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【人】 白瀬伊緒『20XX年3月、世界は滅びるだろう』 確証のない未来を眼前に控えながらも、 僕たちは新しい進路を抱えて門出を迎える。 去年と変わらず桜は咲く。 (44) 2023/02/05(Sun) 11:42:26 |
【人】 白瀬伊緒帰りにコンビニに寄る。 鞄からUSBメモリーを取り出してコピー機に挿し、 小銭を入れる。 卒業式の前に完成させていれば 学校のパソコンが使えたのになぁ、なんて 思うけれどなかなかうまくまとめられずにいたのだ。 人数分取り出して、その場では軽く折り目をつけて 後は家で整えることにした。 (46) 2023/02/05(Sun) 11:44:40 |
【人】 白瀬伊緒-旅行の日の朝- 朝、いつもより早い時間にセットした目覚ましの さらに10分前に目が覚めた。 自分で思うよりずっと浮かれているみたいだ。 他の人はどうだろう、と考えながら身支度をして家を出る。 忘れ物はない。 心残り 気にするべきは旅先に忘れ物をしないかなとも 思うけれど気が早い。 旅行の打ち合わせを始めた頃は随分と寒かったのに、 3月も半ばになればいくらか春の兆しが見えてきた。 着込んだコートが少しだけ暑い。 場所によってはもう桜の花びらが落ち始めている。 (47) 2023/02/05(Sun) 12:17:37 |
【人】 白瀬伊緒-- ターミナル駅にて。 10分前には着いたけれど、 先に着いている人はいただろうか。 テイクアウトした青汁drinkをストローで啜りながら 誰かがいれば言葉を交わしながら全員揃うのを待っている。 全員揃った後、鞄から取り出して配るのは 「旅行のしおり」だ。 そんなに凝ったものではなく、 織田がまとめてくれたプランをそのまま貼り付けたり、 目当ての場所に行けなかったときの案を足したり、 打ち合わせ段階でのこぼれ話を忘れないように 残しておいたりしたものだ。 栄純と大地のところだけ 小さく「ホワイトデー」とペンで書き足してある。 宛てのない旅だからタイムテーブルはないし、 あとは連絡先やらを書くメモ欄があるくらいだ。 (48) 2023/02/05(Sun) 12:18:21 |
【人】 白瀬伊緒何か聞かれれば。 「スマホにも情報はまとまってるけど。 旅行誌とかしおり付き合わせながら過ごす方が、ぽくない?」 なんて返しただろう。 要するに、浮かれているんだ。 ** (50) 2023/02/05(Sun) 12:19:27 |
【人】 白瀬伊緒「気にすんな、じゃあ行こうか」 全員切符を持って、征くは青春十八きっぷの旅。 世界滅びなくて良かったな。 あと願うことは乗る電車に鬼が現れないことだろう。 やたら幸せな夢を見たら要注意、かもしれない。 (82) 2023/02/05(Sun) 23:05:06 |
【人】 白瀬伊緒道中のトランプはそれはもう盛り上がった。 大富豪の座を守り続けたのは<<楢崎大地>>allwho。 後に寄ったところのお土産屋で賞品を手にしたとか。 絵しりとりは難航を極めた。 烏賊がやばいことは知っていたので、 僕は伊豆浦に回すときには 「い」で終わらせないようにしていた気がする。 ちなみに僕の美術の成績は77。 (83) 2023/02/05(Sun) 23:06:03 |
【人】 白瀬伊緒「カチューシャ、似合ってんね。 パーカーもいいじゃん。ここ海風強いし。」 漸く辿り着いた夢の国。 カチューシャとポップコーンを首から下げ、 パンフレットを手に ファストパス発行所を探して歩き回っている。 選ばれたのはクマ耳でした。 男には可愛らし過ぎない?って思わないことはない。 近くにいた人に声をかけて、 5人全員での写真を撮ることも忘れずに。 遊園地デビューというものがあるなら 間違いなく成功だろう。 それは、撮ってもらった写真を見れば、 そうでなくてもすぐに分かることだった。 (84) 2023/02/05(Sun) 23:08:55 |
