【人】 巫凪 桜花[植生に応じて植物園は数多あるのだから、 此処である必要はない。 そう判断して、足をよそへと向ける。 これまでのところ、積極的にこの施設の住人には近づいていない。話しかけられれば、答えはするが。 そもそもミケが新人類とみなした彼らは、果たして―――? その疑問を己が口にすれば、さてどうなるだろう。 sintoisMécaniqueの理念と存在意義を鑑みれば、『人類』皆友達とはいかない。 彼らが大地を穢すものでさえなければ、それでいい。 当面は、そう結論づけている。 何より彼らが殲滅対象と認定されれば、この場所も無傷で済むかはわからないのだから] (17) 2023/11/20(Mon) 12:11:30 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a8) 2023/11/20(Mon) 12:36:31 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a9) 2023/11/20(Mon) 15:20:26 |
【人】 巫凪 桜花[ここが気に入ったかと問われる>>25 雷恩にも、直青にも、同じように問われた。 此度はその時より、自分の中の情報量が増えている] ん。面白いよ、此処。いろいろ見て回ってる。 [きゅっと目を細める。緋雁の率直な物言いが面白く感じられた時に、いつもそうするように] ああ、うん。 動物って結構、夜行性なんだって。 思ったより見かけなかったから、ここの居住者に聞いたら、教えてくれて。 [それは、珍しく居住者と言葉を交わしたいつかの話] 夜だけ咲く花もあるんだ。 此処のだから、自然に咲くのを待ってる。 それと――夜になると、星が、見えるんだ。 本物じゃないみたいだけど。 (68) 2023/11/20(Mon) 21:49:06 |
【独】 巫凪 桜花/* 赤窓楽しげな気配。 俺も使いたいな、と思いつつ。 立ち位置的に使えない予感。 みんな絡み方うまいね。 とても素敵だと思う。 絡んでくれたひと、ありがとう。 (-70) 2023/11/20(Mon) 23:12:33 |
【人】 巫凪 桜花―回想・雷恩と― [設計された仲間以外の、自然の造形物が、あれほど目を楽しませる形をしているとは。 これまで実感する機会に乏しかった] 可愛かったよ。 雷恩も、きっと会える。 [自分が会えたなら、片割れである彼もまたそうだろうと。 無邪気な刷り込みが断言させる>>33] ――触れ、… いいのかな。触れても。 [彼の問いかけに頭を過ったのは、少し前のこと>>34 戦場に転がる小さな遺骸に手を伸ばし、けれど触れることはなかった姿。 もし雷恩なら、同じように感じても、不用意に触れないかと思っていた。 数年先に産み出された彼の行動は、己の規範のひとつでもある] (107) 2023/11/21(Tue) 6:38:54 |
【人】 巫凪 桜花―回想・直青と― [新人類二体に、一夜おきに施される直青のケア>>22 拙い言葉ひとつひとつに返される質問、示唆、アドバイス。 それは自分にとって大事なものだ。 取り零したくないのに、穏やかな声が眠気を誘う] そっか。 やっぱり、触れてもいいんだ。 ん。緋雁にも、いろいろ聞いて、ほしい な… [『感じたままを、丸ごとで――』 途切れた意識を揺り起こしたのは、また、揺蕩う感覚。 この身体がまだ小さかった頃には、よく与えられた触感。 けれどそれは、すぐに終わってしまう。 ソファからベッドへと運ばれる、僅かな時間] …… なお、 [もっと、そうしてくれていたらいいのに。 しがみついた意識から、指先まで離れ、眠りに落ちていく間際。おぼろに思う。 こんな時、彼も――片割れも、そう思うのだろうか?*] (116) 2023/11/21(Tue) 9:09:24 |
