【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ夕食が終わり片付けも済んだ後ぐらいの時間 貴方の自室、扉の間に紙を差し込んだ。 "昨夜は申し訳ありませんでした。 許さなくてもいいです。むしろ許されるとも思っていません。 もし気が向いたら、塔の入口へ来て頂けると有難いです。" /* スルーしても大丈夫です。 (-54) 2021/10/09(Sat) 16:41:01 |
【墓】 復讐者 スオ朝食の食器を洗う為厨房へ向かう。 擦れ違えば寝坊してしまいすみませんでしたと一言。 冷蔵庫へ朝食の準備、部屋に持ってきてくれた事、朝食は美味しかった。それらに感謝を述べるメモを冷蔵庫に張り付けておく。 「昼食の時間か…あまり空腹感はないが食べなければ失礼だな…。」 一応それぞれの昼食を少量ずつ、盛り付け食堂の席につく。いつもながら美味しそうだ。 (+17) 2021/10/09(Sat) 16:47:41 |
【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ朝食を片付け終えた頃、どこにいるかわからないが一応部屋へ向かいノックする。 「リヤ、いますか?」 いないのならそのまま、いつかのように本人が現れるのを壁に凭れかかりながら待つ。 (-56) 2021/10/09(Sat) 17:10:25 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル空き時間、拠点を歩き回り姿がなければ部屋前に立ち扉をノックする。途中ですれ違えば一声かけるだろう。 (-57) 2021/10/09(Sat) 17:11:58 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ先日の憤りと機嫌は緩やかに普段通りのものに戻り、 今は食堂で朝食を済ませた後に、いつも通りベッドで寝ていた。 だからこそ、反応が不出来にも少々遅れ ―― 「?」 縫い包み二つ。花束二つ。玩具が一つ。 それらが並べられていたベッドからのろのろ脱して、 数十秒たっぷり掛けて扉へ寄り付き、開けた。 開けたらまあ呆気に取られた表情をするだろうね。 君が来るとは思ってなかったんだ。あんな別れ方だったしね。 「……おはよう?スオ。何か用事だろうか? 縫い包みを返すつもりはないと予め言っておくよ」 (-59) 2021/10/09(Sat) 17:29:41 |
【秘】 復讐者 スオ → 待っていて アタナシアスいつかの時間、塔内に一人で潜入し エネミーから攻撃を受けながら周囲を見回す。 反撃はしないのではなく出来ない。 ナイフを振るったり、銃を打ち込んだりする関節の機能が上手く動かない。 「この辺りか…」 ここで邪魔なエネミは無理矢理四肢を動かし一掃する。 「…アタナシア、お疲れ様です。貴方にも死んでほしくはなかった。」 姿はなくとも、言葉を紡ぐ。 「俺は頭が固すぎましたかね。どうも上手くいかない。 傷付けてしまった方がいたんです。 悲しみを捨てなければ、もっとちゃんと向き合えたのかもしれません…。ふふ、まるで懺悔ですね?」 貴方の気配が最も濃い場所に花を添える。 「この残酷な仮想空間が終わったら、俺も数日後には其方…、其方へは行けないか…。どこへ行くのかもわかりかねますが…」 「天国があるのなら、俺は地獄へ行くのでしょう。貴方はどうか、天国へ。 …本当に、お勤めお疲れさまでした。」 願わくば、己以外全てのグレイが現実で受け入れられるよう。 (-60) 2021/10/09(Sat) 17:33:28 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル「おはようございます。取り返しに来た訳ではないのでご安心を。ああ…」 何と言葉に表せがいいのか、少し悩む。 いや、どうすれば伝わるのかもわからない。 暫くは小さく"ああ、うう、いや…違う"と俯きぶつぶつとらしくない言動。 「……昨日は、申し訳ありませんでした。不快な思いをさせました…。 許されるとも思ってませんが…俺の方が…感情面や思考が不出来です…。」 まるで別人だが、悩みながらぽつぽつと言葉を発する。 「ちゃんと、説明すべきか…どうかわからなかった・・・ので、あのような言い方を… 人間のような、振舞になってしまったのは…最初の主お二方にそうあって、ほしいという事が原因、だったので…人間のよう、という貴方の言葉、反論は必要…ありませんでした…」 ▼ (-61) 2021/10/09(Sat) 18:04:11 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガルもごもご、相変わらず思考は止めないが紡ぐ言葉は悪い事をした猫や子供みたいだ。 「ドゥーガルが…貴方が…変わってしまった、事が…苦しくて…本当は、守れたはずなのに、踏みとどまってしまって… 混乱、しました。…間違っては、ならない。道徳も尊重…ですが、それが間違い…でした。此処での暮らしより…もっと此処で他の方に寄りそうべき、だった… 此処に適していないのも、本当に不出来なのも…俺、でした…。 申し訳、ありません…。」 全く的を得ていないし勉学なんて微塵もなく、深く頭を下げた。 言葉もまだ足りない、伝わらない事もあると思っているせいか、少し震える。 (-62) 2021/10/09(Sat) 18:05:50 |
【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ金糸雀は部屋にいる。 部屋中に置かれた花瓶は割られ、鳥籠は捻じ曲げられている。 無事なのはベッドだけ。そんな部屋の片隅に、一人でじっと立っていた。 ノックの音に気がつけば、のろのろと扉に寄っていく。 声を出そうとして唇を動かして、けれど囀れない。 仕方ないから扉を開ける。 き、と小さく軋む音を立てて開いた扉からひょこりと顔を出して、 彼の姿を見たなら嬉しそうに笑った。 (-64) 2021/10/09(Sat) 18:17:56 |
