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人狼物語 三日月国


75 【身内】星仰ぎのギムナジウム【R18G】

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【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ

「本当よ……本当にずるい。
 そんな、ただ断られただけなら、
 私だってすっぱり諦めたのに」

あなたの腕の中で、体を震わせて、
泣き続ける。

「うう〜〜……
 こうやって、ぐす、あなたに抱きしめられてるのも苦しいの。
 だって、ルヘナが欲しくなっちゃうから……」

堰を切ったように、あなたへの想いを吐露し続ける。
ずっと、叶わないとわかっていて押し込めていた心を、
たった今、吐き出してしまったから、
もう感情を止めることはできなかった。

やがて、紡ぐ言葉も浮かばなくなったころ、
スピカの涙も止まった。
(-175) 2021/05/31(Mon) 22:56:16
スピカは、ルヘナの腕の中で泣いている。
(c60) 2021/05/31(Mon) 22:58:30

【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ

「うん、」

 相槌以上の言葉は何一つ口にできなかった。
 自分には、自分にだけは、あなたを慰める言葉を投げる資格はない。
 あなたが自分に抱いてくれていた想いを、
 あなたが押し込めていた愛を聞いている最中。
 一度だけ、あなたを抱きしめる腕の力が強くなった、気がした。

 あなたの嗚咽が収まった頃、
 そっと身体を話して二歩だけ下がる。

 『仲間』と話す距離にしては近く、
 『恋人』と話す距離にしては遠い、
 『あなた』との距離。

「俺が言えたことではないが、ってこれ何度言うつもりだ……
 ともかく、吐き出すことも覚えたようでよかったよ。
 ……あまり顔見られたくないよな。このまま席外そうか?」
(-183) 2021/05/31(Mon) 23:18:34

【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ

あなたが、相槌だけでいてくれて助かった、と感じた。
これ以上優しい言葉をかけられたら、きっと。
強引にでもあなたを手に入れるために動いてしまうから。


「……うん、ずっと此処にいるわけにもいかないしね。
 もともとはあなたを助けるために探してて、
 ここにきたわけだし。
 なんてざま……ってカンジ」

ハンカチで顔を拭いても、それでも多分ひどい顔だ。

「うん、そうね。もっと美人な私を見たほうがいいと思う。
 あ、でもね、その前に一つだけ聞いて」
(-188) 2021/05/31(Mon) 23:37:32

【秘】 『一番星』 スピカ → 星の加護を得た ルヘナ

「私、結構執念深いのよ。
 こんなことになっても、人を救いたいと思うぐらいにね。
 つまり、あなたを諦めちゃいないってこと。
 ああ、でも、あなたを傷つけるつもりは勿論ないわ。
 そんなことをしたら意味がないもの」

そういうと、パン、パンと手を叩き、
ま、話はこんなところね、と言った。
そういう態度を取らなければ、
永遠に引き止めてしまいそうだったから。
(-192) 2021/05/31(Mon) 23:41:06
スピカは、決心をしたようだ。
(c63) 2021/05/31(Mon) 23:42:00

『一番星』 スピカは、メモを貼った。
(c64) 2021/05/31(Mon) 23:42:39

【秘】 星の加護を得た ルヘナ → 『一番星』 スピカ


「……ああ、そうか。ありがとう、スピカ」

 救いたい、諦めない、と告げてくれるあなたの優しさが。
 散々傷付けた自分に対して
 傷付けるつもりはないと言ってくれるあなたの優しさが。
 本当に、眩しくて。

「それじゃあ俺は行く。しっかり顔を洗っておいてくれ」

 それだけ告げて、去っていく。
 ここにいつまでもいてしまったら、
 いつ『彼』が来るかも分からないから。
(-194) 2021/06/01(Tue) 0:09:21
スピカは、ルヘナを笑顔で見送った。
(c66) 2021/06/01(Tue) 0:13:53

スピカは、誰もいない図書室で、もう一度泣いた。
(c68) 2021/06/01(Tue) 0:15:25

【独】 『一番星』 スピカ

「ばか。ばか。ばか。ばか。ばか。
 なんてことをしたの。
 なんてことを言ってるの。
 叶わないってわかってるのに!
 一時の感情で!
 そうやって言いたいことを言っちゃ駄目なの!」
(-196) 2021/06/01(Tue) 0:18:23

