![]() |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン― そうして ― [愛しい彼女の力で、俺は現世に実体を持つ事ができた。 ちょっとやり方に手間取ったり思ったよりこっちの世界の空気が得意じゃないみたいで、逢いに来るのが遅くなっちゃったけど。 約束を果たす為に、彼女のもとへ。 まわりの目なんて気にしない俺に、 彼女も俺だけを見てくれて、 抱擁もキスも、約束も受け入れてくれた。 彼女の「愛してる」は 彼女が一向に口にしていなかった「好き」よりも 優しく俺の胸を包んでくれた。 温かい本物の身体に、 一縷の淀みもない言葉、まっすぐな口付け…… これだけでも来てよかったと思ったのに、 これからはもっと一緒にいられるなんて、夢みたいな話だ] (2) 2025/04/19(Sat) 23:01:53 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[彼女の本分を思って「今夜もまた逢いに来るね」って 夢で逢おうという旨を伝えたのに。 彼女は少し言葉に迷った様な仕草をした後、 蠱惑的な笑顔でこちらを誘って来た] ―――、 [そうだ。 俺は夢魔だから、 家族のいる家に暮らす少女を夢の中で抱く事もできれば、現実の彼女の寝室に音もなく忍び込んで押し倒す事もできる。 彼女の言う「夜」に、 どちらの意味も含まれているだろうという事を理解すれば、 俺が本当にしたい事は、ひとつに限られる] (3) 2025/04/19(Sat) 23:04:28 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオンこれが本当に夢じゃないって、 君に知ってもらうにはいいかもね。 [彼女はそんな心配していないだろうけど、 きちんと理解して、感じてほしい。 不意打ちで、隣を歩く彼女の髪に鼻先で触れ、耳元で囁く] 咲夜…… 君の本当の身体は、 まだ処女だからね? [だから痛いかもしれない、と でもそれも貰う、と暗に告げる。 ふふ、と口元に笑みを浮かべながら身を離した俺の瞳は 一人の男として、今夜を楽しみにしていると言っている。 彼女とはもう少し話をする時間はあったかな、 咲夜の家のやってる事業についてとか…… いずれにせよ、一旦分かれる時は来たが 夜にまた逢えると思えば、淋しい気持ちはなかった] (4) 2025/04/19(Sat) 23:05:38 |
![]() | 【人】 夢魔 イルシオン[―――そして夜。 家族は寝静まっていたかな。 咲夜は、どんな格好で部屋で待っていてくれただろう。 魔界から鏡で確認する事なく(後のお楽しみ) 彼女の部屋に降り立ったが、 彼女の様子はどうだっただろう。**] (5) 2025/04/19(Sat) 23:05:59 |
夢魔 イルシオンは、メモを貼った。 ![]() (a0) 2025/04/19(Sat) 23:13:05 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[ぴったり隣に並んでも、肩の位置は並ばない。 少し身を屈めたイルシオンの鼻先が、 髪をさらりと掠めた。 密やかに打ち明けられたことは、 あたしの目を丸くさせた。] ………ぇ、ほんとぅ? でも、身体………、 [言葉を切って、飲み込んだ。 だって、そんなこと言えない。 現実のあたしの身体も。 イルシオンに夢で抱かれるたび、 感じやすくなっていくのは薄っすら気づいていた。 目を覚ましているときでさえ、 どうしようもなく身体が疼くことも増えた。 けど──彼との“初めて”の後に目覚めた時、 確かに痛みはなかった、…と思う。] (7) 2025/04/20(Sun) 2:41:38 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[イルシオンにはもう、 あたしのいろんな初めてをあげてる。 手をつないで、キスをして。 あたしの身体の弱いところ、 柔らかいところ、 誰も触ったことのないところ、 いっぱい可愛がられた。 でも。まだ彼にあげる“初めて”が 残ってたなんて。] んん……、 [見上げた顔はもう、少しだけ早い夜の顔だった。 そっと視線を逸らして、肩口に垂れた毛先を くるくる指で弄びながら、曖昧に応える。] (8) 2025/04/20(Sun) 2:48:39 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[このまま真っ直ぐ行くと、家まで すぐ着いちゃうから。 つないだ手を、違う方向へ緩く引く。] …まだ。 夕ごはんまで、時間あるから。 遠回りしてこ? [気恥ずかしかった、のと。 少しでもお別れの時を引き伸ばしたい気持ちで、 話題を変えた。 昨夜は話す時間が足りなかったうちの事業のこととか、 もう知ってるかもな家族構成のこと。 近々紹介するね、って話してたら、 まだ先がほんとにあるんだって実感が湧いて。 笑って、また夜にねって言えた。] (9) 2025/04/20(Sun) 2:52:23 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[その夜は。なんとなーく、いつもより じっくりお風呂に入って、ローズ&ハニーの 甘い香りのボディクリームを爪先まで塗り込めた。 下着を選ぶのに少し迷ってから、 買ったばかりのゆったりした リブカーディガンとショートパンツの セットアップを、その上に身に着けた。 今までイルシオンの前で着てないのが いいかな、って。 淡いピンクなのもいいなって思ったから。] (10) 2025/04/20(Sun) 2:59:27 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[自分の部屋でひとり、 所在なくラグに腰を下ろして、 背後のベッドに軽く凭れかかった。 剥き出しの膝を抱えて、顎をのっける。] どうしよ……、 すること、なくなっちゃったんですけど。 [こゆとき、何して待ってたらいいの? 筋トレしたり単語帳見たりする気分じゃないし。 いつもは、眠れば逢える。だったから。 どんな顔して起きてたらいいのか分かんない。 ってゆうか夜って曖昧だよね? いつ来るの?? ……ほんとに、来るのかな?] (11) 2025/04/20(Sun) 3:03:44 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[イルシオンが来ないんじゃ、って 疑ってるんじゃなくて。 男のひとが。真夜中に。 あたしの部屋に???] ……どう、しよう。 [さっきとはニュアンスの違う、 “どうしよう”が滑り出た。] あたし、とんでもないこと──…… [こっちの世界でもイルシオンに逢えて、 これからも一緒に居られそうで、 一晩だって離れたくない、って 思っちゃったから。 あっちの世界では、…あたしの部屋で、って 何度かあったけど。 でもでも、もしかしなくても、 あたし今から凄いことしようとしてるんじゃ──?] (12) 2025/04/20(Sun) 3:06:55 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[爪先が見え隠れする長い袖で両頬を押さえてたら、 ふっと気配が、部屋の中に増えた。] …… イルシ、オン? [逃げたい気持ちでもあったのか、 ドアを見つめてた視線をそっと動かす。 ───ああ、ほんとに。イルシオンだ。] (13) 2025/04/20(Sun) 3:09:22 |
![]() | 【人】 黒羽 咲夜[このひとといると、あたし。 よく、泣きたいのか笑いたいのか わかんなくなっちゃう。 胸がきゅうっとなって、幸せで、 今はちょっとだけ苦しい。] えっと。……あの、 いら、っしゃい………? [あたしの世界まで来てくれて。 ようこそ、っていう方が ふさわしかったのかもだけど。 イルシオンがあたしの部屋に来てるんだって 意識したら、つい。 おずおずとそう口にして、上目遣いで彼を見上げた。**] (14) 2025/04/20(Sun) 3:11:04 |
演じたいキャラクターを選び、発言してください。
ルールをよく理解した上でご参加下さい。
※希望能力についての発言は控えてください。
2025/04/30(Wed) 13:00:00までに開始しなかった場合、この村は廃村となります。
ゲーム参加希望者はログインして下さい。
見学枠は定員に達しています。