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【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「下手人が誰だかわからないんだって?」 表で振る舞っているふうよりも、ずっと落ち着いた声で男は言う。 昼を少し過ぎた辺り、男は貴方のもとを尋ねて取引を持ちかけていた。 もともと予定を取り付けていたのかもしれないし、勝手に訪ねたのかもしれない。 後者であれば、貴方にとってはずいぶんと迷惑な話だろう。 どちらにせよ、失礼しましたなんて回れ右するような素直な人間じゃなさそうだ。 「探ってきてやろうか、オレが。 アタリを見つけられるかは運次第ってとこだ。 ……なんて。堅物のアンタが応じる話じゃあないな」 内容はいつもと変わらない。弾薬を少しに、植物活力剤や生石灰。 見るものが見ればわざわざ相手に頼む必要もない、と感じるようなものばかりとはいえ、 相手方のボスが落ちたあとだというのに、豪胆なことだ。 話に上がるのは件の噂の渦中の話。 一体誰がやったのか。外に漏れることは当然無いだろうし、 内部ではどう処理されていてどこまでわかっているか……なんてのは男は知らない、筈だ。 つらつらと語る言葉をハッタリと見て無視するかどうかも含め、きっとそれは貴方の自由なのだろう。 (-12) 2022/08/08(Mon) 21:47:08 |
【秘】 花で語るは ソニー → 情報屋 ロッシ――誰が"彼"を殺したのか、男は知りたがっていた。 己の仲間達の犯行であるならば、その迂闊を責めど文句はない。 否、少しばかりの歯がゆさを何か、どこかに感じることはあったとしても。 それが今己が籍を置くファミリーの利益となるのであれば、構うことはなかった。 されど彼らの内部の犯行であったならば。 未だその下手人の正体を掴めていない男は、どこかに未練を感じていた。 あの男を追い詰めて、己の罪を認めさせて、屠るのは己のやるべきことだったのに。 行き場のない仇を、あの男に至る線を誰が足で消したのだろう。 ならばその仇の行き先のツケを払うのは、その誰かなのじゃないか? 男は知りたがっている、この機に乗じる人間が誰か。 そいつの身を以て知らしめ、聞き出さなければいけないことがある。 /* ごきげんよう〜〜〜強い筋肉の描き方です! ソニーの役職は『樹木子』になります。 こっから先は関係ないけど情報屋に渡しておく話。 ソニーは暗部の仕事をする人間であるため、ファミリー内でも影は薄いようです。 抗争でも夜に動いたり、見せしめには参加せず、地味な掃除をしていく形でしょう。 そんな彼はボスに何らかの恨みを持っているようで、長らくそれを追いかけていた模様。 今ではその恨みの行き場を失って、途方に暮れているようです。 そうした行き場のなさを、この抗争に乗じて動く人間へと向けることになるでしょう。 なるべく多く血祭りにあげられるよう、頑張ります。 (-16) 2022/08/08(Mon) 21:55:09 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「オレも一本いいかい、バンビーノ」 くゆる紫煙をふっと目で追って、懐に手を入れる。 1カートンに5本ほどしか入っていない、コーン型のフレンドシップシガー。 了解も得ずに火を着けたなら、カプチーノのような甘い香りが後を追った。 嗅ぎ慣れた煙草の葉の煙感を好むなら、強着香の甘さは厭味にさえ感じられるかもしれない。 「まあ聞けよ。別に返事だってしなくていいさ。 アンタはオレの独り言を聞いているだけ、そうだろう。 ……オレも"彼"にはちょっとした用事があったのさ。けれど今じゃこう。 どうしてこうなったのか、知りもせずに軽率に乗っかりたいわけじゃない……」 はっきりとは口にしないが、口ぶりから聡く悟ったならば。 此度のことを、男は詳しく聞かされていない――ようにも、見えるだろう。 真実は誰でもない誰かの手の中。どれくらい疑うかなんてのは、賢さばかりに由来しない。 己の立ち位置、そうあるべきと前提にして行動すべきは、単純な推理だけでは決められないものだ。 「仲間を売るなんてのはオレもまっぴらだ。 でも自らの仲間を出し抜いてさえ手柄に走ったやつがいたのだとしたら、 そいつは先に裏切った、仲間じゃない。そうは思わないか?」 言外に、間接的に。持って回ったような言い方をするのは、性分のためだけじゃない。 二人だけが聞いている会話ではないから、こうして想像させるのだろう。 自分からもちかけた話の結論を言わないのは、ひょっとすると怒りを買うかもしれないけども。 (-43) 2022/08/08(Mon) 23:04:17 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアートどう思う、と。