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人狼物語 三日月国


315 Never Ever Enough RSS
(2025/12/27(Sat) 1:00:00 に更新。 )

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【恋】 飛鳥 悠凛

[繊細な仕草を秘めた指先が、
 恭しく指環を抜き取って捧げ持つ。
 そうして、惺が。俺に。]



  ───……



[自分の唇から言葉が出てくるのを待っていたのに。
 何も出てこなくて。
 震えるみたいに、微かに頷く。]
(?18) eyes 2025/12/24(Wed) 18:42:04

【恋】 飛鳥 悠凛

[きゅっと唇を噛んで、惺を見上げる。
 出会ってからこれまで惺が俺に見せた
 色んな表情が、頭に浮かんでは消えていった。
 未だ幼さを留めた惺が屈託なく笑いかける顔が。
 緊張してるんだろう、張り詰めた顔をしている
 目の前の男に、二重写しになる。]



   …… 、 …



[唇を薄く開いて、でも何も言えなくて。
 また唇を噤んで、一、二度浅く頷く。

 惺が、俺を待っているんだと気づいたから。
 いつのまにか固く握っていた拳をそろりと解くと、
 左手を差し伸べた*]
(?19) eyes 2025/12/24(Wed) 18:51:39

【恋】 七川 惺


[悠凛の唇が開くのを、俺は、待っていた。

 そんな長い時間が経ったわけじゃない。
 だけど、永遠にも思える数十秒だった。

 悠凛の長い睫毛が上向く。
 キスするのにちょうどよい身長差。
 抱きしめて唇を奪いたいのを、堪える。

 繰り返し唇を噛む悠凛を、見つめ続ける。
 繊細な顔の輪郭を縁取るストロベリーブロンドの髪。
 その髪に、瞳に、唇に、俺はずっと焦がれ続けた。

 一度は掴んだと思い、そして手放してしまった、
 俺の宝物。
 今、それが再び腕の中にある。でも。]
(?20) rin 2025/12/24(Wed) 19:52:39

【恋】 七川 惺


[悠凛が唇をきゅっと噛む。
 それが数度繰り返され、
 花が綻ぶかと思えば、また噤まれる。

 断られるのかもしれないと、星掲げる指の震えが止まらない。
 


 恋人が、頷いた。
 そして、左手が差し伸べられる。

 俺は、大きく息を吐いた。
 指の震えが、止まった……。]
(?21) rin 2025/12/24(Wed) 19:54:47

【恋】 七川 惺


[俺は、これ以上大切なものはないと言うかのように。
 恭しく、差し伸べられたその手を取った。

 左手で悠凛の指の付け根のあたりを下から支え
 右手で、薬指に 約束の星を嵌める。]


  星がここまで降りてきてくれた。


[悠凛の左手を取ったまま。
 その薬指に留まった星の上に。
 “ありがとう”と言ってキスを落とした。]


  これからは、一緒に宇宙そらまで登ろうな。


[堪えていた涙が一粒、星の上に堕ちた。*]
(?22) rin 2025/12/24(Wed) 19:56:23

【恋】 飛鳥 悠凛

[惺が間近で大きく息を吐いて、
 思わず肩がぴくんと跳ねる。
 俺も緊張してたから。びっくりして。

 手を取る仕草は熱が籠っているのに
 恭しくて、それだけで胸が震える。
 一回り大きい掌に掬われると、自分の指が細く見えた。
 煌々と輝く白に差す虹のプリズム。
 ありがとう、と囁く唇が、そこに降る。]



  綺麗─………  
  
 

[胸を衝かれる程に、それは。]



  俺のものだ、


[囁いて、恋人のくれた星を指先で撫ぜる。
 触れるか触れないかの、滑らかな硬質。] 
(?23) eyes 2025/12/24(Wed) 20:40:54

【恋】 飛鳥 悠凛

[涙が一筋頬を伝う惺を見る。]



  ようやく、俺の──…  、 



[喉元にも、目の奥からも込み上げるものを感じて、
 すっと俯いて片手で目元を覆った。
 左手は惺に委ねていたから、口元までは覆えなくて
 小さくしゃくりあげる。]



