情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新
【神】 暗殺屋 レヴィア【ノッテアジト】 「執拗なのね。」 報告をしにきた下っ端を一瞥もせず、呟く。 「それとも、下手なのかしら。」 「2発も撃つなんて。」 「………。」 「貴方、いつまでそこに立っているの? 出口はあちらよ。」 冷ややかに告げられた下っ端が、 慌てて部屋から出ていくのだった。 (G6) 2022/08/12(Fri) 17:10:09 |
レヴィアは、両手で箱を抱えて、路地を歩く。カコン、カコンと音が鳴る。 (a1) 2022/08/12(Fri) 17:10:58 |
【神】 暗殺屋 レヴィア【ノッテアジト】 隣に誰がこようとも、一瞥する事もなく。 夕闇の瞳はどこでもない場所を見つめる。さながら猫のように。 「次は心臓じゃなく、口を狙うわ。」 「そうしたら、同じように停止してくれるのかしら。」 視線を膝元に落として、長い袖からすっと取り出したのは、 小型化された改造拳銃。 かちゃ、かちゃとメンテナンス代わりに手袋越しの指で弄ぶ。 「食事は静かに摂りたいの。」 「媚びを売るならアンティークの一つでも買ってくださらないかしら。」 死ぬまでにいかが?と、冷ややかに。 (G10) 2022/08/12(Fri) 19:28:18 |
【人】 暗殺屋 レヴィア【寂れた時計塔】 >>ストレガ カコン、カコンと、両手に抱えた箱から音を鳴らして。 辿り着いたのは、もう随分前から廃墟となった時計塔。 さして遠くもないこの場所にたどり着くために、 随分と遠回りした。 途中でした変装も解いて、黒のリボンを再び頭に結ぶ。 服の埃を軽く払って、錆びついた扉の前に立つ。 「入口までは知らないわ。 出迎えてくださるかしら。」 お届けものよ、と、中にいるであろう 特定の誰かに向かって呼び掛けた。 (10) 2022/08/12(Fri) 19:35:01 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>12 ストレガ 「ここは廃墟すぎるわ。」 「木を隠すなら森の中、とはよく言ったものね。」 声の方に目を向ける。 ノッテが蔓延らせた情報網は広くて正確だ。 それがたとえ同じ【血の掟】を交わした構成員と言えど。 秘密は許されない。秘められるのは心くらいだ。 「興味がないわ。」 「でも」 「帰るにも、時間を置かなければいけないわね。」 この場所が見つからないように工夫はした。 なればそれは最後までされるべきで。 廃墟に入ってすぐに出てくる、なんて不自然な動きは するわけにもいかない。 「少しだけ場所をお借りするわ。」 手渡した箱は、ずしっとした重さを伝える。 件のものがそれなりの数、入っているのだろう。 そうして貴女が迎え入れてくれるなら、 小さな穴に華奢な体をするりと通すのだった。 (13) 2022/08/12(Fri) 20:15:15 |
【神】 暗殺屋 レヴィア【ノッテアジト】 「それなら安心ね。」 「貴方から熱を感じた事、一度もないもの。」 冷たくあしらう様はいつも通り。 拳銃の握り心地を確かめて、袖から出すときの スムーズさを確かめて、また袖にしまう。 「貴方の毎分毎秒が大切な時間になる事を願うわ。 その時間の中に、私がいない事も。」 好意も敵意もない覚めた言葉の応酬。 それから。 夕闇の瞳が、ふと、貴方の方を見る。 「教えてあげましょうか。」 「貴方が、店で一番高い品物を買うなら。」 冗句かどうかも判断のつかない、 どこまでも抑揚のない声で告げた。 (G12) 2022/08/12(Fri) 20:22:13 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィアカラン、カラン。 晩鐘のようにドアベルが鳴って、 喪服姿がアンティークショップを訪れた。 どうにも仲間意識の薄いらしいこの掃除屋がここに来た理由は、 親交を深めるだとか、そんな理由であるはずもなく。 ただ先日処分した『ゴミ』絡みだと、あなたにはわかるはずだ。 「どうも。客入りはどうですか」 実に事務的な声色で、言外に他に客は居るかと問う。 他に客が居るなら、今ここでする話でもない。 元よりこちらは急ぐ用でもないことだ。出直したって構わない。 (-53) 2022/08/12(Fri) 21:19:19 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>16 ストレガ 「わざわざ蹴られに来る口説き屋を一人知ってるわ。」 どかされた箱を一瞥してから、するりと穴の中に入る。 内装を、首は動かさないまま視線だけで見回して。 廃墟というには随分と小奇麗で生活感のある部屋。 靴先で床を擦る。ワックスまでかけてあるらしい。 通っていないはずの電気が通り、PCの画面が冷たく光る。 ランプの灯りだけが妙に暖かかった。 「猫は好きよ。」 興味がある事、への回答。 何処かに腰かけることはせず、壁にもたれて佇む。 「珈琲よりアールグレイの方が馴染みがあるわ。」 そう告げて。 飲み物が運ばれてくるまでは、分解された銃を 横目に眺めている事だろう。 (18) 2022/08/12(Fri) 21:33:26 |
【秘】 狡兎 ツィオ → 暗殺屋 レヴィア「――ひとつだけ聞かせてよ。 "した"か"してない"か、じゃなくてさ。 レヴィちゃんなら、あの犯行は、"可能"?」 貴方の顔を覗き込むようにして、 男はマフィアの顔でそう問うた。 (-67) 2022/08/12(Fri) 23:29:04 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ人通りのない路地、目立たぬ佇まい。 控えめに扉に掛けられた『APERTO』の看板だけが、 そこが店であることを示していた。 中からは甲高いグラスハープの鎮魂歌が響いている。 カランカラン 「一人来ればいい方ね。」 「今日は貴方が初めてで、そして最後のお客様よ。」 ぴたり、鎮魂歌が鳴りやんで、視線をグラスに落としたままの 女が問いかけにそう答えた。 「何か用かしら。掃除屋さん。」 「残念だけど、今日は貴方の食べ物はないの。」 (-114) 2022/08/13(Sat) 16:57:11 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>20 ストレガ 「貴女も猫なら良かったのに。」 上へと昇る背中を見つめて、そんな風に言って。 家主が消えたとて、女は何をするでもなく。 ただ同じ場所に、石像のように立ち続けている。 ガチャ、パタン。 こつ、こつ。 音を聞いて、投げ渡されたものを片手でキャッチする。 「手ずから淹れられたものより、こっちの方が安心できるわ。」 キャップを回して鳴る、パキリという音が心地よい。 こんな仕事をしていれば、いつどこで、何を入れられるか 分かったものではないから。 だから未開封の飲み物は、嫌いじゃない。 「そのライフルは、狙撃用かしら。」 薄い色の唇を飲み口につけて、喉を上下させ。 それから、作業机の上に視線を移した。 (43) 2022/08/13(Sat) 17:04:18 |
【神】 暗殺屋 レヴィア【ノッテアジト】 「試さなくてもわかるわ。」 「私達は皆冷たい血をしてるもの」 目の前で銃を取り出したりすることは有れど、 今まで銃口を向けたり、発砲まで至ったことはない。 ギリギリ許容できるラインの上を、 綱渡りしているのかもしれない。 「お店は金銭で取引をする場よ。」 「粗大ごみの収集は承ってないの。」 視線はすぐに違う場所へ動き。 話も終わりかと、席を立とうとしたところで─── (G14) 2022/08/13(Sat) 17:12:53 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 狡兎 ツィオ「 ───troppo facile. 」誤魔化しも繕いもせず。 平時のように目線を合わさぬまま、言ってのけた。 (-115) 2022/08/13(Sat) 17:15:21 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>47 ストレガ 「だから外では飲食をしないようにしているわ。」 「ファミリーから貰うものだけ、受け取ってる。」 "同じファミリーなのだから毒を盛るわけがない"という楽観的な考えなのか、 あるいはまったく別の考えがあるのか。 氷のように動かぬ表情には、何一つも読み取れる要素はなく。 猫を可愛さで好いているわけでない女は、 可愛げのない言葉を気にした様子もなく。 「そう。」 「威力を下げる改造は、威力をあげるよりも 随分簡単なことに思えるけれど。」 ゆるりと分解されたそれを眺めたまま、 まるで疑うような言葉を、疑心の見えぬ声で紡ぐ。 「誰かからの依頼かしら。」 何故この銃が此処にあるか、という問いかけだ。 (49) 2022/08/13(Sat) 19:24:58 |
