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【墓】 木峰 夏生ぅ、 ん……、ん゛っ……! [ 呼吸もままならないほど唇を、舌を食まれ、 歯を立てられて。 一瞬離れた瞬間に、ごくりと飲み込んだ唾液に 混じるのは微かな鉄の味。 ぜいぜいと息を荒げながら唇をぐいと拭えば 確かな赤が手の甲に薄ら線を引く。 ] ……いー顔、してんな [ なぁ海斗、知らないだろ お前が今、どんな顔してるか。 ] (+0) 2021/07/13(Tue) 6:09:28 |
【墓】 木峰 夏生[ きっと、海斗は こんな、嬲るような責めをするのは 初めてなのだと思う。 それは、与えられる刺激の強さからわかること。 痛みと快楽の、ギリギリのラインを探り抉る プロのサディストとは違う。 全力で俺の反応を喜んでいる、そんな気がした。 そのぶん、容赦がない。 手加減を知らない責め苦はダイレクトに響く。 だから俺も一切隠さない。 痛みに戦慄く声も、歪む表情も、 快感に震える羞恥も、溢れ出す情愛も。 ああ、きもちいい。 (+1) 2021/07/13(Tue) 6:10:55 |
【墓】 木峰 夏生……はぁっ、……ん、 ああ、乳首だけで、イキそ、─── [ わざとそのままの言葉を重ねて。 ] かいと、の、そのかおな、 愉しそうで、ぎらついてて、 めちゃくちゃ、そそる…… [ 気持ちいいかと問うた声に答えはなかった。 それでもまるで挿入しているかのように 腰を動かして屹立を擦り合わせて喘いでいる、 そんな姿を目の当たりにすれば不満なはずもなく。] (+2) 2021/07/13(Tue) 6:12:15 |
【墓】 木峰 夏生[ 結構限界が近いと感じて、誘うように 挿入を強請ったけれど、意外にもそれは あっさり拒否されて眉が上がった。 ] かいと、 [ 縋るように名を呼ぶけれど返事は無くて、 重ねて握っていた茎が離れて。 代わりに贈られたのは悪戯な笑みと、 後孔に触れて容易く侵入していく指。 ] ……っあ、───ん んッ [ 簡単に準備こそしていたけれど、 きっちり慣らしたわけではない。 なのにそこは海斗の細い指をあっさり 飲み込んでしまう。 ] (+3) 2021/07/13(Tue) 6:13:33 |
【墓】 木峰 夏生[ 軽い異物感に息を吐いて力を抜こうとすれば すぐさま指が増やされて。 さすがにぎち、と皮膚の皺が張り詰める感覚に 力を抜くどころか一瞬全身が強張って喉の奥で呻く。 きつく顰めた眉間を汗が滴り落ちた。 ] ───っは、んん、ほぐして、くれんの やっ、さしー、 ねぇ……ッ [ 押し広げられ前後する指が深くなるたびに増す 圧迫感から悦を拾い上げたくて、 きつさを誤魔化して揶揄うように笑ってみる。 片足担がれて指突っ込まれながらじゃ 迫力はないだろうけど、中を探る指の動きは やっぱりどこか辿々しくて、それが嬉しくて、 ついつい煽ってしまうお兄ちゃんを許してください。] (+4) 2021/07/13(Tue) 6:14:50 |
【墓】 木峰 夏生[ 浅く出し入れされれば焦ったさで腰がくねる。 袋を刺激されれば担がれた肩の先で足に力が入る。 中を爪で擦られて広げられ奥のしこりを 見つけられれば打ち上げられた魚のように 身体が跳ねた。 ] んんっ、……ぐ、 ッはぁ、 さぁ、ね かいとは、どっちがよかったんだっけか、 [ そこを刺激されるたびにびくりと震えながら、 空いた手で海斗の髪を撫でた。 渾身の力で耐えないと、手の中で 自分のものだけになった茎をひとりで扱き上げて 達してしまいたくなる。 ] (+5) 2021/07/13(Tue) 6:16:38 |
【墓】 木峰 夏生[ 焦燥感にじりじりと追い立てられながら破顔う。 実は奥がやばくて、これ以上そこを触れられたら マジでやばそうで。 とりあえずだらだらと雫を零す屹立の根本を ぎゅ、と掴んでおいた。 ]* (+6) 2021/07/13(Tue) 6:18:00 |
【独】 木峰 夏生/* おはようございます 発言落としていいかな…?と思いつつ寝落ちてしまって! あーちゃんお待たせしてごめんなさい 皆さんお疲れ様です、ご一緒させていただきありがとうございます 村建て杏さん、いつもお世話になってます 楽しい村をありがとうございます! (-3) 2021/07/13(Tue) 6:19:40 |
【独】 木峰 夏生/* お誘いくださったあーちゃんは本当にお世話になりました! なんかもう、海斗にしてやられて、お兄ちゃんどんどん変態になってる気がして不安でしたがw とても楽しませていただいてます海斗大好きです エピもよろしくお願いします! (-4) 2021/07/13(Tue) 6:21:42 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生奥が、……いーんだ? [ 兄弟だから、同じ そーなのかもしれない、だけど やはり答えは言わない、 言わなくたって、もう知ってんだろ?] (-8) 2021/07/13(Tue) 7:40:27 |
【墓】 木峰 夏生へぇ、海斗もっ、そっち、派……っ [ 無遠慮に中を広げて、引っ掻いて、擦って、 奥を犯す指が掠めるそこは、おれの (というかだいたいの男はそうだろ?) 弱点だって、知っててやってんのだろうか。 自分では言わないくせに、そこばかり責めやがる。 へへ、と嗤って余裕を見せてはいるけれど、 実際は残ってる髪の毛ほどの理性を総動員して 耐えないと、叫びそうだしのたうちまわりそう。 見たら、ひくんじゃねぇ?そんな姿。 ] (+12) 2021/07/13(Tue) 18:34:58 |
【墓】 木峰 夏生[ 矜持にかけて、唇を噛み締めたら、ぷつ、と 歯が薄い皮膚を突き破る感覚があった。 指が増やされて、本能的に腰が逃げを打つ。 あぁそうそう海斗、ぐっちゃぐちゃだとはいえ 指増やすときはローション足してくれると ありがたいな、 三本目ってけっこうぎちぎちなのよ? あ、それともわざと? 苦しげに息を整えて、快感を探して拾う。 なんだかんだで痛いのもきついのも、 海斗にされればなんだって愉悦にかわってしまうから。 後孔の皺を引き攣らせながら、 中へ誘って飲み込めるように力を 抜いたり、込めたりした。 ] (+13) 2021/07/13(Tue) 18:36:06 |