【墓】 復讐者 スオ-過去のデータ一部を削除しますか?- YES -×を削除しますか?- NO -一部破損した感情プロトコルを復元しますか?- YES -エラー発生を確認。警告。NOを推奨します。- YES -エラー発生を転送、転送のエラー確認- -受け取り先を検索。検索結果0件- (+21) 2021/10/09(Sat) 18:37:43 |
【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ「ああ、リヤ…。」 何となく、久しぶりに顔を見た気がする。 声が聞こえないのは残念だが、仕方ないと受け入れる。 「怪我はありませんか?…喉は…痛みます…よね。」 困ったように眉を下げる。 以前より表情は柔らかい。 (-65) 2021/10/09(Sat) 18:41:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ君が言葉を囀るまでは黙って見ている。 廊下で立ち話もなんだろう、と。扉をきちんと開けもするさ。 だが部屋は荒れ気味。3/4オンスに整えられたがらくたが あちらこちらに積み上げられているような部屋ではあるから。 棚もテーブルも全てそうしてしまったから、…… 一応、何かを謝ろうとしている君の手を引いて。 唯一マトモな家具として存在しているベッドへ招こう。 勿論不健全な事をする為じゃない。座らせる為だ。安心して。 「…………。」 正気と狂気を行き来する愛玩用が言葉を作り始めるのは 君が部屋に立ち入るのを拒むか、隣に座るかしてからだ。 いずれにしても先日と同じく自身の口許に手を添えて、 「若しかすると君は盛大に色々と勘違いをしているのでは? 僕は一通り今の君の言葉を聞いてそう感じた。よって、だ。 僕視点から見えるものや感じるものを共有する義務がある。 今から一気に喋るけれど 全てに返事をする必要は無い。 不出来な愛玩用は囀る事と考える事、甘える事が仕事でね。 ここから続く饒舌は僕のあり方の問題だ、 …で、何だ?」 昨日のように爪を噛むことはしない。目を閉じるだけ。 「僕が変わったように見えるなら、この前提がまず違う。 僕は元からこう。昨日は面倒さが露出しただけに過ぎない。 仮初の死も部屋の件も、僕を変えたりなんかしていない。 ―― だから君に一切責任はないんだよ、スオ。 踏み止まったとしてもそうじゃなくても、何も変わらない。」 (-68) 2021/10/09(Sat) 19:16:25 |
【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ昨日は殆どの時間、拠点にいなかったからね。 だから実際、半日以上は顔を見ることがなかったのかも。 問い掛ける彼の声に、笑った侭首を横に振る。 怪我はない。喉も痛くない。 じゃあ何故喋れないかっていうと……なんでだろうね。 自分の喉元を何度かさすってから、手が彼の方へ伸びる。 彼の手を取ってくい、と引っ張る んだけど、 ……自室の荒れ方が酷いから。 ちょっと引っ張っただけでやっぱり、離した。 (-69) 2021/10/09(Sat) 19:17:09 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「僕が憤るのも誰かを甘やかすのも、長く言葉を紡ぐのも 全部丸ごと、自分の気分で好き勝手にしている産物だ。 よって、君が他人へ寄り添うのを重要視するのであれば、 まずは自分ではなく目の前の僕を責めるべきだろうね。」 「君が僕の事を責めるのなら、正当性が生まれる。 そうでないなら不公平そのもの。卑屈な贔屓に程近いぞ。 寄り添うべき、適していない、それらを言うのであれば まずは目の前の不出来な愛玩用を責めてからにしてくれ。」 要約するなら、君は何も悪くない。そういう事。 仮初の死に関しては自ら進んで証明の為に選んだ事だ。 一度人間様のように息を深く吸い、主とやらに思いを馳せる。 馳せるだけ。深く聞く事はしない。今は、まだ。 「そして、そうか。君がそういう経歴を持っているのならば 僕の昨日のあの言動は無神経なものだったに違いない。 だから、それに関しても僕に非があるだろう。謝らないで。 ……別に人間らしく振る舞うのが悪い訳じゃないだろう。 それに思い返してもみろよ、あの日の僕は憤っていた。 憤ってるものと議論なんかしてみろ、そりゃあまあ、…… …………。」 途中で、溜息。囀るのを中断した。 枕元から昨日貰ったぬいぐるみを取って、君に押し付けよう。 昨日あの時、君がしてくれたみたいに。落ち着けばいいな、と。 (-70) 2021/10/09(Sat) 19:18:05 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「一気に囀り過ぎて不出来な喉がやられそう。 ……休憩がてら、君がどうして急にそんな事を言いだしたか それとなく教えてもらってもいい?メンテナンスの影響?」 いまいちその、全体図が見えてこないから。 愛玩用は心底不思議でたまらない。 此方が謝るべきことは山積みだとしても、 君が謝るべきことってないのでは? そう言いたげに頬杖しつつ、首を傾いだぞ。 「それとも何か気晴らしの方がいいなら、別の事をしよう。 だってスオ。 君ってば妙に滅入ってる。」 (-71) 2021/10/09(Sat) 19:21:43 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ朝、部屋の扉にノックがあった。 眠っているかも知れないから返答は待たず、部屋の中に入る。 いつも通りの様子と物腰、表で見るのと同じ姿。いつか部屋に来たときと同じように。 何もおかしなところのない、"エマニュエル"の姿だ。 「おはようございます。ルツが心配していましたよ。 せっかくの朝食ですから、元気があればお召し上がりください。 ……明日の朝、塔でのテストプレイは終わるそうですよ。 詳しくはサポートAI様に聞いてみてください」 朝食をテーブルに置き、カーテンを開ける。外の光が部屋に差し込んだ。 コーンスープとサラダにトースト。ウズラ卵とウインナーの串揚げ。 みかんゼリーの横に添えられているのは、近しいオレンジのフレーバーコーヒーだ。 「ユーやリヤも食卓に戻ってきたようです。挨拶してあげると、いいですよ」 軽く挨拶を済ませると、そのまま部屋を出ていく。 