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【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「……俺だって俺がアンタに構いたいからやってんの! 嫌だったらワザワザ探して会いに行かねーもんね!」 足りてない頭で確かな意味を伝えてやろう。 どんな形であれ会話してくれるのは嬉しいんだ。 アイツは何も言ってくれなかったから。 「そもそも、興味持ってくれなんて思ってないし?」 理解されないのはいつもの事だ。 不気味がられるのはいつもの事だ。 それでも、理解されなくてもこっちには理解できる事がある。 分かりたくなくても分かっちまう。 だったらもう前に進むしかなくて。もう後悔したくないから。 「俺はこうやってアンタを探し出してアンタに構う事ができる。 いーじゃん、馬鹿を上手く利用してくれりゃあさ! 俺はアンタが知りたいだけだぜW-197……いや、 ロベリア 」Hey Maybe きっと俺はしつこい奴だぜ。 揺れと言葉がちぐはぐなお前のことが気になって仕方ねぇ。 何を考え何を望む? 俺は掴み損ねたくないんだ なあ。 (-207) 2022/02/16(Wed) 23:50:05 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリアこれは……どのような反応なのだろうか。 恐怖?恐れ?混乱?会話が噛み合っていないことは確かだ。 利き手、右の手袋を外す。 「俺は君のことは、嫌いではないからだ」 能力の全てが開放されている時なら、もっとこの場は楽だった。思う存分全てを見て、その記憶を消して終わりにできただろう。 あなたの背へ手をやろうとして壁に阻まれ、ほぼ肩へ右手を置く。落ち着かせようとする時、よくこのような行動をするものだ。 「だから気になっている。大した理由でなく申し訳ないが。 ……今日は君の話を聞くことは諦めたほうがいいか」 諦めるとは言わず、わざわざ問いかけて、まだその場に立ち続けている。 (-209) 2022/02/17(Thu) 0:07:15 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス舌打ちを鳴らす。ああ言えばこういう。 面倒でしかない。 …構うメリットはないだろうに。 あなたが分かることなど、囚人には関係の無い話だ。 前に進むな、後悔を抱いて生きればいい。 そんな真っ直ぐな心を ボクは知りたくない。 暫し沈黙がその場を支配する。 次に口を開いたのは再度の嘲笑を零してからだ。 「………なら、ボク以外を殺してみせろ。 ボクが生き残るように、最後まで生きているように。 利用しろというなら、 それくらいやってみなよ 」期待なんてしない。何ひとつだって抱かない。 ただ利用して、理解される前に終わらせるだけだ。 この宴が終わればまた囚人は囚人らしく生きるだけ。 …それで君と話すことも、なくなるはずだ。 本当にそれでいいの? …誰かが囁いた気がした。 「…どいつも、こいつも……馬鹿ばかり。 ボクは構われたくてここに来たんじゃ……、ない」 しつこい。煩い。煩わしい。 …嫌いだ、全部。黙ってくれよ。 ここに居ると ボクがボクでなくなりそうだ。 こんなはずじゃ無かったんだ。 (-216) 2022/02/17(Thu) 1:17:25 |
【秘】 人形師 シェルタン → 『巫覡』 ロベリア「殺し合い、ね……? 模擬戦に参加する訳でも、投票に積極的に発言する訳でも、無さそうでしたが。 もしかして『狼』だったりします?或いは、計画でも練っているのか」 じっ、と。扉の向こうを見る。 表情は見えない。苛立ちの色は分かるが、それ以外。 手札を切るか、温存するか。頭の中で思考を組み立てる。 「メリットはありますよ。僕が見たいのは『人間の本質』或いは『本性』。 それは誰の物であっても例外じゃない…… いや、一人だけは……ある。けれど、 あなた自身も含まれている。まあ、なので。あなたで無くとも構わないと言えば、そうなのですが。 あなたが何故参加を決めたのかよく分からなかった。