【墓】 木峰 夏生そ……っ う、だよ、 イキそ、だから、ッ…… 耐えてんだ、よ─── [ 酷く楽しそうな顔が問う。 口元は綺麗な弧を描いて、お気に入りの玩具を 見つけた幼子みたいな無邪気な笑みで、誘って。 枷にしていた手を掴まれて、取り払われる。 ちっ、と舌打ちをしてにやりと嗤って、 抵抗はしないで、押し付けられる手の力に 少し大袈裟に身を捩る。 ] (+14) 2021/07/13(Tue) 18:37:15 |
【墓】 木峰 夏生[ 胸を弄ぶ舌は穏やかで優しい。 緩い刺激に焦れる。 甘い快感に焦れていれば、対照的に 後ろを責める指の動きは激しくて、 躊躇いも容赦もなく突かれ、押しつぶされ、 抉られて。 傷をそっと舐められればびくびくと 腰が勝手に跳ねた。 ] ッ……ぁ、く……っそ……!っ…… [ 子供がいやいやをするように頭を振って、 シーツにシワを寄せる。 飲み込めなかった唾液が溢れて伝う。 薄ら、赤く染まっているだろうか。 俺の顔も火照ってきっと赤いから、 目立たないといいけど。 ] (+15) 2021/07/13(Tue) 18:38:20 |
【墓】 木峰 夏生[ もっとだ、と弑逆心と興奮を曝け出した声が 聞き慣れた弟のものじゃない高さで脳を揺さぶる。 そんな顔しなくてもわかってるよ、海斗。 もっと強請って、喘いで、懇願しろ そう言ってんだろ───? お前が望むことなんて、ぜんぶ、 くれてやるから わかってる。 ] (+16) 2021/07/13(Tue) 18:41:02 |
【墓】 木峰 夏生[ はぁっ、と息を吐いて。 ] ふざ、けんな、 おまえとちがって、こちとら 弾が有限なんだよ、─── [ ふは、と苦しげに顔を歪めて嘲る。 それでも、 全部、全部、受け入れて、 掌の上に乗っかってやろうか。 俺しか抱けないように、 俺にしか抱かれないように、 喰らって、喰らって、 喰らわれて、さ─── ] (+17) 2021/07/13(Tue) 18:43:46 |
【墓】 木峰 夏生イキたく、ねぇ、 ひとりで、出したくねぇ…… [ すぐにでも吐き出してしまいそうな吐精感に ばちばちの目の前を弾かれながら、 懇願してやる。 ] かい、と、 ……ぅゔッ、ん あ、 [ 喘いでやる。 ] たのむ、よ、 もう、…… 挿れて、 [ 強請ってやる。 ] (+18) 2021/07/13(Tue) 18:44:51 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗[ 偉そうにいいながら、 その実リアルに全然余裕がなくて、 心の底から勝手に溢れ出す声、なんだけど、さ。]* (-33) 2021/07/13(Tue) 18:45:23 |
【独】 木峰 夏生/* 貼ってたら消えて焦った… お待たせしてたらごめんなさい! お兄ちゃんむだに長いけどただ喘いでるだけだね?? ちゆちゃん可愛いは同意…そしておれと良い酒が飲めそう (-34) 2021/07/13(Tue) 18:46:54 |
【独】 木峰 夏生/* わぁい猛者がいっぱいいる! はじめましての皆様はじめましてです、改めてありがとうございます いっこいわせてください最初の段階でリバなんて設定はなかったんですよ??ねぇ海斗?? (-41) 2021/07/13(Tue) 19:07:51 |
【墓】 木峰 夏生[ 挿れてよ、と、低く掠れる声は 年上の兄貴からかけ離れた甘えを盛大に含めて。 年の離れた可愛い弟からかけ離れた ぎらつく欲望を剥き出しにした瞳が近づく。 睫毛が触れそうな距離。 いいぜ、の言葉に口元を綻ばせて 挑むような視線を緩やかに解いて、瞼を伏せる。 額から顳顬に伝う汗さえ、神経を撫でてく。 ] (+28) 2021/07/14(Wed) 8:08:01 |
【墓】 木峰 夏生[ 荒々しい口付けは心地良い目眩と震えを生んで 自分で噛み切った唇の傷が唾液で濡れて、 混ざり合う唾液は紅血の味。 同じものが流れてる、おれらの血肉。 胤。 避妊具をつける手つきをちらりと見やって、 おいちゃんと先端の空気は抜いた?やぶれるぞ、 なんて余計なことを思ったけれど にんまりするだけで口には出さなかった。 つけてやりゃ良かったな、もちろん口で。 ] (+29) 2021/07/14(Wed) 8:11:47 |
【墓】 木峰 夏生[ 余裕がない顔を見せろと迫っていた 海斗の表情も動きもまさに余裕は無さそうで 思わず少し前の海斗のセリフを奪って煽った。 先端が押しつけられて、ぐち、と受け入れて 広がる後孔が飲み込んでいく。 肩が震えるのが見えて、息が荒む。 ] っ、は……ァ……んんぅ [ 張り出した傘の部分が収まって、声が溢れる。 ああ、だから後ろはさ自分で愛液出せねぇから 挿れる時にローション……まぁいいか。 俺がそーゆーの好きってわかってて、 わざとやってんだもんな? (+30) 2021/07/14(Wed) 8:14:15 |
【墓】 木峰 夏生[ 余分な滑りを纏わない分、軋みながら腸壁を擦る 熱がよりはっきりわかる。 さっきまでの獰猛さが消えた、とても優しい挿入は 慣らすように前後に小さく動かしながら、 少しずつ進む。 一気に来ていいのに。 そんな焦れる思いで、こちらからも腰を動かした。 それなりの異物感と圧迫感に呻きながら、 それでもどこを探しても見つからない嫌悪感。 愛しさだけが込み上げて、快感を拾って。 ] (+31) 2021/07/14(Wed) 8:15:27 |
【墓】 木峰 夏生[ 一層深くなる熱に背中を撓らせる俺に、 海斗の声が落ちてくる。 ] ……ど、した、 [ 眉をちょっと寄せて窺い見れば、 腕で目元を拭う姿。 ─── ああ、小さい頃によく見たな がくがくと落ち着かない腕を伸ばして、 くしゃ、と髪を撫でる。 ] 泣くなよ、 [ 兄というよりはいっそ母性がこもった声は、 優しく、小さく、穏やかで。 俺が引き寄せるより早く、隠すようなキスが降る。 いろんなもの全部、 全部、食い尽くすような。 ] (+32) 2021/07/14(Wed) 8:17:40 |
【墓】 木峰 夏生[ 最後まで優しい動きで、海斗の腿が肌に当たる。] ……ッは、ァッ…… [ 全て飲み込んでずくずくと溶けるように熱い中を ぎゅうと締め付けた。 快感はもうぎりぎりで、ちょっと動かれるだけで やばそうだったけれど、それは多分 お互い様だったのか、海斗も動きを止めて こちらを見ていた。 ] あー、きもち、い、…… どう、かいと、ッ、っはぁ、 (+34) 2021/07/14(Wed) 8:20:31 |
