大守 威優は、メモを貼った。 (a1) 2023/08/13(Sun) 23:36:29 |
【人】 田臥 志麻[贈り物の数が欲しいわけじゃない。 聞きようによって物が欲しいという催促みたいな言い方を、 咎めもせず、寧ろ大差を付けて一位を取ろうとしてくれる。 そういう威優だからこそ、心を溶かされ、傍に居たいと思える。 愛情の表現はひとつではない。 威優が言葉で愛を囁くように。 志麻がキスで愛を伝えるように。 威優が送り、志麻が受け取る行為は 自身たちの愛情の確認に合っているように思える。 まるで凹凸が綺麗に嵌ったように。] 期待してるワ、ダーリン♡ [きっと、贈り物は威優のものだけで溢れるくらいになるから。 威優以外から貰う必要などないだろう。] (22) 2023/08/14(Mon) 2:23:24 |
【人】 田臥 志麻[彼が選んでいるインテリアやファッションから、 威優のセンスは高く買っているので心配はしていない。 コスプレの延長線上で話題になった卒業アルバムは、 ずっと実家に置きっぱなしのままだけれど。 威優が見たいというのなら、 彼の卒業アルバムを交換条件に飲むことにして。 それでも実家に足を運べば、朗らかな父や子煩悩な母が、 幼少の頃からのアルバムを 全て引っ張り出すことになるのだけど。] (23) 2023/08/14(Mon) 2:24:32 |
【人】 田臥 志麻[仕事と紙一重の間にある家柄同士を繋げようとする問題は、 βの一般家庭で育った志麻には縁遠い話だ。 躱していたと聞いても、仕事の関わりだとしても。 威優目的で近づいてくる女や男が居たのかと聞くと、 面白くなくなってくる。] ふぅん……、本当に? 気に入った子は一人も居なかった? [空になった威優のグラスに気づいたら、また少し注ぎ足す。 さほど強くないと聞いたから、量は半分ほどに抑えて、 差し水の入ったピッチャーを隣に添えた。 威優との出会いは偶然の産物。 あの日自身の声を彼が拾わなければ、 オレはここに居なかっただろう。 性欲に関して照れるでも訂正するでも無くすんなりと認められ。 ぱち、と瞬いた後、自身も誘われてけらりと笑いに変える。] オレも性欲が強くなったら寝かせてあげらんないよ? でも、身体動かすのはいいかもね。 [片目を伏せておどけて見せる。 運動という運動は社会人になってからは縁遠い。 ベッドの上でする運動を除いては、の話。] (24) 2023/08/14(Mon) 2:26:45 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[つ、と脹脛を辿り内腿に割り込んでくる爪先を、 思わず内股で柔く挟む。] ……ッ、………ン、 一人遊び、させない、癖に……ッ、 [それでも暴くみたいに、 中心に近づいた足が柔肌をなぞりぞくぞくする。 もう少し、と息を詰めたところで引かれて。] ……ぁ、…… [ほっとしたような、名残惜しいような溜息が零れた。] (-19) 2023/08/14(Mon) 2:28:12 |
【人】 田臥 志麻[ガレットは食べかけで少し残っているのに、 俯いた表情は少し頬が色づき、手の動きが止まっていた。 ふる、と何かを振り払うように首を振れば、 まだ湿り気の残った髪がパサリと頬を打ち付ける。] やり方によっては破裂しないよ。 アルミホイル使ったり、 レンジでゆで卵作る専用のグッズを買ったり。 ……100円均一のショップとか行ったことないだろ? 意外と使えるアイテム置いてたりするんだぞ。 [席を立つのは先に食べ終わった威優に任せ、 ひらひらと手を振って見送る。 食べ終わるのは威優の方がいつも少し早い。 それは志麻が毎回頬張る程にご飯を食べることと、 志麻の口が少し小さいことが理由だ。 その口で頬張るのだから、リスと呼ばれても仕方ない。 今も食べかけのガレットを、口いっぱいに頬張っている。] (25) 2023/08/14(Mon) 2:29:12 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[だから、キッチンから戻ってきた威優の耳打ちに、 一瞬、噎せそうになって口元を抑えて堪え。] ……ぇほっ、……けほっ、ンンッ、 [口の中のものを飲み込み、 小さな口を開いて「あ」の形にし、] …………カレーで上書きされてもう忘れた。 それは一番じゃなくて、いーの? [ピザ切りされたガレットを お行儀悪く指先で掴んで口に運んでいた為、 塩気とチーズの油分が残った指を見せつけるように ぺろ、と伸ばして舐め取り、微笑みを返して。**] (-20) 2023/08/14(Mon) 2:31:07 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a2) 2023/08/14(Mon) 2:36:11 |
【人】 大守 威優[無償の施しを信用しないと初対面で警戒していた姿は どこへやら、 今では己が彼に贈るものが増えることを 「期待してる」ときたものだ。 それは「施しに慣れた」というのではなく、 それが己の愛情表現のひとつで、 無償というよりは志麻からの愛情を願ってのものだと 理解しているからだろう。 それでいて卒業アルバムが見たいというリクエストには 交換条件で己のものも見せろというのだから 抜け目がない。 くつくつと笑って了承した。 父が死去してから、母は家族が住んでいた邸宅を手放した。 その頃にはもう子は留学で家を空けていたし、 あまり帰らない家の管理が大変だからと聞いている。 従って母が今所有している物件は「実家」という感覚がない。 アルバムが入った箱は恐らく階下の倉庫にある筈だ。] (26) 2023/08/14(Mon) 19:53:00 |