【独】 暗殺屋 レヴィアファミリーから毒を盛られたのなら、快く飲みましょう。 私がいない方が、安心できるという事でしょう? 私、ファミリーの事が大事だもの。 (-134) 2022/08/13(Sat) 19:28:42 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>50 ストレガ 「それが、罪を犯すという事だもの。」 「罪と欲とエゴが私達のドレスコードでしょう。」 だから、仕方のない事だと眉一つ動かさず。 暗殺屋は、マフィアの中でも恨みを買いやすい役割だ。 沢山を殺す、それも、自分の危険を殆ど犯さず。 きっと仲間であるノッテの中ですら、女に忌避感を抱くものは 少なくはないはずだ。 「そう。出来ないわけではないのね。」 「趣味仲間を見つけるのが大変そうね。 そう。やってないならいいのよ。」 返答をすんなりを受け入れる。 敵意も害意もない。徹頭徹尾、冷えた声と表情。 「じゃあ何のために?」 だから紡ぐ言葉は、ただの純粋な疑問だった。 (53) 2022/08/13(Sat) 20:39:19 |
【秘】 情報屋 ロッシ → 暗殺屋 レヴィア/* 御機嫌よう、運営です! 匿名連絡タブを見る限り、本日の能力行使は「パス」になるかしら? 特に何もなければそう考えておきますね。 急に殺意の波動に目覚めた場合はどこかしらで叫んでください。「襲撃先変更→運営連絡」でなく「運営連絡→運営から返信→襲撃先変更」なら問題ないので! そんなところかな。この後もおたのしみくださいませ〜Ciao! (-147) 2022/08/13(Sat) 21:15:41 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「客として扱って頂けるなら、 客として振る舞わなくちゃなりませんね」 まったくもって、心にもない言葉。 あなたの淡々とした声色とそう変わらない。 「先日は御馳走になったんで、礼を言いに来ただけですよ。」 「『ゴミ』は焼却処分済みです。もう形も残っちゃいません。 あんたのやり方は綺麗なんで助かりますね」 つまりはただ、仕事は済ませたと一言伝えに来ただけ。 硬く重い靴底が、カウンターに寄り付きもせず店内を歩く。 暗殺を専門とするあなたの寄越す死体は、 殆ど無駄のない、最小限の創傷のみが残るものが大半だろう。 誰かの持ち込む損傷の激しい死体とは違う。 半ば挽肉のような死体は、却って解体に手が掛かるものだ。 「ああ、それと。 客らしく、一つ買わせてもらいます。 この頃はどうにも夜通し仕事をする事が多くてね…」 重たい足音はある所で一度止まり、また歩き出す。 今度はあなたの居るカウンターの方へ。 カウンターに置かれたのは、飾り過ぎない意匠のランタンだった。 (-149) 2022/08/13(Sat) 21:24:27 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>54 ストレガ 「この年まで生きてるから、しっかりしてるのよ。」 「そう。貴女を大切に思う人は大変ね。」 興味のない声色で告げる。 静粛なパーティ会場を土足で踏み荒らすかのような態度。 正装をきっちりと着込んだ女は、石の顔で笑顔をちらりと見た。 「ファミリーの整備士の工房が、こんな廃墟の中だなんて嘆かわしいわ。」 「立場に相応しい住居を得るべきではなくて?」 銃の構造に深く精通しているわけではない。 しかし、全てのパーツが揃ってない事くらいは分かる。 机全体を見て、それから部屋を緩く見渡した。 「人体消失マジックでもするのかしら。」 それから、夕闇が貴女を見据えた。 (55) 2022/08/13(Sat) 21:31:25 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「客じゃない来訪者は皆烏の餌になったわ。」 