  っ ふ、 … しずか、   
 


[ありがと、と伝えたかったのに。
 また上手く声が出なくなって。
 指の隙間から滲み出すものをぐいと拭って、
 眉尻を下げて笑ってみせた。*]
(?24) eyes 2025/12/24(Wed) 20:54:45

【恋】 七川 惺


[──綻ぶ唇。

 悠凛はいつも綺麗だけれど、
 くしゃりと崩れたそれは
 今までで一番綺麗で可愛い笑顔だと思った。]


  いつだって俺は、お前のものだったのにね。

  悠凛、お前は……


[言いかけて、やめた。
 今この瞬間は。問うことも応えを聞くことも。
 きっと、しなくてもいい。

 
 悠凛の左手を引っ張って、抱きしめた。
 求めるものは、今、確かに腕の中にある。

 俺の腕の中でお前は涙を堪えなくていい。
 俺も──…。]
(?25) rin 2025/12/24(Wed) 21:18:59

【雲】 七川 惺


[暫くして、Sirenの静かな涙が空気に溶けたなら──。]
(D0) rin 2025/12/24(Wed) 21:36:38

【人】 七川 惺


  お前、俺達のオンエアされたの、見た?
  実は、俺まだなんだよね。


[これは本当。
 打ち上げで、もう少し悠凛と話せると思っていた。
 そうしたら観ようと思っていて。
 それが叶わなかったから。
 ……それだけは見れなくなってしまっていた。]


  一緒に観れる?


[悠凛のシアタールーム兼、聖域の寝室で。
 
 だってカップルシートで観るみたいだろ?
 そういうの、いいなって思ってたから。

 ──下心?そりゃあね。 *]
(56) rin 2025/12/24(Wed) 21:38:58

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺

[暫く涙を止めようと頑張ってたんだけど、
 腕の中に抱き込まれて、惺から俺の顔は
 見えなくなった。
 惺の首筋からは俺のヒートの間よりも
 柔らかい匂いがして、囲ってくれる腕は
 温かくて、寄り添った胸からは
 力強い鼓動が肌に伝わってくる。]


  
  しずか……


[くっついている所からじわりと体温が移って、
 少しずつ実感めいたものが広がる。]


 
  ほんとに、俺の?
 
  もう、俺のもの……?

      
[いつもの自信たっぷりの俺は
 どこに行ってしまったんだろう。
 ヒートの間に一度自分の中の弱い部分を
 晒してしまった後で、受け入れられなかったと
 諦めてしまった喪失感が、未だこびりついている。]
(-15) eyes 2025/12/24(Wed) 21:56:19

【恋】 飛鳥 悠凛



  ごめ……、

  惺は、全部くれたのに。
  嬉しい言葉、いっぱい言ってくれて。
  指輪も嬉しい。
  ずっと、惺に嵌めて欲しかったって
  思ってた。
  

[つい聞いてしまって直ぐに、言い募る。]


  信じてない訳じゃなくて、……
  時間が経てば、段々実感湧いてくると
  思うから。

 
[そのまま暫く。
 ひとりでに涙が流れ落ちる間は、惺の腕の中に居た。]
(?26) eyes 2025/12/24(Wed) 22:04:40

【人】 飛鳥 悠凛

[惺と再会して、恋が始まった日々に
 撮影されたオムニバスドラマ。]


  …観てないよ。


[きっとこの先も観ることはないんだろうと思っていた。
 そう思うとまだ全然、生々しく胸が疼く。]


  一緒になら、観たい。けど。


  今は、…啓より俺を見てて欲しい。
  俺と惺だけがいい。


[俯いて掴んだ服の裾も、今日は御行の衣装だ。
 でもこの部屋に惺の部屋着はもう置いてないし。
 「服貸すから、適当に着替えてくる?」と呟く。*]
(57) eyes 2025/12/24(Wed) 22:12:24

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛


[ヒートじゃないのに、何故か悠凛が儚げだ。

 ダンサーの鍛えあげられ絞られた身体。
 身長だって国内平均より5p位上だろ?
 悠凛が自己申告したように女にモテるだろうに
 俺の腕の中にすっぽり収まると
 
俺に肘や膝を入れた前科のある

 靱くて長い手足まで儚げに感じるから不思議だ。

 それにヒートじゃないのに、いい匂いがする。
 何か可愛くて…困るな。

 名前を呼ばれて。>>-15


  ん……そうだよ?
  お前のもの。
  何度言ったら、信じてくれるの?