【墓】 木峰 夏生[ 甘いおねだりをひとつ落としたあとは ちょっと表情を変えて、下から腰を動かす。 それだけでびりびりと刺激が走ったけれど、 全身で耐えて繋がりをくねらせて、誘おうか。] ……うごいて、いい、よ、 中、抉って [ あ、動いたら出ちゃう?なんて、 自分もたいして変わらないのに、揶揄って破顔って こちから貪るように口付けて。 ]* (+35) 2021/07/14(Wed) 8:21:43 |
【独】 木峰 夏生/* いえいえ!全然謝ることはないですよ!! もうねすごくささる ほんとにささる わかりすぎてつらいもん パパもがんばってね、って言いたくなる… (-111) 2021/07/14(Wed) 15:22:06 |
【独】 木峰 夏生/* 完ペア村なのに 公園のベンチに座ってるタイガさんに、大丈夫ですか、って声かけたくなるくらいつらい 頑張ってるのもわかる… (-114) 2021/07/14(Wed) 16:06:27 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生すげー、好いッ――よ、 もう、……ッ、イク、…… [ 僅かに、羞恥を覚えながら それでも、興奮の方が勝って、耐えられなくて 思わず、素直な気持ちを吐き出せば きゅうきゅう、締め付ける肉壁を押しやって ごつ、と腰骨を叩きつけ、腰を揺らした より深く、より強く、繋がりたくて ずん、と、ごり、と、 ―― 兄貴のイイとこを、責め続けた] (-128) 2021/07/14(Wed) 18:19:34 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生 ―――― 夏生、 好きだ [ 呼吸音で、 消えてしまいそうなほど 微かに、愛しいそうな音を響かせた ] (-129) 2021/07/14(Wed) 18:19:40 |
【墓】 木峰 夏生ちょっとそれ詳しく聞かせてお兄ちゃんの布団で コンドームつけてた話マジちょっとそれマジ とりあえずなにしてたか教えて そーか。 [ 泣いてねー、と言う声が小さくて。 そーかそーか泣くほど兄ちゃんが好きか、と、 言えなかった。 たぶん、おれの涙腺も緩むから。 聞こえた気もしたから、きっと。 ] (+46) 2021/07/14(Wed) 22:51:29 |
【墓】 木峰 夏生っ ぁ゛…ッ!!ん ぅ、っ [ 遠慮なく、なんて小生意気な言葉はちゃんと 震えてて、こちらも一瞬表情が綻んだ。 けれど優秀な俺の弟は、ちゃんとわかってて 指で嬲られて敏感になっている前立腺を きっちり擦って刺激してくる。 ぎりぎりで耐えているだけの絶頂感が、 挿れられているだけでもすぐそこで手招き しているのに、そんなとこ執拗に擦られたら 喘ぎ声通り越して濁った声がデカめに出るし、 もう先走りだか精液だかわからないものも 先端からだらだら溢れ出すし。 ] (+47) 2021/07/14(Wed) 22:52:34 |
【墓】 木峰 夏生[ 抉って、と言う言葉そのままの抽送に、 ぐぢゅ、と鳴る水音。 肌が当たる音が加わって頭の中が真っ白くなっていく。 俺の顔に、体に、雨みたいに落ちる汗。 唇に降ってきた滴を舌で舐め取った。 涙かどうかはわからない。 たた、しょっぱい液体がやけに喉に染みる。 ] ん、っ、うう 、ぅっ! [ 散々弄ばれた胸の突起は触れるだけで電気が走った。 がくがくと全身が痺れて、縋るように手を伸ばす。] (+48) 2021/07/14(Wed) 22:53:53 |
【墓】 木峰 夏生[ そこに、海斗の声が重なる。 ─── 好い、と。 瞬間的に奥歯を噛み締めて、がちんとなる硬い音を 聞きながら唇を奪う。 腰の骨がぶつかる音と衝撃に全身の力をこめて 締め付ければ、目の前がちかちかと明滅した。 ] ……ッは、あ゛ァッ……っ…… かい、と、 も、……っ、イく、───っんん! [ 前を触りたい衝動を死ぬ気で抑えて、 代わりに海斗の背を抱きしめる。 後ろだけで充分、飛びそうな快感。 ひったくるように引き寄せれば、首筋に埋めた 海斗の顔が震えて、 腹の中で、どく、と一層熱いものが 注がれるのがわかった。 同時に俺も海斗の腹と自分の体に挟まれたそこに 二度目の白を吐き出した。 ] (+49) 2021/07/14(Wed) 22:55:36 |
【墓】 木峰 夏生……っ、はぁ、 ぁぁ、…… [ とすん、と脱力する体を受け止めて。 遠のきそうな意識は、擦り寄せられた頬の感触に つなぎ止められる。 髪に口付けを落としたから、荒い呼吸音の中でも それはちゃんと聞き取れた。 ] おれも、すきだよ [ ちょっと喘ぎすぎて、掠れた声で。 ] (+50) 2021/07/14(Wed) 22:57:15 |
【墓】 木峰 夏生あ……まじ気持ちよかった…… しぬかとおもった [ 身体の上の海斗を抱きしめたまま、 呼吸を整えて口を開く。 腹の間でサンドイッチにされている欲がべたついて 体を動かせば接着剤のようにねちゃ、と音がなった。 サンドイッチとしては、食えそうもない。 ] (+51) 2021/07/14(Wed) 22:58:19 |
【墓】 木峰 夏生かいと ありがとな、 [ 中のものはまだ抜かれていなかったか、 とにかく身体中汗と涎といろんな液体でベタベタで。 震える手を伸ばして、海斗の前髪を撫でた。 ] ふろ、はいる? ガキんときみたいに、一緒に。 [ ちょーっとお兄ちゃん、 動けるかどうかわかんねぇ、けど、と 付け足して、ぶ、と笑んで。 ]* (+52) 2021/07/14(Wed) 22:59:26 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 俺の"本当"の 願い は、"兄"に甘 えることだったいつもは素直になれずに、反発してばかりで、 生意気なことしか言えなかった 夜が明けたら―― ぜんぶ、夢だった なんてことにならなければ、いい 俺が、そんなことを考えてるなんて、 兄貴は、気づいてないだろうけどな] (-154) 2021/07/15(Thu) 0:10:53 |
【墓】 木峰 夏生[ 乱れた呼吸で腹と胸を大きく上下させながら、 ラッコみたいに乗っかった海斗の背を撫でていた。 相変わらずその口から落ちてくる言葉は ぶっきらぼうで愛想がないものだけれど、 啄むキスが隙間を埋めてくれる。 空いた手で、緩んだ頬に触れた。 欲望を吐き出したあとは、いつだって決まって 罪悪感と虚しさに襲われていた。 どんな形の行為であっても、 相手がどんな人であっても、 それは変わらなかったというのに いま、ずっと願ってやまなかった身体を 抱きしめて湧き上がるのは、とめどない充足感。 ] (+59) 2021/07/15(Thu) 7:12:47 |
