84 【R18G】神狼に捧ぐ祀【身内】
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| 「昨夜はアザミさまが選ばれたようで……。 壮健そうで何よりです」 (6) 2021/07/22(Thu) 21:40:44 |
| (a0) 2021/07/22(Thu) 21:42:10 |
| >>9「はい。神託がある迄は 各々の仕事に精を出すと致しましょう。 沙華さまは、他の方々に 活を入れて回っていらっしゃるのですか……?」 掃除を邪魔しない程度の巧妙な動きで 付いて回る沙華に問い掛ける。 警策で気合を入れて練り歩くのを目撃していたらしい。 (10) 2021/07/22(Thu) 21:57:59 |
| 「お変わりの無い様子は喜ばしいですが…… 危機感に欠けるのも、 果たして正しいのかと気を揉むものですね」
呑気な声が祠から響いてくる。 (12) 2021/07/22(Thu) 22:02:07 |
| (a1) 2021/07/22(Thu) 22:02:58 |
| >>11「………ご勘弁を」 響く場所に打ち込むのが上手そうだ。 「進んで打たれる嗜好は御座いませんが……… 私が職務を怠る事があれば、無論謹んでお受け致します」 (13) 2021/07/22(Thu) 22:12:07 |
| /* めっちゃハイカラなモン差し入れちゃった (-13) 2021/07/22(Thu) 22:19:40 |
| >>15「沙華さまのお仕事をですか?」 見ていなければ判らぬ程度に目を瞠って。 警策にちらりと目線を遣った。 「沙華さまのお望みとあらば、 勿論お断りする理由はありませんが… 私で宜しいのですか?」 (17) 2021/07/23(Fri) 0:41:44 |
| 「……神託により生贄は選ばれ、 印を刻む手順も込み入ったものの筈。 シキさまは…"正当に選ばれ"た御方ですか?」
今までは精々日にひとり程度ではなかっただろうか。 一抹の疑念が湧く。
「沙華さまは確かに独特でいらっしゃいますが、 とてもよくして下さいます。 悪い御方ではないですよ」 (=1) 2021/07/23(Fri) 1:17:43 |
| 「神狼様への信仰は悪ではありませんが、 此度の祭礼は特別である分、背後で動く影が目立ちます。 勿論、島民はみな島を想い 行動していると信じたいものですね。 残り二日、一体誰が選ばれるでしょうか。
………五十鈴さまも沙華さまも、 変わった様にお見えですか?鈍い私には頓と判らず。 一つ一つは小さくとも、 それが大きな変革へ向かっているのか……」 (=3) 2021/07/23(Fri) 10:38:40 |
| >>19>>20>>22「沙華さまの様に立派にお役目を果たせるかどうか……。 しかし御期待にはお応えしたく。 ………少しばかり、考えるお時間を頂きます」 渡された警策をつい、と指先でなぞり その感触を確かめている。 「ああ、あまり御手を痛めたりはされぬ様に………」 譲り受けた側から平手で叩いて回りそうな 忘れ屋の意気込み様に心配の色を見せる。 先日はシラサワから飴を。 今日は沙華から鞭(警策)を受け取った。 斯様な所まで正反対だ、と 二人の変わらぬやり取りを横にしみじみ思う。 どこか、いつにも増して饒舌な様子が気に掛かったけれど。 (23) 2021/07/23(Fri) 11:00:54 |
| 「其の様な秘密が………。 沙華さまがどうお考えになるかは、 私にも預かり知らぬところです」
願わくば嫌悪以外の関係であってほしいが。
「それ程までに想いを固めていらっしゃるのですね。 負担などと。とんでもない事で御座います。 ……もし。もし神の座についたとき、私たちは 五十鈴さまと言葉を交わすことができるのでしょうか」
寂しい結末だけは、迎えたくないものだと。 (=5) 2021/07/23(Fri) 17:05:14 |
| /* もしかして肩に乗ってるのハムスター? ハムチャンかもな………かわいいしな………。 (-48) 2021/07/23(Fri) 17:06:21 |
| >>24>>26肩から顔を覗かせる沙華と、 いつも通り言葉を売り買いするシラサワの間に挟まれながら。 「私は常より沙華さまに目を掛けて頂いておりますし 同じだけ沙華さまに身を尽くすは道理かと存じます」 甘やかす立場になることは 特に疑問もなく受け入れている様子。 どちらもどちら、なのだろうか。 (27) 2021/07/23(Fri) 17:32:20 |
| 「お力添えができれば良かったのですが」
ゆるく頭を振った。 それこそ、この様な話をしていたと知られては 沙華が黙っていないかもしれない。
「其れでは、五十鈴さまが座についた暁には りんご飴を供物にする、という事ですね。 極めて平和且つ微笑ましい祭りになるかと」
気持ちばかり口角を上げて。 血なまぐさい生贄等とは無縁の祭礼を夢見た。 (=7) 2021/07/23(Fri) 17:55:51 |
| 「可愛らしい祭礼になれば、 島外からのお客様も今より増えるでしょう。 きっと活気が生まれます。
五十鈴さまのそれは執念とも呼べる意志ですね。 ………これは独り言ですが、」
あくまで祭礼に従う身。 ともすれば祭りを根底から崩さんと狙う者の 幇助になりかねない言葉を漏らすことは憚られた。
「万が一選ばれなかった場合でも。 "最後の日"であれば、 祠に忍び込むことは可能ではないでしょうか」 (=9) 2021/07/23(Fri) 20:03:29 |
| /* 勝利宣言かわいいね 肩に乗せようね (-66) 2021/07/24(Sat) 0:19:18 |
| >>28>>29>>31「沙華さまは甘えん坊……なのでしょうか」 傍目には間違いなく甘えているのだろうが、 これの主観では今一つぴんと来ていない。 勝ち誇る沙華を肩にぐるぐる考えていたところに、 ふらりと薬屋が現れた。 「リェンさまはお出掛けされていましたか。 ええ、祭礼で島全体が浮足立っている以外は 特に変わりは無いと存じます」 五十鈴や戸隠など、気になる振る舞いの者はいるが。 何か新しい報せを運んで来たのだろうかと 奉公人は薬屋を気にしている。 (36) 2021/07/24(Sat) 12:12:20 |
| >>37>>38>>40「祭礼の期間、腕輪付きはみな一蓮托生。 正しくその通りです。 毎年数が合わぬのは悩ましい事ですが………」 今宵の神託はどうなるものか。 「五十鈴さまは底知れぬ迫力がありますからね」 飄々としているようで、本当に神狼を喰らってしまいそうな。 左方の舞は、そういった気配を滲ませている。 (42) 2021/07/24(Sat) 17:03:10 |
| 「神託を受けてしまえば、私も祠へ出向かざるを得ません。
ですが、出来得る限り 五十鈴さまのお邪魔にならぬよう善処致します。 一先ずは今宵の神託を、座して待ちましょう」 (=11) 2021/07/24(Sat) 17:07:29 |
| 「アザミさまは豪胆でいらっしゃいますね……」
酒や甘味を祠で楽しむ者は彼女くらいではないだろうか。 (46) 2021/07/24(Sat) 20:02:16 |
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