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【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* 振りたくないのがすごい見える…開いて閉じてを数度繰り返した運営です。身内への殺意〜〜!! ともあれ報告ありがとうございます、確認しました! 投票先そのままで日付変更をお待ちくださいませ〜! (-56) 2022/08/20(Sat) 22:13:05 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 混沌とした報告。纏まらない会議。 慌ただしく訪れた、もう帰らないはずだった誰か。 増え続ける不在者。消耗の色濃い構成員達。 それらは何もこちらに限った話でもないだろう。 燎原の火がその勢いを失うのは、きっとそう遠い事ではない。 そうは言っても、というもの。 「……潔癖症の誰かさんが居なくなったもんで、 今は美観維持の仕事一つこっちに入って来ないんですよ。 どうですか?代わりに烏に仕事をやる気にはなれません?」 一言『行け』と言って頂ければ、後は自分でやりますよ。 勿論『ゴミ』になんかしやしません。指示はちゃんと聞いてます。 顔も覚えていない人間しか残っていない 実に迂遠な、けれどあの名簿に目を通した者ならわかる提案。 心底嫌気の差したような溜息の後。 その火が完全に燃え尽きてしまえば、付け入る隙となって。 けれど決してこれ以上燃え広がらせてもならない。 剰え、そこに焚べるものは慎重に選ばなければならないと言う。 まったくもって、面倒な火の番を押し付けられたものだ。 (G5) 2022/08/20(Sat) 23:24:59 |
コルヴォは、上に白い目で見られても気にしない。どうだっていい事だ。 (a6) 2022/08/20(Sat) 23:25:25 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → デッド・ベッド ヴェネリオ「Dannazione. どうせ死ぬなら黙って死ねってんだ、クソ上司」 あなたが最後に残した言葉に、 掃除屋がそう口汚く零したのはいつの事だったか。 何れにしても、それをあなたが聞く必要は無い。 果たされない約束も、遺して来た者のこれからも、その後も 何もかも、もう関わりの無い事でしかない。 全ての責務から解放され、そんな生者の雑音に煩わされる事無く ただ安らかに眠ることこそ死者の権利というものだろう。 それに対して恨み言を吐く事もまた、生者の権利というだけで。 「待つわけないだろ、先に行った奴の事なんか」 「俺はあんた達の望む所には行かないよ」 (-109) 2022/08/21(Sun) 1:30:17 |
コルヴォは、誰かが口火を切ったなら、何も言う事は無い。 (a11) 2022/08/21(Sun) 1:37:21 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「そりゃどうも。 ま、運悪く酔っ払いに絡まれたってだけの話です」 以前と変わらない調子で、表情で、平然と嘘を吐く。 ある程度駆け引きに長じているなら、詮索の余地はあるだろうが。 望み好んで諍いの元へと寄り付く人種ではなくたって、 不意に降り掛かった災難に巻き込まれる事はある。よくある話だ。 たとえ裏社会に故有る者であっても、立場が低ければ尤もらしく。 とはいえ、この時あなたが何処までこちらの事を把握しているか また、対するあなたが何処でどのような立場にあるか。 なんてのは、互いに語った以上の事は今はまだ知らぬこと。 「……俺には少し明るすぎますね」 そうは言っても、有無を言わさず花は手元へ押し遣られる。 それを粗末に扱う理由も今は無いのだから、 このままなら、恐らくは手向けの花となるのだろう。 花束が片手を埋めるのと入れ替わるように、 もう片手にあった煙草はそれとなく地面へ落とされた。 その花言葉も、掃除屋は知らぬ事。 もしも知っていたならば、 皮肉交じりの一つや二つ吐いただろう。 (-119) 2022/08/21(Sun) 2:48:40 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ「それならいいけど。最近、物騒だからさ」 ぽつ、とこぼしたような言い回しの中には、一つ引っ掛けを残して。 祭りの熱気で湧く街は、騒がしくあれど物騒な話が出回っているわけではない、少なくとも多くにとっては口にすべき話でない。 