囁いたのはバカラ台を挟んでか、それとも宛てがわれた部屋の中でか。 花屋としての表情よりかは落ち着いた声で、"従業員"へと話しかけた。 人目のあるところであれば男は花屋らしく軽薄に、 人目のないところであれば男は裏の人間らしく凪のように。 ざわめく喧騒も、いずれにせよカードの前では話の種に過ぎない。 「どんなふうにイッたのかだって、聞こえてこないんだぜ」 あくまで世間話めいて、噂の"彼"の話を進める。 死の与えた影響力と、その余波は凄まじく大きいのに。 それが報じられて人の口に上る頃には、これほどまでにあやふやなのだ。 (-49) 2022/08/08(Mon) 23:31:38 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* ご回答いただきありがとうございました。 土壇場でワッと秘話を浴びせかけたにも関わらずお付き合いいただきありがとうございます。 いただいたお答えを加味して、ゲーム中は接させていただこうかと思います。 ひとまず一日目も始まりましたので、のちの質問はおいおいやっていこうかと。 そちらからも何かご質問等あればいつでもお申し付けください。 お互いいつ死ぬかもわからない状態ですが、よろしくお願いしますね、先生。 (-54) 2022/08/08(Mon) 23:46:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ……孤児院の敷地内に、配達車が泊まったのはその日の夕方頃だった。 学校に通うのを許されている子達は帰ってきて、もと居る子達も遊び疲れてくる頃。 花を満載したミニバンが入ってきて、祭りに合わせた色の花を搬入する。 運び込んだ花をあっち、こっちと指示を受けて置いたりして。 もっと複雑にカットして整えるようなものなんかは、また後日人手だけくるのだろう。 作業もそこそこにバンの中に上半身を突っ込む。 それだけで察した目ざとい子供なんかは、我先にと車に群がり始めた。 手には屋台から持ってきたのだろう、両手いっぱいになるくらいの包み。 外の陽気を、ここまで運び込んできたのだろう。 「ほら、パネッレ・エ・クロッケだぞ。ちょい冷めちったけど。 小遣いないやつにもちゃんと分けてやれよな! 一個ずつ食えよ〜」 揚げ物をくるんだ小さな屋台料理を、ちょうど居合わせた子どもたちに配り始める。 そういう特別扱いは良くない側面もあるのだろうけど、みな悪いことをしてる顔をして。 ほんのちょっとの楽しみを、それぞれに享受し始める。 貴方と鉢合わせたのはそういう慣れたような戯れをしている最中か、 それともそれを終えてたまたま街路の向こうに姿が見えたのを呼び止めたか、 はたまたまだ建物の中にいたのだか。 「先生も、食う? おいしいよ」 とにかく男は仕事のほうもそこそこに、貴方の顔を見にやってくるだろう。 片手に、塩気を感じるおやつを持って。 (-59) 2022/08/09(Tue) 0:16:39 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアートであれば男の表情もいつもよりは比較的のっぺりと、もしくは真剣に。 話している内容について、頭を巡らせながら回答しているのだろう。 カードを扱う手管もそこそこに、別に疎かにしているわけでもないけれど。 「手前らでヤッたんだったら、さっさと状況は明かすはずだ。 こうやってヘタに勘ぐられる時間を引き伸ばすよりも、 カバーストーリーを早い内に展開して火消しをしたほうがいいんだから」 手元のカードを見て、開く。(8)1d13に(9)1d13。 楽しんでいないわけではないけど、考える内容が血腥いせいか少し手付きは落ち着いている。 どこか錯綜したままなのだろう街の様子を思いながら、カードの数字を合計して。 「そうしないってことはウチの誰かが早とちりしたか。 ……前兆もなければ話も回ってこなかった。"ベベ"が命じたとは思えないんだよな。 どっちにしたって不自然な動きばっかりだ」 → (-67) 2022/08/09(Tue) 0:50:50 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート「コリャだめだ」 開いたカードをぱらっと投げ出した。合計して9に近づけるどころではない。 相手の手札も一応見るけど、どうしたって勝ち目のないコトだ。 「とにかく、早いとこヤッたやつを捕まえないと、 意図も命じた人間が誰なのかも、互いにわからないまんまだ…… ……これってオレが脱ぐの?」 (-68) 2022/08/09(Tue) 0:53:09 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド年齢もひとつ下の童顔に、南部らしい小柄な体躯。 