【墓】 木峰 夏生[ 身体中あちこちいろんなところが痛くて、 瞬きを途中で止めたら簡単に意識が 飛びそうなんだけれど、 すっかり彪から猫になって甘えて身体を 擦り寄せる肌のしっとりした感触が 繋ぎとめて引き戻してくれる。 ] そっか。 [ 長い沈黙のあと、一緒に風呂に入る選択を寄越して あっさり身体を起こす海斗の動きに 思わずちょっと呻いた。 回復力に歴然とした差がある。 久しぶりの風呂に喜ぶ間もなく、ひと知れず 傷ついていたら、ずるりと中のものが抜かれた。 硬さのなくなったそれでも熱さは失ってないから、 過敏な下腹部が抵抗するみたいに震えて。 ] (+60) 2021/07/15(Thu) 7:14:31 |
【墓】 木峰 夏生……ッ、─── ぅ [ 甘ったるい声は俺だけじゃなく二人分、重なって。] いやウケねぇ……動けるのがすげぇ [ 手慣れた様子で処理をして、あっさり立ち上がる 姿は多少膝ががくついてるように見えただけで、 そんなダメージは感じない。 三回もだしといて。 こっちはあちこち噛まれた傷に汗が滲みて、 引き摺るように上半身を起こした。 身体を捻るそれだけでズキ、と痛んで眩暈がする。 大きな枕に背中を預けてなんとか体勢を維持した。 ] (+61) 2021/07/15(Thu) 7:15:43 |
【墓】 木峰 夏生そーだな。 [ 豪華なバスルームを使うのはもう少しあと。 するりと隣に座った海斗が体を擦り寄せて、 甘えた口付けをくれる。 重い腕を伸ばして、引き寄せて、瞳を覗き込む。 お前が考えてることは、完全には読めないから 言葉を探そう。 ] ……なんか、夢見てるみたい こんな幸せなの。 ここから出て、日常に戻っても、 俺のとこに居てよ。 (+62) 2021/07/15(Thu) 7:16:53 |
【墓】 木峰 夏生それにしてもこれ…… 明日服着れないかもしれん。 乳首擦れて痛いし、やばいんだけど、 ……どーしよ。 [ 口元に浮かぶ笑みを悪戯なものにかえて、 耳朶に唇をよせて、くすくすと告げた。 ]* (+63) 2021/07/15(Thu) 7:18:06 |
【墓】 木峰 夏生だいじょーぶ ぜんぶ嬉しいし、 もう、お前以外にからだ見せないし [ 珍しく心配してくれる小さな声に表情が崩れる。 身体中に散った滾る想いの証をひとつひとつ 撫でていく指が愛しい。 唇に触れる指に口付けて、 頭を掴むようにして抱いて引き寄せた。 肩にかかる頭の重みが心地良い。 汗の匂いも、愛しかった。 ] (+70) 2021/07/15(Thu) 14:24:20 |
【墓】 木峰 夏生[ それから、しょうがねぇな、とでも言いたげな口調で 告げられた、「 居てやる 」には、 「ずっと」 という言葉が付け加えられていて。 ] そっか。 ……よかった、ありがと。 [ と返す声は思いがけずちょっと揺れた。 父さん母さんには申し訳ないけどな、と戯けて笑って、 緩みそうになる目元を誤魔化した。 ] (+71) 2021/07/15(Thu) 14:25:41 |
【墓】 木峰 夏生ええー?まじでぇ? [ もう何もしない、と笑う、触れそうな唇に こちらもオーバーに驚いて、いやだ、と縋る。 ] せっかくなのにもったいなくない? てゆーか海斗、若いのにやっぱ 三回出せばもう無理なのかー残念だなー。 俺は大丈夫だけど。 [ なんて、くつくつと喉の奥で笑って、 隣に寝転がった海斗の額を撫でて。 ] じゃー、風呂いこーぜ。 これ以上お預けされんのは困る。 [ 最後はけらけら笑って、体を動かす。 そういえばお兄ちゃんまだ二十代だったわと 言いながらも時折、い゛っ、……と声を漏らして 壁に体を凭せかけてれば、海斗が助けてくれるだろ? ] (+72) 2021/07/15(Thu) 14:27:37 |
【墓】 木峰 夏生[ 広い部屋にしたことをこの時は後悔しながら、 バスルームへ辿り着けば、湯を張って、 ようやくシャワーを浴びようか。 ] 夢だったんだよなこれも。 熱い湯が滲みて、大袈裟に顔を顰めて苦笑いしながらも、 ブランドもののアメニティ、いい匂いのボディソープを あわ立てて、かわいい弟を洗ってやりたくて。 どこを?おのぞみのところ、どこでも。 ]* (+73) 2021/07/15(Thu) 14:28:32 |
【墓】 木峰 夏生[ がんばれよ長男、と揶揄されて爆笑する。 よもや結婚適齢期の長男に 弟を誑かされているなんて毛ほどもあたまにない であろう両親をちょっと思う。 孫の顔を見せてやれないのは申し訳ないなぁ なんて本当に俺はジジイ臭い。 ] あー、それな おれは長男だから我慢できるけど 次男だったら無理だったって なんか漫画で見たわ。 [ 気持ちよさそうにけらけらと笑う声に ゆるゆると表情を綻ばせながら。 人が簡単に口にする、ずっと、が、 どれだけ難しくてどれだけ儚いものなのか、 俺は知ってる。長男だし。 だけど、そもそもが倫理的に歪んだ関係なんだ、 ずっと、が真実味を帯びていてくれることを ちょっとくらい願ってもバチは当たらないだろ? ] (+78) 2021/07/16(Fri) 6:09:08 |
【墓】 木峰 夏生[ 油断すれば抜けそうな腰と目眩に思わず 声が漏れれば無遠慮に笑われて、 つられてこちらも笑ってしまう。 初めてでもないのに、えらくダメージが残ってる。 そのことを揶揄われれば、 好きな相手とだから余裕なくてと笑って、 仕返しは風呂についてからで、と笑顔の下で企んで。 それにしても豪華な風呂。 細かなシャワーの湯を浴びながら、 驚いた顔の海斗をまじまじと見つめた。 ] そーだけど? 小さい頃は毎日入ったろ おれの想い出だからな [ ボディソープを泡立てながら洗ってやるといえば どこかのアナウンサーみたいに一語ずつ 綺麗に区切った、おことわり、が投げられる。 けれど、そんなことくらいでお兄ちゃんが 諦めないのはもう知ってるでしょ。 ] (+79) 2021/07/16(Fri) 6:13:47 |
【墓】 木峰 夏生じゃあ、お願い。 あらわせてよ。 [ 答えも待たずにシャワーを浴びている海斗の 後ろに立ったまま、掌に乗せた泡をそっと頸に乗せて。 耳の後ろを指で擦って、手で撫で下ろすように 肩、背中、脇と滑らせよう。 腹や胸も洗って、頂の飾りもそっと触れて、 臀部から腿の付け根を洗う手つきは 幼いころとは別物の、言い表すならそうだな、 完全にやらしい動きで。 ぼちぼち怒られそうではあるけれど、 とりあえず調子に乗って袋と陰茎にも手を伸ばす。 ちゃんと洗ってるだけなんだけど、 ついつい執拗にそこを触れてしまうのは悪いくせ。] (+80) 2021/07/16(Fri) 6:14:59 |