今、どうしたことが起こってファミリーが解体されつつあり、それを臆面なく口にできる人間はいずれか。 簡単なひっかけは、意図するものがわかれば知らんふりも出来るだろう。 ソレを指摘した時点で、己も何を指しているか言い示しているようなものだ。 「そう? けれど墓地に添えるなら、悪くはないでしょ。 季節の花だし、きっと気に入ってもらえるんじゃない」 陽の下に照らされる鮮やかな色が意味するものも、指摘されることがないのであれば知らんふり。 笑って、隣に並ぶ顔は以前に比べると少しばかり表情にも翳りがあった。演技にさえ、精彩を欠いている。 口を開き、閉ざす。迂遠なやり方では届かなくなってきた。少しだけ、焦りが混じる。 「昔にさ、この辺りで友達が死んじゃってね。 なんでも取引現場に遭遇しちゃって殺されただとか言われてるけど、本当のことはわかっちゃいないんだ」 (-221) 2022/08/22(Mon) 8:35:27 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー僅かにつかえを残すような言葉に、心の内で嘆息した。 あなたはそれを話題にするほど浅慮な人間ではないと、 そのように思っていたけれど、見当違いだったらしい。 或いはそれほどまでに状況が変わってしまったのか。 「へえ。そりゃ知らなかったな 物騒なのは、俺が出入りする場所くらいのもんだとばかり」 掃除屋は面倒が嫌いで、まどろっこしいのはもっと嫌いだ。 だから敢えてこれまでの探り合いを台無しにするような事をする。 不穏な気配は、祭りに賑わう市井に滲み出してはいない。 少なくとも、この時点では、表社会の人間には、まだ。 「行き付けのバーが閉まっててね。 ほかをあたったら、見ての通りってわけだ」 良い迷惑だ、とでも言いたげに空々しく笑う。 確かにこの男には表通りのバーは似付かわしくないだろう。 けれど今やそんなのは薄っぺらで見え透いた嘘に過ぎない、 なんてことは、わかっていてそうしている。 「とはいえ物騒ないざこざも、死んだ人間も 俺はこれまで飽きるほど見送ってきたんです。 あんたの友達の事も、心当たりがあるかもしれないな」 でもまあ、よく考えてもみてくださいよ。 あなたが自分の言葉に反応する前に言葉を重ねて、牽制ひとつ。 隣に並ぶ距離感は、あなたにとっても少々リスクの高いもの。 (-238) 2022/08/22(Mon) 12:16:20 |
コルヴォは、実際はきっと あーあ くらいの気持ちだった。 (a22) 2022/08/22(Mon) 12:16:28 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー「俺はこれを手向けて来なきゃならないし、 あんたも話を聞くなりの準備ってものがあるでしょう?」 なんてのは、結局の所は心にも無い事。 別に今ここで何をしようと、どうだっていい事だ。 けれどどうせどっち付かずの距離感は終わってしまったのだから。 今更回りくどいやり方をする気にはなれないものだ。 「込み入った話は明日にしません?」 どうせなら、少しでも確実な方が良いだろう。お互いに。 言外に持ち掛けるのは、そういった提案。 港は、船の出入りする時間を過ぎてしまえば静かなものだ。 けれどまったく他人の耳目が無いとも言えはしない。 今はまだ、そんな場所で面倒事を起こそうと考えるほど あなた達も逸ってはいない事を願いたいものだけれど。 (-239) 2022/08/22(Mon) 12:19:14 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー/* ここで一旦切ってから五日目時空に再突入してもいいし この次のレスでやだ!!!!!今にしろ!!!!!って言われたら その場合はこの会話を五日目時空という事にして対応します(歴史の修正力) 敬具 (-243) 2022/08/22(Mon) 12:42:38 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 永遠の夢見人 ロッシ/* Ciao!日刊能力行使先のご連絡夜魔号でございます。 本日も襲撃先は 【 になります。夜魔はサボり魔。おやすみ 】それでも処刑で人は死ぬ。人、なぜ死ぬ〜〜……… (-250) 2022/08/22(Mon) 13:09:12 |
【神】 鳥葬 コルヴォ【ノッテアジト】 この火に焚べられるのは、余所者で最後。少なくとも、今は。 そうでなければならない事だけが、明白な事。 「ま、善処するだけしてみましょう。 烏は烏らしく、路地裏でも見張ってますよ」 顧問の言葉には、それだけを言って。 掃除屋もまた、会議場を後にして行った。 (G10) 2022/08/22(Mon) 13:32:01 |
