【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス「あーあ、いやだいやだ。消去法ばっかの人生なんて」 なんて茶化すけども、そうし続けるのは己も同じ。 動物の好みの差はあれど、人に対しては似たようなもので。 それをしてない様に見える相手に言われると怒りだすのが最悪なのだが。 「手ぇ打つってなにすんの。 まさか、お前も実習生になるとかいいだすわけ? ……想像したら僕より不味い気がしてきたな。 ん、こいつ物怖じしないな。かわいいな………… 懐かなくても乗ってくれるだけで上出来だ。 こっちから手出ししない限り襲わないし。 人間と違って なお、平静を装っているように見えかねないが、実際の声色は余りにも温かい、もとい温くて上擦ってるのを必死に抑えている。 まるで何も隠しきれていない。 本当に貴方が死んでも勝手に引き取るのではと思いかねない程の。 気を取り直して。 「……鴉は嫌いじゃない、が……あと一年、待てるか? もっと掛かるかもしれないが。そも何で鴉?」 においを嗅がれている間はじっとしている。 どう見ても触りたいし撫でたいのだが、その辺り無理に頭を撫でたりしないので飼い主適性は何だかんだあるのだろう。 あと肩に乗ってるだけで幸せ。 (-153) 2022/05/08(Sun) 15:39:42 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「俺に教職がやれると思っているのか?」 否である。残るとしても実習生とはまた別の形だ。 となると事務仕事でもやる事になるのだろうか。 あまり考えたくはない、が、考えなければならない…… とはいえ今優先して考えるべきはそこではなく。 「実習生でなくともいい、ここで職を得られるようにさえなれば。 その選択肢がこの場所の中で予め提示されるようになるべきだ。 …今のここにはとにかく治して卒業って指針しかないだろ。 下手に一度外に出すんじゃなく、この場所の中で完結させた方が あいつらにとっても多分都合が…… うわ…… 」上擦った声と緩んだ雰囲気につい声が出た。 何もその様子を今初めて見たわけでもないのだろうけど。 つまりはこの反応も今に始まった事ではないということ。 「……さあ、何でだったか。 随分子供の頃から思ってた事だ。 もうきっかけなんて覚えてない、そういうものだろ。」 強いて言うなら、何となく身近だった、とか。 きっとそんな理由になるんだろう。 (-157) 2022/05/08(Sun) 16:31:34 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「何も今すぐに飼い始めるってわけじゃない。 あんたがこれからもこの場所に居続ける事を選ぶなら。 戻って来たその時に、雛から飼い始めればいいだろう。 だからもしあんたが乗り気なら、」 「それまでに名前を考えておいてくれ。 どうにも俺は名前を考えるのは苦手らしい」 (-158) 2022/05/08(Sun) 16:32:09 |
【置】 神経質 フィウクスこの施設にも体裁というものがある。 きっと自分だけを特別扱いする事はできない。 つまりは、この要望さえ通ってしまえば、或いは。 この場所で生きていく為の選択肢を、 この場所の中に居るままに選ぶ事ができるようになる。 大人達がそれを棄却する理由が少ない事を知っている。 それがいつの事になるかはわからないけれど。 誰もがとはいかないかもしれないけれど。 それでもきっと、今よりはずっと望みがある。 (L2) 2022/05/08(Sun) 16:43:27 公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00 |
【置】 神経質 フィウクス病気が治らずとも、病気を治さずとも。 自分達にはあまりにも生きづらい外の世界へと 強引に放り出される事なく、『普通』になれない事で 目に見えない圧力にじわりじわりと絞め殺される事も無く。 生きていく事だけなら、ほんの少しだけ楽になる。 現状維持ができる。 その後にどうするかはそれぞれの決める事。 ここでさえ生きづらいのであれば、変えていくしかない。 紛れもない自分達の手で。 内部から、音も無く、少しずつ。 広すぎる外の世界よりは、ここはきっと変えやすい。 (L3) 2022/05/08(Sun) 16:44:05 公開: 2022/05/08(Sun) 17:00:00 |
