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【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「子供がすべて純真無垢とは言わねぇさ。 俺はガキのころから金をスリもしたし食い物を盗みもしたしなぁ? そうしねぇと生きていけなかったからだけどよ。 ま、昔の話だぜ。 その後俺を拾った親父が 暗殺ギルドのエース でな。そいつに育てられて今の俺が出来上がったってわけだ」 暗に自分は元々暗殺者なのだといっている。 それでも”なんでも屋”ということにして表にいるのは、あまり殺しが好きでないということに他ならない。 「取らねぇよ。 ってのもあれだ、この城の中にこれ以上人はいねぇだろ。 最初からここに居ないのが分かってンのに報酬をもらうのは詐欺に近ぇからな。 ま、ここから出るまでの情報のやり取りに関連することに関しちゃ無料でいい、お互い様ってやつさ」 ▼ (-62) 2022/01/19(Wed) 1:41:45 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「ハハ!よく言われるぜェ。 趣味が悪いだの悪趣味だのなぁ、けどお前サンこそ自分を卑下しすぎんのは悪ィ癖だな。 生い立ちを聞きゃ仕方ねぇたぁ思うが………… 案外悪くないものだぜ? 殻の外の世界ってぇのはよ 」ぐいっと煽るように酒を飲み、グラスを置いた。 まだまだ……飲み足りない。互いに溺れるように飲んでみたいものだがそういうわけにもいかないだろう。 「お前サンも頑固だねェ。 まぁこっちも無理にたぁ言わんさ。押し売りは趣味じゃねぇ ただ……酒は飲め。 飲んで忘れろ、嫌ぁーな奴の事はよ。 縁を切って自由を手にしてみな、大人だってなァ? 夢を見て生きる権利くらいあるだろうよ。 喜ぶ人間の数なんて考えてねぇよ、俺は俺の思ったように動くだけさね」 守る人間も。 抱く人間も。 同じことだ。 (-63) 2022/01/19(Wed) 1:42:49 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「俺が使うとは一言も言ってないが!?」 何だか優しい目を向けられて慌てて弁解をしました。 「単純に、薬師と言っても作れる範囲を聞きたかったんだよ。 そこまで作れるなら、魔法使いや魔女と変わらない。 薬師じゃなくてそっちを名乗れるだろうってな」 「──単刀直入に言おう。 俺はここに閉じ込めた城主の協力者が存在しているの知っている。それを探しているんだ。 ……傾向的に、子供好きなのが見える気がした。 薬師と言えば、魔女とも言える。子供を食うとは言わねえが、アイツらを保護するのに真っ先に浮かぶのもそれだ。」 「……イクリール。お前、城の主の協力者じゃないよな?」 その言葉は、ほんの僅かに。 『そうであってほしくない』と言う懇願が滲んだもので。 (-64) 2022/01/19(Wed) 1:47:29 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「あら、恥ずかしがらなくてもいいのよ? お年頃の男の子ならそういう事も……ね♡」 わかってるわかってる、と謎の理解を示しながら頷きます。 「お相手の女の子に使うつもりなの? なら、ちゃんと同意をえないと めっ よ?」 エッチなお薬は用法容量を守って正しくお使いくださいね。 (-65) 2022/01/19(Wed) 2:18:05 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ先ほどのテンションとは裏腹に真面目なトーンになると、此方もじゃれるような態度をただしました。 「えぇ……私は魔女。 薬を作ることしかできない、"ただの魔女"よ」 魔女は口元に笑みを浮かべました。 その目はあまり楽しそうではありません。 「私は、舘の主様とはお話したことないの。 子供は大好き ……でもお菓子の家の魔女だって本当は子供を食べるつもりはなかったのよ」 魔女は協力者の話も舘の主の話も何も知らない様子です。 (-66) 2022/01/19(Wed) 2:18:33 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「……安心して、私は貴方の敵じゃないわ」 そっと貴方の手を取り両手で包み込みます。 貴方にどんな目的があるのか、魔女にはわかりません。 でも、少しの間……貴方と話していて 貴方の敵になりたくはない、と心からそう思いました。 (-67) 2022/01/19(Wed) 2:19:38 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……憐れめばいいのか同情すればいいのか。 言葉に困るんだが……まあ、面倒だから素直に言うなら、俺はその手のガキは別に嫌いじゃない。好きでもないがな。 俺が嫌いなのは、何も知らないでぬくぬくと恵まれてるのに気づかないガキだ。大人の善意で生かされて甘やかされてる奴らだ。“だからこそ子供だ”って言う奴もいるだろうが、お前みたいなのも俺みたいなのもいて、何で受けた事もない事を返さないとならない?……それが消えないんだよ。」 「……ガキの面倒を見れるお前は大人なんだろうな。 暗殺者であろうと何だろうと。 俺はきっと、ガキのままなんだよ。許されない事だろうが」 子供嫌いも、言うなれば最悪の八つ当たりだ。 30も超えた良い大人が、癇癪を堪えて悪態をついているだけ。 理解している。理解していても、嫌悪が消える事もない。 「──城の主に協力者がいる。 わかった理由は、聞いてくれるなよ。魔法の一種だ。答えられないが、 ……2人。片方はラサルハグ。アイツ、子供好きらしいな」 ▽ (-68) 2022/01/19(Wed) 2:25:51 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……それを素直に聞ける年齢は過ぎちまったな。 どこか他人事になる。経験あんだろ? 相手が思って言ってくれてんのはわかるが、半端な重みが邪魔すんだよ。結果的に自分を苦しめてるってわかってもな。……飲むか。“そう言う事”すんなら、酒入れとかないとやってられないだろ。」 急に話しすぎたか。 口が疲れた気がして、酒を手にして喉に流し込む。 「……何を言おうと、昔は戻って来ねえし…… 俺が血反吐吐いて学んで鍛えたものも、誰にも聞いて貰えずに、自分と共に失意で沈むだけだ。世の中そんな奴らは幾らでもいんだからよ。“個”を大事にできるお前ならもっと相手は選ぶといい」 「ああ、面倒臭くなったらいつでも出て行ってくれて構わねーよ。慣れてる。もう取り繕う元気すらなくなったのかも曖昧だが、な」 (-69) 2022/01/19(Wed) 2:35:21 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「32はお年頃とは言わねーよ…… あーはいはい同意取ります取ります…… って、本気で作れるのか? いや媚薬じゃなくてその他の方……不老不死とか半分冗談で言ってたんだが……」 さっきは一度聞き流した不老不死のくだり。 そして今の言い方と合わせると。 笑われる可能性もあるけれど。 真面目に正した後の、沈んだ後の声色だって。 ──嗚呼、まずい。踏みこんではいけない。 俺が他人に踏み込んだって、きっと相手をただ不幸にするだけなのに。 「……お前、まさか不老不死の魔女、とか。言わないよな」 ▽ (-70) 2022/01/19(Wed) 2:48:43 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール手を取られ思わずギョッと振り返りかけるも、その表情と言葉にいつもなら容易に振り払っていた手が、何故か振り払えずに困惑して。 「……わかった、今は、それを信じる。知らないならいい」 ──女子供は嫌いだ。すぐに主張を押し付けてくるし、我儘でガキで騒がしくてなのに許されて ──俺だって、1度でいいからそうされたかったのに。 ズルい。なんて幼稚な感情でしかない。ただ、目の前の彼女からはそれを感じなくて。だから。「……まあ、お前そもそも人を閉じ込めて暗躍できそうな女に全く見えないもんな。朝食の時点でもうバレそうだし」 軽く馬鹿にしたように、でも言葉尻は笑っている。 ──安堵したのも、言葉ひとつでしかないのに信じてしまったのも、気の迷いかなにかだ。きっと。 「──つっても、俺は本気でここを脱出しようともしてない。……なあイクリール。お前、作れないか。 毒薬を。苦痛なく死ねるもの。 或いは意識のないまま死ねるもの。 ……ああ、安心しろ。他人に使う気はない。 自分に使う為 だ」 (-71) 2022/01/19(Wed) 3:03:12 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>22 ウミ 「滅茶苦茶こえーし、やべーよお前はよ…… 何喰ったらってレベルじゃねえよ。異星人かなんかか?」 さすがに同じ種族とは自分の国の文明では想像できないようで。 「他の奴らは知らんが俺にとっては当たり前じゃないしおかしい。あと変なあだ名をつけるな。ミズガネって呼べ。 ……あの女、全然言ってねえじゃねえか」 余りにも理不尽な悪態をついた。 