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【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[涙で濡れた瞳が、少しだけ弧を描いた。 ……のに、獣耳を撫でられたらぞわりとした感覚が走り抜ける。>>0:308] ひ、ぁん……ッ… [擽ったさにあられもない声が上がって、ぴく、と獣耳が蓋を閉じるように動いた。 獣耳は触られることに慣れていない。 妙な声を出してしまったことにみるみると顔を赤くして、] ち、ちがうのっ、 今のはっ、わすれて……! [慌てて自身でまた獣耳を抑え込んで、シャオロンから距離をとった。] (-1) 2021/12/05(Sun) 10:32:02 |
【人】 怪力 シャオロンリルの人間は一途を良しとしないのか? それは……生きにくいだろうな。 [自分しか褒めないなんて、彼女はなんて辛い環境にいたのだろう。 痛みを抱えているような渋い顔を向けた。 ヴィスの人間のことをよく知る訳ではないが] 俺が「ロン」なら、一途に想ってくれてると知ったら堪んなくなるけどな。 [名前が似ているなら、この感覚も同じであれば良いと思う。] (20) 2021/12/05(Sun) 13:18:22 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ[いやほんとマジでこいつよくこれまで無事だったな??!!] ……お、おう……? [忘れようにも耳から離れない気がする。] (-3) 2021/12/05(Sun) 13:21:59 |
【人】 怪力 シャオロン[探索は結果を出せないまま、時間切れとなる。 激しく泣いた彼女が少しでも笑顔になれることが出来たなら良かったのに、と、溜息を吐いた。] ……土産に摘んで行くか? [口をついて出たのは何故だろう。 彼女が花を摘んで渡したい相手がいると、知っていた訳ではないのに。**] (21) 2021/12/05(Sun) 13:28:06 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[耳は感情と直結しているように、敏感な場所でもある。 なるべく人に触られないようにしてきたが、不意打ちであのように触られては弱い。] 耳は、くすぐったいの……。 さ、触らないで……、ね。 [真っ赤になりながらそう伝えて、シャオロンの返事にほっと息を着いた。] (-4) 2021/12/05(Sun) 15:40:22 |
【人】 怪力 シャオロン[ジャヤートというのは友達の名前だろうか。>>31 婚姻を結ぶ相手以外の名前は知らないので、その彼が一緒に来ていることを知らない。 それよりも、男の名前に聞こえたその「ジャヤート」と仲が良さそうで、旦那としては少々面白くない。 ――後で本当の「旦那」に彼女を返す為の、つなぎの男なのに、身勝手な話だ。] 好きでいてもらうことを「許す」なんて、 自分の方も想い続けてるくらいじゃなきゃ、釣り合いが取れないだろ。 レイがみんなに反対されたようにロンも反対されて会えなくなってたとして、 レイの一途に見合うだけの男じゃなきゃ――…… [渡せない、なんて縛る言葉は出せず。 言葉尻を曖昧に濁して微笑んだ。] (36) 2021/12/05(Sun) 16:08:00 |
【人】 怪力 シャオロン――婚姻の儀―― ……を。 [口上は割愛した。 複数の声が混ざっているから一人くらいサボってもバレないだろう。 怠惰も理由のひとつであったが、先祖に誓う「花婿」ではないとの思いも小龍の口を鈍らせていた。 酒は普段は飲まないが弱い訳でもない。 向かい合って座るレイの方は塗り直された化粧の上からでもわかる程に上気していて、あまり飲ませないようにしようと思った。>>11 彼女は少々自分の魅力に無自覚なところがあるから。] 礼なら見つかった時に。 このままだとむしろ泉の底を荒らしただけになりかねないから、がんばるよ。 [周囲が話し始めるのに合わせて、レイが此方に話しかける。 一生懸命な様子を好ましいと思った。 こうしてただの男と女として向かい合っていれば、相手の出自など関係ないものだ。 目の前にいる彼女は、想い人ではないただの異人にも「妻」として振舞おうとしてくれる。 それを断る程小龍は空気が読めない訳ではない。] (38) 2021/12/05(Sun) 16:09:25 |
【人】 怪力 シャオロンありがとう。 じゃあ肉団子と……野菜のあんかけが乗ってるやつ。 [自分の方は、彼女が取ってくれている内に、世話人らしき人に杯の中身を水に変えてもらっておいた。 儀式としての乾杯は終わったのだから、後は彼女が宴席を楽しめるように、酒は控えさせた方が良いだろう。] 離れて暮らしてたけど、食の好みは同じなんかな。 俺から見ると、並べてあるのはどれも食えるものばっかだけど。 レイの好みは? [皿のいくつかは香辛料で赤い。 小龍はそれも好きだが、リルの民は海が近いから塩味を好んだりするのだろうか。 結婚生活で違う味付けを作るのは大変そうだから、彼女の好みがあるならそれに合わせたいと思う。 因みに小龍に任せると毎日何かしらの獣の肉を焼いて香辛料をかけただけのものが出てくることになる。 肉の鮮度以外に褒められる部分はひとつもない。*] (39) 2021/12/05(Sun) 16:11:24 |