[やっぱソファ壊したのがまずかったよなぁ…
 などと、考えている。]
(-16) rin 2025/12/24(Wed) 22:54:03

【恋】 七川 惺



  謝らなくていいぞ。


[悠凛が言いかけた謝罪を柔らかな口調で遮る。
 こう言うの、もう何度目かだけど。
 過去一優しく言ったつもりだ。]


 
  お前が“嬉しい”と言ってくれることが嬉しい。
  それだけでいいよ。

  お前は自分のペースでゆったり構えてればいいんだ。


[そう言いながらも。
 悠凛の涙が、俺の少し開いたシャツの襟から入って
 直接肌に触れた時には、ドキっとした。
 気のせいかな、ヒートじゃないのに何かいい香りするし。
 俺のΩは汗だけじゃなくて、涙も甘いの?

 ホントに、可愛くて困るな。]
(?27) rin 2025/12/24(Wed) 22:55:26

【人】 七川 惺

 

  『今は、…啓より俺を見てて欲しい。
  俺と惺だけがいい。』


  え……


直球がきた。


 俺は少し、呆けたような顔をしてしまったかもしれない。]


  そう…なの?なら、オンエア鑑賞は今度に、する?


[俺はね、遠回しに段取りを踏もうと…
 だって、さっきの今じゃ、がっつきすぎじゃない?
 喜びを噛み締める時間が必用なんじゃない?
 
 
……ダメだ。可愛すぎる。


 服着替えてる間に、>>57
 俺の下半身事情が変わったらどうすんの?]
(58) rin 2025/12/24(Wed) 22:58:30

【人】 七川 惺


 
  んーーー。
  確かに、スーツじゃくつろげない感じだよな。


[何だかんだで乗せられたような?自ら望んでもいたような]


  じゃあ、オーバーサイズのTシャツかなんかある?
  借りたら俺、クローゼットにスーツかけてくる。*
(59) rin 2025/12/24(Wed) 23:00:23

【秘】 飛鳥 悠凛 → 七川 惺




  ……だめ?


  何度も聞いたら。


[ゆらゆらと涙の名残で揺れる瞳で、
 じっと惺を見上げる。
 ヒートが終わったのに、不安定になっている。

 今ならわかる。Ωが命を燃やすように発情するのは、
 捨て身の求愛だ。
 今番えるなら、後先なんてどうでもよくなる。
 一緒に居るってそれだけじゃないはずなのに。

 あれだけ発情して、たった一人のαを求めて、
 腕に抱かれて過ごしていたのに。
 最後まで噛んでもらえなかったことも。
 噛んでと求めてはいけないことも。

 自分で決めたことだけど、やっぱり苦しかった。

 そうじゃない、そうしたのは結局俺で、
 惺はそんなつもりなかったんだと、頭で否定しても。
 “拒まれた”と、どこかで身体が
 認識してしまっている気がする。]
(-17) eyes 2025/12/24(Wed) 23:19:34

【恋】 飛鳥 悠凛

[謝らなくていいと言ってくれる声は酷く優しい。
 俺も、もっとあげたいのに。
 惺の差し出してくれるものに応えたい。
 なのに。どうして言葉が出てこないんだろう。]



  うん……、



[小さく頷くのが、今は精一杯だった。
 自分のペースで、と言ってもらって安堵して、ふと。
 少し掴めた気がした。

 “全部おまえだけのものにして”と一度は自分を差し出して、
 他人に見せたことのない姿まで曝け出して、
 身も心も委ねて。それでも上手くいかなかったから。


 ……怖いんだ。きっと俺は。
 もう一度それを繰り返すのが、未だ。]
(?28) eyes 2025/12/24(Wed) 23:31:04

【恋】 飛鳥 悠凛

[惺と居たい。
 今は、モニターの中のもう一人の惺と俺にも
 邪魔されたくない。
 まずあれは俺じゃなくて、神宮啓のだし。]


