17:09:04

人狼物語 三日月国


109 毒房のその先で

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【人】 迷彩 リョウ

>>2

「うん、ちゃんと寝れた。いつもより寝相良かったっぽいし。
 ……どういたしまして?」

奇跡的に寝相が良かった為、客人も無事である。もう一人について聞けば、寝室の方をちら、と見て微笑んだ。

「……ふふ、珍しいね。わかった、テレビつけないでおく。
 そうだなあ、うーん……あ。

 昨日スーパーで、炒飯みたいなやつ試食したんだけどね。
 なのに炒飯みたいな味しなくてさ、でも美味しかったからまた食べたいな〜って。名前はわかんないんだけど」
(3) 2021/11/27(Sat) 21:03:50
迷彩 リョウは、ピラフのことを言っている。
(a3) 2021/11/27(Sat) 21:04:06

【人】 探偵 闇谷 暁

>>3

「そうか、良かった。」

これで貴方が寂しがったならば
どうしようかと思っていた。

わし、と貴方の頭上へ手を伸ばし、撫でる。
貴方が自分の背を越す前から
変わらず行われる、労う為の動作。


「………
炒飯みたいなやつ?

 何だ………?
 分かっ…………た。やってみる。」

美味しいものが食べたい念も受け取った。
我々とてそれなりに深い付き合いだ。
『炒飯みたいなやつ』とフンワリした注文を受けても
23%ぐらいは伝わっている。

(4) 2021/11/28(Sun) 15:41:47

【鳴】 探偵 闇谷 暁



安堵。

これでもしリョウに寂しい思いをさせていたなら
猛省するところだった。


(……難しいな。)



高志も、リョウも。
どちらも大切にしたいのに
恋愛と家族愛での差が出てしまう。


(三人でも寝たいし、
 せ、せっ、せ………セ、も、人並みには、したい。
 どうにか両方叶えられないだろうか。)



そのうち、ふたりに相談してみよう。
自分たちは、家族なのだから。
(=0) 2021/11/28(Sun) 15:43:35

【人】 探偵 闇谷 暁


とんとん、
  ぐーぐー、
    じゃばばば、
             きゅっ



台所からは包丁を扱う音。
洗面所からは洗濯機が唸る音。
時々、水が流れた後に水道を捻る音。

テレビが静かな分、
ご近所の井戸端会議や談笑なんかも
僅か聞こえてくるのだろう。

……なんて穏やかな日常。


少し時間を置いて、
鶏肉が香ばしく焼けていき、
ケチャップ、それからバターの匂いが家中に広がっていく。
探偵が導き出したメニューは……
ケチャップライス
だ。

じきにケチャップライスとだし巻き玉子に
昨日のポテトサラダを添えたプレートを4人分、居間へ運んで来る。

「鏡沼、美味しいやつ(多分)だぞ。
 リョウ、これで………合ってるか……?
 あー、流石にそろそろ高志も起こした方が良いな………。」
(5) 2021/11/28(Sun) 15:54:30
闇谷 暁は、合っていない。
(a4) 2021/11/28(Sun) 15:54:46

【人】 迷彩 リョウ

 
実を言うと。
ケチャップの香りがしてきた時点で違う気がしたし、伝わらなかったことに気付いてしまった。

「オレが食べたやつは赤くなかったよ。何だろう、見た目は本当に炒飯みたいだったけど……。

 
あ!
そういやソレにはグリンピース入ってた。炒飯には入ってないのに!」

重要な情報が増えた。他の具材はよく覚えていないが、グリンピースだけは我慢して飲み込んだ記憶がふと蘇る。

ちなみに漂ってくる良い匂いを嗅いでいたお陰もあり、もうケチャップライスの気分になってしまっていた。

「いただきま〜す。
 ……んむ!こっちも美味しい。オムライスの中身みたい。

 コジコジは……ツッキーが起こしに行った方が良くない?」
(6) 2021/11/28(Sun) 16:48:52

【人】 探偵 闇谷 暁


「炒飯みたいでグリンピース……、
 うーん、今度一緒に買い物行くか。」

その時に、あれこれ考えながら
共に見て周れば良い。
ちなみに66+23%ほど理解が進んだ。

「美味いなら良かった。
 …………、
 ……寝かせておいてやりたかったけど、
 もう良い時間だしな。分かった。」

濡れた手をタオルで拭い、
とん、とん、と階段を登っていく。
(7) 2021/11/28(Sun) 17:14:02
闇谷 暁は、もうだいたい分かった。ピラフだ。
(a5) 2021/11/28(Sun) 17:14:40

