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人狼物語 三日月国


81 【身内】三途病院連続殺人事件【R18G】

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【独】 被虐 メイジ

自決するか・・・・・????
でもなんかさ、フジノちゃんはおるから
まだ大丈夫そうだし
死ぬより生きたほうが美しいと思う・・・・・・・
(-141) 2021/07/10(Sat) 15:57:54

【独】 被虐 メイジ

人殺してえ〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!!!!
(-142) 2021/07/10(Sat) 15:59:53

【独】 被虐 メイジ

ただの快楽殺人鬼するのは簡単なんですけど
せっかくなので、生きる為の殺人してほしかったとこ
あるので暴れるのを押さえた 御手洗忍封印した
(-143) 2021/07/10(Sat) 16:01:33

【赤】 被虐 メイジ

これは、誰かが遺体を見る少し前の手術室──

メイジは壁際に座り込んだまま動かない男と
結構な時間、寄り添っていた。
悲しみに暮れていたのか、動く気力がなかったからか。

「やっぱ起きないや」

当然だ。己の手で殺したのだから。
やがてそれにも飽きたのか、気だるそうに立ち上がり
ずるずると遺体を手術室の中央まで引きずっていた。

「………重い」


持ち上げて、仰向けに手術台に寝かせた。
だらりと投げ出された手を胸の前で合わせる。

「………………重たいよ」


消え入りそうな、忌々しげな声が
腐敗臭のただよう手術室にむなしく響いた。
(*10) 2021/07/10(Sat) 16:33:54

【人】 被虐 メイジ

>>16 【調理室】

「そう"ここには"いないよ。
 もし会いたいなら、オレ"どこにあるかは知ってる"よ」

その意味をこの場にいる人間なら、察せるはずだ。
ロクがどれだけの事情を把握しているかは知らない。
ただメイジは、隠すことも、嘘をつくこともしないつもりだ。

薄く切られた肉が乗った皿を差し出す。

「どうぞ」

メイジは淡々と自分のぶんの肉を口にし始めた。
……少し、焦げ臭かった。
(17) 2021/07/10(Sat) 17:14:13

【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ

落ちるものがなくても、貴方が泣いているのがわかった。
躊躇いがちに腕を伸ばして、貴方の手を握る。
ここにいるからねと、伝えるように。

「……私の、方こそ。
一緒にいてくれて、ありがとう」

もっと早くに。
貴方が村を出る前にこうやって話せていたら、よかったのにな、なんて。
そうしたら、もしかしたら、なんて。
『もしも』をつい、考えてしまった。
(-152) 2021/07/10(Sat) 17:55:34

【独】 被虐 メイジ

動くな!!!!!!オレは童貞だぞ!!!!!!!!!!
(-154) 2021/07/10(Sat) 18:48:26

【独】 被虐 メイジ

この死リアスに耐えられなくなってきた(たのしい)から
メイジの肩書、童貞にしていい?
(-155) 2021/07/10(Sat) 18:49:53

【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ

運命は残酷だ。
今でなければ、良いと思うことはこれで何度目だったか。
でも、今でなければ、この手から感じる安心を得ることもなかったのだろうか。頭の片隅でぼんやりと思う。皮肉なものだった。

「フジノ、もしここから生きて帰ったらどうするの。
 どうなるかも、わかんないけど……」

お腹の子を産んであげたいと言っていた。

取引をした商人からあなたのことは聞いている。
"生きる理由がある"と、だから手を出すなと
……もうその意味も、理解した。

彼は自分に生きて欲しいと言った。
二人なら間に合う、と。甘言を零していた。

「オレは、今トーキョーのほうにいるんだ。
 もし助けになれることがあったら、言って」

殺人を犯した自分の未来はどうなるのかと思考が巡った。
まだ、わからない。なにもわからないけれど
助けになりたい、その意思だけは伝えておきたかった。

ぽつぽつと語りながら、そっと手を握り返した。
(-159) 2021/07/10(Sat) 20:02:50

【人】 被虐 メイジ

>>19 >>20【調理室】

二人の表情を見て、メイジは一瞬だけ目を伏せた。
それから眉を下げたまま、笑う。

「フジノも、食べるよね。
 ごめん……ちょっと焼き加減下手だけど」

彼女にも肉を乗せた皿を差し出した。
先日食べたものとほとんど、同じ形だ。……きっと、味も。

「オレ、案内するよ。みんなで一緒に行こうか」

メイジは、ひたすら肉を噛み、飲み込む。
全部食べるつもりだった。
そうしなければいけないと思っていたからだ。
だってこれは、自分が騙した少年のものだから。
(21) 2021/07/10(Sat) 20:41:17
被虐 メイジは、メモを貼った。
(a4) 2021/07/10(Sat) 21:40:37

