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【人】 ”復讐の刃” テンゴ>>2 【ヴェネリオの部屋】 「どうしてみんなして、先に逝ってしまうんだろうな。」 かつての恋人、先代、アウグスト、フィオレロ、リカルド、そしてヴェネリオ…親しい人は、みな先に逝ってしまった。 ファミリーはまだ残っている。奇跡的に戻ってきた人間もいる。けれど、カラス面の昼行灯は、独りぼっちになった。 「それでも俺は生きるよ。死ぬなら俺が良かったが、死にたい訳じゃない。ノッテを潰させる訳にはいかんからな。」 「だから精々、墓場で酒でも飲んで待っていろ。俺もいずれは、そちらに向かうだろうから。」 仕立てて貰ったスーツとカランコエの鉢植えを抱えて。 その代わりに、赤ワインのボトルを1本と菊の花を模った落雁を添えておいた。せめてもの手向けだ。 「じゃあな、親友。」 20年来の一番の親友であり、同期に別れを告げて。 カラス面は下駄を鳴らしながら、部屋を後にした。 (3) 2022/08/21(Sun) 14:48:29 |
【秘】 家族愛 サルヴァトーレ → 陽炎 アベラルド男の手が衣服の上から肌を撫でる。大きく、性別なりに硬いその手のひらで、指先で、素肌に触れられたこともあった。腰、背中、肩、項。 「恋人扱いの方が好みかい? ハニー」 笑みを交えて耳元で囁く。耳朶に軽く口づける。整えた端からまた乱す。 こうやって言葉で、態度で、体温で、男はいつも愛を伝えた。後から後から絶え間なく溢れ続けるものを注ぐように、そうしていないと死んでしまうかのように。 「伝えるべきことは伝えるべき時に伝えなきゃ。そうだろ?」 「家族なんだから追い出せやしない。でも、いついなくなるとも限らないんだから」 男は確信している。君があの子を愛していることを。 「騎士でいるのもいいけれど、王子様に掠め取られてから後悔しても遅い」 その形が、内容がどうであっても、愛であると。 男もまた、君を愛おしむ。 「────……」 「やっぱり、張り合いがない? 彼がいないと────」 (-141) 2022/08/21(Sun) 15:12:08 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー「そんなわけないだろう。 俺を引き取った家は医者として有名な家だったからな。 詰め込まれた知識を利用して腕を磨いてただけにすぎん。 この事は、今まで上司にすら一度もしゃべってはいなかったくらいは、秘密裏に準備していたんだ」 一度使えば秘匿も何もない。 ぺらぺらと喋る様は、もう特に隠すこともないと思ってるかのようだ。 ぱさり、と落ちるシャツの音が嫌に耳についた。 張り付いた手は熱くじっとりとしていて、試着室の時とは全く違うということを感じさせてくる。 貴方が懐から出した見覚えのある薬は、間違いなく自分が売ったドラッグだ。 薬に耐性などつけてない己の身体には、さぞ覿面の効果が出るであろう。 ▼ (-142) 2022/08/21(Sun) 15:32:51 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → 花で語るは ソニー「―――ぐっ、そ、うだ、私怨もだ」 「どんな私怨かまでは知らん。 上司は、自分の尻拭いをさせてすまないと、言っていた」 「貴様は、あの方に正しく贔屓をされていたはず。 俺がその事を貴様にも、あの方にも言わずにいたのは……そこには情があるのだと思っていたからだ」 首を締められれば流石に苦悶の声を上げるものの、 違うのか? と、真顔の瞳が貴方を捉えた。 自分が、幼馴染達に情があるように、同じような子供を出したくなくて子供に情けをかけているように、 あの方が俺を拾ってくださったように。 貴方にも、心の何処かにそういった物があったはずだと、この期に及んでも信じている。 「貴様を飼いならすつもりなど、ない。 俺がそんなことをしたところで……貴様は救われるのか? ただ、これ以上重ねれば、貴様はどこにも戻れなくなる。 アルバファミリー、とは、大事な家族なのではなかったのかっ」 俺とて、大事な物を傷つけられて、殺してやりたいと思った心を必死に耐えている。 