02:27:56

人狼物語 三日月国


150 【R18G】偽曲『主よ、人の望みの喜びよ』【身内】

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【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*
 その時に一番使わないだろう顔で独り言していたいんですけど、今となっては通常差分を一番使わないような気がしますね。どうして…?
(-196) 2022/06/06(Mon) 17:54:50

【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*
 え、伊縫くんこのタイミングで蘇生受けたらどうなるんだろう。そりゃひっくり返ってのたうち回る。たしか人狼2人だと4日目の朝に死ぬし、3人だと5日目の朝に死ぬんよな生きている狼+2日の人。
 今日の吊り噛みで狼持っていかれてなかったら5日目にまた死ぬんろうなとは思うけど、生存狼2人だとどういう挙動するんだろうな……( '-')
(-197) 2022/06/06(Mon) 18:10:07

【墓】 無明長夜 ヌイバリ

>>L20

届いているのかいないのか。
あなたの放った言葉は暗い廊下にぽつりと落ちた。
紡がれた言葉たちは決して無為にはならず、そこに確かに降り積もる。

ぴく、と青年の指先が震えた。
普通の『にんげん』なら助からない傷だ。
人体に元来備わっている自己再生能力を遥かに超えた出血、臓器の損傷。
それらを愛すべき隣人に与えられたという事実。

その痛みすら全て忘れて、もう一度生きる・・・ことができるなら— —それは、それはなんて。

指先が再び熱を帯びる。
あなたの言葉へ応えるための、意思を紡ぐ。
(+15) 2022/06/06(Mon) 18:12:17

【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*
 ところで神陰間ちゃんの簡易メモがつらい。いたかったねぇ〜〜〜〜〜〜全茶を見ているメタ視点の奈尾くんは身体つくり変わっちゃったのすごいもったいないって言っていますが聞き流していてください。
(-198) 2022/06/06(Mon) 18:17:14

【墓】 無明長夜 ヌイバリ

>>L20

それは、なんて寂しい・・・ことだろう。

「そんなに寂しいこと言ってくれるなよ、泣いちゃうだろ」

「忘れろ、なんて言うなよ。
せっかく愛施が助けてくれようとしてるのに、その原因をなかったことにしちゃうなんて」

「それに、俺が抱いてやらなきゃあ、この痛みも苦しみもどこにいっちゃうのさ。
代わりに背負うなんて言ったら怒るからな」

「痛いのも、辛いのも、全部連れていって生きたいんだ」

それは、なんとも自分勝手な宣言だった。
今にも止まりそうな呼吸をしているくせに、全身を汗で濡らしているくせに、塞がった片目からはくっきりと涙の筋が浮かんでいるくせに。
青年は、生きることを諦めてはいない。
踏み躙られた事実はそのままに。
今は閉じられたふたつの瞳は爛々と
を宿し、全てのものを焼き尽くさんとするばかりに燃えている。

本当に、自分勝手だ。
(+16) 2022/06/06(Mon) 18:30:01

【墓】 無明長夜 ヌイバリ

>>L21
/*
というわけでお返事となります。
能力の使用は問題ありません!が、傷をまったくまるっとなかったことにする、ということは伊縫がヤダがります。
具体的には傷跡がぱっと見でわかるくらいには残る感じになるでしょうか?いい感じのがあればなんでも……(貪欲)
(+17) 2022/06/06(Mon) 18:33:46

【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ

/*
ヒエ……
頑張って生き残ってよりよいエンドを目指して下さいね
少し痛みますよ……

了解しましたーわん。
迷わせないよう事前通達すると弓日向は現在
骨で出来た犬の手足と骨の片翼(右腕側背中)、
檸檬色の結晶鱗(右肩〜肘辺りまで)、
葡萄色の結晶鱗(左肩〜肘辺りまで)、
血色の結晶(胸の中心〜チップの首の影になってない辺りまで)
が生えています。

逃げる時以外は2足歩行しているので
逆関節パワードスーツ着てるみたいな感じ。
奈尾さんの溶解液で服(と皮膚)が一部焼け溶けてるので
相対すれば胸の赤い結晶がよく見えると思います。