【墓】 木峰 夏生ねえ海斗、 挿れんのと、淹れられんのと、 どっちがすき? どっちがよかった? [ シャワーの湯音に消されないように 後ろから耳元に唇を寄せて尋ねるのも、 捧げてくれた処女地を指でなぞって 中も洗おうとする悪戯も、もちろんご愛嬌、 そうですよ、わざとです。 ]* (+81) 2021/07/16(Fri) 6:16:13 |
【独】 木峰 夏生/* おはようございます なんだかとても切ないお話にはらはらと涙腺を刺激されながら、朝から落とすものがとてもビッチ部出身のお兄ちゃんで、なんとも言えない気持ちですw (-196) 2021/07/16(Fri) 6:39:07 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ 困惑が混ざった、微かな艶声を漏らして] ッ、ん、……そこ、触られると…… [ 初めて兄貴を受け入れた場所 まだ閉じ切っていない場所を指がなぞる 指が、中まで洗おうと掠めると あの時の快感を身体が思い出して、 ―― 抱かれたくなる] (-198) 2021/07/16(Fri) 7:12:19 |
【墓】 木峰 夏生[ バスルームの壁に小さな甘い声が反響する。 悪戯な手を叩く力は強くなくて、 あっさり身を捩る様子ににんまりと口端が 上がってしまう。 嫌だ、と言うくせに、手を振り払い押し返す そんな動きも優しいもので。 構わず身体中を撫で、指を伝わせる。 霧雨のような細かい水滴を浴びながら 息を弾ませる腕の中の海斗は ぞくぞくするほど色っぽい。 こわいわー小悪魔こわいわー。 掻き抱く腕にも、皮膚の上を蠢く手にも力を込めて 途切れない愛しさと欲求が伝わればいいと願う。 ] (+87) 2021/07/16(Fri) 10:50:06 |
【墓】 木峰 夏生触られると、 ─── なに? [ 後ろに触れた指に海斗の声が艶を帯びる。 意地悪く聞き返して、取り繕うような声で逃げを打つ 細身の腰をがっつり掴んだ。 ボディソープの滑りを借りて後孔の襞をなぞって、 指を少し沈めるけれど、滲みたり身体に障るなと 思い直して手を止める。 一夜だけの相手にこんなこと思うことはなかった、と 苦笑いを密かに閉じ込めて、 シャンプーが途中になったままの海斗から 少しだけ体を離した。 ] (+88) 2021/07/16(Fri) 10:51:29 |
【墓】 木峰 夏生[ 顔が真っ赤になっているのは、湯温のせいじゃ ないと思うけれど、手を伸ばして少し温度を下げて。 ボディソープを掌に足して、そっと前に触れる。] うしろ、触られると、 抱かれたくなる? [ いい匂いの滑りを纏わせた指でやわやわと 刺激しながら、またわざと口にする。 ] (+89) 2021/07/16(Fri) 10:53:02 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗ボディソープでやると滲みるし腹下すかも だから、触っていいならローション取ってくる。 ……ねぇ、どうしたいか聞かせてよ。 (-203) 2021/07/16(Fri) 10:54:02 |
【墓】 木峰 夏生[ シャワーの水音に紛れて素直な希望が聞こえたなら 跳ねる心臓を宥めて宥めて、海斗の望むことを 望むままに与えよう。 あくまで意固地に口を開かないなら、 勝手に体を離して、贅沢なダブルシンクの パウダールームからちょっと不似合いな潤滑剤を 手にして戻ろうか。 どちらにしてもバスタブの縁に腰掛けて、 赤く火照る顔を、似たような表情で見上げて。]* (+90) 2021/07/16(Fri) 10:54:56 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生…………ッ、く、 抱け、よ [ 消え入りそうなほど、 小さな声で強請る ―― 抱いて欲しい なんて、可愛らしいおねだりなんて、できない だから、代わりに 前に触れる腕に手を添えて、撫でながら 身体を捻って、後ろを振り返って、 同じように赤く火照った顔を、 熱の灯る瞳で、見上げてやった ―― 口で言わなくても分かんだろ?] (-210) 2021/07/16(Fri) 14:27:59 |
【墓】 木峰 夏生[ ゆるゆると動く手の中で兆しを見せ始めていた 茎がどくりと脈打つ。 感嘆と興奮の混ざった吐息を落として、 硬さを取り戻していくそれを柔らかく扱いて、 ] え、しないの? [ と、熱っぽい吐息混じりに耳元で囁いた。 肌を滑るボディソープが立てる音にすら 消されてしまいそうな声。 抱けよ、 とそれはたしかにそう聞こえた。肩越しに振り返る、その顔は火照って紅く、 言葉以上に雄弁に物語る瞳には滾る熱。 ] (+94) 2021/07/16(Fri) 17:50:57 |
【墓】 木峰 夏生[ 覆い被さって一瞬、深く口付けて立ち上がる。 ぼたぼたと雫が垂れるのも構わずバスルームから出て 必要なものを手にして戻れば、前髪をかき上げた 海斗が息を吐くのがわかった。 露になった額が大人びて見えて、大きな水滴が飛んで きらきらと跳ねる。 綺麗で、ちょっと見惚れた。 バスタブに腰掛ければ上から見下ろすように 覗き込んで、体に触れる手の熱さに ずく、と下半身に血液が集まるのがわかって 我ながら苦笑いしてしまう。 ] (+95) 2021/07/16(Fri) 17:52:39 |
【墓】 木峰 夏生────── ! [ 唇を指してにやりと嗤う、海斗のその口から 飛び出した爆弾発言に僅かにのけぞって、 眉を上げた。 根本から撫で上げるその手なら、わかってるだろ もうゆらり勃ちあがっているのが。 ああ恐ろしい。 無自覚な小悪魔ほんとに怖い。 ばちん、と理性がショートしそうな音が頭の中で 弾けて、髪に触れて押し込みたくなる衝動に襲われて ぎり、と目を閉じて頭を振って振り払う。 きつい思いなどさせたくないというのは 紛れもなく本心なのに、煽ったのはお前だからな とも言いたくもなる。 ] (+96) 2021/07/16(Fri) 17:54:07 |