【人】 怪力 シャオロンこういう状況になったんだから、猶更良いんじゃねーの。 愛した男との子を孕む方が女の子は幸せだろうし。 そうやって生まれて来た子の方が、義務で作られる子より世界も救えそうじゃね? [ロンの状況は知らない。 自分と同じように子どもの頃に既に家族がいなかったのなら、自分を世話してくれた村の女たちは自分同様に「ロン」の世話を焼いていたのかもしれない。 その女たちが同行していれば何か話が聞けたかもしれないが、生憎皆自分の家庭を優先して村に残っている。] レイはやさしいな。 独りぼっちは――……「独りじゃない」ことを知った後は寂しいだろうな。 [村に帰った後の自分はきっと寂しいのだという予想が込められた言葉であることには自覚がない。] (60) 2021/12/05(Sun) 18:36:54 |
【人】 怪力 シャオロン[帰りに彼女の手にあった色とりどりの花束は、顔合わせが始まる頃には後ろに控えたリル族の女性の元にあった。 広場に戻ってからは、化粧直しの間など離れていたので渡した場面までは見ていないが、その傍にいるのが恐らく彼女の母親なのだろう。 「ジャヤート」以外の人は反対していたヴィスとの恋。 彼女の母は、疎んでいた一族に嫁ぐ娘のことを、その嫁ぎ先である疎んでいた一族のことをどう思っているのだろう。 めでたい席に波風を立てたくなかったから、家族への挨拶は婚姻の儀まで取り置くことにした。] (61) 2021/12/05(Sun) 18:37:33 |
【人】 怪力 シャオロンまだ水は冷たいから、レイは身体冷やすなよ。 どうしても中に入りたいなら夏場にしとけ。 [少し関わっただけでもわかる、彼女の無鉄砲さ。 大事なものを自分で見つけたい気持ちはわかるが、これから彼女に課せられる使命を思えばその決意は一旦我慢しておいてもらわねば。 取って貰った小皿を少し上に掲げて「ありがとう」と礼を言う。] 揚げたのも煮たのも好きだな。 リルの男も好きか、これだけ聞いたらふつうに仲良くなれそうなもんだけどな。 [仲違いの原因は何だったのか、小龍は習ったことがないから知らない。 だが長く離れて暮らしていても、自分たちとほぼ変わらない食文化が培われてきたのなら、新集落に隔離せずとも互いに仲直りは出来そうな気がするが。>>52 長年根強く植え付けられた相手の一族を疎む色眼鏡はやはり重すぎるのか。] (62) 2021/12/05(Sun) 18:37:53 |
【人】 怪力 シャオロンあー魚は逆にあんまり食ったことがねーな。 森まで運ぶと腐るし、干したやつくらいしか……。 なら今度、レイの好きなきのこと魚を使った炊き込み飯でも作ってくれるか? 出汁を味わうなら吸い物でも良いな。 [会話から探ってみたが、どうやらリルでも料理は女性主体なようだ。 彼女が嫌がらないようなら、任せたいという意思を言葉に乗せる。 杯の中身がすり替わっていることには気づいていないようだ。 少量でそれだけ酔っているとしたら、もう絶対にお代わりを注がせないようにしないと。] (63) 2021/12/05(Sun) 18:38:11 |
【人】 怪力 シャオロン俺の仕事については族長から聞いてるか? 村にいた頃は基本は木材や石材の調達と運搬が主で、時々食用を兼ねて魔物や獣を狩ってたんだけど。 ここじゃ暫くは新しい集落を整えるのが主になるみたいだ。 ほら、俺らの家はあるけど、出来たばっかの集落じゃ店もないから行商から買い付けたものの倉庫があった方が良いだろ? 医者の診療所とか、子どもが生まれた後に通う学校とか。 [彼女が会話をしたがった気配を察したので、饒舌ではないものの言葉を紡いでいく。] (64) 2021/12/05(Sun) 18:38:31 |
【人】 怪力 シャオロンだから、作業の状況によっては帰りが遅い日もあるかもしれない。 せっかく作ってくれたメシをあったかい内に食えない日があるかもしれないから、 先にそれは謝っとくな。ごめん。 遅い日は先に食っててくれ。 [言っておかないと、この健気な娘はずっと待ってくれそうな気がする。*] (65) 2021/12/05(Sun) 18:38:52 |
【人】 怪力 シャオロン[それなのに、婚姻の儀でもつい夏まで一緒にいるような口ぶりになってしまう。 そんなに長く見つけられないことは、彼女にとっては「ロン」に会えない期間が延びるということなのに。 そのことに気づいて話題を終わらせようとしたら、レイの方は里帰りの話題自体が場にそぐわないと気づいたらしく、咳払いで終了した。] どうかな。 同年代と過ごした経験に乏しいから、俺は。 ただ、レイがそんな風に言うなら、面と向かって敵対心を向けるような人じゃないんだなというのはわかるよ。 少ない人数で助け合って暮らすなら、仲が良いに越したことはないよな。 [自分からも、自分をかつて虐めたのと同じ一族だからという理由だけで相手を嫌わないようにしたい。 杯を煽り、臓腑に酒を流した。] (106) 2021/12/05(Sun) 22:10:28 |
【人】 怪力 シャオロン魚は生で食えるのか……?! 肉を生で食ったら三日は腹を下すぞ。 [彼女は魚料理にも明るいらしい。 すぐに腐ってしまう印象のある魚を上手く調理することが出来るのだろう。 楽しみだ。 ――きっと、森に帰ってからは二度と食べられないだろうから、一食一食を大切に食べたいと思った。] (107) 2021/12/05(Sun) 22:10:45 |
【人】 怪力 シャオロン[小龍の仕事は「それができるから」選んだだけであり、危険かどうかなどは考えたことがなかった。 自給自足の価値観が根強い村にあって、自分の食い扶持を稼ぐのに「力」を使うのが手っ取り早かったのだ。 だが、その内容を紹介した時に、向かい側に座るレイの眉尻が下がる。>>84] ……ああ、そうか。 もしかして……レイは俺を心配してくれてるのか……? [思わず口元を手で覆った。 隠さないと、心配されることを喜んで口元が際限なく緩んでしまいそうだった。] 仕事は当たり前にするものだったけど、そうだな。 レイが住みやすい村を整えるって思えばやりがいを感じるし…… 心配してくれるなら、無茶なやり方をしないように気をつけることもできるな。 [彼女の口を通すと、自分の仕事も立派なもののように感じる。 今度は口元を隠さずに、喜びを向かい側に伝えた。] (108) 2021/12/05(Sun) 22:11:14 |