枷のせいもありますが他の方と比べ相当浮いていた。おまけにあの仕打ち。 そういった気になる点が複数存在した、積み重ねです」 別に嫌だというならそれで構わない、が。 (-219) 2022/02/17(Thu) 1:20:42 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンボクが嫌いじゃない。…それは知らないからだ。 だから気になっていると、そう言っているんだろう。 「 …るさい、うるさ、い 」頭の中に響く誰かの声にそんな言葉を零す。 知らない、知りたくない。理解されたくない。 ならば何故、扉を閉めずに接近を許したのか。 本当は 誰かに知って欲しい 、とか。肩に手が置かれたのだと気づいたのは少し時間が経ってから。じわりと広がる熱に、どこか懐かしさを覚えた。 顔を覆う手は外れ、視線は君とぶつかる。 「 どうして、嘘つきの味が しないんだ。 嘘であれば、嘘だと、嘘なら……良かったのに 」諦めてくれ。どうして留まる。 舌の感覚が戻り、思考が少しずつ正常に変わる。 「……な、 ら 、……先に 、君が語れ 、よ。人を知るなら、 まず ……自分を伝える、ことが…… 」嘲笑を吐き捨てようとして、ヒクリと喉が動いた。 今だけだ、こんなボクは。 弱みを見せたくない。…知られたくない。 ああ、どうして諦めろと言えないんだ。 そんな自分を、酷く滑稽に思えた。 (-228) 2022/02/17(Thu) 1:48:50 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「……難しい要望だな」 あなたは"どちら"か分からない。手袋を外した手には握られた跡がまだ残っている。正義を自称する少女の、地雷を踏んで試してみたときの跡。 自分の話は罪と切っても切り離せないところにある。これがあなたにとっても地雷なら面倒なことになるが。 「俺が最も好むのは、人を傷つけ、物を壊す行為だ。これが楽しいと気づいた時から様々な犯罪を試し続けている。勿論どれも楽しかった。今後もずっと辞めることはないだろう。俺はそういう人間だ。別に悪いとも思っていない」 数秒迷ったものの、結局は正直に話す。もしあなたが真逆の人間であるならただ敵対するだけ。それだけだ。 もしあなたが言葉でも表情でも声でもない所からなにかを感じることができるのなら、僅かな違和感があるはずだ。 「そして」 「こんな監獄からは、さっさと出たいと思っている」 半分は嘘だ。『こんな監獄』のことはそこそこ気に入っていて、出たいと思っているのは本当。置いた手は退けないまま。 「君はどうなんだ。この監獄にずっといたいのか」 (-239) 2022/02/17(Thu) 2:25:57 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリアあなたには関係が無くとも自分には関係がある。 響く音を、揺れを、振動を信じてるんだ。 前進しか出来ない、後悔なんてクソ抱える前に動くだけ。 沈黙を裂くようなあなたの嘲笑の後。 続く言葉にからからと喉が鳴る。 ――楽しそうな、嬉しそうな揺れで音が鳴る。 「……ッハ!!!! それがアンタの望みか? 本当に? だったらやってやるよ、アンタの為だけに Absolutely! 」期待されてないなんて知ってる。 事実、俺はどうしようもない馬鹿で。 今だって出来るかも分からないのに大口を叩いてる。 ……そうすればお前を知れるのか? なあ。 「でもアンタ、嫌がる態度を取る割にはさあ こうやって構わせてくれてンじゃん? ベツに……無視しようと思えばできるのにさ!」 だから嬉しさが声に、顔に出る。再びからからと喉が鳴る。 言葉を交わせる事への安心感と。拒絶されなかった喜びと。 本音を知れないのは寂しいけど。 「利用してくれンなら俺はアンタから引く気ないから! せいぜい憎まれ口叩きながら……俺に心配されてな」 (-255) 2022/02/17(Thu) 3:03:17 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 人形師 シェルタン「…ボクが『狼』ね。