【人】 大守 威優[留学中は家は関係なく寄って来る者が多かったが 帰国した頃からどこで聞きつけたのか近づいてくる「家」が増えた。 母が大企業の社長令嬢Ωだったことから 自分にもそういうチャンスがあるだろうと思ったのかは 知らないが。] 可哀想だなと思う方が先だったし、 そもそも宛がわれそうになった相手よりも その相手を差し出そうとしてきた醜悪な「大人」の 顔しか覚えてないな。 [遊び相手として絶対に選ばないという強い意思があった。] 言ったろ、志麻が初恋だし、 誰ともつきあったことがないって。 パーティに来る前に遊び相手とは円満に話をつけたし 連絡先も残ってないよ。 [志麻の嫉妬の気配が愛しい。 交際経験がないと知って尚、「気に入った」レベルの相手の有無が 気になるとは。] (27) 2023/08/14(Mon) 19:53:24 |
【人】 大守 威優俺を寝かさない程に性欲が強くなるって? それは楽しみだ。 射精回数が増えるのか、中イキがメインになるのか……。 [それはそれとして、志麻さえ良ければ 転職後は帰宅前に一緒にジムに行くことがあるかもしれない。 水着姿を見て欲情しないかが不安要素ではある。 スイミングはやらないように手を回すことにしよう。 己がいない時に誰かの目に晒すのも嫌だ。] (28) 2023/08/14(Mon) 19:54:36 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[テーブルの距離では頭を撫でようにも立ち上がる必要がある。 代わりに膝「頭」を撫でた。 人によってはくすぐったく感じる部位だが、 擽る意図はない。] 当たり前だろう。俺がいるのに。 [いない時の自慰までは手出しできないが。 また「見たい」という想いは常にあるし、 自慰を見るのはもうそういうプレイであり 一人遊びではないだろう。 中心まで触れなかった足が撤退するのに合わせ 息を吐く志麻の顔が赤い。 この程度の酒で酔う訳がないから、 酔っているのはフェロモンに、かもしれない。 食事中、己の欲求に応じてフェロモンが漂い始めている自覚はある。] (-21) 2023/08/14(Mon) 19:54:59 |
【人】 大守 威優待て。電子レンジにアルミホイルは禁忌だぞ? オーブンで作るんじゃなくて? 100円ショップは外から覗いたことはあるけど レジに並ぶ人の多さに辟易したから今後も多分行かないな。 [レンジで茹で卵を作るアイテムが存在するなら 志麻に着せる服を頼むついでに通販をしてみよう。 立ち上がると志麻の頬がよく膨れているのがよく見える。 頬袋、と思った感想は口に出さずにいた。] (29) 2023/08/14(Mon) 19:55:27 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[幸い噎せるだけで喉に詰まらせたり吐いたりしなくて済んだようだ。] ザーメンは本来飲食物じゃないからな。 流石に食べ物と同じ土俵では戦えない。 [反撃に微笑み返す。 指に向ける瞳はすっかり情欲の色に染まっている。*] (-22) 2023/08/14(Mon) 19:56:10 |
大守 威優は、メモを貼った。 (a3) 2023/08/14(Mon) 19:58:34 |
【人】 田臥 志麻[アルバムの交渉が成立したならば、 喜んで倉庫の物色に行くだろう。 出会った頃に既に完成形とされていた威優の、 幼さが残るであろう姿は楽しみで仕方ない。 子供の頃から大人びていたという話は耳にしたが、 それでも容姿なり表情なり、片鱗は残ると疑っていない。 ああ、でも片親の場合は子供が成長するのが 早くなるという話は聞いたことがある。 その通説が事実ならば威優が早くに大人びたことも、 理解できなくはなかった。 少し斜に構えたような反応を見せるのは、 そういった過去や、今、彼が話している。 家柄がどうしてもついてくるような知り合い方を することが多かったからかも知れない。] (30) 2023/08/14(Mon) 21:18:17 |
【人】 田臥 志麻可哀想って……、 本当に威優が好きだった子も居たかもじゃん。 [可哀想と威優が表することに少し表情を歪めた。 確かに醜悪な「大人」に利用された側面もあるだろうけれど、 中には自ら望んで彼の番に立候補した令嬢なども、 居るのではないかと想像したから。 仄かな嫉妬を浮かべる癖に、 威優が靡かないと言えば それはそれで微妙な気持ちになる。 遅すぎる初恋。 彼の情緒は本当に育ち始めたばかりなのかもしれない。 遊び相手の中にも、 円満に 終わらせざるを得ない 人間が居たのではないか。] (31) 2023/08/14(Mon) 21:19:06 |
【人】 田臥 志麻なんか、 ……威優に友達が居るか心配になってきた。 [余りにも卒がなく隙もない男。 嫌味もなく無意識に優秀なαであることを知らしめる。 それが、彼の欠点にならなければいいけれど。] (32) 2023/08/14(Mon) 21:19:43 |
【人】 田臥 志麻[含み笑う威優にじとりと湿った目線を送る。] 楽しみにするなよ、しないから。 ……しないからな? 威優に朝まで付き合ってたら精巣空になっちゃう。 [べ、と拒否を示すように舌を出す。 射精しなくとも、中で達し続けることは経験済みだ。 ただ中イキは気持ち良くなり過ぎて、 何度か気を失ったりもしたので、ご遠慮願いたい。 出来るならば、ピロートークまで楽しみたいので。 と、言いながら。 肌を重ねてしまえば互いに貪欲になってしまうのだけど。] (33) 2023/08/14(Mon) 21:21:12 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[ジムに威優が誘うなら、わりと乗り気で同行する 旨を伝えたりと前向きに捉え。 スイミングに禁止令を出されたら首を傾げただろう。 手を伸ばしても届きにくい距離。 代わりにと膝をすっと撫でられたら、 擽ったさにびくん、と椅子から腰が浮いた。] ……ッ、……じゃあ、満足するまで 威優が可愛がってくれるんだ? [鼻を掠める匂いが強くなった気がする。 ぐらぐらしそうになる理性をまだ既のところで残したまま。 言葉遊びを続けて。] (-23) 2023/08/14(Mon) 21:22:26 |