着ている服がいわゆる洒落たそれではないのも相まって、 男の印象というのは余計に幼く、ハイティーンめいて見えもするかもしれない。 「オレのトモダチなんてアンタくらいさ」 どこまで本心だか、それもあくまで自身が単独行動であることを表す示唆なのか。 なんにせよ相手の重んじるオメルタからは些か片足はみ出してそうな態度の男は、 本来もっとちゃんとした来客が腰を据えるのだろうソファに体を預けて仰ぎ見る。 対してこっちは大衆に出回っているフレーバーシガリロなのだから、 そういうところにさえギャングとしての格の違いが見えてしまいそうなものだ。 「余計な騒ぎを起こしたかったのか、何か狙いがあるのか…… そっちの仕業なら今頃もっと手早く火消しが走ってるはずだ。 アンタも言う通り下手人は不明なまま。 ……こっちで見つけたらそのままネズミは消されるだけ。 アンタも自分の身内のために、手柄を立てたいだろ?」 つまるところ、情報を回すからその分動きの補佐や道具なんかを融通しろという話なのだろう。 もちろんあなたがそれに伸るか反るかは自由な話。 脅す材料も何もなく、呑まなければいけないものなんてのはない話。 ソファの背に首を預け、傾ぐようにころりと相手のほうを見る。 敵陣だっていうのに、なんとも呑気な態度を取って見せる男だ。 (-70) 2022/08/09(Tue) 1:05:32 |
【秘】 花で語るは ソニー → 冷たい炸薬 ストレガ/* こんばんは〜〜〜〜〜強い筋肉の描き方です! お返事いただけて嬉しいです、見落としはお気になさらず! 了解しました。味方であればいざしらず、 あくまで敵対組織の人間ですから、そちらのヤサは知らないほうが無難でしょう。 いずれは嗅ぎ回ることになるかもしれませんが、今は踏み込めないということで。 裏社会の匂いに感づいたのかはたまた純粋に腕を買ってか、 少なくとも表向きの態度としては後者のつもりで接してくることでしょう。 時計や仕事に使う小さな細工から、はたまたもっと大きな道具を頼むことも。 修理や部品の相談を持ちかけるのは、表稼業に関わるものばかりですね。 そっぽ向かれてもまたしばらくしたら仕事を持ちかけてくるので、 懲りないな〜と思ったり怪しんだりは好きにしてください。 それでも、ソニー・アモリーノという人物が裏に属しているの情報は薄いようです。 むしろノッテの息の掛かった孤児院の出身であるなど、 疑惑をあやふやに霧散させてしまうような情報のほうが多いかも。 ゲーム中どれくらい接する機会を得られるかはわからない(すぐに死ぬかもしれないので)ですが、 どうぞよろしくお願いいたします! (-71) 2022/08/09(Tue) 1:12:40 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート「ずり……」 こちらは8と9を合わせて下一桁は7、そちらはQ(0)に9。 疑うというわけじゃない、そもディーラーの仕事は店の利益を出すことだ。 客は常に不利な勝負を挑んでいるのを理解して盤面を見る必要がある。 それにしたって。唇を尖らせ不服そうな目が見上げる。 「ブラックマフィアがあちこちに出張ってるって言うし、ありえなくはないな。 けど面子を掛けた事態を収集するには、結局近場から解決することにはなる」 事実関係はどうあれ、まずはソルジャーやアソシエーテを納得させる必要がある。 だからこそこうして今、抗争の火が上がっているのだろう。 真面目な話をしつつ、ジャケットから肩を抜いて肘まで落とす。 固めの生地を引っ張るようにして袖を抜くと、誰も座っていない椅子にくしゃりを掛けた。 若いわりには使い込んでやけに節張った指が、皺にならないように布地を均す。 小柄な割にはずいぶん引き締まった体が、黒いシャツの下から輪郭を浮かび上がらせる。 「いい迷惑だ、こんなことになって。 どっちにしたって仕掛けたやつは混乱を起こすのが目的なんだろう。 内側からでも外側からでも、脇腹を突かれる結果にならなきゃいい」 手元の二枚を返し、ぱら、ぱらと次のゲームの札に目を移す。 (11)1d13と(6)1d13。いい勝負ができるかどうか。 (-96) 2022/08/09(Tue) 7:20:04 |
