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【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……え……」 部屋内で呟きと、グラスらしきものを急いで置いたりなんだり慌ただしくする音が聞こえる。すぐに扉はバン!と勢いよく開かれて、貴方の顔を見て呆然とした顔をした。 「…アマノ?…なんで、あん時確かに死ん、で……」 これでイクリールからの『何とかする』を聞いてなければ、錯乱しかねなかったのだが、なんとかそれは彼女のおかげで防がれ、ただ見上げている。 「……幽霊?」 思わず触った。 (-0) 2022/01/24(Mon) 21:06:23 |
【人】 彷徨民 ウミ>>18 ミズガネ 『ひとはしっぱいからまなぶでしょう?』 『――そっか、そっか』 『みつかっているならよかった』 失敗を一言で言ってしまうには大きすぎる気もしますが、ウミは世間話をするような軽さでそう返しました。 最近でも昔でも、なくす前に見つけているならよかったと思うのです。 失敗からは学べますが、しない方がいいとも思うので。 『ゆめだよ』 頷き、肯定の意を示す。 『ウミは、ウミがいていいところをさがしているよ』 『ウミはおっきいから、さっきみたいにこわがらせちゃう』 『おしゃべりするのも、さわるのも』 『すきだけど、ウミはほかのひととちがうから』 ウミは本当はもっともっとずっと、大きいのです。 どれぐらいなんて気にした事もありませんでしたから、今の姿とどれだけ違うのかもわかりませんが。 お話するのも、触れるのも、どこかに落ち着くのも。 普通にはできなくて、ゆるされないから、探しているのです。 (0) 2022/01/24(Mon) 21:13:16 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ扉の前に立ち尽くしたまま。ちゃんと自分はここにいるとでも言うように、好きなように触らせてやる。 「ちょっと前まで幽霊してたけどな……、魔女の力で戻ってこれたようだ」 あの時たしかに、俺は死んだ。 1枚何かを隔てたかのような世界に誘われ、そこで色んなものを見てきたのだ。 「ここで死んだやつは、お前の言っていた協力者が連れ去る場所と同じところに行くしかけなのかもしれねぇ。 ……俺は、誰にも声が届かないところから、お前サン達を見ていた……ずっとな」 (-1) 2022/01/24(Mon) 21:14:32 |
【秘】 彷徨民 ウミ → こどもの アルレシャウミはぬいぐるみをじぃと見つめ返し、あなたたちが去っていくまで見送ったでしょう。 その姿に、敵意などありませんでした。 ――『鯨』は『金魚』と共に悪戯する権利を貰いましたが、傷つけたり命を取ったり、そういった事をしようと思っているわけではないのです。 力加減などを間違えれば命取りになるでしょうが、少なくともウミはそのつもりでした。 『あれ?』 あなた達の姿が少し、朧げになりました。 いつもならこんな風に掻き消えそうなほど見えなくなる距離ではないはずですが。 『……ラサルハグたちも、こうなったのかな?』 だとしたら、意外と近くにいるのかもしれません。 ――けれど、まずはあなたとお話した通り、ミズガネに話を聞かなければ。 ウミもあなたを追うようにその場から離れようとして……絨毯をそのままにしている事を思い出しました。 置いていったら、後で拾うのが大変でしょう。 ウミはあなたの絨毯を拾ってくるくると巻くと、今度こそその場から離れました。 (-2) 2022/01/24(Mon) 21:23:37 |
ウミは、絨毯をアルレシャが消えた日、絨毯を持ってお城に帰ってきました。 (a0) 2022/01/24(Mon) 21:36:54 |
【人】 彷徨民 ウミ>>ふたり ――ミズガネとご飯を囲んでお話をした後のこと。 城主が姿を消して、『金魚』が消えて、アマノが消えて、そしてアルレシャが消えた日。 『ミズガネ』 ウミはミズガネを探していました。 『金魚』はあなたに悪戯をしに行くと言って、そのまま姿を消しました。 あなたがなにか知っているのではないかと。 ウミ――『鯨』は、そう思ったのです。 (1) 2022/01/24(Mon) 21:41:06 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「……んっ♡」 唇がかなさると嬉しそうに目を細め、そのまま瞑りました。 首に回した手で相手の後頭部を軽く撫でます。 初めての深い口づけに心も蕩けそうです。 「ん、あっ……♡」 弱い部分へ刺激を受けるとキスの合間に甘い声をあげてしまいました。 その部分はすでにじっとりとしていて、薄い布越しでも準備が整っていることがわかるかもしれません。 じれったそうに貴方を見つめます。 「ミズガネくん……」 貴方の下肢へとを伸ばしました。 指先でくすぐる様に幹をなぞって。 「早く、ちょうだい……♡」 (-3) 2022/01/24(Mon) 23:37:12 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「ふふ……♡」 恥ずかしさからかうまく言葉が出てこない彼が微笑ましくて愛おしさに笑ってしまいました。 「ええ、仕方ないの♡」 言葉に乗って布団へ入ってきてくれた貴方にぎゅっと抱きつきます。 体力が戻ってないことは本当なので、今日だけは甘えさせてもらいましょう。 「そうね、不老不死とは言えないわ、失敗作だもの。 ただ、普通の人よりは年を取るのが遅くなっちゃったみたいね」 苦笑いして視線を逸らします。 「でも……この失敗作を飲んで、母は絶望してしまったのよ……?」 治らぬ病と終わりの見えない生は母にとっては地獄様な日々だったことでしょう (-4) 2022/01/24(Mon) 23:37:27 |