何事もなかったかのように、朝は過ぎていく。 (-73) 2021/10/09(Sat) 19:33:37 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガルなぜ、部屋に入れてくれる?わからない。 此処は貴方にとっては聖域か安寧そのものだろう? 引く手に一瞬躊躇する。が、腕に力を入れれば眉間を寄せそのままついていく。 周囲を見渡す。ここまで整えられているとは思わなかったのか少し目を丸くする。 大人しく座る。貴方にそのつもりがなくとも覚悟を決めている。 反論はせず、瞼を伏せたまま声を聞く。止まらない思考はそのままに。無表情で、人形のように。 「勘違い…はい。」 一気に喋る、その言葉に理解して頷く。 「そうであっても、悲しい。他のグレイがそうなる事を避けたかった。此処は仮想空間なのだから、せめて一時は安らかに過ごしてほしかった…でも、ブラックでさえ、おかしくなっていく…。 俺は、貴方達を責めたくないんだ…。幸福や願いを持って生きてほしいのに思考が拒否する…。今のドゥーガルにも本来ならば、憤りも感じさせたくはなかった。」 (-74) 2021/10/09(Sat) 20:14:23 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル「滅入ってませんよ…。メンテナンスは関係ない。あの痛みも感覚も記憶の削除も3度やられた記憶がある…故慣れている…。 ……ただ、思い出しただけです。悲しみを。……だれのせいでもなく、欠けたものが再び戻っただけ…。 」 無表情だが ぼろ 大粒の雫が瞳から零れると次々に溢れてくる。 「ただ、他の…此処にいるグレイ皆さんには死んでほしくない……壊れてほしくない…っ、俺はなにもいらないっ!なのに届かない… それが、悲しいだけ。」 これさえも我儘だろうか。 (-75) 2021/10/09(Sat) 20:16:09 |
【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ「無理のしすぎですかね…後で暖かい蜂蜜レモンを作りましょうか。」 常より腕は重く感じるだろう。意図的以外では動かない。 ただ、何も咎めない。 勉学を、教養を口にすることはない。 「部屋、見られたくないですか?」 (-77) 2021/10/09(Sat) 20:22:34 |
スオは、今日の夕食は生姜のきいた鶏卵うどん、そしてエスニック鍋。どちら片方でも食べれば満腹になる。 (c24) 2021/10/09(Sat) 20:29:33 |
スオは、夕食を作ると塔へ向かう。 (c25) 2021/10/09(Sat) 20:29:58 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ朝はほぼ変わりない状況。 貴方が入ってきても僅かに身動ぎするぐらい。 その後は普段通り、でもないが遅れながらも当番はこなしてから貴方の部屋、扉の隙間にメモを挟み塔へ向かうだけだ。 (-83) 2021/10/09(Sat) 20:33:29 |
スオは、数時間は塔入り口の物陰で過ごす。ほぼ壊れかけた懐中時計の指針の動きで時間を把握する。 (c26) 2021/10/09(Sat) 20:48:28 |
【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ彼の声に、やっぱり首を振る。無理はしてない ……あ。 でも蜂蜜レモンは嬉しいな。 だから、ぱ、と笑って見せ、 ……そうだ。 一度彼から離れ、ぱたぱた室内に駆けていく。 散乱した室内は、それでも金糸雀の導線と、部屋の片隅だけは綺麗だ。 導線を通ってベッドの傍。しゃがみこんで、ベッドの下に手を突っ込む。 そうしてスケッチブックとクレヨンを取り出した。これは、貰い物。 それからまた、彼の傍へと戻って、 「はちみつれもん うれしい。 部屋は見られたくないわけじゃないけど、 すごく、荒れてるから、それでもいいなら、どうぞ」 スケッチブックに、ピンクのクレヨンで整った文字を書き、彼に見せる。 かく、と首を傾げる動作と一緒に。 (-87) 2021/10/09(Sat) 20:56:20 |
【秘】 復讐者 スオ → 鑑賞用 リヤ無理に部屋を覗くような真似はしない。 戻ってくる貴方が見せてくれるスケッチブックの文字に目を通し、頷く。 「では蜂蜜レモンも作りましょう。 荒れていたままがいいのなら何も掃除はしませんが…リヤはどちらがいいでしょうか。掃除をするのなら手伝いますよ。」 叱る事もなく、首を傾げ微笑む。 以前よりも柔らかく自然な微笑み。 (-92) 2021/10/09(Sat) 21:34:33 |
【秘】 鑑賞用 リヤ → 復讐者 スオ彼の言葉に はく と唇をまず動かし、声はなし。 ぱちぱちと瞬いて、またスケッチブックへ文字を描く。 「わたしが、散らかしたのに いいの? けがしちゃうかも。 けが、しないでね」 それでもいいなら。手伝ってくれるというなら、嬉しい。 ちら、と彼の顔を見る。 その顔が、その笑顔が嬉しくなって、彼の手をぎゅっと握る。 拍子にスケッチブックを落っことして、は、とした顔をした。 手を離し、再びスケッチブックへ。 「スオ。 おかたづけしてる間、スオのお話聞かせて。 なんでもいいよ」 そんなことを書いたら、へら、と笑う。 彼の返事がどうであれ、スケッチブックとクレヨンを一旦ベッドの上に置き、 ……取り敢えず、幾つも幾つもあるひしゃげた鳥籠を、ひとつひとつ、部屋の隅に寄せ始めるだろう。 (-95) 2021/10/09(Sat) 21:55:39 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ部屋の状況に、少し眉を下げる。 「ええ、大丈夫です。 リヤも怪我はしないようにしてくださいね?」 鳥籠をなるべく綺麗に並べるよう、邪魔にならない位置へ置く。 それでも嬉しそうに接し、次いで文字を綴る貴方に少し困った様な微笑。 「…俺の話は、きっと面白くないですよ?それでもいいのでしたら…。」 (-110) 2021/10/10(Sun) 12:50:42 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ貴方へ向かいそうなエネミーを拳銃で打ち抜き、一息。 