口移しで飲まされてゆくドラッグが、じわりじわりと思考を破壊していくのはまだ少し先のこと。 「は……ぅ、」 持ち前の強い精神力でどこまで耐えれるかはわからないが、 俺が、俺である間は、決して目の前の男を見放さないと、心に誓った。 (-143) 2022/08/21(Sun) 15:34:12 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ何か、名前を呼ばれている気がする。 とても聞き慣れている、心地よくも有無を言わさぬ強さで――― 「…………はっ!?」 意識が覚醒し、周りを見渡せば。 何故か己は高級車の中にいる。 寝かされていたソファーはしっかりとしながらもふかふかで、とても寝心地が良かったように思う、のだが。 「…………、ヴェネリオ、さん?」 何故、貴方が今ここに。という言葉が出て来ない。 いやまてよ。 確か俺は、ソニーと話をつけるためにクラブに行って、 何でも受け止めるといえば薬を強制的に飲まされて、 散々ヤられた挙げ句、俺が売った銃で殺され…………殺…… 「いやっ、ちょっと待ってください。 百歩譲ってここが死後の世界とやらで、高級車に乗せてもらってるのは無理やり理解するとしても……、どうして貴方までここに居るんですか。……幻?」 そんなまさか、なんて思いながら、おそるおそると触れられるのかと手を伸ばしてみた。 (-144) 2022/08/21(Sun) 16:06:48 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 名もなき医者 リカルドもし事情を知れば酷い死に様だなと笑っていただろうか。 触れられたかもしれないその体に、生きていた頃の熱はもうない。 「幻かもな、だけど俺は死んだ。 大通りで銃撃戦があって打ち所が悪かったんだ」 「そういうことになってる」 視線を向けた男はいつのまにか煙草を咥えている。 そして、一本あなたに差し出した。 (-145) 2022/08/21(Sun) 17:05:04 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → 花で語るは ソニー/* 特に問題はありません! ヴェネリオ自身もあの日追うべきだったか今でも悩んでおりました、素晴らしいやりとりをくださりありがとうございます。 RPも楽しく遊ばせていただいております。おそらくPC等による面会予定も問題ないので、そちらの都合に合わせていただいてゆっくり無理なく過ごしてください。 (-146) 2022/08/21(Sun) 17:15:13 |
【人】 暗殺屋 レヴィア【埠頭】 日傘を差して、波の音を聞きながら歩く。 この季節でも、ここは比較的涼しい。 潮風でべたつく髪も、血で汚れるよりはずっとましだ。 だからここには、良く来る。 「あら、今日は先客がいるのね。」 いつも座るベンチ。 そこに先に座り、丸まって寝る黒猫を一瞥して。 少し止まって、それからまた歩いて。 ベンチに座った。 「猫は平和でいいわね。」 誰にも向けてない言葉を吐いて、 煌めく海を眺めた。 (4) 2022/08/21(Sun) 17:15:21 |
【秘】 陽炎 アベラルド → 家族愛 サルヴァトーレ「そんな事言って……っ、おい。悪戯が過ぎるぞ」 撫でられるまではまだ大人しくしていたが、耳朶に口付けられれば 背筋を伸ばして少し身を離した。 こんな男とっ捕まえて何がpiccolinoだ、と貴方の額を指で突く。 その上げた手のまま、わしゃわしゃと今度はこっちが貴方の頭を撫でて。 「誰が追い出すかって。……そうなる時は、アイツが自分から離れて行ってからだよ」 「でも、まあ、何も言えなくなる前に、言っておきたい事は」 「……言わなきゃかあ。面倒臭い」 掠め取っていくのが王子ならまだかわいいものだ。 今は、死神に奪われるかもしれないのだから。 そしてそれは今に限らず今までもで、これからも。 だからアベラルドは、この世界の事はやはり好きじゃなかった。 家族は好きだ。それを脅かすのが、本当に嫌なのだ。 脅かされた過去がある故に。 「……見えてたゴールが目の前から急に無くなっちまったみたいだ」 「結局、敵は他の誰かさんが獲ったって訳さ。じゃあさて、 俺はこれから何をしましょうか、って思ってな」 「どうせ今までと変わらないんだろうが。はは」 元々気力の多い方ではない。快活な方でも無ければよく喋る方でもない。 けれど貴方の目には、やっぱりそういう風に見えるのだろうか。 実際、活力は前より無い。宙ぶらりんな気分が、 もともと投げやりだった性格をさらに助長させているようだった。 (-147) 2022/08/21(Sun) 17:37:54 |
