【独】 砂の民 スティグ/* しかしうまいことゴーストの話を聞き出したいんだけど、かなりのセンシティブ話題で触れにくい フィアンメッタの占いとかいい感じでいいな… (-46) 2022/05/25(Wed) 23:12:43 |
【人】 少年水夫 カイル[唐揚げは揚げる前の下味のついた状態で、 準備されていただろうか。 やっぱり揚げたてが美味しいからね。 鶏肉を油の中で泳がせて、きつね色になるのを見守った。 ユスターシュの味付け、美味しいんだよなぁ。 カラッと揚がった唐揚げを、皿に盛り付けレモンを添える。 既にあったけど、いくらあっても困る物でもないと思い、 追加の取り皿も用意した。] 唐揚げもお待たせしました。 熱いので、気を付けて召し上がってくださいね。** (106) 2022/05/25(Wed) 23:21:41 |
少年水夫 カイルは、メモを貼った。 (a15) 2022/05/25(Wed) 23:22:44 |
【人】 天馬騎士 エアハートそうですか。なら良かったです。 私の愛馬は女の子ですから。 美人と言われればきっと喜びますよ。 [アリアは今の時間ならもう眠りについている頃だろうか。 実際、その誉め言葉には効果があるに違いない。 アリアは意外と見た目を気にしてる(と思われる)馬だ。 今も露店で買ったMAID INリーディス王国シャンプーで さらさら鬣になっている。] ペガサスは私よりよほど力を秘めていそうですしね。 かなり重い物を持ってもらっても 普通に飛べるのを見ると、 何か魔法を使っていたりするかもしれませんね。 [続く質問>>90には目を輝かせながら。] (107) 2022/05/25(Wed) 23:31:44 |
【人】 天馬騎士 エアハート乗り心地ですか? 最高ですよ。 最初は勿論、落下の恐怖もありましたが、 今では一心同体……いえ、人馬一体ですね。 青い空を自由自在に翔けまわり 風を切って、雲を掴むめる程まで高く。 鳥と一緒に並んで旅も出来る。 まるで自分も風になったように、 何処までも行けそうな…… あの感覚は言葉で言い表しきれない程 素晴らしいものです。 私は魔法を使えませんし、ご覧の通り翼もありませんから 一緒に連れて行ってくれる 愛馬には感謝が尽きないです。 (108) 2022/05/25(Wed) 23:32:31 |
【人】 天馬騎士 エアハート[一通り語った後に、はっとして少し照れながら] すみません……貴方と同じくらいの年頃からずっと 憧れていて叶えた夢だったもので……。 貴方は船乗りさんだったんですね。 その服もよく似合っています。 船は船で浪漫がありますよね。 生物だと疲労もあって、 距離にどうしても限界がありますから。 仲間と会話や料理を楽しみながら 旅を続けられるのは船ならではですよね。* (109) 2022/05/25(Wed) 23:33:07 |
【人】 天馬騎士 エアハート(店員さーん……) [店内をキョロキョロ見回す。 あまり多くはない人間の客の数は それがむしろゴースト店員の数と丁度良いくらいに思う。 誰か空いている店員はいないかとそこまで探す必要は ……無かったようだが。 ] (110) 2022/05/25(Wed) 23:34:34 |
【赤】 砂の民 スティグ― ここまでのこと ― 戦争が終わり、育ての故郷へ戻るとそこは瓦礫の山だった。 人は誰もおらず、既に捨てられてから大分経っていたのか、辺り一面の草原の若草が村を覆い始めていた。 とはいえ、近くの中都市で、あの辺りの村はほぼ全て壊滅状態で打ち捨てられていると聞いていたので、そこまでの驚きもなかった。 また、自分もほかの国でそんな村々を見ていたので、こんな風になっているかなあ、という想像のぎりぎり範囲内に収まっていた。 その日は、誰も居なくなった村で、一晩を過ごし、村で亡くなったであろう皆の冥福を祈るつもりだった。 そしてその夜。 自分は彼らの姿を見たのだ。 恐らく亡くなったその時の姿のまま、その場所に佇む彼らの姿を。 (*28) 2022/05/25(Wed) 23:35:16 |
【人】 天馬騎士 エアハート貴方は入口に立っていた……。 あ、ハイ……注文をしようかと思いまして。 なんというか、ゴーストらしいというか。 ……ゴーストでしたね。失礼しました。 [別に気分を害されるなどは無かったが、 単純に驚いた。 突然現れないでくれと思わない事もないが、 遠くからゆっくり現れるゴーストにも違和感があるので これはこれで正解なのだろうか。] ええと、ブイヤベースを頼もうかと思いまして。 お願いできますかね……?* (112) 2022/05/25(Wed) 23:35:48 |
天馬騎士 エアハートは、メモを貼った。 (a16) 2022/05/25(Wed) 23:38:52 |
【人】 フィアンメッタ 会いたい人が居る、という話には目を細めて。 自分から会いに行けないとか 私と似たものを感じたから その時は去っていく彼を引き止めたりはせず。 ドリンクは思ったよりすぐ持ってきてもらえた。 水色なのだろう、とは思っていたけど 色合いは綺麗で、海を思わせる。 星型のパイナップルが 見た目の爽やかさを際立たせていた。 一口飲めばココナッツの風味が広がって アルコールも強すぎず、飲みやすい。 美味しい、とつぶやいた。 (114) 2022/05/25(Wed) 23:40:07 |