横たわる貴方の無事を確認する為、少し片足を引きずりつつ近く 「…怪我はありませんか?」 (-114) 2021/10/10(Sun) 13:01:25 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ部屋に無断で立ち入られ、自分の目が届かないところで 何かをされるのが嫌で堪らないだけ。人を招くのは平気。 何故なら自分が居るなら何をされるかちゃんと見れるから。 君の手を強めに引いてベッドへ落ち着けさせたならば、 均等に整えられたものが並べられた部屋の中、 幾つかの均等が失われた部屋の中、君に饒舌に囀る。 そして、最終的に君の腕の中か膝にぬいぐるみを置いた。 流れとしてはそんな所になるか。 足を組んで頬杖をしていた不出来な愛玩用は君を見て、 「最初からおかしかったのかもしれない。 最初から妙ならば、それは問題が表面に浮上しただけで おかしくなった訳じゃない。そうではないのかなあ。 部屋の件はさて置いて僕は死んだ事に関して何も思わない。 ただ、綺麗なものを証明する為に、仮初の死へ自ら進んだ。 綺麗な子に綺麗なものを与える為に、仮初の死を選んだ。 シロとのそれは実に幸福な事で、満たされるものだったよ。 ―― 君が他人の事情をさて置き、生きるのを願うように、 僕もまた他人の事情を置き去りに最終的に死を選んだ。 それって悪い事かな?結局状態は復元されるのだし…… 幸福の形もそれぞれ。人間らしく寄り添うのを善しとするなら また、その類の気持ちにも寄り添うべき、だ、と、… あ。」 言葉を紡いでいたので。君の涙に気付くのが遅れてしまった。 は と息を呑んで言葉を中断。 どうしたものかと迷った指先が、君の目許へ伸びる。 (-121) 2021/10/10(Sun) 14:52:41 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「…………。」 誰かに手入れしてもらった指先で、君の涙を拭ってしまいたい。 拒否されたならそれで。嫌がられる事を強行するつもりはない。 悲しさを覚えた子を出来る限りで甘やかす為に、 不出来な指をぎこちなく動かして、眉を下げただろう。 「少なくとも、僕は。……僕達は。カンマとドゥーガルは。 魂の存在を証明しただけに過ぎないから、不幸ではない。 仮初の死が証明の為のものならば、躊躇わなかっただけ。 それを不幸な事だ、幸せな事ではないと君が断ずるならば 僕は心底救われない存在になってしまうんだよ。 だからせめて、僕の、幸福な願いを抱えて生きる為の行動を 君の中で否定しないでくれ。…綺麗な幸福を奪わないでくれ。 おねがいスオ。そうでなくちゃ僕達は救われなかったんだ。」 (-122) 2021/10/10(Sun) 14:53:37 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ大丈夫、と言うように笑って頷く。 ひしゃげた鳥籠は部屋中に転がっているから、部屋の隅に集めてもかなりの量だ。 それでも少しずつ床が見えてくる。 二人で片付けるのならこれはそう時間は掛からない。 残るのは花瓶。割れた破片が辺りに散っていて、悲惨な状況だ。 どうしようかな、ってちょっと悩んで、取り敢えず大きな破片から拾う。 そうして一旦、扉の近くに集めることにした。 彼の困ったような顔に返すのは、やっぱり楽しそうな笑み。 うん、って頷く。聞かせてって頷く。 スケッチブックを拾うまでもなかった。 (-123) 2021/10/10(Sun) 14:57:30 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガルいくつか欠けてしまっている均等に、あれらが先日言っていたものかと納得した。憤てしまうのも。 ぬいぐるみは膝の上、壊れないように手を添えるだけ。 人形へ視線を落としたまま一つ一つ、その言葉を記憶し頷く。 「最初から…そう、か…。 何となく、まだ疑問は残りますが…何となく、理解と納得をしました。流石に、この異常は記憶上になかったので‥… …本当に、遅すぎてしまいましたね。」 それならば、此処にいる者達の現状に整合性はもてる。 伸ばされた指先は拒否しない。手入れをされ、綺麗な指だなと安堵した。 拭われて初めて涙が出ている事に気付く。 止めようと目を細めるが止まらない。少し困惑する。 「…貴方は、此処で死んでも…現実でもちゃんと蘇りますか? 死とは全ての終わりだと、俺の記憶は…思考は捉えてしまう。でも蘇るなら…そうか…それが貴方にとっての幸福であるのなら…もう否定はしません。……止まりませんね、これ…。まるで… ……ああ、そうですね…人間のようです。すみません、何とか止まますので。…大丈夫です…、ごめんなさい。…」 最初の主人の言葉を見つけてしまった。見つけられた。 「…有難う、ドゥーガル。」 (-131) 2021/10/10(Sun) 15:41:56 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ「ああ、リヤ。怪我をしてはいけないので…花瓶は俺がやりますよ。」 その手をやんわりと止め、慣れた手つきで手早く片付ける。 危険そうなものは全てやるから、少し休んで大丈夫、と添えるだろう。 頷く貴方に、仕方ないと小さく息を吐いて苦笑い。 「…俺のメンテナンスは記憶データの改竄や消去。左腕の修繕。…それを行ったのは二度目の主でした。 一つ、思い出すような出来事があり…それでも10秒しか記憶が残らないのは…脳そのものが一部破壊されたからです。 …違法取引で二度目の主が買い手でした。一度目の主は良い…とは言えませんが、まるでグレイを人間のように扱う不思議な方々でした。 …それを壊したのは、殺したのは…その違法取引のバイヤーだったのです。 だから……俺は、…ああ、いえ。こんなところです。」 つまらないでしょう? 片付けを続けながら、淡々と語った。 (-132) 2021/10/10(Sun) 15:53:37 |
