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【人】 不覊奔放 ナフ周囲を見渡して、恐らく誰も最初を取らないだろう、と判断した。初めは、自分がいい、きっと。軽やかな自分が。 軽やかに処刑者の前まで歩いて。 駆け出せないのを隠して。 あなたの前で、飛び掛かることもせずにひたりと足を止めた。 「俺は貪るよ」 柘榴色が、まっすぐダビーを見据える。 (230) 2021/10/13(Wed) 22:18:53 |
【人】 不覊奔放 ナフそうして、にた、と笑う。 出来るだけ悍ましく、『殺意』と『害意』を露わにした。 今まで繰り広げた死闘では、そんなものかけらも放ちはしなかったのに。 「避けれンならァ、避けていいよ」 言うが早いか、いつものように回し蹴りを放つ。左脇腹に向けて。 力加減はあまり強くは出来ないが。それでも骨の数本は持っていけるだろうか。 淘汰されるべき悪魔を気取る。 それが男の答えだ。 (233) 2021/10/13(Wed) 22:24:13 |
ナフは、全部を見ていた。 (a106) 2021/10/14(Thu) 1:13:59 |
【人】 不覊奔放 ナフ「………」 肉塊は、肉塊。変わらないはずだ、何も。 くにゃくにゃだなぁ、と思う程度、で。 「……俺部屋帰っていーい?」 ちょっとだけいつもの処刑後より間があって。 あっけらかんと言ってのけた。 何もなければ、部屋に戻るはず。 (246) 2021/10/14(Thu) 1:22:03 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「あンまお前のこと苦しめたくねェ」 パッと問題点の一つを挙げる。これだけ即答したということは、そこはとても明白なのだろう。 「……もう遅いだろなー、とは、思うが。 愛してくれてるお前の前で、やっぱ俺存在すべきじゃねーよとかさ、言いたかねーけど。俺は、そういうモンだなと思った」 あなたの歩幅に合わせてのんびり歩きながら。その実、男も完全に復活するより早くに治療室を飛び出してしまったので、足にまだ力が入りづらいのだ。 「……も少しくらい制御できたらいーのにとくらいは、思わンこともねェ」 /* まさかの欠乏症…!しかし分かる、秘話届きまくりの日々を思うと…!勿論勿論、お話しましょうーの高弾力でした、ラーヴ…… (-258) 2021/10/14(Thu) 1:23:02 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「……本当に愛されてるな、私は」 少しくすぐったそうに笑う。自分を心配する故の言葉なのだ、嬉しくもなる。 「君にとっての結論がそれならそれでもいいんだ。私も君の悪魔的な要素を否定しきれないし、その点に関しては分かち合えないと分かっている。……その上で君を愛し、そばにいたいと願っているのは私だからね」 あなたの提示したこの問題点は確かに男を苦しめる一要素になるのだろう。なるのだろうが、当の男はその点を完全に割り切っているようだった。 「制御の手伝いをできたらいいと思うがどうだろうな。君視点で何か案はあるか?」 /*ナフ欠乏症で死ぬかと思いました。死にました(アマノが) ずっと秘話打ち合っていたからなおのことの空白感がすごかった……。わーい、よろしくお願いいたします! (-264) 2021/10/14(Thu) 1:49:31 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「俺がわざわざ言葉にするくらいだぜ」 日々の監獄暮らしでは考えられないほど思考して行き着いた答えだ。当然とばかりにさらりと宣う。 「うン。……分かってる。俺もォ、正直このままでもどっちでもいーかと思ってたンだが……お前の好きなモンを俺が世界から消してェのは、ちと、違う」 要するに。もう少し自分に自信を……いやある意味では常に自信満々みたいな男ではあるのだが。 手伝い。案。聞いて、足が止まりかけた。 考え事をする顔は、普段よりもどこか眉が寄って怪訝そうに。 「……アンタレスに襲いかかったとき、俺ェ、生まれて初めて『ごめん』ッて思った。 アンタレスが死ぬ寸前、俺を恨ンじゃいないどころかー……、その口の動き見て、濁る目ェ見て、なんか、心臓痛くなッた」 「あンとき、俺、多分まともだった。