アマノは、アルレシャとスピカを探している。 (c0) 2022/01/25(Tue) 0:18:51 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 彷徨民 ウミ>>0 「期待なんて32年持ってすらなかったのに、これだ。 ……それとも、お前の言うようにここが“夢”だからなのかもな」 みつかった。でも。 ウミも言う通り、本来あり得ない事が起きているのなら、これは長い長い夢で、いつか覚めるかもしれない。 「……人は未知を恐れるからな。全員ビビってるだけならいいけど攻撃してくるからたまったもんじゃねーんだよ……」 “魔女”が言った言葉の受け入り。そして未知だった故に、未知ですらない存在すら毛嫌いしている男には、手に取るようにわかる。 「お前も、諦めてるのか。そう言うものだと。 イクリールは人を憎まないで、怯えないでそう言うものだと言い聞かせていた。ある意味許していた」 「俺は……諦めてるが、未だに許せない。“未知”だの“異端”だので爪弾きにしてくる奴を。 だからお前が少し不思議だ。……何でそんな奴らとでも話したい、とか、喋りたいって思えるのか」 (-5) 2022/01/25(Tue) 0:31:30 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「幽霊ってお前……幽体離脱とかそう言う類、って事か?……は、 ず、ずっと見てた?」 ヘビメタバンドマンのライブパフォーマンスみたいな事をしていたのを眺めていたとしたら、どんな顔で見ていたのだろう。色々と死にたくなって来たが、楽器を破壊したい気持ちは未だ変わらず。 「見てたなら声かけろよ!! っていうか魔女の力って──イクリールは!?」 貴方に触れていたが突然走り出しかねない勢いだ。これだと誤解のまま突っ込むので、きっと止めてくれた方が平和には収まるでしょう。 (-6) 2022/01/25(Tue) 0:34:44 |
ミズガネは、いつも通りタバコを吸っている。 (a1) 2022/01/25(Tue) 0:48:28 |
【秘】 彷徨民 ウミ → 酔吟 ミズガネ『きたいしているのを、わすれてただけかもしれないよ』 『あきらめたフリをしてただけかも』 肩肘張らずに心の赴くまま。 そうできたのは、やはり夢だからかもしれません。 ぱちんと覚めてしまう泡沫の時だからかもしれません。 『ーーウミはあきらめてるのかな』 初めて思い当たりました、と言わんばかりに瞬きます。 『そうなのかも』 『でも、どこかでみつけられるといいなーっておもってるよ』 山になった同族がいると語ったように。 ウミもどこかを見つけたいと思うのです。 石を投げられることなく、忌避されることもなく、存在を許される場所を。 『ミズガネは、あきらめられないんだね』 『ふつうも、だれかといることも、そのままうけとめてもらうことも』 『ウミは、しらないことをしりたいんだ』 『なにをされたらうれしくて、かなしくて、こわくて、よろこぶのか』 『みてるだけじゃわからないから、おはなししたいなーっておもうの』 それがウミの役割でもありました。 (-7) 2022/01/25(Tue) 1:12:00 |
【秘】 婉容 ラサルハグ → 酔吟 ミズガネ/* 現在進行形で体調ややまずの『金魚』です。 ロールが止まっています……申し訳ない。 必要とあれば、あの続きを捏造頂いて構いません。 取り敢えず『金魚』にとってあなたの言葉(愛玩)は図星でした。 という!ロールを!したかったんですが!!! パワーが足りない……ぐぅ。 (-8) 2022/01/25(Tue) 1:19:36 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「何度も声はかけたさ。 楽器を破壊しようとしてたのを止めようともした」 ったく、自分の手を傷つけてまでしてんじゃねぇよと。 自分に触れていた手をとって、やんわりと息を吐いた。 破壊してしまいたくなった気持ちは……勿論理解もできるのだが。 「だが…… お前サンに声は届かなかったし、触れも出来なかった。 文字通り、幽霊になってたってことだ。 守るって言ったのに、先に幽霊になるたぁな……本当すまねぇ」 ▼ (-9) 2022/01/25(Tue) 1:25:09 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「イクリールは…… これだけの秘術を使ったんだ。何も反動がないわけないだろう。 ……疲れて眠ってるよ、暫くしたら行ってやんな」 話が魔女の事に移れば、事実を淡々と述べた。 すぐにでも行きたいところだろうが、少しくらいは寝かせてやるべきだろう。 走り出していきそうなあなたを、静かに制止する。 まだ、言いたいことがあるんだ。 「なぁ」 俺は良かったと思ってるよ。 「俺の言った通りだったろ。 お前サンも、少しは前を向きな。 お前サンのためだけを想って、彼女は俺を呼び戻したんだ」 大事に思える人ができたなら。 (-10) 2022/01/25(Tue) 1:26:23 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……濡れてる」 一度唇を離した後、ぽつりとつぶやく。わざと声に出したのもあるけれど、ああ。自分相手でも感じてくれてるのはこんな気持ちなのだな、と先ほどの貴方の発言を思い出した。 「……ん、って、こら、待て待て……っ」 布越しの状態から布をそっと降ろして、そこに直接触れてみる。傷付けないようにと触れるものだから、貴方には少々じれったいものかもしれない。 「お前……初めてだろ。……変に痛くさせたくない」 正直この状況で己に指で触れられれば、再び勃つのも容易だ。それでも生唾を飲みながら、本来は準備が完了しているそこを、指でゆっくりと、偶に小陰茎に触れたりしながらひたすら甘やかしていく。焦らしている、になるかもしれないが。 (-11) 2022/01/25(Tue) 1:52:06 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール彼女にむしろ甘えっぱなしな部類だ。男も一応は男なので、甘やかしたい気持ちだってある。だから抱き付いてきた貴方に穏やかな顔で背を軽く叩いて、撫でる。 「言うほど失敗作にも思えないけどな。確かに結果的にお前の母親はそう見えたのかもしれないが……お前、薬が作れるのに作らないでそのまま看取るのも、多分出来なかっただろ。 ……天国ってもんがあるのかは知らねえが、お前の母親なら分かってくれてる筈だろ。そいうのも全部」 その時は苦しみで何か酷い事を言われたのかもしれないけれど。でも、不運だっただけで、本来は延命はよき事だ。彼女は成せなかったが、その間に見つかった可能性だったゼロではない。 「……って、本題からそれちまった。 お前、言ってただろ。“さみしい”って。それは一人ぼっちで暮らしてるのもあるだろうが、その『副作用で年取らずにおいていかれるから』も大きいんじゃないのか」 「じゃあ、飲んでやるよ。不死になる訳でもないんだろ」 (-12) 2022/01/25(Tue) 1:57:59 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……壊したくもなるだろ。