  ん。今度がいい。

  いま、やだ……


[ふるふると首を振って、裾を握る手に力を籠める。
 その服もやだってことは伏せて着替えを勧めたら、
 惺が俺から離れるつもりだって気配を感じ取る。]


  俺が出す。シャツもハンガーも。

  一緒にいく。


[呟くと、手を引いてクローゼットの方まで連れていった。
 惺が着替える間、手と身体を離さないといけなくて
 自然と唇が不満げに尖り、眉間に皺が寄る。

 あ。……これアレだ、分離不安?
 Ωの習性が満たされなくて、弊害が出てる感じがする。*]
(?29) eyes 2025/12/24(Wed) 23:44:13

【秘】 七川 惺 → 飛鳥 悠凛



  ダメ、じゃないけど…。


[眼を瞬く。

 なんで、とは聞けない雰囲気だ。

 潤む瞳に揺れる漣は何だろう?
 何でそんな瞳で見上げるの?
 俺ってやっぱり鈍感なのかな。
 
 けど、わからないなりに。
 何かを健気に訴えているような気がする。
 恋人のミステリアスな瞳は切なげだ。
 さっきまでのそわそわした気分が
 トーンを変える。
 
 ふと、肌を合わせたら
 その意味が少しはわかるんじゃないか
 そんな気がした。
 本能に、導かれているのかもしれない。
(-18) rin 2025/12/25(Thu) 0:31:45

【恋】 七川 惺

 

  わかった。今度にしよう。
  

[悠凛が、幼子のように首を振って
 俺のジャケットの裾を掴む。

 なんで?……ヒートじゃないのに?

 不安そうだ。
 裾を掴む悠凛の手に、俺の手を重ねた。] 


  そう?一緒に行ってくれるんだ。


[重ねた手が繋ぐ手に変わっても
 勿論俺に異存はない。

 けれどハンガーを差し出される間も、
 シャツを出してくれる間も、繋いだ手は
 中々離れなかったのには、少し驚いた。]
(?30) rin 2025/12/25(Thu) 0:33:30

【恋】 七川 惺


  待ってて。すぐだから。


[悠凛の表情を見ると、着替え中に
 そう声掛けせずにいられなかった。
 ほんと、どうしたんだろう?

 悠凛にオーバーサイズのシャツは
 俺には膝上だった。
 まあ…下はいいか。
 空調がきいてて、程よい室温だ。

 これ、悠凛が着たらどんななのかなって
 その時だけは、ちょっと、ふふってなったな。

 もう一度悠凛を見る。
 それからその肩越しに、リビングの風景に視線を移す。

 以前さんざん抱き合ったソファはもうない。
 別の新しいソファは何だか寒々しくみえた。]
(?31) rin 2025/12/25(Thu) 0:35:54

【恋】 七川 惺



  終わった。

  よければ……オンエア鑑賞しなくても
  寝室、いく?


[下心がなかったかといえば、それは嘘だ。

 だけど悠凛の顔をみてたら
 早くくっついて温めて、
 落ち着かせてあげたくなったのが先。
 庇護欲をそそるんだ。

 悠凛がオーケーしてくれたなら、
 お姫様だっこをするつもり。

 以前、風呂から持ち上げた時はぐったりしてたから。
 今度は俺の首に手を回してくれるなら嬉しい。*]
(?32) rin 2025/12/25(Thu) 0:42:21

【恋】 飛鳥 悠凛

[惺が「今度にしよう」と直ぐに言ってくれて
 ほっとする。
 服の裾に縋った手に重なる体温。
 ……あったかい。
 無意識に自分が出したSOSのサインに気づかされる。