【恋】 探偵 闇谷 暁



「……高志、」


寝室。
夢の中に居る貴方の肩を揺すり、覚醒を促す。

「高志、昼だぞ。
 リョウも鏡沼も起きてる……昼食出来てるぞ。」
(?1) 2021/11/28(Sun) 17:25:28

【恋】 貴戸 高志

「…………ん」

掠れた音が唇からこぼれて落ちるも、意味のある言葉にはならなかった。

ここ数日嫌と言うほど夢を見ていたのに今日は見なかった。深い深い眠りの底に沈んで、離れがたい温かな安寧に包まれて。
このままずっと気持ちのいい場所に浸っていたいと、普段は強靭な知性と意思で固められ姿を見せずにいた素直な本音が駄々をこねる。

ああ、でも。

『……高志、』

何より好きな声がする。
それなら、自分がいく世界は一つしかない。
(?2) 2021/11/28(Sun) 17:55:04

【恋】 貴戸 高志

己の肩を揺する手を掴もうとする。
掴めたならそのままくいと軽く引っ張るだろうし、そうじゃなくても楽しげな色を含んだ吐息が溢れるだろう。

「………………ふふ」

かさりと控えめな音を連れて緩慢に体を起こす。
枝垂れた藤の花のような髪が肌を、服を、貴方の手をそうっと撫ぜていく。でも、髪だけでは全て隠すことは叶わないから紫色の瞳はもう一つの花が少年の体に咲いているのを捉えてしまうかもしれない。

喉から首、そして肩にかけて。滑らかな肌の上。貴方からもらった名前のない赤い愛の花を抱いたまま、小豆色の瞳はこの上なく嬉しげに弧を描いた。

「おはよう、あかつき」

いつも通りの冷静さは、まだ少しだけ海の底。
(?3) 2021/11/28(Sun) 17:55:42

【人】 鏡沼 創

「ごはん」

美味しそうな匂いに、ねむねむしていた頭がやっと起きる。

「オムライス……じゃなくて、ケチャップライスと卵焼きだねぇ」

卵焼きじゃなくてだし巻き卵である。

「いただきま〜す。先に食べてるね〜」

出された物に早速手をつけながら、見送りの姿勢。
今日も全力で甘えている。ごはんおいし〜〜〜。
(8) 2021/11/28(Sun) 18:51:33

【恋】 探偵 闇谷 暁


「わっ、」

手を掴まれれば、貴方に引かれるまま体勢を崩しかけて、ぐっと踏み留まる。
視界がくゆる先には、藤色をかき分けて
首元には見覚えのある赤い花が咲いていた。


「…………おは、よ」

昨晩の出来事を思い出せば
ほのかに頬を染めて貴方を見据えた。

「あー、と……
 舐めていいか、それ。」

傷をそっと指さす。
自分の異能は体液を変化させること。
主な使い道は、傷薬として使用する程度。
……貴方ならば、よく見知った異能だ。

「そのままだと痛い、と、思う……し。」
(?4) 2021/11/28(Sun) 19:00:50

【恋】 貴戸 高志

ほのかに顔を赤らめる恋人が可愛らしく思わず頬が緩む。

ひりつく痛みが無いと言えば嘘になるが、我慢できないほどではないし何より貴方から貰ったものだと思えば些細な痛みすらも愛しく思えてしまう。

「……そうだな。頼んでもいいか?」

でも、こうした方が貴方と触れ合える。

本心をこっそり隠して貴方にお願いした。捕らえていた手を離し、くたりと全身の力を抜く。
(?5) 2021/11/28(Sun) 19:25:21

【恋】 探偵 闇谷 暁


「う………ん、」

離れた貴方の手を追いかけ、掴む。

そのまま覆い被さって、まるで喰らいつくように口を開き
昨晩付けた痕を追いかけるように、なぞるように、
リップ音を鳴らしながら……あなたの傷口へ舌を這わせて行く。

制御するほどでも無い、ささやかな異能。

そうして暫くの間、
静かな和室に水音が響いていく。



「…………っぷは、」

一通りあなたを堪能すれば
ゆっくりと顔を上げて貴方の表情を窺う。
傷口くらいは、少しマシになっただろうか。
(?6) 2021/11/28(Sun) 20:24:09