【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ

「村を、出るよ。
 ……父が見つかる前に、行かないと」

そして都会に出て、動ける内にお金を稼ぐのだと続ける。
働く場所の紹介は商人と取引をして得たものだ。
だから、貴方はその場所の事も知っているかもしれない。

「……ありがと。
 外に知っている人、いないから。
 少しね、不安だったの。
 メイジがいるなら、きっと、安心だね」

お互いの“悪いこと”がバレたらどうなるか。
考えなかったわけでは、ない。
でも、どうにかバレずにいられたらいいと、思うのだ。
そうしなければきっと、二人とも生きていけなかったのだから。

手から伝わる温もりは、湧いた不安を和らげてくれた。
(-163) 2021/07/10(Sat) 22:29:29

【秘】 被虐 メイジ → 焦爛 フジノ

全部この洪水で流されてくれたらいいのに
そう思う反面、メイジの心の隙間に"罪悪感"が巣食っている。

「そっか……うん。大丈夫、都会結構楽しいよ。
 こんな小さな村より、なんでもあるんだ。
 フジノにもそういうのたくさん、知ってもらいたいな」

あなたが紹介された場所はメイジも知っている。

「だからきっと、会いに行くよ、いつかね」

──今は亡き友達と交わしたような
二度目のウソにならないように願った。

このあとも、しばらく話をしたかもしれない
あなたのこと、自分のこと、少し先のこと
まだ曇ったままの空へ期待と不安を抱きながら。
ひとときの手の温もりを感じながら。

そうして時は過ぎていった。
(-168) 2021/07/10(Sat) 23:48:01

【赤】 被虐 メイジ

メイジは、用事がある時以外は、ずっと手術室にいる。
手術台の上でずっと、突っ伏して
返事も帰ってこない抜け殻に話し続けていた。
少年は死後の世界があるなんて知るはずもない。

……だからこそ、友達にも嘘を吐き続けた。
なにも知らないままでいてほしかった。


「セナさん、雨と風弱まってきたんだ
 ……もうすぐ帰れるかな。助けなんてくるのかな」
(*11) 2021/07/11(Sun) 0:26:31

【人】 被虐 メイジ

>>23 【手術室】

メイジが案内する足取りは、大変重かった。

向かった先は手術室。入った瞬間──部屋に近づくにつれて妙な臭いはしたかもしれないが──腐敗臭が鼻をつく。

食後に──ましてや"肉"を食べた後に
来るものではなかったのかもしれない。

けれどメイジは臭いにはまるで気にせず、奥へ歩む。

手術台の上にその探し人は寝かせられていた。
──腐敗臭の発生源はこれではないようだ。

ここにたどり着くまで、メイジはずっと押し黙っていた。
そして今も、ただ寂し気に彼を眺めている。
(24) 2021/07/11(Sun) 1:49:25

【独】 被虐 メイジ

>>+21

バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。バディにビンタしました。
(-169) 2021/07/11(Sun) 1:52:36

【独】 被虐 メイジ

ごめん思わず。
(-170) 2021/07/11(Sun) 2:02:10

【独】 被虐 メイジ

でもセナハラのお陰で
死体の手を取ってセルフ頭撫でロールという
貴重な体験ができました。ありがとう
(-171) 2021/07/11(Sun) 2:04:04

【秘】 焦爛 フジノ → 被虐 メイジ

「なんでも?……そっか。
 楽しみに、なってきた、な」

なにかを楽しもうと思う心が欠落していた。
何を知れるだろう?何を、楽しいと思うだろう。

「……うん。いつか、ね。
 また、会えたら。嬉しい」

腹を撫で、『いつか』を夢見た。
そうなったらいいと思ったことは、嘘ではない。
それが難しい事は、よくわかっている。


願いを抱えながら、様々な話をして。
また明日と別れるまで、ゆっくりと時は過ぎていっただろう。
(-173) 2021/07/11(Sun) 2:47:40

【人】 被虐 メイジ

>>26 【手術室】

「……ふっ」

「……ふふ……あはは、ははははは……」

メイジは、突然笑い出す。
本当は泣いていた。

なぜかこみ上げてきた笑いを押さえきれなかった。

「そうだよ。オレがそうしたいと思ってやったんだ。
 死にたくなかったんだよ、ただそれだけ」

傍らの遺体に歩み寄る、目を伏せて、見下ろす。

「他のヤツらを殺してまで、オレは生きたかった」
(27) 2021/07/11(Sun) 12:25:17

【人】 被虐 メイジ

>>27 【手術室】

それだけ、断言すると、顔だけをロクへと向ける。
僅かに揺れる大きな瞳が見据える。

「でも知ってたんだ。誰から聞いたの?
 まさかセナさんが話すとも思えないけど」

メイジは、ロクにだけはなにも話していない。
ここに来る前にやったこと、ここに来てからやったこと。
あなたが手当をしてくれた、この腕の怪我の原因すら。
(28) 2021/07/11(Sun) 12:27:28

【赤】 被虐 メイジ

「セナさんがいなかったら
 ……誰がオレを助けてくれるの……?」


そうして呟く背中は、ただの小さな子供のようだった。

「……あはは……もうそんな子供みたいなこと
 言ってられないよな……。
 もうひとりだ、オレ。家族はみんな死んじゃったり
 出ていったり、いなくなっちゃったから」

