【神】 緑山 美海酒に缶詰に次々と出てくる日用品に驚き、呆れたような顔をして。>>G1 「もう、そういうのいっぱい持ってくるから、『重くて持てなーい』ってなるんだよ?」 「次に旅行に行く時は荷物作りから一緒にやろうね」 この調子なら、今回使わなかった準備したけど余計になってしまったものが、いっぱい詰まっていそうだ。 それと荷物は全体に半分こしよう、と心に決めた。 「···あ、ちょっと待って」 用意された小さなテーブルの上に、紙コップの花瓶を並べる。 浮かんだ蒲公英の指輪たちが焚き火に照らされてきらきらと輝いた、これで準備は完了だよ。 「お酒、なに持ってきたの?」 (G3) 2023/03/08(Wed) 23:25:06 |
【神】 緑山 美海「うん、さっき比べたいな。って思ってたし」 ふたりの大事な花が浮かんだ紙コップ。 これを眺めながら飲むお酒はとっても美味しいだろうな、と。 昼間とはまた違った輝きをみせる蒲公英を傍に置けば、晩酌の始まりだ。 (G9) 2023/03/09(Thu) 8:09:25 |
【神】 緑山 美海木のコップに注がれたワインを手に取り、乾杯。 鼻を近付ければ、赤ワインの芳醇な香りと僅かに木の温かな香りがした。 「うん、ワイングラスじゃなくてこういうのも好きかも」 「···頂きます」 口を付ければ、柔らかな口当たりで辛口なのに飲みやすい。 「美味しい、これ飲みすぎちゃうかもな」 「······気を付けて見守っててね?」 まだお酒は初心者、自分の限界量はあまり分かってないので。 自分勝手にそんなことを言い出した、よろしくね。* (G11) 2023/03/09(Thu) 8:11:19 |
【神】 緑山 美海「そう、宗太郎のくれた蒲公英の方が綺麗だよ?」 ワインの入ったグラスに口付けをして。 早速、花味酒を始めたらしい。 「ほら、黄色が輝いてて生き生きしてる」 「後ちょっとだけ大きい」 きっと周りから見たら、同じように見えるのかもしれない。 でも、こうやって薬指から離れ水に浮かんでいても。私たちにはどちらの ゆびわ かわかるみたいで。不思議な気分だ、心が蒲公英畑にいた時のようにポカポカと温かくなった。 (G18) 2023/03/09(Thu) 14:35:12 |
【神】 緑山 美海「ふふっ、本当にいっぱい持ってきたんだね?」 次から次へと食べ物が出てくる魔法のバックを眺めて、けらけらと楽しそうに笑っている。 まだ酔っている訳ではないが、お酒を飲んで気分が高揚しているのだろう。 「クラッカー貰おう」>>G23 クラッカーの上にチーズのオリーブオイル漬けを乗っけて、ぱくり。 さくさくとした食感と濃厚なチーズが相性抜群だ。 「美味しい、ワインに合うかも」 「···宗太郎が美味しいものいっぱい買ってくれたせいで酔っちゃうな」 人のせいにして、またワインを口に運ぶ。 緩く傾ければコップの底が見えてくる、そろそろお代わりが必要な頃かもしれない。* (G26) 2023/03/09(Thu) 21:18:23 |
【神】 緑山 美海何度も何度も相手を褒める、馬鹿みたいな言い合いをして。>>G28 くすくすと笑いだしたのを見れば。 「···ふふっ、何やってるんだろ、私たち」 一緒になって笑いだす、くすくすと。 こんな馬鹿みたいなやり取りが出来る相手がいて幸せだなぁ、と強く思う。 ただの野花。 お花屋さんに置いてある所を見る機会はあまりない気がするし、道端に咲いているそれを贈る人なんて子供くらいだろう。 「今回は引き分けってことで」>>G29 そういえば、お花屋さんに蒲公英の種が置いてあるのは目にしたことがあったな。 来年は育てる所からやってみる?どっちが上手に咲かせられるか対決しようよ。 ·····でも、蒲公英畑も見に行きたいや。どうしよう、迷っちゃうな。 (G32) 2023/03/10(Fri) 8:17:57 |
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