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【人】 土地神 リン多少のことでは、か ならばやはり起きるかもしれないぞ ──とはいえ、確かに この有り様では叱られかねん [ やきもちやきの緋扇は あれこれ世話を焼く分、口煩くもあった 近づく顔を手で制し 嗅がずともよいと首を左右に振り ] ──む、ぐ…… 食事はしようと思えばできるが 我にとって娯楽の一種よ あと、風呂は入っておる 汚れでどうこうはならんでも 同じところで寝る以上は、な [ 得意げに冥桜の顔を見遣り、胸を張った* ] (383) 2021/06/18(Fri) 23:41:17 |
【人】 書生 茅[殺さない、と『山神さま』は言う>>341 けれど、嫁入りした者たちは帰らない 嫁は一緒に暮らすものだと それならば…つまり…… 今までのお嫁様は、皆、『山神さま』と共に在るのだろうか 共に、暮らしているのだろうか?] 愉しませ……? [たのしませる、とは…? 一発芸でもすればよいのだろうか? 正直、全く自信はないのだけれど…… ピンとくるものがない癖に、青年は曖昧に頷いた。 疑問ばかりが浮かぶのに、どれ一つとして答えを得られないまま、 けれど、『山神さま』がすぐにわかると言うのだから、分かるのだろうと、そう思っていたりなどして 青年にもう少しだけ余裕があったら、「もしや生きたまま喰われ、その悲鳴を愉しむなどするのではなかろうか」なんて思いついていたかもしれないが、幸か不幸かそこまで思い至ることはなかった。 く、と顎を引かれ、正面から出会う眼差しに、元々少し大きめの眼をさらにまぁるくさせて見返す。 驚いたが、とりあえずその瞳の奥になにやら楽しそうな色を見つけ、よくわからないが『これで良いらしい』とほっとする間も無く] (384) 2021/06/18(Fri) 23:47:28 |
【秘】 書生 茅 → 天狗 うぇ……ぁ? [適当に羽織ったのみの白打掛は、もともと袷と呼べるほど合わさってもおらず、襟元をひかれれば容易く胸元を晒す。 なまっちろいだけで年相応とはとても呼べない身体だ、そもそも年もよくわからないのだが まともに食べていないのだから当然ともいえる 吐息が喉元に触れ、反射的に身をすくませたが、直後、ちりりとした痛みが首筋に走り、びくりとひとつ肩を跳ねさせた。] ッぃ……ッ、? [何をされたのかは分からない、けれど何やら『所有』を宣言されたような気がする。 青年の頭はまた疑問符で埋まる。] え……今更? [おっと口に出てしまった。 だってそうだろう、洞穴に枷で繋がれた供物である自分、それを捉えたのが『山神さま』なら、多分自分はもうとっくに『山神さま』のものなのだ。 頭は悪いが順応は異常に速い青年であるが故に、その『事実』はあっさり飲み込まれていた。 嗚呼それにしても、『かわいがってやる』の意味が文字通りならどれほど良かったか! 掴まれた手首の痛みを思えば、到底望むべくもなかったけれど。] (-100) 2021/06/18(Fri) 23:48:14 |
【人】 書生 茅[首元に、朱の華を咲かせた青年は、怪訝な顔を見せる。 『山神さま』の行動の意味が、まるで分らなかった。 耳元に落とされた囁きに、反射的にごくりと唾をのむ。] えぇ……と…… [瞬時迷ってそれから青年は。 善処します…と小さく小さく呟いた。**] (385) 2021/06/18(Fri) 23:48:27 |
書生 茅は、メモを貼った。 (a31) 2021/06/18(Fri) 23:49:08 |
【人】 鬼 紅鉄坊そうか 食事の量は少しずつ、増やしていくほうが良さそうだな [ 食わねば体力は付かないが、器より大きな物は詰め込めない。 次はもっと小さくしようと、残った量を見て思う。 いや。当人に見てもらい、その内自分で作らせるのが一番良いか。 味について語らない理由も知らず、一時巡る思考。 随分と呑気なものだったと直ぐに知ることとなる。 何か思いも寄らないことを言われるのは、 勘違いをしているらしい以上覚悟したつもりだったが── ] (388) 2021/06/19(Sat) 1:18:29 |
【人】 鬼 紅鉄坊……では、千太郎と [ 咎めるように向けられた訂正と>>287 結局はこちらに放るような態度。>>288 確実に、言うべきことは他にある。だが、それ以外何も言えなかった。 顔も知らないだろう母親の遺した想いはおろか、 自分自身にすら関心が薄いかのような様子を見せられては。 せめて自分だけは、さとの為にそう呼ぼうと決めることが精一杯。 鬼は今までずっと、生活の殆どを独りで過ごしていた。 こちらより口が回りよく喋る、あの妖怪の男やもう会えない女 あまり気が合わない数多の同胞たち、 そしていくら繕えど怯えていることに変わりない村人らとの接触は、 鬼の舌の回りを滑らかにはしてくれなかった。 ] (389) 2021/06/19(Sat) 1:18:44 |
