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【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ 初めては、文字通り一度きり。 貰ってくれたことも、渡したいと思えたことも 重なり合わなければ形にはなれない。 幸せにしたい。 幸せになりたい。 ────仕合せる、ふたりで。 ] ……ん〜ん…。 ちょっとくらい、だいじょうぶ…… [ ぼやけた頭は、くすくすと零された笑いと共に 返された言葉を「しない」方向に捉えてしまって。 ぐずついたように、すこし駄々をこねる。 ] (-271) 2023/03/24(Fri) 21:31:10 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ[ が、それはどうやら杞憂だったらしい。 重なった唇と、自分の横に体を横たえた彼の腕の中へ 抱き締められる温もりへ、頬を緩めた。 頬を挟まれ、待ち望んだキスが何度も降り注ぐ。 ──このまま穏やかにねむるのだろうか、と 抱えた僅かな腹の寂しさを紛らわすように考えては 不意に、自分の脚の間へ、彼の脚が絡まって。 ] …………、 [ 互いの肌へ性器が触れ合う体勢であることに気付き、 頬がぽや、と薄桃色に変わる。 ────よくばりだと、思われて、しまうだろうか。 でも、夜はまだまだ長くて ……寂しいおなかを うめて、ほしくて、 ] (-272) 2023/03/24(Fri) 21:31:19 |
【秘】 マシロ → グルメライター ヤワタ……… やわたさん、 ぁの …… あのね もういっかい──は、……だめ? [ なんて、囁いたら。 思惑通りに貴方は誘われてくれただろうか。 フィクションの世界では、初めて結ばれたその「後」は 眠りに落ちて朝になっているものだけど。 ノンフィクションの世界に生きる二人が迎える「後」は まだ、夜の帳は開けないから。* ] (-273) 2023/03/24(Fri) 21:31:29 |
【墓】 瑞野 那岐[微細な中のうねりをきっと彼の指は拾うだろう。 初めて覚える快楽に、涙を浮かばせて堪えようとしても。 時間を掛けて、丁寧に。 まるでコトコト煮込むスープみたいに。 料理されているみたいに。 薄く色づいた肌を舌が這って、汗を舐め取って。 味見されてるみたいだ、なんてぼうっとした頭で考える。 まな板の上。 あなたに作られて、食べられるのを待つみたいに。 身体も、心も、ゆっくりと溶かれされて。 ――後は、理性を手放すだけ。 ] (+107) 2023/03/24(Fri) 21:52:34 |
【墓】 瑞野 那岐[跳ね上がった声と、身体に。 驚いたみたいに互いに目を見合せて、数秒。 確かめるみたいに、もう一度押されて。] ……ァッ、 く ンッ ……![同じ場所に顕著に反応を見せてしまって。 ふる、と弱く訴えるように首を揺らして制止しようと。 なのに、しっかりと覚えたみたいに。 言葉にして聞かせて、薄く笑う姿。 表情の下に隠しきれない悦びが見えたような気がして、 堪らなく羞恥と快感が襲う。] …ぁ、ッ ぁッ、 ……ンンッ、 [とん、と押される度にびくつく身体と跳ねる声。 指に連動するみたいに押し出されて。 自分の意思もままならなくて戸惑って、シーツを乱して。] (+108) 2023/03/24(Fri) 21:53:08 |
【墓】 瑞野 那岐[確実に快感を拾うようになった中が、 指を悦ぶみたいにうねり、締め付けて、蕩けて。 自身の身体の変化に戸惑いを覚えながらも、 どんどん快感に飲まれていく。 きもちい、すき、たまらない、もっと。 だめ、やばい、さわらないで、くるいそう。 ぐるぐると頭の中で巡る言葉は、 口をつく頃にはあまい喘ぎに変わってしまう。 すっかり硬さを取り戻した昂りから、 溢れる先走りを舐め取られて、また身悶えて。 腰から下に力が入らなくなっていく。 かろうじて繋がったままの手を弱く、絡めて。 自身の身体を虐めている張本人に、縋ってしまう。 目尻に涙を溜めたまま、細く息を吐き出して、 きゅう、とを握り込んでしまえば、 それは逆効果だったかもしれないけれど。] (+109) 2023/03/24(Fri) 21:54:07 |
【墓】 瑞野 那岐[何度も浮きそうになる腰を、捉えられて。 口腔の中、今にも弾けそうになるのを、 足の先まで力を篭めて、指先でシーツを摘んで堪える。 二本の指で丁寧に解された後孔からは、 ローションと濁った白濁が零れて、 まるで最初から受け入れる場所だったみたいに、 収縮を繰り返して、指を飲み込んでいる。 指が自在に中で拡げられる頃には、 もう身体中熱に侵されて、溶けて。 限界に近いところで、ようやく温もりが離れて、 彼の唾液に濡れそぼった屹立が、 てらてらと光っているのがいやらしい。] ……、 は、……っ、 は ……[肩で呼吸をして、蕩けきった表情を晒して。 ぼうっとした意識の中で、見下ろす表情を見つめて。] (+110) 2023/03/24(Fri) 21:54:42 |