【人】 怪力 シャオロンそういうことなら、早く帰るようにするよ。 そうだよな、俺一人で食うことに慣れ過ぎて、 家族と一緒に食ってたレイのことを思いやれてなかった。 親元離れて知らない土地に暮らすんだし、せめて食事の時は二人でいよう。 約束する。 [ああまるで本当に、彼女と家族になるみたいだ。 互いのことを話して、二人の生活の約束事を増やしていく。 いつか、終わらせないといけない生活なのに。] いや、俺もまだだよ。 外の仕事が多いから、風呂はゆっくり入りたくて、大きめに作ってくれとは言ったけど。 まあ気に入らなければ作り替えれば済むしな。 [彼女のこだわりも聴取したのか、そこまでは聞いていない。 場所は大きな風呂の為に川の近くになったということだけ知っている。*] (109) 2021/12/05(Sun) 22:11:45 |
【独】 怪力 シャオロン/* 自分に嫉妬するという貴重な経験をしている。 すけべ展開が村中に出来るかは別として、お風呂は大きな方が良い電波を受信した気がするので大きくしました!! は〜〜〜〜獣耳敏感処女レイちゃんえっちえっち…… (-19) 2021/12/05(Sun) 22:22:38 |
【人】 怪力 シャオロン[これからのことを話す度、その新しい風景に自分が自然に居る様を思い浮かべそうになる。 自分が建てる学校に子どもたちが通うようになる頃、自分は此処にはいない。 その事にレイも気づいたのだろう。 子どもの話も立ち消えになる。>>115 訪れる「終わり」から目を逸らすように、料理の話題に移れば、花嫁修業の付け焼刃ではないだろう知識が次々に出て来た。>>116] へぇ、どんな味がすんのかな。楽しみだ。 いいもん食う為に稼がねーとなー。 [自分ひとりでいる頃は、食えるだけの収入さえあれば良かったから気にしなかったが、一定期間とはいえ共同生活を送るなら、彼女が本来の旦那に会うまでに今の美貌と健康を保てるように、良い食事など環境を整えないといけない。 村の建設に関しては双方の族長から手当てが支給されるが、それ以外でも日銭を稼ぐ方法を考えないといけないかもしれない。 ――危なくないものを。] (124) 2021/12/05(Sun) 23:25:53 |
【人】 怪力 シャオロン心配されることに慣れてなくてびっくりした。 うん。 ……嬉しい、んだな。 [自分の命を、自分以外も大事にしてくれること。 自分を育ててくれた村の人々は皆親切で、同年代と遊ぶことや人に力を使うことを禁じた以外は虐げられた訳でもなかったが、自分が魔物を退治したり現場で一人で建物をつくったりすることを「危ない」と案じてくれる人はいなかった。 勿論、手伝いを申し出られることも。 ああそうか、これが「家族」になるということか、なんて。 実感が積もっていく。 結婚生活が始まったばかりでこんなに嬉しいのに、自分は本当にこの娘を他の男に渡せるのだろうか。 ] (125) 2021/12/05(Sun) 23:26:20 |
【人】 怪力 シャオロン破ったらメシ抜きの刑にしてくれて良い。 絶対帰るから。 [くすくすと笑う。 「ロン」が見つかるまでは、彼女は自分の嫁でいてくれる。 その貴重な一食を無駄には出来ない。] そうだな、見に行くか。 後で戻って来ても、この分じゃ食いっぱぐれることはねーだろ。 広さ あ、家族に挨拶だけさせといて。 ヴィスを嫌ってるのに、娘を差し出さないといけないなんて、絶対辛いだろ。 [彼女を大切にします、と短く言うだけでも何かしらの慰めになるかもしれない。 自分は彼等に孫を抱かせてやれる旦那ではないが、「ロン」が改めて挨拶する時に、ヴィスへの印象を少しでも改善しておく方がレイの気持ちも楽だろうと思って。**] (126) 2021/12/05(Sun) 23:26:57 |
【教】 怪力 シャオロン――新居―― [そうして、喧騒から離れ、二人の新居に着く。 鍵は族長に挨拶をした時に受け取っていた。 途中にすれ違った豪奢な家は金持ちが建てたものだろう。 それを見ると見劣りはするが、子どもが数人増えても十分暮らせるだけの広さはあった。] 儀式は終わったことだし、婚礼衣装をいつまでも着とく必要はないよな。 さっき泉で汚れただろ、折角だ、一番風呂に入りな。 [川から管を通って風呂に水を流す仕組みの中で、魔道具によって熱が加えられ、風呂桶に湯が張られるようになっている。 蛇口を捻ればしばらくごぼごぼと音がした後、適温が流れ出してきた。] (/0) 2021/12/05(Sun) 23:27:18 |
【教】 怪力 シャオロン湯を張ってる間に他の部屋も見ようか。 えーとここが…… [扉を開けて絶句する。 夫婦の寝室なのだから、何も言わない限りこうなるのは自然だったのかもしれない。 部屋には大きな寝台がひとつ、枕がふたつ並んでいた。*] (/1) 2021/12/05(Sun) 23:27:35 |
【独】 怪力 シャオロン/* 水色結構明るい色だな……? でも レイ(milkxxxx)聖女 が見たかったしな…… いやほんとううちの嫁まじ聖女……かわいい…… ロンになんか渡せない……(おめーだよ) (-24) 2021/12/05(Sun) 23:30:03 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[広間を抜けて、新居へ向かう道すがら。 先程、両親に紹介したことを、もう一度口にする。] 今だけは、いいよね? ……「だんなさま」。 [それはほんのり酔いのせいもあったかもしれない。 たとえ短かな期間でも家族を紹介して欲しいと言ってくれたことが、嬉しくて。 束の間の一時だけ、「妻」として振る舞いたくなっただけ。 照れくさそうに、小さく、小さく、はにかんで笑った。] (-34) 2021/12/06(Mon) 0:56:02 |
