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【鳴】 鬼走 はぁああんっ! [彼に囁かれたこととを、蕩けて疲れた頭は理解していなかった。 まるで躰を刺されたかのように侵入されて、驚きと濡れたままの中を押し開かれて、鼻にかかった声を上げてしまう。 このために、中の始末をしなかったのか!と合点がいってしまったが、後の祭り。 背筋をそらして、思わず彼を受け入れる姿勢を取ってしまうのは本能だ。 彼はあまり後ろからすることをしてくれなくて。 どちらかというと自分が誘う時に後ろから抱いてもらうことの方が多いような気がする。 だからこそ、後ろから抱かれると、まるで自分がおねだりしていなくても、自分が望んで抱かれているような気になってしまう] (=99) 2021/01/11(Mon) 22:10:55 |
【鳴】 鬼走どう……して…っ あ、やぁ……そんなぁ……っ あんっ……っ もう……っ [疑問符を口にすることも許されず、喘ぎの海に落とされる。 彼は確かにさっき達していたはずだ。 なのにもう復活していて、肉の刀を隠し持っているなんて。 どれくらい絶倫なんだよっ!!と抗議を申し入れたい。これはもう騙し討ちだ。 しかし、すぐに頬を紅潮させ蕩けた表情を見せる自分では説得力がないだろう。 彼のおちんぽのことしか考えられなくなっていく。 彼の囁きに、頷くしかできなくて。否定できなくて、彼に育てられた右乳首がじんじんと刺激を欲している。 彼の太いものに中を擦られているのが気持ちよくて、腹の奥がしびれて孕んでしまいそうな錯覚を覚え。 首に噛みつかれじん、と広がる痛みに、息が止まるほど感じてしまう。 ひくん、と一瞬、自分のナニが反応した。 ―――しかしそれだけで] (=100) 2021/01/11(Mon) 22:11:13 |
【鳴】 鬼走 あ………あぁ………っ [放つことなく達してしまった。 びくびくとうねる蜜壺は、彼をぎりぎりと強く締め付ける。 長い絶頂。口を開け放して躰を震わせるそれは雌のイキ方だ。 先ほどからずっと達するのが止まらない。 ぽたぽたと落ちる透明な潮が寝具に垂れていて。 ダメだ、と思うのに、腰が抜けてしまっている。 いつも以上に容赦ない彼に、ヘロヘロになっているのに、躰の疲れと反対に心が高揚して興奮して喜びが止まらない自分をどうにかしてほしい。 躰の主導権を取り戻すまでにどれくらいかかっただろうか。 真っ先にしたことは彼に苦情を申し立てることだったけれど] (=101) 2021/01/11(Mon) 22:11:33 |
【鳴】 鬼走 ……っ俺は、猫じゃないぞ……っ ………あ。 [首に噛みつくなんて猫の性交かと恥ずかし紛れに怒ったふりをしようとしたが、彼の告白を受け入れた時に自分が言った言葉を思いだしてしまった。 自分が猫だったら腹を触ってくるというような話をしていて、猫のように遠慮なく触れていいからという理由でお前の猫にしろとお願いをしたことがあって。 あれを逆手にとっての行為なら、彼のしたことは間違いでもないし、それで感じてイってしまった自分はもっと恥の上塗りだ。 慌てて咳払いをして、顔を背け] (=102) 2021/01/11(Mon) 22:11:54 |
【鳴】 鬼走 もう、こんなところに痕つけて………っ 見られちゃうだろ……。 [どうしてくれるんだ、とひりつく箇所を撫でて、きまり悪さをごまかした*] (=103) 2021/01/11(Mon) 22:12:06 |
【独】 鬼走/* 最悪、時間軸飛ばして朝にするしか。 しかし、永遠にイチャイチャできるし、新婚生活とかもできそうだし。ほんと延長300したい( (-408) 2021/01/11(Mon) 22:34:41 |
【鳴】 鬼走もう慣れすぎた躰からは、彼の逸物が抜かれることが淋しくて、出ていく瞬間にきゅっと無意識に締め付けてしまう。 そうしたらなおさら喪失感に苛まれてしまって、彼と繋がっている方が自然になってしまった躰に怖くなってしまった] んぅ……っ なに? [後ろから抱きしめられて噛み跡を舐められてしまっては、くすぐったくて体をよじる。 クリスマスにもらったプレゼントで、つけられた傷を隠せと言われ頭が痛くなる。 ぶつぶつ文句を言おうとすれば、懐柔するかのように抱きしめられて、それで何も言えなくなる自分は彼を甘やかしすぎていると思うが。 いい加減服を着ないと、と服をどうしようかと考えていたら、室内の電話が鳴り出した。 電話に近かった夜長が出て応対しているのを傍らで聞いていれば、食事の事についてだったようで。 その間に室内を見渡し、先ほどと微妙に位置が違う布団と、そして新しい就寝用の二人分の浴衣がきちんと畳んでおかれているのに気づいた。 ―――絶対仲居さんに色々ばれてる……っ気づかれているっ!!と顔を覆って呻いたが後の祭りで。 そういえばお腹が空いたな、とセッティングされている食事に目を奪われていたら、こちらに注意しろとでもいわんばかりの夜長に先ほどから放置されてばかりの胸の粒をいじられて、ひうっと高い声を上げてしまった。 こら!と目で叱ろうとすれば、押し付けられた何か。いや、ナニか。 それの正体に気づき、ぎょっとしてから青ざめる。 え、ちょっと待って、と顔が引きつらせてしまったのは、当たり前だっただろう。 電話機を置いた彼から、温かな料理とマッチが廊下に置いてもらうことを聞き出すと、慌てて替えの浴衣に袖を通し料理を中に運び、旅行のだいご味の二人きりの食事を楽しもうか] (=107) 2021/01/11(Mon) 23:39:33 |
【鳴】 鬼走ほら、夜長……あーん。 [彼の口元に、茶わん蒸しを掬った匙を寄せている。つやつやした銀杏の鶯色が美しい。 自分で自分の料理を食べればいいのだが、彼が膝の上に自分を置いて離さないのだから、こんな食べ方になってしまう。 自分は彼に食べさせているが、彼は自分に食べさせてくれる。 食事の合間に、口づけを交わすのか、口づけの合間に食事をするのかわからない。 揚げ物も膾もおつゆも、何もかもが美味しくて、なのに食べきれそうにもない。 それは量が多いというより―――確かに量自体も多いのだが、そうではなくて] (=108) 2021/01/11(Mon) 23:39:51 |
【鳴】 鬼走 夜長ぁ………っ もうお腹、いっぱい……だからぁ……♡ こっちの方にも、ちょーらぃ……っ [ずっぽりと夜長の屹立を菊門に咥えこみ、躰をよじり腰を自ら揺らしておねだりをする。 震える手で皿を置き、我慢しきれなくなって彼の首元に縋りついて、彼の膝の上に足をついて、自ら上下に動きだした。 びしゃびしゃになった雄の先端部からはまたいやらしい液がにじんで、彼の腹を汚すだろうか。 理性を飛ばして本能だけの雌になって。 確かにそれは彼によって蕩かされた後では珍しくないことではあるが、あれは異常だったと思い返して羞恥にどんよりとするのは、帰ってからのこと。 旅の恥は搔き捨てというけれど、同行者は掻き捨ててくれないことを痛感してからであった*] (=109) 2021/01/11(Mon) 23:40:06 |
【独】 鬼走/* >>-430にあっけに取られて何度も読み返してた(笑) 元村というか最初から、なんか鬼走って受としか思えなくて。 すだちさんとのカップリングで自分が受に回る時って、元々攻だったのが状況的に受に回っていたり、エロRP村で自分の方向性があらかじめそれなりに決まっていての受だったりで、年上で男っぽいキャラで最初から右と決めたことってそうないんだよね。 だからこそ、男であることの矜持とかは書いてみたくて、でもそんなの自己満足でしかないからと思いつつ書いてしまっても、その葛藤をちゃんと読み取ってもらえてほっとしたし、そこが好きと言ってもらえたことが本当にうれしかった。 夜長というよりすだちさんへの信頼性というか安心感にほんと甘えさせてもらっているなぁと思ってます。 この二人はお互いが好きすぎて、どこか卑屈やネガティブ入るけれど、バランス良くお互いが補い合うように愛し合えてるのが、精神的に自立している大人の男同士の恋なんだなと思えて楽しいのもあるし。 夜長は甘えるのも甘えさせるのも上手で、とにかくある意味面倒くさい鬼走を上手にあしらってくれている。 本当は誘ってほしいのに言えなくて、チラチラ見るような面倒臭い鬼走に対して、最初から好きな相手にまっすぐ手を差し伸べて、いわゆる相手に恥をかかせないで、自分でその部分を受け持つ男らしい夜長。これは惚れるよなぁと思うというか、何度も惚れ直す格好いいところ。そして本当に愛されているなぁと思うスパダリなところが最高で。 二人の恋が終わらないというか、これからだ!みたいに丁寧にじっくりと育てていきたい。 そんな大切な思いをさせてくれてありがとうございます。 (-437) 2021/01/12(Tue) 0:07:05 |
【秘】 鬼走 → マジシャン 夜長/* いまさらミス発覚……orz こちらで失礼。 >>=107の最上段 [ひどくされるの好きか?の言葉にぐっと詰まる。 優しくされるのもひどくされるのも大好きで、何をされても喜ぶ躰だなんて言えない。 を付け加えておいてください。 別になくても内容にあまり関係ないけど一応。 (-439) 2021/01/12(Tue) 0:11:40 |