ソニーは、先と変わらない点数をぶすくれた顔で見ている。悪い手ではないけどさ。 (a5) 2022/08/09(Tue) 7:21:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルドどうかな、なんてごまかすような一言で流してしまう。 花屋としての顔に比べれば、ここで見せている顔のずいぶん飄々としていること。 配達車から下りてくるせわしない青年の姿と、こうして相手取る青年の姿を同じと見るものは少ない。 そういった意味であれば、確かに内面を曝け出してるなんて言えなくもない。 表の顔と裏の顔、どちらが素顔なのかは不明だけれど。 「ボスの仇討ちが、出しゃばった手柄?」 互いに敵同士、言葉は選ぶもの。 己の考えを整理して出力しただろう説明を、わざわざ揚げ足を取るように拾って笑う。 ク、と喉の奥に押し留めたような吐息は怒りを買おうとしてるよう思えなくもない。 それが単純に激情が鈍らせるものを知っているからか、軽口なのか。 どちらにせよ続く言葉は返答に飲まれた。 コーン型のシガリロを灰皿に立てかけて、少し丸めた背の先にくっついた顔が、 ぱっと一瞬。顔つきに相応の、稚気の絡むような笑顔を向けて、また戻る。 「ありがとう、リカルド。 数の増えてアシのつきそうなやつは勝手に引いておいてよ。 商品が足りないからって、ぶうぶう言ったりはしない」 紙面に書き足されたものは、堅苦しい正式名称で書いてあれど、 要するに自白剤と安価なセックスドラッグ、それにありふれた自動式拳銃だ。 どんな手を使って探り出すつもりなのかはそれだけでピンと来そうなもの。 武力に相当するものを相手に頼むのは、これが初めて。 (-97) 2022/08/09(Tue) 7:32:51 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「大丈夫だよ先生、しょっぱいものの後は甘いもの食べたくなるものだし。 ねえ、今日は様子を見にきただけ? やっぱり、いそがしい?」 寂しがるように子供みたいな声をあげて、慣れ親しんだ人の顔を見遣る。童顔のせいか背丈のせいか、実際の年齢よりもずっと顔つきは幼気が濃い。 すぐそばにひょいと寄ってきた頭に視線を寄せて、しばらく固まって。やけに長いこと、少しだらしのない頭を見ていた気がする。 我に帰ったように半身返して、揚げ物の匂いにつられて列を作っていた子供たちにパネッレは寄越されてしまった。 そうして微笑ましい会話の中であるのに、短い言葉のアクセントは明らかに昨今の騒動を指していた。 相手がどんな立場の人かを知っている。己がどう振舞うべきかも知っている。 であるからにこそ、未だ下手人や遣り口の明るみにされていない殺人事件についての動きは前置きをしておかなくてはならないわけで。 「オレはちゃんとやってるよ! どこもかしこも花が足りないってんで忙しいんだい。 祭りでも人手は足りないってんで駆り出されるし、ああでも! 先生が言うならいつでも体は空けられるから」 立場の違う、今や属するところさえ違えた人間同士。貴方が従える群勢のように遣われることなんてのはありもしない。 それでも会えばこうして言葉を交わしてくれることを、なんとも嬉しそうにコロコロと表情を変える。 花屋のソニーとしての顔ともまた違う、無意味に背伸びしたような子供みたいな顔だ。 (-99) 2022/08/09(Tue) 8:17:56 |
【人】 花で語るは ソニー>>20 ヴィオレッタ ごく度数の低いオレンジ色のカクテルは、それこそ水分補給みたいに減っていく。まだ仕事も残っているうちだ。しっかり腰は落ち着けない。 仕事に集中すると言うならそもそも飲むべきじゃないのでは……なんてのは、祭りの最中なんだから気にしちゃいけない、そうだろう。 初めは気づいていなかったのかちらりと視線を向けるだけ、あるいはそのように見えるだけ。 それがぱっと驚いたように半身向けて席を詰めて、軽い調子で声を掛ける。 「びっくりした! ディーラーのお姉さんでしょ、ああプライベートだから大きな声で言わない方がいい、席空いてる? 今日は仕事の前、後、プライベート? 見違えるなあ、いつもカッコいいけどその格好も素敵。 アネモネの枝みたいにどんな色を乗せたって似合うんだね、オレはね、ふふ、仕事中」 鷹揚な言葉がつらつらと口をついて出る、まるで一人で漫談でもしてるかのようだ。それも少しいけば相手の言葉を待ちもできる。 表の顔、花屋のソニーはいつもこうして軽妙で軽薄で、明るくて調子の良い人間といった振る舞いをする。 賭場へ赴くときの設定だって、なけなしのお金でギャンブルをするのが好きなカジュアルなばくち打ちといったところ。 振る舞いにせよ言葉にせよ、大した人物ではなさそう、そう見える。 「祭りって賭場にも関係あるのかな。最近はお仕事忙しいの?」 (21) 2022/08/09(Tue) 8:31:54 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 知ってておかしくない話なので、ご参考までに…… (-141) 2022/08/09(Tue) 18:21:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → 家族愛 サルヴァトーレ/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 知ってておかしくない話なので、ご参考までに…… (-142) 2022/08/09(Tue) 18:21:32 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* 現状とは無関係ですが、プロローグで追加されたので業務連絡以下コピペです。 