【人】 田臥 志麻俺が聞いたのは卵をアルミホイルで包んで、 マグカップの中に卵が沈むくらいの水を入れて、 レンジで温めるってやつ。 ぶっちゃけ、 そっちはオレもしたことないから分かんないけど。 それにしてもレジに並ぶのが嫌って……、 [出た、と思ってしまった。 以前よりも環境に慣れてきたとはいえ、 異文化交流は今も続いている。] (34) 2023/08/14(Mon) 21:23:29 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[ガレットの残りの一欠片を飲み込んで、 冷酒を口につけて喉に通り道を作った。 まだこれくらいじゃ酔わない。 けれど、少しアルコールを入れた後は気分がいい。] ははっ、それもそっか。 まあ、でも 美味しかった よ。威優が作ったカレーも。 ……威優が 出した のも。ごちそうさま♡ [それは食事の終わりを告げる合図。 笑いながら、汚れた皿をシンクに運ぶ為に立ちあがる。 食洗器に片付けてもらうとはいえ、 前までの癖で軽く水洗いをしてしまう。 シンクの前に立ち、軽く食器を洗いでいる。*] (-24) 2023/08/14(Mon) 21:26:06 |
【人】 大守 威優[志麻の実家には、幼い頃からの写真が多く残されているのだろうか。 実のところ、幼い頃の写真は少なく、卒業アルバムを除けば 親族の結婚式で撮った親族写真の小さな粒のような写真のみ。 志麻がつまらないと思わなければ良いのだけれど。] さあ、今となってはどうでも良いな。 [「いたかもしれない」顔も名前も覚えていない人物は どうでも良いと傲慢な一面を見せる。 持たざる者に手を差し伸べることは自然に出来るが 持てる者が欲をかいた姿には一瞥もくれない。 そんな生き方をしてきて―― 「可哀想」なのは、己なのかもしれない。] (35) 2023/08/14(Mon) 22:21:21 |
【人】 大守 威優今からなら友達も作れるかもしれないな。 俺の中に「絶対」ができたから。 [それはつまり、友達と呼べる人はいないということ。 誰かと深く関わることを恐れるあまりに、 一定の距離を保った付き合い方が身についてしまった。 だがもう誰かと接する時に 「うっかり恋に発展する」ことを懸念することはない。 ならば、気を抜いた人間関係も作れるかもしれないと思う。 例えばジムで良く会う同じ年頃で身元のしっかりした人物とか。] (36) 2023/08/14(Mon) 22:21:34 |
【人】 大守 威優知ってる。 それって「フリ」ってやつだろう? 出なくなるまでセックスしても次の日にはもう 溜まってるのも知ってる。 [あまり頻回に気絶させるのは脳や心臓に負担を掛けそうだから 留意したいのだが、志麻が鍛えれば大丈夫なのでは?と 思ってしまうのだから手に負えない。] (37) 2023/08/14(Mon) 22:21:59 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻ずっと満足しないでほしいね。 ずっと可愛がりたいから。 [つい、と膝を撫でる足はまた中心に向かって伸びるのに 触れずに引いていく。] (-26) 2023/08/14(Mon) 22:22:15 |
【人】 大守 威優[成程、アルミホイルは直接レンジにかけるのではなく 水の中に入れるらしい。 それならば火花も散らないだろう。 あまり試してみたいとも思わないが。] 基本的に会計時にはテーブルと椅子が用意されている店で 買い物をすることが多いからな。 100円ショップもコーヒーショップもラーメンも 並ぶ人の心理がわからない。 [肩を竦めた。 志麻と一緒なら行列も楽しいと知ることができるのは もう少し先かもしれない。 食事を終えて立ち上がる志麻の片手から皿を取って シンクに向かうまでの道も「一緒」を選ぶくらいには 離れ難い想いがある。] (38) 2023/08/14(Mon) 22:22:28 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[褒められて相好を崩す。 小声で追加された精液の味については複雑そうに唇を歪め。 予洗いが済んだ食器を食洗器に入れたならスイッチを押した。] じゃあ俺は「いただきます」をしても良い? [あまり言葉のセンスが良くないのはご愛敬。 薄着で後ろから抱き締めれば、堅いものが当たるのに気付くだろう。 既に余裕を失って、溢れるフェロモンの制御ができない。*] (-27) 2023/08/14(Mon) 22:23:18 |
【人】 田臥 志麻[威優とは反対に志麻の子供の頃の写真は、 アルバムが何冊も出来るぐらいに残されている。 着道楽、ならぬ着せ道楽だったのだろう。 彼の子供の頃の写真が少ないのなら、 その分だけ自分の写真を拡げて自身の話をしよう。 そして彼の写真はこれから増やしていけば良い。 興味の薄そうな反応を見せるのに肩を竦める。] まあそれで、興味があるって言われても ……困ったけどさ。 [ぽそりと小声を落とす。 彼に伝えるものではなく呟くように。 もし拾われたなら、複雑そうに表情を歪めただろう。] (39) 2023/08/14(Mon) 23:55:41 |
