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人狼物語 三日月国


43 【完全RP】音の鳴る瞬間の相手は【R15】

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【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 指示されるままに上がる舞台からは、
  先程私の背をその小さな手で押してくれた
  男の子や、真っ赤な顔で私に向かって
  酒瓶を振るおじさん、

  
  
そして、あの、
  審査員の女性が見えました。>>14


  残念ながら楽屋では会えなかった>>169
  あの異国の演奏家の方の、音楽祭で会おう、
  と送って下さった言葉を思い出しました。
  何処かで聞いていてくださるといいなぁ、と。 ]
 
(205) 2020/09/23(Wed) 7:02:33

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、それに今も教会で共に暮らす、
  血の繋がらないたくさんの可愛い
  私の弟や妹たち。

  私の事を好きだと言って下さった
  アメリア様>>@13、無愛想だけれど
  優しいヨシュア様>>111

  こちらを見つめる審査員や、宮廷楽士の
  方々の中には、かつてお会いしたことが
  ある方もいらっしゃるのでしょうか。>>170

  とてもとても穏やかな清々しい気持ちで。

  私を取り巻く、全ての人を想いながら、
  声を秋の滑らかな風に、
  爆ぜるような夕陽の光に、
  露を抱く草の香に

  そうっと乗せましょう。

  
   
多分、これが最初で最後だから。
  ]
 
(206) 2020/09/23(Wed) 7:06:18

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    心に感謝を持ちながら
主の庭に入ろう

    新しい日は主が造られた 
    ともに喜び歌おう
賛美しよう 感謝しよう 

    ともに喜び歌おう



 
(207) 2020/09/23(Wed) 7:07:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    待たれよ 闇が終わるまで
    待たれよ 嵐が過ぎるまで
    明日の太陽への望み
    雨の過ぎ去った後に

    希望のささやき ありがたき汝の声
    我が哀しみは喜びに変わる

    もし黄昏の闇の中で
    遠くがよく見えなくても
    またたく星が深まる闇を照らすだろう

    夜が来たからとて
    心を沈ませることなく
    暗い夜が終わるときは
    夜明けに備えよう

    希望 その錨は不動なり
    魂を覆う闇のヴェールを引き裂く
    そこは主が入り行く場所
    死すら意味を失う


    来たれ ああ 喜ばしき約束の成就よ
    来たれ 哀しみで憔悴した我が心に
    来たれ 汝は栄光の希望を祝福せり
    決して ああ決して離れることなかれ *

 
(208) 2020/09/23(Wed) 7:11:01
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a37) 2020/09/23(Wed) 7:16:57

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a39) 2020/09/23(Wed) 10:45:29

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
しかしこの、どのpc書いてもバドエンに爆進してしまうクセなんとかせねば()
(-71) 2020/09/23(Wed) 10:51:37

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ちなみに
灰が静かなのは、あんまりplの思考を出すとpcとの乖離が激しいからですね
中の人はこんなめんどくさくないです多分

あとメモ貼り忘れは得意技なのでごめんなさい
(-72) 2020/09/23(Wed) 10:54:19

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(´;ω;`)ブワッ
(-73) 2020/09/23(Wed) 11:21:53

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
アメリア様とヨシュア様のサンドイッチ具合に
もう運命すら感じて…素敵…
(-80) 2020/09/23(Wed) 13:44:00

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
とか思ってたら!!!

え、まってアメリア様…
え、まってまってむりつらい
(-81) 2020/09/23(Wed) 13:44:42

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 最後の音が、茜の空を舞って、
  大勢の人々の頭上をしゃぼん玉のように
  ふわり漂っては、その何処かで、ぱち、と
  弾けて消えました。

  …はあ、と息を吐いて、視線は先程より
  僅かに赤の色を増した空へ。

  けれどふと静まり返った会場の様子に
  気付けば>>233、やっぱり場違いだったのではと、
  急に背中が寒くなります。

  そのまま逃げるように舞台から下りようと
  した時に、耳に届く、声。>>234


    …へ…?