意識はというと遭遇時点で結構ギリで、
止める(殺す)なら会話の後ワンチャンス!わん。
みたいな感じで……いかがでしょうか。
大丈夫そうなら後はお好みでお願いします〜
(-199) 2022/06/06(Mon) 18:39:18

【秘】 篝屋に来た カジヤマ → 氷肌玉骨を手に ナオアキ

「言ったトコロでェ?
 俺ちゃん法にのっとってない人嫌いなんですよォ」

「どーでも良さそうなんでここは聞き流してくだサイ」

「だけどこうして抵抗している人に、何故やるんですか?
 死にたくないって思ってる人をドウシテ殺すんですか?
 欲しいものは欲しい、よくわかりますよオ。
 対価は? 代償は?
 あきちゃんは何を支払いました?
 一人でしかもタダで美味しいもの、
 楽に食べられると思って生きてないですよねェ。

 俺ちゃん、それは理不尽だと思うんです。
 これは反対されるべきことです。

 なんでそんな"愚かな"ことするんですか?
 悪い人や、連れてきた人を痛めつければいいのに。

 ――――オカシイ理由教えて下さいよ。
 俺ちゃんの中身見せても、
 他の人に手エ出すんなら逃がすつもり無いんで。
 それを手に入れたって、満足しないんじゃあ。
 やってることは、
"無駄"
じゃないんですか?」

貴方にやられるつもりも、しかし、襲うつもりもない。
強いて言うなら無力化させるために暴力は辞さない構えだ。
正論を述べ、従わせるのは性に合わない。
ただオカシイならオカシイなりに貴方は言葉を使えると判断したまでだった。
(-200) 2022/06/06(Mon) 18:58:46

【置】 声無きを聞け マユミ

シュウシュウ、蛇が鳴くように。
溶解液が肩の結晶を溶かします。
鱗のように生えたそれらにも、しかし隙間はあるのです。
ほんの僅かな液体がその隙間から流れ込んで、
そして皮膚を灼く度に、少女はぎりと歯を軋ませます。

灼けていく傍から、新たな結晶が生えてきます。
皮膚を突き破るその痛みは、想像を絶するものでしょう。
失ったはずの骨の翼がまたメキメキと生え、
逃げる道中で砕けていった、犬の手足のような骨も
やはりまた新たに生えています。
骨の重みは自分の体重をゆうに超えるでしょう。
(L23) 2022/06/06(Mon) 19:19:39
公開: 2022/06/06(Mon) 19:10:00

【置】 声無きを聞け マユミ

それでも、少女は二足で立ちました。
自分のものより長い、逆関節染みた足で。
みしみしと、外付けの骨と繋がった肩や腰が軋みます。
身じろぎする度、凄まじい痛みが襲ってきました。
ですが、それでも。

(みうしなうものか)

その瞳の意志は、飲まれていませんでした。
約束の為に――少女は、運命に辛うじて抗います。
それが既に神によって確定された運命なのだとしても。

なぜならこれが、少女がかつて夢想した、
自分の名前の使い方だからです。

かみいま ゆみひこ

神陰間弓日向は、この神の居ない地で、反逆をします。
今こそ、この名で以て、自らを奮います。つまり、

 
かみいま      ゆみひこ

神の居ぬ間に、弓を引こう、と。

そうして静かに、少女はその時を、待つのでした。
約束が果たされる、その時を。
(L24) 2022/06/06(Mon) 19:23:37
公開: 2022/06/06(Mon) 19:25:00

【置】 絶対専制君主制 コゴマ

>>+17
/*
了解です! 先んじて処理的な話だけ改めてさせていただきます。
まず蘇生については行わせていただきますのでその方向にてご了承下さい。

蘇生の仕方についてなのですが、チラと運営様に確認した時点での話では、
脳から死んだ/死ぬほどの損害が与えられた という情報を消すことによって、
死ぬほどだった(システム上の死)を除去するような形になります。
その上で痛みや傷をそのままにする場合、蘇生(システム上)された瞬間、
痛覚等も生前(システム上)の健常さを取り戻すため、爆痛になるかもしれません。