【独】 『一番星』 スピカ

「ううっ……うう〜〜〜〜〜〜……
 叶わない夢って理解してても。
 私の初恋は叶わないって理解してても。
 諦められないの。諦められないじゃない。
 うう〜〜〜〜〜…………
 ルヘナぁ……好きなの……好きよ……」

彼を思うと、心が暖かくなるのがわかる。
体も、熱くなるような。
(-197) 2021/06/01(Tue) 0:22:23

【独】 『一番星』 スピカ

自らの体に、そんなことを思いながら触れようとして。

「っ……」

もう、何やってるの?
最低よ。
本当に最低。
みっともないったらありゃしない。
惨めになるだけなんだから、やめなさい。
(-198) 2021/06/01(Tue) 0:24:58

【独】 『一番星』 スピカ

「大丈夫よ。
 私は諦めないって言ったじゃない。
 ルヘナ。私は諦めないんだから。
 たまには私だって欲しい物に向かって走り続けるのよ」
(-199) 2021/06/01(Tue) 0:25:36
スピカは、図書室から立ち去った。
(c70) 2021/06/01(Tue) 0:25:48

【独】 『一番星』 スピカ

/*
もうキノコ食うことしかやることないわ
(-205) 2021/06/01(Tue) 0:33:50

【独】 『一番星』 スピカ

乳粟茸kinoko
蛇茸擬kinoko
毒紅茸kinoko
栗色唐傘茸kinoko
豹紋黒湿地kinoko
姫網代傘kinoko
キノコの読み方わからんのやよね
(-209) 2021/06/01(Tue) 0:44:38

【独】 『一番星』 スピカ

/*
もしかして、ルヘナが何らかの形で想い人と同じ土俵に立った時、
私は宙ぶらりん?
(-210) 2021/06/01(Tue) 0:53:57
スピカは、くしゃみをした。
(c77) 2021/06/01(Tue) 8:43:10

【墓】 『一番星』 スピカ

森の近くを歩く。

「あ、看板残ってる、よかった」

わざわざ、口に出して言う。
それは彼女が考えた決まり事の一つーー口に出すこと。
そこにいる、と主張するために。

ほとんど日にちは立っていないのに、
色々あったなあと思い返す。
突然大人に呼び出されて、
殴られて、他にも色々されて。
恋をして、失恋して。

「あっ……まずいまずい」

意中の相手のことを考えてたら泣きそうになったので、
慌てて思考を切り替えた。

「いない人に目を向けようとする人も増えたもんね」

こっそりと『見る』、それでもいいのだ。
それは確実な一歩だから。

しばらく、森の近くを散策しているだろう。
(+51) 2021/06/01(Tue) 11:04:19

【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ

「────スピカ!」

森を散策するあなたにぱたぱたと歩み寄る
少女の声はそれほど張り詰めたものではなかったけれど
呼び掛ける為か、いつもよりは少し大きなものだった。

「よかった、ここにいたのね…
 『いない子』は……見つかった?」

ふう、と一つ息を整えて、
それから要件を口にした。
カストルとポルクスと、それからメレフの姿が見えないのだけれど。
自身の見てきたものを、そう続けて。

その腕には、誰かからの手紙が抱えられている。
(-312) 2021/06/01(Tue) 14:45:36

【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール

「イクリールさん……」

首を振った。

「てんで駄目ね。
 そもそも森を探すのにも無理はあるんだけど」

でも、私たち以外は、こんなところに目を向けない。
とも続けた。

「……なるほど、あの三人が…ね」

困ったな、という顔をした。
メレフとはたいした親交がないし、
カストルとポルクスに関しては親交があっても、
理解するのは難しい。
つまり、行くあてが思いつかない。

