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人狼物語 三日月国


327 【身内R18】Life won’t wait. RSS
(2026/09/16(Wed) 7:00:00 に更新。 延長2回まで。)

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【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[最初から、分かたれる路だったのだろう。
この国を護る、その志は確かに同じだったはずなのに。
魔導の才により隆盛した家に生まれた己にとって、
血は呪いであり、呪縛でもあった。]
 
(7) 2026/09/14(Mon) 16:36:24

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[信じられるものはとうに喪われた。
それでも国のため、家のためにと嘯いて。
旧き妄執に憑りつかれた血脈の鎖が、
我が両腕を縛り付けている。]
 
(8) 2026/09/14(Mon) 16:37:09

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[旧式派の長老どもは未だに過去の栄光にしがみつき、
新式派は新式派で旧弊を一蹴しようと過激さを増している。
内側から崩壊していくこの国の醜い足踏みを
特等席で見せつけられている気分だった。]
 
(9) 2026/09/14(Mon) 16:37:38

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[かつての知己の姿を思う。
今はもう、立場も信条も違えてしまったお前。

最後に交わした言葉はもう、思い出せなかった。]*
 
(10) 2026/09/14(Mon) 16:38:08

【人】   ダイゴ


[ 男はグラスを傾けた。
  最近開発された兵器について、
  軍の上層部はいやにご機嫌だった。


  魔導ばかりでは今どき遅れている。
  誰しもが使える武器を量産すべきだ。
  

  上層部が掲げた理想を、しかし賛同する者は
  思ったよりも多かった。
  それは己とて同じであった。

  ────純粋に、才さえあれば良かっただろうが。 ]
 
(11) 2026/09/14(Mon) 17:44:34

【人】   ダイゴ



[ 安酒が入った酒を傾けた。
  嗚呼、ここに彼がいたのなら。
  どんな顔をしただろうか。   ]*

 
(12) 2026/09/14(Mon) 17:47:33

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[演習を終え、執務室へと戻る。
旧式派の長老たちとの会食の予定は、新兵を憩う名目で流した。
貴重な魔導の才を持った者たちこそもてなされるべきで
あるといえば、さすがに長老どもも黙らざるを得ない。


 「誰もが使える武器を。」


上層部の新式派が新たな武器を開発した話が、
彼らを焦らせている。
また、それに賛同する仕官の多さにも。]
 
 
(13) 2026/09/14(Mon) 19:49:34

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 
[懇親会の開始時間はとうに過ぎていた。
椅子から立ち上がり、兜を外す。
眉間に寄った皺は戻らない。


軍部からほど近い酒場は、すでに賑わっていただろうか。]*
 
 
(14) 2026/09/14(Mon) 19:50:01

【人】   ダイゴ


[ 酒場は怒号や下品な笑いに溢れていた。
  自分のような軍人が紛れているなんて
  誰も思わないような場所。だからいい。

  新しい酒を注文した。
  何が入っているか分からないその酒も、
  慣れてしまえば親しんだものだった。


  何故こんなところに居るのかと言われれば、
  それは落ち着くからだと当然にように答えるだろう。
  育ちが良いわけでもない。

    息を吐いた。酒の匂いがした。]*
 
(15) 2026/09/14(Mon) 20:10:21

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[新兵たちの緊張をほぐすための懇親会という、
ある種の義務的な儀式をやり過ごした。
夜気は冷たく、喉を締め付ける。

魔導新兵たちの間でも新型武器は話題になっていた。
それに色めき立つ空気の残響が、
頭の片隅にこびりついて離れない。

立場上、諫めるに留めたが、内部も新式派を
支持する流れになりつつあるのは明らかだ。

あてどなく歩いた足が向かったのは、
大通りから外れた一角にある酒場だった。]*
 
(16) 2026/09/14(Mon) 20:59:29

【人】   ダイゴ


[ ふと思いを馳せるのは同僚たちのこと。
  彼らは一様に、才能というものがあった。
  しかし旧式派の観点からすれば、
  才能がない者たちだった。

  思えば、それもきっかけの一つだったのだろう。
  そこで思い出すのはやはり袂を分かった友人だった。 ]


              ……もう、一杯。

[ 酔いが回り始めていた。 ]*
 
(17) 2026/09/14(Mon) 22:22:21

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[お前なら、今のこの軍の空気をどう評するだろうか。
才ある者たちを切り捨ててきた旧式派の凋落、
新しい時代の足音に何を思い、そして旧式派に
囚われたままの今の自分を蔑むのだろうか。