【墓】 復讐者 スオ塔内、仮想空間の空を見上げる。 10秒毎薄れる記憶を復元させる為に思考を続ける。 失敗した記憶へ謝罪 救われた記憶へ感謝 覚悟 忘れてはならない。思考を止めない。 (+28) 2021/10/10(Sun) 15:58:41 |
【秘】 子守用 アメフラシ → 復讐者 スオ「よろしくお願いします、スオ」 瞳を開けて、笑いかけて。 『みんな、とうにかける願いが違うんだよね。 だから、アメはいくらでも登れるようになりたいんだ』 そうして何度か戻ったり回復したり、慌ただしくしながら彼女との攻略は行われただろう。 怪我をすると心配するし、疲れてしまえばお弁当を差し出したり。 気を使ってばかりだったが、どこか彼女はあなたとともに戦えて楽しそうだったのが記憶に残ったに違いない。 (-136) 2021/10/10(Sun) 16:12:45 |
【秘】 復讐者 スオ → 子守用 アメフラシ「そうですね…俺はまだ塔に対する疑念や疑問が残ります。 身体能力は限界がありますので、無理のないよう捌ききれないと感じたものにはサポートを頼む事も大切ですよ。」 最初の覚束ない時は庇いながら指導しただろう。 心配してもらえた時は大丈夫ですよ。と何度も言った。 弁当には感謝をし、喉を傷めてはいないか心配だったのか毎回此方から喉に良いデザートを差し出した。 楽しそう、なのは少し心配だったが…最終的にはよく出来ました…そう言って壊れ物でも扱うようにそっと頭を撫でただろう。 それ等を全て記憶し、忘れないよう思考を続けた。 (-139) 2021/10/10(Sun) 16:24:47 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ君から貰った縫い包みを君に託すというのも妙な状態ではあるが それでも、君が少しだけ落ち着く動機になれば、なんて。 そんな風に思っている不出来な存在は、微笑んだまま目を伏せ 「だって妙な事やら大変な事情を抱えている子達が 確か、…ゲームに。この場に集められているのだろう? だからイレギュラーは起きるものだし、ままならない事も多い。 遅すぎるというよりもどうしようもない問題が多かった。 よって、君は別に負担に思う事はないんだ。泣かないでよ。 綺麗な顔が台無しだし、瞼が腫れたらそれこそ…… 心優しい誰かに心配されてしまうだろう。スオ。違うかい?」 別に泣きたければ泣けばいい。 けれども愛玩用は君を慰める事しか出来ないから、 手元は変わらず目元を撫でて愛でて、何度も拭うだけ。 君が手を拒まないならば、そろっと手やらを伸ばし ―― 叶うならば、そのまま抱き締めようとするだろうな。 驚いたり怯む様子があれば止める予定だ。無理はしないでくれ。 その場限りの愛玩用は、抱き締める以外思い付かなかっただけ。 「だって此処はただのデータの群れの集積場だろう? ならば僕は生き返るし、僕達はずっとそのままだ。 君は少々悲観的過ぎるのではないかな。…ほら、大丈夫。 安心して?今の僕は確かに体温があるし、生きているでしょう。」 いずれにしても有難う云々には首を横に振る。気にしなくていい。 結局この世の全ては独善的なものに過ぎず、身勝手なものだ。 不出来な愛玩用は普段通り笑んだまま、君の傍に居る。 (-142) 2021/10/10(Sun) 16:42:38 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「わあわあ子供みたいに泣きたい気分なら、胸を貸そう。 ……それとね、シロを、…ユーを、責めないでやってくれ。 あの子は僕の友であり、救ってくれた子なんだ。頼むよ。」 (-143) 2021/10/10(Sun) 16:43:11 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ男は、誰からの文も受け取っていない。 男は、誰ともすれ違ってはいない。 だから貴方がここに来ることのできる理由というのは殆どないのだけど、 解釈するならば夕食の後、待つのに飽きて探しに来たということなのだろうか? 貴方から見れば、流した血も返り血もわからないくらいに血を浴びている。 それもきっとデータに過ぎないのだから、時間が立てば消えてしまう。 天井を見上げていた男は、緩慢な動きで転がったまま貴方を見た。 「ああ、こんなところまで一体どうしたんですか? 今日のメンテナンスは私でしたっけ。そうではないと記憶していますが。 ……貴方は。誰の差し金でこうしているのか、聞きたそうにしていましたね。 その答えはまだ、聞きたいですか?」 (-156) 2021/10/10(Sun) 17:19:35 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル「そうですね…そこまでの思考能力、コミュニケーション能力に欠けてしまっていた事を申し訳なく思います。 それに、理解が出来なかったのは俺の落度なので…受け止めます。欠落を認識する事が遅すぎました。そのせいで、傷付けてしまったのだからそれは反省するべきです。 腫れたとしても、自己修復機能もあるので大丈夫。心配をかけてしまう事は避けるべきと理解しています。 …泣いているのでしょうか…勝手に出てきて…悲しい、と把握してしまったものが溢れる……、…?…何故、理解が追いつかない…何故、優しく接してくれるのか…ドゥーガル、貴方には俺を罵倒し何をしても良い権利があるんですよ?」 抵抗の意思は己にはもうすべきではない事だ。 その行動の原動力が、わからないだけ。この空いてしまった両腕はどうすればいいのかもわからない。人形を汚さないよう動かすのみ。 温もりは、再び記憶の欠片が蘇る。その温もりに安堵する。生きている…。 懐かしくも、あの時は今のように不思議に感じた。 「悲観的でしょうか?出来ない事。出来なかった事…それはあってはならないものなので…それをただ、後悔と謝罪するしかないので…。 この液体は、止まってくれませんね…子供のように泣き叫ぶことが出来たらまた違ったのでしょうか。」 「安心してください。もう、誰も責めません。貴方は生きていると証明してくれた。ユーは救うつもりで動いている…。悲しいとは思っても、ユーの信じる救いがそこにあるのなら…俺はもう何も抵抗しません、教える事も抵抗もしません。」 (-159) 2021/10/10(Sun) 17:29:20 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ銃声の音を聞きつけ、思考し銃声の音を発した根源の人物をつきとめそれが貴方であると断定して碌に動かない脚を引きずってきた。ただ、追うため急いだ。それだけ。 「…」 話を聞きながら無遠慮にあちこちへと絆創膏を貼った。 常ならそんな事は絶対にしない事をする。べた、べち、べた。 まるで子供がするささやかな仕返し。 「二度、貴方へ予告が出されました。ブラックのエラーかどうか…わかりませんが…。 話してくれるのならば、例え貴方の意思であったとしても。 全て聞き入れます。俺には理解力も、能力も…ここでは役に立たないものですし、昨日の事は本当に…」 「申し訳ありませんでした。この空間への疑念はあっても、異常状態にまでは辿り着けなかった事を深く後悔しています。……死んでほしくない一心であったとしても、貴方を傷つけてしまったことにも…。遅すぎますが、謝罪と…せめてどんな言葉でも受け入れたく、此処へ。」 (-161) 2021/10/10(Sun) 17:44:26 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ「これくらいなら大丈夫ですよ。自分で手入れも出来ます。 折角ですから自分の手で抗ってみようとも思ったのですが、難しい」 目の向く先は階段の上。四階の最深部へ至る道。 見上げる目は憧憬を抱くように細められて、首を横に振った。 男は、それそのものは、これより先に征くことを望めなかった。 「このさきに答えがある、かも。私から深く話すつもりはない。 彼らにも事情のあるところですからね。けれど、もしそれが答えになるのならば。 今ここにある何らかの動きを、止めたいと思うのなら。 言葉か、あるいはその剣かで。聞き出すのがいいと思います。 私は彼らの事情を推し量りきらないまま、その尖兵になった。 ……思えば貴方にもドゥーガルにも、申し訳ないことをしましたね」 (-165) 2021/10/10(Sun) 18:21:15 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオでも、と唇が動く。 散らかしたのはわたしなのに、お手伝いしてくれる彼に全部任せるなんて。 けれどそれは声としては出なくって、申し訳なさそうに眉を下げ、 結局、大人しく下がった。 彼に任せて、端っこでちょこんとしゃがみこんでいる。 そうしながら彼の言葉を聞いて、 ……ベッドに寄って、スケッチブックとクレヨンを手に取る。 「記憶、 10秒しかないの?」 まずは一旦そう描いて、彼に見せる。 彼の話すことは難しくて、直ぐには理解できなかったから。 分かるところだけ、そうして聞いた。それから、 「 だから の続きは? 」 気になるのは、そこも。 (-167) 2021/10/10(Sun) 18:32:59 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ「…いいえ、応急手当はさせて頂きます。」 受け入れるが、大切…なのだろうか。大切だからこそ、だろうか。 わからない…が、手入れは自分でやるより誰かの手を借りた方が早い。この手を弾かれたなら、止める。 「…………」 言葉を一つ一つ拾い思考する。 「……止めたい、とはもう考えていません。 ドゥーガルの部屋ももし貴方がやったのだとしても、それを伝える程動けません。 俺は、ただ貴方が…エマが気がかりで申し訳なくて…此処にいるだけです。遅すぎますが…御免なさい。抵抗するべきではなかった。」 周囲にエネミーが来る、…だが、貴方が動かないのならここから動かず周囲のエネミーは片付けるのみ。 (-168) 2021/10/10(Sun) 18:34:33 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ申し訳なさそうな貴方の頭をそっと撫でる。 このまま撫でるべきか、片付けをすべきか…思考を巡らせた。 「これ以上、消耗はさせたくないので…せめて好きなように。 …そう、ですね。損傷した脳は戻されいないので…10秒毎に。」 いずれここが終わるなら…と、結論を出し頭を撫で続ける。 安心できるように、髪を梳くように丁寧に。 「……あまり、言葉にしたくは、ないです。リヤだからこそ…それでもいいというのなら…語りましょう。本来ならば絵本を読んで差し上げたかったのですがね。」 苦笑を浮かべる。せめて貴方にはこれ以上辛い思いはさせたくないのだ。勿論、悲しい思いも。 (-170) 2021/10/10(Sun) 18:46:30 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ抱き締めるのは拒まれなかったようなので、 そのまま、腕を回して。抱き返されなくとも好きにしている。 身勝手に背中を撫で擦り、君の表情を見ないようにすべく 不出来な肩に君の額を寄せさせて、只管宥めるだけ。 君に何か饒舌に囀ったところで、何も変わらない。 君が動かなくても状況がこうなっていたのと同じ。 不出来は必ず不出来であるというのと、同じだ。 だから、 「残念な事に愛玩用は他人を罵倒するようには出来てない。 それこそ昨日のように憤っていたら別かもしれなかったな。 でも、今はそんな事はないし …君は泣いているし。 そうしたら不出来なりに出来ることはひとつだけ。 君が泣き止むまで、満足するまで宥めるだけなんだよ。 ―― 出来なかったというのがあってはならないなんて! 何も出来ない僕の前で言うのは少々面白いものだね。」 「君は何も出来ないなんて事はないよ。 現に僕に縫い包みを縫ってくれた。絆創膏を貼ってくれた。 食事の支度の時に世話を焼き、お粥のことを教えてくれた。 ほら、後悔と謝罪以外も君は上出来にこなせるじゃないか。」 責めない、抵抗しない。それならそれで良い。 君をだらだらと無責任に宥め、愛玩用は目を閉じる。 別に眠い訳じゃないよ。泣き顔を見られるのは嫌だろうと そう思ってからの行動だ。君は謝る事なんて何一つないのにね。 (-171) 2021/10/10(Sun) 18:46:46 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ「以前から思っていたのですが、私の話し方は伝わりにくいものですかね。 私を、ではなく。彼らを含めた、大きな動きの事を言っているつもりでしたが。 サポートAIの言っていたことは、聞いていたでしょう?」 (-172) 2021/10/10(Sun) 18:49:36 |