「……それは?」
自然と、手紙に目が行き、尋ねた。
(-316) 2021/06/01(Tue) 15:08:11

【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ

「………そう…
 ううん、でも、そうね。探すしかないわ。
 だってみんな、『いないはずがない』のだもの。」

スピカの言葉に、一度目を伏せた。
けれどすぐに首を振って、また前を見る。
進もうとしなければ進めない。簡単な事だ。

「あ……ええと、そう、シトゥラから…
 手紙を、預かってきたの。スピカにって…
 スピカが嫌でなければ……読んであげてほしい」

それから、スピカの問いにそう答えて、
これまで何度もそうしたように、おずおずと手紙を差し出した。
(-319) 2021/06/01(Tue) 15:21:15

【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ

/*

どうも業の配達人です。
あいつ訴えたら勝てる気しかしなくなってきました

スピカが手紙を読む事を選ぶ場合、
その事を中澤がシトゥラPLへ伝えて、その後に
手紙の内容がシトゥラの方から秘匿にて開示されますので
この場では受け取るだけ受け取って
内容は後で読む感じのロールにするのがよいと思います。
(-320) 2021/06/01(Tue) 15:23:45

【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール

「シトゥラから?」

予想しない相手というか、
そもそも考慮していない相手だった。

イクリールともスピカとも『場所』が違う人間からの、手紙?
それも、今更。

「まあ、読まない理由もないけど」
ブラキウムが我々に働きかけてきたように、
シトゥラにも何か思惑があるのだろう。
などと考えを巡らせながら、手紙を受け取った。
(-321) 2021/06/01(Tue) 15:32:10

【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ

「……スピカがそう言ってくれてよかった。」

確かに届くべき先へと届いた手紙に、安堵の息を吐く。
手紙を宛てられた生徒達は、皆それを受け取ってくれた。
その事が、自分の事のように嬉しかった。
確かにシトゥラに歩み寄ろうとしてくれる人が居るのだと。

「じゃあ、わたしはもう行くわね。
 カストルも、ポルクスも、それからメレフも…
 『みんな』を探しに行かないと」

わたしも無理はしないから、スピカもどうか、無理はしないで。
そう言って、いつものように微笑んで
それから小さく手を振って、イクリールはその場を後にした。
(-325) 2021/06/01(Tue) 15:44:44

【秘】 夢の続きを イクリール → 『一番星』 スピカ

/*

今しがたスピカに手紙渡すロールして来たよ!
ってシトゥラPLに連絡を入れておいたので
あとは手紙の内容開示をお待ちください。
業深い爆弾を受け取ってくれてありがとうございました。
(-327) 2021/06/01(Tue) 15:46:48

【秘】 『一番星』 スピカ → 夢の続きを イクリール

「うん、イクリールさんは特に気をつけてね。
 お忍びなんだし」

微笑みを返しながら、あなたを見送る。
それから、さて、……と手紙に手をつけた。

/* 某彼のことも全面的に許す私が学級裁判を起こすかどうか、乞うご期待!
(-330) 2021/06/01(Tue) 16:04:53

【秘】 一人の少女 ブラキウム → 『一番星』 スピカ

……手紙の裏に一言。

君がどうなっても僕にとっては頼もしい仕事のできる風紀委員だよ。
ありがとう。
(-352) 2021/06/01(Tue) 18:00:25

【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ

渡された手紙には、丁寧にあなたの文字が書かれている。

『スピカへ
 
 スピカのお腹の調子が心配です。
 いつも自分の分まで食べてもらっていたことが
 あんなにも当たり前のように思っていたことに今も驚いている。
 キノコを拾って食べていない?
 あんなに森ではしゃいでいるスピカは初めて見たから
 もしかしたら本当は、やんちゃな女の子かと改めていたよ。


 他にもいくつか文字が連なり、内容は
・この手紙が届いたということは、部屋に自分がいないということ
・紙袋を見つけて手紙を手にした場合、『イクリール宛て』のものを
 彼女に渡してくれるとすごく嬉しいということ
・残りの手紙は紙袋の中に、その場に置いておいて欲しいそうだ。


『こうして手紙を書いたのは、知らせたいことがあったから。
 実は、○月○日(5日目=エピローグ)から
 ボクが食堂にいけるかわからないんだ。
 イクリールと食事をする約束をしていたんだけど、
 知らないままイクリールが来てしまったら寂しがると思ったから、
 この手紙が無事に届いていたら彼女にも伝えて欲しい。』