【恋】 貴戸 高志

「…………ぁ、…………ぅ」

貴方の力が己の傷を癒してくれるものだと分かっていても、齎される方法は昨夜の出来事を彷彿とさせるもので。
舌が肌を這うたびに体は震え、じくりと奥底から熱が込み上げてきそうになる。すっかり芽生え、花開いてしまった被捕食者としての破滅的な快楽は忘れられそうにない。

「……っは…………ありがとう、暁……」

行為を終えて唇が離れる頃には僅かに瞳が蕩けつつあった。けれど眠りの海に揺蕩っていた理性などは何とか手元に戻ってきたのだろう、その口ぶりは普段通りの落ち着きを見せ始めている。

「……ふふ、それにしても珍しいな。普段起きるのが遅い暁が朝早く、それも俺よりも先に起きるなんて。
俺が起こすと約束したのに、すまないな……それで、今は何時だ……?」

なんということでしょう。この少年、まだ朝と呼ばれる時間帯だと思っている。
(?7) 2021/11/29(Mon) 15:56:53

【恋】 探偵 闇谷 暁


にこ、と穏やかな笑みを向けて。

窓の外からは眩い日光がふたりを照りつけてきて
青い空に白い雲が穏やかに流れていく。

とろけるように此方を見上げられれば、
可愛らしいな、とその頬へ手を這わせ、添える。


「昼の14時だ。」



昨晩はお楽しみで
よく眠っておられましたね。
(?8) 2021/11/29(Mon) 16:03:23

【恋】 貴戸 高志

なんて穏やかな時間なのだろう。
恋人の優しげな笑みで胸の内がそっと温められていく。先程の身を焦すような熱ではなく、包み込んでくれるような和やかな温もり。

愛しいそれを享受しながら、今日一日どう過ごそうか思案する。そうか、今は14時だから……。

「…………は?」

今なんて?

「昼の14時?」


ゆうべはおたのしみでしたね。
(?9) 2021/11/29(Mon) 16:08:31
貴戸 高志は、慌てて飛び起きた。移動もなんかよろよろしていた。
(a6) 2021/11/29(Mon) 16:10:08

貴戸 高志は、暁に身支度整えてくると手短に伝えて風呂場へ向かったのだった……。
(a7) 2021/11/29(Mon) 16:13:57

【人】 貴戸 高志

すっかり明るい時間帯。
何やら客人や家族がいる居間の外から慌てたような忙しない足音が響く。

それからしばらくした後、三人がよく見かけているであろう溌剌とした雰囲気を纏う少年が居間にやってきた。

「おはようすまない寝坊した」


クソデカボイスも健在である。
ただ、シャワーを浴びた後髪を乾かす時間を十分に取らなかったのか少しだけしっとりまとまっているし、普段通りの様子とは言え声が若干掠れていた。

ケチャップライスにだし巻き卵、それからポテトサラダが並ぶ食卓の席に着く。
朝早く起きて食事を用意出来なかった事への申し訳なさがちょっぴりあったけれど、ねぼすけな恋人が自分より早く起きて動いていたという珍しさと愛しさにもほんの少し心が躍っていたのは確かだった。
(9) 2021/11/29(Mon) 16:21:42
闇谷 暁は、苦笑。幸せそうに眉を下げた。
(a8) 2021/11/29(Mon) 16:36:24

【人】 迷彩 リョウ

「おはよ〜。いいんじゃない?たまにはさ」

丁度食べ終えた早食いの少年は、シンクへ皿を下げていた。
最後にやって来た家族へお茶を注いだコップを置く。
勿論自分で淹れたものではないが、いつかは淹れるところからできるようになりたいと思っている。