【独】 鳥葬 コルヴォ/* 死んでなかったなら蘇生分をカウントから引いた方がいいのでは? と思ったので、簡易メモの人数をサイレント修正しました。 (-263) 2022/08/22(Mon) 15:50:22 |
【墓】 鳥葬 コルヴォ【 冥府下り 】たった一人の葬列はその日も暗く静かな道を行く。 それと共にあるものと言えば、死者ばかり。 この数日で、街には随分と雑音ばかりが増えてしまった。 思えば、鼓膜を揺らさないその音を聞くようになったのはいつからだったか。 怪我で盲いた片目は在り得ざるものを見るようになった。 死に損ないは、いつだって生者と死者の境界線に居る。 「───全ては都合の良い幻覚だ」 虚ろな死者の残響は、誰にその存在を証明できもしない。 「少なくとも、俺以外にとってはそうなんだよ 事実として、あんた達はもうそこには居ないんだから」 「そうでなきゃあならないんだ」 だから仮にそれが真実であったとしても、 それはいい加減な与太話が偶々真実を言い当てただけの事。 「だから誰に何を聞いたかなんてのは、誰に言えもしないのさ……」 (+10) 2022/08/22(Mon) 16:58:33 |
【墓】 鳥葬 コルヴォ【路地裏】 「……なんだ、あんたまだ居たのか。 さっさと何処へなりと行っちまえば良いのに」 「未練があるのは、どっちなんだか」 (+11) 2022/08/22(Mon) 16:58:59 |
コルヴォは、足を止めて、振り返る。 死者は戻らないと知っているから。 (a23) 2022/08/22(Mon) 16:59:29 |
コルヴォは、今日も虚ろな死者の残響を聞く。 (a24) 2022/08/22(Mon) 16:59:42 |
【秘】 永遠の夢見人 ロッシ → 鳥葬 コルヴォ/* 御機嫌よう、わぁい日刊夜魔号だ〜〜! はいな確認しました。 サボり魔言うて役職は十分たのしんでくれたんだろうなが見て取れてにこにこしています。しかし人、しぬのくるしいな……人、どうしてしぬ…… その真相を知る為に我々はアマゾンの奥地へ行く前にそういうレギュレーションだからって叩き付けられた。そうじゃないんだよ…!と一人コントをしている今日この頃いかがお過ごしでしょうか。それでも人は亡くなります。エン…… 閑話休題。報告ありがとうございました。 残り時間もどうぞおたのしみくださいませ〜〜Ciao! (-297) 2022/08/22(Mon) 20:38:40 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ「オレも知ってる場所かな。マスターと話が出来なくって困ってたんだ。 あの人は"誰にも"優しかったからさ。そういうところが招いた結果なのかな、って思わなくもない」 それだって、聞く人間に聞かれたならばすぐに悟られてしまうような言葉だ。 危ういことをしているとも思えるだろうけど、自分だけが安全圏のまま探れる物言いなんてのものない。 コレを訝しんだ時点で、相手の立ち位置が何かというのは知れるものだ。 ――それでも。普段であればきっと慎重にやってきたからにこそ、この歳でこの立ち位置だろうに。 結局のところ、焦燥に追われて足並みを乱しているのは、変わりないのかもしれない。 「……四年も前の話に、どうして無関係なアンタがこだわるんだろ。 せいぜいアンタがその頃にもココに出入りしてたって、ティーンエイジャーくらいだろ? 知ってる話なわけないじゃない、さ」 そんなつもりでは無かったか、或いはそれも鎌掛けの一部だったのだろうか? 僅かばかり表情に、市井の人間らしからぬ歪みが滲む。嘲弄めいた、平時には必要のない貌だ。 それさえすぐに疲弊に代わる、憔悴が打ち寄せる。 提案を受け取ったならば、そう。多少張り詰めたものを打ち破るように口端を緩めた。 両手を挙げるのだって一歩間合いから離れて、己の無害さを保証してから。 「わかったよ、それまで待っててくれる? 約束しておいて来もしないなんてのはナシにして欲しいね。 ああ、でも。……否定してくれれば、こんなふうに。 」牽制し合うような言い回しなんて、しなくて済んだのにね 踵を返しざまに力なく笑って、吐息に混じるように零した言葉なんて貴方は聞きやしないだろう。 もう少しばかり耳を傾けてくれる人間だったなら、いざ知らず。けれどもう、どうすることもできない。 相手にとっては不明瞭で無関係だろう目的だけを抱えて、その日は港を後にした。 手渡した花束には何も罪もなければ、仕掛けもない。誰かに手向けるのに、過不足は無い筈だ。 → (-317) 2022/08/22(Mon) 22:24:41 |