【人】 巫凪 桜花―ある日・楽園― [この施設に訪れて以来、楽園内を彷徨うようにひと所に落ち着いていないのは。 多彩な生態系の物珍しさに、目移りしているせいもあるが。 此処にいると、酷く、疼くのだ。 今まで目の当たりにしたことがなくとも、 データとしての名は知らずとも。 『触れて』しまえば、命の形は識れる。 此処では敢えて、控えていた行為。抗い難い欲求] ――…、 [掌を、指先を、握り込む] (123) 2023/11/21(Tue) 10:07:55 |
【人】 巫凪 桜花[以前、比較的穢れの少ない戦場跡に、自生していた植物を繁茂させたことがある。 己の与えた力を糧に血混じりの水を吸い上げ、 命を削って咲き狂う徒花は、歪に美しかった。 強化された種ではないそれは、しばし生きるだろうが、 殖えることなく枯れ果てるだけだったろう。 膿んだ土壌に、楽園は築けない。] (124) 2023/11/21(Tue) 10:09:32 |
【人】 巫凪 桜花ここなら――― [できるだけ、影響の少なそうなところがいい。 以前渡された禁止事項の一節。 『動植物の区域外への持ち出しは禁止。 但し、農園区画は例外とする』 持ち出す意図はないが。農園ならば、おそらく] (130) 2023/11/21(Tue) 10:49:02 |
【人】 巫凪 桜花[まだしなやかに細く、脆い枝を見定め、足を止めた。 天窓に切り取られた陽光が降り注ぎ、その下に立つ白衣が、 淡く白光を滲ませる。 つと地に膝折れ、頭を垂れる仕草は、 旧人類が祈りを捧げる姿にも、 或いは、不朽の愛を乞う姿にも似る。 触れる仕草は、慰撫するよう] [静寂を破るざわめき。 葉擦れが、空気を震わせる。 天窓越しの空へと、一途に腕を伸ばす枝、枝。枝。 黒茶の幹肌が、絡む緑にみるみる覆われる。 膝下より低かった若木は、首を反らしてなお見上げる巨木へと育ち、果実をその腕一杯に実らせる。 がっしりとした幹には、ともに成長を遂げた蔦が巻きつき、 蛇のように搦む。 一つ捥いでみれば、赤く艶々と、掌におさまる丸い果実。 顔を寄せれば、甘くも爽やかな匂いが胸を満たす。 齧ればきっと、瑞々しいのだろう。 ―――恍惚の、息を溢した] (131) 2023/11/21(Tue) 10:57:41 |
【人】 巫凪 桜花[自分の名を呼ぶ彼女――メディウムに、距離を挟んでゆっくりと向き直る。 彼女の言うところの『あいつ』。 雷恩としばしば共に在る彼女の名は、とうに記憶に刻まれていた] … 話? [彼女は知る由もないが、桜花が固く閉ざした態度を見せることは稀だ。例えばそれが、戦場で滅びゆく旧人類相手であろうとも] 何を話すの。君と、俺で。 [彼女を見返す眸が、薄氷の色を湛える*] (133) 2023/11/21(Tue) 11:21:05 |
【人】 巫凪 桜花―羅生― [一人静かに、時を過ごしていた折。 名を呼ぶ声が耳に届く前に呼ばれた気がして、顔を上げる>>48] 羅生。 [おいで、と誘うように向けられる仕草と笑顔は、彼によく似合っていると思う。 身体が成体に変貌を遂げても、この仕草を見るたび、 何をしていようと直ぐにそちらに寄っていくのは変わらない。 耳触りの良い笑い声と、額に置かれる掌>>52 直接肌に触れられると、そこから躰が温もる感覚が好きだった。 それが旧人類の営みでは、『手当て』と呼ばれるものに近いと、未だ知らない] んん。寝落ちたっていうか、 話してるうちに寝かしつけられたっていうか。 直青、聞き上手だから。 (140) 2023/11/21(Tue) 13:49:12 |
【人】 巫凪 桜花あれがあれば、気になったことも、 誰かに聞かなくてすむし、… [聞かれれば、この環境に不自由はないと答えられる。 それはそうだ。 けれど、不意に口をついて零れた言葉] ――…此処。 いつまでいるのかな。 [添えた掌に僅かに力が籠もったのは、無意識だった*] (142) 2023/11/21(Tue) 13:56:33 |
【人】 巫凪 桜花[何が綺麗で、何が醜いか。 それを分かつ判断基準は、どこから来るのか。 でも、此処に来る前から。“その”感慨自体はあった。 例えば、雷恩の瞳の色に。 羅生の触れてくれる掌に。 直青が、雷恩と己に向ける笑みに。 戦場の赤に塗れ、なお鮮やかに咲く、緋雁の赤に] 分からないけど。 綺麗なものは、すきみたい。 [それは、いつの間にか己の内に根差したもの] (147) 2023/11/21(Tue) 15:30:51 |