(-355) 2021/06/01(Tue) 18:02:11
スピカは、手紙を読んだ。嫌な予感がした。
(c82) 2021/06/01(Tue) 18:03:12

【秘】 徒然 シトゥラ → 『一番星』 スピカ


『明るくていつも支えてくれたスピカやシェンが居なくなったとき、目立つ年長がレヴァティと自分だけになったんだあのクラス。

 寂しくって仕方が無くて、スピカの代わりなんて誰も居なくって。
 本当に自分がいつでも会える存在だと思っていたのを自覚した。
 おすすめのパンや食事もっと教えてもらえば良かった。

 またみんなで食事ができるように、いい子を続けてしまうけれど
 忘れない。いつか気にせずまた話ができるようにする。
 それまでどうか体に気をつけて。
 女の子なんだから、いっぱい頼っていいと思うよ。
 食べないボクが言えたことじゃないけどね

 シトゥラ』



/*
 一本満足です。
 シトゥラの部屋の前に紙袋があるイベントでした。
 イクリールが見つけてくれたので文面にある内容はイクリールに既に伝わっていますが、手紙の文章としてはこう書かれていたという記述をそのまま載せています

 それを話すも話さないもどちらでも問題ありません
 お付き合いくださり、読んでくれてありがとうございました!
(-357) 2021/06/01(Tue) 18:05:14
スピカは、ブラキウムの行く末を案じた。
(c84) 2021/06/01(Tue) 19:02:24

【秘】 『一番星』 スピカ → 徒然 シトゥラ

「シトゥラさん……」

――ああ、きっと。
シトゥラも何かよくないことに見舞われるのだろう。
しかし、このことについて問い詰めることはできないはずだ。
『いい子』でありたいシトゥラにそれをやるのは、
本意ではないだろうから。

「体に気をつけるのはあなたじゃないの……」

自分は平気なのだ。
シトゥラは私の体が丈夫なことも知らないだろうけど。
自分はやっぱり無力だ。

結局、救いたい、などと言っても、
みんな手から溢れていく。

手紙を読み終わったあとも、暫く立ち尽くしていた。

/* わ〜いわからない名前です!
こちらこそちょろっと絡んだだけなのに
こんなに真心込めてお手紙くれて嬉しいです!!
(-375) 2021/06/01(Tue) 19:26:42
スピカは、二通目の手紙を読んだ。誰も救えない、と思った。
(c86) 2021/06/01(Tue) 19:30:25

【墓】 『一番星』 スピカ

 
「私が本当に救えた人はいる?」

 
(+62) 2021/06/01(Tue) 19:34:49

【独】 『一番星』 スピカ

心が折れそうだ。
意中の人と結ばれることはできず、
『いなくなった』子は見つけられず、
そして、まだ『いる』子のやることも止められない。

一番星は、沈みつつある。
(-379) 2021/06/01(Tue) 19:42:11

【独】 『一番星』 スピカ

「違う、違うの。
 弱音を吐いても仕方ないの。
 私は風紀委員でありたいんだから。
 一番星にもなりたい。
 彼が望んだことだから。
 だから、私は頑張らなきゃいけないの。
 膝を折っている場合じゃないの。
 頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、頑張らなきゃ、
(-380) 2021/06/01(Tue) 19:45:27

【独】 『一番星』 スピカ

実感がない。
大事な人に、自分がいてよかったと教えられても。
大事な人の一番星にはなれない。
隣にいてくれない。
救えているという実感がほしい。
教えてほしい。
私は役に立ってるの?
役に立ってたの?
ルヘナ。カストル。ポルクス。メレフ。イクリール。ルヘナ。シェルタン。ルヘナ。ルヘナ。
(-381) 2021/06/01(Tue) 19:50:03
スピカは、心にヒビが入っていくのを感じている。
(c87) 2021/06/01(Tue) 19:52:56

【独】 『一番星』 スピカ

一度ヒビが入った心が戻るのかはわからない。
戻らないのかもしれない。
誰かに直してもらえるかもわからない。
でも、今は何も考えずに休みたかった。
(-386) 2021/06/01(Tue) 19:54:12