「あ、オレ昨日のこと忘れない内に手紙書いてくる。
 何かあったら呼んで〜」

階段を上がり、自室へ帰っていく。
手紙は少年の日課である。
頻繁に書いたものを、おおよそ月に一度の頻度で投函していた。遠出をした時は文量が多い為その限りではない。
(10) 2021/11/29(Mon) 16:47:50

【鳴】 探偵 闇谷 暁



闇谷暁は、あなた家族たちに寄り添う共鳴者。

平和な日常に瞳を細め、
幸せそうに穏やかに微笑むのだ。

「いただきます」


変わらぬ日常に、少しのスパイスをも楽しんで
今日も明日も、自分たちは、箱庭の外で生きていく。
(=1) 2021/11/29(Mon) 16:49:19
闇谷 暁は、迷彩 リョウの頭をひとつ撫でた。
(a9) 2021/11/29(Mon) 16:51:12

迷彩 リョウは、頭を撫でられるのが好きだ。幾つになっても。
(a10) 2021/11/29(Mon) 16:51:47

貴戸 高志は、迷彩 リョウの頭をひとつ撫でた。
(a11) 2021/11/29(Mon) 16:52:01

迷彩 リョウは、いつか二人の頭を撫でられるくらい、頼れる大人になろうと思う。
(a12) 2021/11/29(Mon) 16:53:19

【妖】 貴戸 高志

暫く前のことだ。夢を見ていた。

自分は実家の離れにいた。実兄が女性を殺し、紛い物の自由を得るために己が偽装工作に手を貸した犯行現場だ。

けれど夢の中のそこには荒れた形跡一つ無い。
兄もいなければ殺された女性もおらず、まるで何も起きなかったかのように何もかもが綺麗なままだった。

ここで時間を過ごしていても何の益もないと判断し、襖に手をかける。
($0) 2021/11/29(Mon) 17:07:50

【妖】 貴戸 高志

隔たり一枚を滑らせてどかした先。
離れの向こう側は何もなかった。文字通り、天も地も、世界を形成するもの全てが存在していないのだ。

ただただ、全てを飲み込む闇が広がっているだけ。
意を決してその虚無に身を躍らせても何も変化がない。気付けばまた離れの客間に立っている。まるで己の行動に意味などないと嘲笑うように。

時間の流れが把握できない場所で思考することすら馬鹿馬鹿しいと思えるくらい立ち尽くし、或いは座り込み。自分もまた物言わぬ風景の一部と化した頃に視界がぼやけて意識が遠のく。

そこで夢が終わる。その繰り返し。
連日それが続いていた。

愛する者たちが傷つく内容の夢であれば嫌悪を催していただろうが、ただただ自分がもう縁のない過去の場所に佇むだけの意味などない内容だ。

家族には黙っていた。
($1) 2021/11/29(Mon) 17:08:10

【妖】 貴戸 高志

貴戸本人は意味のない、価値すら見出せない夢だと切り捨てていたが。
水面下で、本人に知覚できないところで、夢は静かに少年を蝕んでいたのかもしれない。
或いは、意識していない不安の芽がそのまま夢として表出してしまったのかもしれない。

生きやすいようにと邪魔なものは一切捨ててきた少年。
その中には一般的な家庭で育った者であれば当たり前のように手にしていた温もりなども含まれる。

多くの者にとっての当たり前を、少年はそれこそ当たり前のように投げ捨てた。

敷かれたレールを歩くには不要なものだったから。
($2) 2021/11/29(Mon) 17:08:40

【妖】 貴戸 高志

そのツケが今、こうして当たり前の温もりを感じ取れる世界に歩き出した際にやってきたのだろう。

自分は闇谷暁に同じくらい気持ちを返せているだろうか?
自分は迷彩リョウを温かな世界に導けているだろうか?

