宮廷楽士 ウェールズは、メモを貼った。 (a29) 2020/09/22(Tue) 20:23:30 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ 私の親に仕えているヨシュア。 彼と出会ったのは果たして 私が何歳の頃だっただろう。 何にしても、病弱な私は 歳がまだ近い方だという理由で 彼の世話になることが多かった。 最初は申し訳なさから 謝ってばかりだったと思う。 貴族でも、貴族だからこそ。 自分の役に立たなさがよくわかったのだ。 ] (@14) 2020/09/22(Tue) 20:38:39 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ ベッドには彼が運んでくれただろうか。 布の中に沈めば、小さく声を出す。 ] ヨシュア……あのね…… [ 続く言葉はない。 翡翠の瞳は長いまつ毛に隠れて そのまま小さな呼吸とともに寝息を立て始めた。 ] (@17) 2020/09/22(Tue) 20:41:01 |
【見】 病弱貴族 アメリア[ それから数日はまた、 ベッドの中で過ごすこととなっただろう。 外に出るというだけで、様々な刺激を得る。 過敏な体はそれらに耐えられないのだ。 ] ……そう、あの子が傷を。 なら、あなたの行動は正しかったわ。 [ 貴族たるもの、大局を見て行動しなければならない。 であるのなら、怪我をしている彼女を 自分の近くに一度でも置くことは 行動として正しい>>155 共に話をした少女が負っていた傷に 疑問を持った令嬢、という方が 話の筋書きとしては納得されやすいだろう。 彼の観察眼や行動力に、いつも助けられている。 ] (@18) 2020/09/22(Tue) 20:41:49 |
【見】 病弱貴族 アメリア具合が良くなったら、 また教会に行ってみましょう。 よく観察したら、なにが起こっているのか わかるかもしれない。 [ 隠している、ということは バレてはいけないということ。 なら、教会の上のものは 信用出来ない可能性がある。 ただ告発しただけでは煙に巻かれるだろう。 ならばすべきことは……。 と、考えていれば冗談交じりの声が聞こえた。 ] (@19) 2020/09/22(Tue) 20:42:24 |
【見】 病弱貴族 アメリアもうっ、揶揄っているわね? [ 先に言ったのは自分だけれど 蒸し返すことではないだろう。 軽く眉尻を上げれば、 肩から力が抜けていることに気がつく。 もう、これだから。 彼には敵わない。 ]** (@20) 2020/09/22(Tue) 20:42:43 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t6) 2020/09/22(Tue) 20:48:07 |
病弱貴族 アメリアは、メモを貼った。 (t7) 2020/09/22(Tue) 21:06:45 |
【人】 従者 ヨシュア[ 自分は、お嬢様がこの世に生を受けるよりも前に 親を失い、旦那様に拾われた。 ここだけの話、赤ん坊だったお嬢様の おむつ紐も変えたこともある。 それから自身の忠誠は、 旦那様と、お嬢様。 そしてこの国へ変わらず注がれている。 おむつ以外に、倒れたお嬢様を寝室に運ぶのも いつしか自分の役目となった。 最初は苦労したが、今では容易に行える。 自身は成長に伴い、体が作られ、腕にも筋肉がついた。 対してお嬢様は、細く軽いままだから。 ] (173) 2020/09/22(Tue) 21:37:26 |
【人】 従者 ヨシュア貴方の望みは、私の望みです。 どうかこの身を剣として盾として。 ご自由にお使い下さい。 [ 変わらぬ忠誠を、捧げる。 ] (176) 2020/09/22(Tue) 21:43:24 |
従者 ヨシュアは、メモを貼った。 (a30) 2020/09/22(Tue) 21:51:29 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ[ 昨日より賑やかな音があふれる 街を一人ニコロは歩いていた 彼が(ここではない国の) 孤児院を出てから様々な国 島に訪れてきた その中で一番と言っていいほど 賑やかな音のお祭りであった 歩いているだけでも楽しく コンペ会場から漏れ出る音が より彼の心を楽しくさせた ] うん、夜の酒場で演奏する前に 楽器の調整でもしてもらいに 行ってみるのもいいかな (178) 2020/09/22(Tue) 22:13:54 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ[ 昨日のカフェの店員の女性から 演奏させてもらえる酒場を紹介 してもらった その他にも、おすすめの楽器工房 穴場な花屋、軽食屋 絶景スポットなど、この国の様々 な場所を教えてもらった ] (179) 2020/09/22(Tue) 22:14:21 |