[ 思わず足を止めて、その声の方向に
  顔を向けました。
  …そこには、席から立ち上がって喝采を
  送ってくださる、あの審査員の宮廷楽士の
  女性がいて。>>234
 
(253) 2020/09/23(Wed) 14:21:31

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ ぽかん、と口を開けて立ち尽くす私に、
  続くように周囲からもたくさんの拍手や
  歓声が送られていて。
  所在なく彷徨う目線は先程の男の子や、
  酔っ払いのおじさん、それから
  


  あれは、あの時の異国の方>>246の姿をも
  捉えたでしょう。

  衝撃で瞬くことを忘れて見開いた瞳で恐る恐る
  周りを見渡せば、一目でそれと分かる
  王族の方までもが席をお立ちで。>>236

  それを見て、そこで初めて足が、今更
  がくがくと震えはじめてしまって、
  まっすぐ立っている為に随分と力を
  込めなくてはなりませんでした。

  重ねて送られる、感謝。>>236
  歌ってくれてありがとう、というその言葉は
  胸をじん、と焼きました。
  
本来なら私が、歌わせて頂いたことに
  感謝するべきなのに。


  足だけでは足りず全身が震えて、
  喉も上手く言葉を紡いではくれず、
  私は胸のあたりの服をぎゅうと握って、
  深く深く、頭を下げました。 ]
 
(254) 2020/09/23(Wed) 14:27:50

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ と、再びの声>>237が耳に届けば、
  今度こそ息を飲み。

  それでもこちらを捉えるその視線に込められた
  熱の大きさを感じれば、私も逸らすことなく
  見つめたことでしょう。

  …その方が伴奏を申し出る事自体が、
  それを知る方々を驚かせることなのだ>>237
  ということは知らないままに。


  
  
見やる茜の空が色を変えつつ
  ありました。

  そろそろ教会に戻らねば、神父様が帰ってきて
  いるかも知れないと思えば、やはり多少は
  身が竦むような気もしましたが、
  そんなことよりも、今この方のご要望に
  応えたいと何より私の心が叫ぶのです。

  しっかりと、その女性に向き直り。  ]
 
(255) 2020/09/23(Wed) 14:30:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ




    身に余るお言葉、心より感謝申し上げます…
    あの、では、よろしければ一曲、
    ご迷惑でなければ、恐れながら。
    

 
(256) 2020/09/23(Wed) 14:32:25

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ そう、伝えました。
  その女性の伴奏が、なんの楽器なのかは
  まだ知りませんでしたので、準備をされる
  様子を、目を逸らさずに、じっと見つめて。

  それがピアノだと知れば、あまりの感動に
  思わずぴょん、と飛び跳ねてしまって、
  慌てて恥じて俯いて。

  そうして用意ができた女性が見えたなら、
  染まる頬でにこりと笑んで頭を下げて。

  流れ出す歌は、
大嫌いだった、

  聖母マリアを、讃える、歌
  
  ]
 
(257) 2020/09/23(Wed) 14:36:35

【人】 教会住みの娘 エヴィ



    慈悲深き乙女よ
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    荒んだ者にも汝は耳を傾け
    絶望の底からも救い給う


    汝の慈悲の下で安らかに眠らん
    世間から見捨てられ罵られようとも
    おお 聞き給え 乙女の祈り
    おお 母よ聞き給え 懇願する子らを



  
(258) 2020/09/23(Wed) 14:39:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ …いつか、アメリアお嬢様に歌った、
  あの時と同じように、


  わたしは、いま、こころから

  かみにかんしゃしています。  ]



**
 
(259) 2020/09/23(Wed) 14:41:46
教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a44) 2020/09/23(Wed) 14:43:23

教会住みの娘 エヴィは、メモを貼った。
(a45) 2020/09/23(Wed) 14:48:16

【人】 教会住みの娘 エヴィ


  
 過去のいつかの話 
  


[ 取り落としそうになった花瓶を咄嗟に
  抑えてくれる手。>>192

  滝のように吹き出す冷や汗を手の甲で
  拭おうとして、ほんの僅か、
  その人の手が触れました。

  ぎくり、と手を引いてしまいましたが、
  気を悪くされませんでしたでしょうか。

  その方の手は、弦楽器を奏でると仰るその手は、
  私のがさがさと荒れた指や、
  袖で隠した痣とはあまりに遠いところにある、
  美しいものでした。

  待っている、と告げる、言の葉。>>192
  目を伏せたまま、今度は首を横に、
  次に縦に振りました。
 
  その方がどのようなお顔をされていたかは
  見えないまま。
  それでも久しく聞く優しく響く声色は、
  私に束の間の暖かさをくれたのでした。 ]*
 
(260) 2020/09/23(Wed) 15:16:14

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
くそ神父やっぱり頃す
(-83) 2020/09/23(Wed) 15:48:17

