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【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ殆ど来ることもない廊下の終端。 意義を失った教室が、ただ物を置かれるためだけに存在している。 もちろん、中には入ったこともない。 落ち着かない君の動作。 よほど誰にも聞かれたくないのか………… 君の様子をじっと見ながら、言葉には頷く。 「…?施錠されてないんだ。」 「随分人気のない所まで来たね。」 埃っぽさにけほ、と軽く咳をして。 中に入れば、軽く部屋の中を見渡してから。 「それで、話って?」 神隠しが何か関係あるのかな?と、君をまた見た。 (-118) 2022/05/03(Tue) 21:55:33 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………」 中に入って、扉を閉める。 扉にじっと視線を預けた後、ゆっくり息を吐いて、吸って。 埃の香り少しだけ顔を顰めて、空気を吐いて。 「……………、大人に、」 震える声が、紡ぎ始める。 「班の人たちを、 誰にも見つからないように、 “神隠し”をするように」 扉は、ぴちりと閉めて。 「わたしたちは、言われてて……」 奥まったこの教室の前を、通る者も居ない。 ▼ (-121) 2022/05/03(Tue) 22:15:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「………次は、あなたなんだ。」 強張った少女の面持ちには、汗が滲んでいる。 瞳が泣きそうに、潤んでいる。 あなたの心配を利用した事と、 あなたを大人に差し出さないといけない事と。 罪悪感を募らせて。 だからと言って、ここであなたを差し出さなかったら 自分達がどんな目に遭うかを想像して、恐怖して。 無垢な少女の想い考える事は、 それでもういっぱいいっぱいだ。 「………もう少ししたら、大人たちが来る、から……。 ……ここで、しばらく、 大人しく、してて……欲しい……。」 (-122) 2022/05/03(Tue) 22:16:45 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ君の、告解を聞いて。 思うことはたくさんあった。 『なんで僕が』ももちろんだし。 『なんで君が』も、そう。 『神隠しは、大人達の仕業』だったんだと納得もしたし。 『わたしたちっていう事は、仲間がいるんだ』とも思った。 ただ静かなだけの時間が流れていく。 色んな事を思った。 色んな事を思ったけれど。 何よりまず最初に思ったことは。 ▼ (-125) 2022/05/03(Tue) 22:41:30 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ『あぁ、美味しそうだな』だった。 少年は、君に近づく。 君は少年を部屋に閉じ込めておかなければいけない。 君はそのために、扉の前から離れられない。 少年が君に近づく。 鷹色の目が真っすぐと君の顔を見て。 小脇に抱えていた本を、机の上に置いて。 少年が君に近づく。 数歩しかない距離をゆっくり詰めて。 君より高い視点から、君を見降ろして。 少年が君に近づく。 その手を、君の頭に伸ばす。 手が、君の汗ばんだ額に触れた。 ▼ (-126) 2022/05/03(Tue) 22:42:18 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ「後悔しないかい?」 怒りも絶望もなく、ただ静かに紡ぐ。 優しく、柔らかないつも通りの声色。 「友達を身代わりにする事。」 「君が夜布団で寝る間に、僕が大人に何をされるのか、嫌でも過ってしまう事。」 「後悔しないかい。」 君の様子を見ればわかる。 追い詰められて、逃げ場がなくて。 そうするしかなくて、自分の心を傷つけながら選んでる。 だからこんなに 美味しそうに なってしまう。「君を守ってあげようか。」 「大人からは守れないけど、大人の命令から。」 「今日一日だけ、君を守ってあげられるかも。」 耳元に口を近づけて、囁く。 君が少年をここに追い詰めたというのに、いつしか少年が君を壁際まで追い詰めているような構図。 すん、と鼻を鳴らす。 仄かに汗の匂い。 お腹が空いて仕方ない。 