「魚?食べ慣れてるけど別に好きかと言うと……」 示されて覗いてみる。どちらかと言うと魚は故郷はシンプルな料理が多くて期待していなかったのだが、見て見ればそもそも知らないレベルの華やかさが並んでいる。 「おいこれ、本当に魚か?」 わからなかった。 (24) 2022/01/19(Wed) 3:09:01 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「いいこね♡」 ちゃんと同意を取るお約束をしたよいこに、満足そうに微笑みました。 続けられた質問には、緩慢に瞬いた後、顔を横に振ります。 「……いいえ。私はそんな大層なものじゃないわ ただほんの少し、人より死にづらいだけよ」 病を治す薬を作ったつもりが失敗してしまったのと肩を竦めて笑います。 握った手に軽く力が籠りました。 「こんな私を信じてくれてありがとう。 ミズガネくんは優しい子ね」 (-72) 2022/01/19(Wed) 3:48:49 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネたのしげにわらっていたけれど、 突然の製薬依頼に、血の気が引くような感覚に襲われます。 目の前の彼がそんなものを望むだなんて思ってもいなかったから。 「──作れるか、作れないかでいえば……作れるわ。 けど駄目よ。そんなもの貴方にあげるわけにはいかない」 ぎゅっと強く手を握りました。 「どうしてそんなもの欲しがるのか……聞いてもいいかしら?」 (-73) 2022/01/19(Wed) 3:52:14 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>25 イクリール 眉間に皺を寄せる。言うまいか、否か。 いくらでも誤魔化せばできるのだけど、それでは話が変わってきてしまう。悩んで、諦めたように口を開く。 「…………宮仕え。 別に王族とかではないが、 世話焼いて貰える程度の特殊な家系の役職。 ──俺はその役職の仕事すらも果たせてないから、 何もできねえ俺より凄いって言ったんだよ」 貴方の笑顔に複雑な顔を向ける。 同じ、慣れた顔だ。言われ続けて麻痺した顔。 自分と違って「できなかった」から言われたわけではなく、何の罪もないのに言われてるのに気にしてない様子が、何処か苛ついた。 「……怒ればいいだろ。 薬でもそれこそ使って報復してやりゃいい」 そんな事したらどうなるか、気質的にしないであることも理解はしても、悪態を付かずにはいられなかった。 (26) 2022/01/19(Wed) 4:05:26 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「いい子って、お前……はぁ……」 敵う相手じゃない。悟った。どうにも彼女のペースに押し負ける。 悪口悪態罵倒非難は聞き慣れていても、 褒められる言葉なんてかけられた事はないに等しいから。 「病を治すのに失敗しても、丈夫になったなら問題なくないか? ……相手、恋人か、家族か?……そいつは丈夫には──」 言いかけて、口を滑らせたと舌打ちする。 病に罹っていたのは彼女ではなく、彼女以外ではないかと。その可能性に気づかないまま、傷を抉るかもしれない問いをしてしまった。 「……優しくねーよ。お前は見てないだけだ。 俺は人も、特に女子供は嫌いだし、食いもん揃ってガキもいる場所で煙草吸って、女共に文句言われるどうしようもない男だよ」▽ (-74) 2022/01/19(Wed) 4:14:25 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……何でだ?今会ったばっかの相手だ。 しかも本人が望んでる。 報酬なら──俺に出せるものなら何でも出す。 ……それに、ここには暗殺者の職のやつも来てる。 最悪、お前から薬を貰えないなら、そっちに殺して貰うだけさ」 ──本当は。 今こうして話してるだけで、貴方がすぐに首を縦に降らない人なのは理解していた。それでも、もうそれに縋るしかないから。 「……生きるのに疲れただけだ。 何も成せない自分に。罵倒しかされない人生に。 ──疲れたんだ、本当に。 俺なりに努力もしたのに、何一つ褒められないし結果も出せなかった。……だから、もう二度と、この世に生まれたくも、ない」 握っていて振り解かなかった手は、声は震えていた。 軽く流して言いはしたけれど、謂れのない罪で罵倒されたことのある貴方にはわかるかもしれない。 この男も、それに永続的に晒され続けて、もう壊れる寸前だと。 (-75) 2022/01/19(Wed) 4:25:23 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「母よ……ずっと、病気でね〜 どうにかして治してあげたくて、いろんな薬を作ったわ。 でも、そのせいでむしろ長く辛い思いをさせてしまったの」 不老不死の薬を完璧に作れたならば、話は違っていたのでしょう。 でも現実はそううまくはいかなかったのです。 魔女にとっては辛くも愛おしい昔話。 どこか懐かしむような表情を見れば、傷を抉られたりはしてないことがわかるでしょう。 「ふふふ、それであんなところに独りでいたの?」 その様子を想像して少し笑ってしまった。 (-76) 2022/01/19(Wed) 4:54:26 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「…………」 自分が毒薬を渡さなくても、彼が死を望むのをやめないとわかると、魔女は黙り込んでしまいました。 生きるのに疲れた とそんなセリフを聞いたのは二度目。 「……嫌。」 思わずつぶやいてしまいました。 貴方の気持ちがわからないわけではありませんでした。 でも、嫌だと心が叫んでいるのを偽ることはできませんでした。 「何も成せないんじゃない……まだ成してないだけよ」 握っていた手を離し、その体をきつく抱きしめました。 「ここを出て、色んな事を知って貴方にできる事……貴方にしかできない事を探しましょう?」 あの日の後悔を繰り返すのは嫌なのです。 (-77) 2022/01/19(Wed) 4:55:48 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* 取り急ぎ、こちらの連絡を。 ロールの流れからミズガネを護衛したいなと考えています。 呪殺されながら護衛することになるので、その辺ロールで遊べたらなと思います! (-79) 2022/01/19(Wed) 11:37:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ/* ご連絡ありがとうございます〜! うひゃ〜このクズでいいんですか! 実は襲撃予告を頂いていたので、ちょっと狼さんに呪殺と襲撃と護衛が全て発生するのをお伝えしてきます……ロールどうしましょうかねこれ…… (-80) 2022/01/19(Wed) 11:44:55 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* 少々ご連絡です〜! 実は狐さんに護衛をミズガネにと宣言を頂きまして… 更に私、今日狐を占っていたので呪殺が発生するんですね… つまり、呪殺と襲撃と護衛が全て発生する状態になるようなのですが、ロールの方どうしましょうか…! 吊りの結果次第で考えましょうか? またロール上、数人にラサルハグが協力者だよ〜と伝えてはいるので、もしかしたら吊りの指定票が複数飛んでくるかもしれません。よろしくお願いします〜! (-81) 2022/01/19(Wed) 11:48:29 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>27 イクリール 「──本来12から15で行う仕事を、この年でできなくてもか?」 家事が出来ないのは仕方がないとして、代わりになす事がある筈だ。それを、それが、"できない"と言った。32で、だ。 それはもう、初めてとか長い目でなんて範囲をゆうに超えている。 怒りはしない。むしろそれしか言わない。 男は諦観しか浮かべていない。 「……なっちまえばいいのにとは思うがな。 俺ならとっとと滅ぼせるなら滅ぼしちまうから、性格も性質も根本も能力も、お前より余程魔女だろうよ」 進行方向の先を指差す。広い扉が開放されていた。 「後はここを直進したら広間だ。 後は一人で行けるだろ。俺は今そんな気分じゃない」 (28) 2022/01/19(Wed) 12:24:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……母親か。……そうか。 ……そうかもな」 母、と聞いて一瞬目を瞠るも、すぐに閉じて。安易に「そんなことはない」と否定できなかった。彼女とその母の苦しみも、病のことも知らない。 彼女が平気そうにしている事は幸いだったが、それでもわかった口を聞くのは、出会った身の上では気が引けて、気の利かない肯定しか言えなかった。 「追い出されてはねえよ……居座ってやってもよかったがうるせーから勝手に出て行っただけだし、あれは城壁を破壊しようと──」 さて言い訳か事実か。破壊は事実でも、居心地が悪くて逃げたのは本当かもしれない。 ▽ (-82) 2022/01/19(Wed) 12:33:51 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール『案外悪くないものだぜ? 殻の外の世界ってぇのはよ』 貴方と同じような事を、ここに来て言われた。 何で返したんだっけな、あの時。 どうして抱きしめられているのかがわからない。呆然と、ただ言葉に譫言のように反応する。 そうだ、あの時も思って、言わなかったこと。 「なぁ。」 「外って、何処なんだよ」 貴方の両肩に手を置いて体を引き剥がすようにしてから、その姿勢のまま下を向いて、叫ぶ。 「お前らみたいな孤児でも一般人でも何でもねえんだよ!……そんなあっさり、『はいそうですね』って旅に出れると思ってんのか!?お前、飼ってた鳥を外に離して、野生で生きて生きていけると思ってんのか!?死ぬんだよ!目的も何も、生きる理由も、生き方すら知らないんだよ、鳥も、俺も!こっちはッ!!」 堰を切ったように浴びせて、八つ当たりを止められない。でもこれが結局自分の本音だ。人の気遣いを受け取れない。救われない。だから、 「……ちょっと考えればわかんだろ……無理だってさ、そんくらいよ……責任も、誰も取らない癖に、"それっぽい"事なんて、響かねえんだよ……」 貴方をほんの僅かに軽く押して、その手を離した。帽子を深く被り直して、貴方に広間の方への道を示す。 「──もう行ってくれ。話す事もないし、話せる状態でもないんだ。……これ以上、俺が更に俺を嫌いになる前に、…………。」 (-83) 2022/01/19(Wed) 13:27:38 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ貴方の言い訳のような言葉も八つ当たりに等しい怒声も 魔女は僅かに驚いたように瞬く程度で、否定することなく柔らかな表情を湛えたまま聞いていました。 「そうね〜……確かに、 生まれて一度も空を飛んだことのないカナリアが一人で生きるのは難しいかもしれないわ」 引き離されれば、素直に離れます。 帽子で隠れてしまったのは表情だけではありません。 閉ざされてしまった心の扉の前で魔女は考えました。 「じゃあ……」 貴方に再び手を伸ばします。 ダンスを誘うかのように微笑みながら。 「二人なら、どうかしら。 カナリアが外で生きていけるよう、私がすべてを教えましょう。 安心できる巣があれば、外の世界もきっと怖くないわ」 ね?と貴方に同意を求めます。 (-86) 2022/01/19(Wed) 13:59:21 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ/* 狼さんがOKであれば、神窓で3人でと思ったんですが…… そもそも死んだらアマノが神窓に出れませんね!!! (-89) 2022/01/19(Wed) 18:07:05 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「憐れんでほしくて言ったわけじゃねーぞ。 人間誰だって壁にぶち当たるもんだ。俺やお前サンの場合はそれが早くからあって、長かっただけでなぁ。 良い時間ってのもこれからいくらだって訪れるだろうさ」 「ガキの面倒みれるのも、そういう時間があったからだな。 俺一応バツイチっつーかよ……奥さんも子供も死んじまってんだわ。 勝手に売られちまったから形見もなにもねぇしな。 まぁ生きてりゃ……あのチビと同じくらいたぁ思うが……。 そうかそうか! お前サンがずっとガキのままだから俺も気になるのかね」 はっはっはと笑い、新しくグラスに酒を注ぐ。 トラウマというのはそう簡単に消えるわけではない。 これくらいの話をして消えてしまうなら、それは最早トラウマですらないだろう。 「 ―――この軟禁を手引した奴ってぇことかい。 城の主が消えたらしいが……なんでぇ、自作自演かよ。 ラサルハグも……何を考えてんだかしらねぇが……」 ▼ (-94) 2022/01/19(Wed) 18:47:37 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「…………。 なんでぇ、案外ヤル気もあるのか? ハハ、いいぞいいぞ。俺もそれなりにご無沙汰してっからなぁ、酒で気分良くしようや。 それで契約は完了だ、俺はお前サンを殺すような依頼は絶対に受けねぇし殺さない。 守ってやんよ 」だからそんなに諦めてくれるなと、それを告げる。 相手なら十分に選んでいる。 男も女も関係なく、ただ純粋にあなたという個を見ているのだから。 (-95) 2022/01/19(Wed) 18:48:14 |
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