【独】 Niente ラウラ/* まず決闘者に向いてない事件から開始したんだが 初回処刑で同票で死ねない!と思ったら上司達死んでて その前の問いかけで答えを探している最中だったから 本人に理解できないながらも凄く動揺して 無意識に姿を探したり 紫煙の香りを求めたり する前に死之商人がわかってうわぁー!になり それでリカルド様との会話で「お?前向ける?」してたら 決闘相手が死にシステム的な重みを感じて 死ぬ前に返事しとくかぁのツィオ様呼び掛けしてたら リカルド様から蘇生するんだろうなぁっていうあれと なんかこの人死にそうだなってフラグを見て…… いたら、ラウラにも選ばれたよ通告が来て これマウロ様大丈夫かな ツィオ様も大丈夫かな? とか思いながらやり取りしてたらツィオ様がぶっ込んでくるし あの問い、死んで欲しくない人に聞かれたら「YES」しちゃうやつ 自分の我儘でこの人が生きるならそれもいいかって 思うようになってたかもしれないけどリカルド様パワー リカルド様ありがとう……リカルド様が光だった 約束守れなかったのは本当に申し訳ない フラグ完璧だった フィオレロ様の言葉は最後まで使えて楽しかったな〜 スナイパー活かせなかったのが残念ポイント 本当はリカルド様に「生きてたら教えてください」したかった (-148) 2022/08/21(Sun) 17:44:09 |
【見】 郵便切手 フラン【街中】 「こちらにお受け取りのサインをお願いします。 ……ええ、はい。 祭りもそろそろ終わりですね」 届け先でサインを受け取りながら、 祭りの賑わいを指摘する話に頷いた。 開催初日に比べれば喧騒も落ち着いてきた。 時折、届かずに持ち帰られる荷物が増えたような気がする。 気がするだけ、だが。 「良い一日を」 別れを簡素に告げて来た道を戻る。 街の裏側で流れた血が段々と表側に滲み出してきている気配を感じながらも、今日も時間は過ぎていった。 (@1) 2022/08/21(Sun) 17:47:04 |
テンゴは、カランコエと馬酔木の鉢を並べて、煙管をふかしている (a14) 2022/08/21(Sun) 17:49:08 |
【秘】 墓場鳥 ビアンカ → 家族愛 サルヴァトーレ「でしょう?」 ふふん。 そんな声が聞こえそうな笑顔とともに、あなたの降参を認める、とばかりに頷く。 くるくると変る立場。組織としての立ち位置、男女としてのまぼろし。 自然なような、不自然なふるまい。 けれどその幻想が、あやふやな真実としてふたりの間でかたちをつくる。 「どうだか。ガキは嫌いなの。 はーあ、どうやって放り出せばいいんだろうか」 4年前。ファミリーの傘下に娼館に身を寄せた彼女は、身を売ることになれた様子だった。 ――いや、それしか知らないかのようだった。 彼女は何かを失って、この街へと追い立てられるように逃げてきたのだ。 その何かを、ゴミ捨て場で拾った少年との日々で取り戻していた。 そんなことは、一言も言わないけれど。……あなたが見る限りは。 「いらない。 そういうのはもうこりごりなの」 横を見上げて、べ、と舌を出して。 「男との約束なんて、誓たってしょうがない。 ──守れるかぎり、守ってくれたら、それでいい」 かつ、かつかつ。 ほんの少し足を速めて、鳥籠を背に振り返る。 「ありがとう、トトー。……エスコートはもうおしまい」 (-149) 2022/08/21(Sun) 18:05:26 |