【人】 鬼 紅鉄坊[ 残酷な程あっさりと名の話が切り捨てられ>>289 昨日は半ばで終わりを告げた話が再開した。 聞き漏らさぬよう、鬼は頭を少し前に垂れて耳を低くする。 肌にも重みにも、命の主張が感じられない白い手が、 襤褸の着物から覗く筋肉質な影色に添えられて。 近い距離で覗き込み、昏い意思を持って逸れぬ二つの黒眼。 伏せられなくなった紅色は、しかしただただ静かで揺らぎない。 汲み取れる感情など、覗きたがりにも見つけられなかっただろう。 「鬼の子」を蔑みながら、その手で転がされた村人とは違い 鬼の目線は逸れず、じっと話を聞いてから口を開いた。 ] (390) 2021/06/19(Sat) 1:19:02 |
【人】 鬼 紅鉄坊[ 芽の内に踏み躙られ、歪み伸びた枯れかけの植物が もしも正しく育まれていたのなら どんな色の蕾をどのように美しく開かせたのかなど。 躙った者は思い描きもしないだろう。 己の行いも忘れ、醜いと容易に引き抜こうとするだけだ。 つまりはそういうことなのだと、鬼は考える。 ] (392) 2021/06/19(Sat) 1:20:56 |
【人】 鬼 紅鉄坊同族に虐げられる人間を村から救いたいと、 山の鬼が思うことが厚顔無恥だと感じているのなら、 不快に感じたのなら謝ろう [ 反応を愉しもうとするような皮肉の棘にも、鬼は真っ直ぐに返す。 それでいて改めてはいない。 ] 私はかつて、お前の母をよく知っていた どんな夢を抱き、どんな苦しみで胸を痛めたのかも 恋い慕った男、つまりお前の父親への想いもまた 選び救おうとした理由はそこにあるのだ…… [ 続けようとした言葉は音に乗らず、僅かな話の間が空いた。 これ以上母親について語り聞かせても きっと興味を示さないだろう、示せないのだろうから。 ] (393) 2021/06/19(Sat) 1:21:15 |
【人】 鬼 紅鉄坊千太郎がどのように思わされていても、 ここにいるのが人の子を救う権利のない物怪だとしても お前を牢の中で飼い殺すことが正しいとは、私には思えん [ 表情も感情も覗い難い顔の人外であったが、 そう言い切る声は穏やかにも力強く。揺らぎなく。 想いに隠すものは一つもなく、歪んだ花嫁に全てを伝えきった。 ] (394) 2021/06/19(Sat) 1:21:31 |
【人】 鬼 紅鉄坊……さて。一つ、聞いてもいいか 花嫁と扱われる生活に、男児として思うことはないのだな [ 男であると知った時からの疑問。 今まで問わなかったのは、振る舞いを見れば答えは明白だからだ。 故に口調にも既に理解していることは表れている。 ] ならば、望むままに扱おう。私の花嫁よ [ 「選んだ」 「役目」 「相応に」 哀しい花嫁たちを妖怪達の元に送り届ける役目の鬼が、 人里で穏やかに暮らし、家庭を築く夫婦のことなどを その言葉から想起する筈はない。していい訳がない。 何を言われているのか理解しながら、態と口にした。 花嫁という肩書きの元に、「せん」を選び求める。 そんなものは助け出す為の口実でしかなかったが── 少しばかり身を引いて、立ち上がる。 ] (395) 2021/06/19(Sat) 1:21:47 |
【人】 鬼 紅鉄坊まずは共に散歩にでも行くとするか 千太郎の身体では敷地の外は難しいが…… 気分が変わるかも知れないぞ [ 未だその言葉は役目を終えてはいないのかもしれない。 屈みながら手を差し出しつつ、鬼はそう考えていた。 ] (396) 2021/06/19(Sat) 1:22:17 |
【人】 鬼 紅鉄坊── 外へ ── 昨夜は雨が降っていたから 止んだ時にはきっと、強く香っていただろうな ……ほら、六枚の弁のこの花のことだ 毎年、決まってこの時期に咲く [ 差し出した手に重なるものがあっても、拒まれても。 今繋いではいないことに変わりはない。 気遣ってしようとしたことだが、身の丈が違いすぎた。 腕を持ち上げられ続けるのは、筋肉の無い身には辛かろう。 行き過ぎては止まり、また繰り返し。共に歩くことも難儀だ。 時間を掛けて近づいたのは 昨日暮れ始めた空の下で白く咲き誇っていた花々。 あの美しい純白は、今は薄く黄色を混ぜたように色を変えていた。 ] (397) 2021/06/19(Sat) 1:22:38 |