 着替える間に“待ってて”と言われて、
 こくっと頷いた。

 待ってていいんだ。
 俺が勝手に、心のどっかで待っちゃうのとは違う。
 惺が待ってて欲しいって言ってくれてるんだから、
 これは大丈夫。
 自分に言い聞かせて、首筋に縋り着きたくなる衝動を
 懸命に宥めた。]
(?33) eyes 2025/12/25(Thu) 0:51:30

【恋】 飛鳥 悠凛

[終わった、と声を掛けられて
 待ての状態から解放される。
 寝室に誘われたのとほとんど同時に、
 無言で大きく腕を広げる。真っすぐ惺に向かって。
 いつの間にか、もう限界みたいだった。]


  さわってて、惺。

  
  くっついてるとこ、足りない。
  足りないの、もぉやだ………


[抱え上げてくれる腕にすんなりと収まって、
 首筋に腕を搦めて縋りつく。
 多分、ずっと泣きそうな顔してる自覚がある。
 それでも表情を作る余裕なんてなくて、
 泣きださずにいるだけで、今は精一杯だった。*]
(?34) eyes 2025/12/25(Thu) 0:59:28

【恋】 七川 惺


[悠凛が俺に飛びついてきた。

 脇と膝裏にてを添えて、ぐっと持ち上げる。
 風呂から持ち上げた時のような浮力はないけど
 両腕を首に回してくれれば、
 悠凛には羽が生えてるみたいだ。

 ヒートじゃないのに
 花の香が少し強くなったと感じるのは
 俺の……体調のせいかな。

 悠凛の腕、脇、膝裏、その他だって
 悠凛と触れているところから
 体温が上がってゆくような気がする。
 風邪でもひいたんだろうか。
 いや、別に具合が悪いってわけじゃない…。

 ちょっとお行儀が悪いけど、
 俺は少し開いていた寝室のドアの隙間に足をかけた。
 その拍子に、ドアが開放される。]
(?35) rin 2025/12/25(Thu) 1:17:15

【恋】 七川 惺


[悠凛をふかふかのベッドの上に降ろせば、
 俺はすぐに覆いかぶさった。

 足りないところがないように。


 今日はここが、俺達の楽園の花園エデン **]
(?36) rin 2025/12/25(Thu) 1:18:51

【恋】 飛鳥 悠凛

[縋りついた惺の首筋に、ほぅ、と小さく吐息を漏らす。
 実感の追いつかない頭よりよほど先に、
 俺の身体は自分のαが帰ってきたのを理解している。

 ……からだが。あつい、]



  しずか………、



[寝室へと運ばれながら。
 意味もなく呼んだ声が、頼りなく揺れる。

 睡眠が不足しがちだからと、この家で一番拘って選んだ
 上質なマットレスに背中から沈み込む。
 温かい身体が俺の上に着地して、
 まるでそれが分かっていたみたいに
 直ぐに自分の腕がその背に巻き付いた。]
(?37) eyes 2025/12/25(Thu) 1:29:55

【恋】 飛鳥 悠凛

[どちらからともなく唇が重なる。
 きっと誘っているのは、いつも俺だ。
 俺が意図した時も、そうでない時も。
 ぴったりと合わさった唇から甘い唾液が流れ込む。
 味蕾に馴染んだ、惺の味。

 ……ああ。俺のαが、俺を抱いてる。
 惺。帰ってきたんだ。
 俺のところに。
 惺、 惺。 しずか。] 


  からだ、いっぱい触って

  俺にさわってて、


[向ける眼差しはとろりと蕩けているのに、
 喘ぐように必死に訴える。]


  抱いて、惺

  ……繋がってないと くるしい、


[身体の真ん中で繋がってたら、離れられない。
 突き刺して、離さないで。もう二度と。
 ぎゅっと目を瞑って、焦燥じみた衝動を抑える。
 “大丈夫”なんて。今だけは、嘘でも言えない。**]
(?38) eyes 2025/12/25(Thu) 1:40:54

人狼の勝利です!
全てのログとユーザー名を公開します。2025/12/27(Sat) 1:00:00まで自由に書き込めますので、今回の感想などをどうぞ。


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