何が嬉しくてその日抱いた抱かれたした相手をよりにもよって、……“これだけは”って決めてた“人殺し”しちまったんだから。 自殺しなかっただけマシだと思え。……まあ、そんな音を弾いちまって殺した俺が言える事じゃ、本当は何もないんだけどな」 皮肉めいたように視線を逸らして、笑う。本当に、もう一人の彼女がいなければ。そのまま楽器じゃなく、凶器は自然に自分に向いていた。その気質を読み取れない二人でもないだろうが。 「……だから断るって言ったんだよ。 お前ら、基本的に俺みたいなタイプの人間の事を本気で分かってねーんだよ。今からイクリールにもキレるつもりだがよ…… 俺みたいな根本的に大事なものがない人間は、『相手自身』が大事なんだよ。大事にするなら、こっちを守るよりも自分を守れ。……結果的に、一人にされたら生きていけねえんだ。だからそう言ってたのに、どいつもこいつも……」 止められて、足が止まる。言いたい事が何となく伝わったのか、ひたすらに愚痴を、愚痴と言う名の泣き言を漏らす。 「……わかってる。でも、」 「これが夢かも知れないと思うと、怖くて踏み出せない」 だって、全部踏み出した後、起きて見るのがいつもの天井だったら。それはどれだけ、絶望的な光景だろう。 (-13) 2022/01/25(Tue) 2:31:06 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 彷徨民 ウミ「……そーかもな。でも気付かない振りをし続けてる方が楽なんだよ。“ある”事を思い出すと、なくした時何時も辛いからな」 自覚がなかったのか、とばかりに瞬く。 いや、むしろそんな事を考えている方が稀なのかもしれない。さっきはああ言ったが、結局の所男が何もかも卑下しすぎなのだ。 「…………」 貴方の言葉に答えられない。さっき言った通り、完全に自覚してしまうと、それ自体の重みに潰れてしまう。それが答えである事からも目を逸らす。 「……お前らを諦めてる、は言いすぎかもな。現実を見据えてる、或いは割り切りが上手いだけなんだろう」 「なら、希望を探してるのか。 正に 星探し だな。あの無数の中から、腐った人間だらけの中からそう言う世界と場所があるのかを」「……その言い方だと、探知捜索機みたいだけどな。相手を知る為にあえて対話と言う厄介なものを、よくも選んだもんだ」 言葉自体はきつくても、声色自体は厳しくないもの。 (-14) 2022/01/25(Tue) 2:47:57 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 婉容 ラサルハグ/* はあい!了解しました〜!体調優先で無理せずなさってください! 愛玩、図星だったんですね、嬉しい!なんでそうなったのか聞きたかったな〜!何かロールに挟みこめそうなら入れて見ます! 襲撃ロール、吊りになっちゃいましたし、『こっちを襲う前に(ウミの所を去って、ミズガネの場所に辿り着く前に)ラサルハグ自身が神隠しに在っちゃった〜』がそちらがパワー不足なら自然で気楽かな〜しております〜 (-15) 2022/01/25(Tue) 2:59:19 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「もうっ、そんなこといわないで!」 恥ずかしかったのか、少しすねた様子で顔を背けますが、すぐに微笑みます。 「ふふ♡ 気を使ってくれてるの? ミズガネくん優し……、ぁっ♡」 じらす様に触れられるたび、甘やかな声をあげてしまいます。 そのたびにとろりと内から蜜があふれ出し、貴方の手を汚してしまいました。 硬さを取り戻した彼の先端を嬲りかえします。 「ミズガネくんも……もう限界じゃない?」 (-16) 2022/01/25(Tue) 4:32:55 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「わかってくれるかしら……」 失敗ばかりする愚かな娘を。 彼が言うように今は天国で穏やかに過ごしてくれてるのでしょうか。 本当にそうならいいと、心の底から思いました。 「そんな、貴方まであんな薬飲まなくたって……」 貴方と一緒に暮らしたいと思った時も、貴方を看取るつもりでいました。 看取った後、母のように死を選ぶのも悪くないと。 幸せな日々の先の死なら本望だろうと。 でも彼が同じ速度でこれからを歩み続けてくれるつもりだと知り、おもわず涙がこぼれました。 「だ、だめよ……そんな……」 ダメと言いながらも、嬉しさからある触れた涙は止まりません。 人々に畏怖されるたり罵倒されることよりも、魔女は何より孤独が辛かったのです。 その涙が、貴方の言葉の肯定を意味していました。 (-17) 2022/01/25(Tue) 4:42:03 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「それについちゃ本当に……すまなかったと思ってるよ」 ほんの少しだけのつもりだったし、弾いた本人もそのつもりだったろう。 自殺をほのめかすような事は言われていたとは言え、 曲そのものが人を殺してしまうほどの力があるとも思ってはいなかった。 「それでもなぁ。 ”相手が大事”ってぇのは、お前サンだけに言えた話しじゃねぇだろうが。 イクリールはお前サンが大事だから、お前サンのためだけに力を使って俺を生き返らせたんだ」 「わかってるだろ、”相手が大事”なお前サンならよ」 「……ま、お前サンが怖がるのはわかるけどよ。 こりゃあ、どっちかっていうと誰かの夢の中に引きずり込まれてるような……そんな感覚だぜ」 男は一度、向こうの世界に連れて行かれた。 その時見たもの。 誰にも関われないその様相は、確かに夢の中を覗いているような感覚だった。 「城の協力者の様子も見たぜ。 ……ラサルハグとは会わなかったが、もうひとりはあの漂ってる奴……、ウミだ」 この事を俺は、多分、誰かに伝えていかなければならないんだろう。 (-18) 2022/01/25(Tue) 8:34:35 |
