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人狼物語 三日月国


83 【R18】ラブリーナイト・りたーんず!【ペアRP】

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【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[どうして泣いていたのかなんて知らない。
 喧嘩でもしたの?怒られちゃった?
 あれから変わりなく「リカちゃんパパ」をしてたんだから
 あたしたちの関係は、奥さんに知られてはいないんでしょう?
 それなのに何があったのか――ちゆは、知らなかった。]


  ……大丈夫、ちゆがいるよ。


[何が大丈夫かなんて知らない。
 それでも、ちゆは側にいたんだよ。
 今だってあなたの側にいるの、だから。

 あやすように背を撫でる。
 男の人の泣く姿を見るのは、初めてだった。
 だけど知らないタイガさんの顔、また一つ知れたって
 ちょっぴり嬉しくなったことは内緒。]
(45) 2021/07/15(Thu) 21:08:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[彼が落ち着くのを見ればベンチの隣に腰掛ける。
 そうして語られた事実を知る。

 ちゆの知らなかったこと、
 いつもリカちゃんと二人だった理由。
 奥さんの姿を一度も見たことがなかった理由。]


  辛かった、ね


[いつかの別れ際みたく視線は足の先に向けたまま
 深刻な声で同情を口にした。
 ――それもまた、半分くらいは演技だった。

 
なんだ、もうとっくに壊れてたんだ。
(46) 2021/07/15(Thu) 21:09:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[仲良くやってるんだと思ってた。

 ちゆじゃない女の人のところへ戻って
 ちゆの知らない時間を過ごしてるんだと思ってた。

 どうせ一番にはなれないんだ、って
 だから壊せなくて、諦めてたんだよ。

 でも、奥さんがもういないんだったら
 あなたの最愛がこの世界にいないんだとしたら
 今度こそちゆを選んでくれるのかなぁ、なんて
 自分勝手な酷い考えは
 あなたが知ったら幻滅しちゃうのかな。]
(47) 2021/07/15(Thu) 21:09:58

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……なんにもできないけど、
  話だったらちゆが聞くよ。


[頬に手をやるタイガさんを、
 出会いがけのソファでそうしたみたいに覗き込む。
 微笑んだのは優しさで、明るい声色は思いやり。
 ――本当だよ?だってちゆ、「良い子」だもん。]


  えへへ、普通にしてたよ。
  タイガさんのことずっと考えてたかな。


[はにかんで笑ってみせる。別に、嘘はついてない。
 タイガさんのこと、ずっと見てただけ。]
(48) 2021/07/15(Thu) 21:10:17

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[だけど三つ編みのやり方を聞かれたら
 つり上げた唇の端がふっと落ちてしまう。]


  できるけど、なんで?


[覗き込む顔を正面に戻して尋ねた。
 目的なんか聞かなくたってわかるけど。

 そっか、結局「リカちゃんパパ」のままなんだ。
 ……そうだよね、そりゃそうだ
 “普通”はお父さんかお母さんと一緒だもんね。]
(49) 2021/07/15(Thu) 21:10:48

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[今度こそ彼を手に入れられると思った。
 今度こそちゆのことだけ見てくれると思った。
 今度こそ愛し続けてくれると思ったのに
 今度はあの、小さな子どもがいるなんて。

 なんでかな、もどかしいの。
 愛しても愛しても愛しても愛しても
 いつまで経っても報われないの。

 ちゆだって「良い子」にしてるのに、
 欲しがっても掴んだ手からすり抜けてしまう。

 それなのに、]
(50) 2021/07/15(Thu) 21:11:21

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ……娘さん、いくつなの?
  タイガさんの子どもなら、
  きっと可愛いんだろうなぁ。


[タイガさんの注いだ種で
 知らない女の人のお腹から生まれたあの子が
 ひどく羨ましくて、恨めしくて。]