"普通であれば死に至るほどだった"という事実だけを体と頭が忘れる形になると、
齟齬なく蘇生することができるのかな……と。
うまく説明できている気がしないのでいい感じに解釈していただきつつ、
細々質問がありましたら引き続きお受けいたしますので、お気軽にどうぞ……!
(L25) 2022/06/06(Mon) 19:28:26
公開: 2022/06/06(Mon) 19:30:00

【独】 跼蹐 カナイ

/*
アアアモモモモモ…………
(-201) 2022/06/06(Mon) 19:28:54

【人】 トラジディ フカワ

>>28 >>30 古後 叶

「古後さ───ッ!」

尻もちをついた体制から、
まるで夢か映画みたいな光景を低い視線から見ている。
目の前で血が弾け、骨が砕ける音までもがすぐそばで、
それを現実のものだと認識した時には、叶の方を向きかけて。

『─── またそうやって頼ってばかりなんですか?』
『まだ耳を塞いでいるつもりなんですか』

『貴方は無関係なんかじゃない』
『けれど責任と罪は、決して痛みばかりではない』


その奥に、微かな黄色い光を垣間見る。
言おうとしたことはその声のなかに搔き消えて、
次に視線を動かせば獣は深手を負いつつももう一度こちらへ襲い掛かろうとしている所だ。
何かを迷っている場合ではない。ないんだ。

「あ、あ、───……!」

自分が招いた結果を、
人に拭わせてばかりでは、
それこそ───やがて自分の首を絞めることになる。
(31) 2022/06/06(Mon) 19:42:17

【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*>>31
 色使い分けいいよな、原作〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
(-202) 2022/06/06(Mon) 19:46:58

【秘】 跼蹐 カナイ → 声無きを聞け マユミ

/*
(ここに置き手紙による良性の苦しみを示す任意の文字列)


こちらの能力を作用させる事のできる部位が複数あるので
部位破壊が容易そうでいいですね。いや何もよくはない。
流石にこんにちは!死ね!とはならなそうなので、
ある程度会話ののちもう殺るしかないんだな……って戦闘開始する感じになりそうですね。
できるだけ楽に死ねそうな感じでいきます。対戦よろしくお願いします。

よりよいエンド……よりよいエンドはどこ……?ここ…?
(-203) 2022/06/06(Mon) 19:55:37

【置】 絶対専制君主制 コゴマ

>>+15 >>+16 伊縫
「……そうか」

釈然としないような、腑に落ちないような。
相容れない溝を挟んで立つような隔絶を感じながら。
これほど近くにあっても、本質的に交わることは、ないのだろう。
薄雲色の一角獣が、目を閉じた乙女を運ぶが如く、過ぎ去ったものへの悲哀だけがある。

「お前は強い。強い人間らしい。
 お前のことは何も知らないけれど、きっとそうなんだろうさ」

他者とどんなやり取りがあり、何をうちに秘めているのかさえ知れず。
自分勝手なことばかりを言うのは、果たしてどちらのほうだったろう。
薄靄に隠れた遠くの景色を見るように目を細めて、爛れた顔に指を触れた。

「忘れることは寂しいことじゃない。神から与えられた恩恵だ、慈愛だ。
 人は何もかもを頭のうちに収めておくことに耐えられないから、忘れるんだ。
 だが、それでも。お前が抱えたままに在るというのなら、僕はそれを奪うことは出来ない。
 お前から剥ぎ取るのは、ただ一つだけだ。
 お前がそれで、いいっていったんだから」

ひどく、ひどく残念そうな面持ちをしながら。落胆を確かにしながら。
穢れのない生き物の頭は下がり、腹部の傷を押さえる腕をどけて。
人の精神の零れ落ちる隙間に介入するように、赤く開いた傷へと口づけた。
それを貴方が望むのならば。
化学の理解を超えて活性化した力は、人間という生き物を形作る情報へと介入を始める。
辛苦をそのままに、痛事を神経の上に置き去りにして。
ただ、"死"というひとつきりを、脳の中から吸い上げる。
それが、成ったならば。貴方は耐え難い痛みを感じながらも、指先まで血の漲るのを感じるだろう。
細胞は息を吹き返し、危険信号を体中に走らせ。生きている、と、貴方自身に訴えるのだ。
(L26) 2022/06/06(Mon) 19:56:14
公開: 2022/06/06(Mon) 19:30:00