神経質 フィウクス(匿名)は、メモを貼った。 2022/05/08(Sun) 16:44:29 |
【秘】 王 リアン → 神経質 フィウクス「これきりにするつもりだ。流石に、身体が保ちそうにないからな」 確実な約束とも言えないが、これ以上の危険に身を晒すことは控えることだろう。 必要でもない限りは。 君をあまり怒らせたくはないし。 「僕の持っている切符で、君も快く受け入れてもらえるだろう。 君の持っている手段と合わせれば、いくらか自由は効くだろうから…着いたら、好きにするといい」 それこそ、治療の光景を間近で見ることも。 リスクなしで大人の元に向かうことのできる権利だ。 君の心労が、自分を連れていくときくらいは軽くなるといいのだけれど。 「引きずって連れて行ってくれるのか、願ってもないことだな。 少し血が足りなくて、真っ直ぐ歩けなさそうだったからな。 君の手を借りるつもりでいた」 手を組んでからというもの、以前より遠慮がなくなったような。 そんな話し方だ。 (-166) 2022/05/08(Sun) 17:52:23 |
【秘】 ライアー イシュカ → 神経質 フィウクス「真似事だけはできるだろ。一方的に講義だけする奴。 ……いや、どうだろう……生徒の存在にすら苛ついたらチョーク割りそうだし……」 いずれにせよあまりにも問題が山積みすぎる。 大学ならまだしもギムナジウムの教職となれば、今だとまだ授業のみでは到底難易度が高そうだ。 耳に痛いのだが。 「なに、大学でも作らせる気か?……なんて。 ここに残る連中なんざ根本的に教職向いてないからな。 ……散々苦しめられた"大人の都合"を逆手に取るのは いいんじゃないのとは思うけど。僕には浮かばないが」 なお、思い切り うわ…… とドン引かれたのだが、あなたが初めてじゃないという事は、こちらも言われ慣れているので涼しい顔で スッ…… と流している……「……僕の場合、選ぶんじゃなく"選ばされる"から。 生き方もコントロールなんてできないし。 つまり1年後以降に何が突然セットされるか次第で。 ……子供の頃からきっかけ忘れるくらい好きって、逆に特別な気がするけどな。生徒大半に無関心のようなものだ。 まあ、こいつらが死んじまうより先には考えとくよ。 飼わないとしてもさ」 肩に乗っていたラットを掌に乗せて、 そっと籠の傍へと降ろしてやった。満足した、の意らしい。 (-168) 2022/05/08(Sun) 18:10:24 |
【秘】 神経質 フィウクス → 王 リアン「………どうだかな」 溜息混じりの言葉。 あなたを信用していない、というわけではないけれど。 必要に迫られれば、その限りでもない人種だと認識してもいる。 そういう所は嫌いだ。 病によって歪められた感情ではなく、ただ純粋に嫌いだ。 「言われずとも勝手にするつもりだ。 本来の予定とは随分違う形にはなるが、……」 この場所の真実と改めて向き合う事も。 心にもない態度を取って、都合の良い人間で居る事も。 きっと負荷にはなるけれど、必要な事だからまだ我慢が利く。 全てを怒りに任せるにはまだ早い。 「もう行くのか」 フィウクスは、誰にだって、一度も遠慮をした覚えはない。 あなたにだって、今もそうだ。 だからいつも通り無愛想に、そっけなく片手を差し出した。 (-175) 2022/05/08(Sun) 18:44:53 |
【秘】 雷鳴 バット → 神経質 フィウクス貴方は、あと一年。自分は、あと三年。 それにも足らない期間を過ごして、この外へと羽ばたいていく。 ひょっとすればもっと長い時間を掛けてもらうことも出来るのかもしれないけれど、 ほとんどのケースにおいてそれは保証されるものでもない。 "実習生"になったなら、別の話かもしれないが。 「フィウクスは」「……」 「自分のことを決められて」「えらい、な」 声に混じったのは羨望だった。 青年には、貴方と同じことが出来るだけの頭もなければ、手立てもない。 そしてそれが無かったとしても踏み出せるだけの、精神もない。 実際に見上げるに値するかどうかなんてのは、他人がはかること。 青年にとっては少なくとも、貴方は眩しく感じる雄姿の者だ。 手渡すべき返答なんてものは、青年は持ってはいない。 少なくとも今、対等な答えを出せるほどには、未来なんてものは見えてもいなかった。 「もう」「僕も、食べ終えるから」 「あとはもう食べられない」「もの、ばかりだから」 「……また」「教室で」 残されたほとんど丸のままの麺麭、果実。 誰かに見られたりしたら、好き嫌いしないと怒られそうな残り物。 今日は勇気を出して、隠して持ち出したありふれた食料品。 仕方がないからそれらは破棄してしまう、或いは飼育小屋のものたちにでもあげよう。 幸い彼らが口にしても構わないもの、構わない量しかもちだしてはいない。 出て行きかけの貴方を止めるわけでもなく、これが今生の別れでもない。 また、すぐにでも顔を合わせることができる、……はずだ。 (-176) 2022/05/08(Sun) 18:46:49 |