【人】 怪力 シャオロン――婚姻の宴―― ああ、楽しみだ。 [相槌を打った。>>145 2人で暮らしていく為に協力すること。 当たり前のことかもしれないが、それを「我慢」と捉えるのではなく、相手の為にすることが自分の喜びであると捉えられたのなら。 これまで知らなかった同士、敵対していた一族同士の婚姻でも、末永く上手くやっていくことができるだろう。 末永く――――] それは心強いな。 ……ありがとう。 [昔、こんな風に誰かに家族になってあげると言われたことがあるような気がする。 既にある家族を奪えないと思った自分に、結婚というものを教えてくれた人。] (155) 2021/12/06(Mon) 17:31:54 |
【人】 怪力 シャオロン俺の嫁は物知りでやさしくて、 それで俺を動かすのが上手いな。 罰を一緒に受けると脅されたら、何が何でも早く帰らないとって気持ちになる。 [昔その人に、物知りだなと言った気もする。 靄が掛かったような記憶を記憶と呼べるのかは定かではない。] (156) 2021/12/06(Mon) 17:32:07 |
【人】 怪力 シャオロン[宴から離れ、彼女の両親の元へと。 兄がいるらしいが、既に結婚していて今回は同行していないらしい。 傍には泉で摘んだ花束が活けてある。] ……っ、 [便宜上そう呼んでいることはわかるが、そんな風に頬を染められると、まるで「だんなさま」という単語が婚姻相手以上の意味を持つように思える。 横で思わず同じく頬を染める様子を見られて居た堪れなくなった。 複雑な心境ではあろうが、面と向かって蔑むようなことはしない。 流石レイを育てた両親である。 娘をよろしくと言われて、深く腰を折った。] ……お嬢さんが憂いなく毎日を過ごせるように尽力致します。 [幸せにする、と言うのは違う男の役割だ。 自分が出来るのは、彼女がそうなるまでに少しでも憂いなく過ごせるようにすることぐらいだ。 分を弁える、と改めて留意しながらその場を辞した。] (157) 2021/12/06(Mon) 17:32:25 |
【人】 怪力 シャオロン[川の傍の石造りの平屋は、土地を贅沢に使って広く作られていた。 外装も内装もシンプルな分、風呂の大きさが目立つ。 家族が増えても一緒に入れるだろう。 「ロン」が自分よりもかなり大柄なら、一緒に入れる子どもは2人が限度かもしれないが。**] (158) 2021/12/06(Mon) 17:32:37 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ――今だけは? [思わず語尾を上げたのに気付いてギクリと肩を震わせる。 すぐに言い直した。] ……俺がレイと一緒にいる間だけは。 [その呼び名は、他の男の為のものではないのか。 嬉しそうな様子に、勘違いしそうになってしまう。] (-39) 2021/12/06(Mon) 17:33:28 |
【教】 怪力 シャオロン――新居―― [水を湯に変える魔道具は、両親が遺した家にあったものだった。 新しいものを購入することはできないし、魔道具は流石に小龍の力では手作りが不可能だったので、建設時に此方に移転してもらった。 その結果ここに来るまでは寒い中水浴びで身体を清めていたので、今晩温まるのが楽しみだったりする。] 良いよ。 言ったろ、女の子は身体を冷やすなって。 腹が減って後で宴に戻るかもしれないことを考えたら、着替えは夜着じゃない方が良い。 勿論疲れていて動きたくないなら俺が遣いに行けば良いだけだから、楽な恰好が良ければそうしてくれ。 [ベールの下の彼女の顔は、化粧を直されていてもなお目元に涙の気配が残る。 泣き疲れて寝たいのなら意思を尊重したかった。] (/4) 2021/12/06(Mon) 17:33:40 |
【教】 怪力 シャオロン[そして湯張りの間別の部屋を、と開けたところで固まってしまったものだから、背中に彼女の顔がぶつかってしまう。 中を覗き込んだ彼女がその理由に気づく。] …………。 [うん。 何故。 わざわざ。 口に出した?? 途端に意識してしまって、寝室に結界が張られたかのように中に入れなくなってしまう。 持ち込んだ荷物は二人分まとめておいてあるから、箪笥などに入れ直さないといけないのに、入れない。] (/5) 2021/12/06(Mon) 17:34:33 |
【教】 怪力 シャオロン……半日あれば新しい寝台は作れるな。 俺は子ども部屋用の空いた部屋で寝るから、此処はレイが使うといい。 [ふう、と息を吐いてから口を開く。] レイに問題がある訳じゃない。 「手を出さない」と誓ったのを、俺が破りそうだからだ。 [あんまり無防備にされると、と続ける。] (/6) 2021/12/06(Mon) 17:34:54 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ――――抱きたくなってしまう。 [彼女はどんな顔をしているだろう。 見るのが怖くて天井を仰いだ。**] (-40) 2021/12/06(Mon) 17:35:35 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[確認するような声に、やはり気を悪くしたのかと 一瞬びくっと身体を震わせた。 だが、それも言い換えられたなら、 一転、ほっと安堵の表情を浮かべてしまう。] …………うんっ。 [了承を得られて、喜んでしまう。 徐々にシャオロンに気持ちが傾いていることに自身でも気づかないまま。] (-41) 2021/12/06(Mon) 18:48:19 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[ドクンと胸が波打つ。 天井を仰ぐシャオロンの顔は見えなくて、どんな顔をしているのか分からない。 みるみると顔は赤らんで、シャオロンとは反対に俯いてしまう。 裾を掴んだ手に汗が浮かんで、彼の服を湿らせる。] ……あ、う……その、…… シャオロンは、好きな人じゃなくても、 そういうことできるの……? [躊躇いながらも、おずおずとそう尋ねてしまう。*] (-42) 2021/12/06(Mon) 18:50:11 |