【人】 彷徨民 ウミ>>5 ミズガネ 火が消えなくてもウミは気にしません。 煙草の匂いはわかりませんし、なにより外の空気は全てウミにやさしくはないからです。 『あかくて、ひらひらしてて。きれいでしょう?』 ウミは彼女を見てそう感じたのです。 あなたの言葉を聞いて、眉を下げます。 次から出た言葉は、いつもより多少明瞭でした。 そして、あなたの“善意”を否定することもありませんでした。 『…… “城の主の協力者の協力者” は、使えない?』あなたは、そうであったはずです。 城の主から付与された役割は。 ーー最初に共食いが始まるとは思いませんでしたが、人間にだってそういう事はあるんだとウミは思ったのです。 思っていたのです。 『声、聞こえないんだ。あんなに聞こえていたのに』 『かくれんぼも、見つからないの。 だから……アルと、ミズガネがなにか、知ってるんじゃないかって、話して』 尻すぼみに言葉は消えました。 あれだけ探しても見つからず、あなたも知らないのなら。 隠されてしまったか、帰ってしまったのでしょう。 (6) 2022/01/25(Tue) 12:45:48 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>7 スピカ 「じゃあ、俺が探すまでもなかったなァ」 カカッと笑ったが、あなたの様子をまじまじと見つめ、ふざけた様子は鳴りを潜めた。 ぽり……と頬をかき、それからおずおずと手を伸ばせば、あなたの柔らかな髪を撫でることが出来るだろうか。 「すまん、心配かけたな。 ちょっと死後の世界ってのを見てきちまったわ。 正確にはまたちょっと違いそうだけどなぁ……この城の魔法ってやつかもしれねェ」 イクリールが呼び戻してくれなければ、こうして触れることも敵わなかった。 自分が、殺された妻子に抱いたあの絶望を、今度は彼女に抱かせてしまうところだったのだ。 (+1) 2022/01/25(Tue) 16:29:29 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>8 スピカ 「あ”ー……泣くな。 俺ァ女の涙にゃ勝てねぇからよ……もうどこにも行かねぇって」 眼鏡の脇から指を入れ、目尻に浮かんだ涙を拭う。 「ばか」は甘んじて受け入れておくしかあるまい。 震える声を、身体を落ち着かせるようその頭をかき抱いて、確かに自分はここにいるのだと自分の熱をもってあなたに伝えた。 「――ありそうだな。 城の主が何か企んでやってることのようだ。 あの城主が最初に消えたのは自作自演だったのかもな……と俺は思っている。 ラサルハグはどうも、城主の協力者だったらしい。 向こうに居た時アイツにゃ結局会わなかったが……どこかにいたのかもしれな……―――――アル……?」 あなたと、もうひとり探していた子供の名前が出てきて、ぴたりと動きを止めた。 「ちょっとまて。 あのチビが、どうしたって?」 (+2) 2022/01/25(Tue) 17:54:18 |
【秘】 彷徨民 ウミ → 酔吟 ミズガネ『なくすぐらいなら、さいしょからないほうがいい?』 そういう事もあるかも、とウミは想像してみます。 ここで居心地の良い場所を知ってしまったのです。 また彷徨を再開した時、温かさを惜しいと思う事はあるでしょう。 『げんじつをみることも、きりかえがはやいことも』 『それはきっといいことで、ミズガネのさいのうだ』 『きぼう!かっこいい。ウミはきぼうをさがすもの!』 『ひとがおほしさまなら、そうなのかも。けど、』 内緒話をするように、ウミは笑います。 『――ウミは、 星そのものになるんだよ 』『いいものをいっぱいあつめて、ためこんで。 ねづいたばしょがなくなるとき』 『ウミたちはあつまって、 星 になるの』誰かは、彼女達を星生みと呼びました。 誰かは、彼女達を星海と呼びました。 ずっとずっと昔の事で、ずっとずっと先の話です。 ウミが死んだあとの話でもありますから。 『おはなしはソウゴリカイのいっぽなんだって』 『しなくてもいっしょにいられるけど、できたらしなかったときより、あいてのことがわかるの』 少なくともウミは、話す前よりはあなたの事を知ったつもりでした。 (-19) 2022/01/25(Tue) 21:05:35 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>6 ウミ 「……もしかしてラサルハグの事言ってんのか?」 赤くて、ひらひら。 確かに金魚には彼女の事を思うと首を傾げますが、 容姿だけを形容するなら、まあ。くらいの顔。 「…………。俺は知らねぇよ。 協力者でも、協力者の協力者でも、それを誰かに教えて貰ったわけでもねーからな。ただ──」 「使えないんだろ、お前の様子見る限りだと」 自分が“協力者”なのを知っているのは、ある種の特異例なのは薄々感じていた。これが与えられた役割で、“協力者”とやらもそうなのかも、結局『金魚』には何も聞けずじまいだった。 ただ、テラスでぼんやり、 ほんの僅かに互いの棘を取ろうとしていただけ。 「……アルってあのガキか? そういや全く見かけなかったが…あれも消えてんのか」 帽子を弄りながら考える。己が殺したと思ったアマノすら、正確には本当に一度死んで、“神隠し”とやらにあってたとは聞いた。“協力者”を何故か認識できるのも、知っている。 「悪いが、俺もアイツに心当たりはねぇよ。 お前は俺らと違って単に消えた奴が見えなくなってるだけってしってたんだろ?……それで見つからないなら、機嫌でも損ねたか、逆に先に帰っちまったのかね」 (10) 2022/01/25(Tue) 23:20:09 |
【人】 彷徨民 ウミ>>10 ミズガネ 『そうだよ。どっちもキレイでしょう』 鯨は金魚の内面をよく知る事ができませんでしたから、見た目でそう呼びます。そう呼ぶことに決めました。 『――そう』 『使えないと思う。ウミも見つけられていないもの』 ラサルハグの事もアマノの事も、ウミは見つけられなかったのです。 だから。 『うん。消えちゃった。さっき、アルに悪戯をしたの』 『そうしたら、姿が見えなくなっちゃった』 お城の方に帰っていたので、きっと城内のどこかにはいるのでしょう。 けれど、もうウミにも見えないのです。 『……』 『帰っていたら、いやだなぁ』 出会ったなら別れがあります。 それは理解していますが、バイバイも言えなかったのです。 宙の上でしょんぼり。膝を抱えて丸くなりました。 (11) 2022/01/26(Wed) 1:12:04 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>9 スピカ 「そうかイ」 ぽんぽんと背中をひと撫でし、あなたを解放する。 名残惜しいが仕方ない。 ここは往来だし、やるべきことがあるからだ。 「あぁ……情報を得て摘発するようなことをしたからな……。 理屈が同じなら、恐らくラサルハグは今もこの城の何処かに居るが、声は届かないし姿は見えないだろう」 「っクソ……チビのくせに無茶をしたのかもしれねぇな。 城の協力者はもうひとり居る。 俺はソイツのことも知ってる……が、様子がちょっと、な。 あまり悪気があるようにも見えねぇから調子が狂う…………」 彼女の手にかかったのであれば、きっとアルレシャもまた城の何処を探しても見つかることはないだろう。 