「お客様で居てくれると嬉しいわ。手間がないもの。」 先日のゴミは、片目を一発で打ち抜かれていた。 脳にまで埋まった弾は小型銃のもの。 殺傷力に欠ける小さな弾丸で、しかし、 一切の無駄なく仕事をこなす。 女は、人を殺すことにかけてはプロフェッショナルだ。 「助かるわ。ゴミの処理は面倒なのよ。」 「血を拭い去るだけでも一苦労だわ。」 視線がゆるりと動く。止まったのは、煤けた窓硝子。 そこに空いた小さな穴。きっと店の中を覗き込んでいた者を、 打ち抜いてゴミへと変えたのだろう。 もうその穴以外に、ゴミがいた痕跡は何もない。 「そう。最近はランプが人気なのね。」 「配送のサービスはしてないの。自分で持ち帰ってもらうわ。」 「107ユーロよ。」 カウンターから立ち上がり、梱包用の箱を用意する。 そう大きくないランタンは、箱詰めするのは楽だった。 「そんなに仕事が多いのね。 狙撃で死んだゴミはあった?」 箱詰めの最中、そんな質問を。 (-156) 2022/08/13(Sat) 21:53:55 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>57 ストレガ 「いないことを祈るわ。」 「嫌いなのよ、人。」 煤けた指を見る。 女は普段白いシルクグローブをしているから、汚れとは無縁で。 指を出すのは、グラスハープを奏でるときくらい。 だけれど、血に濡れた手は、不自由だ。 「馬鹿ね。」 「そんな人を殺しますよ、なんてアピールする 暗殺者、いないわ。」 部屋に這わせられた配線達。 最早銃の整備士、の枠には収まらない技術のようにも思える。 機械全般に強いのだろうか。 「こんな世界に入らなくても、生きていけそうなのに。」 「馬鹿ね。」 瞳を落として、紅茶をまた一口飲んだ。 紅の液体は、まだボトルのラベルの上辺程しか減っていない。 (59) 2022/08/13(Sat) 22:36:10 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「死体ってのは後始末より作る方がずっと簡単だ」 「俺としても、あんたが良い取引先で居てくれると助かりますよ」 処理の楽なゴミを寄越し、それを丁寧に処分する。 互いに利はあるのだから、それは良い関係と言えるだろう。 殆ど原型を保ったままの死体は容易く解体する事ができた。 ぐずぐずの肉塊は、刃が滑って仕方ないが。 「祭りのせいか、この頃は夜も人の動きが多い。 どうも灯りが必要なのは、俺だけじゃないようで…」 音も無く動いた視線の先を眇目が追って、 けれど視線は無関心に小さな穴から逸らされる。 言われた通りに代金を支払って、箱詰めを待つだけ。 「急ぎの仕事が多いんですよ。 鷗どもが臭いを嗅ぎ付ける前に始末しなきゃならない、が」 「俺が始末したものには、ありませんね。 あんたとは違って、そうおいそれと狙撃ってやり方を選ぶような 腕と度胸のある奴はそう居ないって事です」 梱包作業を見もせずに、カウンター脇で小憩を。 遠回しに、他の烏が始末したゴミは管轄外だ、と。 質問への答えは、それだけを返した。 (-170) 2022/08/13(Sat) 23:19:09 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>60 ストレガ 可憐な容姿は随分と色んな所で役に立つ。 仕事だって、標的に近づくにはこの顔は便利だ。 しかし、それを振り回して自由に振舞う事はない。 任務に忠実な暗殺者は、自分の意志を重視しない。 「手からする香りが油なのか、血なのか。」 「どちらが良いのかしらね。」 招集でも掛けられなければアジトにも顔を出さない女だ。 貴女の仕事ぶりを見たことはなく。 そして、自分の仕事もまた、誰にも見せることはない。 「そう。幸せな人生なのね。それはよかったわ。」 「私にお店は無理よ。接客、嫌いだもの。それに」 「この世界以外の道もないわ。」 「だって私、ノッテに拾われなければ、 道端で凍え死ぬ赤子になっていたもの。」 ノッテに拾われ、教育され。 女は"こんな世界"以外の世界を知らない。 「私、人を殺すためだけに生きてるのよ。」 だから、人を殺す以外の仕事はできないのよ、と。 (61) 2022/08/13(Sat) 23:40:23 |