あてどなくさまよった果てにたどり着いた、
澱みのような酒場から漏れる酒と煙草の匂い。

軍服で踏み込むには似つかわしくない空気が
漂っていたが、気にすることなく扉を開いた。]*
 
(18) 2026/09/14(Mon) 23:10:34

【人】   ダイゴ


[ どう評価するか。
  そう言われてもきっと、苦笑を返すだけだった。
  それが、やってきた結果だろうと。
  蔑もうとは思わない。
  けれど、そこから抜け出さなければきっと、
  いつかは衰退していくだろうと思っていた。

  悪いことじゃない。ただ、時代が変わるだけだ。
  そう、勝手に思っているだけ。         ]
 
(19) 2026/09/14(Mon) 23:56:15

【人】   ダイゴ


[ 煙草に火をつけて、息を吐く。
  慣れ親しんだ味。安っぽい、混ぜ物の味。
  流石に軍にいるときにこんなものは吸えなかった。

  ──ふと、視線が流れた。
  どうということはない。扉が開いたから。
  しかし、それだけで終わらなかったのは
  それをした男が見知った顔だったからだろう。

  何故、ここに。
  問い掛けてはみたかった、が。

  決別した時間が、邪魔をした。
  開いた口は何の音も発しないまま閉じる。   ]
 
(20) 2026/09/14(Mon) 23:59:08

【人】   ダイゴ



      [ 酒を、呷った。 ]*

 
(21) 2026/09/14(Mon) 23:59:34
村の設定が変更されました。

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[……お前が誰かを蔑むような男ではない。
そのことは己が一番よく知っている。


だからこそ蔑まれてしまったほうが楽だった。


己の進む路すら見失っている愚かな己を、
打ちのめして欲しかった。]
 
(22) 2026/09/15(Tue) 7:41:49

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
[安っぽい煙草の匂いと、澱んだ空気が鼻腔を打つ。
じろじろと値踏みする荒くれ者たちの視線を
無視しながら店の奥へと向かう。

そのうち見渡す視線で、見知った顔を認める。
認めてしまう。
軍服を脱いだとて見間違いようのない、お前の姿。

彼がこちらに向けたわずかな視線はすぐに逸らされ、
酒を呷るのを見て言葉を飲み込んだ。

……避けられているか、
あるいは、話す言葉もないと思われたか。

心臓の奥が冷たく重く鈍る。
それでも背を向けることはせず、軋む床を
踏み鳴らしながら男の近くへと歩み寄る。

口に出来たのは、たった一言。]
 
(23) 2026/09/15(Tue) 7:43:27

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 
ダイゴ…………。




[お前の名前だけだった。]*
 
 
(24) 2026/09/15(Tue) 7:44:31

【人】   ダイゴ


[ 視線は逸らした。
  しかし、姿は認められていたようだった。
  こちらへ近付く気配には気付いてた。
  気付かぬはずがなかった。

  声を掛けられて、一瞬止まる。
  何を発せられるのだろうと思った。
  何を、言われるのだろうと思った。

  けれどお前は、名前をただ、一言だけ。 ]
 
(25) 2026/09/15(Tue) 9:27:09

【人】   ダイゴ



     久しぶりだな、クラウス。
     ……息災か?


[ 口から出た言葉に笑ってしまいそうになる。
  息災か?だなんて。何を。
  彼の周り、というか旧式派の話など
  いいだけ集まってくるというのに。 ]*

 
(26) 2026/09/15(Tue) 9:29:50

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 
 ……そういうお前こそ、
 
 
[息災だったのか。
鼓膜を揺らすのは、聴き慣れた彼の声のまま。
穏やかに紡がれる挨拶に、喉を詰まらせながら尋ね返す。

いま何をしているのか、どこに居を構えているのか。
尋ねたいことはあったけれど、何一つ言葉にはならない。

目を伏せながら彼の隣の席へと腰を下ろした。]*
 
 
(27) 2026/09/15(Tue) 12:46:32

【人】   ダイゴ



 俺は見ての通りだ。
 少し酔ってはいるが、な。

[ 安酒は酔いも回りやすいとグラスを傾け笑う。
  友人だった。しかし、今も友人でいていいか。
  それが、俺には分からなかった。
  酒でもなければ何も言葉にできず詰まっていた。