【人】 トラジディ フカワ

>>28 >>30 古後 叶

「う、う゛ぅ、う〜〜〜〜ッ!!」

頭を抑えながら低く呻いて、
隈の濃い眼は力強く獣を睨み付ける。

どうして?何故?なんで?
相手にも、自分にも問いかけるような一片の迷い。
きっとその答えは全てが終わってからじゃないと分からない。

『さ
   わ 
るなああああああああああ゛ああああ゛!!!』


目を見開き、蹲り、唾液が零れる。
割れそうな頭を無理やり手で押さえつけるみたいに。

そうじゃないと、自分の能力の使い方に耐えられない。
脳に直接刻むような命令を聞いた獣は吠え苦しんで。

けれど勢いを止めず、がむしゃらな低い姿勢で正面、
会議室のある方向へと突っ込もうとしている───!!
(32) 2022/06/06(Mon) 19:58:01
カジヤマは、言っていた。「"生ゴミ"が言うことはよくわかりませんかねェ?」
(a52) 2022/06/06(Mon) 19:58:15

【秘】 声無きを聞け マユミ → 跼蹐 カナイ

/*
(ここに弓日向のピース画像)

各骨の付け根も結晶で補強しているので
どんどん壊して丸裸に出来ますよやったね。やったか?
頑張って楽に殺して貰います。よろしくお願いします。

よりよいエンドの為にまず生き延びてもろて……ネッ……
死んだら弓日向が隣まで這いずっていきますからね♡
(-205) 2022/06/06(Mon) 20:03:26

【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*>>a52 ここすき。
(-204) 2022/06/06(Mon) 20:04:11

【赤】 トラジディ フカワ


絶交のチャンスであったことは間違いない。
貴方のやったことに疑いを持ち、
肉体的にも、精神的にも強い彼を排除してしまえばきっと、
この先を行くに際し、大きなメリットを齎すのだから。

(だけど───)

我が身を案じて、率先して身体を張る者を害し、
殺めてしまうことの方が、より一層恐ろしいと思ってしまった。

能力を行使した獣の軌道は大きく逸れて、更に向こうへ。

『そっちに行ったら、マズい───』

一瞬のうちに零れた、焦りを孕んだ呟き。
仲間に対する指示も、外敵を排除しようという意思もない。
ましてや守ろうとしていた心も僅かばかり忘れて、

『オレの安らぎを壊さないでくれ』


今はただ、自分が呼び寄せてしまったが為に、
獣が成そうとしていることを、一番恐れている。
(*23) 2022/06/06(Mon) 20:08:17

【人】 絶対専制君主制 コゴマ

>>30 >>31 >>32 深和 叶
貴方がたが逃げ去ろうと決めるまでの短い時間のうち、どれほど足止めが出来たか。
おそらくは叶がそうと決めて深和の腕をとりかけた時、
青年もまた考慮すべき材料が減ることに少しの安堵と、油断があったのだろう。

「っ、糞、」

振り抜いたパイプを引き戻したその隙だ。
獣は横をすり抜け、己よりも深和に腕を振り上げることを優先したのだろう。
追い越されることを止められなかった、それに焦燥を覚えながら。
反転、捻った体は獣を追いかけ、半ば突撃するような形でその背中を追う。
深和の雄叫びに呼応したか、どうか。追うものもそれこそ、獣のように。
青年はその体すべてをぶつけるように、溶け崩れた命の残骸へと、全体重と勢いを乗せた。

青年は尖ったパイプを人獣の心臓に突き刺し、歪んだ切っ先でぐるりと抉った。
果たして血の流れによって動き生きるものであるか、というのは定かではないが、
深々と体を縫い止めたそれは、生死はどうあれ動きを止めるには貢献したと思いたい。