【人】 田臥 志麻[絶対と物語る先が何を示しているのかは分かる。 自惚れじゃなければ、きっと。] やっぱり居ないのかよ……。 オレが紹介しようか? 藤堂先輩っていうんだけど。 [ふふ、と可笑しそうに笑う。 いずれ義従兄になる人は友と呼べるのかどうか。 先輩と威優は年頃も近かったはずだし、 真っ直ぐな人だから威優にもきっと 真っ向から向き合うことだろう。 その時、威優がどんな反応を見せるのか楽しみだ。 それ以外にも彼の人脈が広がっていくのなら、 彼の「大切な人」として紹介してもらおう。] (40) 2023/08/14(Mon) 23:55:53 |
【人】 田臥 志麻[彼のいやらしい笑みへの答えは、 半分は正解で、残りの半分は本音だ。] フリじゃないっての。 そりゃ若いから回復も早いですけどォ。 [ブーイングするみたいに口を尖らせる。 態度ではそんな風に装いながらも、 彼に触れられたら簡単に火は着いてしまう。 それに何より、自身も触れられるのを望んでいるから。] (41) 2023/08/14(Mon) 23:56:10 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[気絶してしまう愛されて、愛されても尚。 まだ満たされることはない。 可愛がってくれるなら、喜んでというように。] うん、いっぱい愛して。 シマリスは蓄えられなきゃ冬越せないから。 [いつか彼がリスに例えたように。 自身の名を冠する小動物になぞらえて、笑った。] (-28) 2023/08/14(Mon) 23:56:46 |
【人】 田臥 志麻[爆発の恐れがあるアルミホイルはともかく、 便利グッズの方は使ってみたい。] ラーメンは並んで食べるから旨いのに。 行列嫌いだったら、遊園地とか行けないぞ? [食事時間に重なる飲食店の行列はともかく、 テーマパークの行列はもっと並ぶことになる。 いや、貸し切りとかするのか? そもそもそんな場所ではしゃぐ威優は想像できない。 片付けようとした皿は威優の手に渡る。 一緒についてくるのが可愛らしいなとまた目が細くなった。 彼が離れ難いと思うのが伝染するように 傍に威優が居ることが当然のように思えてきている。] (42) 2023/08/14(Mon) 23:57:04 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[笑ったり、眉が上がったりする様を くすくすと可笑しそうに笑いながら。 背後に回った威優の手が腰に絡んでくる。 臀部の当たりに硬さを感じて、ン、と甘く声を漏らせば、 少し体重を預けるように後ろに寄り掛かり、 肩口に後頭部を乗せて、すり、と首筋に懐き。] (-29) 2023/08/14(Mon) 23:57:23 |
【人】 大守 威優[家族に撮られる経験が乏しいまま大人になったから、 記事用の写真以外でどんな時にどんなポーズをするのか、 人はどんな時に家族の写真を撮りたいと思うのか そんな感覚も育っていない。 志麻にはしっかり教えてもらって、 子どもが出来たら家族写真を増やしたい、とは思っている。] ん? [小声には聞き返す振り。 振り、なので当然聞こえている。 頬の緩みがそれを物語っているから、きっと 複雑な顔をさせてしまった。] (43) 2023/08/15(Tue) 20:58:57 |
【人】 大守 威優藤堂さんもいずれ「大守」になるんだろう? それなら「親戚」だな。 [そういえば志麻の名前よりも先に藤堂を知っていたのだった。 従兄の番を友達の枠に入れることは、 志麻は良くても従兄は良くないかもしれない。 逆に考えて、従兄が志麻を「友達」と呼んだら 己は不機嫌になるだろうから。] でもそうだな、志麻の友達から 交友関係を広げるのはありだな。 紹介してもらうのを楽しみにしてる。 ……俺のことを話してたって友達の話もまだ 詳しく聞けていないしね? [それが悪評だったこともまだ隠されているので。 噂をしていた当人とこうなっていることを 志麻はその友達に話しているのかどうか。] (44) 2023/08/15(Tue) 20:59:13 |
【人】 大守 威優やっぱりフリじゃないか。 [ブーイングにクスクス笑う。 ジムに一緒に通うことになるのかはまた別の話。 先に一緒にラーメンの行列に並ぶことになるかもしれない。 因みに遊園地も未経験だ。 貸し切りにする財力も権力も大守にはあるけれど、 そうしてまで楽しみたいという興味もなければ デートをする交際相手や 遊び回る友達もいなかったので。 志麻とならはしゃぎ回れるのだろうか。 一緒に皿を下げに行くだけで楽しいから 遊園地もきっと楽しいだろう。] (45) 2023/08/15(Tue) 20:59:26 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻冬なんて来させないよ。 [自身で「シマリス」と例える彼に、 「冬」を実際の季節ではなく比喩表現として使って返す。 ここからは志麻に蓄えさせる時間だ。 顎へのキスに目を細め、抱き上げる。 ベッドルームまでのエレベーターは二人専用だから 誰も乗って来ないのを良いことに、何度もキスをした。] (-32) 2023/08/15(Tue) 20:59:45 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻防犯カメラに映っちゃうな。 [設置されたカメラに志麻の顔が映るようにする。 実際はカメラは己の住居部分の映像は録画しないように 設定してあるのだけれど。] ここでしちゃう? [だから安心してこんなことも言える。*] (-33) 2023/08/15(Tue) 21:00:06 |
【人】 田臥 志麻[聞き返す声に視線を上げれば、 笑いを隠しきれないぐらい緩んだ表情の威優が居た。 これはしっかり聞かれている。 なのに、聞き返すところがいやらしい。] 一度しか言わない。 [べ、と舌を出して肩で肩を押して逃げる。 それでも、もう一度聞きたいと言われたなら、 渋々口にしてしまう辺り、自身も威優には甘い。] (46) 2023/08/15(Tue) 23:15:04 |
