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人狼物語 三日月国


131 蕐の残香、追憶のブーケトス

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【秘】 イングラハム → アンネロズ



   君の香りに包まれながら
   僕は段々と身体の力が抜けていく感覚に襲われて
   アンネに覆い被さるように抱きしめると


      ヴェールを全て脱ぎ捨てて
      最初で最期、君の願いを、受け入れる。*



(-40) 2022/02/25(Fri) 19:24:25

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 貴方の答えに私はどこか期待してたの。
  少しでも幸せなことがあったなら
  それを理由に何とか止められる気がして。

  私が貴方を不幸にしたなんて思いたくなかったの。
  だから、一片の幸せが貴方にあればいいと。

  愚かな私は理由がなければ止められないから。 ]


  
(-41) 2022/02/25(Fri) 20:06:36

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ でも、心のどこかで自惚れていた。
  貴方は私がいなければ幸せじゃない。
  私がいる世界こちら側を選んでもらえるのかもしれないと。


  もし、もしもそうなら。
  私がいまからすることは
  ゆるされるんじゃないかって。 ]


 
(-42) 2022/02/25(Fri) 20:07:19

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ だからね。
  最低な私は、愚かな私は。
  貴方の答えに安堵してしまうの。

  それが、間違いだと知っていながら。
  貴方を止めるという正解を選び取れない。 ]



   ――――― そう、なのね。
   
   貴方が、そう言うのなら…………。


  
(-43) 2022/02/25(Fri) 20:08:00

【神】 アンネロズ




[ 貴方のことが大好きだから。


      
あちら側からこちら側へ、手招きを。 ]



  
(G1) 2022/02/25(Fri) 20:08:44

【独】 アンネロズ



[ 蕐の香りが強くなっていく。
  貴方に抱きしめられると、
  罪悪感が私の心を引き裂くの。

  
心が痛い。痛くて痛くて仕方ない。

  
あぁでも、痛くない。

  貴方が背負ったはずの痛みはきっと。
  もっともっと、辛かったはずだから。
  私が泣いてはいけない、泣けない。


  全部私のせいなの……。
  死ぬかもしれない、そんな人が
  貴方と仲良くなっては、いけなかった。
  好きになっては、いけなかったのよ。
  私のせいだから。
  泣くなんて、ダメよアンネロズ。

  泣くのではなくて―――――。 ]

  
(-44) 2022/02/25(Fri) 20:09:48

【秘】 アンネロズ → イングラハム



[ 貴方と出会わなければ、なんて
  私は言えるはずがなかったから。

  
貴方と出会えてよかったと心から思うから。

  貴方のことを連れて行ってしまうのを 
  どうか、どうか許してほしい。 ]


 
(-45) 2022/02/25(Fri) 20:10:27

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   エドワード。
         貴方を誰よりも愛してるわ。

   私を、貴方の花嫁にしてほしいの。

         永遠とわに。貴方の傍にいるから。

         
もう、置いて行ったりしないから。


  
(-46) 2022/02/25(Fri) 20:11:04

【秘】 アンネロズ → イングラハム



   ねぇ、エド。
   もっともっと、愛して……?



[ 秘密をすべて捨てて。
  何も纏わない花嫁は、愛する人の色に染まろうと
  ふわり、と微笑んで。

  さっきの清廉な口付けからは程遠いキスを
  煽るようなキスを、貴方へと贈るの。 ]*

  
(-47) 2022/02/25(Fri) 20:11:33

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   赦すよ。

        僕の選ぶ道が、正解だから。




   赦してほしい。

        私のせいで君に間違いを犯させることを。



(-48) 2022/02/26(Sat) 22:58:10

【秘】 イングラハム → アンネロズ



  私の辿るこの道を誰かが愚かと言うだろう。
  私が選んだこの結末を誰かが哀れというだろう。

  亡き者の残香に惑わされたままに
  その未来を手放してしまうなどと。

  だが私が追いかけていたその香りが
  幻想じゃないことことなんて私が一番知っている。

  次第に冷たくなっていくこの身体は
  その細胞の一つ一つが目を閉じていくようで。
  けれどもその一つ一つが、君の残香を噛み締めている。



(-49) 2022/02/26(Sat) 22:59:07

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   たとえば此処が君の未練だとして

   死者が未練に囚われる絶望感と
   私が君との追憶に囚われる虚無感に
   なんの差があると言うのだろうか。

   そうだ。僕と君は、同じような存在だから。
   君が僕を連れて行くことが罪ならば
   僕が君を想い続けてしまうのも罪なんだ。



(-50) 2022/02/26(Sat) 22:59:57

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   けれど、喜びも悲しみも痛みも
   全てを共に分かち合う事を人は誓い
   最愛の相手と結ばれていくもの。