ソニーは腰の右辺り、下着で隠れる位置にアーモンドの花のタトゥーがあるようです。 花言葉は『希望』です。 どういう経緯で知る事になったかはお任せいたします。こちらで考えてもいいですがよければご随意に…… (-143) 2022/08/09(Tue) 18:22:38 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート互いの面子を掛けて。既にじんわりと水面下には動きがあることだろう。 祭りの喧騒に紛れてきっと互いに、剣呑な気配を感じている。 「明確な指針も出せないまま終わるなら…… このまま燻り続けた火は、間接的にも多大な被害を及ぼすことになるだろうな。 互いに商いを滞らせるようなら、余計にこの場所は手を出しづらくなる。 三日月島に手を掛けるなら今がチャンスなのは、違いない」 今、何を基として動くべきか。アンダーボスからの指示があったなら重畳。 可能ならボスやアンダーボスクラスが話をつければお互い納得するか。 ……きっとそうではないから、こうして三日月島に火がつきはじめているのだ。 さて、真面目な話をしている間に手元が互いにぱらりと開いた。 男がひと稼ぎにきている客だったなら、絵図に描いたような適切な札だ。 思わずといったふうい片眉を挙げて、色目を使うように笑う。 先の通り、ディーラーの仕事が客を喜ばせ、その隙に出し抜くことだというのは知っている。 結局のところ男は客として来ているのは確かだし、家族とはいえ遊びの相手をしてもらっている。 見咎めたにしろそうでなくとも違和感を感じただけにしろ、どっちにしても。 ここであげつらうことに何の意味があるだろう。乗せられたなら、気持ちよく乗っておくのがいい。 「アンタは全く客を喜ばせるのがうまいね。 いいの? そっちはそのままで」 とんとん、と自分の首元を指の腹で叩いて、タイを外す真似をする。 どうせ遊興であるのなら、上っ面だけでも楽しむのが筋だ。 そしてそれが自身も好むことであるなら上等、真正面から杯は干したほうがいい。 手元のカードはバンカーの手元に送って、次が並ぶのを待つ。 パラ、パラと。顔を見せたのは(13)1d13と(1)1d13だ。 「ちょうどいい、次で勝負を賭けようぜ。勝ったほうが好きにしていいてことでさ」 (-190) 2022/08/10(Wed) 4:16:04 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「立場がある身なのに、ふらふら歩いたりなんかするから……心配だよ。 禁酒法時代のスターだって、店の仕事に勤しんでるところで危ない目に合ったんだぜ。 オレだったらアンタを一人になんてしておかない」 どこに耳があるかもわからないから、口にする言葉は慎重に選ぶ。 相手の遠回りした言い方が何を指しているのかはきちんと理解した上で、だ。 裏社会に潜れば、彼が幹部である身を知るものはその功績に相応しいほどに居る。 只々の木っ端である男とは、違う。わかっている、だのに。 風は思う方向に吹いていかなかったのか、聞きとがめたように眉間に皺を寄せる。 よく動く表情は心中をよくよく反映してしまうらしい。 「ええ! そんなに忙しいの? オレ寂しいよ、先生に会えないの……どうしてもどこかで会えない? 別に直接顔を合わせなくったって、電話してくれるだけでもいいよ。 今だってずいぶん我慢してるんだ、オレ」 よく懐いた子犬というには、些か過剰に甘えすぎて思えるくらい。 一歩詰め寄って、上背の足りない頭が見上げてくうくうと鳴く。 近づけば襟首からはヴァニラのように甘いカプチーノの匂いが立ち上がった。 いつも吸っている、トスカーノ・スタイルのシガリロに着香された匂いだ。 仕様のないワガママは言うけれど、与えられた飴にはすぐに飛びついて。 「本当? じゃあ配達もすぐ切り上げちゃうね。 ねえ、オレはどれくらい先生の時間をもらえるの?」 (-191) 2022/08/10(Wed) 4:30:30 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ/* タトゥーを入れたのは5年前、孤児院を出て市井に混じった後のことのようです。 その頃にはまだファミリーに属した様子もなく、出身からノッテ寄りの恩恵を得ていました。 ソニーはヴェネリオさんに対しては見ての通りのような感じですので、 自分で稼ぎを得られるようになってきた頃に一丁前になった証として入れて、 喜び勇んではしゃいで、色の入った頃にわざわざ見せに来たんじゃないでしょうか。 