「………君が、ぼくのお願いを聞いてくれるなら。」 「守ってあげるよ。今日だけは。」 あぁ、もう無理だな。我慢できないや。 少年は、君の手を取るように、指を絡ませて。 耳に舌を這わせた。 耳孔に粘性の音が響く。 (-127) 2022/05/03(Tue) 22:44:22 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトそうだ、閉じ込めておかなきゃいけなくて。 大人が来て、大人の力で開けられるまで、 扉を押さえて居なきゃいけなくて。 あなたが出ようとするなら、 どうにか押さえとかないといけなくて。 丸くてくりくりとした菫色があなたを見上げて。 机とか先に引っ張ってきて押さえればよかったなとか そんなことも思い当たらなかったことに、今更気付いて。 少しずつ近付いてくるあなたが、 何を考えてるのか、分かんなくて。 触れられた手付きは、知らない意味ばかりを孕んでいた。 ▼ (-131) 2022/05/03(Tue) 23:11:20 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「……………、」 後悔なんてずっとしている、 後悔なんてずっとしていて。 それでもやらなきゃいけなくて 選ばなきゃいけなくて、 せめて役に立たないと、 他の二人にも迷惑が掛かっちゃうかも知れないから。 自分が連れていかれてしまうだろうから。 自分が怖い目を見るのと、誰かを怖い目に遭わせるの どっちのがマシなのか、想像がつかないけど こわいのはいやだった。 「ぇ………?」 だから、あなたが言う事は。 よく分からなくて、なんなのか分からなくて。 どうしてそんなことを言えるのか、分からなくて。 そんなこと許されていいのか、分からなくて。 そんなこと受け入れていいのか、分からなくて。 ────だから、 (-132) 2022/05/03(Tue) 23:14:16 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「ひゃっ……、?!」 絡んだ素手同士の指は、生温い温度を共有し 今までに無い位近い顔に、 耳を柔らかい何かが絡みつくようになぞる感覚に まず、まだ、理解が出来なくて。 何が起きてるか分からなくて、 困惑が込み上げて。 見開いた目で、ぱきりと歳を取る。 艶やかな女の肌に、厭な汗が滲んで、 あなたに捧げる雫が滲み出す。 (-133) 2022/05/03(Tue) 23:16:38 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ今日だけなら。 守れる算段があった。 ようは、連れてこれなくても仕方ない状況になればよい。 君が言いつけを守れなくても、仕方のない状態に。 大人が対処に手間をかけるような、状態に。 その算段があった。 今日だけだ。きっと何回もはできない。 「怖いでしょ。」 「何を選ぶのが正解か、分からないって顔してる。」 「でも、誰にも迷惑をかけないなら?」 「君の仲間も、君も。」 「今日だけ、安心して眠れるなら?」 「……大丈夫だよ。」 「クロノさん、辛いよね。今まで多くの人に黙って、そんなことして。」 「辛かったよね。たくさん、頑張ったね。」 変わらない優しい声色で、囁き続ける。 幼子が抱えるには酷すぎるくらいの秘密。重責。 少しでもそれが軽くなればいいと思った。 その気持ちは、純粋な善意だった。 ▼ (-138) 2022/05/03(Tue) 23:47:54 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ一方でその行動は、欲望だった。 舌が、小さな耳を這い回る。 ぬちゅ、とした音が脳に直接響く。 ぱきり、という音。 か細い悲鳴。 「……しー…………。」 濡れた音にまみれた、制止の言葉。 音を出すと、大人以外が来てしまうかもしれないよ、と。 君の口を、君の理性で塞がせる。 絡んだ手は、君に振り払う事を許さない。 元より、初等部の女の子に負けるほど非力でもない。 じわり、甘露のような雫を辿って、細い首筋に口を寄せる。 鎖骨から顎先まで。 汗を掬いあげるように、長いストロークで何度も舌を這わせる。 「……美味しい………。」 恍惚とした呟き。 上気した顔。 満たされていく感覚が、気持ち良い。 君の顔をちらりと見る。 