【人】 鬼 紅鉄坊秋の終わりに実を結ぶ、それは薬の材料になる 私は実を、門の前までやって来る村の薬屋と取り引きして…… [ 語り聞かせる話がはたと止まる。 薬屋の娘を昨日、同胞の寝蔵へ届けたことを思い出したのだ。 その姉もまた昨年、花嫁となりもういないことも。 ] ……傷薬を得ているから、怪我をしたら隠さずに言うといい [ 何事も無かったように続きを語る。 あの薬屋の主には、千太郎を会わせないほうがいいだろう。 きっと辛い思いをしているから。 ]** (398) 2021/06/19(Sat) 1:22:52 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* 西さんは厳かっていうのかな、偉そうって言うと悪く聞こえるんだけど、そういう語り口が上手いなぁって。 語彙の引き出しがあるというか、私は出来ないので純粋にすごいと思っています。 大蛇ロールが上手い、 >>42「鳥の声が止まり、空気の流れが変わる」 こういう描写は偉大な存在なことがわかりやすくてすき あと『 大蛇 』と『ただの子供』とかの、肩書きの文章への使い方が上手 展開の仕方も上手い。語彙がないので「上手い」とか「すごい」しか言えなくて申し訳ないんですが…… 私のロルの拾い方が上手で、「この子供は他とは違う」>>42と、私PCを意識する理由がとてもわかりやすい。 (-103) 2021/06/19(Sat) 8:37:59 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* 「『 大蛇 』は『ただの子供』の内なる心を知る為に自ら人間の元へ歩みよろうとする。」>>43 この描写好き 西さんの語り口めっちゃ好きだなって何回も言います 「『ただの子ども』の小さな勇気は、どちらかと言えば村に帰るより神との謁見にあり、つまりは己を神と見てその姿を目に焼きつけること」>>127 ここの拾い方はとてもよかったし嬉しかった 私の拙い文で拾い上げてくれたことがわかって >>170これいつかめっちゃ拾いたいよね!!!! >>172ここの発言、大蛇くんの優しさが伝わってきていい文章だと思う 西さんは行間を読むのが上手いというか、相手のロルへの理解度が高いよね。>>173 欲しい拾い方をしてくれるから安心して任せられる 「躍動と道筋を知る術を持たぬ蛇は 先に示された終着地を目印にその道程をなぞる。」 >>173相手の思考を辿ることをこう表現するのは頭いいなと思う 「聡明さと危なさを兼ねる少女」 >>174そう拾ってもらえるの嬉しい〜、名前に合う子にしたいとは思っていたのよ。できるかは別として。 (-104) 2021/06/19(Sat) 8:48:02 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* 「子どもの純粋な視野を持ちながら ただの子どもとは違い理解が早いのだから 実に奇妙で、不思議な子どもだと舌を巻く。」 >>254めちゃくちゃ持ち上げてもらって照れるのと同時にそんなにすごい女じゃないよ!みたいな気持ちを抱く 私そう言う描写出来ていますか? ロルの拾い方が本当に絶妙。 『ソフィア』と『アスクレピオス』の目の色を違うものにしたのはなるほどなと思いました>>255 見た目はよく似ているのに目の色だけ違う、というのはとてもエモくていいと思う、発想力に乾杯。 ラサルハグくんの拾い力の話は永遠にする 動作の入れ方も絶妙なのよね!>>256 (-106) 2021/06/19(Sat) 8:53:28 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* 「送られてくる女は覚悟を決めた者も居れば 村を恨む者や、さらには己を討とうとせん者もいた。」 >>303ここ認識が一緒で良かったと思う。 私と西さん言うほど相談はしていないので、割とぶっつけの所も結構あるのですが。西さんのカバー力が本当に高くて助かっています。 あとここの発言の「実に人間らしい」みたいなこう、人間の汚さの描写というか……そういうのをさせると西さんはピカイチだと思う >>304>>305 ここ大蛇くんのことが知れてよい発言 >>306最上段拾い方が好きって百万回言う >>307信じるか疑うかは私も迷いました! 神様というものに疑問を持つ子、どちらかな?と。 『ただの子供』ならどう考えるかなって、色々した結果です。 