【人】 田臥 志麻やっぱり、親戚は友達には入らないか。 オレにとっても義兄さんになる訳だし……、 まだ先輩って呼んじゃいそうだけど。 [残念、と小さく肩を竦めた。 義従兄の心情までは察することは出来ない。 これに関しては、威優の繊細な心の機微にも気づけない。 「親戚」を強調する威優に小首を傾げ、 やがて、藤堂から自身の友人の話へ切り替われば、] あー…………、いや、 あいつには会わせたくないっていうか……、 [威優と一緒になったことはかの友人には伝えていない。 なんせ行きつけのバーで飲み友達として知り合った程度の仲だ。] (47) 2023/08/15(Tue) 23:15:32 |
【人】 田臥 志麻[振られた腹いせの愚痴だったとはいえ、 相当彼が威優に入れ込んでいたのは間違いないだろう。 自身と番になったということを伝えるのはともかく、 威優に気があった人間をもう一度、 本人に引き合わせることのほうがもやもやする。] …………やだ。 あいつが威優まだ好きだったら困る。 [想像してしまって、スイ、とそっぽを向いた。 ひらひらと手を振ってこの話は終わりだというように。] (48) 2023/08/15(Tue) 23:15:55 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[他のやつになんて余所見もさせない。 フリをしてでも気を引きたいぐらい好きなのに。 冬の寒さを感じさせないぐらいに 温かな手が伸ばされ、身体にまわる。 初めて抱き上げられた時は戸惑ったものだけれど。 どこでも触れたがる彼の癖。 その心地良さを覚えてしまったから。 首筋に両腕を回して、彼の手に応える。] ……ン、……ッ [落とされるキスが時折擽ったく、首を竦めたり。 かと思えば今度は自ら追いかけて、キスを送り、求め。] (-34) 2023/08/15(Tue) 23:16:21 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[一階分だけあがるエレベーターの距離は短いはずなのに。 彼の両手が塞がっている為に、 自身がボタンを押さない限りは階上のボタンが点灯しない。 そんなことすら忘れて、キスに夢中になり、 とろん、と目尻が落ちている。] ……かめら、 [唇を離して、彼が示した方を見上げれば、 レンズをこちらに向けているカメラが見下ろしていた。] ……誰か、見てんの? [囁かれる誘惑にぞくりとしながらも、 きゅ、と首に回した腕に力を込めて戸惑いを見せる。*] (-35) 2023/08/15(Tue) 23:17:13 |
【人】 大守 威優[態度があからさまな己と対照的に 志麻は嫉妬や独占欲を一瞬だけ覗かせて リプレイしない傾向がある。 だからいつでも耳を聳てていないと聞き逃してしまう。 おかげで随分リスニング能力が向上した。 此方が求めれば渋々でも繰り返してくれる、 それが志麻が己に惚れているからこその行為というのを 知ってはいるけれど、 聞かせる心算なく出た本音を毎回「言わせる」のは 志麻の心の負担になっている気がして。 だから今みたいに戯れのような形で終わらせる。 本気で聞き返して「何でもない」と呑み込まれるのも 寂しいので。] (49) 2023/08/16(Wed) 0:03:04 |
【人】 大守 威優先輩後輩としての仲が先にあったんだし、 「先輩」で間違いはないけどね。 向こうも「田臥」って呼んできそうだし…… 志麻って呼ぶの、俺だけが良いし。 [「にいさん」だと従兄と呼び名が被ってしまうことだし。] ん?気まずいってこと? [友達、で思い出した、彼が己を探していたきっかけとなった 友人の話題を出すと、どうにも歯切れが悪い。 恐らくまだ関係を明かしていないのだろうと思ったが 理由は予想外だった。 また小声。 そして終わりだというジェスチャー。] ……俺は志麻一筋だよ。 [わかっている。それでも、理屈抜きで誰かの目線を遮りたい感情。] (50) 2023/08/16(Wed) 0:03:36 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[停電などの緊急時に備え非常階段は存在してはいるものの、 普段は施錠されている。 従って、日常の移動でもエレベーターを利用している。 キスをしながらゆっくりと進む。 段々息が荒くなって、下肢の凝りが歩行を妨げる。 腕はしっかり身体を支えているし、 今では志麻も抱かれ慣れて、体重を上手く預けてくれるので 蛇行しながらも志麻の尻の位置は高く保たれたままだ。] [扉だけ閉まった状態のエレベーターは 行き先階が押されるのを待っている。] (-36) 2023/08/16(Wed) 0:03:57 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻このマンションはセキュリティの強さがウリでね。 部屋だけじゃなくてマンション全体のオーナーが 俺なんだけど。 カメラを設置したのも俺だよ。 [絶妙に答えをはぐらかし、抱き上げたまま電子盤近くの壁に 志麻の身体を押し付けた。 舌を覗かせて近づける。 触れたら最後、息が苦しくなるくらいの深いキスが待っている。**] (-37) 2023/08/16(Wed) 0:05:23 |
【人】 田臥 志麻[愛情表現というものは難しい。 嫉妬心や独占欲がない訳では無いが、 今までそういう感情を飼い慣らしてきたことがなかった。 寧ろ、束縛されることを嫌っていた為に、 もやもやする気持ちも、それを威優に伝えることも、 まるで悪いことをしているような気分になる。 嫉妬していることを喜ばれるとは思いもよらない。 ────のに、 さっきみたいに嬉しそうに笑ったりするから、 ついまた口に出してしまいそうになる。] (51) 2023/08/16(Wed) 1:57:59 |