【赤】 砂の民 スティグぼんやりと光る彼らは、何とも酷い姿をしていた。 しかし、彼らのことは近くの街では話題にすらなっていなかった。 そもそも崩壊した後にまでわざわざ訪れる者はほぼ居ないような僻地の村だったし、怖いもの見たさの肝試しにしても、戦後の今、こんなところに来なくても人がたくさん死んだ場所は腐るほどあった。 そして、慌てて村に残るぼんやりとした影を見て周っていた中に、彼女の姿があった。 彼女は誰かに乱暴された後に死んだらしい。 酷いあざの残る顔に顔を近づけると、見開いたままの目で呟く声は、「石…」だった。 心当たりがあった。 旅の行商人から買って、彼女にあげた、緑色の輝く石。 彼女の瞼だけでも閉じようとしたが、手は空を切って彼女の顔には触れる事ができなかった。 (*29) 2022/05/25(Wed) 23:40:11 |
【人】 フィアンメッタたとえば、なんて唐突な前置きの後に告げるのは 預言者が視た未来の話。 最も、片方は私の話ではないけれど。 それどころか実際にあった事かすら知らない話。 「こんなことを言われても 貴方は、前を向いて歩ける? ……貴方が未来を変えたいと思うなら。 私は力を貸しましょう。 生憎、私は国を救う救世主になどなれないし 百発百中の占い師、でもない出来損ないだけど。 ……なんて、ね。」 冗談だと流せるように、 私が逃げられるように 一言、付け加えて。 唐揚げの方に視線を戻すのだった。* (116) 2022/05/25(Wed) 23:43:08 |
【独】 天馬騎士 エアハート/* カイルくんに同じくらいの年頃って言っちゃってますが あくまで見た目から判断してですね。 ここからエピまで残り時間1日くらい。 タイムアタックモード…(書き切れるか緊張) (-50) 2022/05/25(Wed) 23:49:04 |
【赤】 砂の民 スティグその後も足繁く村に通った。 わかったのは、まず、彼らは昼間も地味に見えていること。 ただ、光らない分夜よりぼんやりとし、さらに侵食してくる草に紛れて大分見えにくい。 そして、放っておいただけで姿を消す者もいること。 例えば村の大婆さん。 婆さんも足が悪く、家の中で、ほぼ焼けこげて死んでしまったようだが、自分が村に来てから半年くらいの後、ふと姿を見せなくなった。 あとは、恐らく亡くなった者全員がゴーストになっているわけではないこと。 皆の様相を見るに、恐らく自分が死ぬと悟ってから、実際に死ぬまでが長かった者がゴーストになっているように見受けられた。 そんな風に村を訪れ続けながら、自分は「石」を探していた。 恐らく村を破壊した敵兵に持ち去られた、輝く石。 全く、砂浜から特定の砂粒1つを探すような話だ。 しかし、そんなことも、たまには実現することがあるものだ。 (*32) 2022/05/25(Wed) 23:49:17 |
【赤】 砂の民 スティグある港町の小さな質屋で、まさにあの石を自分は見つけた。 値段は、自分が行商人から買ったときの10倍近くにもなっており、持ち合わせは全く足りなかった。 さらに、じっとその石を見て居た自分に店主の老人が言う事には、その石は既に質流れしており、早ければ翌日にも海の向こうに運ぶ予定だということだった。 どうですか、今ならその値札の値段でもお売りしますよ、という老人の頭を咄嗟に棚に並んでいた青銅の像で殴った。 老人は無言で床に倒れ、そのまま動くことはなかった。 自分は石を掴み、店から出ると、そのまま足早に町を去った。 今に至るまであの港町の近くにすら戻ったことはない。 何も考えずに、ひたすら歩いて、馬車に乗って、また歩き続けて、故郷の村へと向かった。 まるで戦争の時のような気分だった。 けれども、もう戦後だということも分かっていた。 もう、戦時のルールは失われた場所で、自分がしてしまったことも自覚していた。 (*33) 2022/05/25(Wed) 23:51:27 |
【赤】 砂の民 スティグそして村に着いたその日の夜、「石」を彼女に捧げた。 彼女の投げ出された腕のある空間に、掌に置くように石を持ち上げた。 次の瞬間、ぼんやりと光る彼女の周りに穏やかな風が吹き、次の時には生きていた頃そのままの彼女がそこに立っていた。 顔の痣も、破れた衣服もきれいに治っている。 彼女は自分に鮮やかに微笑んだ。 そして一瞬のうちにその姿は掻き消えた。 後には崩れた壁だけが残り、少しの後石が崩れた煉瓦の床に落ちた。 石はその近くに埋めた。 石はもう、彼女との美しい思い出だけを思い出すものではなくなってしまっていたからだ。 埋めた後、振り返って村を見回した。 まだいくつもの、ぼんやりと光る影が、点々と散っていた。 (*34) 2022/05/25(Wed) 23:53:57 |
【赤】 砂の民 スティグあれから村に残る彼らの話を聞き出して、いろんな場所を巡って、また村に戻ってを繰り返して、もう何年が経っているだろうか。 今となっては自分の村は近場で売られる地図にすら載っていない。 しかし、最初に訪れた時と比べれば大分暗くなった夜の故郷の村を訪れるとき、自分には一抹の寂しさと共に満足感も生まれるのだった。** (*35) 2022/05/25(Wed) 23:55:31 |
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