【墓】 木峰 夏生見くびらないでくれる? [ かいとがえろいから、と囁いて 後頭部に差し入れた手で髪を玩ぶ。 男としたことないって言っていたから、 口ですんのもきっと初めてだよなと考えたら、 わざわざお手を(お口を?)煩わせなくても 大丈夫なくらいには反応してしまうのだけれど。 ] ……それでもしてくれんの───? [ つう、と唇を親指で撫でる。 その口が、もう充分に兆しているものを 迎え入れてくれるのならば、 生暖かい粘膜の感触にぞくりと腰は 簡単に震えるだろう。 ] (+97) 2021/07/16(Fri) 17:55:30 |
【墓】 木峰 夏生[ 髪を撫でながら、吐息を噛み殺す。 耳に触れて、耳殻を掻いて、指を差し込んで。 海斗の口の中を存分に堪能しながら、 時々わざと動かして、 頬の内側や上顎のあたりに先端を擦り付けて。 ごめん、苦しいことしたくないって思ってたのに 上から見る海斗の顔がさ、 かわいくてえろくていじらしくてあんまり唆るから。 髪を掴んで、ぐ、と押し込んで、様子を伺って 大丈夫そうならそのまま喉奥を抉る時に 歯ァ、立てんなよ、と低く嗤う。 ちょっと加虐心に火がついてしまったことに ついてはあとで謝ります。 ]* (+98) 2021/07/16(Fri) 17:57:01 |
【墓】 木峰 夏生[ 下手くそでも文句言うな、という言葉の 破壊力を海斗はわかっていない。 言うわけないだろ、と笑えば、 海斗がタイルに膝をつく。 つむじを見下ろす姿勢に征服感がぞわりと 腹底から迫り上がる。 やっぱり辿々しい口付けは言葉の通り 百戦錬磨とは言い難い動きだったけれど、 物足りないどころか愛しさが溢れて こちらも完全に勃ちあがってしまう。 ついつい動いてしまう腰のせいで 刺激してしまうのは海斗がキスでいつも 身体を震わせる口蓋。 閉ざした唇からは、甘く高く鼓膜を撫でる 濁った鼻母音が漏れ出ている。 その色気に息と唾液を飲み込めば、 喉奥から含み笑いと吐息が溢れて、 幾度も同じ箇所を攻めた。 ] (+107) 2021/07/16(Fri) 23:36:22 |
【墓】 木峰 夏生[ 小首を傾げて、眉間に皺を寄せて 咥えたまま見上げて睨む。 俺を非難するような視線は逸らすことなくからめとる。 海斗が訴えたいことは百も承知。 だからわざと、 ] ……ッは、海斗、ここ、好いの? [ と汲み取っていないフリをして問おうか。 おまけにうるうると水を湛えて潤む瞳で、 上目遣いなんてされた日には、 多少強引な手つきで押し込んでしまうのは 仕方がない。 ] (+108) 2021/07/16(Fri) 23:37:27 |
【墓】 木峰 夏生[ かわいい、健気だなと嗤う。 睨みながらも口からは吐き出したりされなくて ぢり、ぢり、と理性が焼き切れていく。 がっつり頭をホールドしながら、本来なら 絶対に飲み込めない質量のものを 狭い咽頭へ捩じ込み飲ませようとした。 悲鳴のようなくぐもった声が脳を嬲る。 本能的に逃げようと引いた頭を許さず、 逆に力を込めて腰を打ちつけて。 嘔吐感に苛まれている証の、 粘っこい液体が腔内を満たしていく。 汚い濁音をあふれさせながら、それでも 懸命に施される口淫はたまらなく淫らで、 支配欲に身体を委ねてしまう。 嗚呼、気持ちがいい。 (+109) 2021/07/16(Fri) 23:38:37 |
【墓】 木峰 夏生[ 歪んだ目元から綺麗なカーブを描いて 落ちる涙を指で拭って、それでも少しの間は 喉奥を犯す動きはやめなかった。 ] っ、は……ァ……かいと、 [ 気持ちいい、と譫言のように繰り返す。 余裕ありそうだなと思ったのは、 舌が動いて刺激をくれようとするあたり。 気遣う様子など何処へやら、苦しそうに呻いては 身体を撓らせる海斗に満足気に破顔って、 ようやく呼吸を見計らって ずるりと口内から引き出した。 ] (+110) 2021/07/16(Fri) 23:40:21 |
【墓】 木峰 夏生ごめんごめん、苦しかったな、 あんま、えろくて止められなかった、 ……ガチガチじゃん。 [ 海斗は咳き込んででもいたろうか。 優しく髪と背を撫でながら 涎とおなじように先からぼたぼたと落ちる欲望が 見えたら、そっと手を伸ばして揶揄う。 タイルに膝をついた身体を動かして背後から被さって 四つん這いで晒された後孔の蕾に触れる。 ローションを手に纏わせて、数時間前よりずっと 容易く指を飲み込んでくれるそこを、 数時間前よりは荒々しい手つきで解す。 避妊具をつけたのはまだ理性が残っていたよう。 けれどそのままひたりとあてがって飲み込ませていく。 後ろからの体位で、硬いタイルに四肢をつかせたまま バスルームに淫らな吐息を響かせて。 ]* (+111) 2021/07/16(Fri) 23:42:19 |
【独】 木峰 夏生/* (タイガさんのことはぼくも開始数秒からずっと応援しています…) (なんかもう全員幸せになってほしい) それはそれとしてうちの弟めちゃくちゃえろかわいくないですかおれの弟なんですよ(見せびらかす) (-233) 2021/07/17(Sat) 6:28:57 |
【墓】 木峰 夏生[ 豪華で広くてもバスルームの床は硬いタイル。 身体を支える膝は痛くないだろうか。 そんなことを思ったのは一瞬だけで、 上から覆い被さるように押さえつけて 中へ中へ沈めていく動きは止められなかった。 じっくり解してもやれなくて、ぎちりと軋む 狭さと締め付けに顔を顰めれば、 焼き切れた理性が僅かだけ戻る。 先端は飲み込ませたまま、滑りを茎に垂らした。 幾分引き攣れはマシになるだろうか、けれども たいして気遣う余裕もなく中を抉る。 呻くような声も俺の加虐心を煽るだけ。 まともな思考が消え失せて、般若心経も、滝行も、 もう、効かない。 ] (+117) 2021/07/17(Sat) 8:02:48 |
【墓】 木峰 夏生[ 一度しかものを受け入れたことのない、 未だ狭い隧道を押し広げて奥まで穿つ。 ぐぢゅりという音も反響して、湯気に阻まれて、 いつまでも消えない気がした。 抽送を繰り返すたび、湯ではない水滴が 海斗の口から糸を引いてタイルを汚しては流れていく。 背後から伸ばした指を海斗の口に触れさせて咥えさせ、 舌を挟んで引っ張ったり、上顎のあたりを 撫でたりして唾液ごと弄んだ。 ] (+118) 2021/07/17(Sat) 8:03:34 |
【墓】 木峰 夏生[ まるでネコ科の交尾のように後ろから首筋に口付けて 歯を立てて、きつく吸って痕をつける。 欲望をぶつけるだけの交わりにそれでも 海斗の呻き声は徐々にただの嬌声に変わっていく。 組み敷いた体から強張りが解けて崩れていくみたい。 そのことにまた脳が融ける。 堕ちて、はやく、おれのとこまで。 (+119) 2021/07/17(Sat) 8:04:35 |