残念ながら外れだ。 計画も特には無い。……実行出来れば面白みはあるかもね」 暗闇の中で笑い声を零す。 役職について語るくらいならばなんの問題も無い。 最も、完全に明かすまでには至らない。 深呼吸をする。…心を抑えろ。 苛立つ必要はない。感情は、見せるな。 囚人は君の言葉を聞いていた。 口を挟むことなく、そのメリットについて理解するために。 例外が1人いる時点でどうかとは思うが。 それから、どうして自分なのかという理由も。 …そうも他人が気になるのか。 「……人間の本質や本性に拘る理由はなんだ。 知ったところで面白いものが………見れていたん、だろうね」 暗闇から一歩顔を出す。翡翠の瞳は君を映した。 「…枷を、求めたのは余計に話さなくて済むからだ。 それから能力。……ボクについて残る記録はそう多くはないから」 嘘は言ってない。余計な言葉を零さずに済む。 これまでも、これからも。 この監獄から出る日が来るまで。 それでも、そんな息の詰まる日々から逃れたくなって。 (-308) 2022/02/17(Thu) 19:15:00 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 『巫覡』 ロベリア「そうでしょうそうでしょう、単に無関心かと思ってたけど嫌悪してるだけマシってものね」 悪態に対してはむしろ、上機嫌に応えながら。 「命乞いって仲いい人にやるものなの?知らない文化ね。でも予想通り、つまんない回答だわ」 でも残念でした、これでよくはないわ。 そう言わずとも伝わるように、意地の悪い笑みを浮かべる。 ホントに投票する気だけだったら、わざわざ教えてあげる程優しくないもの、私。 「"話したことある人"ってだけでも選びにくくなるものよ、私だけかもしれないけど。ちなみに今私はアナタと話が出来たから、多分他の人に入れるわ」 ええ、ホントに。話といっても悪態を聞いただけだけど。 そのくらいの気まぐれだ。 「離れて欲しい?」 嫌がらせか、はたまた。 どちらにせよ、尋ねるということは、そのつもりはないという事で。 (-310) 2022/02/17(Thu) 19:40:28 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン視線だけが肩に触れる手に向かう。握られた跡……どうせロクでもないことをしたんだろう。 そうまでして他者を知りたいか。 君の言葉を黙って聞きながら、さまよう両手は落ちた。 だらりと垂らした手は君へ向かうことは無い。瞳が迷うように揺れ動く。口は幾度か開閉を繰り返していた。 《秘匿開示》 君は"共感覚"というものを知っているだろうか。 言葉に色を、音を形を、様々を感じる第六感に繋がるもの。 囚人は他者の言葉等に 味を感じる ようだ。それこそが異能力とは別に得ているものとなる。 故に人が多い場所を嫌うが、監獄内でもここでも安息の地など無い。 息を深く吸って、心を落ち着けるように呼吸を促す。 先程よりも落ち着きを取り戻しているように見えるだろう。 「…今の、言葉は……何処から何処までが、本音だ。いや、本音の中に何か、……何を」 どう問いかければいいかが分からない。言葉がまごついて君に上手く理解ができるかどうか。 「ボク、は……」 問いかけに言葉が詰まる。まだ君に対する問いの仕方を考えている途中なのに。 「………ここから出ても、何 も無い、から 」だから出たいだとかずっと居たいだとかそういうものでは無くて。ただ、 君 の罪はボクが抱えると決めただけ。それ以上の、その先を何も、何一つだって考えないままに。 「 …ずっとあの人達の為だけに生きてきたんだ。どうしたいかなんて…… 」 (-316) 2022/02/17(Thu) 19:59:21 |