【人】 鬼走― 自宅 ― ………。 [彼と暮らす約束はしても、今はまだ自宅は一人暮らしのままで。 一晩と思えないくらい濃密な時間を過ごしていたせいか、はたまたここしばらく彼とここで暮らしたせいか、この部屋はこんなに広かったっけか、と彼が帰った後に思ってしまう。 ―――淋しい。 彼がここにいないのが淋しい。 ついこないだまで、彼が忙しくて会うことすらままならなかったのに、自分はいつからこんなに強欲になったのだろうか。 早く一緒に暮らしたい。 暮らして……一緒に暮らすことで、彼が自分の新しい一面を知って嫌われないだろうか。そんな危惧もあるが。 彼には、結構言いたい放題もやりたい放題もしているから、新たな一面なんかないような気もするけれど、自分も知らないところがあるかもしれなくて、それで嫌われたりしたらと思うと怖い。 そう思いはしても] (144) 2021/01/12(Tue) 0:47:08 |
【人】 鬼走絶対にもう離れないんだから。 [彼がくれたマフラーに顔をうずめたら、彼に抱きしめられた気がして。 そして、スマートフォンを取り出すと自分からメールを書き始める。 それと同時進行でパソコンを起動させて、新しい家を探し始めて。 今度誘うのは自分の方。自分から彼に声をかけて呼び出そう。 そして―――] (145) 2021/01/12(Tue) 0:47:29 |
【人】 鬼走 ………お前が邪魔にならないやつがいい。 [結婚指輪について言われたら、目を伏せて幸せを噛みしめる。 仕事柄、彼は手に装飾品はきっとあまりつけられないだろうから、彼に合わせると言い置いて。 内勤な自分は指輪をつけるのは当然全然かまわないのだから。 これからそこは自分の占有席になるのだと。 彼の左手の薬指をとりあげると、そこに小さく口づけた] (151) 2021/01/12(Tue) 0:48:32 |
【独】 鬼走/* シャ乱Qだw すだちさん、ありがとう。 二人とも(特に鬼走は)悲観的だから未来どうなるかって思ってるけど、結構うまくやっていきそうな気がする。 そして、思ったより夜長が理性的だから悶々とするかもしれない( 指輪をオーダーに行くのが楽しみだ。 (-488) 2021/01/12(Tue) 7:35:28 |
【鳴】 鬼走― 後日談 ― [二人お揃いのリングを頼む店を選ぶのは、とても大変だった。 彼の指にも邪魔にならないような細いリングに割印になるように二人の名前を彫るのは相当な技術が必要で。 それなりにお高くなってしまったのだけれど構わない。 そしてこっそりと後日、店を訪れて追加のオーダーをしたことは、彼には言わない。 細い指輪にさらに文字を入れたのだから、さらにお値段が跳ね上がったのだが。 でも、それができる技術の店だったからこそ、そこにお願いをしたのだから。 完成して指輪を受け取り、そそくさと嵌めた後は、よほどの時でないと彼の前ですら指輪を外すことはしない。 外すとしたら、どちらかというと仕事に疲れた時や、彼がいない時だけだ。 そして今日も、仕事に疲れた目を休め、指輪を回して少し浮かせる。 その隙間に現れたものを見てほほ笑んだ。 追加で字を入れてもらったのは自分の方の指輪だけ。 表からはわからない裏側に、鏡字になるように文字を入れてもらったのだ。 疲れなどで少し手がむくんだ時に、指輪の内側が食い込んで手に刻印の跡が残る。 (=114) 2021/01/12(Tue) 9:38:55 |
【鳴】 鬼走左の薬指に現れる、彼の名前。 それを見れば自分が彼のもののような気がして嬉しくて。 肌に浮かんだ彼の名前を見て。 ああ、早く彼に会いたい。 そう思い、もう少しがんばろうと思えるのだ。 彼は知らない、誰にも言わない、自分だけの秘密。 小さな小さな秘密*] (=115) 2021/01/12(Tue) 9:39:29 |
【独】 鬼走/* 時間あったので蛇足をばつけてしまった………。 そして、ご挨拶。 お久しぶりです、紅葉月です。 見知った方ばかりですかね、お会いできてうれしいですよ。忘れ去られている気しかしないですが(おい 素敵な村に参加させていただきありがとうございました。 え?温泉でゆるゆるしてればいいの?と思ったら ほんとに、温泉でゆるゆるだらだらイチャイチャしかしなかったよ! そしてそれがものすごく楽しかったし癒されたよ!! リアルが外出があれそれな時期に、心だけでも温泉宿に居られたのが本当に救いになりました。 すだちさん、誘ってくれてどうもありがとうございました。 いつも感謝しかないですが。 村建てのながれさん、またお邪魔させていただきありがとうございました! またどこかでお会いしましょう** (-498) 2021/01/12(Tue) 9:45:28 |
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