【墓】 木峰 夏生[ 獣みたいにがつがつと穿っていれば、 床について二人分の体重を支えていたその片方の手が ついとこちらに伸ばされる。 それは、拒むとか、押しのける動きではなくて、 はじめて、縋るような、求めるような、 ……そんな類の動きに思えて。 ─── ぐ、と胸が詰まった。 息を吐けば、焼け付いていた頭が少し冷える。 動きを止めた。 また大きく息を吐く。 伸ばされた腕を撫でながら繋がったまま、 そっと海斗の体を支えて起こそうとするだろう。 ] (+120) 2021/07/17(Sat) 8:05:26 |
【墓】 木峰 夏生[ 振り返ってくれたなら、ごめん、と小さく告げて、 唇を合わせて。 ] ……飛んでた、一瞬。 悪い、痛くないか、膝も、後ろも [ 目を伏せて謝って、いまさらのように尋ねよう。 文句も叱責も受け止めて、それでも大丈夫だと 言ってくれるならせめて、支える手はバスタブに。 立ち上がらせれば膝は痛くないだろう。 滑らないように腰を抱きかかえて。 ] (+121) 2021/07/17(Sat) 8:06:28 |
【墓】 木峰 夏生[ 二回目なのに立ちバックは、やってしまった、と 改めていまさら反省してます。 だけどこのままベッドに戻る時間も惜しくて、 身体が離れるのも嫌で。 もひとついえば、ほんとは対面座位で 抱きしめたかったんだけど、 うっかり腸の行き止まりのその奥に 突っ込んでしまったりしたらさすがにそれは ちょっとまずいな、と思って必死で耐えたのは内緒。 そっちは、また、いずれ。 (+122) 2021/07/17(Sat) 8:08:11 |
【墓】 木峰 夏生[ 抱き留めた手はそのまま、片方の手は胸に触れて、 滑らせて慈しむように海斗の茎を握った。 唇は耳の裏や頸を這わせて、抽送のスピードを上げる。 きっとそう長くないうちに 三回目だってのに 込み上げる吐精感ががくがくと身体を震わせるから。 ] ─── あいしてるよ、かいと [ 前を扱く動きに合わせて欲望を吐き出す時には、 出来れば海斗も一緒に達してくれてれば いいんだけど、と、 白みはじめる視界の端でそう願っていた。 ]* (+123) 2021/07/17(Sat) 8:10:03 |
【独】 木峰 夏生/* 時間をみながらめちゃくちゃ走ってやらかしたのに100倍にして返してくださる春日さんほんと神… ありがとうございます泣くしかない (-240) 2021/07/17(Sat) 11:48:27 |
【墓】 木峰 夏生[ 指で触れている唇は、勘違いでなければ 口端が緩やかに上がった弧を描いたように 感じ取れた。 求めて求められて、応えてもらってこちらも応えて。 けれどどこか完全には拭いされなかった 理由はやっぱり互いの関係性。 けれど今、腕の中に閉じ込めた身体が、 見慣れた弟の服を脱いでく。 呼応するように長年かけて重ねてきた俺の 頑なな鎧も剥がれていく。 乱れて淫れて声を上げて、理性を溶かして。 ] (+131) 2021/07/17(Sat) 12:36:01 |
【墓】 木峰 夏生[ 言葉としての形をなくして、濁点のついた濁った嬌声が あふれていた海斗の口が動いて。 また、今度ははっきり、聞こえる。 紡がれた言の葉。 ] ────── ッ [ どくん、と脳髄から痺れが走る。 好き、大好き、愛しているも、なんでかな、 聞こえた気がして─── (+132) 2021/07/17(Sat) 12:37:02 |
【墓】 木峰 夏生[ きっとめちゃくちゃきついくせに誘うように 蠢く腰を抱きかかえ、短い呼吸で何度も最奥を穿った。 いやいやと頭を振る海斗の髪から雫が飛んで、 バスルームの光に反射してきらきら、弾けて。 甘美な曲線を描き撓る背中にぼたぼたと汗を こぼしながら、 見つけたばかりのしこりを抉った瞬間、 海斗が跳ねた。 叫ぶみたいな声が耳から神経を炙って、 ぎゅうと締め付ける腸壁の快感に体を震わせながら、 薄膜一枚隔てた中へもう出ないかもと思っていた 欲望が溢れ出す。 握っていた手の中の海斗の茎もどくりと震えて、 幾分薄くなってはいるけれどどろりとした白濁を 吐き出したのがわかった。 ] (+133) 2021/07/17(Sat) 12:38:50 |
【墓】 木峰 夏生……っん、はぁッ、 かい、と、 [ 大丈夫かと言いかければ、腕の中の身体が崩れる。 膝ががくがくと揺れて、前に突っ伏しそうなところを すんでのところで受け止めることができたのは 本当によかった。 バスタブの縁に縋るように凭れかかる身体に 力を込めて衝撃がないように支えてから、 中のものを抜き取って。 バスタブを背に、床にぺたんと座らせることが できれば、手早く欲望の詰まったゴムを処理して、 シャワーに手を伸ばす。 ] (+134) 2021/07/17(Sat) 12:39:35 |
【墓】 木峰 夏生[ 海斗の意識はあっただろうか。 声をかけて、返事があってもなくても どちらにせよとにかく湯をざっとかけて、 汗や液体を流して。 立てないようなら、ふかふかの綺麗な バスタオルを被せて、包んで抱き上げようか。 いや、俺も結構やばくて、膝も腰も 気を抜けばすこんと落ちてしまいそう だったんだけれど。 俺は、長男だから、大丈夫。 ] (+135) 2021/07/17(Sat) 12:40:15 |
【墓】 木峰 夏生[ ……それにしたってやっぱりベッドルームまで 遠いな!とわざと口に出して八つ当たりしながら、 限界を訴える足を無視して どうにか大切な身体を横たえることは出来たはず。 前髪を梳いて、額に口付けて、様子を窺う。 抱き枕みたいに抱きしめて、 すきだよ、と小さく囁いて。 ]* (+136) 2021/07/17(Sat) 12:41:21 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生[ だだっ広い部屋に八つ当たりをする声を どこか遠くに聞きながら、窓路院で行く 好きだよと囁く声に ふにゃ、とした幸せそうな笑みを浮かべて、 おれも、と寝息交じりの返事を返した 幸せな夢、を見る気がする 現実が、ここでの非日常が、幸せだったから――] (-250) 2021/07/17(Sat) 13:52:42 |
【秘】 木峰 海斗 → 木峰 夏生―― なぁ、夏生 [ 自分の、あの日より、少し伸びて 邪魔な横の髪を耳にかけ直しながら、 耳の形を辿るように、囁きながら舌で擽る 今日は、そうだな……と たっぷり、と時間をかけてから] 今日は、こっちの気分―― [ まだ、柔らかいものを 兄貴の腹に押し付けて、『 抱けよ 』と強請った] (-260) 2021/07/17(Sat) 17:03:02 |