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
いやあれよ
最初考えてた設定はエヴィが神父頃すか
頃されるか
どっちかかなって思ってたのよ
バッドエンド厨だからさ←

だけどアメリアちゃんにまで手を出すとなると
もう許すまじってなりますね(にっこり
(-85) 2020/09/23(Wed) 15:51:28

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(慌てて設定を練り直している顔
(-86) 2020/09/23(Wed) 15:53:33

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ええと、>>@34 『コンペが始まった夜、
  私は家に帰らなかった。』

ということは、エヴィが教会に戻ったときまだアメリアちゃんいるてことかな??
え、間に合う??
凶器都合よく落ちてる設定??←
(-87) 2020/09/23(Wed) 15:56:29

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ふむぅ
ヨシュアさん助けに行くならわたいいったらお邪魔虫やな?
(-88) 2020/09/23(Wed) 17:31:30

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
(´;ω;`)ブワッ
(-89) 2020/09/23(Wed) 18:04:17

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ちなみにずっと思ってたけど
>>0:94
ハイアーム【ズ】ですよね?初出
(-90) 2020/09/23(Wed) 18:08:07

【独】 教会住みの娘 エヴィ

/*
ヨシュアさんかっこよ…
(-94) 2020/09/23(Wed) 22:01:55

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 誰かと共に音を紡ぐということは
  初めての経験でした。
  その伴奏がピアノという楽器なのはもちろん、
  こんなにも大勢の前で歌うことも、
  音が畝るように共に響き合い、
  竜巻のような突風を起こす感覚を知ることも。

  加えてその方が奏でるピアノの音色は、
  人の悲しみや喜び、怒りや楽しみに
  そっと寄り添って、まるで母が広げる
  毛布のような、そんな心地良さがありました。

  
   
この時間が終わらなければいい
  と、そう願うほどに愛しくて
   
 ]
 
(289) 2020/09/23(Wed) 22:05:06

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ …けれど当たり前に訪れる、終わりの時。
  最後の音を連れて去ってしまう風を、
  じっとりと汗に濡れた掌で掴めたらと
  無意識に手を伸ばせば、茜から藍に変わる空に
  星が輝くのが見えました。>>269

  あぁ、やっぱり掴めなかった、と
  ぼんやりしている頭に、遠くから迫りくる
  地鳴りにも似た歓声が聞こえ来て。

  こちらに手を伸ばして、抱きしめてくれようと
  する姿>>272が見えれば、私もおずおずと
  両の手をその方の背に回して。
  
( 人に抱きしめられたのは、一体いつぶり
  のことでしたでしょうか…)


  送られる言葉を一言も聞き漏らすまいと、
  その方の胸に包まれたまま、うん、うん、と
  頷いていました。  ]
 
(290) 2020/09/23(Wed) 22:08:22

【人】 教会住みの娘 エヴィ


[ 辺りを見渡せば、皆が立ち上がり拍手と歓声を
  送ってくださるのが見えました。

  けれどあの、異国の演奏家の姿は
  見つからなくて>>277
  …ほんの少し、残念に思ったのです。

  そうして暖かい懐を、名残惜しい気持ちで
  離れれば、微笑みと共に伝えられた、
  彼女の名前。>>273
 
(292) 2020/09/23(Wed) 22:10:14

【人】 教会住みの娘 エヴィ


    …メイレン様。
    私はエヴィと申します。
    本当に、本当にありがとうございました。
    一生の想い出が出来ました。

    お気遣いありがとうございます。
    大丈夫、教会まではすぐですから。



[ そう、伝えて。

  もう一度、その胸に飛び込んで抱きしめて
  貰いたいと思う気持ちをぐっと堪えて、
  深く頭を下げて、くるりと踵を返しては、
  人混みの中をすり抜けるように。

  宮廷を、夢のような時間を、後にするのでした。 ]
 
(293) 2020/09/23(Wed) 22:11:57

【人】 教会住みの娘 エヴィ



[ 私が神に感謝していたその同じ頃、

  私の大切な方に、
  
  他でもないその教会で、

  何が起こっていたのかなど>>@34

  知ることもなく
   
   ]


 *
(294) 2020/09/23(Wed) 22:14:45