【秘】 寄りかかる リアン → 神経質 フィウクス「努力はするよ。もし踏み外しそうだったら殴ってでも止めてくれ。他人を心配させたり、悲しませたりするのは嫌なんだ」 そういった判断はなるべく自分でもするつもりはあるのだけれど。 自分の判断が誤りでないとも限らないし、君は目敏いだろうから。 「頼んだ。何を以てして治療とするのか、自分の身で確かめる事にはなるが―――周囲の事は、一旦君に任せるからな」 君の負荷を分散させるのは、"治療"が行われた後になるだろう。だから、それまでの間。君に一人で無理をさせてしまうかもしれないな。 差し出された手を取って、立ち上がる。 ふらり、まだ顔は白いし。息も上がっているけれど、君の力を借りれば何とか歩けそうだ。 ▽ (-181) 2022/05/08(Sun) 19:15:25 |
【秘】 年相応の リアン → 神経質 フィウクス歩きながら。 ふと、思いついたように。 「……なあ。僕達、今まで何年も相部屋で。 これからも一緒に過ごすことになるんだろう? 共謀者という肩書だけでは、味気なくないか。僕は、君の事をこれから知っていきたいと思っているし 気を張らなくて良い相手になりたいと思っている。 それに君を、庇護すべき民と定義したくないんだ。だから―――」 「 友人 、と呼びたいと思う」どうだろうか、と。 隣の君を横目で見ている。 (-182) 2022/05/08(Sun) 19:17:06 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「建前だけの真似事が長続きすると思うか?」 これもまた、否。 その場しのぎの真似事だけをしても、 結局のところは自分にとっては悪影響しか無いのであれば。 もう少し建設的な事に時間を割きたいのは当然の事。 「この場所に必要な人材が教師ばかりとも限らない。 それに気付けない奴が多いのは、 知らないから、教えられていないから── 誰からも選択肢が提示されていないからだ。」 このギムナジウムは当然ただの教育施設という事もなく、 病の治療、及び研究施設としての側面もある。 その全ての要件を満たせる人材はそう居るものではなく、 つまり実際は大人達の主とする分野もそれぞれなのだろう。 (-185) 2022/05/08(Sun) 19:32:11 |
【秘】 神経質 フィウクス → ライアー イシュカ「……提示されたところで、選べるかは別の話だろうが。 まあいい、 戻れないなら 連絡の一つでも寄越せと言いたい所だがその様子じゃあんたには酷な話だろう」 「 だから期待せず待っててやる 」ラットの姉妹をケージへと帰して、扉を閉めた。 そうして、ケージを持ち上げる為にもう一度手を掛ける。 これもそろそろお開きのようだから。 実際は、生まれてこの方一度も期待なんてした事はない。 この病は人へのそれさえも歪めてしまうから。 つまり期待していないという事は、いつも通りという事だ。 いつも通り、ただそれを覚えておくだけだ。 (-187) 2022/05/08(Sun) 19:34:28 |
【秘】 無理解 フィウクス → 年相応の リアン「………俺はお前のそれには応えられない どうしたってお前のそれと同じものを返せはしない。」 全ては患った病によるものだとしても。 心では友人としての親しみも抱けもしないのに、 口でだけあなたを友人と呼ぶ事はできなかった。 けれどこの病を捨ててしまう事もできなかった。 「俺にはわからないんだよ」 「誰かを好きになるって感覚も、 誰かと居て嬉しいだとか楽しいだとか落ち着くだとか、 誰かと一緒に居たいだとか、何も」 「生まれてこの方、 一度も思えたためしが無い 。」決して幸せを感じられない事も。 決して誰を愛せもしない事も。 そんな自分のままで居る事を、誰かに許してほしかった。 (-189) 2022/05/08(Sun) 19:49:54 |