【人】 巫凪 桜花[そうして、別れ際にふと] 緋雁も俺には、“綺麗”だよ。 [彼が理解しなくとも、それは己にとって自明のことだったから。 こともなく直截に告げて、白い裾を翻した*] (149) 2023/11/21(Tue) 15:34:30 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a39) 2023/11/21(Tue) 15:48:48 |
【人】 巫凪 桜花―農園・メディウムと― [こちらの突き放す態度に、彼女が戸惑う気配。当然だ。 彼女の途切れ途切れの言葉に、無言で耳を傾けはする>>193 彼女が雷恩と同じ空間にいない折、ひとり根差す彼の傍で、 陽を浴びることは今もある。 言葉を多くかわさずとも、AIのようにレコードを共有することはなくとも、自ずと知れてしまうこと。 彼に何かが、起きつつあって。 それはおそらく、眼前の彼女と] 君に謝られることは、何もない。 [どちらがといえば、不躾な態度を詫びるべきはこちらだと、 自覚はある。 柔らかにとはいかずとも、穏やかに響くよう声を落として] 雷恩と俺は、別の個体だから。 君が仲間を害さない限り、干渉する気はないよ。 (200) 2023/11/22(Wed) 0:59:54 |
【人】 巫凪 桜花[自身に言い聞かせるような、彼女の言葉>>194 それは、願望の裏返しにしか聞こえなかった。 そう願うようになるだけの接触が、雷恩と彼女の間にあったということが察せられた。察せて、しまった] それを、わざわざ俺に聞かせる理由は? [また声が尖るのが分かる。 このまま話を続けていたら――いや、そうでなくとも。 彼女を泣かせてしまうんじゃないか。 やはり、早めに話を切り上げた方が良さそうだ] …そういうのは、直接『あいつ』に言えばいいんじゃないか。 [つい堪え切れず、言ってしまった。 要らぬことを、と唇から漏れる溜息も、抑えられなかった] (201) 2023/11/22(Wed) 1:03:51 |
【人】 巫凪 桜花[彼女が言いたかったのはそれだけだったのか、 短い会話が終わりそうな気配に、出口の方へと足を向ける。 涙でも零れていたら厄介だと、彼女の顔を見ないように 横を通り過ぎかけて] これ、 [ふと足を止め。 掌中で弄んでいた赤い艷やかな果実を、押しつける] 返すよ、此処のだから。 [自分は何も、奪う気も――奪われる心算もないのだ*] (202) 2023/11/22(Wed) 1:13:43 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a49) 2023/11/22(Wed) 1:22:42 |
【人】 巫凪 桜花[手を伸ばさずとも届く距離に、寄り添うように腰掛ける彼。 頬に触れる唇>>179 それが受容の証だと感じるのは、刷り込みですらなく、 只の己の願望かも知れない。 けれど、彼の仕草は、揺らぐ心をそっと揺すって。 つい、沈めていたもうひとつの本音が滑り落ちた] ――…ここは、いやだ。 [魅了された、確かに。 けれど此処にいると、何かが変わってしまう気がする。 ずっと変わって欲しくないものが、少しずつ。 それは雷恩だけではない。予感が、する。 種は、いつ蒔かれていたのだろう。或いは、始まりから? この身の内にさえ、根を巡らせて巣食う何かを感じる。 それはきっと、新人類として『望ましくないもの』だ] (220) 2023/11/22(Wed) 8:17:12 |
【人】 巫凪 桜花かえり、たい。 みんなと、 [帰りたい。還りたい。――どこに? きっと自分はもう、大地には還れない。赦されない。 ヒトに、近づき過ぎた] …例えば、旧人類を殲滅したとして。 雷恩が、種が、根差せる大地を見つけたとして、 [仮定を連ねる、色のない声。 彼の左目、蓮を象るそれに、指先だけでかすか触れる] (221) 2023/11/22(Wed) 8:28:34 |