その事に焦りを感じながらも、手がかりは協力者である彼女しかないだろう。 であれば、自分は。 もうひとりの協力者、ウミを探すほかないだろう。 (+3) 2022/01/26(Wed) 1:24:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「…わ、悪かったって。 けど、お前も人のこと……くっ、ほら!」 仕返しとばかりに嬲られて再び硬さを取り戻す。こちらはいつでも、本当はすぐに挿れたいのは山々だったけれど、傷付けたくない一心で耐えていた。 「……煽ったのはイクリールからだからな。 ほんと、痛かったら、すぐ言えよ。 ……挿れる、な」 くちゅ、と彼女の陰部を触っていた手を引き抜き、そこに己の昂りを当てて、ゆっくりと奥に沈めていく。苦しい様子を見せれば、こちらが苦しくてもすぐに止まるだろう。 「……熱……っ、……平気、か?」 そっと反対の手で貴方の手をシーツに縫い付けるように貴方の頭の横に押さえ込んで、恋人繋ぎまでする勇気は出なかったけれど、そっと上からその可憐な指を握り込む。僅かに汗ばんでいて、男の興奮と緊張も伝わるだろう。 (-20) 2022/01/26(Wed) 1:37:32 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……お前の母親に会ったことはない。 でも、魔女と呼ばれても魔女になろうとしなかったお前を育てた母親なら、そう考えると俺は信じる」 ぽん、と彼女の頭に手を置いて、こちらから抱き締める。強く。「構わない」との答えと意思を伝えるように。その孤独を少しでも癒せるように。 「……寂しくて、ひとりは嫌ってお前言ってただろ。 ただ側にいるだけじゃ、無意識のお前の孤独感は消えない。別に苦しみもしねえしな。……なあ、イクリール。……俺は、決めたよ」 そっと身体を離して、貴方の瞳を見つめる。 やや緊張した目に、それでも決意は篭る。 「愛するお前と同じ時間を刻んで、歩んで行きたい。 お前を、独りにしないよ、イクリール。 一緒にいよう。そして、側にいてくれ。ずっと」 (-21) 2022/01/26(Wed) 1:47:03 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「……俺は夢なら耐えられないと言った。 でも、あいつは、夢でもいいって言ったんだ。 探しに行く目標ができるからって。」 貴方にやはり夢の話の可能性を聞いて、だからこそ覚悟を決める必要を決めた。何も言わないで夢が覚めれば、全部忘れられるのだろう。けれど── 「……わかってる。それだけ想われてるなら、いい加減俺も『怖い』だけの理由なら、逃げ続けてないで向き合わないといけないのも。 例え……夢が覚めた時、別れが来るとしても、な」 「……ウミが?……信じられない、とまでは言わない、 残ってるのが、そこしかないからな。 ……逆を言えば、それしか理由もなかった。 ……あいつらは、悪意でこんなことやってんのか?」 もう、ミズガネが城に、あるいは元々持っていた何らかの異能を知らない人は、たった2人。そのうち1人は、今貴方をこうして会話させてくれている。──わかっていたことだ。それでも、確信を持って言える根拠にはなる。 (-22) 2022/01/26(Wed) 1:56:03 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 彷徨民 ウミ「……だと、いいが。才能、か……」 褒められた事はない。そもそも会話をする相手もろくにいない。そういう意味では、対話を求めて彷徨っていた彼女は、もしかすると自分と近い存在だったのかもしれない。 「…………お、おお?おお……?」 スケールのデカイ話に面食らったようにポカンと口を開けて。でも、そもそも別の星、などの話をしていたので納得はできなくとも、いきなり他の面子に言われるよりはまだ、何とか飲み込もうとはするだろう。 「星探しじゃなく、星自身にお前がなる? ……それ、食うものが悪いとまずくないか?ヤベー星になるだろ。俺の星が希望が絶望かどの星かはわかんねーが……」 「お前がいつか星になるなら、『希望の星』になれよ」 「……もっと贅沢言うなら、俺みたいなのが生まれねえ国の星がいいがな。そう思うと俺と話してても『いいもの』は得られないと思うがな?ま、綺麗なもんのみしか話さないと耐性もつかねえとかなら、……この会話にも意味があったのかね」 (-23) 2022/01/26(Wed) 2:09:28 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>11 ウミ 「見かけだけならな……」 男女と呼んでいた相手を素直に称賛するのは何か癪らしく、そんな半端な返し。 「……アマノは、戻ってきた。 イクリールが無理矢理何とかしてな。 話は聞いたが、本当に見えなくなるだけで俺らの方ずっと見てたって言ってたぞ。神隠しってやつだな。……だからそんな落ち込んでたら、それこそあのガキが側にいてお前見てたら、悲しがるんじゃねえの」 落ち込む様子を見てため息をつきながら言う。正直、ラサルハグについては自分もまるでわからない。けど、あの子供の方ならそんな特殊な消え方じゃないなら、可能性はあるように思えた。 「だが、そもそもこれを知れたのもイレギュラーだろう。 根本的に決めないとだ。なあ、"協力者"。 ラサルハグが本当に去ったかどうか、確かめる手段は──夢から覚めるのを願う事、じゃないのか」 アマノは夢に引き摺り込まれてる感覚があると言っていた。解除条件なんか、知るわけがない。ただ、漠然と彼女がそれを願うか、拒否するか。いずれにしても何か鍵があるとは思った。だって彼女はラサルハグと"同じ"なのだから。 (12) 2022/01/26(Wed) 2:21:20 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「あっ…♡…ん、……ぁ〜…っ♡♡」 ゆっくりと中へ入ってくる感覚は久しぶりです。 けれどそれ冷たくてかたい張形とは、質量も熱も全く違う。 受け入れる事に痛みは感じないものの、圧迫感を感じて息を乱します。 「だい、じょうぶ……、痛くないわ……」 呼吸を整えながら、貴方を見上げました。 「これが、ミズガネくんの形、なのね……」 白い足を腰に絡め、欲望のままに引き寄せます。 