涙が零れるなら、それも舐め取ってしまうし。 そうでなければその。 口に。 同じ部位で触れようとする。 (-140) 2022/05/03(Tue) 23:48:54 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「ッ……………」 耳を撫ぜる声が、熱く聞こえた。 ぞわぞわとする感覚に、 けれども逃げ出す事なんて叶わない。 閉じ込めようとしてたのはこっちだったはずなのに。 優しい言葉が、 甘く 流れ込んでいく。ほんとうに、大丈夫なの? だれにも、迷惑がかからないの? わたしも、ふたりも、 今日だけでも、安心して眠れるの? 甘い言葉に、頭の中がくるくる掻き回されて行く。 蜂蜜たっぷりのホットミルクみたいな ほっとした温かさじゃなくて、どこか、危ない温もり。 それでも欲しかった言葉が じわじわと沁み込んで行って、 その結果が瞳から零れ落ちる。 そしてあなたの舌が掬い取る。 ▼ (-150) 2022/05/04(Wed) 0:14:04 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトどうしてこんなことを、なんて 訊けるだけ頭が回らなくて。 ちょっと考えれば分かるはずなのに、 静止を示す音に、ばかみたいにただ従ってしまう。 こそばゆい、恥ずかしい、よくわからない。 それだけだった筈なのに、それがずっと続いてるうちに なんだか 熱 くて、頭の中がくらくらしてきて。あんまり続いただ、自分でもどうなっちゃうのか分からなくて。 怖くて、不安で、あるはずなのに どうしてか少女に戻らないまま、 艶やかな女の顔は、熱に火照るばかり。 「ぇ──、」 どうにか、静止に名前を呼ぼうとした口は、塞がれて。 耳を舐られてのとはまた違う趣で 粘液の音が、一層よく響く。 (-152) 2022/05/04(Wed) 0:19:28 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ傷つけてやろう、だとか。 誑かしてやろう、だとか。 利用してやろう、だとか。 そんな気持ちがあるわけじゃなく。 言葉そのものは本心だから。 猶更に甘ったるく脳に刻み込まれていく。 ただ一日、ほんの一晩の安息のために。 明日からの生活がより苦しくなるかもしれなくとも。 手を差し伸べる。 それは天使の施しでもあるし それは悪魔の契約でもあった。 禁断の果実に手を出せば、もう楽園にはいられない。 もっとも、最初から楽園などどこにもないのだが。 あくま 君が捧げる全ての供物を、天使は掬っていく。 ▼ (-155) 2022/05/04(Wed) 1:06:19 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノどこまでも優しく、丁寧に。 柔らかく温い舌が、這い回っていく。 それは男女が蜜月の時を過ごすときにするような。 愛を確かめ合う行為にも似ていて。 もちろん、君がそんなことを知っているはずもないけれど。 足を、君の脚の間に割り入れれば。 それだけでもう、君はどこにも逃げられなくなる。 身長差分、君の体が持ち上がる。 爪先立ちで、少年の太腿の上に跨っているような構図。 言葉ごと塞がれた唇は、そのまま、君の体を撫であげた舌が今度は、君の口内をもと。 上顎を、歯の裏側を這い回って。 小さく暖かな舌に絡みつき、その舌の裏側を舌先でなぞって。 唾液を自分の口内に運んで、熱い吐息を合わさった口の端から漏らす。 くぐもった水音。愛を確かめ合う行為。 少年は優しく、丁寧で、柔らかくその行為を行いはするけれど。 その目は、愛に塗れているとは言い難く。 どちらかといえば、これは、そう。 ────食事であった。 …ぷは、と口を一度離せば、銀糸が二人を淫らに繋ぐ。 「……服の下も、汗をかいてる?」 随分上気した顔で、問いかけた。 (-156) 2022/05/04(Wed) 1:08:22 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトもうとっくに、逃げられなんてしないのに。 乗り上げたその腿に、跨る己の下腹部に 熱を感じどもその理由を、熱を吐く手段を、 女の身体の少女は分からない。 「んんッ…………んぅ、」 口の中を自由に這い回る舌の動きに、 ぞくぞくと背筋が震え上がって、あなたにしがみつく。 