【秘】 花で語るは ソニー → 鳥葬 コルヴォ――……そうして、次の日の夜。 埠頭は夕暮れ時の栄えも逃して、いっそうに静かになっていた。 波の音が祭りの音さえ呑んでしまうのだろうか。あれだけの騒ぎが、ずいぶん遠くに感じられる。 このときのための蓄えだってあるのか国民性か、相変わらずどこまでも暗くて先も見えない。 いつか、かれらが活発であった時であったなら、夜闇に紛れて取引が行われていただろうに。 月の光に照った人の影の揺らぎさえ、今はなんにも。 現れた男は、表情の演技にさえも精細を欠いていて。 どこか、ひどい夢を見たあとのように、面は色を失っていた。 その中で、ジェイドの輝きだけがまだ、アイスブルーを抱えたまま酷く冷たく凪いでいる。 それを向けるべき相手は、少なくとも此処に居るわけではないのに、それでも、まだ。 「……パスカル?」 人の命を狙いに来たのだと言うのなら、ずいぶんと頼りないものだ。 最盛期の輝きはない、見る影もない。己の目標としていたものを、全て失ってしまったが故に。 わざとらしく立てられていたかすかな足音さえ今はなく。 砂利の起伏の上でさえ、ひとつきりの音も立てずに、貴方を探してあるき回る。 (-318) 2022/08/22(Mon) 22:24:59 |
【独】 鳥葬 コルヴォ夕暮れの埠頭。 花屋の青年がその場を去り、その音がまったく遠くへ消えた後。 渡した者が、渡された者が、腹の底に何を抱えた者であっても。 渡された花に罪は無い。 それを誰に手向ける事にも、罪は無い。 けれど誰が渡し、誰が受け取り、誰へ手向けられるのか。 その次第によっては、罪とされてしまうもの。 罪が無くとも、罪と決め付ける者があれば、罪となってしまうのだ。 「……ま、あんた達に預けるのが妥当でしょう」 だからこの花は陸に眠る誰にも手向けられはしない。 いつか海へと消えた誰かへ向けて、 沈む夕陽を映したような花は、黄昏に暮れる海へと投げ込まれて。 死を悼む男は、その行く末を見送りはしない。 沈みゆく陽に背を向けて、そのまま夜闇へと消えていく。 そうして『秘密主義』は葬られる。 その花の意味の向けられる先は、 或いは、生者への言葉を持たない男だったのか。 或いは、受け取られない言葉ばかりの男だったのか。 或いは、それを手向けられた者だったのか。 なんてのは、何れも今更な話だろう。 (-412) 2022/08/23(Tue) 15:11:18 |
コルヴォは、花束を海へと放った。 いつかの夕暮れの事。 (a42) 2022/08/23(Tue) 15:11:28 |
コルヴォは、死者に花を手向けない。 (a43) 2022/08/23(Tue) 15:11:34 |
コルヴォは、それは自分の役目ではないと思っている。 (a44) 2022/08/23(Tue) 15:11:39 |
コルヴォは、自分の役目でなければいいと思っている。 (a45) 2022/08/23(Tue) 15:11:44 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー夜に沈みつつある埠頭は、ただ波の音と静謐な空気に満たされて。 日中のそれとは遠く別の世界の光景のようだった。 「ひどい面構えだ」 時折揺れては光を映す水面を除けば、視界に入るのは黒ばかり。 そんな景色の中に、その日も変わらず喪服姿は佇んでいた。 他に誰を伴う事も無く、ただ夜の薄闇が人の形を取ったように。 変わった事と言えば、その装いくらいのもの。 常の軽装と違い、血を通さない上着は随分と重苦しく厚ぼったい。 そんな仕事着の中に、何を隠し持っていないわけもなく。 「まるで死人みたいじゃないか」 音も無くそちらへ向き直って、皮肉交じりが静かな空気を割る。 以前よりも随分と窶れていて、けれど眼差しだけが未だ明朗に。 幽鬼か、彷徨う野犬のようなあなたの様子に視線と皮肉を向けて ごとり。重く鉄板の入った靴音をさせて、一歩そちらへ歩み寄る。 一歩、今もそう近くもない所にある海からまた離れる。 「Buona sera. あんたの夢見は最悪だったようだが。 仕事の話をするなら、コルヴォと呼んで欲しいもんですね。 ……前置きはこれくらいでいいか?」 (-414) 2022/08/23(Tue) 15:13:55 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 花で語るは ソニー懐に忍ばせた拳銃もナイフも、今は手にする事は無い。 