覗く眼球と 目が、合った気がした。] (110) 2022/08/12(Fri) 12:18:16 |
勢喜 光樹は、メモを貼った。 (a32) 2022/08/12(Fri) 12:31:58 |
【独】 勢喜 光樹/* 勢喜に四谷は救えないと思う 逆に四谷を苦しめる形になっている 楽な道を示すことも、選ばせることも出来ない 勢喜は優しさや人間的な感情を知らないから 優しすぎて弱い人間らしい四谷とは 出逢ってはいけなかったのかもしれない (-51) 2022/08/12(Fri) 13:50:01 |
【人】 空虚 タチバナ[同級生に強いられ、 たった一人でやってきた大学生の男の子を うんと甘やかしてどろどろにしてあげた。 魂が消える直前、 両親に何も遺せなかったことを悔いていた。 「息をするだけで涙が出るの」と零した女性は、 社会の荒波に疲れ切っていた。 彼女の柔らかな身体を冷たい指先で溶かして、 痛みと快楽の狭間で揺らしてあげた。 人生を手放した時、 好きな人にもう一度会いたかったと泣いていた。] (112) 2022/08/12(Fri) 15:15:10 |
【赤】 空虚 タチバナ― 二人きりの病室で ― [残念ながら今そんなことを考える余裕はない。 チハヤの頬を撫でると、目がこちらを向いた>>*31。 彼の言葉>>*30を如実に示すかのように 視線は己を捕らえ、唇が楽し気に綻んでいる。] んっ、 ぁ… ゃ……ッ [言及されると意識してしまうのか、 太ももを溢れた蜜が伝っていくのが分かった。 零すまいと力を籠めれば、指を絞めつけてまた啼く。 そんなことを繰り返す内に蕩け切った蜜壺が、 彼の昂ぶりによって拓かれていった>>*32。] ……? [一瞬、チハヤの言葉が理解できず反応が遅れた。 貫かれる衝撃に仰け反ろうとするも、 擦り寄る彼と向き合うことでそれすら叶わない。 逃がすことのできなかった快楽が渦巻いて、 鼻同士が触れ合う距離で目元が甘く蕩けた。] (*35) 2022/08/12(Fri) 15:18:25 |
【赤】 空虚 タチバナ[その通りだと思った。 私が与えるのはここに留まる理由で、意味で、 それは私でなくとも構わないもののはずだ。 ――だって、私は愚かで、価値などなくて。 ]捨て去った常識や良識より深く、 真実として根づいた評価は変わらないのだから。 ふ……ふ、 [思わず唇の端から笑いが零れた。 彼の熱をすべて受け入れ、一呼吸入れる。 その間にも内側は蠕動を繰り返し、 彼と自身に絶えず快感を覚えさせようとしていた。] (*36) 2022/08/12(Fri) 15:19:12 |
【赤】 空虚 タチバナ満たされたら……本当に、 現実が夢になってしまうよ? [それでいいはずなのに、望んでいるはずなのに、 忠告めいた言葉を伝えてしまうのはなぜだろう。 最初に出会った時は希薄だった彼の表情に、 探求心が表出したのを見て取ったからか。 彼がここで死んだとして、現実への執着もなく、 後悔すると思えないからだろうか。 あるいは……彼の欲望に、 生きる者特有の眩しさを感じたからだろうか。 あぁ、それなら――憎い。憎くて羨ましい。 羨ましくて、とびきり大切にしてしまいたくなる。 分からない。 自分のことさえ分からないのに、 他の誰かのことが分かるはずもない。 まだ視線が交わっていたなら、僅かに顔をずらし、 悪戯な鼻筋に柔く歯をたてようとする。 歯形すらつかない、窘めるような仕草。] (*37) 2022/08/12(Fri) 15:20:50 |
【赤】 空虚 タチバナチハヤ、 [彼はこちらのことを何も知らないと言ったが、 それはこちらも同じことだった。 名前を呼ぶ以外に、彼を求める言葉がない。 咥えた下腹部に力を入れ、尻をぐりぐりと揺らした。 杭が浅い場所も深い場所も擦り上げて、 痛みも吹き飛ぶ強い快感が脳を焼く。] ……ぁっ、 ……は ハ [これでいい。何も考えなくて済む。 唾液に濡れた唇が楽しそうに歪んだ。] (*38) 2022/08/12(Fri) 15:21:55 |
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