【人】 四谷 隆史[みっともない俺を静かに見つめるセキさんの目は 責める色は微塵もなかった そのことが苦しくて、悲しい 命を不要と断じて流したことを 肯定されてしまったことも それをよりによってあなたに、肯定させてしまったことも どれもが俺の心をずたずたに切り裂いたのだ それと同時に、心が流す血で再び俺は 歩みを行うことができるのだけれど] ……セキさん。 [それでも、ごめんなさい。 貴方に言わせてしまったこと、あなたの前で 吐露したことを謝罪し、 肩口からの手が離れ、己の片腕を掴む手に 導かれるまま、病棟内を歩くんだ。] (116) 2022/08/12(Fri) 17:35:22 |
【秘】 四谷 隆史 → 勢喜 光樹 、ね、セキさん。 俺きっと。あなたが死んだら、悲しい。 [きっと泣きます。 ただ、それだけを呟いて。暗い廊下を歩き始めた*] (-55) 2022/08/12(Fri) 17:35:54 |
【人】 四谷 隆史― そして怪異と邂逅す ― [セキさんに連れられながら、 先のことを考えていた。 ――生きて償うのってきっと、とてもしんどい 死んだ方が多分楽になれるし あいつらもそう望んでいるだろう 俺が殺した子なんて特にそうだろう でも、セキさんが言ってた チハヤさんを見つけたら帰れ。って こんな場所にいる必要はない 俺が他にやるべきことって、何だろう。 ぐるぐる、してた。だからきっと 遠くに現れた”それ”に対して 判断が遅れたんだ。] (117) 2022/08/12(Fri) 17:36:18 |
【人】 四谷 隆史[俺は、それにむけて駆けだしたセキさんと対照的に その黒い何かの合間からの眼球に>>57 恐怖した。動けなかった。 その黒い長い何かが絡めとっているのは誰(なに)? 感受性に優れぬ己は その瞳の色が何をないまぜにしているのかまではわからない でもその目は知っていた。 死にに来たって言ったセキさんのもので 死ぬ前日のあいつの目の色だった] ひ、ぃ、あ あああああああああああああああああ!!!! [絶叫。怖くて恐ろしくてたまらない。 嫌だいやだいやだ 助けて。夢なら覚めて。 立ち尽くすセキさんとあいたままの距離が埋まらず 俺は蹲り、頭を抱えたまま声を張り上げていた*] (119) 2022/08/12(Fri) 17:38:06 |
四谷 隆史は、メモを貼った。 (a34) 2022/08/12(Fri) 17:39:50 |
【人】 勢喜 光樹─追憶、自立の時─ [抗いたかった。足掻きたかった。 己が生まれた意味を、知りたかった 何故だ。己は、何故生きて此処にいる?] 『何よその目は?』 『育てて来てやった恩も忘れたのか』 [己という存在は お前たちにとっては、ゴミも同然だったのか? 汚らしく、煩わしく、邪魔でしかなかったのか?] (120) 2022/08/12(Fri) 17:59:32 |
【人】 勢喜 光樹『──ひッ! あ、アンタ、何を………』 『や、やめろ……!』 [教えてくれよ。何故、己を作ったのか。 聞かせてくれよ。何故、己を産み落としたのか。 己と言う存在が世に出てから、今日と言う日まで お前らにとっては、徹頭徹尾、不幸で災難だったのか?] (121) 2022/08/12(Fri) 18:00:16 |
【人】 勢喜 光樹・ ・ ・ [空気の入れ替えは、時に必要だ。 同じ場所で、同じ空気を吸い続けていたら いつか空気はなくなり、窒息してしまうだろう? 窓を開けて、新しい空気を取り入れて 毒素を追い出したなら、また空気は綺麗になるはず] ……………… 、 [もう、何も聞こえなくなった。 元から、理由なんてないのかもしれない。 最初から、意味なんてないのかもしれない。 それでも───知りたかった。] (122) 2022/08/12(Fri) 18:01:43 |
【人】 勢喜 光樹何故……… 俺は生きているんだ………? [お前らが、教えてくれないなら 自らの手で、探すしかないのか。 枷が解かれ、自由となった今。 生まれた意味を、探しに出ていく]* (123) 2022/08/12(Fri) 18:02:49 |