とはいえあなたの出方次第では、 いつでもそれらに手を掛ける事はできるけれど。 殺すな。そんな上のお達しを思えば、銃は少しばかり扱いづらい。 痩せ細った捨て犬じみたあなたの様子は、随分と弱々しい。 それは命のやり取りをする者には似付かわしくないものだろう。 けれど、死に損ないはよく知っている。 全てを失った人間ほど、何を仕出かすかわからないものだと。 「約束通り、込み入った話をしよう。 そうは言っても、話があるのはあんただけだと思いますがね」 掃除屋には、あなたにすべき話があるわけでもない。 結論としてはそう、この男はあなたの話に耳を傾けるような 優しい人間ではないし、他者を気に掛ける余裕があるでもない。 最初から、誰に手を差し伸べる気も無かった。そんな人間だ。 人様の何を知った所で何をできる人間でもないのだと。 いつだってそのように自分を見限って生きてきた。 何よりも、仮に互いの後ろ暗い所を抜きにしたって。 結局は一度、二度、言葉を交わした程度の間柄であって。 互いに相互理解など期待してもいないだろう。 少なくとも、掃除屋はそのように考えていた。 (-415) 2022/08/23(Tue) 15:19:51 |
コルヴォは、話を聞く気が無いわけではない。いつだって。 (a46) 2022/08/23(Tue) 15:37:25 |
【秘】 愚者 フィオレロ → 鳥葬 コルヴォ「そりゃあ、実に器用ですこと。 よくやるよ。それ絶対誰かに言われる。 “その努力を他の事に費やしておけば”ってな」 "誰か"にと強調するのはこの男自身は思っていない裏返し。 その境遇を聞いた自分には到底言えない。 言われるとは思うが、そうは一切思えなかったから。 なんたって、代案なんて何も浮かんじゃ来ない。 それこそ無責任の極みだ。最も、自分との会話を全部自己満足にされているのだから、それくらい当てつけに言ってやってもよかったかとちょっと浮かびはしたが。 「なんだ、つまらない。どうせ助からないならわざわざ証明する必要もなくなったや。 納得したいが為にそうして、毎回死に損なってるならいっそ自分の気持ちだか運命を疑った上で生き続けるのを諦めたらどうだ?と幻覚認定された俺は思うけれど」 別に相手を説き伏せたいだとかそんな事を思っちゃいないのだけれど。 この半端な状態がずっと続いていたというのなら、放っておける程に情がない訳でもなかった。 なかったから生前もあのような態度だったわけだが、さて。何かないかと思考を巡らせて。 「俺が都合のいい存在なら、撃ってやろうか。 1/1になるよりは納得いくと思えないかい」 (-417) 2022/08/23(Tue) 16:06:55 |
【置】 鳥葬 コルヴォ子どもの頃から、つくづく運の無い人生だった。 何度も死ぬような目に遭っては、望まぬ偶然が命を繋いで。 それとは対照的に、自分に関わった人間は尽く死んでいく。 それがもはや単なる偶然では片付けられない域に達した時、 人生を悲観する事を、誰が咎められようか。 他者の死が、自分のせいだなとど驕った事は無い。 人はいつかは死ぬものだ。それが偶々その時だっただけの事。 それぞれの意図、それぞれの行動があって、その結果そうなったに過ぎない。 けれどそればかり見ていれば、嫌気も差すというもの。 嫌気が差して、疲れてしまって、けれど逃げる事も許されない。 そんな閉塞感に満ちた時間が、いつまで続くかもわからない。 (L6) 2022/08/23(Tue) 20:53:15 公開: 2022/08/23(Tue) 20:55:00 |
【置】 鳥葬 コルヴォ終わりの見えない闇路は苦痛だった。 もしもそれが漸く終わるとしたら、今だと思った。 それで良いと思っていた。 けれど、本当はそうではないのかもしれない。 今更になってそんな事に気付くなんてのは、やっぱり運が無い。 (L7) 2022/08/23(Tue) 20:53:36 公開: 2022/08/23(Tue) 20:55:00 |
【影】 鳥葬 コルヴォ死んでも、生きても、結局はどちらも同じ事。 その事に気付いてしまったからには、もうどちらを選べもしない。 結局の所、全ては自己満足だ。 だから生きるも死ぬも、それに自分が納得できなければ。 それらは何れも決して救い足り得なくて、救いを求めてもいなくて。 だから、名もなき烏はもう誰が望む所にも行かない。 行き着く先は、誰も知らない場所であればいい。 (&2) 2022/08/23(Tue) 20:59:28 |
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