167 【R18G】海辺のフチラータ【身内】
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花で語るは ソニー (匿名) 注目
| 祭事に葬儀、それより先の不在の邸宅を彩るときまで。 花屋の注文は喜ばしいときも悲しいときも、平時であっても絶えることはない。 アーモンドの花の美しさが彩るこの地域で、彼らの生活や人生の傍に絶えず美しく存在していた。
裏稼業の人間であっても、花の美しさを忘れてしまったわけではない。 むしろその色とりどりの彩は、メンツを貴ぶのであれば同等に必要不可欠だろう。 花屋の奥の倉庫には日々新しい花や土が運び込まれ、中のものは適切に管理される。 繊細な扱いが必要なものであれば内部で栽培もされ温度を調整され、 生まれ育った場所の狭さも知らずに、芳しい香りを振りまいている。
「オレのやることは変わりませんよ。花を届ける、それだけ」
所狭しと立ち並ぶプランターの前に、安全靴が歩み寄っていく。 白い軍手に包んだ青年の手はごつごつとして、いかにも働いている人間のそれだ。 おもむろに、長い指が土の中へと探るように突っ込まれてもぐりこむ。
肥料の中から現れた、ビニール包みの.44口径。 慎重に土を払ってつややかな黒を取り出して、スライドストップにキスをする。
「忠を誓う相手は変わりません、Carissimo」 2022/08/07(Sun) 1:11:35
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