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【独】 三月ウサギ最初から一夜限りのことだった。 夜が明けたなら、本来あるべき姿に 他人同士に戻るのが約束だった。 だから俺も、約束を守る。 (-226) 2021/07/16(Fri) 23:51:51 |
【人】 三月ウサギ…… 少し考えたのは、俺の家族だった人のこと。 「そんなこと考えてなかったのよ、どうしよう?」 ほわんとした笑顔で搾取する。 そんな悪意は、俺が偽物だったからで。 君が晒されることがないといい。 心からの願いを浮かべて。 (76) 2021/07/16(Fri) 23:52:38 |
【秘】 三月ウサギ → トト (-227) 2021/07/16(Fri) 23:55:15 |
【独】 三月ウサギ芽吹くことなく散った想い。 太陽の下では咲けない花。 その名前を告げることはなく。 それから、チェックアウトのため、 ルームカードをフロントに手渡せば。 二人はそれぞれの世界に分かれていき。 主役になれない二人 三月のウサギとトトの話はこれでおしまい。 (-228) 2021/07/16(Fri) 23:56:03 |
【人】 三月ウサギそのあと、俺は両親と出会い。 そのあと、俺は両親と別れた。 「 品のない子ね。 やはり育ちが卑しいとああなのかしら? 」 「 あれなら、あの偽物の方がまだ ─── 」 俺の前では穏やかに微笑んでいたけれど。 陰でそんな話をしているのを聞いてしまえば、 嫌でも気づく。 (79) 2021/07/16(Fri) 23:56:40 |
【人】 三月ウサギそうか、俺には家族なんていなかったんだ 気付いた瞬間、目の前が開けた。 迷いはなかった。 そのまま、あの大きくて息苦しい家を出た。 名前はどちらでもよかったけれど 下手に変えて詮索されるのも煩わしい。 なので、一番最初にもらった。 俺は俺の嫌いな、 俺の好きな女の子の 名前で生きていて。元々大学は奨学金で通っていた。 再びキャンパスに戻ることも可能だっただろう。 生活費もバイトして稼いでいた。 家族を養う必要がない分、余裕ができたくらい。 そうか、俺には家族なんていらなかったんだ 気付いてしまった、幸せで不幸なこと。 (80) 2021/07/16(Fri) 23:57:14 |
【人】 三月ウサギ………… 誰にも煩わされない幸せな日々。 誰にも煩わされない不幸せな日々。 世界は次第に、色を失い。 今が夜なのか朝なのかもわからない。 (81) 2021/07/16(Fri) 23:57:30 |
【人】 三月ウサギそんな日をどれだけ過ごしただろうか。 アスファルトの地面を渡る風が、 短く切り揃えた髪をさぁっと通り抜けた。 一瞬、反射的に目を閉じて、 パッと風の吹く方に目を遣ると、 どこかで見たリボンが、ひらりと宙を舞っていた。 (82) 2021/07/16(Fri) 23:58:06 |
【人】 三月ウサギ「 これ、─── 」 リボンを掴もうとしていた手に、 俺の手に収まったリボンを掴ませる。 それから相手の顔に、大きく目を見開いて。 思わず、その名を口にしようとして、噤む。 (84) 2021/07/16(Fri) 23:58:25 |
【人】 三月ウサギ三月ウサギとトト。 終わってしまった物語。 誰にもなれない、どこにもいけないひとりとひとり。 どこにもいない彼らは、ここにもいない。 …… だから、驚愕に彩られた瞳を、柔く細めた後。 上げた口角と共に「 君 」に向ける言葉は、きっと。 (85) 2021/07/16(Fri) 23:58:34 |
【独】 宇佐美 有栖/* 唯織ちゃんが美しすぎて、お返ししたいのに何を書いても蛇足になってしまう問題! お医者さまペアの手探りで近づいていく距離感たまらないし 兄弟は切なくてしんどいのに、何故か鬼滅を挟んでくるの笑ってしまって感情バグるね?? (-255) 2021/07/17(Sat) 13:58:29 |
【人】 宇佐美 有栖一夜限りの約束。 果たし、途切れてしまった縁の糸は。 ひとひらのリボンを結ぶように、 キュッ絡み合い、繋がって。 あの「はじめまして」から。 幾度となく、世界は朝と夜を繰り返した。 (100) 2021/07/17(Sat) 18:34:31 |
【独】 宇佐美 有栖……。 「それ」は最初からいなかったものだった。 「それ」は最初からいらなかったものだった。 あの中で、俺だけが異物で弾きもので。 渇望し、裏切られ、切り捨てた存在。 なのに今、誰にもなれなかった俺は願う。 流れる血の繋がりがなくとも。 もし、君が俺の目の前で笑ってくれていたのなら。 君の友人に、恋人に、共犯者 ─── そして、 (-270) 2021/07/17(Sat) 18:35:38 |
【人】 宇佐美 有栖夜のしじまも、明ける朝靄も共に生きたいと。 願う俺の顔は、情けないことに若干強張っていた。 心を張り詰めて、僅かに震える手には、 ひとつのリングが輝いてる。 それは、沈む夜と昇る朝を必死に駆け抜けて。 時刻は刻む針が、真上を向いて重なる時。 日付は ……… (101) 2021/07/17(Sat) 18:36:48 |
【独】 宇佐美 有栖/* サンドイッチの具にしてしまった……(土下座ウサギ) 唯織のロルが素敵すぎて、あそこで終わらせるべきではと、 本当に本当に悩んだんですが……名前を呼びたくて。 (-274) 2021/07/17(Sat) 18:40:11 |
【独】 宇佐美 有栖/* まだお時間はありますが、ご挨拶。 この度は素敵な村をありがとうございました。 お相手頂いたぱぴこさんは本当にありがとう。 トトの全てが愛しくて美しかったです…… ラブリーナイトは明けてしまったのですが これからは俺が君の愛の騎士(ナイト)になりますと ロルで入れるのはちょっぴり恥ずかしかったので、 ここで言いますね。うん、ここでも恥ずかしいね!!! 皆様の物語を最後まで見守らせてもらいつつ、 またどこかでお会いできたらよろしくお願いします。** (-275) 2021/07/17(Sat) 18:45:08 |
【秘】 宇佐美 有栖 → 東堂 唯織幸せだと微笑む美しい君へ、同じ言葉を返して。 やがて二人が生まれた夜が明けて。 はじまりの朝を君と迎えられたなら。 大切なことを忘れていたと、少しだけ慌てて。 ほんのり染めた頬を向ける。 「 愛 している、唯織。 」君に伝えていなかったこと。 ─── 君に伝えたかったこと。** (-330) 2021/07/17(Sat) 23:59:51 |
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