【秘】 暗殺屋 レヴィア → 鳥葬 コルヴォ「えぇ、良いビジネスパートナーで居ましょう。」 「貴方を殺す任務が来ない限りは。」 これからノッテ内部は荒れに荒れるだろう。 敵対組織の事を洗いざらい調べ上げ、疑わしきを罰し。 また、内部にも疑念と私怨が入り交じる。 そうして、幹部達が疑わしきを罰しようと、 女に任務を渡してきたなら……… ……女はそれを、忠実に実行する。 薄氷の上の平穏だ。今だけは。 「下働きは大変ね。」 「そう、残念だわ。狙撃、楽なのに。」 「早めにアウグスト殺害の犯人が見つかるといいわね。」 じゃないと。 何人殺すことになるか分からないわ、と 何一つ感情の籠ってない声で呟いて。 梱包した箱を差し出した。 (-179) 2022/08/13(Sat) 23:58:05 |
【秘】 鳥葬 コルヴォ → 暗殺屋 レヴィア「そっくりそのまま返しますよ。」 「俺は身内の死体を処分するなんてのはごめんです。」 言葉とは裏腹に、仲間意識の薄いらしい掃除屋は 忠義心を重んじる構成員達からすれば疑わしいものだろう。 言ってしまえば下請けのような立ち位置なのだから、余計に。 そして、そんな事はとうの昔にわかっている。 それでもそのような身の振り方を改めないのは、 単にいつ死んだって構わないと思っているからだ。 自分も、そして他人も。 故に必要とあらば掃除屋とて、自ら死体を作る事もあるだろう。 傍から見れば、あなたとそう変わらない。 その実、何処まで同じなのかは、語られざる限りは定かではない。 「一度燃え広がった火は、 燃え尽きるのを待つしかないとは思いますが。 さっさと始末が付いて欲しいもんですね、お互いに。」 「仕事が無いのは困りますが、多すぎるのも困りものです」 特に、こんな暑い日には。 実に他愛無い世間話のようにそう言って、箱を受け取った。 「どうも。次会う時は、仕事の場でしょうね」 生きていれば、なんてのは、互いに無用な前置きだろう。 (-195) 2022/08/14(Sun) 1:01:24 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>63 ストレガ 「邪魔だわ。楽しみなんて。」 「死ぬときに、未練が残ったら嫌だもの。」 生に執着するような人間にはなりたくない。 屍の山を築いておいて、生きたいなんて言葉を吐きたくはない。 明日が来ることに期待なんてしたくもない。 また一口、ドリンクに口を付けた。 「血でふやけた手なんて、猫は嫌がるわね。」 「ないわ、やりたい事。一つも。」 「それに………あの店を気に入っているの。」 「死ぬならあの店の中がいいわ。」 時代から忘れられた品物たちと共に、 誰にも見つからずに忘れられていく。 貴女が私を殺すときは、あの店にしてくださる?なんて 無機質な問いかけを零した。 (72) 2022/08/14(Sun) 16:59:41 |
【秘】 冷たい炸薬 ストレガ → 暗殺屋 レヴィア自由なストレガは誰にも止められない。 そして、 故にストレガは、誰の事も止められない。 望まれない限り。 (-257) 2022/08/14(Sun) 18:47:34 |
【人】 暗殺屋 レヴィア>>75 ストレガ 「誰にも見せたりなんてしないわ。暗殺屋だもの。」 「そう。ぜひ死ぬまで待ち続けてくださるかしら。」 暗に探す気もない、という言葉だけ吐いて。 飲みかけのボトルは、鞄の中にしまった。 ここでは全部飲み切れそうにないから。 「じゃあ、お役御免になったらお願いしに行くわ。」 「……………。」 返された言葉を、一切の色もない冷えた夕闇が見つめて。 「わかったわ。」 「後始末は烏にお願いするけれど。」 戸惑いもなく頷く。 それが依頼であるならば、十全にこなす。 女はそのために生きているのだから。 「時間を潰しすぎたわ。」 「ランプと共に、良い夜を。」 最後の挨拶だけは、店員らしく。 そうして、くるりと踵を返して。 飴色の髪がふわりと浮いて、呼び止められなければ、 そのまま去っていくだろう。 (79) 2022/08/14(Sun) 19:23:53 |
レヴィアは、何かを望んだことがない。 (a22) 2022/08/14(Sun) 19:24:35 |
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 エピローグ 終了 / 最新