情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
【秘】 友達 ネコジマ → 甚六 カナイ画板と鉛筆の浮いていた高さだとか。 持っていたものを簡単にとられちゃったところだとか。 とられた後、すぐは動けないでいるあたりだとか。 知っている人なら、きっとあなた。 あなただとおもった。 (-171) 2022/07/13(Wed) 0:14:30 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリス窓の方を向いた横顔を、ぽけ、と見つめる。 向かい合う鏡写しを、見たような見なかったような。 「……ひとごと?」 ぼそ、と呟く。きみの口振りが、そう聞こえたから。 (-172) 2022/07/13(Wed) 0:20:35 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「ひとごと、だった」 「僕は、相馬栗栖だった」 理解できない言葉だ。所詮、意味がない言葉。 それに込められた意味を理解できるものは、多分……、いないかもしれない。 自分でさえ。 「ま、やりたいからやってるのさ。知りたいから知ろうとしている」 「ただ、知るだけじゃ満足できなくなってたのは困り者だがね」 (-174) 2022/07/13(Wed) 0:25:35 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリスだった が二つ並んだ。 並んだところで、よく分からないが掛け算になるだけだった。 「そぉまは、難しいこと ばっか 言う… 」ごにゃごにゃ。 不服そうで、だけどちょっと嬉しそう。 それからやっぱりよく分かっていない感じに首を傾げて、 「……『ほしがり』 か?」 はっ、と閃いたみたいな顔をして起こした。 (-177) 2022/07/13(Wed) 0:44:47 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「あっはっはっはっは! ほしがり、ほしがりか!」 笑い声が響く。笑っていないのに、確かに、己に諦念はない。 ただ、そうしたいと思ったことをそうするだけ。 うまく現実にすりあわせて、破綻がないように、諦めることなく。 「フフ、フ。そうかそうか、」 ▽ (-178) 2022/07/13(Wed) 0:50:03 |
【秘】 甚六 カナイ → 友達 ネコジマにゃあ。猫の鳴き声で我に返る。 きいてくれるのか、と今度は手のひらと鉛筆を見比べて。 「……えぅ」 ちょっとの時間、迷って、考えて。 しばらく固まって、それから慌てて両手を伸ばしたり。 相変わらず、情けない声をあげていたり。 名前を呼ばれて、ちょっと嬉しそうなのが隠せなかったり。 知ってるよ、と静かに呟いたり。 そういうのはいっこも、伝わんないけど。 ▽ (-180) 2022/07/13(Wed) 1:24:14 |
【秘】 友達 カナイ → 友達 ネコジマカナイはきみと向かい合ったまま、短く綴る。 先の丸まった芯が手のひらの上を、ゆっくり。 みのる おかえり 間抜けにも、逆さまの文字を。 (-183) 2022/07/13(Wed) 1:33:57 |
【秘】 気狂 ネコジマ → 甚六 カナイ「生きてないと何もできないんだから」 「何かできたなら、生きているんです」 「見えないのはー…猫島の目が悪いんでしょう」 「聞こえないのも、猫島の耳が悪いんでしょう」 「だから猫島は放っておいたら、さみしいあなたを傷付けます」 「今もちょっと、すこし、割と。…そうでしょ?」 取り上げた画板を適当な場所に置く。 これだってけっこう、衝動的な行動で。 猫島にとって、死人は何かをできてはいけない。絶対に。 (-192) 2022/07/13(Wed) 12:09:24 |
【秘】 気狂 ネコジマ → 甚六 カナイ「だからね、じゃあねかなネエ」 「大丈夫です。ちゃんとよくしてきますよ、目も耳も」 そうして、他の何かを伝えられてしまう前に、 猫島は足早に図工室から出て行ったのだった。 (-193) 2022/07/13(Wed) 12:10:17 |
【秘】 友達 ネコジマ → 甚六 カナイ>>a72 あいつってほんとうに仕方のない奴なんだよ。 言葉が話せたのなら、猫はきっとそんなふうに言っていました。 あなたと受け取り方が全然違っていたんでしょうね。 おかしさだなんて、きっと感じていなくて。 あんまりにも場違いな調子で、わらっているようでした。 (-194) 2022/07/13(Wed) 12:14:46 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 甚六 カナイ少女は何かを感じ取ることが出来た。 素直に受け取って、染まりやすく、流されやすかった。 その音を、その声を拾えたのはそれが理由だろうか。或いは、感じぬふりをしながらも貴方をずっと想い続けていたからだろうか。 「っ」 ぎぃ、と。床が鳴る音。何かが確かに存在する証。 それを拾い上げて、思わず其方へ勢いよく視線を向ければ。 「かな、い」 「鹿乃!」 今までと何一つ変わらないように。 名前を呼んで、駆け出して。 今までと何一つ変わらないように。 すっかり馴染みとなった転ぶ貴方に、当たり前のように手を貸そうとする。 嗚呼、それでも。不可逆の変化は確かに訪れた。 差し伸べても、今まで通り貴方に触れられるだろうか? (-207) 2022/07/13(Wed) 15:59:31 |