【教】 怪力 シャオロンいや、俺は肉団子結構盛ってもらったしな。 酒も飲んだし今のところは。 [足りなければ夜中にでも摘まみに行けば良いと思っている。 どうせ新婚以外の面々は遅くまでこの婚姻にかこつけて飲み明かすつもりだろうし。 なので彼女が望まなければこのまま家でゆっくり過ごすつもりだった。 寝台がひとつであるということを知るまでは。] ……っとと、 [薄々感じていたが、この娘はかなり大胆だ。 成人しているのだし、経験はないにしろ知識は持っていると思うのだが、どうにも「男と一緒に寝台がひとつの寝室にいる」という状況の危うさを肌で感じていないように思える。 別の部屋で寝る、と言ったのも、 それがレイを疎んだからではない、と付け加えたのも、 それどころか己の抱える慾の片鱗すら見せたのも、 彼女の方から警戒してこれ以上無防備を晒さないようにしてほしいという目論見からだったが、どうにも上手くいかない。] (/10) 2021/12/06(Mon) 20:13:42 |
【教】 怪力 シャオロン一日くらい、服を下に敷けばどうとでもなるし、 荷物を探せば毛布は出てくるだろ。 [裾を掴まれている。 近い距離に、頭がクラクラしてくる。 直接的な言葉で威嚇したのに、その指は離れない。 単なる脅しに思われたのか。 もう少し具体的に態度に出して怯えさせるべきかとも思ったが、それをして自分が止められなくなる未来が予測出来て辞めた。] (/11) 2021/12/06(Mon) 20:14:03 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ[――その聞き方は困るな。 天井を見上げたまま唇をへの字に曲げた。] できるかできないかで言うと「できる」けど。 俺が今レイに対して理性に自信がなくなってんのは、 [拳を握ったり開いたりする。 その手が彼女に触れてしまいそうになるのを戒めて。] ……あー、その、 ……レイが、可愛いのがいけないんだぞ。 [顔から火が出そうだ。 童貞でもあるまいし。] (-45) 2021/12/06(Mon) 20:14:43 |
【独】 怪力 シャオロン態とじゃないって思ってるけど、 そーやって裾ちょこんって持つのとか、 「だんなさま」ってはにかんでご両親に紹介してくれたのとか、 ……俺はレイの好きなやつじゃないのに、 俺自身を大事にしてくれるやさしさとか、 意外と無鉄砲なところがあんなーなんてのも、全部な。 「可愛い」って思い始めたらもうダメだろ。 儀式で認められた旦那は俺だぞ、なんて狡いことを考えそうになる、から。 (-46) 2021/12/06(Mon) 20:15:26 |
【教】 怪力 シャオロンあーーーーーーーーーーー 湯が止まったみたいだし、風呂が入ったみたいだから先に行けよ。 その間に俺は自分の服とか別の部屋に放り込んどくし! [自棄になったみたいに言い放って、レイの手首を掴んで彼女の指を裾から離そうとした。 少し力を入れれば壊れてしまいそうな華奢な腕。 そういえば指輪を渡す機会を逸していた。 今となってはそれも自分を助長させそうな気がするからどこかに埋めてしまおうか、なんて。 彼女を「可愛い」と思う具体的な箇所は飲み込んだ。 声に出してしまえば、気持ちを加速させる気がして。 恋の色を滲ませてはいけない。 「それ」は、彼女と正しい旦那の間で育まれるべきものだから。*] (/12) 2021/12/06(Mon) 20:18:18 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[シャオロンが好きな人とじゃなくてもできると聞いて少し悲しくなる。 裾を持つ手が少し弱まり、眉尻がへなりと下がった。 だが、その後に続いた言葉は想像もしていなかったもので。 ぽつりと落とされた言葉に、ぶわりと花開くように心の内に何かが芽吹く。] ……ふぁっ……、 ……わ、あの、……それって…… [ぽ、ぽ、と頬から耳へ、首筋へ肌が赤く染まっていく。 きゅうと胸がまた締め付けられる。 今日だけで何度この痛みを味わっただろう。 灯りの元、視線の合わないシャオロンの頬が赤く染まっているのが見えて、嬉しいような気恥ずかしいような、歯痒い気持ちを覚えた。] (-53) 2021/12/06(Mon) 21:08:59 |
【教】 怪力 シャオロン[寒さを心配されたが、内側から起こる熱で寒さなど感じないだろうと思った。 むしろ眠れないのでは? 眠れないなら、石畳に横になる必要もないし何も問題はない。 「うん寒いから一緒に寝る」なんて小龍が言って実際潜り込んで襲われたらどうするつもりなんだろう。 泣くんだろうな。 そして泣かれたらそれ以上は何もできなくなるんだ。 もしかして、それを見越してるのか?――なんて。 言えないまま。] (/17) 2021/12/06(Mon) 22:02:23 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ[見えないところから、動揺した声が聞こえる。 嫌悪感は感じられない。 どころか何かを期待するように聞いてくる。] ……だぁから、そーゆーの。 反応もいちいち可愛いんだっつってる。 [言うつもりはなかったのに零してしまったのも、レイの所為だ!] (-56) 2021/12/06(Mon) 22:02:52 |