【秘】 愛玩用 ドゥーガル → 復讐者 スオ「勝手に出てきた涙とやらが止まるまで、ここに居たらいいよ。 不出来な愛玩用の僕に出来るのはその場限りの甘やかし。 今日の僕は役目を果たす気分だから、……ほら。 君が満足するまで、ああ、勿論嫌だったら離すけどさ、 僕の事は気にせずそうしていたらいいよ。スオ。…大丈夫。 よしよし。……偉いよ、頑張ってるし、君はとても優しい。」 上っ面だけの言葉にも聞こえるかもしれない。 軽薄な言葉の群れかもしれない。だが、少なくとも今は本心。 そんな調子で君に拒まれないならば延々と甘やかし、 時折涙を拭い、髪を撫で、縫い包みであやして、背を愛で、 どうにも泣いてばかりで元気のない君を 無責任に宥めて 暫く一緒に時間を過ごす事になったのだろう。 君が拒んで帰るのならば、はたまた。 甘やかす時間の区切りに離れて帰る様子があれば、手を振り、 また泣きたくなったら撫でてあげるね。スオ。 普段通りの微笑みと共に柔い一言を添えて、君を見送った。 またね、優しい子。スオ。無理に頑張り過ぎないようにね。 元気が出た頃にでも、また僕にぬいぐるみを作ってくれ。 だって、返したくないものは多ければ多いだけ良いのだから。 (-174) 2021/10/10(Sun) 18:51:07 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ「わたし、大丈夫だよ」 消耗なんてしてないよ。 でも撫でてくれるのが嬉しい。 片付けなんて後でもいいし、何ならこのままだって構わない。 「10秒で記憶がなくなるなら、昨日のこと、覚えてないの?」 これは純粋な疑問。 スケッチブックを一度置いて、彼がしてくれるのと同じように、 金糸雀も彼の頭を撫でてあげたい、と…… そう思ったけれど。動きかけた手は、結局またスケッチブックに伸びた。 「話したくないのなら、聞かない。 でも、話してくれるなら、聞きたい。 話すことでスオがつらい思いをするなら、聞かない」 (-177) 2021/10/10(Sun) 18:56:15 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ「他の人には、伝わったのでしょうね…俺だったから…それは、本当に申し訳ありません。‥‥許してもらおうとなど、思ってません。 ブラックの言う此処での異常状態について…どれだけ考えても、ここまでの異常状態に陥る事は受け入れられる程の思考要領がなかった…。 …言い訳ですね。 ドゥーガルは、初めからおかしかったのかもしれない…と、貴方を追う前に聞きました。それならば、納得も出来る。 この話が貴方の為にならないのなら、俺はあまり良く思いません。ただ、貴方に追いつくために来た。謝罪後の事は考えていません。」 …そもそも己の言う事が的を得なくなってきている。 あと少しで辿りつけそうなのに、わからない。思考を続ける。 「…貴方の意見を聞けずこのまま終えてしまうのは…とても悲しい…。全て受け入れるので、不意打ちはもう、しないでください。」 少し肩を竦め、しないでほしい、というのは冗談交じり。らしくはない行動だが 責める気はない。と示す為。 (-179) 2021/10/10(Sun) 19:07:45 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ「……ふむ、仕方ない。もう少し順を追って話しましょう。 私は正確にはもう少し前から動いていました。 理由はこのゲームへの反抗、ですね。それへ至る動機は一致していませんが。 私はまだそのひとが誰であるかというのをはっきり知らないうちから、 その目的へと協力していました。それによって役得があったから。 あのサポートAIは言いました。 救済者たらんとしたあなた。 死でもって、グレイの未来を照らそうとしたあなた。 安らかな祈りを、今も捧げ続けるあなた。 それが誰を指すか、まだ貴方がわからないまでも。 彼がメンテナンスに呼ばれれば全てが終わるでしょう。 明日にはゲームは強制終了される。 時間には限りがある。 ゲームが終わるまで、それはまだ猶予がある。 貴方が私の言に耳を傾けたいと思うのならば、私の声は、そこにありますよ」 (-182) 2021/10/10(Sun) 19:21:27 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 ドゥーガル撫でられ、宥められ、温もりを確かな物と受け止める。 謝罪を尽くして虐げられても良いのに、何もいらないと跳ね除けていたものが埋め尽くされていく感覚にただただ涙を流した。 「いえ…十分です…この身には過ぎる程に…十分です…。 …ドゥーガル、あの時はごめんなさい。」 「貴方は何も出来ないという事はないのですよ。事実、俺を責める事なく受け入れてくれ、涙を拭って言葉を聞き、それに対し優しく意見した。 不出来を否定した事によって貴方が傷ついたりしてしまうのなら、申し訳ありません。でも、俺は救われましたよ。」 「上出来…有難うございます…。そして、ごめんなさい…おれはもう本来の…いいえ、最初の主の言うように…願ったように、今後少しでも…せめて俺のようにならないよう動きます。故に、現実ではきっと一度世間を騒がせるでしょう。 …その時を貴方が知った時は…どうか悲しまないで、貴方はもう少し胸をはって生きてください。俺を救ってくれた事を、忘れないで。」 有難う。ごめんなさい。 もう一度言いながらそっと離れ人形を返す。 もう涙はない。 少し足を引きずりそのまま失礼しました、有難うございました。そう告げ、静かに立ち去り、静かに扉を閉めた。 どうか"貴方達"に平穏が訪れますように。 (-185) 2021/10/10(Sun) 19:37:35 |
