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人狼物語 三日月国


267 冬暁、待宵の月を結ぶ

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【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   いつか君のことを迎えに行くよ。

         ──────だから…

   
(-4) 2024/06/25(Tue) 8:39:13

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ それまで待っていて欲しいと
   僕は縛り付ける。

   言葉と想いで、
   君の気持ちを利用するみたいに。  ]


(-5) 2024/06/25(Tue) 8:40:12

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



     僕には

         君しかいないから。>>0:8



(-6) 2024/06/25(Tue) 8:41:26

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   [ 卑怯で、ずるくて、ごめん。

        それも今はまだ、言えない。  ]*

(-7) 2024/06/25(Tue) 8:42:19

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月


 ***

 [ 誰かと触れ合う機会を持たない僕は
   言葉以外からこうも読み取られるんだ
   という当たり前の事実に疎い。

   だからこうして手が冷たいだけで
   その先を見抜かれてしまう。      ]


   ま、まぁ…そりゃ、だってさ…
   幸阪のこと喜ばせてあげられるかなって
   緊張だってしたしね。


 [ まるで遠足前の子どもみたいに
   ワクワクと緊張に心を掻き乱されて
   図星と言わんばかりに幸阪の言葉に頷くのだが。 ]


(-8) 2024/06/25(Tue) 8:47:46

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 無防備な姿を晒していたら
   頬をつつかれて、幸阪は満足気に笑っている。  ]


   ………………

   幸阪って、レベル高いよね。
   女の子としても、人としても。


 [ 男の意地とくだらないプライドを
   否定するわけでもなく、期待は捨てず、
   でも駄目でも大丈夫なように
   そっと逃げ道を用意してくれる。

   二度目が許してもらえる。

   それが男にとってどれだけ
   気持ちが軽くなるかという話だ。   ]


(-9) 2024/06/25(Tue) 8:48:31

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 単純な僕は幸阪のおかげで
   ご機嫌にな様子を隠せずに。

      彼女の手を引いていく。  ]


   たまたまこの前知ったんだ。
   その時から幸阪とは絶対来たいって決めてた。

   うん。幸阪との時間だから、
   のんびりゆっくり、楽しめたらいいな。


 [ 調べたりしたわけじゃないけど
   知った時にはまっさきに幸阪を思い浮かべて
   一緒に行きたいと考えたのも幸阪が最初だ。

   理想の回答ではなかったかもしれないけど
   僕は正直に幸阪に答えて笑う。      ]


(-10) 2024/06/25(Tue) 8:50:25

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



   そうかな?
   僕のために時間をくれたんだから
   当然のことだと思ってた。


 [ 優しいと言われて首を傾げるものの
   疲れた時は教えてくれるみたいだから
   これ以上は言うことなく頷いて。   ]


   お!何か面白い話、見つけた?


 [ 幸阪から話題を振ってくれるのは珍しいから、
   ちょっとばかり驚いた表情を見せるものの
   僕は彼女の話に耳を傾ける。

   話すのがたどたどしかったとしても
   幸阪が話終わるまで腰を折らずに聞いて。

   プラネタリウムに行く前のつかの間
   僕は君との時間を堪能していくのだった。 ]*


(-11) 2024/06/25(Tue) 8:51:04

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 私がいなくなっても誰も困らない。

  そう言い聞かせなければ
  いなくなることなんて…………。]


  
(-12) 2024/06/25(Tue) 22:12:12

【人】 幸阪結月



[ 君との時間が好き。

  知らないことを知った時、
  なにか新しいものを見つけた時
  真っ先に浮かぶのは君のことで。

  君に話したらどう反応するかな
  今まであんまり人と話してなかったし
  どう話せばいいだろう、って
  ちょっと戸惑う時間だって楽しくて幸せで。


  そんな時間がすべてなくなってしまうなんて。

  ……謝罪の言葉には何も返せなかった。
  だって、私の心は軽くならないから。 ]


 
(3) 2024/06/25(Tue) 22:12:40

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   
…………、暁?



[ 許しを求めるような抱擁。

  空に行こうとしてる私を引き止めるみたい。 ]

 
(-13) 2024/06/25(Tue) 22:13:06

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁




[ いつか、っていつ?
  本当に迎えに来てくれるの?


