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【雲】 雨宮 健斗[ 乙女かよ、頭の中で嘲る声に、 わがままかな、と優しく問いかける声が重なった。 目を見開いて小さく、首を振る。 ] ……目が、覚めたら、 大事なもんが、急になくなってんだ。 俺は、それが怖い、 お前もいつか、 居なくなるんじゃないか、って 求めて、萎えられたら、ってびびってる。 ……ずるいのは、俺だな。 (D22) 2021/06/21(Mon) 0:27:12 |
【雲】 雨宮 健斗[ 俯いたまま、訥々と口を動かして紡ぐ本心。 応えるようにとん、とん、と背中に軽い振動。 あくまで優しい声は、形が見えるほど 凄艶でさえあった。 ] ─── 俺も、おんなじ。 けど、いまは、 [ すう、と息を吸い込んだ。 首元のシャツのボタンを、ひとつ、外して ゆっくり、顔を上げる。 ] (D23) 2021/06/21(Mon) 0:28:05 |
【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱欲しい、ぜんぶ、 萎えねぇって、示して、 見せて、俺に刻んで、 とっととお前だけのものにしてくれって ───…… そう、思ってる (-13) 2021/06/21(Mon) 0:29:40 |
【独】 雨宮 健斗/* 実はええとこのぼんである彼に根付いて消えていない育ちの良さとかが 本人無意識に出ちゃうようなのを書きたいなと思う(出来るとは言っていない) (-14) 2021/06/21(Mon) 10:12:47 |
【独】 雨宮 健斗/* そいやTLでななとさん、体調良くないみたいにお見かけしたのに素敵なろるを返して頂いてすごく嬉しいし心臓ぶち抜かれてるんだけど、お身体大丈夫かなと心配してます どうかご無理なさらず(ここで言う) (-15) 2021/06/21(Mon) 10:24:39 |
【雲】 雨宮 健斗[ 幼な子をあやすような、とん、とん、と 優しい刺激が一定のリズムで背中に続く。 万が一、伸ばした手を拒絶された時の 恐怖にびびって、 心を守るための防御壁が欲しくて、 彼に選ばせようとした。 気持ちなんて、とっくに決まってて、 惚れてるって自覚したときから、 そうだよ、己はこんなにも臆病で。 (D34) 2021/06/21(Mon) 15:21:40 |
【雲】 雨宮 健斗[ だいてくれ、と、 無音の声は、届いたみたいで 矢川が息を詰めたのがわかった。 おずおずと窺い見た己が捉えた彼の瞳は、 いつもと変わらない優しさを湛えているように 思えたけれど。 ] ─── ……、 [ 見逃すわけない。 そこにぎらりと一瞬、走った熱の塊を。 獲物を狩る、獣の如き鋭い眼光を。] (D36) 2021/06/21(Mon) 15:23:54 |
【秘】 雨宮 健斗 → 矢川 誠壱[ こくりと、無意識に唾液を飲み込んだ。 前も、彼のこんな瞳を、見たことがある。 ────── 寒い、山の中でさ。 ] (-19) 2021/06/21(Mon) 15:24:52 |
【雲】 雨宮 健斗[ ぐ、と寄せられる腰。 聞こえるんじゃないかと思うほど激しく打つ鼓動。 頭と顔と、下腹部は焼けるみたいに熱くて、 手足の末端は冷たくて。 嗚呼、喰われる。 ─── や、違う。 [ 好きだよ、と告げてくれる唇がまた、触れる。 掬い上げるように優しく遠慮がちな口付けに、 ほんの少し、笑んだ。 ] (D37) 2021/06/21(Mon) 15:26:27 |
【雲】 雨宮 健斗[ 肩に爪を立てていた腕がゆるり解かれて、 導かれた先は彼の首。] 聞かなくていい、って…… [ 母親が整えてくれたベッドに、多少の罪悪感を 感じながら答えれば、ふわと浮く己の身体。] ッ、う、おい、待っ─── [ 所謂お姫様抱っこ、で抱え上げられて焦って、 抵抗しようとしたけれど。 長い腕。 あたたかい胸。 一層強くなる彼の匂いに、くらりと脳が揺れた。] (D38) 2021/06/21(Mon) 15:27:51 |
【雲】 雨宮 健斗……当たり前だよ、誰と比べてんの。 [ 思ったより重い、と苦笑する声に。 恥ずかしいやらいたたまれないやらで、 胸元に埋めた頭をぐりぐりと押し付けた。 広くもない部屋、長い足でほんの数歩。 なんの衝撃もなく、大切なものを扱うような手つきで ベッドに下される。 覆い被さる彼の額が、己のそれと合わさって。 視界の全てが、矢川で埋まる。 逸らすこともできない。 ] …… 、ん、ッう、─── [ 下唇が食まれて、歯が立てられて、 びく、と背中が僅かに跳ねた。 ] (D39) 2021/06/21(Mon) 15:29:33 |
【雲】 雨宮 健斗[ 優しくする、と微笑みのあと、 貪るような口付けが降る。 いつも穏やかな彼の、どこにこんな情熱が 隠れていたのだろうかと思うほど、 熱くて、激しくて、堪らない。 息ができなくて、頭がくらくらする。 求められるまま、舌を絡めて、なぞって、 吸って、口内を愛でて。] (D40) 2021/06/21(Mon) 15:32:18 |
【雲】 雨宮 健斗[ 自由が利く手を動かして、彼の髪から 耳、頬、首筋と、縋るように撫で下ろしていく。 数ミリの布でさえ焦ったくて邪魔で 脱がそうとするけれど、 片手だから上手くいくだろうか。 口内を弄る舌に嬲られて、 吐息混じりの声と、飲み込めない唾液を溢れさせながら 肩、背中、脇腹と熱っぽく触れて、 拒まれないなら、その下。 布地越しの熱に触れたくて手を伸ばす。 ] (D41) 2021/06/21(Mon) 15:35:58 |