【秘】 対等 フィウクス → 年相応の リアン「それでもお前がただそうしたいってなら。」 「 勝手にすればいいさ 。俺は勝手にする。お前のそれを否定はしない。 要りもしない意地を張られて、 上からものを言われるよりはずっと良いからな」 「それだけだ」 (-190) 2022/05/08(Sun) 19:50:16 |
フィウクスは、あなたがそう思うなら、きっとあなたの友人だ。 (a42) 2022/05/08(Sun) 19:50:36 |
【置】 形容矛盾 フィウクスおかしくたって、それでいい。 これが自分の在り方だ。 そんな自分の、自分達の居場所を作ると。 あの時確かにそう約束したのだ。 (L6) 2022/05/08(Sun) 19:54:04 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 形容矛盾 フィウクスきっと途方も無い時間が掛かる事だろう。 望む全てが手に入るとも限らないだろう。 けれど行動を起こさなければ何も始まらない。 その場に留まり続けるには歩き続けなければならない。 この場所の在り方が気に食わないから望む形に作り変える。 患う病を自己の一部と受け入れるような人間を否定しない。 一人でも多くの誰かが暗い顔をせずに済むような。 いつかそんな場所になるように。 (L7) 2022/05/08(Sun) 19:54:38 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 悲憤慷慨 フィウクスこの病がある限り、心折れる事は無いけれど。 どうせ一人でも為すのなら、誰の手を取ったっていいだろう。 さあ、これから新しく始めよう。 誰かが生きていく為のこの場所を。 (L8) 2022/05/08(Sun) 19:55:15 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
【置】 悲憤慷慨 フィウクス宵の明星が上る頃。 それを見上げる者の姿は何処にも無く。 今はただ崩れ行くこの星と共に行こう。 「──この病に治療は必要ありません。」 「病を自らの一部と受け入れ生きて行く事も一つの道でしょう。」 「その代わりに、 約束通り 」「これから先もこの場所に留め置いてくださるなら、それで──」 (L10) 2022/05/08(Sun) 19:56:17 公開: 2022/05/08(Sun) 20:30:00 |
悲憤慷慨 フィウクスは、メモを貼った。 (a43) 2022/05/08(Sun) 20:03:45 |
【秘】 年相応の リアン → 悲憤慷慨 フィウクス「いいよ。それで」 そのままの君でいい。 ほんの少しだけ、こちらの態度が変わるだけだ。 「共謀者より、友人の方が気楽で。 何でも話せるような気がするから。僕がそう呼びたいと思っただけなんだ」 もし将来何かが起こったとして。 君が呼びたいと思ってくれたのなら、その時は。 「いつだって勝手に呼んでもいいし、呼ばなくてもいい。 君がそれを拒絶しないでくれたことが、僕は嬉しいよ」 生まれのせいで、自分を蹴りだした家族のせいで、心からの友人なんて出来たこともなくて。 取り巻きの彼らだって、慕ってついてきてくれてはいるけれど。自分の身の上を話したことなどなかったし。 「それじゃあ、行こうか。一歩先へ進むために」 (-201) 2022/05/08(Sun) 20:14:22 |
【秘】 ライアー イシュカ → 悲憤慷慨 フィウクス「無理だろ。 ……まあ、選択肢が提示されてりゃ、 夢なり希望なり抱く奴らはいるだろうし。 僕みたいなタイプだと知らないけど」 ぼんやりと、なんだか同僚みたいなことを言っているなと。 あちらほど改革を述べている訳でもないが、 どうにも、自分は“気付けない”側の人間な上に、 現状維持か、何かに沿った行動しかとれないから。 「……提示される側の人間だった癖に、変な事言ってる」 不思議と拗ねたような言葉が零れた。 貴方が去り際に呟いた言葉を聞いて苦々し気に訴えの目線。 「よくわかってんじゃん。そうだよ。 その偉っそうな態度は気に入らないけど。 僕は嘘なんてつきたかないんでね。 考えて置くって言ったからにはそうする」 「精々その前には死ぬなよ」 (-216) 2022/05/08(Sun) 20:59:35 |
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