【人】 旅のヴァイオリン弾き ニコロ[ カフェの店員の女性曰く、親子で 楽器工房を回しているとか 弦楽器の調整がうまいと評判な 老人がいるとか そんな情報を思い浮かべつつ 紹介してもらった楽器工房の 扉を開けた… ]* (180) 2020/09/22(Tue) 22:14:32 |
【人】 楽器リペアマン ティグレ ―― 楽器工房の倉庫にて ―― [ ティグレは倉庫の扉を開け、灯りをつけた。 天井まである棚には所狭しとケースが並び 工具や部品が仕舞われていた。 右奥へ行き、1つのケースを取り出す。 その中には ゴールド、ブロンズ、黒のバネがあった。 1年前に手に入れたものだ。 ] (181) 2020/09/22(Tue) 22:15:22 |
旅のヴァイオリン弾き ニコロは、メモを貼った。 (a31) 2020/09/22(Tue) 22:16:45 |
【人】 楽器リペアマン ティグレ ―― 1年ほど前の話 ―― [ それは突然のこと。 第三王子リジィがこの店に訪れたのだった。 勢いよく開かれる扉。 乱れた呼吸のリズム。 王子殿下はこの店に電子六弦はないか尋ねた。 無口なじいさんと父さんは黙って首を振った。 王子殿下は気にしないでくれと言い 店を出て行った。 ] (182) 2020/09/22(Tue) 22:22:24 |
【人】 楽器リペアマン ティグレ[ ティグレはその後、 かつての留学先で出会った 電子弦琴のリペアマンから いくつかの部品を取り寄せておいた。 王子殿下との一瞬の出会い。 その声や音。 落胆の中に前へ進む活力を ティグレは聴きとった。 アタシに楽器を作ることは許されない。 1つの部品が楽器の未来を繋ぐ可能性がある。 それがティグレにできることだった。 ] (183) 2020/09/22(Tue) 22:29:55 |
【人】 楽器リペアマン ティグレ[ ケースの中からブロンズのバネを手に取った。 それを持ってティグレは店を出て、 エリクソンの泊まる宿へ向かう。 彼に会えれば手渡すだろうし、 会えなければ宿主に託すだろう。 ]* (184) 2020/09/22(Tue) 22:37:37 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン―コンペ会場― [ 雑踏をかき分けて、 大庭園内の中心・特設舞台に近づいてゆく。 現在の演目は何だろうか… ここからではよく見えないが、 少なくとも、 あの娘はまだ登壇していないようだった。 コンペ会場は、朝方に来たときよりも、 さらに多くの観客で、雑然と賑わっていた。 さらに、朝来たときは見つけられなかったが、 一般観衆のひしめく場所とは 一線を画したところに、 特等スペースのようなものが設けられている。 ] (185) 2020/09/22(Tue) 22:44:05 |
【人】 教会住みの娘 エヴィ[ あの時>>0:68、教会にいらした宮廷楽士の 皆様のうちお一人のことは、ぼんやりと 記憶の片隅に。>>170 熱心に神父様とお話をなさる方々から 少し離れていらっしゃったお姿には 気づきましたが、何故会合の輪には入らずに おられるのかなど知る術もなく。 ですから、花瓶の水を替えるふりを しながら、大人たちが話す、恐らく 音楽祭の話であろうそれを少しでも 耳にしたくてそこに居た私に、 突如お声をかけて下さった時には、 今度こそ花瓶を取り落としそうなほど 驚いたものでした。>>170 ] (186) 2020/09/22(Tue) 22:44:22 |
【人】 鋼鉄の六弦奏者 エリクソン[ こちらは一般観衆達とは全く違う待遇のようで、 1人1人にデスクをあてがわれていて、 身に付けている物から察するに、 席次が上の者から順に、出場者から見て左から右へと、 横並びに並んでいるようだった。>>1:108 あれが…審査員か。 [ 遠くない未来に対峙する相手達。 彼らがどのような審美眼を持つのか…。 自分らの演奏を認めるのか、 それとも一閃のもとに斬り捨てるのか。 こんな遠目からでは、 想像すらすることもかなわなかった。] (187) 2020/09/22(Tue) 22:45:59 |
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