ロベリアは、トランペットの音を聴いていたかもしれない。 (a148) 2022/02/17(Thu) 20:41:34 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「ない。ないと来たか」 迷うような様子を見て、息を吐く。 幸い落ち着きはしたようだ。する、と滑らせるように肩から手を離し、あなたの隣の壁へ背を預けた。 あなたに影を落としていた体は正面から退き、遮るものはなくなった。あなたはもう好きにここから離れられる。 「では一度考えてみてくれ。待つ。 例えば、拘束されることのない人生について。……それと俺の言った事はすべて本当だが」 今度はどこにも違和感はないだろう。 あの人達とは、と聞こうかとも思ったが。そう重ねて問うのはあなたには早すぎるかもしれない。 本当に待つつもりで、暫く黙っている。 (-330) 2022/02/17(Thu) 20:49:16 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 衝撃波 ポルクス「……ハッ、馬鹿なやつ」 本当に馬鹿だ。真っ直ぐすぎるほどに。 もっと自由に生きることが出来るはずなのに。 「…ボクは、別に。……ただの、暇潰しだ。 無視したところでしつこいやつはずっとしつこいしね。 なら一度構ってやる方が後々楽になる」 君が今の言葉を達成できるなんて思わない。 その真っ直ぐさで大人しく楽しい日々だけを送ればいいのに。 誰かの為に生きることは苦痛だ。 瞳を閉じて、小さく息を吐く。 空っぽな器に蓋をし、覗き込んだところで中は見えない。 けれどその蓋を開けてしまえば空虚さは浮き彫りになる。 …それを隠し通せば分からないままでいられるんだ。 何ひとつも嘘の味がしない君を好きになれない。 なりたくない。…期待したくない。 心のどこかで望んでいる言葉を理解されませんように。 「……本当に、馬鹿なやつ」 (-344) 2022/02/17(Thu) 21:44:32 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 時魔嬢 クロノ「…無関心の方が良かったか? そうあれるならそうしてた」 残念ながらそうはならなかったわけだが。 上機嫌な君に小さくため息が零された。 「つまらない回答で悪かったね。 そういうのは勝手に期待する方が悪いって決まってる」 意地の悪い笑みにまたため息を零しそうになり、留める。 誰も彼も構いたがりか? 理解出来ない。 「………ボクが君に入れないとは限らないのにか? まあ、なんだっていいけど」 死にたくは無いし票が入らないに越したことはない。 が、君の気まぐれに意味が分からないというように眉根を寄せる。 何を考えているんだか。 離れて欲しい?には答えを返さなかったが、表情は全てを物語っていた。 ああ、是非離れてくれ。 (-350) 2022/02/17(Thu) 22:21:50 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン肩から手が離れれば、囚人はズルズルと廊下に座り込む。 好きに離れるも何もここは自分の部屋なのに。 「 考える、何を。…考えて何になる。 拘束が無い人生? …知らない、そんなもの。 自由になったところでボクは 変われない 。………ひとりで、生きる方法が 」――…分からない。ずっと縛られてきたから。 何もかもを捨てられ、好き勝手に持ち上げ巫覡とする。 そうして都合良く扱って自分に苦痛を齎した。 なのに、文句さえも言えない。生かされていたから、あの空間に。 君に抱いた違和感が消し飛ぶ程に問いについて深く考え込む。 俯いて丸くなるその様は小さな1人のニンゲンでしかない。 「 …ボクが、ボクは、食べてしまったから。 罪と共に、大切な、あの……。 その先なんて何も考えず、だから 」小さな唸り声を上げ左手を首へ、掻き毟るように指先を動かし爪が柔らかな皮膚に線を付ける。 「……君、は……どうして、人を傷つけることを、楽しむ。 何故、楽しいと感じるんだ………」 ものを壊す事も。罪を罪だと思わないその心も。 きっと囚人には理解が出来ないのだろう。 それでも、問いかけることを止められなかった。 無礼講への自主参加を決めたものとは思えない問いだと理解していながら。 (-358) 2022/02/17(Thu) 22:49:19 |