ギリギリまで下着を下げても見えはするので、そんな感じにして、おそらく。 (-192) 2022/08/10(Wed) 4:34:32 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド仰ぎ見る言葉を聞いて、フ、と笑った声に混じるのは何も嘲弄ではない。 ジェイドの虹彩にチカと光ったのは、ずっと剣呑な色の感情だ。 それだって目につくのは星の瞬きほどに一瞬のことだが、相手ほどの人物なら見咎められよう。 「オレもアンタが飽きずに会ってくれて嬉しいよ、リック。 誰でもいいワケじゃない、聡く判断してくれるからさ、わかるだろ? アンタが思ってるよりもずうっと、オレはアンタじゃなきゃダメなのさ」 命までの距離を測られているのを知ってか知らずか。つねに値踏みされる側とは感じているだろう。 血の掟から一分もはみ出すことのなく振る舞う相手には常に目があり、手先がある。 目の前にある彼が余計な動きをしなくとも、合図すれば代わりがすぐに牙を剥く。 それを理解している上で男はこうして振る舞うのだから、たしかに始末に負えないかもしれない。 「たまにはオレも浮気をするんだぜ。 なんて。予想もつかない手品は、身につけておくに限る」 軽口は叩きつつ。理由があっての仕込みなのは明らかだ。誰にとって予想もつかないものかも。 先よりの話からして、男が相手取ろうとしているのは敵ばかりではない。 身内の想定外のものをこうして手にする必要があったわけだ。 取引を終えたなら、灰皿で燻るシガリロもそのままにソファから立ち上がる。 相手の手腕を信用しているからにこそ、余計に長居はしたりしない。 テーブルから離れる頃に、一度くるりと振り返って声を掛ける。 「見送りはしてくれないのかい、gattina」 (-195) 2022/08/10(Wed) 5:14:09 |
【人】 花で語るは ソニー>>23 ヴィオレッタ カウンターに肘を掛けて食い気味に話しかける様子は軽薄そのもの。 酒も入ってちょっとばかり陽気に拍車を掛けて、馴れ馴れしくっておしゃべりな印象。 "花屋のソニー"に相応しいふるまいは、それだ。 社交辞令めいてきこえるような声が返るならちょっとだけやにさがって背筋を伸ばしもする。 「寝物語がオレでいいのなら、いくらでもご一緒するよ。 水辺の白鳥みたいに、羽繕いでもしようか?」 相手の言葉にはぱっと口を大きく開けて、とびきりの笑顔で快諾する。 それなりに中身の減って扱いもほんのり粗雑なグラスが、鷲掴みにした手の中で揺れる。 軽口は何も全て本気じゃないわけではないのだが、それはそれ。 「そうだね、ここ最近の中じゃ一番盛況だ。大イベントだからね。 どこもかしこも引っ張りだこでさ……配達車の中は花でいっぱい! もう一台くらい増やしてもいいんじゃないかって話してるよ。従業員増えないのに」 内容は花屋としての仕事の内容にも聞こえる、そういう被り物だ。 既に噂にもならないほどの小競り合いで、火種はちらつきはじめているのだろう。 花は武器、増えないのは諍いのあるほどに減っていく構成員。 実際の表稼業の状態と照らし合わせても不審な点があるわけではないのだから、 互いの本質を知るものでなけりゃ、耳にしたところで訝しみもしないのじゃないだろうか。 「けれどもこんな小さな島の祭りに、外から来る人もいるんだね。 どんな人が来るんだろう?」 (52) 2022/08/10(Wed) 5:34:14 |
【神】 花で語るは ソニー【アルバアジト】 いつしか音もなく扉の傍に男が一人控える。立場上あまり顔を出すことのない人間だ。 そういう人間であっても顔を見せなければいけないような状況であることの証左だ。 でなければ、己が下手人だと疑われかねないというのも無い訳では無いが。 既に集まっている多くの人間と同じく、男もやはり相対するファミリーのトップが落ちたとて、 やたらに喜ばしく捉えてはいなかった。むしろ、表情は険しい。 集まりの中にいつ紛れたのかは不明だが、視線を感じれば軽く手で挨拶するくらいはした。 「話が通っているのならもっと早くにカバーストーリーを敷いてもいいだろうに、 未だにどちらも浮足立って整えられないでいる。シニョーレ・エルネストからも話は下りてきていない。 もしもこれが両名の内で計画された頭落としであるんだったら、 巣ごと枝を切られた雛鳥みたいに喚き立てなくたっていいはずだ。 どこのヤツが下手人にしたって内部に後ろ盾のない人間であるのは違いない、そうだろ?」 あくまで一意見として。されどまったく的外れということではないだろう。 互いの腹の内、どちらに爆弾が仕込まれているのかはわからない。 だが相手の中で元より反目的な勢力があって計画されたものであるなら、 既に尤もらしくこちらを敵として糾弾する動きがあったとておかしくない。 同時にこちらの中での計画ならやはり自分たちの耳に入っていないのは妙な話だ。 