【人】 白瀬伊緒ちなみに道中、俺はしょっちゅう 織田や栄純に声をかけて寄り道したり。 奇数だからアトラクションの座席はローテしよう、 なんて声をかけていたけれど。 まあなんとなくだ、なんとなく。 せっかく近い距離にいられるのだから 気づいてしまったものはこっそりでも協力したくなるのが 友人の性だろう。 (85) 2023/02/05(Sun) 23:14:28 |
【独】 白瀬伊緒/* あかん豊作過ぎて皆さんのロルでお腹いっぱいになってしまう…・幸せなことだ(早くかけ) 人数とか、空気感とかちょうど良かったですね RP村でゆるゆるでいいのは助かる。 (-131) 2023/02/06(Mon) 23:23:40 |
【人】 白瀬伊緒ついうっかり──はぐれ過ぎたみたいだ。 パレードが始まってしまうと人込みの中から 友人たちを見つけ出すのは さらに難しくなってしまうだろう。 黄昏に映えるパレードの光。 キャストの歌声に、思わず踊りだしたくなるような音楽。 紛れもない非日常がそこに在る。 そんな中、群衆の中に手を繋ぐ姿を見つければ頬が緩む。 はぐれちゃったら困るもんな。 まさか告白一歩手前まで行っていたなんて その時は知らなかったけれど、もし本人から この時の顛末を聞くことがあったなら、 上手くいくことを願って背の一つも叩いただろう。 (117) 2023/02/07(Tue) 0:01:46 |
【人】 白瀬伊緒そして待ちに待った温泉旅館。 「聞こえる声で言うんじゃないよ」とたしなめつつ あっついお湯を楽しんでいる。 1日中歩き回った脚に沁みる。 まるで爺ちゃんかとセルフツッコミを入れつ。 ちなみに我慢大会には参加しなかった。 全員のぼせたら誰が介抱すると思ってんだ。 真っ赤になった頬に牛乳瓶を押し当てて さっさと涼しいところに移動しよう。 (118) 2023/02/07(Tue) 0:02:23 |
【人】 白瀬伊緒――帰路―― 予言のことも、世界のほころびも忘れるくらいに 楽しい数日間ももうそろそろ終わりを告げる。 元来たターミナル駅に戻る最中の列車の中、 車内販売のアイスクリームを頬張りながら 写真を見返している。 「また、行こうな。家に着いたら写真まとめて送るから みんなもよろしく」 大学の休みの時は俺の家にも来てね、 なんて言ったりして。 それなりの観光地だ。目玉はたくさんあるしもてなしもできる。 他にも、ホワイトデーのお菓子を女性陣に渡したり。 小さな小箱の中には高校生には ちょっといいお値段の焼き菓子が数種入っている。 (121) 2023/02/07(Tue) 0:27:31 |
【人】 白瀬伊緒行きより随分と荷物が増えた気がする。 観光地のパンフレットに、 ついつい買ってしまう各地のお土産。 忘れ物は、きっとない。あるとしたら それは今回拾いきれなかっただけで、 決して置いてきたわけじゃない。 外は、高速道路の電灯や海の向こうの ビルの灯りで瞬いていた。 夜の列車は明るい時間より静かな気がする。 周りを見れば旅の疲れに 寝息を立てている友人もいるだろう。 耳を澄ませる。 (122) 2023/02/07(Tue) 0:28:10 |
【独】 白瀬伊緒/*微笑ましか〜……… ほまれちゃんからの贈り物もありがとう! 始業まであと3分につきお返事はできないのですが、 白瀬は喜んでいたとお伝えしておきます。 ありがとうございました! (-147) 2023/02/07(Tue) 8:57:31 |
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