されるがままの口内に、溜まった唾液はどちらのものか。 何も分からないまま、喰らわれて行く。 この行為が何なのか、何故こんな事をするのか、 こんな事をしてくれるのか、クロノには分からない。 けれどもそれを考えようとするのも、ばからしい。 熱くなった頭はもう、 自分に課された役目すらも、放棄した。 ▼ (-167) 2022/05/04(Wed) 2:06:07 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………、……なめ、たい、の?」 もう自分が何を言ってるのかも、よく分かっていない。 悪魔の手を取ってしまった事を知るのは、 きっと後で、自分が放棄したものの重さを知ってからだ。 酩酊したみたいな手付きで、上着をずり落としたら そこにあるのは無垢の白のタンクトップ。 ほんのり赤みを帯びた白い腕が、肩から脇から曝される。 当然、蜜は花の如く。 あなたの目前に晒される。 (-169) 2022/05/04(Wed) 2:10:59 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ腿に感じる熱すぎるくらいの熱を。 しかし少年もまた、慰めてあげる事はせず。 ぐつぐつと煮え立った欲望の鍋を、ただかき混ぜて。 焦げ付かないように、かと言って冷めないように。 舌だけで君の熱を掻き立てる。 鼻にかかる声、口の端から漏れる唾液にすらも気にかけることもなく。 どうしようもなく混ざりあった唾液のカクテルを飲み下し、あるいは飲ませて。 味なんてするはずもないのに酷く甘ったるく感じるそれに、また恍惚の表情を浮かべて。 「良い子だね。」 言葉はどこまでも甘く、君に絡みついて。 目の前に現れる御馳走に、ごくりと生唾を飲む。 飢えた獣のような目をしていた。 ▼ (-178) 2022/05/04(Wed) 6:49:12 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ顕になる肌、白色の肌着は、汗で張り付いて少し色を濃くしている。 君の手を口元に持って行って。 指の一つ一つを、丹念に口に含んでいく。 何もかもを舐めとるように、指の間を、爪の先を。 それから、手のひらに溜まった雫もこそぎ取って、 つー…………と手首へ、肘へ、二の腕へ。 だんだんと上へと辿っていく。 君の体を高ぶらせるようにじっくりと。 そうして、舌が脇のくぼみ、蜜の溜まり所へとたどり着く。 「……いい匂い……それに……」 「……とっても、美味しいよ…………」 ちゅう、と吸って、柔らかな肉に鼻先ごと埋まるように舌を這わせて。 喉を鳴らして、君を喰らって行く。 横目に君を見る顔は獣のようでもあり、給餌される雛のようでもあった。 ひとしきり堪能したら、手が。 君のタンクトップを、裾から捲りあげて。 そうして、顕になるであろう胸に。 もっとも汗をかきやすい胴体に。 ……一際目立つ、その胸の先端に。 口をつけた。 (-179) 2022/05/04(Wed) 6:57:01 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト飲み混んだ唾液の味なんて分からない。 くつくつ煮える熱はいつまでも冷めなくて、 身体中がずっと火照って、汗ばんで、 だのに熱は優しく加えられ続けていく。 果てぬよう、冷めぬよう、焦らされ続けて あなたに捧ぐ供物ばかりが垂れて行く。 「ぅ、」 もうとっくに思考は放棄していて、 自分の言葉すら自分の支配の上に無い。 勝手に口から漏れて行くのは、 反射が生み出す意味の無い母音の小さな音列だ。 あなたの行為を拒まず受容するそれは、 空腹の獣の前に放り出された肉でしか無い。 ▼ (-180) 2022/05/04(Wed) 7:53:15 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト先より敏感になった肌は、 獣のひとつひとつの動きで、びくびくと跳ねて 縋り付く様に、或いは求める様に、 空いた手はあなたにしがみつき、 けれども食まれる手指は大人しくあなたに捧いでいく。 ひとつひとつ丁寧に指を撫で回す舌の、 ひとつひとつの動きに逐一身体を揺らす。 「ふあ…………、」 今のクロノの身体は、成人した大人の女の身体。 けれども病気が歪に熟らせた身体は、 身体のあちこちに“弱いところ”を抱いている。 