きっと」 (-265) 2021/10/14(Thu) 2:00:05 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフさらりと言われてしまった言葉に感じるのは少しのくすぐったさとそれ以上の嬉しさだ。 「……ふふ、なら。もっと君がいてほしいんだと、いるべきなんだと、高らかに叫んでみようか、ナフ」 冗談の割合がどれくらいかは定かではないが、当然ながら本気が多大な割合を占めている言葉だ。……それこそ、これからやるべきことや行かなければならない場所がなければ、行動に移そうと思っていたのではないかと思えるほど。 一歩、二歩とあなたの先を歩いてから、思考が必要そうであれば立ち止まるのも視野だと言わんばかりに足を止めた。それからあなたの言葉を聞いてこちらも思案する。 「アンタレス様は何と? いや、聞くべきはこれだけではないか……アンタレス様と君はどういう関係があって、君は心臓がどう痛くなった?」 男は考える。あなたに罪悪のようなものの輪郭があの時見出せたのであれば、こちらからの定義はぎりぎりまで避けたいところ。 (-269) 2021/10/14(Thu) 3:01:59 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「ンンンンン……そーくるかァ……悪くねェー……タチ悪ィ……」 そういうことじゃないんだと、きっとあなたは分かっているんだろう。それでも本気が濃厚に思える言葉に、思わず唸った。 ……不覊奔放を翻弄するとは。恋愛とはなんとままならないものなんだ。 足を止められれば、すぐに足は止まってしまった。思考、行動、言語、どれか一つずつしか上手く出来ない男だ。 「……5日目が終わるまで、俺とアンタレスはゲーム上の協力者として取引してた。俺は5日目までアンタレスの味方だった。5日目は終わって、騒動が始まった。俺はアンタレスの味方じゃなかったが……なかったのに……。 アンタレスは、……、いや、ナイショにしとく」 貰った言葉は伏せた。大事に懐に抱え込んで。 それはそれ、として。男の中では矛盾はどこにもない。約束を違えたわけでもなければ、裏切ったつもりもない。なのに、思い出すと、胃の中に鉛を飲んだような気分になるのだ。 「これがまともだとしたらァ、まともなヤツらッてェ、しんどいンだなァ」 (-270) 2021/10/14(Thu) 3:19:58 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフいていいと、存在していいのだと、そういう証のようなものを考えてもよかったが。そこはあえて口にしない。 止まったあなたに近寄って、絡めたままの指に少しだけ力を込める。 「ああ、なるほど。そういうことだったのか。ああ、君が抱えていたい言葉は抱えているままでいい。……アンタレス様が死ぬのが嫌だったのか、それとも……どうだろうな」 男はあなたの心情に完璧に理解することはかなわなかったものの、付け足された言葉についてはひとつ頷いた。 「……ああ、そうだな。殺すのも殺されるのも怖いんだ、そうして苦しくてたまらなくなる」 (-271) 2021/10/14(Thu) 3:37:09 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノぎゅ、と指に力を込める。馬鹿力にならない程度に。 「……アンタレスは、俺の話した中で、一番まともで、真っ当だった。でも、……死ぬのより、俺を殺すのが嫌だった、ようにも、見えた。聞いてねーから、ホントのとこは分からンけど」 ぐ、ぐ、と言葉の塊を反芻する。吐き出し掛けたものを飲み込んで、噛み砕いて、また吐き出す。 肯定と、返ってきた言葉に息をつく。 「俺ァ、もー、完全にまともにはなれン。殺すのも殺されるのも楽しい気持ちは捨てられン。でもちょっとだけ、まとももあった………」 「難しいなァ。せめてまともの皮だけでも被れりゃなァ。普段は、悪魔でもいーンだけど」 (-273) 2021/10/14(Thu) 3:49:32 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「そうか……アンタレス様はどういう形であれ君を思われたのかもしれないな。自らの死を受け入れてまで他者の生を望める人間は少ない、本当にまともで……少し、自己献身あるいは自己犠牲をお持ちなのかもしれないな。……この監獄の中でも極めて珍しい、いや、その精神をお持ちだからこそこんなところにいるのかもしれないが……」 他者を慮れる人間はこんな場所なのだからかなり少ない。