  多分、彼もそうなんだろう。と勝手に推測した。
  座る彼に、お前も飲めよと手を上げて店員を呼ぶ。
  己の酒も共に注文して。
  そして気付いたように何か食べるか?と尋ねた。 ]*

 
(28) 2026/09/15(Tue) 18:47:35

【人】 飛竜騎士 クラウス


 
 見ての通り、か。

[軽口を叩きながらグラスを傾けるさまは、
心身に問題があるようではなかった。

友人だった。今もそうであるのかは、
己には図りかねた。
お前の胸中など知りようもない。
ただ、迷いがあることだけは感じ取れて、
小さく息を吐いた。

隣に座れば、勝手知ったるように注文を済ませる。
ここにはそれなりに通っているのだろうか。
そんなことを考えながら、視線を上げる。]

 いや、食事はすませてきた。
 ……お前こそ、酒だけを腹に入れるのはやめろ。*
 
 
(29) 2026/09/15(Tue) 19:42:26

【人】   ダイゴ


 そうか。食べたならいい。
 ……嗚呼、余り腹が減ってなくてな。
 いや、つまみくらいは食ってるが。

 酔いが回りやすいのは、酒のせいだ。


[ よく通っているのかと言われれば頷く。
  勿論、部下たちには言っていないが。
  どうにも彼らは自分を良く見すぎるきらいがある。
  中身など、所詮こんなものだというのに。

  しかし忠告を受け入れようと思ったのは
  多分、お前に言われたからだろう。
  まだ友人だった頃の記憶。
  お前はその時も、俺をそう注意をしたか。]*
 
(30) 2026/09/15(Tue) 19:56:14

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 
[注文してほどなく配膳されてきた酒を一口煽り、
混ぜ物入りの粗悪な味に眉を顰めた。成程。

通い慣れてすっかり味には馴染んでいるのだろう。
平気な顔をしてグラスを傾ける姿に、また息を吐いた。]

 お前は昔からそうだ。
 酒ばかり腹に入れて、つまみの量も少ない。

 せめてもう少し水を飲め。 


[いつの頃だったかも似たような忠告をした記憶がある。
今になってまた同じような話をすることになるとは、
あの頃は思ってもいなかったろうが。]*

 
(31) 2026/09/15(Tue) 20:51:14

【人】   ダイゴ



 そうはいってもな。
 つまみを食べたら、酒が入らないだろう?

[ 勿論冗談の類であるが。
  これも、昔に言って怒られたか。
  ……共にいると、思い出すのは昔のことばかりだ。

  混ぜ物ばかりの酒も、美味く思えてくる。
  不思議な感覚だった。 ]*

 
(32) 2026/09/15(Tue) 21:50:06

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 相変わらず、変な理屈を捏ねるな。


[酒の量を減らせばいいだけだ、と続けて。
これも確かいつだか彼に対して口にした言葉だ。

どうしたって思い出ばかりが頭を過って、
いまのことは何も思い浮かばない。
なのに、お前がいるだけでどうしたって
満ち足りてくる気がしてしまうのは、何故なんだろう。]*
 
(33) 2026/09/15(Tue) 22:27:33

【人】   ダイゴ


  ……変な理屈でも、通れば正論だろ。
  ま、お前の前じゃ通りそうにもないが。


[ 軽く肩を竦め、大人しく頼んだつまみに手を伸ばす。
  酒の量を減らせばいい。正しく正論だ。
  けれど、酒を飲むことでしか越えられない夜もある。

  いつだって、そう。

  お前と過ごした日々を思い返すと、量は増える。
  その理由は、考えたいとも思わなかったが。

          
――――自覚は、あったから。
 ]*

 
(34) 2026/09/15(Tue) 22:37:14

【人】 飛竜騎士 クラウス

 
 
 そうだな。
 俺はそんな理屈は通さない。

[肩を竦め、つまみに手を伸ばす様子に頬を緩める。

酒に頼らなければ夜を越せない類の者もいることは
知っている。お前がそういう類の人間であることも。
けれど、身体を痛めつけるように酒量を増やすことは
看過できなかった。

手にしたグラスには、酒がまだ半分以上残っている。
ちびりちびりそれを煽りながら、ただお前の顔を見ていた。]*
 
 
(35) 2026/09/15(Tue) 22:58:21

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