「もっと……♡ もっと頂戴♡♡」 (-24) 2022/01/26(Wed) 4:51:46 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「っ……私、……寂しかったの…ずっと…… ほんとは、もう見送るのも、一人になるのも……っ嫌……」 子供のような本音を涙と共にぽろぽろとこぼしながら貴方に縋りつく様に抱き着きます。 私だけのカナリアになってくれたら……そう思ったこともありました。 でも貴方はただのカナリアではなく、生涯のパートナーになってくれるのですね。 魔女はこぼれる涙が止まりません。 「ありがとう…… 貴方がそうしてくれたことを後悔しないよう…… ずっと守って幸せにするわ……」 (-25) 2022/01/26(Wed) 4:58:50 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>13 スピカ 「……連絡を取る、手段? わかった、それならそっちは俺が請け負おうかァ」 どんな方法があるのだろうと訝しんだが、 あなたの表情をみてそれを問うのはやめにした。 前に見た、敷かれたレールの上で「自由は奪われるもの」などという事を言っていた、諦めた目ではなかったから。 「……昔の話だが。 俺にも妻子が居たんだ」 「生きてりゃあ、チビくらいの年になる娘がなァ……。 だから……、ウザかろうが煩かろうが……居なくなるよりは元気に走り回っててくれた方がイイ」 だから、頼んだと。 あなたにそう告げ、男もまたウミとの接触を図るべく、動き出すだろう。 (+4) 2022/01/26(Wed) 11:38:05 |
【人】 彷徨民 ウミ>>12 ミズガネ 『でしょう』 ウミは元より見かけで名付けたので、得意げでにこにこです。 『…… アル、アマノと行き違っちゃった? 』側にいるならアルの頭はこの辺かな?撫で回すように宙で手を動かしました。 ラサルハグも近くにいるでしょうか?ちょっとだけ、頭が低くなる位置に浮き直します。そうすれば撫でてもらえますから。 『ーーゆめ、かなぁ?』 ここがどんな場所かと問われた時、ウミもあなたにそう返しました。 本当に夢ならば、覚める事で何かが変わる可能性は確かに高そうです。 『夢から覚める……なら、ミズガネもする? ジェットコースター 』ガッと掴んでギュンッと回って戻ってくるよと、身振り手振り。 城主は途中で落としたら消えてしまいました。 絨毯で勢いよく落下したアルはウミが止める前にクマに抱き止められたものの、気を失ったのか眠ってしまいましたが……夢の中で眠る事は膜を一枚隔てた現実への道にも繋がるでしょう。 もしかすれば半覚醒状態になるからこそ、夢の中では見えなくなるのかもしれません。 ーーウミの思考もまた、憶測ではあるのですが。 ウミは目覚めた場所でひとりになるとして。 夢から醒める事を拒否しないのです。 『皆でおはようをしたら、めでたしめでたし?』 目覚めない事を願う者はいないか。 そんな問いでもありました。 (14) 2022/01/26(Wed) 12:49:33 |
【秘】 なんでも屋 アマノ → 酔吟 ミズガネ「夢が夢じゃなくなる、いいじゃねぇか。 現実的な話をするなら、こんな見ず知らずの大勢を一つの夢に集めるなんざ相当なことだ」 「普段見てるような夢とは明らかに違うさ。 ……心配すんな、俺もお前サンの事は探してやんよ。 なァ? 契約者」 あなたを殺す旨の依頼は受けない、殺さないと約束した。 つまりそれは、あなたが死なないよう守るということ。 依頼人の所在もわからないというのは、”なんでも屋”の矜持に関わると笑い、あなたの肩をぽんと撫でた。 「俺が見た感じなら、ウミに悪意はないんじゃねぇかと思う。 ラサルハグの方は知らないがな……」 「ただ言えるのは、こんな事じゃ誰も楽にゃならんってことだァ。 よっぽどここに全員で軟禁されっぱなしの方がマシだろ……だからまぁ、ウミにゃちゃんと話をつけねぇといけないだろうな」 (-26) 2022/01/26(Wed) 12:56:19 |
アマノは、ウミを探している。 (c1) 2022/01/26(Wed) 12:58:24 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……い、クリール!お前毎回例えが……! こっちも我慢して限界なのに…くそっ …ズルい…」 怒ったように聞こえるかもしれないが、これは興奮を止められない、要するに素直に煽られる自分への悪態と、彼女の言葉をそれは可愛いと思ってしまう自分の溺愛っぷりの羞恥だ。 気遣いでゆるゆる慣らすように入れていたが、充分中も蕩けているし痛くないと聞いて、今の言葉を引き金に一気に奥へと貫いて、前後に激しく犯していく。 「……っ、そんなせがまれたら、優しくも飛んでいく…」 背に脚を絡められればもうとどめだ。歯止めが効かない。好きな女性とまともに抱き合うなんてしたことのなかった男は、本能と欲望のまま貴方の、女体を貪るのを知る。 最後に強引にキスをして、テクニックなんてわからないけど求めるままに貴方と舌を絡めて、中の抽送と共に何度も繰り返した後に「好きだよ」と呟いた後、貴方の中に全て精液を注ぎ込んだ。 (-27) 2022/01/26(Wed) 13:21:01 |
【墓】 なんでも屋 アマノ>>ウミ 「ウミ! 話がある、居たらでてきてくれ」 城内を歩き回りながら声を張り上げた。 彼女は常に漂っているから、視線は少しばかり上を向けさまよわせる。 浮いてると言うだけで目立つから、居れば探すのにそう苦労はないはずだが……さて。 (+5) 2022/01/26(Wed) 13:23:54 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール【4日目 朝】 「……ああ。……独りは、寂しいよな。 ……うん、わかった、もっと聞かせてくれ。 泣いてもいい。俺しかいないし、笑わない。……こんなの大人でも辛いに決まってんだよ。だから好きなだけ吐き出せ」 きつくきつく抱きしめ返す。これからは側に居て、不意な寂しさが過ぎっても常にこうしてやれる。こうしてやると伝えるように。 貴方の初めての弱音を、貴方が満足し切るまで出し切れるようせがんで、静かに相槌を加えつつ聴き続けただろう。 「…ちなみにその、守るし幸せに、はお前が与えるもんじゃないからな。そりゃ、今は飼い鳥並に何もできねえ男だが…『家事も薬師も誰かに教えて貰えばいい』んだろ? ……ちゃんと俺にもさせてくれよ。 何も役目が果たせなかったのを、今度こそ果たす。 守るし幸せに、をよ。2人で"互いに"な?」 惰性で生きてきたようなもんだ。自分なんかがお前の側にいて孤独が癒せるなら、いや……癒し合う、なら、これほど幸せなことはないのだから。 「……疲れただろ。今日はもう一回寝直したらどうだ。 明日も、お前が目覚めるまで側にいるから、今日はもう一度おやすみ、イクリール。"また明日"な」 (-28) 2022/01/26(Wed) 13:33:58 |