「貴様の相手はっ、僕だ!」

血を浴びて、溶けた肉に体を食い込ませながら。
すんでのところで動きを止められたか、一撃が誰かに当たったかはわからない。
それでも、それ以上は進ませないという意思は確かにあった。
(33) 2022/06/06(Mon) 20:08:33

【秘】 猶大 ロク → 篝屋に来た カジヤマ

叫ぶ声は隠すつもりも無かった。
聞こえていようがどうだろうが構わなかった。

『勝手に殺すな。生きてる系ですぅ〜。
 俺は赤の他人信じて命落っことす奴とは違うの』

『隠すような目的なンてねぇよ。
 いざって時に人間が信用できるような行動するとは思わないからだよ
 信じるも信じないも自由だけど』

5秒程の間。

『だから俺は敵じゃない。
 証明する気はないからこれ以上は努力もしないけどな。
 ボロボロになってまで連絡貰ってるとこ悪いけど、それだけ。
 ま、頑張って。欲しいもンあったら探すくらいはするから』

何度か聞いただけの声。
それでも弱っている気配くらいは気づいた。

『……いざという時が来ても裏切りゃしねぇよ』


/*時系列はお好きになさってください。
よろしくお願いします。
(-206) 2022/06/06(Mon) 20:30:55
ナオアキは、おしゃべりがすき。
(a53) 2022/06/06(Mon) 20:41:07

【秘】 氷肌玉骨を手に ナオアキ → 篝屋に来た カジヤマ

「強盗が対価や代償を支払っても行かないでしょ」
あなたは死ななければならない
「安心安全で平和な未来の可能性を捨てて奪いに行くの」
あなたは死ななければならない
「ただのワガママで、道理なんて通っていないんだから」
あなたは死ななければならない
「理不尽で正解よ」
あなたは死ななければならない
「これは己が損害を被ったその上で目的の利益を得られ 
 る可能性も決して高くないかつ人間の定めたルールを 
 無視した認められるべきでない愚かな罪深き行為です」
あなたは死ななければならない
「もう少し賢く生きてたはずなんだケド」
あなたは死ななければならない
「いいかなって。抑える気がなくなっちゃったァ」
あなたは死ななければならない
「どうしてかしらね」
あなたは死ななければならない
 本来、こんなふうに突発的に動く人間でないのだ、奈尾は。
 そうであったのなら、とっくの昔に刑務所にいただろう。
 タガが外れて戻らない。戻す気が起こらない。
  あなたは死ななければならない
 がくんがくんと頭を左右に揺らしながら、
 明後日の方向、瓦礫の向こうに銃を投げ捨てて寄ってきて、
 背負い鞄を下ろしてあなたへ差し出す。
             あなたは死ななければならない
「頭痛い。死なないと。これ会議室によろしく」
                      あなたは死ななければならない
 鞄は、ずっしりと重みを持っているように見えた。
中身は水の入ったペットボトルが沢山。
(-208) 2022/06/06(Mon) 20:44:23

【独】 氷肌玉骨を手に ナオアキ

/*
 ミリも死ぬ気ねぇのに死なないととか言うんじゃありません!!!!!!
(-207) 2022/06/06(Mon) 20:45:26

【人】 跼蹐 カナイ

>>31 >>32 >>33 深和 古後

伸ばした手は空を切る。

その先に居る人はその場に跼り、
それを好機と捉えたのか生物として破綻した異形が迫り、
振り上げられた腕を阻止すべく、
大柄な青年が猛然と"それ"に突進し、
杭を打ち、声を張り上げる。

あっという間の出来事を、呆然と見ていた。

そうして一瞬の間隙が生まれ、止まった思考は恐怖を思い出す。

真に恐ろしいものから逃れるには、殺すしかない。


この場で最も恐ろしいものは────
(34) 2022/06/06(Mon) 20:46:26
カナイは、確かにその声を聞いた。
(a54) 2022/06/06(Mon) 20:46:42