【秘】 甚六 カナイ → 傷弓之鳥 マユミ「んぁ、 ……んふ。 まぁ、だ」きみの耳朶を打つのは、ぽそぽそと内気な、 親愛をぎゅっと詰め込んだ声。 その声も、 転んで膝をつく、短パンからひょろりと伸びた脚も、 「ねーちゃんまた、転んじょった…」 前髪とフード越しにへにゃりと笑う顔も、下がる眉も、 「す、すまね」 おずおずときみの手に触れて重なる、長袖から覗く指も。 いつも通りに、いつかと同じで。 齎された不可逆を示すのは、その体温。 熱をどこかにうっかり、置いてきたみたい。 (-252) 2022/07/14(Thu) 12:13:41 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 甚六 カナイ「はい。拙ですよ」 いつも通り、にしては何処か少し、噛み締めるような低い声音。 ぽそぽそと内気な、親愛をぎゅっと詰め込んだ声。 転んで膝をつく、短パンからひょろりと伸びた脚も、 前髪とフード越しにへにゃりと笑う顔も、下がる眉も、 おずおずと自分の手に触れて重なる、長袖から覗く指も。 いつも通りに、いつかと同じで。 ……嗚呼、けれど。 触れる体は、もういつも通りじゃない。 「ふふ、相変わらずですね。転んでもいいですよ、拙が何度だって手を貸しますから」 それでもいい。貴方が貴方であるのなら、自分は。 ▽ (-256) 2022/07/14(Thu) 14:30:25 |
【秘】 傷弓之鳥 マユミ → 甚六 カナイ「その代わり」 少女はさらさらと流れる黒髪を揺らしてそっと両腕を広げた。 そのまま小柄な貴方を囲うように、腕を回して閉じ込めて。 「…………今だけ、こうさせてください」 縋るように、或いは何かから隠れるように。 貴方の肩口に、力なく顔を埋めた。 熱はない。いのちの欠片が何処にもない。いつも通りと一緒に、何処かに置き去りにしてしまったのだろう。 けれど、貴方が貴方である証はいくらでもある。 声を、華奢な体を、詰め込まれた親愛を。 残っているいつも通りをよすがにして、少女は貴方に体を寄せる。 「……」 「…………」 「ねーちゃん……」 ぽつり。 それは、いつも通りじゃない声は、貴方の服に吸い込まれた。 今まで一度も、そんな呼び方をしたことがない。けれど、いつも通りじゃない今だからこそ、少女はその呼び方を音にした。 少女は一度も、貴方を「だめだめなねーちゃん」だと思ったことなどなかった。 気弱でも優しくて、一緒に過ごしてくれた大切なお友達。 寄り掛かりたいと思う、素敵なねーちゃん。 (-257) 2022/07/14(Thu) 14:30:52 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリス見上げるきみに笑いかけた。 口をもにもにさせて、笑い声はその中に含んで。 「じゃ、そぉま は…… んぇ 」それも、束の間。 ちかちか瞬き、息を継ぎ。 「 ……ん。」んん、 「す、すいり。……が、がんばれ よ 、しゅ い、す …すひ 、ぁう。」「 すいぎむ 「ぁと、…あと!」 「 こ ずちゃん のこと、おねが い、な」 ▽ (-259) 2022/07/14(Thu) 14:44:07 |
【秘】 甚六 カナイ → 奔放 クリス慌ただしく、言葉を重ねて。 さいごにぎゅっと、きみの手を握ってから。 「元気でな、そぉま」 廊下の奥に駆けていった。 (-260) 2022/07/14(Thu) 14:45:36 |
【墓】 電灯 カナイ暗い暗い夜のすきま、 どこかの、何かの、誰かのあわい。 ぱたぱたきぃきぃ足音と木の軋む音を響かせながら、 彼を背にして廊下を走って、角を曲がって、 「 あ えぁ」なにかに蹴躓いたらしきいつもの声が。 暗い廊下に小さく響いて、 ▽ (+17) 2022/07/14(Thu) 15:48:46 |
【秘】 明滅 カナイ → 奔放 クリス「そぉま」 「ぼくもさ」 「きみくらい賢かったら、 呆れた顔とかさせなかったんかな」 「がっかりもさせなかったかな」 「ねーちゃんのくせに、 悲しませたり、しなかったよな」 「あの子のことも、わかってやれたんだろな」 (-263) 2022/07/14(Thu) 15:52:45 |
カナイは、ちかちか、 (c13) 2022/07/14(Thu) 15:52:58 |
【秘】 明滅 カナイ → 奔放 クリスけどな、 きみと話してると、ぼくは いつのまにか、 ぼくが馬鹿でどうしようもないやつだったことを いつもちょっとだけ、忘れてて、 それって なんだか、 なんだか とても (-264) 2022/07/14(Thu) 15:54:46 |
カナイは、ちか、 (c14) 2022/07/14(Thu) 15:55:03 |
カナイは、 (c15) 2022/07/14(Thu) 15:57:50 |
カナイは、電池の切れたマグライト一つだけが、転がっていた。 (c16) 2022/07/14(Thu) 16:01:03 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「僕は賢くなんてない」 「ただ、知りたいことを」 「ただわかりたいことを」 「ただ、そうあろうと……」 「きみだって、出来たはずなんだ」 「きみだからこそ、出来たことはいくらでもあったはずだ」 「勝手に諦めて、押し付けていくな、馬鹿が」 (-287) 2022/07/14(Thu) 20:58:20 |
【秘】 奔放 クリス → 甚六 カナイ「僕は、」 「僕だって、何かを出来ればいいと思っているんだ」 その声は、幻だったのか。 いいや、きっと違う。 きっと違うと信じて見せれば、違うのだ。 だから、 (-290) 2022/07/14(Thu) 20:59:38 |
[1] [2] [3] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 エピローグ 終了 / 最新