自分から見た彼は無害なだけで腹の内が探り難い静の人だったが、あなたから見たらまたそれも異なるのだろうと考えながら。 「悪魔一辺倒でない、まともがある……まともの皮になり得るものがあるなら少しは早いか。どう被ってみようか、ナフ。 私のように感情を伺わせないことでまともかどうか判別させない手法、ルヴァのように一般的な反応を表現することでまともな振りをする方法、……他にも色々あるとは思うがね。 更に言うならば、『まとも』の皮をどこでどう用いたいか次第では、実際にその点だけまともになれるか挑戦してみるのも手ではあると思う」 (-277) 2021/10/14(Thu) 12:49:40 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 知情意 アマノ「……俺の生を望ンだ、てより、殺すこと自体が嫌だったンかもなァとも思う。それはそれで、こンなとこにいるの珍しいンだけどよ」 男だって、自分が見たものや感じたものを全てだとは思わないが。自分の血を浴びて眉を顰める様などは、特にそう思えた。 「俺ァよ、」 どうまともでありたいか、と問われて、言葉を選びながら口を開く。 「……なンて言ったらいいかね。実害がなくなりてェ。 悪に、悪魔よりは自分はマシッて思わせてェ。そーやって誰かの腹の内を宥められりゃ、きっと俺だって存在する意味がある」 「でも実害があったら、それは一気に害悪になるから、殺していいとき以外は、この欲を抑えておきてェ。抑えるのに、まともの皮が一番使えンのかなッてェ、思った」 (-278) 2021/10/14(Thu) 14:10:37 |
【神】 不覊奔放 ナフ「………うーん」 悩む声ひとつ。 「じゃあ、そろそろ俺に入れる?頑張る元気がみんなにありゃ、の話だけどォ。 俺が処刑されてェなーッて理由、前言ったのと変わらンし。ショーにしてくれる元気あるなら、俺に入れていーよ」 (G2) 2021/10/14(Thu) 14:13:33 |
ナフは、輸血パックvilを貰いに行った。 (a113) 2021/10/14(Thu) 14:15:39 |
ナフは、うわっ出た。 (a114) 2021/10/14(Thu) 14:15:52 |
ナフは、どうしよう、になった。 (a115) 2021/10/14(Thu) 14:16:34 |
ナフは、ミンをいいなーって見ている。 (a116) 2021/10/14(Thu) 14:26:15 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 紅月夜 チャンドラこれはなんか都合の良さそうな時間の隙間。 ぴょこ、とあなたの様子を窺うように見つめる男がひとり。 あなたと話したそうではあるが、若干遠慮がちというか、そわそわしている。 都合が悪ければ、無視しても構わない。 (-279) 2021/10/14(Thu) 14:39:57 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィスこれはどこかしら都合良さそうな時間の隙間。 物陰からあなたの様子を窺うようにこそこそ見つめる男ひとり。 都合が悪ければ、無視していたらどっか行くだろう。 (-280) 2021/10/14(Thu) 14:41:57 |
ナフは、もう一回おやつチャレンジ。鮮血vil (a119) 2021/10/14(Thu) 14:43:11 |
ナフは、どうして……!?になった。 (a120) 2021/10/14(Thu) 14:43:30 |
ナフは、ダビーがこの場にいたらどっちもくれてやりたいのだが、いない。 (a121) 2021/10/14(Thu) 14:46:57 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ「……あれ?どうしたの、ナフ。そんなところで」 そわそわした貴方を見つけると目をぱちぱちと瞬きして。 いつもと変わらぬ様子で声を掛けるだろう。 (-281) 2021/10/14(Thu) 14:48:35 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフぷー。 煙草の煙で獣って逃げるんじゃないのかなと思ったけれど、よく考えたら獣でも煙草でもなかった。 「……貴様が月兎でなければ殺させてやっても良かったがね。 