【人】 酔吟 ミズガネ>>14 ウミ 「……あー……タイミング的に、そう?か?」 アマノが帰ってきた情報があるから知れたこともあるし、ガキは嫌いだと常日頃から言ってるが、流石にそんな状況に一人でもしかしたらいるかもしれないのをざまあみろとまでは思えない。 少し気まずげだが、貴方が撫でられる位置に移動しているのを見て、もし見ているのなら少しでも癒されるかと、内心思っておいた。 「……は、はぁ!?今までそんなだったのかよ!? ……無意味に敵愾心を抱いてたってことか?ジェットコースターに……? と、とにかく!俺は絶対乗らないからな!絶対だからな!?……真面目な話をすると、城の主人に何か託されてるのはお前なら、ジェットコースターはお前がするべきなんじゃないのか……?いや、一人でできんのかは知らねえけどよ……」 どうなのか。さっぱりわからないが、とりあえずそれを試みるなら成功するように祈っておこう。ミズガネは決意した。 「……正直言って、俺はこれが夢なら覚めるのが怖いよ。……ただ、それならどうせらいつか『いつ覚めるかわからない事』に今度は怯えだす。だから、俺は。……俺とイクリールは、構わないというさ。だから判断はお前に任せる」 (15) 2022/01/26(Wed) 13:46:12 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ「いいのっ、ミズガネくんの好きにして……♡」 優しい貴方もすきだけど、自分を求めてくれる貴方はもっと好きです。 魔女は求められるままに受け入れて、そのたびに素直な嬌声をあげました。 強く打ち付けられ中を掻きまわされる感覚にゾクゾクと快感が這い上がります。 「…〜〜っ♡」 囁かれる甘い言葉にくらくらします。 まじりあった唾液が滴るのも気にせず深く舌を絡めあいながら一緒に絶頂に達しました。 (-29) 2022/01/26(Wed) 15:26:04 |
【秘】 魔女 イクリール → 酔吟 ミズガネ【4日目 朝】 「ありがとう……」 何度も何度も消え入るような声でいい、泣き続けました。 こんなにたくさん泣いたのはずっと昔、子供の頃以来です。 ひたすら泣いて、漸く落ち着きを取り戻すと照れくさそうに笑みを向けます。 「ずっと私のかわいいカナリアちゃんのままでもかまわないのよ?」 涙を指で拭いながら冗談半分に言います。 貴方が何もできない事を憂うことがないならば、何の仕事もしなくても、世話を焼くのが大好きな魔女は傍に居てくれるだけで幸せな事でしょう。 「わかったわ……でも、私が眠るまで傍に居てね」 体力が限界なのは本当です。 名残惜しく思いながらも貴方の言う通り休むことにしました。 貴方のぬくもりを感じながら魔女はゆっくりと目を閉じます。 (-30) 2022/01/26(Wed) 15:38:16 |
【人】 灯された星 スピカ>>姿の見えない君へ 「有難う。助かるわ」 アマノと別れた後、女は使用人にお願いして長い長いミシン糸を用意してもらった。 それから、幼い子供から貰った封筒を取り出す。>>3:10 便箋の上を万年筆が踊る、踊る。 整った字がつらつらと並んでいく。空を飛んだり、物を浮かせたりなんて凄い魔法は使えないけれど。 私にだって、想いを伝える“言葉”という魔法がある。 「……お願いね、アルの元に辿り着きますように」 書き終えるとミシン糸を封筒に括り付ける。それから便箋をしまい、封をした。 封筒がアルの元に届くと言うのなら、城にまだ彼女がいるのなら。 封筒に糸をくくりつけておいて、それを辿ればどこにいるかまでは把握できるのではないか? 糸が途中で切れたり外れてしまったりしたら意味はなくなるけれど。 それでもやらないよりはマシだ。 女は願いも一緒にしまい込み、小さな子供宛に手紙を飛ばした。 (17) 2022/01/26(Wed) 16:05:56 |
【秘】 灯された星 スピカ → こどもの アルレシャもし子供の元に手紙が届いたのなら。 綺麗に整った字が便箋に並んでいるのが分かるだろう。 『アルへ ずっとふたりをさがしてくれてありがとう。 アマノには会えたの。それから、おしろのひみつもちょっとだけ聞いたわ。 アルはきっと、おしろのまほうにかかって人から見えなくなるようになっちゃったのかもしれないわね。 でも、わたしが、わたしたちおとなが、がんばるから。少しさびしいかもしれないけれど、どうか待っていてね。 会えたらまたお話しましょう。 あなたをちゃんと、守るから スピカ』 (-31) 2022/01/26(Wed) 16:06:41 |
【墓】 こどもの アルレシャ>>17 スピカが封を閉じると、何者かが軽く手紙を咥えるような感覚がしました。手を離せば手紙は宙に浮いたまま動き出します。四つ足の何かが、手紙を咥えて運んでいるかのように。 手紙が動く度に、かろん、かろん、とベルの音が鳴りました。細い糸もその後を追います。 暫くして、階段の踊り場で手紙は止まりました。糸もその場に留まります。 ひとりでに手紙の封が開きました。途端に手紙は姿を消し、括り付けられていた糸が床に落ちてゆきます。 (+6) 2022/01/26(Wed) 19:16:39 |
【秘】 こどもの アルレシャ → 灯された星 スピカ踊り場に足を投げ出し、階段に腰掛けていたアルレシャはベルの音色に顔を上げました。 山羊の郵便屋さんが、アルレシャ宛の手紙を持って来てくれたのです。糸が括り付けられている理由はわかりませんが、そっと手紙を受け取ります。 「……スピカ!」 封筒を見て直ぐ、差出人に思い当たりました。 糸がはらりと床に落ちます。意にも介さず手紙を取り出しました。 ――――わたしが、わたしたちおとなが、がんばるから。 ――――少しさびしいかもしれないけれど、どうか待っていてね。 ――――あなたをちゃんと、守るから 「…………」 視界が霞み、涙が頬を伝います。瞳から溢れ落ちた雫は、手紙をすり抜けて床を濡らしました。 (-32) 2022/01/26(Wed) 19:18:29 |
