94 【身内】青き果実の毒房【R18G】
情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 エピローグ 終了 / 最新
[1] [2] [3] [4] [5] [6] [7] [8] [9] [10] [11] [12] [13] [メモ 匿名メモ/メモ履歴] / 発言欄へ
視点:人 狼 墓 恋 少 霊 九 全 管
0251 鏡沼 創 (匿名) 注目
| ●A-2とナンバリングされた資料 十数年前に起きた交通事故の記事がいくつか貼り付けてある。
『元議員が酒気帯び運転』 『五歳の子供が意識不明の重体』 そんな見出しの通り、元議員が飲酒運転をして幼い子供を車で撥ね、意識不明の重体にさせたという記事がいくつか並んでいる。 ―――幸いにも子供は意識を取り戻し。 事件を追う記事は元議員への批判や現職時代に起こしていたスキャンダルの追求へと路線を変えていく。 意識を取り戻した時点で世間は子供への興味を失ったのだろう。 それ以降、子供がどうなったか書かれた記事は見つからなかった。
|
0251 鏡沼 創 注目
| 捜査協力者の推論 ・鏡沼創を形成する思考は過剰な自己愛であると推定 ・共感能力が著しく低く、必要に応じて他者を切り捨ててきたのだろう ・ただし、社会へ混ざるための協調性は突出している。群れの中で如何に『盾』を得て、安全に過ごせるかを追求した結果と判断
・原因は彼の異能が彼自身に作用し続けているためと、推定
―――ならば、異能抑制装置を付けている時の『彼』が、本物の『鏡沼創』なのではないだろうか? 否。 まるで、こう言っているようではないか。 『異能』が自我を持ったのだと。 ―――異能が自我を持つことは、あり得るのだろうか?
これは考えてはいけない思想だ。我が国の異能犯罪者の人権は著しく低下している。 仮に異能が自我を持ち身体を支配していると判断されればどうなる?それは今以上に、法に保証されない。更なる人権侵害が始まるのではないだろうか――― (以下、異能と異能者、人権についての推論が並ぶため割愛)
|
7734 迷彩 リョウ 注目
| 〈続〉 [異能抑制試験] 異能抑制装置の稼働直後、嘔吐・吐血・けいれん・意識の混濁が見られる。 137秒後、眼球が融解。 181秒後、指先の融解が開始。 199秒後、未来視担当職員より被験者死亡時刻の予言通達。
即時抑制を中止し、異能による再生治療を行う。 また吐瀉物を検査したところ、多数の古細菌が検出される。これらの結果、異能により生命活動が維持されていると判断された。 回復後、白色に激しい拒絶反応を示し日常生活が困難になった為、異能による記憶操作を行う。
(中略)
・母体が使用していた異能抑制剤の影響により、異能が変質した ・または、奇形児として産まれるところを異能によって新たな生態を獲得した 以上の二説が有力である。
[禁忌] ・異能の抑制 ・以下の成分を含む薬剤の投薬。 (数頁に渡る記載)
|
9949 普川 尚久 注目
| 【ある冷めた日の黒い話】 母さんのことが事故でなかったのを知ったのは、すぐではないけど暫く後と言う程でもないくらいの時間の後だった。思い出したように聞いてみたら、変なことが返って来て。そこから広げていったら、簡単には信じられないような結論が出た。 母さんは父さんに殺された。 証拠は何もない。元々事故に偽装することに力を入れていたようだし、隠し切れなかった小さな証拠もきっともう消えてしまっているような時分だ。 だから、何日か父さんについてもらうことにした。その間は保険がなくなってしまうから自分の方に不安があるが、普段から異能なんて実質使っていないようなものだ。余程運が悪くなければ問題ないだろう。実際、問題なく済むことになった。 それで知ったのはやっぱり、到底信じられないような話だったのだけども。それを知ったから、何回確かめてもやっぱり事実だったから、だから、僕はずっとずっと後に壮汰くんに聞いた。 「僕にずっと会えなくなるんと、 僕に殺されるんとどっちがいい?」 前置きのない言葉でも、意味はきちんと理解された。 当然のことだった。
|
トップページに戻る