   ただ形が違うだけで
   私達がこれからやろうとしていることだって
   チャペルの中で行われる儀式と同じ。

   何も、恐れることなんてない。



(-51) 2022/02/26(Sat) 23:00:47

【秘】 イングラハム → アンネロズ




   「私は、君と出会えて、幸せだよ。」

    



(-52) 2022/02/26(Sat) 23:01:36

【秘】 イングラハム → アンネロズ



   それは感謝と誓いの言葉。

   愛して欲しいと強請るアンネに
   僕は微笑んでその頬を優しく撫ぜると
   小さく頷いて君の贈り物を受け取る。



   清廉とは言い難い?

   どうせ誰も見ちゃいない。


   煽るようなキス?

   私だけに、見せて欲しい。



   受け取った贈り物のお返しは
   アンネもきっと望んでいるもので。

   その身体を再び膝に乗せてやれば
   恍惚の入り交じる顔で、君を愛して、愛して。
   まるで少年のように照れ笑いを浮かべながら


         想いを重ね合い────────



(-53) 2022/02/26(Sat) 23:03:22

【秘】 愚者 イングラハム → アンネロズ



     君の音色に、堕ちていく。**



(-54) 2022/02/26(Sat) 23:06:15

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



   ありがとう。
  
          貴方なら赦してくれると信じてた。

 

   勿論赦すわ。

         貴方のせいじゃないんだもの。


  
(-55) 2022/02/27(Sun) 2:52:31

【独】 アンネロズ



   
ねぇ、エド。


        
紛れもなく、貴方は私のヒーローよ。


  
(-56) 2022/02/27(Sun) 2:53:43

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ 例え周りが不正解だと言おうとも
  私は貴方の傍に居たかった。

  貴方と時を重ねたかったの。
  貴方と想いあいたかったの。

 
  
それが罪なら、何処までも背負うから。 ]


  
(-57) 2022/02/27(Sun) 2:54:44

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ 全てを分かち合って、
  私達はずっと傍にいるから。

  貴方と二人なら。
  時が止まったこの場所も怖くない。

  二人きりの世界で
  貴方とずっと一緒にいるって、誓うの。 ]


  
(-58) 2022/02/27(Sun) 2:56:26

【神】 アンネロズ




[ 今もなお。時計の針は動かない。>>1:G1 ]



 
(G2) 2022/02/27(Sun) 2:57:13

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム




     
貴方と出会えてよかった。



  
(-59) 2022/02/27(Sun) 2:57:38

【秘】 アンネロズ → 愚者 イングラハム



[ あぁ、あの日に思ったみたいに>>0:-6
  こうして笑いあえる日が来たんだから。
  
こんなに幸せなこと、他にあるかしら?


  私の願い通りに貴方は愛してくれるって知ってる。
  優しく撫でられて恥ずかしそうに微笑むの。


  淫らな贈り物も、この身体も、私の想いも。

  全部、貴方だけのもの。
  貴方にしか見せないもの。

  また貴方の膝にのって
  蕩けた顔で、貴方に愛されて、愛して。

  何も知らない少女のように淡く微笑みながら

         
想いを重ね合って────────
 ]

  
(-60) 2022/02/27(Sun) 2:58:47

【秘】 花嫁 アンネロズ → 愚者 イングラハム



     
貴方と音色を奏で続ける。**


  
(-61) 2022/02/27(Sun) 3:00:01

【人】   グレイス



  噫、どうやら蕐の香りに誘われて、蝶が一匹。
  こちら側≠ノ迷い込んでしまったみたいですね。


  
拒まなければ、もうあちらには戻れないのに。


  
  孤独な蝶にとっては
  こちらが安息の場だったのかもしれません。  

  
(0) 2022/02/27(Sun) 3:02:15

【人】   グレイス



  どうぞお気を付け下さいませ。

  叶わなかった想い。
  届かなかった想い。


  こちら側の人の想いは時として人智を超えますから。
  惹きこまれることも、あるかもしれません。
  
    
(1) 2022/02/27(Sun) 3:03:47

【赤】 コープス グレイス




  私達死者は、いつでも貴方達生者を見ていますよ?


  

  
(*0) 2022/02/27(Sun) 3:04:52

【人】 コープス グレイス




  
―――――追憶の物語は、此処でおしまい。



  
(2) 2022/02/27(Sun) 3:05:51

【人】 コープス グレイス




     
結ばれた二人に、祝福の花束を。



  
(3) 2022/02/27(Sun) 3:06:24
(n0) 2022/02/27(Sun) 3:28:54