【雲】 雨宮 健斗ばっ、─── [ ぎらついた欲を見せたかと思えば、 くすくす笑って聞いたこっちが 恥ずかしくなるようなことを言う。 何言ってんだ、と呻りながら、 完全に顔が赤に染まっていくのが止められない。 貧相な身体だと思われていたようなら おあいにくさま、とでも嗤ってやりたいところ だけれど、どうにも耳の端まで熱いので さあ格好がつくかどうか。 ] (D47) 2021/06/21(Mon) 22:54:24 |
【雲】 雨宮 健斗[ 昔からやることに追われるとどうしても 食事は疎かになるタチだし 痛みを抑える薬の量が増えれば食欲はなくなるし、 そもそも一人暮らしで料理はめんどくさい。 痩せたかと問われればきっとそうなのだ。 それでもどうにかちょっとでも身体を鍛えているのは 現実的にピアノを弾く体力は必要だから、 という理由ももちろんあるけれど。 隣に居る彼の、嫌味なほど整った、 むかつくそのスタイルに。 並べはしなくても見劣りしたくないという、 男のメンツとプライド。 ともあれそれを行っているのが 人気のジムではなくて病院のリハビリ室、 というのがいまいちしまらないところではある。] (D48) 2021/06/21(Mon) 22:55:58 |
【雲】 雨宮 健斗[ そこに居ることを確かめるように、 身体の線を伝い撫で下ろした己の手が、 ベルトのバックルに触れた。 カチャ、と鳴る金属音に震えるほどの興奮を覚える。 ぢゅ、と淫らな水音とともに離れた唇から 落ちてきた矢川の声は熱を含んでしっとりと湿って、 ぞくぞくするほどえろいなと思った。 ] ……ん、脱がしてぇ、けど、 片手だと、焦ったい、な─── [ かくいう己も、自分の声とは思えないような 甘えた声が出てしまう。 なんつー声、と自分で照れた顔を隠すために こくりと唾を飲み込んで動く彼の喉を、 噛み付くように唇で食んだ。 どうにかバックルを緩めることに成功したなら、 そっと触れた手の下。 増した質量が感じられて、に、と自然に 口角が上がってしまう。 ] (D49) 2021/06/21(Mon) 22:58:09 |
【雲】 雨宮 健斗煽って、ねぇ…… [ 思いがけず焦ったような声と、 ふー、と大きく吐き出す息。 優しい、声。 欲を抑えこもうとしているのがわかる。 ああ、この顔、好きだな、と思って。 な、と傾げた首に、ふいと顔を背けた。 ] 優しく、されんのは、 ……いろいろ、恥ずいんだよ、 察しろ……つかとりあえず電気…… (D50) 2021/06/21(Mon) 22:59:17 |
【雲】 雨宮 健斗[ のしかかることをしないで、空間を保ったままの 彼の気遣いが苦しいほど愛しい。 初心な乙女みたいなセリフを己が口にする日が まさかくるとは、と内心呻きながら 電気を消してくれるよう頼んだけれど、 聞いてもらえただろうか。 ……ダメな気はする、だって、 聴こえているはずなのに彼がすることといえば 首筋に唇をおとして、歯が立てたりするのだから。] ───ッ ンっ…… [ 今己がしたことを返されて、喉仏も舐められて、 下顎が震えた。 声が漏れる。 ] (D51) 2021/06/21(Mon) 23:00:41 |
【雲】 雨宮 健斗[ 長い指が、シャツのボタンにかかる。 覚悟は決めているし、信じてもいるけれど、 体には力が入ってしまう。 緩んだベルトの隙間に手を差し入れて、 下着の上から猛りに触れた。 擦り付けるように腰が動く。 その動きに合わせるように、根元から 柔らかく握り先端に向かって擦り上げれば、 矢川の吐息が漏れて耳に届く。 脳が痺れる。 もっと、と思うのに。 身体を起こした彼が、右手を絡め取ってしまう。 熱に浮かされた顔で不服そうに見上げれば、 じっと見つめ返されて。 ] (D52) 2021/06/21(Mon) 23:02:14 |
【雲】 雨宮 健斗……いい、けど。 マジで、萎えんなよ。 [ 強がる声が、やっぱりかすかに揺れた。 母親が、いそいそと洗濯して替えていった 白いシーツに、己の手が縫い止められて。 露になった、上半身。 あちこち残る傷は、格闘家じゃあるまいし 勲章などではなくただのコンプレックス。 多感な時期に卑屈さを会得するのに充分な。] (D53) 2021/06/21(Mon) 23:03:17 |
【雲】 雨宮 健斗[ 現実を携えてたしかに残る。 なんだかんだで人生に 不思議なアクセントをつける深く古い傷。 左腕の肘の上から、手首の近くまで ミミズのように走る手術痕、引き攣れる皮膚。 そこに、唇が落とされて、声が出る。] ……ッは、っ…… [ 視界がぼやけた。 じんわりと滲んでいた汗が滴になって 顳顬を流れて落ちる。 焦燥感で、背中が撓った。 ]* (D54) 2021/06/21(Mon) 23:06:02 |
【独】 雨宮 健斗/* 昨夜のななとさん、玄関で音がするってとても心配したんだけど大丈夫だったかな(ここで言う) てかその時、「村見てにやにやしてた」って仰ってて恥ずかしくて反応出来なかったんだけど 私はいつもお返事いただくたびに死ぬので なにこの人左苦手とか嘘確じゃん…ってなっていたなど (-30) 2021/06/22(Tue) 8:12:17 |
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