【人】 田臥 志麻[ほら、今も。>>50 威優が見せる独占欲にどきりとする。 呼び名一つ。 前までならそんなこと言われても呆れるだけだった。 威優は独占欲も嫉妬も分かりやすく伝えてくる。 煩わしいと思うことはない。 可愛いとすら言える反応に笑ってしまうくらいに、 ストレートに表現してくれるから好ましい。 それはきっと、同じくらいストレートに。 一筋だとも優しい声音で伝えてくれるからだろう。 不安も、不満も。 感じる暇もないくらい威優で満たされるから。] ……せっかく威優と同じ苗字になるのに、 旧姓で呼ばれるのはいいのかよ。 [エレベーターに運ばれる間に、 そんな遠回しな表現でしか返せない愛を伝えて。] (52) 2023/08/16(Wed) 1:58:35 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優は 、ンっ、……ぁ、[器用に歩みを止めず、キスで気分を高められ。 威優の視線をこちらに集めて、微笑む。] ……ン、フフ、 もう少し、ひだり、……っは、 む、 [視線を奪う代わりにエレベーターまでの ナビゲートを買って出ながらも、 唇を重ねてしまえば、威優しか見えなくなって。 ようやく辿り着いたエレベーターは、 時間が建てば自動で扉が締まった。 密室空間に、ちゅ、ちゅ、と啄む音が響く。] (-38) 2023/08/16(Wed) 2:00:00 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[マンションが大守のものというのは、 薄々察してはいたけれど、威優がオーナーまで 請け負っていることは初耳だった。 カメラを設置したのが威優と聞いて。 ぱちぱち、と数度瞬き、近い距離で首を傾げる。] じゃあ、威優が見るってこと? [キスでふわふわした頭では、 遠回しな説明は瞬時に理解できない。 とん、と肩と背が壁に押し付けられて、 ふわりと靡いた威優の前髪が額を擽っていく。] (-39) 2023/08/16(Wed) 2:00:30 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[微かに香る威優の匂いが一層強くなる。 すんと鼻を鳴らせば、脳髄にまで香りが届き、 獣を潜ませた翡翠色の瞳に目を奪われて。 差し出された舌に、 ちろ、と舌を触れ合わせたら最後。] ……ぁ、む、……んぅ、ッ……、 は、……ッ、ン、……ッ、 [疑似餌に食らいつかれたみたいに飲み込まれ、 呼吸も奪われるような口付けに、息が上がっていく。**] (-40) 2023/08/16(Wed) 2:01:01 |
田臥 志麻は、メモを貼った。 (a4) 2023/08/16(Wed) 2:29:43 |
【人】 大守 威優[これから長い年月共に過ごせば、 愛情表現の仕方にも変化が訪れるかもしれない。 言葉の重さや表情の裏に隠された感情を読み取る力が 上がれば、愛情の解像度は上がるだろう。 そんな時、すれ違いを起こさずに済むのは信頼関係が あるからだと思っていて、 それは数年後に自然に獲得することを期待するものではなく 今から意識的に培っていきたいと思っている。 志麻に同じ対応は求めないし、 違う考えや表現方法を持った志麻を愛している。 ただ、己の愛情表現がこうであり、 全方位に嫉妬してしまう、だけ。] (53) 2023/08/16(Wed) 18:26:53 |
【人】 大守 威優大守の「外」から呼ばれるならね、 勿論旧姓は寂しいなと思うよ。 [今でさえ、退職までの辛抱だと思っていても 大々的に彼が己のものだと喧伝したくて仕方がないのに。] だけど周りがみんな「大守」なら…… 本当は誰にも志麻の名前を教えたくない。 呼ばせたくないから。 [エレベーターまでの道程、歩きながら ぎゅうと強く抱き締めた。] (54) 2023/08/16(Wed) 18:27:11 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[時間をかけて辿り着いたエレベーターは 扉が閉まってもボタンを押さなければ アナウンスが反応する。 「行き先ボタンを押してください」 志麻はボタンを押せるのだろうか。 瞳はすっかり「できあがっている」けれど。] 普段は見ないよ。 1階の警備室にモニターはあるけど。 [嘘ではない。 何かしら問題が起これば己に連絡が来る仕組みだ。 尤も、セキュリティがしっかりしていて 購入金額が一室億単位のマンションで 早々問題は起きないのだが。 因みに郵便や荷物はエントランスですべての部屋分を コンシェルジュが受け取って各部屋に仕分けする。 郵便から正式な部屋番号が外部に漏れることはない。] (-41) 2023/08/16(Wed) 18:27:38 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[鼻がひくつくのが見えた。 四角く切り取られた密室では、 フェロモンが充満するのも早いだろう。] は、志麻、 ……ん、 [抱きかかえてから暫くの時間が経っても 腕の痺れを起こさない力があって良かった。 危なげなくキスに集中できるというものだ。 歯列を割り、エナメル質を撫でれば微かに残る スパイスの味。 軟体をじゅるじゅると吸い、舌根を舌先でつつき、 味蕾を歯先で削る。 互いの唾液を混ぜ、息を飲み込む。 抱いている指に時折ぴくりと力が入り、 己が感じているのが伝わるだろう。] (-42) 2023/08/16(Wed) 18:30:10 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻今日もいっぱいイこうな? [キスで水分量の増した口を開けば、 言葉と共に粘着質な音が響く。 体勢を変え、肘でボタンを押した。 がくんと籠が揺れ、囁きを落とした唇が耳殻を掠めた。*] (-43) 2023/08/16(Wed) 18:30:29 |