もしもこの機会を狙って仕掛けるならば、ボス以下有力者を落とす手立ては組まれているはずだ。 ギャングスターの死から数日。互いに銃口の向け先にさえ迷いがあるのは、 偶発的に生じたチャンスを狙ったのか、或いは混乱を起こすことそのものが、目的であるかだ。 「見慣れない人間が出歩いているんだってな、ヴィオ。 オレもそう感じてる。ブラックマフィアの連中が酒店によく見える。 混乱を聞きつけて乗り込んできたのかもしれないから早合点するわけにはいかないがね。 だがああした外の手合を使ってアシのつかないように犯行を企てた線も、同じくらいにある……」 (G35) 2022/08/10(Wed) 5:54:00 |
【秘】 花で語るは ソニー → 情報屋 ロッシ/* 能力行使時の旨、了解しました。 今のところは能力欄に操作タブはありません(いちおう)(参考までに) いっぱい飛び交って管理が大変だと思うので、ご自愛ください。 情報についてはそんな感じです! 情報屋なら知ってそう〜というのも少々あったりなかったり。 せっかくのシステムなのでうまく活用していただけたらな〜というのもあります、 なにぶん交流できないぶん他のキャラクターよりもPCのことを知る機会が少ないと思うので…… 自分もいつか夢のお世話になるかもしれませんが、よろしくお願いいたします。 (-196) 2022/08/10(Wed) 6:16:27 |
【秘】 花で語るは ソニー → 害のない毒 マキアート服に手が掛かるのを見守り眺めて、囃すようにヒュウと口笛を吹いた。 "花屋のソニー"にしろ"アルバのヒットマン"にしろ、 女好きと知られてはいるけど男を蔑ろにしているわけではない。 快楽は遊興、気が合い体の相性が良いのなら、それ以上にこだわりはしない。 「いずれは来る道だった、先代さんが倒れてからはさ。 それがオレたちがまだ決定権も持たない今の時期だった、ってだけで。 幸か不幸かなんてわかりゃしない、大事なのは今どう動くかだ」 ため息をつく、それで考え事をしているような目をするのは終わり。 ぱち、ぱちと何度か目を瞬かせ、テーブルに肘をついてしっかり目の前に集中。 肌の稜線が動くたびに目で追う、視線ははっきりと刺さるくらいに釘付けだ。 「……ま、堅苦しいのはそろそろ置いとこうよ。 寝物語にはちょっとムードがなさすぎる、だろ?」 引き締まった体や相手の目元の色の変化を見れば、こちらも何も思わないわけじゃない。 色目を使って見上げる頬と首筋にはかすかに朱がさして、呼吸は深くなる。 賭けの対象にどんなことを想像しているか、なんてのは送る視線でよくわかる。 それに応えてほしいと希望を伝えるように、また瞬きする視線を相手の目に合わせた。 手持ちのポイントは1点、両者にカードが追加される権利がある。 そうして追加でめくったカードの数字、運命を司るのは……(11)1d13。 (-221) 2022/08/10(Wed) 20:27:07 |
ソニーは、"mio dio!"と額を打った。 (a18) 2022/08/10(Wed) 20:28:54 |
【神】 花で語るは ソニー【アルバアジト】>>G36 >>G37 「オレもまあ新しいことてのは、それくらいしかないかな…… アベラルド、アンタ自身も気をつけてほしい。アンタは遣り手だから。 価値のある人間ほど潰して、価値のない人間をうろたえさせれば瓦解するのは早い……」 多少なりとも感情の色は見せようとも、こうしてこの場にある彼の姿は頼もしい。 小柄な男からするとだいぶん高い位置にある顔を見やる目には、 なるべく的確な意見を言おうとするのと同じくらい、身を案じるような色もあった。 「身内にいる可能性を考えるのと、疑いを持つのは少し違う。 先入観で動いちゃダメだ。それを冗長する手を追加で打ってくるかもしれない。 まんまと同士討ちさせられないためには……お互いを見張るしか無い。 なるべくいつもより顔を合わせて、普段の様子にも気を配ろう。 相手が黒なら怪しい動きも見えるだろうし、白なら互いを守るにつながる」 彼女からの報告を聞いて方針を固める。もし勘が当たっても下手人はその中にはいないだろう。 そうしたなら事態が収集するまで、荒らすだけ荒らして証拠は残されないかもしれない。 掃除をしながらに答える彼女と一瞬交錯した視線は、頷きを伴った。 安心しろなんて言葉で言うのは簡単だが、事態は複雑だ。されど自分たちは、家族だ。 報告を終えてサッサと部屋を去ろうとする彼を視線で追って、消える前にふと。 「けれど、そう。どちらにせよこの機会に、 上はアンタを幹部に召し上げるつもりだと思うよ、アベラルド」 年功序列を打ち破るような一手なんてのは、よほどに破茶滅茶な功績を立てなければ無理だ。 十近く年上の相手が、自分が知らない時代に積み上げたものは見た目よりきっと大きいものだろう。 変わらないふうに振る舞い、そうあろうとする貴方の背中を見送って。 もう少し周りの意見を聞くのに、メイドマンはこの場に残るつもりだ。 (G38) 2022/08/10(Wed) 21:02:22 |
