【人】 蛍籠 祥子[生まれた時から雛お嬢様の傍に仕えていた私には、お嬢様の様子がおかしい事に直ぐに気づきました。 それでも、なにも気づいていないフリをして荷物を手渡しました。持てない重さでもないだろうし] 気をつけてくださいね。 [声を掛け、キッチンへ] (36) 2022/11/01(Tue) 20:59:14 |
【人】 蛍籠 祥子[ダイニングに食事の用意を整える。 今日の昼ご飯はカルボナーラとサラダ。お嬢様は少食でいらっしゃるから、お嬢様ひとりの時にはこんな感じだ。 お嬢様のご両親は現在、海外で仕事をしており帰宅は稀だ。 対面の席に私の昼食も用意する。 使用人がお嬢様と食事の席を共にするのは外聞が悪いが、お嬢様がひとりの時にはなるべくご相伴に預かることにしている。 それも、彼女が嫁ぐまでのことと理解している] (37) 2022/11/01(Tue) 20:59:58 |
【人】 蛍籠 祥子[しばらく待つとお嬢様がダイニングに現れ、他の使用人に椅子をを引かれて席につく。 飲み物さえ注文すれば、食事が終わるまでダイニングには私とお嬢様のふたりきり。 お嬢様が手元の呼び鈴を鳴らすまでは。 食前の挨拶の後は微かに食器の音が響くのみ。 今日のカルボナーラは卵の半熟具合がとても良くできた。黒胡椒は少なめに、足りなければテーブルに置いてある黒胡椒をそれぞれ足せばいい。が、お嬢様はあまり黒胡椒はお好みではないから、足すことはないだろう。 サラダのドレッシングも彼女の好みのもの。 食事が終われば、今思い出したように口を開く] そういえば、先程の荷物は。 [そこで言葉を止め、彼女の反応を待った**] (38) 2022/11/01(Tue) 21:00:31 |
【人】 蛍籠 祥子[どんな些細な事でも、雛お嬢様との出来事、約束も、変わらず抱えている。 お嬢様の言動にもそれが見受けられ、それに気づく度に唇が笑みの形に弛むのを抑えられない] 今は将来のことなんて考えられませんよ。今は、お嬢様のことで精一杯なんですから。 [料理の腕も、掃除の技も、お嬢様の身の回りのお世話だって、自分の為にお嬢様に喜んで貰えるように精一杯頑張ってきた。 それは私の誇り。 トン、と無い胸を自らの拳で叩いて どんな無茶ぶりでも請け負う] (82) 2022/11/02(Wed) 5:21:37 |
【人】 蛍籠 祥子[荷物のことは気になっていたが、彼女が誤魔化すようであれば 「配達員の方がいつもの方とは違いましたよ」なんて話題で誤魔化しを受け止めて流すつもりであったが 暫しの逡巡のあと ───────その表情の変化すら、私は愉しんで見ていた。 いつもと違う表情の奥に、なにが隠されているのかを探るように、じっくりと 彼女のひとつひとつ全部を、 記憶に留める為に] お嬢様 [声を掛けて立ち上がると、テーブルを回り込んで彼女の傍らに立つ。 ポケットから出したハンカチで、彼女の口元を拭う] お口元に少しソースが [ハンカチについたカルボナーラの白濁なソースを見せた後、ハンカチをポケットに戻して食器を片付ける] それでは、浴室の用意が出来ましたらお部屋まで呼びに参ります。 [一礼して彼女の傍を去った**] (83) 2022/11/02(Wed) 5:22:55 |
【人】 蛍籠 祥子[浴室。素肌にバスタオルを巻き付け、お風呂用の椅子に腰掛けた雛お嬢様の後ろに控える。 バスタオルで隠す必要もない薄い胸だけれど、お嬢様には目の毒なので] わがまま言わないでください、お嬢様。 [お嬢様が背中以外を自分で洗うのを待ち、受け渡された柔らかなボディ用スポンジを泡立て、お嬢様の背中に滑らせる。 きめ細かくて滑らかな肌が泡の白に覆われると、先程のお嬢様の唇を穢した白を思い出して 我知らぬうちに生唾を飲み込む。 こくりと喉が上下することで自覚する。 彼女の耳にその音は届いただろうか 唇を舌で湿して誤魔化すように口を開く] そういえば、アレは [扉で隔てられた脱衣所の方へ視線を流して お嬢様の部屋から運んできた件の箱の話題を出す。 スポンジ越しに彼女の身体が強ばったのに気づいて、強めのシャワーで身体中の泡を流した。 彼女の桃色に色づく肌は、浴室の熱気で火照っているのだろうか] (113) 2022/11/03(Thu) 2:07:12 |
【秘】 蛍籠 祥子 → お嬢様 水宮 雛[それとも、羞恥に? 私以外の 彼女を見る目が腐ればいいのに 彼女を穢す者は滅びたらいいのに 彼女に懸想する誰をも、この手にかけることが許されるなら 否、誰に許されなくとも─── 密やかに 昏く 嗤う] (-26) 2022/11/03(Thu) 2:08:59 |
【人】 蛍籠 祥子あ、もしかして新しいバスボムとかですか。お嬢様そういうの好きですものね。 でも [視線を湯船に向ける。既に■臙脂iro色の湯で満たされている] 今日は入浴剤、入れてしまいました。 [てへっと笑った**] (114) 2022/11/03(Thu) 2:09:51 |
【秘】 お嬢様 水宮 雛 → 蛍籠 祥子…………………………。 [決して不満ではない、が。 ひとつだけ、期待はずれに終わったことがあった。 ダイニングでのハンカチ越しと違って。 …──スポンジの感触しか感じられなかった。] (-27) 2022/11/03(Thu) 8:32:13 |
【人】 蛍籠 祥子[箱の中に、お湯がぬるぬるになるものや、泡風呂になる入浴剤なら入っているかもしれないが、当然私は知らないまま。 入浴に誘われれば、バスタオルの胸元を押さえ、恥じらいを見せた] あの、私がお湯につかるまで、こっち見ないでください。 [お嬢様が他の方向を見れば、バスタオルを外して生まれたまんまの姿になって、とりあえずシャワーヘッドにバスタオルをかけてお湯につかる。 少しぬるめの温度が心地好く、身体の疲れと強ばりを解していく。 ものすごい色の入浴剤は、身体の輪郭まで隠す効果はなさそうで。 対面につかるお嬢様の身体のラインに目を奪われた。 あさっての方向を向いたお嬢様から声がかかるまで、ぽーっと眺めていた*] (119) 2022/11/03(Thu) 9:31:45 |
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