【秘】 こどもの アルレシャ → 灯された星 スピカ「……スピカ」 名前を呼びます。透明な声では届かないと、知っていながら。 「……スピカ」 何年も、何年も、何年も前から探し求めていた 何か が、見えた気がしました。知らない筈の感傷に、ただの文字が染み渡るのです。訳もわからず、背中を丸め泣きました。 「スピカぁ……!」 アルレシャは、待ち続けます。 再びみんなと、話せる刻を。 (-33) 2022/01/26(Wed) 19:19:00 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → なんでも屋 アマノ「俺の住む場所も城とまでは言わないが、 随分と広い。骨が折れるぜ? ……ま、仕えてる姫さんほど偉くもねえ。 万が一その羽目になったら俺より、イクリールの方見ててくれ。……呑気に俺の名前出して探してそうでそっちの方が心配だ」 別段、もうすぐ殺される身でもない。 むしろイクリールがのんびり宮に訪ねてきた時の方がよほどヤバい気がする。逃げられるものも逃げられなくなる。そんな気がしたが故の頼みだ。 「……はーあ。殺しちまった時は契約なんてもん本気で後悔したが……しててよかったのかもな、色々と。ま、そんときゃ頼むわ」 ひとつ、踏ん切りがついたこともあるし。 これは言わないでおくが。 「わかった。会った時は話をしておく。……どうなるかはわからんがな。俺の話だけで通じるかもわかんねえ。見かけたらそっちもしといてくれよ。……ある意味、全員が隠されちまったら、あいつ1人のまま、か」 それだけ神妙に呟いてから、廊下の先を見る。 「……そろそろいいだろ。イクリールの部屋に行ってくる。 問題ないらしいが、……あいつも感覚麻痺してるだけかもしれねーからな。1人で何でもできても、何で心があるかね」 呟いてから、柔く苦笑して。部屋に行くために貴方と別れることだろう。 (-34) 2022/01/26(Wed) 19:52:04 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「……イクリール?大丈夫か?」 そう声をかけてから、息を吐きながら抜こうとしつつ、握っていた手を貴方の頭に置いて軽く撫でる。 ……辛そうではなかった筈だが、と、色々と終わっても心配は尽きないもので、余韻に浸りつつも、思考は反省会のように飛ぶも、ひとつ言い忘れてたな、と思い、そっと耳元で囁いた。 「……かわいかったよ」 そうして初めて、困ったようなものでも、照れたものでもない、笑顔を見せて抱きしめた。……なお、中に出した事に気付いて、後で大騒ぎになったり、責任を取るだのの話になった後の結果は、ご想像にお任せしよう。 (-35) 2022/01/26(Wed) 19:58:54 |
【秘】 酔吟 ミズガネ → 魔女 イクリール「ふうーん……?かわいいカナリアちゃんとは セックスする事はできないけどいいんだな?」 意地悪く問いかけつつ、こちらも冗談半分。 貴方はきっと本当に何もしなくても許して、愛してくれるのでしょうが、それでは男が己を愛せなくて、貴方を幸せにできない事は、よくわかっている。 だから、カナリアではなく対等の人で在り続けるのだ。 ……最初は何もできない子供レベルかもしれないが。それを恥ずかしがりはしても、認めないと進めないなら。貴方のために男はやりきるだろう。 「いるさ。寝てもいるって言っただろ。 ……だから安心して寝ろ。 起きたらまた、話したい事があるから」 寝かしつけるように涙の跡が残る目尻と、額に軽くキスを落としてから、布団をかぶり直す。折角だからこのまま一緒に昼寝がてら寝てしまうか。貴方が寝るまでは見つめ続けて、落ち着いたのを見届けるとこちらも意識を落とした事だろう。 (-36) 2022/01/26(Wed) 20:05:41 |
【人】 彷徨民 ウミ>>15 ミズガネ 『ウミ達がなにしたと思ってたの』 じとーっとした目を向けます。 落としたから城主が怒ってしまったのかもしれませんがそれは、それ。 ウミとしてはちょっとびっくりしてもらって、ちょっと楽しいと思って欲しかっただけなのです。 『 ウミはジェットコースターになる方なの 』星になったりジェットコースターになったり、節操がありません。 『どうしたらウミ、起きるだろう。 お水に勢いよくばっしゃんすればいいかな?』 ――もしくは。 ガスマスクを触って、これならできそうかも?とひとり考えます。 『幸せが続けば続くほど、終わりが気になるんでしょう』 『どっちも怖くても、逃げる事は選びたくない?』 『――うん。ウミもそう思う』 『めでたしめでたしになるなら、ウミはやるよ』 (19) 2022/01/26(Wed) 20:36:33 |
【秘】 彷徨民 ウミ → 酔吟 ミズガネ『そうだよ』 『ミズガネはきっと、ひとのみえていないとこがみえて』 『みえすぎちゃうときもあるから、つらいこともあるんだね』 だからこそ諦めが早くなる事もあるのだと、ウミは考えました。 『なるのが、ウミたちだもの』 あっけらかんと笑います。 『きぼうのほし』 『――ミズガネはかっこいいことばをウミにくれる』 『なるよ。ウミたちは『きぼうのほし』になる』 『でも、おいしいものだけじゃない。 まずいものでも、なんでも、いっぱいたべて』 『ウミたちはいろんなきぼうをあつめたほしになるんだ』 『ミズガネみたいなの、がウミにはわからないけれど』 『だれがうまれても、きぼうをみつけられるほしになる』 『――そのほうが、 『希望の星』 らしいでしょう?』ミズガネは十分キレイだよ。ウミは笑います。 希望とは、期待でもありました。 期待を持ったあなたは、キラキラを手にしているとウミは思うのです。 (-37) 2022/01/26(Wed) 20:54:28 |
【赤】 彷徨民 ウミ―――──夢から覚めるのを願う事。 それが消えた人を取り戻す方法かもしれない。 ミズガネはそう言っていました。 ウミは広い水の上。 いつも通りぷかりと浮いて、ガスマスクを外しました。 (*0) 2022/01/26(Wed) 20:57:11 |
【独】 酔吟 ミズガネ〜今回のあらすじ〜 ことり騙りを一瞬目論んだポルティ……その目の前に降り立った対面は、紛れも無い本物のことりオーラを放つことりそのままだった!!挙句の果てに恐ろしいことりールの可愛さにやられたポルガネはもう騙りなんて捨て去って酒ではなくひたすらことリールに溺れる羽目となったのだ── (-38) 2022/01/26(Wed) 20:58:45 |
【赤】 彷徨民 ウミ夜の、冷えて澄んだ空気が肌に刺さります。 すぅ、と息を吸い込みました。 ――体内を、ざくりざくりと針で刺されるような痛みが巡ります。 ウミにとって、きれいな空気は毒と同じでした。 それでもいっぱいに吸って、吸って、水の中にえいと飛び込んでいきます。 (*1) 2022/01/26(Wed) 20:59:40 |
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