       ―――いつまで待てばいいの?  ]


  
(-14) 2024/06/25(Tue) 22:13:44

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ いつになるか分からない誓いの言葉を
  信じたい気持ちと、信じてだめだったら、と
  信じ切れない気持ちが混ざって、溢れて。 ]


 
(-15) 2024/06/25(Tue) 22:14:11

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁




   
私にだって…………君しか…………



 
(-16) 2024/06/25(Tue) 22:14:29

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 涙があふれていく。
  ずっと、君の前では泣かないようにしてたのに。

  
ずるい。

  信じられない、って完全に切り捨てられれば
  言葉に縛られることだってないのに。
  切り捨ててしまえるほど、
  君と過ごした時間は短いものじゃない。
  
切り捨てられるほど私の想いは浅くない。
 ]


 
(-17) 2024/06/25(Tue) 22:16:03

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



[ 長いような、短いような時間
  暫くは泣いていたけれど
  涙をこらえて、近い距離で君を見つめて ]


 
(-18) 2024/06/25(Tue) 22:16:30

【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁



   待ってる、って約束するから

          ひとつ、我儘を聞いて。


 
(-19) 2024/06/25(Tue) 22:16:54

【雲】 幸阪結月



   私の部屋に、来て欲しい。

            私のことをあたためて。



[ 君の心を縛ってしまいたいから。 ] *

 
(D0) 2024/06/25(Tue) 22:17:34

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 約束の日はいつになるだろう。

   分からない。
   この日に来る、なんて言えない以上
   それが気休めにならないことを

   君も、僕も、気づいている。

   僕がどれだけ決意を胸に旅立っても
   その決意が彼女を癒すことなんてない。

   それを指し示すかのように
   僕のわがままを許してくれる対価は

            甘く切ない、劇薬だ。
  ]


(-20) 2024/06/25(Tue) 23:26:16

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 胸に刺しあったこのナイフを
   引き抜いて差し違えてしまったら
   きっと僕達の血は止まらない。

   もっと、もっと、深く刺して。
   このナイフで溢れる血を押し留める。

   僕達にはもうこれしかない。

   今の僕にはもう
   大好きな君の血の味を
   舌根で覚えてしまうしかないんだ。 ]


(-21) 2024/06/25(Tue) 23:27:08

【雲】 宮崎暁



 [ 甘い劇薬で僕を苦しめててくれ。
   君の味で僕の身体を埋めてくれ。

   乾いて喉を掻き毟る僕の心を縛って
   もう二度と戻れないくらい、壊してくれ。

   君のわがままを聞いただけで
   心が弾む僕は本当に、最低だ。>>D0    ]



(D1) 2024/06/25(Tue) 23:27:47

【雲】 宮崎暁



      うん──────。



(D2) 2024/06/25(Tue) 23:28:15

【雲】 宮崎暁



  [ 僕は胸に刺さるナイフの柄を手に取り
    待宵の姫の心の奥底へ刺し込んで

            僕を刻むことを、決めた。 ]


(D3) 2024/06/25(Tue) 23:29:00

【人】 宮崎暁



 [ 僕は結月の手を引いてその場を後にする。
   もしかしたら結月が何か
   話してくれたかもしれないけど

   それに応答するぐらいで
   僕から何かを話したりはしない。

   彼女の家に行くまでの間
   ずっと静かに、でも手だけは強く握って。

   いつも歩いていたはずの道のりは
   今日は一段と重みが増していく。      ]


(4) 2024/06/25(Tue) 23:29:33

【雲】 宮崎暁



 [ 分かる。これは、緊張だ。

   一度あの心地良さと危うさを
   味わってしまったこの心身は

   結月を困らせてしまうかもしれない
   そんな緊張感を沸き立たせる。

   それでも彼女の家に辿り着いたら
   そんな緊張だって一気に吹き飛んで

   抑えられていたものが解放されていく。  ]



(D4) 2024/06/25(Tue) 23:30:12

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



      結月…

         部屋に行く前に…ちょっと…


(-22) 2024/06/25(Tue) 23:30:52

【雲】 宮崎暁



 [ 玄関につくなり、
   僕は結月の唇を奪う。

   初めてしたキスみたいに優しくはなく、
   まるで想いを縛る縄を捨てたように。

   結月が逃げられないように玄関に詰め寄り
   結月の背に隠れた玄関の錠を
   わざとらしく音を立てるように締めて。

   唾液を飲ませるくらいの深い口付けで
   結月のことを絡めとって、離さない。     ]


(D5) 2024/06/25(Tue) 23:31:34

【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月



 [ 本当は部屋に行くべきなのに
   熱に浮かされた僕の頭は
   君に僕のことを忘れさせまいと必死だったから。]



(-23) 2024/06/25(Tue) 23:32:31

【雲】 宮崎暁



   
     このまま、もう少しだけ、させて?


(D6) 2024/06/25(Tue) 23:34:37

【雲】 宮崎暁



 [ 部屋に行くまでの数十分の間だけだけど
   僕は結月に刻むように
   指先で焦らすようなゆるく甘い刺激を与え始める。

   漏れそうな声はキスで塞いで。

   忘れないで、と。
   言葉にできない分を指先に込めて
   首筋から太腿まで這わせながら

   僕の鼻先に君の匂いを刷り込ませて
   君の柔肌に僕を刷り込ませていった。]*

   
(D7) 2024/06/25(Tue) 23:36:48