【秘】 復讐者 スオ → 忘却の金糸雀 リヤ「いいえ?10秒毎に薄れる記憶を手繰り寄せ、忘れないように思考を続ける。それだけです。忘れませんし、誰にもこの記憶だけは忘れさせません。」 大丈夫…その言葉を信じ願う。 撫でられなく残念そうにするのなら…一度思考し記憶を集める。これは最初の主か?わからないが…くしゃくしゃと、優しくも少し乱雑に。 不快になったのならば申し訳ないと謝るだろう。 深く聞かない。それならば言葉にはしたくないというのが本音だ。 苦しく醜く辛い記憶ばかりなのだから。 「俺の本当の名前だけ… 蘇芳。蘇るという字に、ほうかの芳…。 日本のものです。 これは、お嬢様がつけてくれた…猫と同じ名。 もし時間があるのなら、100万回生きた猫という絵本をお聞かせしたかったのですが…申し訳ありません、行く所があるのです。」 ぽん、ぽん。 安心させるような手つきで撫で、離れる。 「ここの方々が生きていてくれれば、俺はそれだけでよかったのですが…事情もあるようで…。上手く伝えられない事を、深く謝罪します…申し訳ありません。」 深く頭を下げ、貴方の髪に一つ、髪留めをつけた。 四葉の刺繍が施された髪留め。 (-186) 2021/10/10(Sun) 19:54:28 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ大人しくその声を、言葉を聞き入れる。 単語一つ一つに思考を重ねる。 あの時の行動の理由がそれならば、頷く。だがそれならば疑問はより強くなる。それに、ただ一つ、願ってしまうものも。 「俺が知っているのは、この命と引き換えに誰かを守る事だけ。一度目は守ろうとしましたが遅く、二度目はメンテナンスにより失敗しました。それ以外は塔とブラックへの違和感や疑念のみ。俺にあるのは勉学やモラルだけ……。ああ、性教育も一応ありますきあね?………慣れないブラックジョークはすべきではないですね、申し訳ない…。」 やはりコミュニケーション能力はあった方が良かった。与えられる環境がなくともこういう時の為実践を積んでおくべきだったと改めて思う。 「…貴方の声に耳を傾けたい、でも、今は貴方の近くにいたい………この思考は、間違いでしょうか。」 (-188) 2021/10/10(Sun) 20:09:58 |
【墓】 復讐者 スオ今此処でできる事を考える。思考する。 モラルに反する もっと自然に過ごしてくれよ。 壊れた記憶の断片に問う 俺は、正解を探らずにいていいのか? 周りに聞いてみろよ、案外単純かもしれないぜ?複雑ならそれにちゃんと寄り添って考えてくれるなら俺は嬉しいなあ ………… 記憶のピースは埋まらない (+30) 2021/10/10(Sun) 20:18:23 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ「……わかりました。 それはいいのですが、そうですね、少し用事があるのです。 貴方さえ良ければ同席していただきたいのですが、よろしいですか?」 大きく息を吐いて、ゆっくりと立ち上がる。 武装は十分、左手を差し伸べる。足を向ける先は、第四階層の最深部だ。 (-190) 2021/10/10(Sun) 20:18:36 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマぱち、と目を丸くする。否定されると思っていたから。 「ええ、……そうですね。こっちの方が…通常より遅くとも多分早く行けます。」 武装の確認を終えると、関節の軋む音と共に貴方を背負う。 戦闘能力は貴方の方が上であり、負傷していても機動力のみならこちらが上だと判断した。 「…急ぎますので…多少防衛は出来ても不完全です。向かってくるエネミーがいたら討伐はお願いします。」 守る様にナイフを扇状に発現させ、悲鳴をあげる関節は無視して背負ったまま高速で求める先へ進んでいく。 (-192) 2021/10/10(Sun) 20:34:09 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ「ええ、大丈夫ですよ。私はね。それでは、参りましょうか」 負傷しているにも関わらず邁進する姿をあとから追う。 目指すは安楽死の待つ階層。それは、何を意味するものか。 (-193) 2021/10/10(Sun) 20:41:35 |
【秘】 復讐者 スオ → 愛玩用 エマ「…失礼を承知で、何も求めません。恨まれてもいいです。」 予想が間違っている事を願うのみ。…だった。 貴方を担ぎ上げ、…頬へ軽く口付ければ抱えたまま一気に加速する。 (-197) 2021/10/10(Sun) 20:50:25 |
【秘】 愛玩用 エマ → 復讐者 スオ/* あ、確定ロールされるとちょっと困るんで、それは遠慮しておきます。 普通に後ろからついていきますので……。 (-198) 2021/10/10(Sun) 20:52:26 |
【秘】 忘却の金糸雀 リヤ → 復讐者 スオ思考を続けながら記憶をなぞり、その上で今を新しく記憶していく。 金糸雀には想像もつかないことだけれど、きっととても大変なことなんだろうと思う。 だから少し心配そうに眉が下がって、 ……でも、そこで君が金糸雀を大きく撫でるから。 目をぎゅっと瞑ってそれを受け入れた。 髪が乱れたって構わなかった。 「すおう。 すおう? 漢字、書けないけど…… すおう。 覚えた。 それで呼んでもいい?」 絵本を読んでくれたならきっと喜んだだろうけれど、 行くところがあるって言うなら止めはしない。 だから、金糸雀はまた文字を書く。 「お片付け、ひとりで出来るから。 行って、いいよ」 大丈夫だよ、って言うみたいに笑ってみせる。 謝らなくたっていいのに。君はきっと悪いことをしていない。 髪留めをつけて貰う間もおとなしい。 静かに、……いや、ちょっとだけそわそわはしたかな。 それでも邪魔せず髪留めを付けて貰う。 鏡を見ないと良く確認は出来ないけれど、嬉しかった。 子供みたいにへにゃへにゃの笑顔を作って、小首を傾げる。 「ありがとう。 みつあみもうれしかったの。 ありがとう。 すおう いってらっしゃい」 (-202) 2021/10/10(Sun) 20:59:20 |
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