【墓】 木峰 夏生[ だいじょーぶじゃねーよ、と返ってきて ほっと息を吐く。 声は掠れていて、ぐんにゃりと力が抜けた身体を抱えて、 絶対にフラつかないように高級な絨毯を踏みしめた。 ベッドもまあまあ酷い惨状だったけれど、 バスタオル越しにふわと横たえる。 もう、半分以上寝ているのか、好きだよと告げれば ものすごく久しぶりの素直な、 おれも、 が寝息とともに、ぽとりと落ちてきて。 すぐに、規則正しい寝息を立てて伏せられた瞼。 起こさないようにゆっくり身体を起こし、 布団を引っ張ってそっとその体にかけた。 立ち上がり、リビングスペースへ向かえば すっかり暗くなった窓の外、 煌びやかな街並みからの光がやけに目に痛い。 煙草に火をつけた。 ] (+143) 2021/07/17(Sat) 22:00:23 |
【墓】 木峰 夏生[ 今更。 ─── 良い筈もない。 伝えるはずもなかった、身勝手な欲望に巻き込んだ。 俺のすべてを捧げたとて、なんになるというのだろう。 吐き出した紫煙が、細く、白く棚引いて 乱れた吐息など夢だったような 静かな部屋の空気を揺らす。 ] (+144) 2021/07/17(Sat) 22:01:10 |
【人】 木峰 夏生── 翌朝 ─── [ 背中で寝返りを打つ気配に、瞼を上げた。 ぎしぎしと軋む身体を動かして、 後ろからそっと抱きしめる。 ] ……おはよ。 [ 明るい日が差しているのに、どこか気怠げで 寂しげな室内。 子供のころのように、丸く体を擦り寄せる海斗は すっかり牙を仕舞って猫のよう。 ] まだ、時間あるから、 ……寝な。 [ 背を、髪を、優しく撫でた。 醒めなくていいなんて、言えなかった。 ] (103) 2021/07/17(Sat) 22:02:24 |
【人】 木峰 夏生[ この恋心を自覚した時から、所謂 普通の幸せとは縁遠いことになるとわかっていた。 両親のことを思えばそれなりに胸が詰まるけれど。 それ以上に、まだ二十歳そこそこの 海斗の未来を奪うことの意味を 考えずにはいられない。 いつだって、ただしいことは、めにはみえない。 だから、言葉を、温もりを、 俺は縋るように求めてしまうのだと思う。 ] (104) 2021/07/17(Sat) 22:03:16 |
【人】 木峰 夏生[ はらへった、と言う海斗にぶは、と笑って、 ] マジかよ…… 俺は無理だ……食えねーわ。 [と頭を大袈裟に抱えながら、可愛らしい おねだりに応えようか。 昨夜のダメージなどどこ吹く風か、 次々胃に消えていく食べ物に笑って、 幸せを感じるくらい、 今は許されてもいいよな。 ] (105) 2021/07/17(Sat) 22:04:13 |
【人】 木峰 夏生── それから ── [ 海斗はどうだかわからないが、俺はあの日から ずいぶん変わったと思う。 夜遊びは封印したし、帰りは早くなったし。 ちゅー♡と唇を突き出すうさぎのスタンプの 登場頻度は増えたし、 たまーに返信が返ってくることがあったり。 ] (106) 2021/07/17(Sat) 22:04:59 |
【秘】 木峰 夏生 → 木峰 海斗─── なに? [ 耳元で囁かれる声は、おれのなまえ。 返す言葉は、 兄貴じゃない、色を隠さない顔で。 ] (-294) 2021/07/17(Sat) 22:06:02 |
【人】 木峰 夏生なに、海斗、 おれのことがすきだって? [ 多分、お前の言いたいことはわかってる。 俺ら、きょーだいだから。 だから、俺はその唇を塞ぐ。 ダメな兄貴だって、笑って、 いつか、お前が、 俺を嫌いになってくれる日が来ればいい、なんて こころの片隅で願ってるってバレたら、 きっと俺は殺されるんだろうな。 ]** (107) 2021/07/17(Sat) 22:08:28 |
【独】 木峰 夏生/* なんかギリギリでバタバタごめんなさい… 改めまして、ユキでした お誘いくださった海斗ことあーちゃん ほんとうにありがとうございました ビッチ部出身の夏生を愛してくれてありがとう 村閉じまで頑張る (-301) 2021/07/17(Sat) 22:26:43 |
【人】 木峰 夏生*** ─── いつかのはなし ─── [ 相変わらず仲の良い両親は不在。 件の先輩に頼まれた仕事をやりかけて、 リビングのソファでタブレットを操作していた。 空気に混ざる匂いにはすぐ気付く。 バレないようににやりと唇を歪ませていれば、 視界を遮るのは愛しい弟。 俺の腿に跨って、首に回されて絡める腕に、 かたんと音を立てて仕事を強制終了する。 ] ……いくら親がいないからって、 リビングのソファで盛るのはお兄ちゃん ちょっと、 背徳感でぞくぞくしちゃうんだけど。 [ 耳を食んでくる唇の温もりにぞくりとしながら くすくす笑ってするりと衣服の下へ手を滑らせる。] (113) 2021/07/17(Sat) 23:25:05 |
【人】 木峰 夏生[ いつもの合図が鼓膜を揺する。 ] 家族の共有スペースで、 いつからこんな淫乱になったの 俺のかわいい弟は。 [ その時は、気ままな王子様は どのようなご気分でいらしたのか。 多少態度のデカくなった忠実なしもべは、 耳朶を食んで返し、硬い歯を当てて、 背の窪みに爪を立てて下半身へ滑らせて。 ] ─── 抱いてくれんの? なら、さ…… (114) 2021/07/17(Sat) 23:26:15 |
【人】 木峰 夏生結腸、掘らしてやろーか。 [ くるりと体を入れ替えて、海斗の上に俺が跨って。 あの高級なホテルで踏みとどまった、 腸の行き止まりのその奥を、海斗に抉らせる そんなことも、あった。 ……ひとつ経験談として言うならば、 少なくとも布製のソファの上でやるもんじゃない。 ソファが新しい革張りのものにかわっていて、 何も知らずに帰宅した両親が喜んだ話は、 そうだな、またいずれ。 ]** (115) 2021/07/17(Sat) 23:27:37 |
【独】 木峰 夏生/* 皆さんの素敵なラブリーナイトを側で見せていただけて幸せでした。 村建て杏さん、いつも素敵な場をありがとうございます ご参加の皆様も、このたびはご一緒させていただきありがとうございました! あーちゃんには一層の感謝を 海斗には贈れるだけの愛を。 (-311) 2021/07/17(Sat) 23:31:04 |
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