  
  ねぇ、ちゆも会ってみたいなぁ。


[――――狡いよ、リカちゃんは。*]
(51) 2021/07/15(Thu) 21:11:41

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

/*
なに言ってんだこいつ
(-183) 2021/07/15(Thu) 21:13:10

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

/*
タイガさんのきもち……ひえっ……

>>悪寒<<
(-186) 2021/07/15(Thu) 21:51:06

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

/*
>>-187
安定のシュレッダーさんで好きwww
(-189) 2021/07/15(Thu) 22:17:44

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[一番じゃなくてもいいやって、一度は確かに思ったの。
 だってちゆには届かないと思ったから
 彼には奥さんがいて、リカちゃんがいて、
 そこに入り込む隙間を見つけられなかったから。

 ――――だけど今は違う。
 目の前に彼がいて、彼の愛する奥さんはもういない。
 タイガさんをちゆだけのものにして
 ちゆがタイガさんだけのものになって、
 二人で「普通の」幸せな恋をするのに
 邪魔なのは小さなあの子だけ。

 期待しちゃうの、タイガさんのせいだよ。
 そうやってちゆの目の前で泣いて
 他の人に見せられないような弱いところを晒すから。

 手が届くような気がして、欲しがってしまうんだ。]
(63) 2021/07/16(Fri) 15:24:23

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里



  ふぅん、そうなんだ。


[タイガさんがリカちゃんの話を始めたら
 鼻歌を歌うように暢気な声で相づちを打った。

 今が夜で良かった。外が暗くて良かった。
 目だけは笑えない、可愛くない笑みを浮かべてしまうのも
 本当はそんな話をすこしも楽しいと思えない本心も
 全部暗がりが隠してくれるから。]


  おしゃべり好きなんだ、可愛いね
  一人でお世話するのは大変だろうけど……


[遠くの景色を見つめたままで返事した。
 顔を見ない割に、絡めた指だけはぎゅっと握って。]
(64) 2021/07/16(Fri) 15:24:35

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[ごめんね、ちゆはやっぱり子どもが好きじゃないみたい。
 彼が笑うのを聞けばつられて笑って、
 「タイガさんの子どもだもんね」なんて零して。

 
 知ってるよ。
 目のかたちも鼻筋も、
 笑い方もよく似てるって。
 それであなたに似てないところは
 奥さんの面影を残しているんでしょう?


 彼がちゆの方を向けば、笑ってみせる。
 あの日より静かな笑みを浮かべてみせる。]


  覚えてくれてたんだね、嬉しい。
  連絡先も交換してなかったから、
  もう忘れちゃって会えないと思ってた……


[ちゆはこっそり知ってたんだけどね。
 さっさと掛けちゃえば良かったな、電話。]
(65) 2021/07/16(Fri) 15:26:19

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[そうして彼が一つ、また一つ語り出す。
 後悔だとか嘆きだとか、それと少しの愛だとか。
 繋いだ手はちゆより冷たくて震えてた。

 それでも熱は溶け合って、同じ温度に染まる。
 あの夜みたいに寂しさを分け合って――だけど、
 彼が知らない本心を伝えるつもりはなかった。

 
「愛」の形なんて知らない。
 リカちゃんがどんなに大切かなんて知りたくない。
 
 あの子がどんなに可愛くて
 無邪気でかけがえのない存在だとしても
 ちゆにとってはタイガさんと誰かの子どもで
 いらない存在でしかないの。


 ひどい?ひどいよね、分かってるよ。
 でも、だって、だってさ、]
(66) 2021/07/16(Fri) 15:26:39

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙

 

  だったらさ、
  ちゆはタイガさんにとって――なぁに?
  

[お嫁さんにして、なんてワガママは言わないけど
 
あの子の「ママ」になんかなりたくないし、

 そんな関係、ただの宙ぶらりんに思えてならないの。
 
あの子のことなんか忘れて、恋人ごっこすればいいの?
 ――ちゆのお母さんがしてたみたいに。


 側にいたいよ、一緒に居たいよ、大好きだもん。
 だけどそんな曖昧さじゃあ、満たされない胸が痛くて
 問い尋ねた口元は、まだちゃんと笑えてたかな。*]
(-215) 2021/07/16(Fri) 15:28:37

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

/*
リカちゃんママになるのは願いさげ!