【教】 怪力 シャオロン――レイの入浴中―― はぁああああ…… [盛大に溜息を吐いた。 初日からこんな調子で、本当に「ロン」を見つけるまで手を出さずにいられるのだろうか。 そもそも、「ロン」を探したくなくなっているのに。] しっかりしろ、俺。 [パンパンと両頬を叩いて自分の荷物を別室に移動させる。 元々服もそんなに持っていない方だからそう時間はかからなかった。 彼女が出るまでに時間を持て余し、寝室に置いてある酒を呑む。 宴席で出たものより強い度数の酒は喉を焼き、頭をぐらりと揺らした。 初夜にと用意するには刺激が強すぎるんじゃないかと苦笑し、杯を呷る。*] (/18) 2021/12/06(Mon) 22:03:23 |
【教】 怪力 シャオロン[酔い潰れるまで飲むつもりはなかったが、体感温度は大分上がっている。 瓶を半分にした頃、レイが戻って来た。] おかえり。 ……ああ、折角用意されてたし、飲もうと思って。 結構強いから、レイは止めとけよ。 [自分が風呂に交代で入る間に彼女が手を伸ばさないように釘を刺しておく。 夜着に着替えた彼女は風呂上りの雰囲気も相まって艶めかしく、凹凸が目立つだけでなく深く入ったスリットが目の毒だ。 化粧を落とした顔はどこかまだあどけなさを残していて、大人の女性の身体とのアンバランスさが却って男を煽った。 これ以上見ていたら、妙な気を起こしそうだ。] (/21) 2021/12/06(Mon) 23:10:33 |
【教】 怪力 シャオロンじゃあ俺も―― [と立ち上がりかけたら、レイが傍に座る。 寝台はひとつしかないのだから仕方がないことかもしれないが、近くに寄られると花の香りが漂ってきて、内側から獣に食い破られそうな感覚になった。] …………さっき俺が言ったこと、聞いてたよな? [恥じらいに理性が負けそうで、呻くような言い方になる。] (/22) 2021/12/06(Mon) 23:10:55 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイレイは、 ――好きじゃないやつに抱かれたら、後悔するだろ。 [彼女に聞かれたのと同じ内容のようでいて、決めつけるような。 だって、男と違って女の子は、純潔を失えば二度とおとめには戻れないし、抱かれたらそれが相手に伝わってしまう。 「ロン」に会った時に、処女ではない自分を彼女が後悔するのが嫌で。 だから、我慢しようとしているのに。] (-59) 2021/12/06(Mon) 23:11:53 |
【教】 怪力 シャオロン……風呂に行ってくる。 そっちの瓶は水だから、それでも飲んで少し冷静に考えな。 [これ以上部屋にいたら、彼女を抱き締めてしまいそうだった。 逃げるように部屋を飛び出し、風呂場へと向かう。*] (/23) 2021/12/06(Mon) 23:12:26 |
【教】 怪力 シャオロン――風呂場―― [自分の前に、誰かが使った気配のある風呂場は生まれて初めてだった。 漂う香油の香り、湯気。] …………ッ、 [寝室までは届かないだろう。 声を押し殺し、自身に触れる。 目を閉じれば脳裏に浮かぶのは彼女の顔と声だけ。] [ずっと欲しかったことにも気づかなかった、「家族」を自分に教えてくれると言った彼女のことだけが、小龍を昂らせた。] (/24) 2021/12/06(Mon) 23:37:13 |
【教】 怪力 シャオロン[レイの後から入って良かった。 一度射しただけでは収まらず、二度目も彼女に触れることを想像しながら風呂場の床を汚した。 石鹸で丁寧に自分自身の臭いは消したつもりだが、風呂場は暫く換気が必要だろう。*] (/25) 2021/12/06(Mon) 23:37:49 |
【教】 怪力 シャオロン[このまま別室に直接向かってしまおうかとも思うが。 レイは何となく、自分の帰りを待っているような気がした。 戸口に立って奥へと声をかける。] ……上がった。 [寝ていてくれないかな、とも思ったのだがどうだろう。**] (/26) 2021/12/06(Mon) 23:40:44 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[好きじゃない。そう聞かれて戸惑う。 確かに好きじゃなければ嫌がっただろう。 好きじゃなければ。 一途さを褒められたのに、一日で心変わりするような女だと。シャオロンに呆れられても当然だと思う。 じわりと目尻に涙が浮かぶ。 確かに「ロン」が好きだったのに。 今、シャオロンに断られることのほうが甚く胸が痛んだ。] (-61) 2021/12/06(Mon) 23:49:19 |
【教】 怪力 シャオロン[淡い期待は外れ、彼女は小龍を見据えた。 戸口へと近づく足取りも口調も落ち着いている。 水分を補給して幾分冷静になったのだろうか。] ……ただいま。 ああ、わかった。 [「ただいま」を言うならレイが良い。 彼女じゃないと嫌だ。 きっとこの生活を手放してしまえば、自分は耐えられない。] (/34) 2021/12/07(Tue) 16:42:00 |
【教】 怪力 シャオロン[促されるまま室内に入る。 位置取りに悩んで、結局寝台に腰かけた。 風呂場で二度抜いている分、先程よりは小龍の方も落ち着いている。] ……泣いたのか、 [彼女の眦に残る雫に顔を歪めた。 仮初の旦那では、それを拭うことも憚られるのが苦しい。] (/35) 2021/12/07(Tue) 16:42:18 |