【墓】 瑞野 那岐[報告する声も、うつろに耳に入ってくるのに、 脳に届くのも時間がかかって、わけも分からずに。 うん、と小さく頷いたけれど、理解はしていないまま。 擦り寄せられた頬に甘えるようにうっとりと目を細めて、 頬に頬を寄せるくらいは、出来ただろうか。 濡れた唇が動くのをぼんやりと眺めていれば、 ひく、と後孔が呼吸するみたいに蠢いて。 口にしていないはずだと思ったのに、 気持ちいいことが伝わっている。 気持ちいい、と感じられている、から。 ] (+111) 2023/03/24(Fri) 21:55:27 |
【墓】 瑞野 那岐[片手だけ繋り合った手。 手の甲に彼の頬の感触を受けて、きゅ、と胸が切なくなる。 新たな表情を見つける度に、堪らなくなって。 心を掻き乱されて。 心臓が跳ねて、落ち着かない。 作り変えられた身体は、彼を欲するみたいに疼いて。 もぞ、と開いた足を上に寄せる。 内腿で彼の腰を、すり、と挟んで。 繋いだ手、人差し指で彼の手の甲を撫でたなら。] ……も、ぅ……、 大丈夫、だから [ぽそ、と恥じらうみたいに声を潜め。 背けた顔を戻して、彼を見上げて。] (+112) 2023/03/24(Fri) 21:55:48 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[真白に深い傷を与えた母親のことを 自分はきっと一生勝手に怒っている。 だが彼女を「大咲」でいさせてくれたことだけは 良かったと思っている。 彼女自身その苗字をどう思っていたかは知らないが、 まるで呪文のように――魔法のように彼女に作用したのだと思う。 本当に、花が 咲 くようにわらう子だと、最初に惹かれたのはその笑顔だったから。] (-277) 2023/03/24(Fri) 22:18:41 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[なんて、苗字に意味を見出すなら、 「神」が入った自分は何様だという話になるのだが。 互いが求めていた欠けたピースにぴったり嵌るものを持っている奇跡なんてそうあるものじゃないだろうから、 神に感謝することになるという予言だったのかもね。] (-278) 2023/03/24(Fri) 22:19:00 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[―――― 未来 の話をしていいかな。いつか、ふたりの間に大切ないのちが来てくれた時、 僕たちならうんと考えて、その子の人生に必要な 名前をつけてあげられると思うんだ。 なんでもない日のことも特別だと 咲ってしあわせを感じられるように たくさん愛を注いであげようね。 ] (-279) 2023/03/24(Fri) 22:19:42 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[冗談は文字通り受け取られたようで、 拗ねた声に不満そうな顔。 なんて可愛いのだろう。 その顔を見る度に意地悪をしたくなるのだけれど 見たら1秒だって待たせたくないから焦らすのは向いてないな。] ちょっと、じゃ、 僕が我慢できない。 マシロちゃんの唇、 甘くてぷるんぷるんでおいしいもん…… [戯れのように音を立てて何度も重ねる。 回数はもう既に「ちょっと」ではないくらい。 粘膜を味わう前から自分の口腔が熱くなっていくのがわかる。] (-280) 2023/03/24(Fri) 22:20:09 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロん? ……あたってるの、気になる? [真白の肌に先走りの軌跡を描くそれは、先程まで真白の胎を埋めていたもの。 自分の肌を押し付けたのは真白の秘裂を、拭いた意味もないくらい濡らそうと画策したから。 何か言いたげな真白に耳を傾ける。] (-281) 2023/03/24(Fri) 22:21:02 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロうん。僕ももう一回したい。 あ〜〜〜〜恥ずかしくてちっちゃい声になっちゃうのに 「もう一回」って言っちゃうの、 かっわいいなあもう! [こんなに可愛いお誘いに乗れないならそいつは不能だ。 フィクションの世界では早送りされる時間をたっぷり使ってまだ君と愛し合いたい。 君は信じられるかな。 僕はこんなに早く復活するの初めてなんだよ?] (-282) 2023/03/24(Fri) 22:21:22 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロ[起き上がって真白も抱き起す。 このまま同じ体位ですると、濡れたシーツが気持ち悪いかもしれないし、それに。 違う角度で挿入した時に彼女がどんな顔でどんな声で啼くのか気になるから。] こっちの脚の上、乗れる? そう、 で、上だけこっち向いて。 キスしたい。 [右の太腿の上に腰かけて貰う。 跨って貰うことも考えたが、装着していない状態で性器同士が擦れてしまうと万が一が起きてはいけないので。 起き上がった時に新しい避妊具を綴りから離して近くに置いておいた。] (-283) 2023/03/24(Fri) 22:21:43 |