【人】 田臥 志麻[愛情表現も、嫉妬の仕方一つだって違う。 違うからこそ、惹かれるものがあったのだろう。 名字も変わり、彼と同じものになる。 今だって転職するまでの間、 旧姓で通す我儘を聞いてもらっている状態だ。 名前だって幾度となく数多の人に呼ばれてきた。 ただの記号のようなものだと思っていたから、 自身の名の意味を尋ね、 大切にしてくれる威優が音にする自身の名前は、 他の誰に呼ばれるときよりも胸に響く。] 教えないのは無理だろうけど、 ……威優に呼ばれるのが、一番好きだよ。 [腕に力が籠もる様に双眸を細め、 応えるように、首を伸ばして頬に口付けた。] (55) 2023/08/16(Wed) 20:32:10 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[名前を呼ばれる為に求められてるのが分かる。 今は呼ぶ暇もないくらい、互いに唇を味わい、 密室の中で愛を育んでいれば、 無粋な機械アナウンスが邪魔をした。] ……っぁ、ン…… [離れていく唇が寂しい。 唾液で濡れた威優の唇に手を伸ばして、 つん、と人差し指でその柔らかさを確かめる。 だけど、警備室にモニターがあるのなら、 やはり警備員が居るのでは?と、はた、と気づき。] ……え、じゃあ警備員が居るってこと、 ッ、ン…… ふ 、[問いかけの途中にまた唇が塞がれて。] (-44) 2023/08/16(Wed) 20:33:10 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[警備室にもし誰かが居たら、カメラに、 データ記録に、すっかり熟れた顔が見られてしまう。 ぶわりと、一気に頬が染まった。] む、ぅ……ン、ゅッ、んんンぅ、ッ……、 [酸素を求めながら、くい、と威優の襟元を引っ張る。 隙間が出来ればその隙をすぐさま威優が覆う。 歯の裏を辿り、柔らかな舌根を尖らせた舌が突いて] ……ンンッ、ぅ、 [ぞくン、と背筋が震え、腕の中で身じろぎ。] (-45) 2023/08/16(Wed) 20:34:20 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優ッ……は、ぁ…… [口腔を存分に蹂躙され、離れる頃には銀糸が伝う。 水音と共に耳朶を擽られたら、甘く身を震わせ、 キスだけで緩く反応を見せ始めている下肢が、 浴衣の帯の下の生地を持ち上げている。] バッ……! 聞かれてたら、どうすんだよ。 …………ばか、 [監視カメラのことはよく分からない。 音声が入っているのかどうかも。 僅かに揺れる籠に咄嗟にきゅっと巻きつける腕を 強くしながら、戒めの為に威優の耳を引っ張った。*] (-46) 2023/08/16(Wed) 20:35:18 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[会話を続けるには唇を離す必要がある。 名残を惜しむように唾液の糸が彼我の口を繋げた。 充血した粘膜を人差指で突かれて、「ん」と顔を歪める。 思いの外感じてしまっていつもより高い声が 無防備に漏れた。 誤魔化すように、志麻の言葉をまたキスで奪って。] 警備員室はコンシェルジュルームの奥だよ。 [普段はエントランスに長居をせずに 直通エレベーターを使うから意識したことはないかもしれないが。] (-47) 2023/08/16(Wed) 22:11:42 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[他者の存在を意識したのか、キスに応える声が甘い。 目線の先、浴衣でわかりにくくはあるが隆起しているのは 見て取れる。 そこを隠すように立ち位置を変えれば、カメラの存在に リアリティを持たせるか。] 聞いてどうにかしようと考える人間は 雇わないな。 [それは最初の契約の時点で、とも取れるし、 そうなったらクビだと言っているようにも取れる。 カメラの死角を探すように腕の角度を調節すれば はらりと裾が捲れた。 可愛らしい布面積の少ない下着の中心部がふっくらしている。 裾を直さないまま、到着のアナウンスに従ってエレベーターを降りた。] (-48) 2023/08/16(Wed) 22:12:01 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻志麻は気づいてる? 「誰か」の存在を意識したら感じる癖があるんだよな。 莉久くんが泊ってる時もそうだし。 [キスを再開しながらカーペットの上を歩く。 足音すら響かない毛足の長い高級品の踏み心地は 昂った身体にはかなりの刺激になる。] ……ベッドの前に、満月を観ようか。 [向かう先は、大きな出窓。 志麻が腰かけても脚はつかない高さにある。 ブラインドを引けば、地上よりも近い距離で大きな満月が見える。 月の光が明るくて、星は疎らに見える。 階下には無数の光。 そこからは誰の視線も届かないだろうが 大きな出窓に身体を預けると、 まるで野外でしているような気分になるかもしれない。*] (-49) 2023/08/16(Wed) 22:12:45 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[舌先で交わるようなキスで彼も興奮しているのだと分かる。 ふに、と唇を押せば小さな声が毀れて、 にんまりと笑って続けようとしたら、 より深いキスのしっぺ返しを食らった。 何度も唾液を送りあって思考が溶かされる。 エントランスは通い妻をしていた頃に何度か、 コンシェルジュと言葉を交わしたことがあった。 