【秘】 墓場鳥 ビアンカ → エースオブ―― ヴィオレッタ出会うのはいつも、太陽のすっかりと沈んだ夜のことだった。 ふたりとも、そういう仕事だ。 だからその夢は、なんとも奇妙な光景だったろう。 けれど、もし。 ――もし、その夢が叶うなら。 波濤のさんざめく水平線に、蜃気楼が浮かぶよう。 ゆらゆらと、夢か現か曖昧な笑みが、浮かんでは、消えて。 「……約束だよ、ヴィー。 ………まもってね、…」 オムレツと、約束と。 心地よく優しい香りと、酒精がもたらすふわふわとした高揚。 すべてがまるで、夢のようで。 夢は泡沫のように、ただの空想に消えて行く。 「うん。……ぜったいに」 ↓[1/3] (-150) 2022/08/21(Sun) 18:21:06 |
【秘】 墓場鳥 ビアンカ → エースオブ―― ヴィオレッタ今日の彼女は、とても素直だ。 だけど、それでも嘘をつく。 「ぜったいに、もう一度、あなたとデートしにくるよ」 ゆっくりとあげた顔は、メイクでも隠し切れないくらいに青ざめていて。 目許にはアマルフィの海面のような、美しい涙がにじんでいて。 ――それなのに、童女のように笑っていて。 アンバランスで、こっけいで、美しくて、覆い隠されて。 彼女の生きざまそのものを刻んだ貌が、あなたとのひと時を楽しむように綻んだ。 ↓[2/3] (-151) 2022/08/21(Sun) 18:21:33 |
【秘】 墓場鳥 ビアンカ → エースオブ―― ヴィオレッタ ↓[3/3] 「……ん。おいしそ〜。 いただきまぁす」 皿にそっと手を添えながら、口を開く。 ちろりとのぞく赤い舌。充血した瞳。 血の気はすっかりと引いているのに。 彼女の身体のそこかしこが、流れる血を想起させるように赤らんでいるよう。 「……真面目な話、さっさと逃げる準備はしたいんだよね。 旅行券の手配はしたけど、うちの子たちの分まで用意できるかどうか──……」 うちの子、と彼女がいうのなら、それはPollo Neroの娼婦たちのことだ。 彼女はいつだって、いらない責任を背負い込む。 そういう性分なのだ。 本当はそんなに、強くなんてないのに。 結局、彼女が今日ここにきたのは、甘えるためだ。 怒りと不安と、寂しさと、絶望と。 なにもかも足りないなかでひといきに溺れてしまわないように、ばたばたと足掻いている。 ――ほんとうは、あなたにだって縋りたくはなかった。 本当は助けてほしくても、それをかたちに出すことはいやだった。 それが、彼女の意地だった。 それすらも、そのかたちすら保てなくなったから、 彼 女 は死 んだ のだ。 (-152) 2022/08/21(Sun) 18:26:45 |
【秘】 名もなき医者 リカルド → デッド・ベッド ヴェネリオ「そういう事、って……」 「ヴェネリオさんが死んでどうするんですか……。 ボスの死以降、貴方がいなければノッテが纏まらない状態だったのはわかっていたでしょう。 俺は貴方に、次のボスになってほしかったんですよ」 だから俺は、命を懸けたのに。 その隣に居ることができなくても、お役に立てればそれでよかった、のに。 あの男に何かが響いたかは今となってはわからないが、それでも憂いを晴らす努力はしたのだ。 「……、いただきます」 死後の世界とはやはり幻みたいなものなのだろうか。 煙草まで吸えるとはなんとも高待遇なものだな、と。 小さく苦笑して、その煙草を受け取った。 「火、おつけしましょうか」 いつのまにか、手の中には大事なジッポが握られている。 (-159) 2022/08/21(Sun) 18:57:42 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → ”復讐の刃” テンゴ/* 昼行灯消えちゃった…どうして…… 運営の呻きはさておき報告ありがとうございます、確認しました! 投票先そのままで日付変更をお待ちくださいませ〜〜走り切れっ、Ciao! (-160) 2022/08/21(Sun) 19:05:07 |
【置】 狡兎 ツィオ【――過去】 孤児院に、リックとマウロと共にいた頃から――。 俺は時々聞こえるはずのない声が聞こえるときがあった。 それは場所や時を問わず聞こえてくる、誰かの声だった。 知らないはずの情報を知っていたり、 教えたはずのない言葉を口にしたり、 孤児院の大人たちにとってはさぞ不気味な子供だったろう。 或る時、その情報が裏社会の人間に知られることとなり、 そしてガキの俺は利用価値を見出された――。 情報は、いつの時代でも高い値段を払ってでも取引される。 ガキの値段で手に入る情報は、さぞいい買い物だっただろう。 俺は、その時。 買われていく自分の行く先を、囁き声で知ってしまっていた。 知らなくてもいいはずの運命を先に知ってしまっていた。 自分がどう利用されて、どう使われるのかも。 だから俺は、初めてその瞬間その舌先に――"毒"を宿した。 (L0) 2022/08/21(Sun) 19:41:06 公開: 2022/08/21(Sun) 19:45:00 |