脇の下も当然そうで、そこまで辿り着いたあなたの顔 に 恐怖してるのか期待してるのか、分からないけれども、 ぞくぞくと首裏をなぞられる心地がしてしまう。 あなたの顔を覗く余裕なんて無いけれど、 入念に舐めしだく舌の動きが、雄弁に語っていて。 安堵するより、恐怖するより、 いっそう大きく揺れた身体から漏れる 声を押し殺すことが、大変だった。 ▼ (-181) 2022/05/04(Wed) 8:13:13 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナトそうしてひとしきり味わわれて。 捲り上げられるタンクトップに、 反応をすぐにする事は出来なかった。 長らく湯煎されたチョコレートのように惚けた頭が、 次はそっちなんだ、と、漠然と受け容れる。 身体が変容する病気とて、無いものを生み出す事は出来ない。 脂肪が多いわけでないクロノの身体が作り出す双丘は、 丘なんて呼ぶには粗末で、けれども包む事が出来なくも無い、 なだらかな膨らみがあった。 先端は、大人のものよりずっと鮮やかな色を呈している。 美味しそうな、果実のような色。 「 ひやッ、…… 」その果実がその舌に絡まれれば、 思わず上がった声に、何度目にかしがみついた手の力が抜ける。 口の中で弄ばれるだろうそれで、 何度も身体を揺らしながら、あなたに縋り付いて。 ───かつん、かつんと。 小さく。廊下を歩く大きな歩幅が聴こえてくる。 (-183) 2022/05/04(Wed) 8:31:47 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ どうあれば、より多くの食事が出来るのか。 どれほど追い詰めれば、最も多くの蜜がでるのか。 どうすれば、冷めないのか。 どうしなければ、果てないのか。 知っている、全て。 体の熱が限界を迎えるその直前が、最も多くの供物を得られることも。 その状態以上にも以下にもしないやり方も。 本能的に、ではなく、 経験によって知っている。 熟知できるほどの回数、食事をしている。 だから、無垢な君を煮込むくらいは、造作もないことで。 ▼ (-196) 2022/05/04(Wed) 13:18:05 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ君の反応を目の前で見て。 君の嬌声を耳元で聞いて。 どこまでも淫靡な香りを鼻腔に揺蕩わせて。 でも、少年はそれに"雄としての反応"は示さない。 少年の熱は、ただ久方ぶりに満足いくまで食事ができる事への、喜びによるものでしかない。 だって、そうでしょう。 家畜に欲情する人なんて普通いないでしょう? 弱い場所を見つければ。 そこをなぞりあげた時に示した、僅かな体の強張りに口角を上げて。 執拗に、そこを責め立てた。 弱点を責められる恐怖。 薄い皮膚越しになぞられる数多の神経。 それから得る、形容しがたい感覚。 それらが、雫を溢れさせるために適したものであることを知ってるから。 そう、だから。 胸の、その幼子特有の桜にも似た頂も。 責め立てれば同じようになることを知っていたから。 やはり、執拗に、飴玉を転がすように、弾くように、撫でるように、ぬるりとした感触で弄ぶ。 小さな胸に、顔を埋めて。 僅かな柔らかさを堪能して。 手が、今度はもっと"下"を味わおうと。 君の膝から、内側をどんどん登って。 ゆっくり、ゆっくり、その、登った先にある泉まで。 ゆっくり、なぞって、なぞって、ついに。 ついに、触れようと ▼ (-198) 2022/05/04(Wed) 13:31:23 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ……した、ところで。 「……もう時間が無いかな。」 名残惜しそうに呟きながら、しかしなんの後引かれもなく、 すっと体を離した。 触れていたところに外気が当たり、やけに冷たく感じる。 「服、整えられる?大丈夫かな?」 まるで今まで何もしていなかったかのように、 純真な少年の顔をうかべた悪魔は、君にそう問いかけて。 かつかつと聞こえる小さな足跡が、もうあまり猶予がないことを告げる。 上着を拾い上げて、君に渡して。 「僕が合図をしたら、一緒に飛び出して、大人達にこういうんだ。」 「火事だ!って」 そう言うと少年は、懐から小箱をひとつ、取り出す。 図書室のロウソクを付けるための、マッチ箱。 