【秘】 グルメライター ヤワタ → マシロまたいっぱい可愛くイくとこ見せてね? [耳元で粘性の音と共に囁きを落とす。 「したい」と言って始めたキスはすぐに深くなった。*] (-284) 2023/03/24(Fri) 22:22:08 |
【墓】 高野 景斗[ 覚えた場所を確認するように触れると 顕著な反応が見られ、首を揺らすのが見える。 抗いようのない快楽はときに、 深く沈み込んでいくように、恐ろしく 感じることがあるという。 それほどまでの快楽はまだ、 味わったことがない故に、想像でしかないが。 ――カウンターの中、後輩たちや 妹たちを纏めるように指示を出し、 憧れられるような目線をいくつも貰っている 自分自身も、格好いいと思うことがままある 彼が、今。 快楽に打ち震えて。涙で瞳を彩って、 艶めかしい声をあげていることで、 独占欲とか、そういうものが急速に 満たされていくと同時に、興奮を覚えて。 ] (+113) 2023/03/25(Sat) 0:33:03 |
【墓】 高野 景斗[ 自分のする事なす事、すべて 感じてしまう身体に、己がしたのだと 思うと、たまらなくなる。 繋がったままの手から、弱い力を 感じれば、握り返して。 ――そうして解放した後、 ぼうっとしている彼に僅か、 罪悪感が募る。 それまでしてきたことへ、ではなく これからすることへの比重が多い。 うつろな意識のままなのだろう うん、と頷きながら、頬を寄せ合って。 ] (+114) 2023/03/25(Sat) 0:33:16 |
【墓】 高野 景斗 ――……うん、 [ 辛かったら、……そう続けようとして やめてしまった。 こんなにくたくたにさせられて、 そこから更に、いじめるようなことを 強いるつもりでいるのだから、 優しい男の振りなどしたところで、 意味なんてありはしないだろう。 ――想定していたよりは、ずっと 快感も得られていただろうけれど。 目線が絡み、囁くようにして紡がれた 言葉が、ぶわり、頬に熱を灯した。 ] (+115) 2023/03/25(Sat) 0:33:33 |
【墓】 高野 景斗[ 猛る熱を抑えて、避妊具のパッケージを 乱暴に開いて、手早く装着し、 ] ……ッ、 [ 柔らかいそこへ、宛がうだけで、 心臓が壊れてしまいそうだった。 欲望のままに貫きたくなるのを 抑えるだけで、手一杯で。 やさしくしたいのに、できそうにない。 ] (+116) 2023/03/25(Sat) 0:34:13 |
【墓】 高野 景斗 力、抜いてて――……、 [ はじめに鋒が、やがて半分ほど埋め込むと、 ] ふ、……ッ……う… キツ…… [ 浅く息を着きながら、表情を伺い見つつ ゆっくりと、奥へと進み行く。 やがて全てを収め切ると、 ] 大丈夫、かな 入ったよ、全部、 [ 縋るように、ぴったりと体を合わせて。 ] (+117) 2023/03/25(Sat) 0:34:30 |
【墓】 高野 景斗[ 慣れる、までは望まない。 こんな狭い場所に押し入って、 すぐに、慣れろという方が土台無理な話。 それでも、呼吸が整うくらいまでは、 動かずにただ、繋がって。 ] ……も、動くね、 [ ごめん、の言葉を奥深くまで飲み込んで、 君の両手を背に、爪を立てても構わないと 言い置いてから、緩やかに律動を開始させる。 ] (+118) 2023/03/25(Sat) 0:35:07 |
【墓】 高野 景斗 あんま、もたない、 かも、 ――笑わないで ね [ そんな余裕が相手にあったかは、分からないけれど。 本当に、繋がった瞬間から、唇を噛んで 堪えていたもので。 ] ……はぁ、……ンッ…… [ 徐々に加速していけば尚更、 いつ弾けてもおかしくないくらい、幸せと快楽とで 満たされてしまって。* ] (+119) 2023/03/25(Sat) 0:35:21 |
【独】 高野 景斗/* ゴムはしますよね。性病云々は一ミリも心配してないけど お腹下しちゃうらしいので。 高野くん大丈夫?三往復でイッちゃわない??? (-287) 2023/03/25(Sat) 0:41:31 |
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