【秘】 デッド・ベッド ヴェネリオ → ”復讐の刃” テンゴ20年前―― 昔、顔を会わせたのはそれぞれがソルジャーにあがり立てだった頃。 とある組織に二人で侵入をすることになった、取引現場の証拠さえ掴めばあとは幹部とボスが押さえてくれる。 体よく言っているが、顔が知られていないうちの捨てゴマのような役割だったのかもしれない。 それでも無傷で、やりきったのは 二人の相性が 最高 だったから。「なんだお前は…… 東の国のかぶれものか? そんなのでよくノッテを歩けるな」 勿論第一印象は、余所者だ。 (-161) 2022/08/21(Sun) 19:47:27 |
【秘】 エースオブ―― ヴィオレッタ → 郵便切手 フラン>>フラン 「あなたが、」 くすり、くすくす また小さく笑って。 つい、あなたを揶揄う事が楽しくて。 「フランが”お兄ちゃん”というのが、 なんだかとてもお似合いで、つい。失礼しました」 きっと優しい兄なのだろうなと想像して。 きっと穏やかな家庭なのだろうなと想像して。 タルトへ向けた穏やかな瞳は きっと、あなたと同じ色をしていただろう。 「はい、お気遣いありがとうございます。 ……でも、しっかりだなんて、全然ですよ? 今日も、ずっと良くしていただいた先輩が、 遠くへ行くことになってしまって……」 それがショックで、つい。 そう言って情けなさそうに眉を下げて苦笑。 じくり疼く、まだ新鮮な胸の痛みは、 ホットミルクだけでは癒されない。 (-162) 2022/08/21(Sun) 19:48:00 |
ツィオは、独りになるのだけが――怖かった。 (a15) 2022/08/21(Sun) 19:48:59 |
ツィオは、いつかその"恐れ"が、己を孤独に追い込むことを知っている。 (a16) 2022/08/21(Sun) 19:50:44 |
【独】 エースオブ―― ヴィオレッタ/* あーーーーーービアンカさん〜〜〜!!!!!! あ〜〜〜〜!! if時空あったら、絶対太陽の下に連れてくんだ……。 一緒に浜辺デートするんだ……ぐすん。 (-163) 2022/08/21(Sun) 19:52:32 |
【秘】 狡兎 ツィオ → Niente ラウラ【ツィオの隠れ家】 ――ベッドで。 裸の上半身を起こす。 その身体は傷だらけで、あちこちうっすらと出血している。 八つ当たりのようなギグの後の朝はいつだって気だるい。 指先につく歯形すら愛おしいと思いながら、天井を眺めた。 隣を見るが、誰も居ない。 だとしたら、最初からそれは夢だったのかもしれない、と。 或いは、天国から迎えが来てしまったあとなのだろう、と。 笑いながら思った。天使の羽は落ちていなかったけれど。 そして、稚気からか、何なのか、 彼女が預かっていったままの"答え"を想って、背中を丸めた。 その残滓を探すほど野暮な男ではない。 叶わない 約束や願いなんて、最初から傷つくだけだ。 「――そうだろ、ラウラ」 (-164) 2022/08/21(Sun) 19:52:54 |
【秘】 ”復讐の刃” テンゴ → デッド・ベッド ヴェネリオ異国の衣装に、装備… 肌の色だって違う。 当然余所者として見られるのは分かり切っていて。 けれど当時は、抜き身の刃のように危うかった。 「刀も着物も知らんのか。頭が切れ者だと思えば、下はとんだ阿呆の集まりと見える。」 故に、第一印象は、物を知らない奴だと思った。 それ以上に他人を信じられなくなっていたのかもしれない。 「言っておくが、俺の邪魔をしたら斬るぞ。」 復讐を遂げる為だけに入った、そんな変わり者。 それがテンゴという男だった。 (-165) 2022/08/21(Sun) 19:57:27 |
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