【赤】 陶酔 カナ[静かな部屋の中で触れる程近くにいれば、下着の中の水音も耳に届く。 影は女の肉体程には感覚が拾えないが、悦を生む刺激は与えられているらしいと。] 感じてくれたんだね。 かわいい。 [彼女の首裏を左手の指で擽り、真っ赤になってしまった耳に吐息を吹き掛けるように囁いた。 心底嬉しそうに。 そしてたのしそうに。 そうしている間に影は体液を塗り広げるように前後に動いた後、秘された奥へと触れようとゆっくりと蠢いて。] (*43) 2022/08/12(Fri) 18:08:55 |
【人】 陶酔 カナ妹さんも一緒ならいいじゃない。 私を”また”置いていくの? [彼女には全く身に覚えのない事だろう。 けれど認知の歪んだ女は、それを”彼”からの拒絶と受け取った。 医院が異界化している影響か、普段は忘却された記憶が頭を過る。 ある日、突然切り出された別れの言葉。 ]仕事で忙しいという言葉を鵜呑みにしていた。 悪いところがあったら直す、何だってするからと泣いて縋ったって、振り返ってくれなかった。 それどころか、既に女がいた。 (126) 2022/08/12(Fri) 18:10:47 |
【人】 陶酔 カナぅ、あ……っ。やだ、やだぁ……っ。 [突如声を荒げた女は、"彼"に回していた腕を解いてふらりと後退る。 そのまま二歩、三歩と離れていけば、身体を甘く苛んでいた影もまた引いていく事だろう。 その場に座り込んだ女は両手で頭を抑え、唇を戦慄かせる。 嫌な記憶を追い出そうとするように首を横に振り。] ……わ、私、わたしは、 あなたをあいして……るのに。 どうして?どうして。どうして。 どうしていっしょにいられないの? いやだよ、すてないで。 わたしをひとりにしないで。 (127) 2022/08/12(Fri) 18:11:52 |
【人】 陶酔 カナ[ぶつぶつと譫言のように呟く女の意識からは、獲物である彼女の事は外れている。 逃げるのならば今のうちだと。 気付き、行動に移す時間はあるだろう。]* (128) 2022/08/12(Fri) 18:12:01 |
【独】 陶酔 カナ/* 怨霊だから発狂してもいいかなって(?) ずっと拘束してしまってるので 逃げる or 残る を委ねつつ、男子勢はヒルコさんとこに行くのかな? こちらの選択肢も増やせたらいいかなと。 (-56) 2022/08/12(Fri) 18:15:29 |
陶酔 カナは、メモを貼った。 (a35) 2022/08/12(Fri) 18:17:52 |
【独】 陶酔 カナ/* 四谷君と遭遇した場合、 自PCが彼女さんと少し雰囲気似ていたら地獄だろうなとか思ってます。 (彼女さんとの親戚縁故とか振れるかなって) (-58) 2022/08/12(Fri) 18:23:02 |
【独】 水子たちの霊 ヒルコーいつかの日 カナとー いつだったか、カナおねぇさんに歌を強請った事がある。 おねぇさんの歌は、『私達』が知らなかった「愛」という感情に満ちていて、無くした心臓に暖かさが宿るような、微睡みに落ちる瞬間の心地よさにも似た、例える言葉の無い幸福感。 だからこそ、耳に届いた彼女の呟きは、喉元に棘が刺さった様に、『僕』を苛むのだ。 ーかつての日 精神病棟ー 「―〜~※―Ж――♪」 (-60) 2022/08/12(Fri) 18:58:13 |
【赤】 千早 結だって、満たされたい、ん・・・でしょ? [もっと、満たして欲しいと溢れた声に>>*28 突き上げる衝動はより強くなる。 彼女にとって、既にここは現の先の夢の中。 怨霊として沢山の命を誘って来たのだろう。 なのに彼女は逡巡する様子を携え、ぼくの鼻筋を齧り、甘く柔らかな愛撫を残そうとする。 まるで恋人同士が戯れ合うような仕草に思えてくすぐったい] ッは…声、えっち…。響いちゃうね… 他の人間や、怪異にも聞こえちゃうのかな… こわいと思うなら…、 …誘いには乗らないよ [胸に開いた空虚の淵に、唾液を乗せた舌先が触れていく。拒絶される事はなかった代わりに、目眩がする程、彼女の襞が肉欲に絡みつく。 ああ、囚われてしまいそうだ] (*44) 2022/08/12(Fri) 19:01:27 |
【赤】 千早 結[でも足りない。 もっと、もっと味わいたい。 未練を?悲しみを?後悔を? ぼくにない物を教えてほしい。 代わりに君が知らない幸せを注いであげたい。 でもそれだと、彼女を苦しめる事になるのだろうか。 まるでぼくたちは、 鏡写しのようじゃないか───] (*45) 2022/08/12(Fri) 19:02:51 |
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