【秘】 従者 ムルイジ → 『巫覡』 ロベリア貴方を探して部屋まで訪れた男は、あの日誘った答えを聞けなかったのもあり手にはチョコレートを持って。 「ロベリアさん、いらっしゃいますか?」 軽くノックをして尋ねた。 (-361) 2022/02/17(Thu) 23:02:20 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「 さあ。考えたこともないならこういう事も言えないだろう。困るんだ。 ……変われない部分を変える必要はない。1人で生きろ、とも言っていない」 立ったままだと聞こえづらいだろう、と覗き込むように体を曲げて声を発する。 静かな自傷を眺めながら。 「何が『楽しい』かを学習させて貰った結果だ。最初はそのような感覚も持ち合わせていなかった。だが学習した結果、物を投げて壊し、汚し、小さな虫を潰すことを楽しむ心を理解できた。 最初はそんな小さなことから始めて、分かった。人に対して危害を加える方が余程 楽しい 」全く何の詰まりもなく答える。あなたには経緯も結果も理解できないことだろう。 ただ、あなたの感覚からして、 楽しい は普通こんな味だっただろうか?「それで……何を食べてしまったんだ?」 自分の話が済めばすぐあなたへの質問。予感があった。あなたの"核心"に迫るようなことだ、という。 (-370) 2022/02/17(Thu) 23:36:03 |
【秘】 衝撃波 ポルクス → 『巫覡』 ロベリア「…………、ッハハ、アンタそればっか」 いくら何度馬鹿だと言われようが変わらない。 音と共に駆けたいんだ。これしか取り柄がないから。 「おお……よくわかってンじゃん。 一度、とかさみしーコト言わないでもっと構えよ。 アンタは嫌かもだけど、俺はアンタのこと嫌いじゃないよ」 くすくす、からからと喉が鳴る。楽しげな音を響かせる。 無邪気さと寂しさは紙一重。嬉しいと思いたいんだ。 寂しさを紛らわすように音が鳴る。 きっとあの時もこうなりたかったのにな。 Hey Maybe きっと音は真っ直ぐぶつかってく。空っぽなら満たせばいい。空洞なら音が良く響く。 「ハイハイ、馬鹿な俺とお喋りしてくれてどーもアリガト。 ……つか、どっか行く途中だったんじゃねーの? ついてってもい? なんなら手伝うよ。……ダメ?」 (-374) 2022/02/17(Thu) 23:45:53 |
【秘】 人形師 シェルタン → 『巫覡』 ロベリア「……殺し合いが目的なのに? 『狼』でないのなら、それこそ計画すればいいものを。それとも『処刑』だけで満足できる、と?如何にもはっきりしませんね」 感情の色が薄くなる。 或いは、意図してその様に振舞っている? 「面白いですよ、ええ。……とても。 人々が何を考え、何を求めているのか。その心理の動きを知るのは、僕にとって糧となる。」 嘘はない。 その一人の例外を除けば。 漸く君の姿が、明確に目に映る。 じっと、その姿を見る。 「能力抑制はまだしも……自ら望んで枷を、ですか。無礼講で枷が外れるのは構わないのでしょうか。……いえ、その部分だけではない。あなたの言動には矛盾が多い……」 「あなたは何を隠している?」 (-380) 2022/02/18(Fri) 0:17:15 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 従者 ムルイジ扉の向こうより返事は無い。 静寂が暫し続き――……。 「ソコ、ボクの部屋の前なんだけど。…邪魔」 背後より声がかかる。 最も返す言葉は友好的なものではないが。 (-390) 2022/02/18(Fri) 0:38:33 |