【人】 花で語るは ソニー>>56 ヴィオレッタ 「ソニーだよ、お姉さんは? 花屋だって知っててもらえてるのは嬉しい。 ああ、そりゃ残念だ! そんなに褒め言葉を受け取っちゃ張り切らずにはいられない。 名残惜しいけどこの一杯きりで、今日のところはお別れ」 一度断られてしまったならばやたらには食い下がったりはしない。 こちらは本心、心の底から残念そうな向きまである。けれどもずっとニコニコ顔だ。 ここまで、と半分を下回ったグラスの中身にまた手をつける。もう四分の一ほどだ。 引き際のよろしい男は、貴方が窮屈に感じないように見えるリミットを設けた。 まるで朗読でも聞いているように、上機嫌そうに頬を緩ませて頷く。頬杖をつき、相手の方を見て。 他者に伝わらないように織り交ぜられた比喩が、きちんと届いていることを示す。 「さすがお姉さん。クールに周りを見てて、カッコいいね。 祭りの最中だから多少派手ものが人気なのは仕方ないかもしれないね。 色とりどりのコントラーダのフラッグにの中にあっちゃあ、 ちょっとやそっとの色じゃ控えめで目立ちもしないもの」 つまりは、多少強引な手で押し切られたとて隠れてしまうということ。 困っちゃった、と大仰なジェスチャーで示して見せる花屋は、 相手の不自然なところもない振る舞いに一度だけウィンクを送って感謝を伝えた。 カクテルを、また一口。 「新しく商売したいひとなんかも押し寄せてるみたいだし。 オレのところみたいなちっちゃな店じゃ、なかなか輸出入に強いとこには勝てないな」 (77) 2022/08/11(Thu) 6:38:53 |
【秘】 花で語るは ソニー → 銀の弾丸 リカルド「そりゃあどうも、ご気遣い痛み入るね。」 見張りを見張る見張りはあれど、こうして言葉を交わしているのは高待遇なのだろう。 それは男もわかってはいるらしい。ヘタな真似をすれば先の言葉通り、というのも含めて。 互いに全く、全て、思考の内を明かしているわけでは無かれど、 こうやって言葉異常いのものを交わしているのであれば、十分ではないか? 控えめな足音が小さな上背に続く。 ヴァニラクリームの混じったカプチーノの匂いが、燻されて緒を引いている。 少しの間、残り香は焚き染められて相手にも移るかもしれない。 楽しんでもらえるか、さっさと着替えて退けてしまうかは自由。 ふ、と。はだかの耳に指が伸びる。 指先が掠めたかそれより前に避けられたか、側近が割って入ったか。 兎角、結果如何によらず男はさっさと踵を返して外までの道を確保した。 「今度はお礼に飾りでも持ってくるさ。 それじゃ、また今度」 不遜な言葉を残すと、ひょいと表の通りに紛れてしまう。 どっちの方角へ向かったのかさえも、わからずじまいだ。 (-246) 2022/08/11(Thu) 9:25:14 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「……」 ああ、素っ気ない。 柔らかい言葉の中に混じる暖かな拒絶に、無言の抗議が向けられた。 見上げるジェイドの瞳はちゃんと、貴方が孤児院や自分から距離を取ろうとしているのだって、 受け取って、理解してしまう。無知な子供だったならよかったのに。 眉を下げ、反対に上目遣いに瞼は丸く開いて。 外向きの顔というには剥き出しの感情は、内心の混じった不服まで表してしまう。 「聞き分けたなら、手のかからない子供になっちゃうんだろ。 オレはもう少しだけでもアンタの手を煩わせていたいよ、先生。 ……案外アンタってそそっかしいよね、ほら」 頭を撫でる手の感触を受けて、気持ちよさそうに目を細めはする。 けれど目線は逸らされないまま、じっとレンズの向こうの深い色を見て。 ちら、とその目が僅かばかり下に落ちた。 少しだけ背伸びをして、 → /* 指 (-247) 2022/08/11(Thu) 9:38:21 |
【秘】 花で語るは ソニー → デッドヘッド ヴェネリオ「ついてる」 つい、と滑らかな指が相手の口元に伸ばされる。 耳の下から顎までの稜線に指を掛けて、親指は相手の口元を拭った。 皮膚の張った顎下から耳朶に掛けてを、指の腹が掠めていった。 じわりと、帯びた熱が滲みていく。 そうする前に避けられたかもしれない。 一連の話は、そうなるかもしれなかっただけ、に終わるのかも。 どちらにせよ本当に揚げ物のクズがついていたのかは、もうわからなくなった。 「ねだれば、子守唄も歌ってくれる?」 (-248) 2022/08/11(Thu) 9:47:55 |
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