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【秘】 無風 マウロ → 銀の弾丸 リカルド/* アアアア マジですか?! それはもう あの ねがってもないことで へへ…… マウロも、皆と一緒に生きていきたいです…… みんな死なないで待っててくれよな……(切実 (-35) 2022/08/17(Wed) 22:22:21 |
【秘】 無風 マウロ → 鳥葬 コルヴォ黒猫は好きだった。昔から、自分に似ていると思っていたから。 ここの黒猫が自分が来た時だけ、足元に顔を出すことに気付いて。それからなんとなく通ったりしていたんだっけ。 「……逆だ」 「俺は、居場所を作ったんだ。 おっさんの役に立ちたくて、恩を返したくて」 「何も出来なかった俺を置いてくれたおっさんに、報いたかった」 だから、努力を重ねた。 力を付けて、成果を上げて。文句を言わせないように。 そこにいることを、認めさせるために。 事実、あなたの言う通り必要とされていたのだろう。 「俺が上り詰める場所を、用意してた奴はいたみたいだけどな」 生真面目な幼馴染の顔を思い出して。目をふと閉じた。 雲が流れていく。 ▽ (-99) 2022/08/18(Thu) 2:15:00 |
【秘】 無風 マウロ → 鳥葬 コルヴォ投げかけられた問いには答えを返さない。 しかし、そこから離れる気配もない。 黙って、貴方の言葉を聞いている。 「……そうだな」 「これは、叶わなかった夢の話だ」 「理想で、机上の空論だ」 煙なんて流れちゃ来ないのに、あなたの鼻をいつもの煙草の匂いがくすぐったような感覚。 息を吐く音。 「俺は、あいつらと―――リカルドとツィオと肩並べてやっていくつもりだった。 たとえ血統が昇進を許さなくとも、その古臭い考えをぶち壊して……同じ立場で、背中預けて戦っていくつもりだったんだ」 「その過程で、部下…ラウラに、右腕になってもらうつもりだった。 あいつは、素質がある。磨けば光る、そう思ってたからな」 「……それから、アウグストのおっさんが目指すノッテの形を守っていくつもりだった。 あの人は混血の俺を拾ってくれた。いつかは、純粋に強い奴が上に立てる組織を作るつもりだって話してくれたことがあるんだ。 だから俺は、おっさんの望むファミリーを作ってやりたかった」 寂し気な声音。 夢を並べても、もう叶わない事を理解している。 その世界にはもう、自分はいないのだ。 (-100) 2022/08/18(Thu) 2:15:19 |
【秘】 無風 マウロ → 永遠の夢見人 ロッシ/* お返事出来てませんでした〜〜〜!!!!失礼しました、はちみつメガネです! こちら幼馴染だったり部下だったりからバチボコにされているため、今のところは大丈夫そうです ありがとうございます! 手が空いたらバーのお酒美味しかったなってお話をしに行くかもしれません。へへ…… (-101) 2022/08/18(Thu) 2:47:17 |
【秘】 無風 マウロ → 花で語るは ソニー君がレースの最中、忙しなくしていたのなら。青年は反対に、殆ど動きなくただレースの光景を眺めていたのだろう。 時折、手に持ったビールを煽るくらい。まるで映画を見ている時のように。 そんなだったものだから、負けが分かった時もいつもみたいに不機嫌になる事はなくて。 何だか気が紛れたような、少しだけ穏やかな気持ちで空の瓶を握っているだけだ。 「よくもまあ、飽きないもんだ。 このために生きてるって奴もいるくらいなんだろうな」 注釈を聞いては、そうなのか。と口にして。 きっとこの先もふんわりと覚えているのだろう。少なくとも、来年もこの熱気にあてられれば嫌でも思い出すに違いない。 そして不意に。君の手の熱が伝わってくると、怪訝そうな顔でそちらを見る。 そういった行為に慣れていないものだから、振り払うべきなのかも迷って。 君のその表情を見れば、事故でこうなっているわけではない事は分かる。 迷った末に、口を開いて。 「別に」 「それは良いって言っただろうが。賭けに勝ったのはお前だ」 「好きに決めろよ、何処に行きたいんだ。それとも、何か欲しいものでもあるか」 (-228) 2022/08/19(Fri) 3:17:10 |