【秘】 従者 ムルイジ → 『巫覡』 ロベリア「おや、外にいらっしゃいましたか」 背後からの声に振り返れば恭しく一礼して。 「拘束が解除される前にお声を掛けさせていただいたのを覚えていらっしゃいますか? お返事がわからなかったので持ってきてみたのです」 と、手に持ったチョコレートを指し示すだろうか。 (-392) 2022/02/18(Fri) 0:41:36 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガン「 …1人で、生きる以外に何がある。 ここから出た先に何も、無いと言ってるのに…… 」誰かと生きる未来も自分には、無い。 近くなる声にどのように行動したか理解は出来ても、自傷を眺める様子は瞳に映らない。 見えないものは分からないままで、知ろうとしなければ気づくこともない。 首に出来た赤い線は一つではなく、繰り返し行われたその行為により白い肌はそこだけが色を付けている。 君の言葉に舌がビリビリと痛む気がした。 詰まりもなく答えるその様は何ひとつも違和感なくあるはずなのに、自身の感覚が何かが可笑しいと告げている。 それを上手く言語化しろと言われればどうにも難しいわけだが。 「 ……答えれば、君のその違和感について話してくれるのか? 」いや。…首を横に振り1度口を閉じる。 どうせ理解されない。何故違和感を感じてしまうのか。 感覚が告げていると伝えたところでそれだけでは何も伝わらない。 息を吸い吐き出して、少しだけ顔を上げ口を開いた。 何故自分はこの男に答えを渡しているのか。 「… 人の、肉だよ 。……食べきれなかったものは燃やして、骨は砕いて、土に、水に、風に………撒いたんだよ」 (-409) 2022/02/18(Fri) 1:15:19 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「そうとも限らない。……俺なら」 さぁ、どう言ったものか。 この話をするには、『まだ』早い気がする。気がするから。 「君が何に引っかかっているのか分からないが。なら答える代わりに……実は俺は人肉食は試したことがない」 まず先に興味ある分野について。少々、衝動的な行動だった。 あなたの頭に手を乗せ。 「教えてくれないか。それが、どんな感覚だったか」 能力を使う。 頭に触れれば記憶を覗く事ができる。これは、記憶を遡る感覚共有だ。出来事とその時の感覚と感情をただ知るというよりはーー自分の上に書き加えるような。 ただ、今あなたには確かな感覚がある。脳に直接羽のような柔らかいもので触られて、探られているような感覚があるはずだ。高い所から落ちた時の感覚がずっと続いている、と言っても近い。 何かされた、ということが相手に伝わってしまう欠点。これがあるから使えない場面もある。 わざわざ聞き出したのは、直前に思い出していた事のほうが早く読みやすいからだった。 振り払われれば能力は使えない。すぐに反応すれば、あるいは意識の外に追いやれば、見せたくないことは見られないだろう。 (-424) 2022/02/18(Fri) 2:15:15 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 蒐集家 テンガンそうとも限らないとはどういう意味だろうか。 続きの言葉を待ち視線を君へ向けようとすれば触れる手がそこに。囚人の動きは君の双眸に囚われたように静止する。 これは、良くない。そんな気がする。 するのに……意識を外へと考えるほど思考は明瞭に。 "ボク達はどうして上手く生きることが出来なかったんだろうね" "ねえ、■■■。ボクの死体は燃やしてくれ" "二度と息を吹き返す事のないように" "この町についても、全て消し去ってしまえばいいよ" "大丈夫だよ、邪魔するやつはもうひとりもいない" "嫌……私は、君と" "…君はボクの手を拒んだ。血に濡れたボクのこの手を" "ぁ…、ちがう、私は" "何も違わないさ……今のボクには君の手を引くことは出来ない" "ああ、そうだ。■■■" "…名前を忘れちゃいけないよ……さよなら、ロベリア" 血に濡れた君の前で座り込んで動けない。朝日はいつの間にやら夕暮れに変わり私を照らす。昨日までの賑やかな声も、足音も、何もかもが消えてしまった。私が願ったから、彼に、終わりを。…でも、違うの。こうじゃない。願ったのは"私"の終わりだ。ほんの少し違うだけの私はこの街では■■に生きていけなかった。あの日あの時特別だとされ、神の子なんて馬鹿みたいな値札を付けられ飼われて、望むままに生かされた。