【教】 怪力 シャオロン怖がらせたか? すまない、親切を断るなら、もう少し言い方に気をつければ良かったな。 話っていうのは…… 「そんな危険な男とは暮らしたくない」っていうのじゃなくて? [もしそうなら部屋には招かないか。 レイの真意はわからないが、聞き終わるまではきちんと部屋にいるつもりでいる。 彼女が湯冷めしないように毛布を引き寄せて、膝に掛けた。*] (/36) 2021/12/07(Tue) 16:42:38 |
【教】 怪力 シャオロン[彼女が座ったのは、小龍の隣。 夫婦の適切な距離感はわからないが、向き合うように身体を少し内側に傾けても膝が触れない程度間が開いていた。 涙は自分の所為ではないと言うが、慌てた様子から見ると、問い詰めるような恰好になってしまったか。 それ以上追い込まないように、彼女が話し始めるのを待つ。 泣かせたくない。 つまり泣き顔を見るのは辛いのに、目元を覆われて彼女の瞳が見えないとなると、泣いていても良いから見せてくれと希いそうになる。] ……うん。 [「ロン」の捜索は、彼女にぬか喜びさせた罪悪感というか、彼女の為に自分がしてやりたいと思ったからだった。 何度目かの礼は、そんなにも「ロンに会える可能性」が嬉しかったのかと胸が痛むが。 続けられた言葉に目を大きく開いた。] (/41) 2021/12/07(Tue) 19:29:27 |
【教】 怪力 シャオロン……、 [「兄様たちが彼を傷つけてしまった」という言葉に僅か引っかかりを覚えたが、それよりもロンへの気持ちを過去形で表した彼女の心境の変化に胸がざわつく。 意を決したように呼吸を整えた彼女が目元から手を離した。 伸ばさなければ触れられない距離を越えて、彼女の温もりが小龍の武骨な手に触れる。] (/42) 2021/12/07(Tue) 19:29:54 |
【教】 怪力 シャオロン[重ねられた手はそのままに、片手を伸ばして引き寄せた。 彼我の距離を「夫婦の距離」に縮めて、ぎゅうと抱き締める。] 浮気、じゃねーだろ。 子どもの頃の 恋 をずっと大切にしてきたレイは、これからは俺に一途になるんだ。 [少し腕を緩めて顔を見た。 眼差しの不安は取り除けたか。 水膜が決壊してしまったとしても、くちづけで受け止める。] 名前が似てて、境遇と髪の色が一緒のやつの代わりじゃなく、 結婚相手として出会った「俺」と家族になってくれるんだな。 ……「ロン」が見つかっても、もう絶対離してやんないぞ? [駄目だと何度言い聞かせても、既に手放したくなくなっていた。 レイのことが――] (/43) 2021/12/07(Tue) 19:31:05 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイ好 きだ。俺も、これからもっと、レイを 好 きになりたい。俺の嫁さんになってくれ。 [両族の前でお披露目された、アルステラの杯の元に夫婦になった二人は、あの時点ではまだ仮初だとお互い思っていた。 だから改めて彼女に求婚する。 瞼を閉じさせるように自身の睫毛を軽く触れさせる。 準備が整ったなら、次に触れ合うのは、お互いの――*] (-74) 2021/12/07(Tue) 19:32:37 |
【秘】 狐娘 レイ → 怪力 シャオロン[シンプルな言葉。 でも、その言葉を望んでいた。 堪えきれなくなった涙はぽろぽろと零れ落ちて。 また、彼を困らせてしまうかもしれないけれど。 今は拭うことも出来ずに只管に頷きを返す。] ………はい……、 [言いたいことはいっぱいあるのに、 胸が詰まって言葉にならなくて、短かな返事だけを絞り出すような声で応えた。 睫毛が触れ合う程に近づいた距離に自然と瞼を下ろせば、つうと静かに頬を涙が伝う。 それが合図かのように、近づいた距離は一つになって、そっと彼の唇に唇を重ねた。*] (-77) 2021/12/07(Tue) 20:27:17 |
【教】 怪力 シャオロン[誓いのくちづけは触れ合わせただけで離れる。] ……涙の味がする、 [くす、と笑ってもう一度くちづけた。 角度を変え、もう一度。] レイ、こっち。 俺の膝、乗れる? [抱き寄せて、自分の膝を跨いで座るように促した。] (/46) 2021/12/07(Tue) 21:48:15 |
【教】 怪力 シャオロンリルの……ジャヤート、だっけ? 宴の席で嫁を膝に乗せてたの。 正直羨ましかったんだ。 [その名は事前にレイに聞いていた。 「友達」だと。 あんな手が早そうな男と友達でいて、よく無事だったな、なんて零す。 小龍は自分が思うよりずっと嫉妬深いらしい。] [対面で上に座らせると、彼女がより近くなる。 香油がふわりと香って鼻をひくつかせた。] (/47) 2021/12/07(Tue) 21:48:38 |
【教】 怪力 シャオロンレイは良い匂いがする…… [薄く口を開いて彼女の唇を食む。 ちゅう、と音を立てて吸い付いて、咥内でちろちろと下唇を舐めた。 様子を見ながらそれを奥へと伸ばす。 「ロン」とはくちづけを交わしたことがあるだろうか。 あったとしても、この記憶で上書きしてしまいたい。*] (/48) 2021/12/07(Tue) 21:48:51 |
【教】 怪力 シャオロン嬉しくても涙が出るのか? 初めて知った。 レイには色んなことを教えられるな。 [唇を合わせながら、時折零れて来た涙を吸う。 海の民だからだろうか。 涙の味が塩気を帯びているのも、小龍には初めて知ることだった。 腰に座らせると頬の赤みがよく見える。 色白の肌が桃色に染まる様が可愛らしい。] (/52) 2021/12/07(Tue) 22:47:51 |