【秘】 無風 マウロ → 銀の弾丸 リカルド/* ご提案ありがとうございます! こちらとしては、蘇生時に無理して動くくらいの状態を想定していたので 内容はそれで問題ないかと思います! 起き上がることも本来推奨されないくらいの方が自然でしょうからね。 (-243) 2022/08/19(Fri) 9:14:19 |
【秘】 無風 マウロ → 銀の弾丸 リカルド/* 了解です! リカルド君には足を向けて寝られませんね……… いっぱい頑張ってえらい……!! どちらも死なない事を祈っています、死なないで〜〜〜〜;;; 皆で生きようね……… (-266) 2022/08/19(Fri) 16:15:38 |
【秘】 無風 マウロ → 鳥葬 コルヴォそうだろう、とばかりにまた息を吐く音。 必要とされていたのだとするなら、それはきっと。 青年も知っている顔のはずだ。 あなたがこちらを見ないのと同じように、こちらもあなたに目を向けることはなく。 告げられた言葉だって、分かり切っているから反論もない。 世迷言、妄言、机上の空論。 自分が幽体離脱してるだけなんて話でもなければ、もう二度と叶わない夢物語だ。 「……そうだな」 「放っててもあいつらはそうするんだろう、忘れろって言ったって忘れやしない。 それどころか嫌って言うほど話に挙げて、忘れないようにする」 「まあ、でも―――」 「悪い気はしない。……あいつらには絶対言ってやらないけどな」 ふっと笑って。 分かり切った答えを返すのだ。 (-329) 2022/08/20(Sat) 1:23:04 |
【秘】 無風 マウロ → 花で語るは ソニー持っていたビール瓶は、皆が置いているところに捨てていって。 新たに中身の入ったものを君から受け取った。 すぐには開けず、手の中で軽く転がしながら。 喧騒から離れて、君についていく。 熱気から離れ、静かな場所に移ったのなら。 元々こういった場所で過ごすこともあったからか、戸惑うような様子は見せなかった 懐から箱を取り出してから、「吸ってもいいか」と聞いていたことだろう。 気分が落ち着けば、色々と考えが巡ってしまうものだから。 「そうだな。 時たま、密会する男女がいるくらいだ。おおよそ不倫だったりするんだろう」 今日は誰の姿も見えないものだから、その心配もないのだろう。 箱を手にしたまま、器用にビールの蓋を開けて。 同じように少しだけ呷る。 青年もまた、少しだけ酔いが回ったような赤みが頬に差している。 壁に背を預け、君の言葉を聞いて。 「……面白い話じゃない」 「親代わりだった人が、死んだ。それだけだ」 火のついていない煙草を咥えて、視線を空に向けている。 (-417) 2022/08/20(Sat) 18:53:38 |
【秘】 無風 マウロ → piacere ラウラ生きている時の彼は、君を体のいい道具として使っていた。 そう扱っていたつもりだった。"そのように努めていた"。 君は、かつてボスに拾ってもらったときの自分と似ていた。 ついて回って、言われたとおりの事をして。 役に立てるなら何でもしたいと思っていた。 だから、いつかはそんな君に。 伝えたいことがあった。頼みたいことがあったのだ。 それはとても重大で、特別で。 けれど、口頭で話すには まだあまりにも夢物語だったものだから。 それとなく、アドバイスと一緒に告げるつもりだったのだ。 いつかの、荒唐無稽な未来の話。 丸められた紙の中。塗りつぶされた最初の行にはこう書かれていた。 『未来の幹部から その右腕へ』 それを君は、知る由もなかったのだろうけれど。 (-425) 2022/08/20(Sat) 19:12:52 |
マウロは、叶えたい未来があった。 (c9) 2022/08/20(Sat) 20:25:51 |
マウロは、それが心残りだ。 (c10) 2022/08/20(Sat) 20:30:13 |
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