分からない。今まで積み上げてきたもの全てを手繰り寄せて思い返しても、参考にできそうなものなどろくに無かった。

家族とは血と責務と系譜でしか繋がりが無かったから。
($3) 2021/11/29(Mon) 17:09:00

【念】 貴戸 高志

ああ、それでも。

紫色の瞳が脳裏によぎる。
無邪気な家族の声が木霊する。

己と共に歩いてくれる大切な人が出来た。

上に立つのではなく、隣に並んで。
(!0) 2021/11/29(Mon) 17:09:24

【念】 深林のように、家族と 貴戸 高志

「…………あたたかいな」
(!1) 2021/11/29(Mon) 17:12:44
貴戸 高志は、もうがらんどうの夢を見ることはないだろう。
(a13) 2021/11/29(Mon) 17:12:58

貴戸 高志は、弱くても、分からなくても、もう平気だ。線の外に、足を踏み出せる。
(a14) 2021/11/29(Mon) 17:14:57

貴戸 高志は、大切な者たちを、愛している。
(a15) 2021/11/29(Mon) 17:15:17

【独】 迷彩 リョウ

楽しいことがあると、手紙を書くのが日課になっていた。
独房で過ごす時間は長い。孤独は時を長く感じさせる。
それを知らない自分ではないから。

ひとり、手紙を書く。
(-0) 2021/11/29(Mon) 20:16:59

【独】 迷彩 リョウ

 
11月29日

母さんへ


この手がみっていつとどくんだろう?
次に手がみを出すときは、この手がみがいつとどいたか、かいといてほしい。

まえの手がみにもかいたけど、体は元気だよ。びょういん行くのも月1になったし。

ツッキーとコジコジといっしょにすむようになってから、いろいろできるようになったんだ。
きのうは一人でおつかいも行った!(ちゃんとかえた)
あと、お金とかを自分でつかうようになって、ちょっと母さんのかんがえてたことがわかるような気がした。

さいきんたべられるやさいがふえたんだよ。カレーとかに入ってるならたべられる!
サラダはちょっとイヤだけど。
りょうりも作れるようになりたいな。ハンバーグとか、オムライスとかね。
作れるようになったら、しょうこにしゃしんも入れるよ。
(-1) 2021/11/29(Mon) 20:18:03

【独】 迷彩 リョウ

づいた?
かんじもかけるようになってるでしょ。
もっとかけるようになって、がっこうに行ってみたいからがんばってる。
ぶかつとかして、友だちたくさん作るんだ。

あと、しごともやりたい。
ずっと二人にたよってるだけじゃよくないから、ちゃんと、はたらいて大人になる。
そうしたら二人がこまったとき、たすけられるから。子どものままじゃ、かぞくをたすけられないもん。
お金をかせいで、あたまよくなって、つよくなる。
力とかじゃなくて、そういうつよさがほしいんだ。

二人にいったら、きっと「そんなことないよ」っていうから、これは母さんとオレだけのひみつね?
早く大人になれるように、がんばるよ。
オレだって、だれかをまもれるようになりたいんだ。
できれば、
(-2) 2021/11/29(Mon) 20:19:02

【独】 迷彩 リョウ

「……、」

母さんも守りたかった≠ニ続けようとして、消しゴムで消した。
もう判決を覆すことはできない。守ることはできない。
しかし、そう綴ってしまうのは。
まだ生きているのに、“終わったこと”にしてしまうような気がした。

守れなかった。
それでも何かがしたい。
まだ、終わっていない筈だから。
(-3) 2021/11/29(Mon) 20:20:13

【独】 迷彩 リョウ

どうすれば親孝行になるのか。
塀の向こう側、硝子の向こう側の家族へ恩を返せるのか。
答えは未だ見えない。
答えが存在するかもわからない。
それでも、何もしないよりはいい。

今は目指すことができる。
思い描く為の時間がある。
見てくれる人たちがいる。

もう、独りで思い悩む必要はないのだから。
(-4) 2021/11/29(Mon) 20:20:39
迷彩 リョウは、家族と共に暮らせることが“当たり前”ではないと知っている。
(a16) 2021/11/29(Mon) 20:21:09

迷彩 リョウは、だから強くなりたい。
(a17) 2021/11/29(Mon) 20:21:21

迷彩 リョウは、支えるのではなく、共に歩く為に。
(a18) 2021/11/29(Mon) 20:21:43