今では慣れもあり、何か依頼するようなことがなければ、 会釈だけで直通のエレベーターに向かってしまう。 同じフロアに警備員室があるのは知らなかった。 このエレベーターにカメラが設置されているのも、 初めて意識したというのに。 厳重なセキュリティというのは時として、 人の目を意識するものだというのを理解する。] (-51) 2023/08/16(Wed) 23:02:19 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優ぅ、ンッ……ぁ、 [誰かに見られている、と思えば羞恥が浮かぶ。 恥ずかしいのに、唇から零れた声は 淫靡で興奮していることを伝えてしまう。 キスの合間に威優が場所を変えるから、 不思議に思い、彼を見上げたら威優の後ろの 目下のレンズと目が合ってしまった。 浴衣では隠しきれない勃起を 彼の身体で隠してくれたのだろう。] ……ッ、 それは、……そうかも しれない けど、 [動いた弾みで捲くれた浴衣から太腿が覗く。 その先の下着まで見えてしまって、 慌てて片手を伸ばして裾を抑えたと同時に扉が開く。 ほ、と無意識に安堵の息が漏れた。] (-52) 2023/08/16(Wed) 23:02:46 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[カメラレンズが無くなれば、隠す必要もないけれど。 威優の視線がまだ下肢に集中している気がして、 片手は裾ごと下肢を抑えたまま。 自身でも自覚していない癖を指摘されたら、 かぁぁ、とまた熱が顔に集まった気がした。] そ、れはっ! そりゃ、えっちしてる時の声とか、 莉久に聞かせたくないだろ……ッ、ッん、 [ベッドの上の相手ならともかく、 そこに第三者が介入するのは居た堪れない。 弟であれば尚更のこと。 そのままベッドに運ばれるのかと思えば、 威優の足が通り過ぎ、窓辺に向かう。 満月、という音につられて窓の外へと視線を投げた。] (-53) 2023/08/16(Wed) 23:03:21 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優……今日、満月なんだ? ────綺麗……、 [夜闇に浮かび上がる満月。 こんなにも大きかっただろうか。 あまり空を見上げることがなかったが、 こうして空に近づくとクレーターまで見えそうだ。 出窓に身体を降ろされて、足がつかない代わりに ぷらりと爪先を揺らせば、 ぱたん、とルームシューズが床に落ちた。 下に視線を向ければ街の灯りが見える。] (-54) 2023/08/16(Wed) 23:04:11 |
【秘】 田臥 志麻 → 大守 威優[月の光を背に受けながら、室内に視線を戻して。 夜灯に映し出された威優の顔を見つめる。] ……満月の夜になると、 どうなるの、オオカミさん? [素足になった爪先で、つん、と彼の太腿を突く。 向き合う形になれば、 両手を改めて首筋に回して、目を細め。*] (-55) 2023/08/16(Wed) 23:05:16 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[実際にはカメラは現在動いていない。 だから警備員室にいる警備員がどんなに目を凝らしても 志麻の蕩けた顔は見られないし、鼻に抜けた声も聞かれない。 勿論、己の緊急事態に備えて、その気になれば 上層階の録画もできるのだけれど、 今、録画をしていないことの種明かしの際にすれば 良いことなので置いておく。] [良い眺めは志麻の手によって隠されてしまった。 残念、と呟くが、こればかりはおねだりしても許されないだろう。] そうそう、だから安心して良いよ。 [またキスをする。 古めかしい「口吸い」という単語の方が適切に思えるくらい 水音が響く。 他者に名前を呼ばせるのすら悋気を見せる己が 本当に第三者に情事を聞かれるリスクを負うのか、 冷静に考えれば矛盾を感じるだろうが、 きっとキスだけでかなり盛り上がっている状態では 深くは考えられないだろう。] (-57) 2023/08/16(Wed) 23:46:52 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻志麻の言い方は可愛らしいよね。 「お尻」とか「おっぱい」とか「えっち」とか。 経験豊富でフェラも騎乗位も上手いのに ギャップで興奮する。 逆に志麻は直接的な表現は口に出すのが 恥ずかしいのかな。 「セックス」「ザーメン」「ペニス」 言える? [勿論、いくら弟を可愛がっていても、 もし志麻が望んだとしても聞かせる訳にはいかない。 ベッドを通り過ぎ、出窓まで歩く間、 彼が恥ずかしい単語を言えるのか確かめるように キスの合間にじっと見つめた。] (-58) 2023/08/16(Wed) 23:47:41 |
【秘】 大守 威優 → 田臥 志麻[月明かりに照らされた志麻はとても綺麗だ。 大昔には野生動物だったが今では耳も尾も跡形もない。 「オオカミさん」の言葉に、「大守」の血が揺さぶられた気がした。] 満月の夜には―――― 本性が現れる、かな。 [目を合わせて微笑んで。 悪戯な足を掴んで持ち上げた。 この高さなら後ろにひっくり返ることもないだろう。] 「いただきます」 [行儀よく挨拶して、爪先を口に含んだ。 キスで高められた温度が、ルームシューズを脱いだ 裸足の指に伝わる。 陰茎をしゃぶるように、親指に舌を絡めせて 「ぐじゅぐじゅ」と音を立てて吸い上げた。**] (-59) 2023/08/16(Wed) 23:48:07 |
(a5) 2023/08/16(Wed) 23:53:35 |
[1] [2] [3] [4] [メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 エピローグ 終了 / 最新