【人】 巫凪 桜花 そこに羅生は、みんなは、いるの。 いてくれるの、ずっと。 それは、触って、笑って、話してくれるみんな、なの? そうじゃないなら、俺は…――― [今、何を言おうとした? 思考が走るより先に、迸った言葉。 芒洋としていた身に巣食う虚が、急速に形をとろうとする。 己の思考の行き着く先は――これ以上はだめだ。絶対に] (222) 2023/11/22(Wed) 8:31:12 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a54) 2023/11/22(Wed) 8:45:15 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a58) 2023/11/22(Wed) 12:36:07 |
【独】 巫凪 桜花/* 所長と緋雁ペアのやりとりも息ぴったりだよね。 立ち位置的に組織員を重点的に読み込みがちなんだけど、 美しいリヒトーヴに、俺も近々絡みにゆきたいです。 桜花的にも、敵愾心なくいきやすい。 (-153) 2023/11/22(Wed) 15:40:27 |
【人】 巫凪 桜花―いつか・植物園― [快晴の天候に設定された植物園の一角。 探すともなく雷恩の姿を見つける。彼女は、いない。 確かめると、声を張らずとも届く程の距離で 彼が根差す地に坐す。 惜しみなく降る陽光のもと、光を弾く白衣を纏った膚が、 内側からも淡く発光する。 葉のそよぎに、鳥の声に。 感嘆の息が肩を上下させる度、陽炎めいて光の粒が躍る] (259) 2023/11/22(Wed) 22:59:23 |
【人】 巫凪 桜花[大地に憩い、戯れるように根を張る彼を目の当たりにしたのは、ここに来てからが初めてだった。 大地に息づく姿は、彼を知ってから今まで、いっとう美しい。 否応なしにそう感じさせるもので] 雷恩は、ここに来てよかったんだね。 [ぽつり。降り出す雨のように音に変えて、自身にも聞かせる。 だから、止めはしない。干渉もしない。 きっと彼は少しずつ、変わっていく。 ずっと傍らにいた己には、知り得ないところで。 光合成を終えれば、長居はせず。 腰を上げ、白衣の土を払う僅かな合間、彼の顔を見下ろす。 もし目が合えば、笑ってみせただろう**] (261) 2023/11/22(Wed) 23:04:23 |
【秘】 巫凪 桜花 → 蕃神 雷恩[ 嘘らしい嘘を、雷恩には吐いたことがない。 彼に偽る必要がなかったから。 だから咄嗟に、言葉を作れなかった。] (-175) 2023/11/23(Thu) 0:50:41 |
【人】 巫凪 桜花[今までにない響きを籠めて、呼ばれた名前。 凪いだ声は、 労るようで。 慮るようで。 慰めるようで。 どれでもあってほしくなかった。今だけは。 変わる彼が嬉しくて、かなしい。] (265) 2023/11/23(Thu) 0:54:57 |
【人】 巫凪 桜花[否定する言葉を自分の中に探して、 手の届く処には、見当たらなくて。 せめてと結んでいた笑みが、徐に解けていく] そんなこと、今。 言わないでよ… [咽喉が、朽葉のように乾いた音を立てる。 手を、差し伸べられた。 無意識に、そちらへと伸ばした手。 目元に込み上げる熱をさっと掌で散らして、背を向けた*] (266) 2023/11/23(Thu) 0:59:58 |
巫凪 桜花は、メモを貼った。 (a72) 2023/11/23(Thu) 2:18:40 |
【独】 巫凪 桜花/* 村での肩書きって弄れなくてただそこについてるだけ。 みたいな場合が多いから、すっぽ抜けてたな。 この村では意味があるもんね。 設定すっかすかのノープランでここまで来てしまったという。 (-178) 2023/11/23(Thu) 4:47:23 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新