システム上選んでも仕方ないのだ、襲撃は諦めたまえ」 ひら、と手を振った。 タイミング的に、狼の様子を聞きに来たのかなと思ったのだ。 (-282) 2021/10/14(Thu) 14:49:54 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 紅月夜 チャンドラいつもと変わらない様子に、少し肩の力を抜いて寄ってきた。 ただなんか、じり……とはしている。 「……… まだ兄さンて呼ぶの許される…? 」おずおずと声に出したのはそんな言葉。どうやら男なりに、しでかしたことの大きさは理解しているようだった。 (-283) 2021/10/14(Thu) 14:52:28 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ貴方の様子をみて、ああ、と声を漏らす。 けれど、兎はすぐに笑顔になって。 「もちろん。君が飽きるまでは、いくらでも呼んで欲しいな?」 (-284) 2021/10/14(Thu) 14:56:00 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 墓守 トラヴィス「………うン?」 聞こえた言葉は全然全く意識にもなかったものだった。いや、勿論盗み聞いてはいたのだが。 「襲撃で死ぬならァ、まァ、それもよかったけど、俺はショーになりてェしな」 とりあえずの返事をしつつ、ちょっと寄った。獣でも煙草でもないので寄れる。 なんとなく遠慮がち、というか、にじり寄る雰囲気はある。じり…… 「……まだセンセェて呼ぶの、許される?」 本題は、こっちだ。 (-285) 2021/10/14(Thu) 14:56:50 |
【秘】 不覊奔放 ナフ → 紅月夜 チャンドラ返事を聞いて、パッと表情が明るくなった。 飛び込むようにハグしにいく。避けようと思えば避けられる程度の強さには加減して。 「愛想尽かされたかなーッて思った」 (-286) 2021/10/14(Thu) 14:58:53 |
【秘】 紅月夜 チャンドラ → 不覊奔放 ナフ「あは♡僕の愛想、結構潤沢だから。 ………大事なものをものすごく脅かしたりしなければ。 それに、君の事も可愛いって思ってるもの。大丈夫」 飛び込むようなハグを躱す事はなく。受け止める時、貴方が回避しないならば、一時的に重力を軽く。そのまま勢いを利用して、一緒にくるりと回ってしまおうか。 (-287) 2021/10/14(Thu) 15:04:52 |
【秘】 知情意 アマノ → 不覊奔放 ナフ「なんでそんな方がこんなところにいるんだ……」 監獄のことでもあり無礼講のことでもあり。あの面倒そうな様子を見るにそういう立場になりやすい人なのだろうと思考する。 それからあなたの言葉を聞いて暫く押し黙り、先程よりも長く思考を巡らせて。数度の瞬きの後に視線をあなたに戻す。 「……制御下にあるからこそ実害がないが、制御を失った本質が悪魔であるが故に『アレよりはマシだ』と思われる……という立ち位置ならばひとつ思いつくものがある。私やアスカの立ち位置、ペットもとい看守様に仕える立場だな。 看守様の仕事には脱獄犯やエリア内反抗の制圧も含まれてくる。そういった場であれば殺すことを楽しんだっていいし、君が曝け出す悪魔の一面を見て『アレよりはマシだ』と思わせることも可能だろう。 ……ただ、主人の当たり外れはかなり大きいし、そもそも主従を持とうとしない看守様も多い。 チャンドラ様は安心して薦められるのだが……私の一存では決められないな。もしそちらを目指すのなら聞いてみるといい」 (-288) 2021/10/14(Thu) 15:05:11 |
ナフは、流石にシャトクッキーと血を交換は申し訳なさすぎる。ミンが血を飲むひととかなら別だけど……! (a122) 2021/10/14(Thu) 15:06:14 |
【秘】 墓守 トラヴィス → 不覊奔放 ナフ「……」 煙草を挟んだままの右手で、ぐ、と己のこめかみを揉んだ。 「……学ぶ気があるのなら。 でも、貴様は悪魔となることにしたのではなかったのか?」 目を細めた。 「悪魔に教師は必要ないと私は踏んでいるがね。 私は君から何を学ぼうとして、その名を呼ぶ」 (-289) 2021/10/14(Thu) 15:06:58 |
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