とか書いててすごい苦い、
絶対コーヒーだけのせいじゃないね。
(-216) 2021/07/16(Fri) 15:30:59

【人】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[「幸せ」と聞いて、噛みしめる。
 そうしてタイガさんの聞かせてくれた本心も。]


  ……そっか。


[彼がくれると言ったのは「一番」。
 だけどちゆが欲しいと願うのは、求めてしまうのは
 彼の手、言葉、愛情、時間――…
 彼の隣で笑うこと。彼の側にいること。
 タイガさんの人生の、唯一の大切でいたいって
 どうしようもない自分勝手だ。

 「パパ」の顔したタイガさんの隣で笑えるのかな。
 辛いときだけなんて、ちゆは、足りないよ。]
(99) 2021/07/17(Sat) 18:14:37

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

[きっと、本当はそんなに良い子じゃないの。
 大人みたいなことをしたって、子どもで
 小さな女の子のこと「いなければ良かったのに」なんて
 彼の言葉を聞いたって、まだ考えてしまうの。

 
あぁ、もしかしたらちゆも誰かに、
 ――お母さんにそんなこと思われてたのかな。
 愛が欲しい、恋がしたい、そんな身勝手で、
 リカちゃんはちゆの子どもじゃないけどさ。


 距離が近づく。彼の吐息が肌をくすぐる。
 こうして二人の世界がうっすら見えたら
 いっそタイガさんを奪い去りたくなってしまう。

 でも、それはダメでしょう?
 わかってる。分かってるから、]
(-262) 2021/07/17(Sat) 18:15:04

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙

  
  ……ごめんね、


[ぽつりと音を発して、繋がれた手から抜け出した。
 覗き込む視線から顔を背けた。

 ちゆの可愛くないところも綺麗じゃないところも
 全部受け止めるって、いつか言ってくれたっけ。
 それでもさらけ出せずにいるのは
 自分でも嫌になるような本心だったんだけど。]


  ちゆ、リカちゃんのこと好きになれないと思う。


[思いがけずあっさりと、言葉が滑って]
(-263) 2021/07/17(Sat) 18:15:37

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  可愛いなんて言ったけど、嘘。
  タイガさんがリカちゃんの話するの
  聞いててもあんまり楽しくない。


[そうやって続けたら彼はどんな顔をしたか。
 目をみることが出来なかったから、わからないまま。]


  ちゆは、ちゆのことだけ見ててほしいの。
  「パパ」じゃないタイガさんの方が好き。

  ……だから質問の答え、
  今はたぶん、あの夜みたいに幸せだって思えない。


[みっともなくてワガママで、
 気付いてしまうのは自分の気持ち悪いところで。]
(-264) 2021/07/17(Sat) 18:16:11

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[顔を見られたくないからベンチを離れた。
 寂しさを埋めるだけだったら、辛さに寄り添うだけなら
 彼にはもっと素敵な相手がいるような気がしてしまった。

 それなのに――背を向けたまま歩き出せなかったのは。]


  だけど……離れるのは嫌。
  ちゆは、タイガさんが好きだから。


[かっこよく離れられるほど強くなかったせい。
 ちゆを愛して、想って、受け入れてくれた、
 あの夜に見せてくれた夢を忘れられそうにはなくて
 どろどろの感情を引きずったまま。]
(-265) 2021/07/17(Sat) 18:16:40

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[どうしたらいいんだろうね。
 考えて、自分に問いかけてみる。
 だけど今はどうしようもないって答えに行き着く。
 そうして、せめてもの心当てに行き着いたのは]


  ……ずっと隣に居て。
  
  ずっと、ずうっと。
  ちゆがいつかおばさんになっても、
  ちゆより若くて可愛い子に出会っても
  ちゆを一番に選んで。

  それで、あたしのことだけ考えられる日が来たら
  タイガさんの心、全部ちょうだい。


[彼を振り向いて告げたのは、
 寄り添うだけの存在にしては重たい約束。
 「良い子」じゃないちゆの欲しがりだった。*]
(-266) 2021/07/17(Sat) 18:16:53

【独】 ぶろーくんはーと 真白 千由里

/*
ヨガがんばってくだしゃ……
(-269) 2021/07/17(Sat) 18:27:29

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙

[振り向いた先、ちゆより高い位置に目線がある。
 一度乾いた目元がまた濡れて、くしゃりと歪むのを見れば
 思わず困ったように笑ってしまう。]


