情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新
【秘】 サルコシパラ → ウユニたった数年とはいえ 共に過ごせば少しは性格も分かる。 ウユニが義理堅いことを知った サルコシパラはウユニがお金を使わずに 貯めているのではという考えに至れば。 「貴女に似合いそうなドレスですね。」 そう言ってニッコリと圧をかけながら ウエディングドレスの写真でも見せることも あったかもしれない。 (-42) 2022/08/11(Thu) 8:17:24 |
【人】 サルコシパラ幸せな日々というものを サルコシパラは日々感じるようになった。 ウユニの存在はそれだけ大きく。 次第にサルコシパラに強い感情も芽生えて。 それでもこの関係をより深めなかったのは 彼女が病に侵されているという事実が 頭の中にあったからだ。 (89) 2022/08/11(Thu) 8:19:25 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ彼女が病に侵されていても 自身の気持ちが変わることは無い。 しかしその身体が虚弱だったとしたら やはりどこか気は遣ってしまうもの。 けれど病のことを打ち明けられれば 今度はサルコシパラの強い感情が 彼女と一線を越えようと暴れ出す。 (-43) 2022/08/11(Thu) 8:20:53 |
【人】 サルコシパラウユニから病気のことを告げられた日の夜 サルコシパラは珍しく夜更けになっても 眠りにつかないまま自室にいた。 部屋が複数あるサルコシパラの自宅では リビングの他にサルコシパラの部屋と ウユニの為の部屋、そして空き部屋があり 夜は特段の用事がなければ 互いの部屋に入ることも滅多に無い。 脳裏によぎるのはもちろん ウユニの抱えている病のこと。 彼女の家族でありたいと願う者として 病のことを知るのは責務だと サルコシパラはそう考えていた。 (91) 2022/08/11(Thu) 8:39:15 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ それから普段なら眠りにつく所を サルコシパラは立ち上がり部屋を後にする。 そうして向かったのはウユニの 彼女が眠っているであろう部屋だった。 (-44) 2022/08/11(Thu) 8:39:50 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ彼女を起こさないように静かに扉を開ける。 普段被っている仮面を今だけは付けもせずに 彼女が寝静まるであろう時間を狙って サルコシパラは彼女の部屋に入ると。 暗がりの中、ベッドに座り ウユニの姿を視界に捉えて その頭を優しく撫でてみせる。 もしかしたら目覚めているかもしれない。 でも願わくばもう少しだけ目覚めないで欲しい。 そんな想いを抱えて。 (-45) 2022/08/11(Thu) 8:41:05 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ募っていく想い。 たとえ変人であろうとも 病に侵されていようとも 同じ屋根の下に男女が二人 何も起きないはずもなく。 サルコシパラは 髪を梳くように優しく撫でると。 (-46) 2022/08/11(Thu) 8:41:59 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ簡単に開く扉は信頼の証。 ともなれば、これはウユニに対する裏切りか それを考える余裕などサルコシパラにはなく。 彼女の夢の中に手を伸ばすだけ。 (-66) 2022/08/11(Thu) 21:25:55 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ微睡みの中、微笑む姿に 言葉にできない喜びが込みあげる。 その微笑みの向こう側にいるのが 自分だとは限らないのに 自分であって欲しいという願望が 解釈を強引にねじ曲げ、思い込ませて。 (-67) 2022/08/11(Thu) 21:26:43 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ (-68) 2022/08/11(Thu) 21:27:33 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ口付けを捧げた後 サルコシパラはその唇を滑らせて 首筋へと居場所を変える。 眠っていて無抵抗だというのに ウユニの隣に添うように横になると そっとウユニの華奢な身体を抱きしめて。 「ずっと…僕の物でいてくれたらいいのに。」 叶わぬ願いを口にするかのように呟くと 彼女の顔を自分の胸へと埋めさせて 黒い薄着の中に手を忍ばせると 白い薔薇のような肌に触れ、背中を撫ぜる。 (-69) 2022/08/11(Thu) 21:28:57 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ一度人の恋しさを覚えた男に もう一度孤独を選ぶ勇気などない。 竜胆の香りを知ってしまった者は もう二度と、独りには戻れない。 (-70) 2022/08/11(Thu) 21:29:48 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ切なげな告白とともに サルコシパラはウユニの事を求める。 家族として、一人の男として 直感の赴くままに。* (-72) 2022/08/11(Thu) 21:33:50 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ目覚めないで欲しいと願う傍らで もしウユニの目が覚めたとしても 最後まで気づかないなんてことは無い。 サルコシパラも一端の成人なのだから 寝たフリなどという古典的な技に ひっかかるわけでもない。 それでもサルコシパラは 知らないフリをする。 それは自分の願望に応えてくれた ウユニへの義理人情でもあって ウユニが自分の意志で受け入れてくれたと その事実が何よりも幸福だったのだから。 (-87) 2022/08/12(Fri) 21:02:02 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ小さな声で名前を呼ぶ彼女が こちらの身体を抱きしめ、応える。 サルコシパラの手は服の中へと入り込み 金具に指をかけてウユニの衣服を 緩めると、そのまま瞳を覗いて。 言葉を交わすことはなく 意志を伝えるようにその誓いの口付けを送ると。 もう決して止まることの無い 感情の濁流の中に咲く一輪の花を 手折った。 (-88) 2022/08/12(Fri) 21:02:48 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ「ウユニさん。」 窓から差し込む光が照らすその姿は 言葉が出なくなると美しく。 隠すようにを身を包んでいた衣服を 捲っていけば、彼女の<cc d0f47>花</cc>が見えて。 その花に静かに口付けを落とすと。 サルコシパラは小さく笑ってみせる。 (-89) 2022/08/12(Fri) 21:03:29 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ見惚れたように呟くと 露わになったウユニの肌に 真っ赤な花を咲かせて。 それから唾液を流し込むように 唇を奪い、舌先で撫でると 彼女の足の付け根に手をかけていく。* (-91) 2022/08/12(Fri) 21:05:24 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ彼女を美しいと形容するのは自分だけ。 サルコシパラにとっては至極光栄な話で 自分以外この美しさを知らなければいいと そんな独占欲さえ顔を覗かせる。 孤独も、喪失感も、憤りも、 今この瞬間だけは全てから目を逸らせる気がして それが彼女の厚意としれば、遠慮なく甘えた。 感情の昂りが目眩さえ呼び起こして 手折った竜胆を生ける自身の身体が 高潮に震えているのが実感できた。 (-108) 2022/08/13(Sat) 21:07:58 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ互いを隔たる壁はもうない。 夢見心地の花園に身を投げて 耽美な時間を噛み締めると ウユニが素顔のことに触れたから。 「私だけ隠し事をしていたら 格好つかないでしょう?」 そう笑ってみせた。 心の隔たりを取り払おうとするのだから 自分が壁を作るような真似はしたくない。 そこに語られない真実があることには 気づくことも出来ないまま。 (-109) 2022/08/13(Sat) 21:08:30 |
【秘】 サルコシパラ → ウユニ身体が重なり、愛情に満ちた時 サルコシパラは少しばかり気が抜けて。 甘えるようにウユニの首元に顔を埋め 繋がりを持てた悦びの余韻に浸っていると ウユニが懇願するようにこちらに声をかけて サルコシパラは頷き、その続きを促す。 すると彼女が口にしたのは あまりに可愛らしい願いごとで。 サルコシパラは思わずくすりと微笑み。 (-110) 2022/08/13(Sat) 21:09:19 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 エピローグ 終了 / 最新