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【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁…………ん、行こう。 メロンパン、売り切れちゃう。 [ ぱっと君から離れるとまた手を繋いで。 二人の日常へと戻っていく。 何処か名残惜しさを感じながら。 ] (-108) 2024/06/12(Wed) 23:11:27 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ パン屋さんってあれもこれも、って 買いたくなっちゃうけど 君がいるから半分こすれば色々食べられるね、 私はクリーム入りのやつたべたい、なんて言って 二人でそれぞれ買ったパンを分け合って。 ほら、あーんってする? なんてパンをちぎって君の口元まで 持って行くふりをして自分で食べてしまう 悪戯をしたりもしたけど その光景すら、他人から見たらただのカップル。 想いあう二人にしか見えなかったかな。 ]** (-109) 2024/06/12(Wed) 23:12:00 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 折角なら、って、 そこに楽しさや幸せを求めた時に その主語が自分じゃなくて相手になる。 まして身勝手な告白をした相手に。 それだけのことが 実はとてもすごいことなんだって。 幸阪は知っていたりするんだろうか。 言葉にせずと態度や空気に出るもので それが僕が幸阪のことを 役割以上に大事したいと思ったきっかけの一つ。 ] (-110) 2024/06/12(Wed) 23:48:00 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ プラネタリウムを見に行こうと決めた当日、 受験の時以上に緊張していた僕はというと。 慣れないワックスで髪型をしっかりキメて、 ファッションも幸阪が恥ずかしくなく、 それでいて圧を感じないくらいに準備して、 その気合いの入りようは 両親に頭を打ったのかと疑われるレベルだった。 そんな紆余曲折を乗り越えて、 待ち合わせ場所で待つ僕は 彼女の目にはどう映っていたのだろう。 ]* (-111) 2024/06/12(Wed) 23:48:48 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 折角なら自分が楽しく過ごせたらいい、 そう考えられる人だったなら 私は声をかけられる側じゃなくて 声をかける側に回っていた。 ただ、それだけのこと。 どうでもよかったから。 無意識に自分は後回しにして 別にいいや、って諦めて。 君が幸せだと思えたなら 少しは存在する意義も見出せるから 主語が君になってることに違和感も抱かない。 それが凄いことだとも思わない。 ] (-112) 2024/06/13(Thu) 0:37:08 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 初めてデートに行く日。 緊張はそれほどしてなかったけど やっぱり、服装って大事かな。 普通の女の子なら気を遣うよね、とか考えてた。 ちょっと悩んだけど、いつも着ている服から 系統を外すなんて冒険も出来なくて。 白いニットに白いスカートを合わせて 青のアウターを羽織るスタイル。 長い髪はポニーテールにして 星の飾りがついたヘアゴムを付けた。 ありきたりだし、君が期待してくれたとしたら あんまり沿うことは出来なかったかも。どうかな。] (-113) 2024/06/13(Thu) 0:38:19 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁[ 時間より少しだけ早く 待ち合わせ場所に着いたつもりだったのに もう彼の姿があることに気づいて 小走りで近寄って。 ] (-114) 2024/06/13(Thu) 0:38:35 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁ごめん、待たせちゃったかな。 [ まだ寒い季節だったし 冷えて風邪ひいたりしたら洒落にならないから 大丈夫?って聞いた後。 ] (-115) 2024/06/13(Thu) 0:38:53 |
【秘】 幸阪結月 → 宮崎暁……今の君と歩いているとこ見られたら いいなぁって言われそう。 かっこいいから。 [ 服装からも空気からも彼の本気が伝わってくる。 私、あんまりいつもの服から外さなかったし 大丈夫だったかな、と思いながら 私からどうかな、って聞くのも変だし。 ] (-116) 2024/06/13(Thu) 0:39:41 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 全然重くない、なんて微笑みながら 夏空を自転車で駆けていく。 コンビニ限定のアイスを買って。 幸阪が買うものと同じシリーズの 別の味を二人でシェアしようとか考える。 この時間だけでも、僕は幸せだった。 今の僕と彼女は役割でしかないけれど その役割としての最適解を 二人で導き出したんだっていう 二人で一緒の方角を見ている その達成感はとても言葉じゃ言い表せない。 ] (-118) 2024/06/13(Thu) 0:42:59 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 二人きりの空間は甘くて心地がいい。 各地を転々としたせいで ラーメン限定で舌が肥えたとか。 そんな他愛のない話をしながら ただ静かに彼女との時間を感じる。 こんな時間が、たまにあると嬉しくて 幸阪にはそんなことを伝えた。 今日は珍しく僕の両親は帰りが遅くて それを伝えたのはなんの他意はなく、 一緒にいれる時間が長いんだと そう言いたかっただけだった、はずなのに。] (-119) 2024/06/13(Thu) 0:43:27 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ 初めて会った時からそうだ。 楽しそうに、幸せそうに、悪戯に、 笑う君のそんな顔が 僕は……僕は……。 ] (-122) 2024/06/13(Thu) 0:46:02 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ お互いの吐息が感じられる距離、 怖がることさえせずに微笑んでくれる 幸阪のそんな姿を知っているのは きっと僕だけ。僕にだけ許された、特権。 僕を受け入れてもらえているのかなと 都合のいい身勝手な喜びばかり感じて。 ] (-123) 2024/06/13(Thu) 0:46:37 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ でも僕が格好つけることなんて出来なくて。 甘い空気に支配されたまま、 どれぐらい続いたかも分からない 口付けを止めるとすぐに正気を取り戻して。 ] ご、ごめん!幸阪! 僕、調子に乗っちゃって…!! [ 雰囲気に飲まれてやってしまったと 慌てた様子で幸阪から離れたのだったが…。 ]* (-126) 2024/06/13(Thu) 0:49:58 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月うん、そうだね。 [ 彼女の言葉に頷いて、 日常に戻ろうと手を引く。 君といればいるほど 君から離れられなくなるって 肌で感じてしまいながら。 ] (-127) 2024/06/13(Thu) 0:50:45 |
【人】 宮崎暁[ たどり着いたパン屋のイートインで ついつい買いすぎてしまったパンを並べて 僕は君との時間を堪能する。 彼女が選んだクリーム入りのメロンパン 美味しそうだなと思っていたら あーんとしてくれるみたいで 口を開けたら幸阪がそのまま自分で食べてしまい 僕の間抜け面が見られてしまったり。 こういう時、幸阪に振り回されることが多くて なんだかそれも楽しいからと こそばゆくなる僕がいたわけだけれど。 やっぱり彼女といる時間は 僕にとってはかけがえのないもので 一緒にいればいるほど その想いは強くなっていくばかりだ。 ] (88) 2024/06/13(Thu) 0:51:42 |
【秘】 宮崎暁 → 幸阪結月[ この身体と心は 幸阪結月のことをずっと覚えている。 今更肌で感じたなんて嘘だ。 ずっと、ずっと、分かっていたんだ。 とっくに戻れなくなってることくらい。] (-128) 2024/06/13(Thu) 0:52:51 |
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