【人】 跼蹐 カナイ

>>31 >>32 >>33 深和 古後

はたして、意を決し視線は再び間近の現実を直視する。
前方にある大きな背の間近、真に恐ろしいものを見る。
今はただ恐ろしいものへの恐怖ばかりが研ぎ澄まされて、──

あれを殺すには、"破片これ"では足りない。

「────こ、古後さんっ」

──ぴしり、微かな音がした。


「伏せて、っ早く!!!」


必死だったから、それはきっとばかみたいな力だったに違いない。
殆ど引き摺り倒すように動けそうにない深和を咄嗟に引き寄せて、
同時に切羽詰まった声が異様な空気を裂いた、その直後。
(35) 2022/06/06(Mon) 20:47:23

【人】 跼蹐 カナイ

>>31 >>32 >>33 深和 古後

──ぱん、とも、がしゃん、ともつかないような。

とうに生物としての正常な形を失ったものの真横。
そこから耳を劈くような、甲高く、凄まじい破壊音がして。
それと同時に、鋭利な破片が無数の凶器となって降り注いだ。

部屋の中から廊下を、廊下から部屋の中を窺える程度の窓。
特別大きくはない、けれど破片よりもずっと大きな板ガラス。
それが唐突に、独りでに、爆発でもしたのかと紛うほど、
瞬間的に内側からとんでもない圧力を掛けられたように。
そのように、あっという間に膨張し、破裂した。

警告したという事実の示す通り、狙いは深和でも古後でもない。
刃の雨の大部分を浴びる事になったのは、異形のはずだ。
(36) 2022/06/06(Mon) 20:48:42

【秘】 未だピンボケ ライカ → 篝屋に来た カジヤマ

「……自分で頑張るしかないんですよ。
 能力になんて、なくったって。そうするしかなかったんです」

僕達は。
本意なんて分からないし、知りたくもないけれど。

「先輩らしい……って言ったら、ちょっと失礼ですかね」
「そうであってくれるから、少し救われているかもしれないです。
 なんというか、そう。落ち着かせてくれるというか。日常を忘れさせないでいてくれてるので。
 まあ、それでも 寝てばかりなので心配ではありますけど」

面倒な能力ですね、と苦笑して。

「じゃあ、なるべく先輩の近くにいるようにします。
 正直、放って歩き回るの 不安だったんで。

 結構みんな自由じゃないですか、だから 今度こそひとりになったところをってことがあったら嫌ですし……」
「一緒に助かりたいからこそ、僕は先輩だけでも守れたらいいと思います。
 絶対に助かってほしい。……死なないでくださいね」

勿論全員いなくならないでくれるのが一番いいけれど。でも、今は。
(-209) 2022/06/06(Mon) 20:49:17

【墓】 無明長夜 ヌイバリ

>>L26

「……ごめんな」

あなたはやっぱり優しいのだ。
青年はそう思った。
訴えを全て捨て去って好き勝手することだってできたのだ。
『意思』を尊重し、問い掛け、全てを理解することができなくとも。
あなたはそうしてくれた。

青年は弱い人間だ。
一つさえ取りこぼすことを自分に許せなくて、全てを失って、何かを抱きしめたくともからっぽの腕の中を独り抱えているだけの人間だった。
これはきっと強がりで、青年が自分自身に恰好をつけているに過ぎないのかもしれない。それでも。

「……ははっ、じゃあ神様の慈愛、断っちゃった……?
怒んないでよ、愛施。
俺から奪ったこと、忘れないで……」

やっぱり嘘。
耐えられないのなら、忘れてもいいよ。
俺がその分覚えてるから、いいよ。


腕はだらりと抵抗せずに落ち、傷はそこにある。
望み通りの口付けを受け入れて、そうして、
頭の中が全部痛みで塗りつぶされた。
(+18) 2022/06/06(Mon) 20:50:28
跼蹐 カナイは、メモを貼った。
(a55) 2022/06/06(Mon) 20:50:45

【墓】 無明長夜 ヌイバリ

「あ"、あ"っ"、お"ぇ"ッ……ぐ、う"〜〜……
か"っ、ぎ……ぉ"……」


涙がぼたぼた垂れる。
両の目が開く。

痛い。
(+19) 2022/06/06(Mon) 20:55:45
ヌイバリは、死にそうなくらい、痛い。
(c10) 2022/06/06(Mon) 20:55:58

 




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