  ……ふふ、子どもみたい。


[愛おしげに目を細める。
 好きな人が相手じゃなきゃそんな反応はしなかった。
 狡いよね、それでも好きになっちゃったんだから仕方ない。
 
 今日のあたしはあんまり良い子じゃなくて、
 今日のタイガさんもあんまり大人っぽくなくて
 
 初めて目にする表情は、
 彼をまた一つ知れることはやっぱり嬉しいの。
 結局離れるには好きすぎる、それだけのこと。]
(-305) 2021/07/17(Sat) 22:52:00

【秘】 ぶろーくんはーと 真白 千由里 → リカちゃんパパ 敷島 虎牙



  言ったね?
  本当に約束だよ、ちゆそういうの忘れないから。


[冗談めかして口にしたけれど、本気。
 伸ばされた腕から逃げるはずはなくて、
 重ねた唇はいつになくしょっぱい味がした。

 それからあなたの目を見つめたら、
 頬に手を沿わせて流れる涙は拭った。]


  ……あたしがおばあちゃんになっても、
          大好きでいさせてね。


[そう笑えば、同じ顔をしてくれたかな。]
(-306) 2021/07/17(Sat) 22:52:13

【人】 がーるふれんど 真白 千由里

[――出会いは突然だった。
 それが偶然か運命かは知らないけれど、
 恋に落ちるには一瞬で、愛してしまえば消せはしなくて。

 「お嫁さん」じゃない、「彼女」と呼んでいいのかどうか
 一つだけ確かなのは「恋人」とかいう肩書きだったか、
 そんな曖昧なものを背負って彼に会い続けた。

 彼の家を訪れることは滅多になかった。
 あの夜に宣言してしまった通り、
 彼と血を分かつ小さな少女が受け入れ難かったから。

 でも、それでもね
 何度か遭遇する機会はあったかもしれない。
 そんな折に彼はあたしをなんと呼んだか、
 何でも良かった。幼い少女に物心が付く頃は
 少しは大人になれていたと思うから。]
(110) 2021/07/17(Sat) 22:53:38

【人】 がーるふれんど 真白 千由里

[「ちゆりおばさん」なんて迷わず口にしたものだから
 名前を覚えられた最初にはむっとしてしまったけれど
 無垢で無邪気な子どもは躊躇いもなく笑う。
 彼によく似た目元で、彼と同じ笑い方で。
 あたしの胸の内なんて知らずに、笑ってみせるものだから。

 お菓子を買った。女の子向けの玩具を買った。
 タイガさんが悩んでいたのなら、
 七五三や卒園式の衣装選びに付いていった。

 「ママ」という呼び名だけは否定して
 彼女が好きかと聞かれたら――
 「わからない」、と答えただろうけど
 いつかの感覚すら麻痺してしまったのか。

 
彼女の成長の様を見守るのはいつしか
彼女が自立したその先への期待ばかりでもなくて。
(111) 2021/07/17(Sat) 22:55:57

【人】 がーるふれんど 真白 千由里

[「普通の恋」がしたいと言った。
 彼と過ごしたその時が普通だったかどうかは知らない。
 ただ、ただあたしは彼を愛していて
 タイガさんの隣に居られることが幸せだった。

 けれど一つだけ未練があるとすれば
 空っぽの左手が目につく時がある。
 形ばかりでもそこに証が欲しいと願うのは
 困った欲張りさんになるかしら。

 でも――――、]
(112) 2021/07/17(Sat) 22:57:01

【鳴】 がーるふれんど 真白 千由里

 

  ねぇ、タイガさん。
  ……お揃いの指輪、付けてみたいなぁ。


[「良い子」じゃなくてもいいと言ったのは彼だから、と
 いつかの言葉に託けて強請った――ある日のこと。**]
(=26) 2021/07/17(Sat) 22:57:42

【独】 がーるふれんど 真白 千由里

/*
ご挨拶失礼します!
Skyblueでそらです。村入ったり卓入ったりしてます。
シュレッダーさんお付き合い頂きありがとうございました!
タイガさん大好きでした。

同村者の皆様も素敵な物語をありがとうございました。
また機会があればよろしくお願いします。
(-323) 2021/07/17(Sat) 23:56:29