多くの欲を、他者の欲を満たすだけの存在だった。……そんな"私"の傍にいた君を、君に……私を殺して欲しかった。大切な優しい味さえも忘れてしまった、私の名を唯一知る君に。…半端に生かされた心がそう望んでいたの。私を■■だって、そう言って笑ってくれた君になら望んでも許されるかもって。だから、 君の罪を喰らうよ。そしたら君は死んでも綺麗なまま。 それから……私のせいで歪んだ思考を抱えた子供達。 ごめんね、ごめん。……おいし、なぁ、ふ あはっ、あははっ。 「 あ、ぁああ あ゛ ぁ ああ゛あ ぁぁ あ゛!!! 」余計なものまで引き出されて、嫌がるように叫びを上げる。 振り払う力も無いくせに、喉から絞り出す声は断末魔のように。 (-483) 2022/02/18(Fri) 12:17:45 |
【秘】 時魔嬢 クロノ → 『巫覡』 ロベリア「安心して、つまらない回答に期待してたから満足よ」 ふふん、得意げな表情。 「人にそんな興味ないのに、なんで参加したのかしら。それが気になってね。 ここにいる人って大体暴れたいとか看守に好き放題したいとかじゃない? それとも私が知らないだけで嫌いな奴いる?いっそアナタの投票手伝ってもいいわよ」 あ、私じゃなければだけどね。 「そんな難しそうな顔しないでいいのよ。参加の理由も投票したい相手も教えたくないなら、望み通り今日はここでお暇するわ」 (-504) 2022/02/18(Fri) 18:23:36 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 従者 ムルイジ「……要らないって言っただろ」 返事が分からなかったという君の言葉を理解して尚この態度。 指し示されたチョコレートに視線を向けてため息を零した。 「甘いのは嫌いだ。…苦いのも。 ボクに構わなくていい、良い子の囚人君」 その場から動かず、翡翠の瞳は君を細め見る。 質問に来る人間はいたが、チョコレートを持ってくる平和ボケしたやつまでここに来るとは。 (-525) 2022/02/18(Fri) 19:50:24 |
【秘】 『巫覡』 ロベリア → 時魔嬢 クロノ「…そうか、満足そうで何よりだ」 ちょっとした皮肉を込めて。 とはいえ君には大した意味にもならないだろう。 「……嫌いな奴はあのチャラついた看守。 投票は……適当だ、自分が死ななければそれでいい。 殺したい程仲が悪いやつもここにはいないからね」 ならば何故自主参加を決めたのか。 「参加理由は……知りたければ自分が先に話すべきだ。 それでボクが答えるかは別だけどね」 (-527) 2022/02/18(Fri) 19:56:27 |
【秘】 従者 ムルイジ → 『巫覡』 ロベリア「おや、それは失礼いたしました。 甘いのと苦いのは御嫌い、と。覚えておきましょう。 ……けれど構うな、と言われると少々気になってしまいますね」 チョコレートは断られてしまったのでしまっておくが、貴方へ送る視線は興味深そうに。 「あの数字の意味も。私にはさっぱりでしたから興味があるのです」 (-529) 2022/02/18(Fri) 20:00:01 |
【秘】 蒐集家 テンガン → 『巫覡』 ロベリア「……っあぁ、分かった」 手を離す。そうすればあなたを襲っていた感覚は消え失せた。時間としてはごく短いものだっただろう。 その短時間でじんわり汗が滲んでいるのを感じる。 あなたにとっては思い出したくない事だろう、とはよく分かった。 「どうもありがとう。これは、君の人生にしか無さそうな感覚だ。俺には一生辿り着けない類の」 自分の人生には絶対に登場しなかったであろう、経験。これはとても"楽しかった"。 「君には、悪い事をしたな。もう少し仲良くしようと……思っていたんだが……君のような、感情の見える人間のことは好きだから。とても」 手袋をはめ直す。 それでいて視線はじっとあなたへ向ける。 「でも君は、ここにいるべき人間ではないな」 (-548) 2022/02/18(Fri) 20:57:18 |
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