そこから火種をひとつ取り出せば。 がらり、扉と向かいにある窓を開けて……そこは、今は資材置き場のようになってる場所。 そこにぽい、と赤く灯ったマッチを落とす。 立ち上る煙。火は大きくはならないだろう。 でも、ボヤくらいにはなる。 そしてそれは、子供が慌てふためき、大人が原因究明のために時間を潰すには十分な出来事。 ───今日の夜は、安全だ。悪魔の灯火によって。 「……うん、いい感じに燃えてる。」 「行けそうかい?大人の前に行くのが怖いなら、手を繋いでいてあげよう。」 「頑張ろうか、今日のおやすみのために。」 優しい、柔らかな微笑みを君に向けて。 そうしたら。 がら!と扉を開けて、計画通りにことを進めるのだろう。 (-199) 2022/05/04(Wed) 13:41:57 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト供物として、食物として、餌として 一方的に摂食されるだけの少女は どこまでもあなたの手のひらの上。 まるで子どもの喜ぶ玩具のように、 殺し切れない声が、あなたの舌の動きに合わせて鳴らされる。 その身は上から下から、どこまでも、あなたの思い通りに。 あなたの狙い通りに。雫は溢れて溢れて行き、 あなたの味覚を満たして、充たして行く。 焦らす様に迫り来る手の動きに、 知らないことを知る恐怖のような期待のような、 そんな想いに、熱い息を吐いて──── ▼ (-211) 2022/05/04(Wed) 19:18:33 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト突如。 「…………ぅ、……え?」 あなたの動きが止まって離れて、 そのままずり落ちるように床に座り込む。 熱を帯びていた身体が、あなたとの 空いた分の空気と床とに、ゆっくりと冷やされる。 ぽかんとあなたを見上げながら言葉を聞く。 暫く呆けたまま居たけれど、近付いてくる足音に、 「──あ、」 はっと我に返って“そもそもの目的”をようやく思い出す。 思い出して、ぱきぱきという不快な音で 女の姿が少女へと戻る。 ▼ (-213) 2022/05/04(Wed) 19:20:14 |
【秘】 童心 クロノ → 司書 エルナト「…………ぅ、うん……大丈夫……」 熱の余韻に溜息をつく暇もなく。 上着を羽織って、立ち上がる。 まだ頭がフワフワして、話の半分も 状況の半分も分かっていない気がしてしまうけれど。 「…………」 柔らかい笑顔を見て。 先の変貌を思い出して。 顔が赤くなりそうなのを、首を振って。 その手を握って、ふらふら立ち上がる。 そして、 ───その後はあなたの思惑通り。 子どもを連れていこうとした大人は、 ふたりの子どもの声に慌てて現場を見に行った。 間もなく火は消し止められたものの、 原因を探るのに大人たちは手を割く事になり、 火事の噂で子ども達は、一部統率を失って。 予定していた子どもが大人の元に連れられなくても、 仕方の無いと片付けられた……のかも知れない。 少なくとも、今日この日は。 何に怯えることも無く、眠る事が出来る。 (-216) 2022/05/04(Wed) 19:38:53 |
【秘】 司書 エルナト → 童心 クロノ全てが上手くいって。 君を部屋まで送り届けた、その、去り際。 「───また食べさせてくれる?」 最後に、それだけ問いかけて。 それから、良い夜を、と手を振って。 今日を終えたことだろう。 (-224) 2022/05/04(Wed) 20:06:45 |
クロノは、照れる様に頬を赤らめて、頷いた。 (a34) 2022/05/04(Wed) 20:11:50 |
【秘】 童心 クロノ → 高等部 ラピス/*大変お待たせしました〜〜! 「そっ……か、」 綴られた文字を見て、あなたの表情を見て。 おそらくほんとうに、なんとも思ってないのだろう。 病院を恐れなくて済むのなら、 それに越したことはないのかも知れない。 「…………ううん、でも……」 「……こわいと思ってくれないことが、 ちょっとこわいかも……って、思うかも」 ……怖くないからそのままでもいいと、 もし石の範囲が広がったとしても、 後回しにしてしまいそうで。 (-227) 2022/05/04(Wed) 20:19:38 |
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