「自分でやったんだ」

実の父親も、──優しい父親がいたらと夢見た人のことも。
(*12) 2021/07/11(Sun) 13:10:40

【赤】 被虐 メイジ

「最後、なんて言おうとしたのかな」

ふいに思い出す。考えてもわかるはずもない。
メイジには何も見えない、聞こえない。
だから、ずっと目の前の遺体だけを見つめている。

「死んだら、どこにいくのかな」

「やっぱ地獄かな? 悪いことしたもんね」
「楽になれないかもね」

「オレのこと、実はどっかで見てんのかな
 ……それはそれで、いやだな」

「オレも死んだらおなじとこ行けるかな
 悪いことしたからさ」

思い浮かんだ言葉を脈絡もなくぽつぽつ。
(*13) 2021/07/11(Sun) 13:17:44

【人】 被虐 メイジ

>>29 【手術室】

「……え」

瞳が瞬いた。驚きと、少しの恐怖を湛えて。
以前に気配、幻覚を見たことを思い出していた。
……あれは気のせいだと思うことにしたのに。

「死んだ人間と、話をしたってこと?
 ……そんなこと、あるわけ……」

なら、自分が最後まで嘘を吐き続けた意味がないじゃないか。
そうであってほしくないという理由だけで
否定の言葉が出かかって、逡巡する。メイジは頭を抱えた。

「……じゃあ、オレたちのこと
 恨んでたかな? オレの"友達"はさ」

半信半疑で、尋ねた。
(31) 2021/07/11(Sun) 14:01:05

【人】 被虐 メイジ

>>32 【手術室】

「……、……そう」

ぽつり。消え入りそうな声が零れた。
ロクの話を戯言と思うこともできた。
だけれど、どうしてもそう口にする
友達が容易に想像できてしまうのも事実だった。

「……バカじゃないの」


だから、八つ当たりのような言葉を吐く。
言い表せない感情を拳に込めて握る。

「どこまでイイコぶってるんだ、あいつ」

「じゃあなんだよ……素直に"オレのために食料になれ"
 って言えばよかってことかよ……」

皮肉なものだ。
自分は最後まで"すごくて、いい友達だった"という
夢を見させたまま、彼を殺そうと決めたのに。

メイジは自分勝手な人間だった。
(34) 2021/07/11(Sun) 18:48:20

【人】 被虐 メイジ

>>33 >>34 【手術室】

「どいつも、こいつも──……」

何への怒りなのか、自分でもわからない。
フジノを、傍らに横たわる彼を一瞥して、またロクを見る。
どうせなら恨んで、そして許さないで欲しい。
悪いことをしたのだから。
けれど、ロクの続く言葉を聞いて。
それもひとつの罰なのだろうかと、思った。

「……バカなのはオレだ」


ふらりと少し覚束ない足が動く
そのまますとん、と手術台の前の椅子に座った。

「そんなの言われなくたって生きてやるよ。
 生きて、背負って、やるよ……死ぬまで」

メイジは、膝を抱えて小さくなった。
(35) 2021/07/11(Sun) 18:53:31

【赤】 被虐 メイジ

「頭から焼きついて離れないんだ」

バラバラになっていく手足や、開かれる胸、鮮血
赤黒い内臓、砕かれる骨──頭だけになった、人間の姿が。
人を刺して、肉を切る、感触が──

この手で、脈打っていた鼓動を止める瞬間が。

忘れろ、と言われたことは覚えている。
忘れられる日なんて、来るだろうかと今は思う。

胸が痛い、頭が痛い、とうの昔に治ったはずの傷が疼く
メイジは、よく怪我をする少年だった。
(*14) 2021/07/11(Sun) 19:23:13

【独】 被虐 メイジ

やっぱ大人みんな死んじまうんかい……
死んじまうんかい……投票どうしようこれ……
自殺票でいいですか? 自決したいんじゃなくて
誰も殺さないっていう意思表示です。
(-195) 2021/07/11(Sun) 20:00:35

【独】 被虐 メイジ

  

  

  

  

   
  
  


(この辺に鎖と包帯を巻いた憂い気な表情をした片翼のメイジの絵)
(-197) 2021/07/11(Sun) 20:48:03

【独】 被虐 メイジ

全然赦されてるよ、マイフレンドに
あと何も悪くないんですよって言われてるよ
(-198) 2021/07/11(Sun) 20:50:05

【赤】 被虐 メイジ

「……嫌いだよ。みんな、みんな」

「生きてって言い残して勝手に死んでくのも
 オレの心に付け込んで殺させるのも
 オレを許してくれるやつも」

「どうにもできないオレ自身も」

誰のせいではない。誰のせいにもできない。
だってそうしなければ生きられなかったのだから。
でも行き場のないこの感情は、何にむければいいのか。

「……でも……ありがとう」
(*15) 2021/07/11(Sun) 20:59:34