西さんはなんでもいい感じに受け入れてくれるので私の選択肢は合っていたかな?って気にさせるけど、それはそれとして違うルートも見てみたくなる。 >>307 「形容しがたくも心地よい」この表現好き 「なおも引かれゆく」この表現も。 めっちゃラサルハグくんが好意的にこちらのことを見てくれるのでありがたや……となっている これで恋しない方向だったらどうなっていたんだろう、塩対応されたら互いに塩になって殺し合いになるよね、とはDMで話したのですが。 (-107) 2021/06/19(Sat) 9:02:51 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* >>308「少女が悟らない事を祈ることとしよう。」 ここ確定されなかったおかげで「知らないこと」を選べたのでありがとう〜!って言っておきます >>310 「月明かりは互いの姿形を鮮明に照らし、 まるで嘘偽りを許さぬと暴き明かすように。」 私は結構情景描写はそれだけ(「月が当たりを照らす」とか)にしがちなので、「まるで」と入れてそれが意味を持っているように描写するの、とても上手いと思っています。 >>311ここ照れた 「何も知らないであろう少女は 何物にも染まらない芯を感じさせるも 何物にも染まりそうな魅力を持つ。」 少女という狭間の存在を描写するのめちゃうまです。 西さんは本当、ひとつひとつの描写に意味を持たせるのが上手。「『ソフィア』を指先に刻むがごとく、触れる。」とか。 すきだなぁと思います。 >>312 ここ照れた めちゃくちゃ持ち上げてくれる…… >>313村人について拾って欲しい拾い方してくれて顔がにやけちゃったよね。 >>314「まったくもって...救いようのない連中だ。」 ここ大人になったら「でも彼らも一生懸命なのよ」って言いたい。 (-108) 2021/06/19(Sat) 9:10:01 |
【独】 『ただの子供』 ソフィア/* >>330優しさが伺えるいいロル >>331 ここここここ 拾って欲しい拾い方本当にしてくれる!!!って思いました >>332ここは互いのロルを引き立てる発言で本当に上手 >>336 曖昧に溶かしてくれるのすきすき〜ってなりました。 表現の仕方も秀逸。 >>337「少女の陽気に当てられた」 ここの表現もすき 語彙が豊富で…… >>338釘刺すの笑いました、先回りされた!! これなかったら生贄ルートに入ってました >>339私のタイトルの仕方拾ってくれたのめっちゃ嬉しかった 私のタイトルはなんかこうニュアンスで……適当に使っているので…… 「『ただの子ども』はこの日を境に 『神の招待を知る子』であり 世界でただ一人の『蛇に魅入られた娘』となる。」 ここすきすきポイント百点 (-109) 2021/06/19(Sat) 9:15:59 |
【秘】 白竜 ヤオディ → 将軍 かんぅん? [なんだ?と全年齢用の髭の下から、刀が鞘を抜いている気配がするが気のせいだろう気のせいだと思いたい。 むしろ、魔物で同種と会う機会がない長命の種族は、性欲なるものが人より薄い。 だからこんな些細な事で欲情する人間なんて性欲の権化といってもよく、むしろ「元気だなぁ」と達観してしまうのである。 それはさておき、かんぅの勘違いはなはだしい行いに驚いている白竜様いきなり気道確保という名の顎くいをされたかと思ったら] (-110) 2021/06/19(Sat) 9:45:14 |
【秘】 白竜 ヤオディ → 将軍 かんぅ[かんぅ視点では救命活動。 しかし、ヤオディ視点では唐突に唇を奪われたという哀れな認識違い。 大事に大事にしていたファーストキス。 いやそれは結果論であって、本当は単にお相手がいなかっただけというツッコミは要らない。 しかも、会ったばかりのむさくるしき男に、となると怒りも悲しみも全ての感情が爆発して] (-112) 2021/06/19(Sat) 9:46:10 |
【秘】 白竜 ヤオディ → 将軍 かんぅ 許さない……!!! [物理で逆鱗に触れられたことより、唇を奪われた方で怒髪天を衝いた] このど変態ーー!!! [真っ裸で風呂場にいるこの状態で♂の生き物が狙う最適な相手の弱点なんて1つしかない。 ヤオディがいくら非力だといえ。 渾身の力を込めて、目の前の男のむき身の青龍偃月刀をぶっ叩いた。 うげ、生のを手で触っちゃった、と思ったのは、殴った後であったが*] (-113) 2021/06/19(Sat) 9:47:11 |
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