【教】 怪力 シャオロン同じじゃ芸がないだろ。 それに、同じ方向向いてたら、キスができない。 [拗ねた頬を突かれる。 彼女からも触れてくれたのが嬉しくて、その指に頬擦りするように顔を傾けた。 自然と弧を描く唇が彼女に会いたがるものだから、気づけば何度もくちづけを交わしていた。 抱き締めて密着すれば、胸元にやわらかな感触。 寝る時に下着はつけているのだろうか。 ふわふわしたそこからは、高鳴る鼓動が伝わってくる。] 香油はいつもつけてるのか? 泉で初めて出会った時から、良い匂いだなって思ってた。 [漏れた声が色を帯びている。 これから小龍が望んでいることは、彼女にとって初めての行為だろうから、焦らずに彼女自身の心と身体を自分に委ねさせたくて、唇がふやけそうな程に何度もキスを繰り返す。] (/53) 2021/12/07(Tue) 22:48:16 |
【教】 怪力 シャオロン……声可愛い。 普段喋ってる声も可愛いけど、今の上擦って甘くなってんのも堪んねー…… [舌先が口蓋を行き来する。 吐息に少し酒精が混じっている気もしたが、すぐにわからなくなった。 時折膝を揺らして下肢にも緩やかに刺激を与える。 やわらかく当たる胸を触りたい気持ちはもう少し我慢していよう。*] (/54) 2021/12/07(Tue) 22:48:42 |
【教】 怪力 シャオロン馬鹿な男は嫌いか? [なんて口に出せるのは、彼女がそれをきっと否定してくれるだろうという期待込み。] レイがこれから教えてくれるなら、 俺は段々馬鹿じゃなくなる。 悲しいの、嬉しいの、 ……後どんな時に涙が出るんだろうな? [惚けてはいるが、今からすることで女性が啼くのは小龍はよく知っている。 キスの仕方も。 何度も与えた甲斐あって、彼女も覚えたらしい。 一度の失敗をすぐに修正する、良い生徒だ。 ちゃんとキスがしたい、と口にも出せている。] (/58) 2021/12/08(Wed) 0:00:26 |
【教】 怪力 シャオロンそーゆーもんだよ。 こっちの方がレイの顔もよく見えるし。 嗅ぎやすいのはどっち向きでも一緒だけど。 泉の花か。 本当にあの場所が大事なんだな、レイは。 [彼女が吐息を乱しながら喋るのを、目を細めて見つめた。 舐めて口を開かせた分、反射的に唾液の分泌量が多くなっているから、喋ると彼女の咥内でくちゃりと粘性の音が響く。 常に誰かのものである女性だけを抱いていた小龍にとって、男を知らない身体を綻ばせる快感は初めての感覚で、じっくり味わいたいのに早く暴いてしまいたくてウズウズする。] (/59) 2021/12/08(Wed) 0:00:51 |
【教】 怪力 シャオロンん、俺も気持ちいい……。 レイの舌、ちっちゃくて可愛い、 [絡めて自分の咥内に導き、ちゅうと吸う。 味蕾を歯先で擦り、甘く噛んだ。] ……ああ、揺れると酔いそう? 吐きそうならやめとこう。 [しれっと言い放って、動きを止めた。 ただし、膝は軽く立てたまま。 薄布だけで隠された花園に、堅い膝が押し付けられる。 湿り気はまだ感じないが、体温は咥内と同じくらい熱くなりかけている。 そこで繋がることを想像すれば、堪らずに手が前に回って膨らみを持ち上げた。 背を支えることはできなくなったが、彼女自身が肩に手を置いているのでバランスを崩すことはないだろう。**] (/60) 2021/12/08(Wed) 0:01:24 |
【独】 怪力 シャオロン/* 今「コレナンデ商会」で、ブルブルくんが紹介していたパンダのぬいぐるみが「シャオシャオ」と「レイレイ」だったw はーそれにしても処女ぽさあるのにえっちなのたまらんな…… (-85) 2021/12/08(Wed) 7:31:26 |
【教】 怪力 シャオロン[小龍が教えられることは少ない。 けれど卑屈にならずに済むのは、彼女が馬鹿にせずに教えてくれるからだ。 きっと良い母になる。 その子の父親は自分なのだと思えば、喜びが身体の形を変えさせた。] いー匂いなんだから仕方ない。 顔がよく見えるなら、俺が好きで嗅いでるってわかるだろ? [覚えていれば良い。 ふとした拍子に思い浮かべるのは自分の顔だけにしてしまいたい。] 俺との思い出も大事にしてくれる、だろう? [返事を聞く前にまた唇を吸った。] (/65) 2021/12/08(Wed) 8:49:54 |
【教】 怪力 シャオロン[息継ぎの度に漏れる息が色めいている。 くちづけだけで内側に火を灯せるのは、彼女の内に自分への恋が火種として確かに存在しているからだろう。 揺らすのを止めて薄布越しに秘所を感じていれば、彼女の手が自身の下腹に伸びた。] (〜〜〜〜〜〜〜〜言い方ッッッ) [グル、と獣のような声が喉の奥でくぐもった。 それが未知の感覚だというなら、今まで自慰も経験がないのだろう。] (/66) 2021/12/08(Wed) 8:50:26 |
【秘】 怪力 シャオロン → 狐娘 レイレイの身体が、俺と繋がりたいって言ってるだけだ。 [そっと耳元に唇を寄せ] ……ソコ、に子胤を射すからな? [二度射精してるって? そんなの、彼女の感じている姿の前では関係ない。 膝によって傾いた彼女の身体、手を当てた下に潜む淫核にくちづけるように小龍の怒張が堅さを主張している。] (-88) 2021/12/08(Wed) 8:50:48 |
【教】 怪力 シャオロンあ、 [胸に触れた瞬間、彼女から獣の耳と尻尾が飛び出した。 膝に揺れる尻尾がくすぐったくて身を捩る。] 尻尾が出てたら仰向けはきついか……? 引っ込むまで気をつけて触らないとな。 [触らないという選択肢はない。 持ち上げたところから指を伸ばし、頂を擦る。 身に着けている布はそこを摘まめる程度には薄く、小龍の愛撫を助ける。 痛みを感じさせないように力加減に気をつけながら、きゅ、きゅ、と摘まんで刺激する。] ああ駄目だな、やっぱり動きたい……っ [ゆすゆすと揺らし始める。 膝を当てているそこを早く暴きたい。**] (/67) 2021/12/08(Wed) 8:51:25 |
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