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【赤】 神立[ いっしょなら、 なんて随分な言い方をする。 背に向けられる圧は吾でさえ ほんとうに逃げ出してしまいたくなるほど 強く恐ろしいものだというのに あまつさえこれから面を向けなければならん ざり、と踏みしめた土が鳴いた。 ] (*1) 2023/02/03(Fri) 13:41:12 |
【赤】 神立[ ……これで めでたしめでたしといえたらよかった 待っている現実は否応に悲惨だ これから山は瘴気で荒れ 生き物の住めなくなる地へと変わるだろう それを止める手立ては……ない。 ] (*3) 2023/02/03(Fri) 13:42:02 |
【赤】 神立……終わったな [ 近くに居ただろう鳥にか、 それともこの地へ向けてか。 返ってくるかも分からない言葉を空へ投げて、 倒れ込むように膝をついた。 ] (*4) 2023/02/03(Fri) 13:42:23 |
【赤】 神立─────吾は暫く睡る お前は…… いや 何でもない 無粋だったな [ 振り返った先にまだ姿があっただろうか。 ふ、と一息わらって、 今度は振り返ることなく 古び焼けた社へと足を運んだ。 ] (*5) 2023/02/03(Fri) 13:43:04 |
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